王宮騎士のスタンがそれを見たのは、まったくの偶然だった。見つけたのは、雲間の月が美しく照らす深夜の庭園で睦みあう男女の姿。
王宮の庭園でなんと破廉恥な……憤慨するスタンに気付いた男は、さらに驚愕の事実を突き付けてきて……。
本作は男女
の近親相姦に重きを置いた話です。
苦手意識を持つ方は閲覧しないでください。お願いします。
後、内容的に、三角関係ではなく横恋慕です。
毎朝四時更新の連作。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 04:00:00
12414文字
会話率:19%
長く他国との争いもなく、平和だったカメリア王国にたらされた不穏な翳り。それは、現王の寵姫に相次いで子が誕生したことだった。
第一王女ユリアと第二王女ダリア。
半年しか年の違わぬ異母姉妹はしかし、決して昔から仲が悪かったわけではない。
た
だ……ユリアを想う騎士アルベリッヒの存在が、二人のあり方を変えた。
愛した人のため……大人になって生まれた<情>と、それぞれの決意が、描いていた未来を変える。
やがて訪れた争いの終幕。
他国で目覚めたユリアは、すべての記憶と光を失って……。
甘さは皆無。
不定期連載。
完結未定。
多分長くなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 04:00:00
39103文字
会話率:19%
『ベティです。よろしくお願いします』
平民には下の名前が無い。自分の名前を言うだけの簡単な自己紹介をすると、彼女は完全無欠な笑みを浮かべ、薄い色素のしなやかな腕を私に差し伸ばした。
『デビーでいいわ。これからよろしくお願いしますね』
そ
の奇跡のような見た目に私は嫉妬を通り越して感動すら覚えた。
そしてその日を境に私を取り巻く環境は激変した。新しい家の半分血のつながったお姉さまがくれたクマさんは、私の生涯の宝物となった。
やがてお姉様は王太子と婚約し、次々と政策を打ち出した事で賢妃と呼ばれ、王国は最盛期を迎えた。しかし私の長年抱いていた懸念が、悪夢が、徐々に輪郭を帯び始めて現実世界に顕現し始めたのは、まもなくのことだった。
『お前たちは今すぐ帝国に亡命する準備を始めろ。わしは……わしも連座で首が飛ぶかもしれん……その前にまずはお前たちだけでも逃げるんだ!!』
『待って、どういう事? 亡命?? 何を言って――』
そして私が絶望に打ちひしがれていたところに、更に追い打ちをかけられることとなった。
『死んでしまえ!』『この野郎!』
『アンタさえいなければ!』『恥を知れ!!』
どうして。
なんで。
『火を放て!』
そして燃え上がるような恋慕が私の身を焼く。ああ、神の如く尊くあらゆる宝石よりも美しい、私の唯一が、すぐそこにいるだなんて!
『ねえ、お姉さまーー王太子殿下って、さぞ素敵な御方なんでしょうね?』
これは、やがて欲しがり妹と姉に言われるようになった私が、本当に欲しいものを見つける物語。
それを手に入れるためなら、私は何でもする。たとえそれが私の身の破滅を招こうともーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 22:48:11
22053文字
会話率:26%
「ダイヤ王国女王ソフィーリア・ラウンドルフ・フランシス。貴女との婚約およびダイヤ国とスペード夜王国との同盟を白紙に戻させてもらう」
婚約者であるシン・フェイ王子に裏切られ、ダイヤ王国ソフィーリアは悪役女王として国を滅ぼし殺される。13回目の
タイムリープも彼女が即位する18歳から繰り返すと思ったら、まさかの8歳からのスタート!?
フェイ王子との婚約破棄が運命の転機と気づきソフィーリアは「恋なんかしない」と決意。13回目は恋慕の情は捨て「ダイヤ王国の滅亡を回避する!」そう決めたはずなのに「ソフィ、私を選んで欲しい」なぜか猛烈なアタックをかける婚約者のフェイ王子。「この人、本当にシン様?」と困惑している間に、外堀も埋められて婚約してしまう。さらに学でフェイ王子と一緒に暮らすなんて今までなかった展開に発展。
ソフィーリアを悪役女王に仕立て上げた聖女の姿も不在?12回目までと全く異なる展開に、いつの間にか隣国の皇太子や王子たちに求婚されまくることに。
※以前投稿していた内容から話数など大幅に変わってしまったので、リメイクし直して投稿し直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:18:11
103360文字
会話率:42%
無能の姫君、槍を手に後宮を舞う!
