あの菅原道真公が、同じ年に唐に渡り「わが朝の学生にして名を唐国にあげる者は、ただ大臣および朝衡の二人のみ」と称えられながら、遠く離れた場所で生き抜いた吉備真備と阿倍仲麻呂の人生を通じて、1200年前に海を渡った人たちの希望と切なさでいっぱい
の日々を語る物語です。「秋の月は、きっと今も昔も変わらず美しい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 16:20:02
250651文字
会話率:46%
今は昔、高野の姫帝が陵に葬られし後、平城の都を遠く離れた陸奥国にて起こりしことがらなり。
この頃、陸奥国にて、怪しきこと多くありなむと語り伝えたるとや。
この物語は、奈良時代末期~平安時代初期に起こった東北38年戦争を題材とした幻想歴史空
想小説です。
戦争ものでもあり、R-15指定です。
時代の関係で、Shift-JISでは表記できない漢字が多く含まれているため、この小説はUTF-8で書かれています。
文字エンコードはUTF-8でご覧頂くことを推奨します。
携帯電話でご覧いただくと表記できない漢字が空白となることをご了承ください。
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登場人物についてまとめてみました。
http://ncode.syosetu.com/n1944ba/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:22:34
388306文字
会話率:18%
坂上田村麻呂を輩出した坂上氏は東漢氏の一氏族です。
坂上氏が奈良時代に中央官人として興隆した一因は、平城遷都との関わりではないかと考えてみました。
最終更新:2012-11-14 20:17:51
3318文字
会話率:8%
六月の登場人物の名鑑です。
最終更新:2012-01-04 22:15:53
3616文字
会話率:0%
時は西暦718年。
奈良の都、平城京が舞台。
ある一人の下級役人が平城宮へ仕事に出かけるところから始まります。
*平城京の舞台を借りたフィクションです。
*史実を無視した部分が多々あります。
最終更新:2022-12-29 20:03:10
8021文字
会話率:25%
時は奈良時代。
都が平城京にあったころの話。
廃都、藤原京の近くに住む農民の娘おてんが兄と貢納品を都に収めに行くことから始まります。
始めて見る羅城門の大きさに目を瞠り、とてつもなく広い朱雀大路に驚く少女。
そこでおてんは自分とは違う隼人(
はやと)という九州から派遣されてきた若者と出会います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 20:57:41
11854文字
会話率:32%
平城京の叫びを聴こう
最終更新:2022-11-16 09:17:48
803文字
会話率:0%
▼挿絵表示(閲覧ページ上部表示調整)推奨です。文字エフェクト(GIF)を導入しています。
▼登場人物は、トーテムと呼ばれる守護霊を操って、さまざまなモンスターとバトルします。
▼舞台は平城京遷都直前の藤原京ですが、異世界の話ですので歴
史や人物は微妙に違います。
▼主人公は、後に奈良の大仏を作らせる聖武天皇(オビト)ですが、その配偶者の光明皇后(アスカ)や県犬養広刀自(ヒロミ)の方が主役っぽく見えるかもしれません。
▼時代設定的に、3人は10歳に満たないはずですが、その歳でダンジョン探索なんてさすがに無理です。ですから3人は12歳という設定にしました。そこは異世界の事とご容赦ください。
▼邪馬台国畿内説を採用していますが、とくに確信があるわけではありません。九州説の方、ごめんなさい。ここも異世界の話と、割り切っていただけたらと思います。
▼全15話、すべて予約投稿済です。平日朝7時に1話ずつ公開予定です。
▼ノベルアップでも公開中です(https://novelup.plus/story/578730081)
▼作中で使用している文字エフェクトはみてみんで公開してます(「文字エフェクト」でご検索ください)。フリー素材としますので、気に入ったものがございましたらご自由にお使いください。
▼現在構想中の長編の、予告編的な位置づけです。面白いと思われた方、ぜひぜひ作者フォローをお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 23:52:10
19851文字
会話率:48%
今度の舞台は奈良時代の平城京。英麻は、急に自分にだけ刺々しくなったハザマの態度に戸惑いを隠せない。そんな中、英麻と五人目の宿主、藤原光明子にメビウスの魔の手が忍び寄る。
※この物語には歴史上の人物や出来事が登場しますが、それらの描写には一
部、作者の創作が含まれています。この点を理解した上で読んでいただくようお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 14:39:53
48051文字
会話率:48%
かつて倭(日本)は、唐(中国)から高度で先進的な政治・文化・技術を学ぶ為に『遣唐使』を派遣した。
『遣唐使』によって倭は繁栄し、『白鳳文化』『天平文化』が花開いた。
また『律令制』に基づく『均田制』『租庸調』『府兵制』等の制度の採用、唐の都
『長安』に倣った『平城京』『平安京』造営により天皇を中心とした中央集権的国家を作り上げていった。
倭が発展を遂げる一方、唐は『安史の乱(755年~763年)』以降、衰退の一途を辿っていた。
晩唐(9世紀半ば~10世紀初頭)
唐に不満を持つ農民による反乱が、各地で起こっていた。
宦官による専横、藩鎮割据、政治腐敗、重税、農民逃亡により、唐王朝は疲弊し、最早『律令制』を維持する事が出来なくなっていた。
そんな政情が不安定な中、≪私≫は≪彼≫に出会った・・・。
≪彼≫との出会いは、≪私≫を変えた・・・。
≪私≫の人生は、変わった・・・。
≪彼≫が、≪私≫を変えた・・・。
≪彼≫との出会いは、≪私≫にとって何物にも代え難いものとなった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 15:27:18
38498文字
会話率:13%
時は1300年前。あおによしとうたわれた都・平城京にて彼らは再会した。藤原不比等の四人の男子、ご存知「藤原四子」の三男・藤原宇合。遣唐使にも選ばれた法律のエキスパート・大倭小東人(やまとのこあずまひと)。そして、数多くの歌を万葉集に残した異
色の歌人・高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)。身分を超えた三人の男の友情を描く。3話完結。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-05-17 19:48:10
4121文字
会話率:48%
兄、平城上皇との対立を乗り切り、名実ともに朝廷の頂点に立った神野は、その天分を発揮し、着実に国の形を整えてゆく。その許で、朝廷は後に「弘仁の治」と称えられる安定期を迎える。
藤原北家の長となった冬嗣と、忠実な臣で有り続ける藤原三守、彼
らの理解者で、よき友としての立場を守り続ける良峰安世ら。彼ら第一部からの登場人物に、神野や東宮となった大伴親王らの妻と子供たちや小野篁など、次世代の人物が加わる第二部。安定した治世、円滑な皇位継承を目指しながら、皇室の自律性を維持しようとする神野と、藤原北家の繁栄を目指す冬嗣との関係や、訣別した兄平城上皇への神野の想いなど、その人生を最後まで見守って頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇神野(嵯峨天皇)
本作の主人公。冒頭時点で二十五歳。
〇藤原冬嗣
兄真夏の失脚に伴い、父内麿の死後藤原北家の長となる。神野が十三歳の年に異父弟である良峰安世を介して神野と知り合って以来、神野に仕え、その治世を支える。神野よりも十一歳年長。妻は藤原三守の姉、美都子。
〇良峰安世
冬嗣の母が桓武の後宮に召されて産んだ、神野の一歳年長の異母兄で、冬嗣の異父弟。良峰の姓を賜わって臣籍に下った。詩文の他にも楽や舞、騎射など多くに才能を発揮、神童といわれた神野の良き友人。
〇藤原三守
藤原南家。祖父が反逆者として処刑されたこともあって非常に謙虚な人柄だが、神野の側近として出世を重ねる。神野の最も忠実な臣。妻は神野の正妻、橘嘉智子の姉、安万子。その娘は後に小野篁の妻となる。
〇安殿太上帝(平城上皇)
桓武帝の長男で、神野の十二歳年長で前の帝。退位後に旧都平城京に移り、様々に朝廷に干渉を試み、ついには都を遷そうとするが、神野の拒否により失敗。剃髪して平城京で暮らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 16:31:49
110629文字
会話率:48%
延暦7年 平城京、佐伯院という小さな寺に一人の少年がやってきた。名を佐伯眞魚。学問を志し、日々研鑽に励むが、19歳のときどういうわけかカミングアウト。押しかけてきた同郷のいとこ佐伯実恵(ちえ)とともに奈良から平安にかけて「まお」の活躍がはじ
まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 02:00:00
12392文字
会話率:70%
いつも通り神域の整備をしていた真人は神域を訪れた四季神の佐保姫と竜田姫からもう二人の四季神を捜してほしいと頼まれる。
最終更新:2019-05-19 19:09:18
15824文字
会話率:42%
その男は今年で1900歳を迎える。いわゆる不老不死なのである。平城京時代から今日の平成時代まで生きてきた男はあらゆる事に挑戦し、完璧になるまでやり続けたが、そんな男にもやっていなかった事が「恋」だった。
恋に関しては初めてで、分からないこと
だらけだが、そんな男はそんな中でも必死に妻に愛情を注いだ。
だがやはり、妻も歳をとり、自分は死ぬどころか年も取らないという現実に悩む。そこで男が見つけた答えは…
これは、1900年間で初めて分かった「有限の命」の大切さである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-18 11:45:04
4070文字
会話率:3%
奈良時代初期、希望も誇りもない底辺の若者たちの運命が、一人の国守との出会いによって大きく変わる。恋と青春と陰謀の万葉ストーリー。
下総国葛飾郡(千葉県市川市)。若き志高い国守・高向(たかむくの)大足(おおたり)が赴任してきた。下総国は前
国守と葛飾郡司の圧政で貧困と労役に苦しんでおり、賤民である木葉と龍麻呂ら兄弟姉妹、そして仲間の綾苅(馬の扱いが得意で女たらし)、真熊(すぐに力に訴える)、光藍(私度僧)たちが圧政を訴えようと国守交代の時を狙って飛び出した。大足は彼らを許し、新国守の志に触発された木葉は文字すら読めないにもかかわらず無謀にも女医になりたいと言い出す。大足が木葉の教育係に指定したのは、郡司の甥で地位と名誉を求める高慢な医学生の勝(すぐる)だった。