佳国皇帝の末娘、璃月(りげつ)。
母方の一族が使う〈夢見〉――予知夢の能力を期待されて育った璃月だが、どうやら無能らしい。
失意の璃月は武官である兄公子の真似をして槍に精を出す毎日だ。
その璃月も十五歳
。どこかに降嫁する日も近いだろうに、幼い振る舞いは変わらない。
璃月を後宮の門の外から垣間見ては恋慕をつのらせる兄の副官・暁霄(ぎょうしょう)の想いに気づくはずもなく――。
そんなある日、兄と母の夢にあらわれた〈黒い蝶〉。
後宮の陰謀に気づいた、おてんば公主・璃月。
暁霄や兄たちと共に夢にあらわれた謎を追う!
※実際の歴史上の人物・国家とは関係ありません。あくまで空想の国や制度を設定し書かれた物語です。
※スターツ出版1話だけ大賞/最終選考ノミネート作品「天啓の公主は暁を夢見る」をもとに構成し直しています。
※スターツ出版文庫byノベマ! にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 19:43:53
33453文字
会話率:47%
曹操の孫である曹叡に妻となるはずだった王元姫を横恋慕された司馬昭でしたが…運命の相手は意外なカタチで彼の前に現れました。
※この物語は作者が史実を参考に考えて書いたオリジナルの物語になります。※
最終更新:2025-07-03 17:08:53
724文字
会話率:46%
カステヘルミは公爵家の次男オリヴェルの元へ嫁ぐことになったけれど、オリヴェルは幼い時から共に育ったユリアナへの恋慕でこちらを見ようともしない。公爵家の長男もユリアナに夢中なようで、初夜で放置をされたカステヘルミは、ユリアナを間に挟んでお茶を
楽しむ公爵家の兄弟を見て、自分が窮地に追い込まれていることに気が付いた。これはユリアナと一言でも話せば、ないことないこと言われることになり、やってもいないことをでっち上げられることになるだろう。公爵家の人々はユリアナを溺愛しているので、誰を信じるってユリアナを信じるのは目に見えているもの!!しかも!しかも!ユリアナは公爵家の二人の息子に対して、恋人のような妻のような素振りで接しているの。ユリアナ様は恐らく『一妻多夫』を望んでいるのでしょうし、公爵家の二人もそれで良いと考えているのでしょう。真実の妻がいると言うのに、お飾り程度の女なんか抱けるか!!ということで放置されたということでしょう。それなら私、是非とも皆様を応援したいと思います!!一妻多夫大いに結構!!今、カステヘルミの大逆襲が始まる。完結お約束! カクヨムにも更新しております!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:00:00
445501文字
会話率:49%
濃い霧の立ち込める、とても深い森の奥。
ある一人の魔女が住んでいました。
魔女はとても怖くて恐ろしいです。
我こそはと勇敢な人たちが次々と立ち上がり魔女に挑みますが、みんな武器を取り上げられ、泣く泣く追い返されてしまいます。
でも魔女は決して戦いが好きとか、誰かを困らせたくてそうしているわけではありませんでした。
実をいうとその魔女は、ある秘密を抱えていたのです。
それは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 16:41:04
547631文字
会話率:20%
戦国時代、蝮と言われる斉藤道三が美濃を制覇し、娘・濃姫(胡蝶)が道三の娘として生まれ、政略結婚をし人質同然に信長の妻となり、そこで自らの運命を信長と共に生きていく事に楽しみを覚える。しかしながら濃姫と信長の間にあるのは夫婦の恋慕などではなく
、戦友のような絆。信長の残虐性とカリスマ性に惹かれ、支えていく事を選んだ濃姫。
「私はこの狂気を発する男を最期まで見届けよう」
そう決心する胡蝶。
濃姫の視線で物語は進みます。
歴史上の出来事は踏まえておりますが、多分に作者の主観が入っております。その辺りは「あれ?」と思っても流して下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:10:00
103794文字
会話率:36%
大罪人、ヴィクター・ヴァルプルギス。過去にひとつの大陸を沈め、世界を恐怖に染め上げた魔法使いは、四百年を孤独に牢で過ごして現在……一人の女性、クラリスに片思いをこじらせていた。
冒険へ出た彼らの目的は、世界の中心である大都会を目指すこと。
しかし彼らは旅の途中、行く先々で事件へ巻き込まれ、首を突っ込み、そして……「最高の魔法使い様」と崇められる人物によって、命と引き換えに魔力を手に入れた人間――「魔導士」が、世界各地で事件を起こしていることを知る。