牧や軍団や鍛冶工房でそれぞれの道を歩み出した下総国の若者たち。しかし、奇妙な出来事が続けて起こり、その裏には前国守の影が見え隠れすることがわかる。他方、木葉に厳しく接する勝と、木葉を口説こうとする綾苅は対立するが、勝は従兄である郡司の息子・徳麻呂から前国守と共に天皇家への謀反をたくらんでおり、毒薬を作るよう頼まれてしまう。医学への情熱を燃やす木葉に次第に惹かれた勝は、一族を裏切りその野望を国守に明かす。そのうちに、下総国では偽の疫病や倉庫の火災や軍団の不服従など不穏な動きが出始める。郡司を追い詰めつつある中、木葉が彼女を妾にしようとする徳麻呂によって呪いをかけられ意識を失ってしまう。綾苅を木葉の側に残し、勝は徳麻呂と剣を交え、倒れる。目覚めた木葉は勝の元へ急ぎ、愛を告白する。葛飾郡の伝説の乙女の助けで、瀕死の勝は一命を取り留め、仲間たちの活躍で謀反の証拠も押さえられた。
数年後、大足の推薦で平城京で研修することになった木葉と勝は、それぞれ女医と女医博士に任じられ、故郷の下総国へ帰還するのだった。
※pixivに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 11:35:39
322677文字
会話率:46%
時は奈良時代。平城京の一角に住まう“ときは”は、世界に開いた穴を通ってやってくる、人にあらざる“夢生(いめおい)”を元の世界へ還す事を生業とする家の娘。彼女はそんな家業ににいささかの不満を持っていたけれど、豊かに暮らす日々には問題はなかった
。一人の少年が、彼女の前に現れるまでは。いくつもの思いと世界とが交錯する、和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-12 23:00:00
240313文字
会話率:31%
白髪赤目の異形の少年、白夜。
突然連れてこられた平城の都で、ある少女と出会う。
そして知られざる、己の出生を知ることになる――。
奈良時代を舞台としたファンタジーです。
サイトより転載です。
最終更新:2012-06-21 23:29:00
50855文字
会話率:44%
2020年、人類は、様々な分野において、成長をとげており、新たな資源の発見など将来が切り開けているときであった。
このまま何も起きずに平和に時を刻むと誰しもが思っていた。だが、世界各地で封印されていた悪魔や妖怪の類いの封印が崩れていった。
その理由が人々が土地を開拓していったために、昔の我々のご先祖様方が施していった封印が弱まってしまったので崩れやすくなってしまっていったのである。
また、日本でも現在の都である東京や、平安時代に平安京が栄えていた京都、奈良時代に平城京が栄えていた奈良、その他にも昔都があった場所や城がある場所にて魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)し始めてしまう。
そして、その現象が大きすぎたのか、昔は霊感のある人にしか見えなかった妖(あやかし)でさえも一般の人に見えるようになってしまったのである。世界中がパニックになってしまった。
それに危機感を感じた日本政府は陰陽師(おんみょうじ)を復活させるために、陰陽寮を再設させたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-14 02:04:20
415文字
会話率:0%
平城京を満月が照らす夜、前の右大臣の姫・中将内侍は刺客の襲撃を受ける。だがその刺客は姫に「逃げよ」と誘いかけた――逃れゆく二人をさえぎる、継母の怨念、神仏たちをめぐる思惑。奈良時代末の伝説を下敷きにした、身分違いの恋愛伝奇。
最終更新:2012-03-12 23:38:58
103209文字
会話率:40%
ここは架空の奈良時代の日本。
[日ノ国]。
701年に隣国の
[唐ノ国]の法律にならった
“大宝律令”がつくられてから
約10年が経ち、奈良に
平城京が作られた頃の話。
都往来をさ迷っていた孤児がいた。
名は、翡翠。
その人々のひとりに
過ぎない子供が
後にこの国の行く末を
左右させる人物だった―。
この頃、この律令国家の
政治の仕方に
国民も豪族も不満に思っていた。
その国の覇権を握ろうと
裏で暗躍をしている者がいた――。
後に少年・翡翠と
運命の出会いになり、
翡翠の人生を
大きく変えることとなる―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-18 19:02:28
3364文字
会話率:28%
史上最大の悪女、藤原薬子。薬子に魅了された後の平城天皇こと安殿親王。運命に引き裂かれながら愛さぬ者と結婚し、運命に逆らって愛する者と結ばれた二人に時代の波が押し寄せる。帝位に就いた安殿親王は薬子とともにする暮らしを手に入れるがその代わりに宮
中で孤立するようになり、失意のうちに帝位を去る。だが、平城京に逃れた平城上皇と薬子はここで市民の支持を集め、京都に反旗を翻した。それは奈良時代の終わりを告げる惨劇の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-31 16:55:02
42335文字
会話率:7%