力を持たないただの人間であるクラリスは、信じる正義のためにヴィクターへ共に戦うことを願う。
対してヴィクターは、人助けなんてちっとも興味は無いが――大好きなクラリスへの好感度稼ぎのため、今日もその願いに応えて凶悪な化け物相手に魔法を奮う。
生まれてこの方六百年。恋愛遍歴ゼロ。
これは初恋一年生のピュアさと、天性の凶暴さを兼ね備えた魔法使いが、冒険と人との出会いを通して少しだけ成長するお話。
※作品はカクヨムにも掲載しています。
エピソードタイトルには、カクヨム掲載時の小見出しタイトルを使用しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 23:10:00
522825文字
会話率:40%
ある出来事から卑屈な面がある主人公と、その主人公に苦心する親友と幼馴染たちの話。
最終更新:2025-06-30 01:26:12
27499文字
会話率:34%
留学に参加しただけのとある男女のすれ違い。
ある程度実話。
最終更新:2025-06-27 01:00:52
813文字
会話率:0%
伯爵令嬢ラシャは、幼馴染みの男爵令息エアラスのことが大好きだ。
しかし公爵令嬢ミランダには、それが面白くないらしい。
ミランダは難癖をつけ、ラシャとエアラスを引き裂こうとする。
最終更新:2025-06-20 09:29:33
4541文字
会話率:53%
辺境で暮らす被差別民族の少女アーテは、悪逆非道の帝国が行った奴隷狩りによって幼馴染みの恋人ロカと引き離されてしまう。
奴隷の身に堕ちたアーテは、その美貌と性格を気に入られて皇帝に飼われることになった。
アーテは自分に執着する皇帝に嫌悪を示し
、現状を打破するべく自分にできることを探し始める。
一方その頃、ロカはアーテを取り戻すために打倒帝国の旗を掲げ、世界に革命を起こそうとしていた。
※ヒロインおよび主要な女性キャラクターが同意のない性行為を強要されている描写があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 19:41:09
209904文字
会話率:42%
『蛮獣の中でも力の強いものは、人間に取り憑いてその欲望を糧にし、心を食らいつくしてしまいます。
そのため、時には国家の存亡に発展しかねない脅威となることもしばしばあります。
蛮獣にお困りの方、あるいは蛮獣に取り憑かれた人間にお心当たりのある
方は、聖務局までご連絡を。
ただちに異端審問官を派遣し、迅速な解決をお約束いたします。
イーヴェ永世中立聖教国聖務局』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 11:07:05
16459文字
会話率:44%
【堅物正義漢×不遇儚げ少女、じれじれ両片思い】
大正時代。
医学生の侃爾(かんじ)は、昔弟に大怪我を負わせた女、シイと再会する。彼女にひどく当たり、暴力を振るった侃爾はある日、シイが身を投げしようとする場に遭遇する。
瞬時に彼女を助けてし
まった侃爾は、身投げを延期すること、その間、血や傷の苦手な自分の創傷処置の練習相手になることを命じる。
神経衰弱が原因で周囲の者に暴力を振るわれるシイの体は傷だらけで痛々しい。侃爾は怖気づきながらも必死に彼女の手当てをし、その行為を通してシイの不遇な境遇や悲しみや孤独に触れていく。
同情とともに生まれ始めた恋慕に、侃爾は不器用ながらもシイを気遣い始める。しかし、彼女のことも想っているのは弟も同じで……。
【登場人物】
・藤村侃爾(20):医学生。堅物正義漢。血や傷が苦手。弟に大怪我をさせたシイに復讐したい。
・シイ(18):神経衰弱と噂されひどい虐めにあっている不遇のヒロイン。心優しい。自殺願望あり。侃爾とは同郷。
ー・ー・-・ー
差別的な表現が出てきますが物語上の演出として書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 13:41:03
125059文字
会話率:32%
耳鳴りが始まったのは、いつからだっただろうか。
否、正確には――耳鳴り「という言葉でしか括れぬ何か」が、僕を蝕み始めた時のことを、僕自身がよく覚えていない。朝の街を歩いていたときか、夕暮れの駅で、誰かの罵声を遠巻きに聞いたときか。あるい
は、それよりずっと前、母の胎内でさえ、既にその「ざらついた残響」は響いていたのではあるまいか。
ヴィジュアルスノウ。
視界に走る白い砂嵐。
目を閉じても、まぶたの裏でさえも消えない雑音の粒子。
それは、ただの病だと医者は言う。脳の誤作動、視覚皮質の異常な興奮。
だが、僕には信じられない。
あれほどに確かな“意味”を持ったノイズが、ただの電気信号の誤作動などで済まされてよいものだろうか?
街を歩けば、人の顔が溶けていく。
電車の窓に映る自分の輪郭さえ、まるで濁った水に描いた炭の絵のように、曖昧で、醜くて、崩れている。
それでも、僕には見えてしまうのだ。
――薄汚い「人間」の姿が。
偽善の笑顔に宿る、打算の軌跡。
親切の裏に潜む、支配の欲望。
恋慕の眼差しの奥でうごめく、破壊への衝動。
そのすべてが、白い砂粒となって視界を侵し、金属音めいた耳鳴りとなって僕を貫いてくる。
これは病か。
それとも――啓示か。
神よ、答えてくれ。
なぜ僕だけが、こんな世界を「見せられて」いるのだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:43:32
1104文字
会話率:3%
【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:16:51
493302文字
会話率:59%
【あらすじ】
月の固定。異形のバケモノの出現。
そんな未曽有の危機の中心地となった集落「クライヤマ」。
最初に襲撃されたその場所から生還した少年「ユウキ」は、
自身の想い人である「日の巫女」が、クライヤマそのものが、
世界から「邪神」と認
定され始めている事を知る。
クライヤマの——否。
日の巫女の潔白を世界に示さんと、彼は月を解放する旅に出る——。
【主要人物紹介】
ユウキ:クライヤマ出身の少年。日の巫女である少女リオに想いを寄せる。巫女として崇められる彼女を唯一、一人の少女として見ていた。彼女が邪神と認定されることに激しく抵抗し、潔白を証明せんと旅に出ることを決意。
リオ:クライヤマで「日の巫女」として崇められていた少女。占いなどの力を持つが、それらを総称して「太陽の加護」と呼ぶ。巫女という役割に誇りを持つが、幼少からの友であるユウキには意外な一面を見せることも。
アインズ:ブライトヒル王国騎士団、第一部隊長を務める女性騎士。物腰柔らかく、仲間想いな性格。王の命令により、ユウキの旅に同行することとなった。
ツヴァイ:ブライトヒル王国騎士団、第二部隊長を務める男性騎士。アインズとは逆に、どこか冷たさを感じさせる人物。
【投稿サイト】
小説家になろう の他 「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:10:28
352503文字
会話率:45%
タイトル案
①婚約者のいる友人に横恋慕してる時期侯爵と、訳あって婚約することになりました。
②契約結婚っぽいやつ
①はそれっぽすぎてハードル高くなりそうだからやめて、②じゃあんまりなのでやめました。
―*―*―*―*―*―*―
ごくごく
稀に、常人の5〜10倍の魔力を持つ、異端者が生まれることがある。
強すぎる力のせいで、畏怖と隔意を向けられる彼らのことを、人々は 天恵持ち と、呼ぶ。
これは、天恵持ちふたりの不器用なラブストーリー。
―*―*―*―*―*―*―
※登場人物がちょっとチートくさいです。(チートではない)
※なんちゃってボクっ娘成分が含まれます。
※作中の設定はすべて、なんちゃってとなんとなくで出来ています。
※文才のない、なろう初心者が書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 17:08:49
94747文字
会話率:36%
目が覚めたら、目の前にやたら綺麗な天井が広がっていた。重そうな天蓋付きのベッド。やわらかいシーツ。広すぎる部屋。そして――鏡に映るのは、金髪縦ロールの美少女だった。
中身・三十五歳のおっさん、佐藤健二。ゲームもアニメもまったく興味のない、
定時後のビールと競馬を愛するサラリーマンだ。昨夜、急な残業で遅くなった帰り道、横断歩道で車に撥ねられた記憶が最後だった。
――まさか死んだのか?
そしてなぜか転生している。どう見ても貴族のお姫様然とした外見。だが、部屋の本棚に並ぶ書籍や日記から分かったことがある。
この世界は、いわゆる乙女ゲームの世界。しかも自分が転生したのは、ヒロインの恋路を邪魔する典型的な「悪役令嬢」アリシアだった。
アリシアは原作では王子を横恋慕してヒロインをいびり、最後には婚約破棄されて国外追放されるという散々な結末を迎えるキャラらしい。だが健二、おっさんなりに考えた。
その日から、アリシアの奇行が始まった。
これまで高慢ちきで嫌われていたアリシアが、急に庶民派ムーブをかまし始めたのだ。毎朝庭を掃除し、使用人たちにも丁寧語。家庭教師にも積極的に質問し、休み時間には下級貴族の令嬢たちと庶民グルメ談義。
だがそれが意外にも評判を呼んだ。学園内では「アリシア様っていい人?」という風潮がじわじわ広まり、みんなと仲良くなってしまう。
ところが、物語はそんなに甘くなかった。
原作どおり、王子殿下がリリィに恋をし、婚約者であるアリシアに冷たくなっていく。
そして、あのイベントの日が来た。舞踏会での婚約破棄宣言。原作では、アリシアがヒロインを引っ叩いたあとに、王子が激昂して「お前とは婚約破棄だ!」と叫ぶシーン。
おっさんアリシアは、深呼吸して会場の中央に立った。
王子とリリィが目を丸くする。
動揺する王子をよそに、アリシアは軽く一礼した。
「婚約は、今日限りで結構」
――中身、おっさんですから。年の功ってやつよ
その夜、使用人のリサが涙目で言った。
追放エンド? 上等だ。自由に生きられるなら悪くない。
舞踏会の翌日。屋敷を出て旅に出る彼女の前に、一人の青年が立っていた。彼の名はユージン。侯爵家の三男坊。
「俺と一緒に、商会を立ち上げませんか?」
こうして――元おっさん令嬢のアリシアは、商会の共同経営者として第二の人生を歩み始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:20:00
16597文字
会話率:47%
「僕」は駆け出しの頃憑依型の俳優である「彼」のパートナー役となった。役では互いに相棒でどんどんと親密になっていく仲に「僕」はやがて「彼」にたいして特別な感情をいだくようになり……。
最終更新:2025-06-01 15:45:33
1867文字
会話率:34%
日本から西洋風の異世界に転生したローゼリアの物語。幸か不幸か、前世の記憶は彼女に何をもたらせてくれるのか。
ヒロインのローゼリアは前世の『香帆』の記憶を持って生まれ、消せないでいた。過去の恋人への恋慕と今世の婚約者への好意。揺れ動く中で彼
女に待っていたのは婚約の解消という悲運だった。
自由奔放な妹ミゼットに全て奪われたローゼリアに婚約者候補が二人現れた。それは年下の少年ハーシェルとオッドアイの青年デミアン。傷ついたローゼリアの心を癒すのは誰なのか。ハッピーエンドです。
アルファポリス様にも投稿中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 21:58:04
16727文字
会話率:34%
この物語は、本編『百合色横恋慕』のアフターストーリーです。
5月27日は主人公の相葉汐音の誕生日ということで、誕生日にちなんだ彼女たちの1ページを描きました。
ぜひ本編のほうもよろしくお願いします。
最終更新:2025-05-27 17:05:35
6008文字
会話率:55%
汐音の18歳の誕生日、恋人の茉莉花がテーマパークに連れて行ってくれると言い出した。
この物語は自作「百合色横恋慕」の降ったり晴れたりケンカばかりの2人がわちゃわちゃするだけのショートストーリーです。
最終更新:2024-05-27 00:00:00
4577文字
会話率:47%
隣の芝生は青いし、隣の花は赤いし、隣の恋人は桜色。
誰かの物は特別素敵に見えるもので……。
恋い焦がれた相手にたまたま恋人がいたのか、恋人がいるから恋い焦がれてしまうのか、『恋人持ち』という乙女フィルターがいつもあたしを惑わせる。
そんな
勝手に恋して勝手に失恋して傷ばかり増やしてしまうあたしの前に颯爽と現れたのは、学年一のモテモテナンパチャラ娘。
「いくらモテモテだろうが、フリーのナンパチャラ娘には興味ないっつーの!」
……だけど頑なな言葉は、とある事件をきっかけに崩れていってしまう……。
これはお嬢様高校の寮を舞台にした、なさそうでありそうな百合物語!
2018/02/22〜2018/04/14 第1章完結
2018/5/15 第2章 連載開始
「小説家になろう」にて連載
作 芝井流歌折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:23:20
425857文字
会話率:53%