元帝国兵士の少女ローズと、不老不死の黒猫ネーロ。そんな一人と一匹から始まる、世界を巡る物語。
最終更新:2024-12-11 01:08:56
61436文字
会話率:40%
記憶を失った少女が目を覚ますと、そこは"崩壊"しかかっている錆と血に彩られた世界だった。
いきなり、自分を"アリス"と呼び、命を奪おうとする異形に襲われ、彼女はパニックになりながら逃走する。
その中
で、喋る黒猫"ラフィ"と出会い、彼女は自分が、命を狙われている存在である事を知る。
不思議の国のアリスの登場人物達が、歪んだ異形となってアリスに次々と襲いかかる。
アリスは、自身に備わっていた謎の力"バンダースナッチ"で迎え撃っていくが、力を行使することは、彼女の人間性を加速度的に奪っていくことだった。
やがてアリスは、自分達が大きな力により弄ばれている、仮想現実の住人であることを知る。
彼女達を狂わせた狂人はやがてワンダーランドに降り立ち、アリスを狙って動き出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 15:00:33
265022文字
会話率:33%
ある世界の地の果て。
そこには「勇者」たちの悩みを一手に引き受ける相談所があった。
客として来る勇者たちには各々の悩みがあり……?
所長の「オッド」、喋る黒猫「シア」、そして新しく働き始めた戦災孤児の「アズ」。
2人と1匹の周りで勇者たち
が巻き起こす様々なトラブル!
大抵ドタバタ時々ほのぼの異世界コメディここに始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 21:28:33
71639文字
会話率:46%
剣道少女「梅坂六三四」は試合に負けた帰り道、公園で「辻斬り」に襲われる。
幸運にも撃退するとその正体は何と喋る黒猫であった。
黒猫は自分を「宮本武蔵」の生まれ変わりと名乗り、自らの剣を継いで完成させることが出来る剣士を探していたという。
黒
猫は六三四を弟子にしようとするが、六三四には剣道に今一つ真剣になれないある悩みがあった。
紆余曲折を経て六三四は自分を乗り越えて武蔵の弟子となり、遂にはあの黒猫と会った日に敗北を喫した1人の剣士の前に立てるまでになるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 19:44:41
475869文字
会話率:22%
聖霊より【使役術:特殊猫≒鍵】という謎の才能を授かった主人公レオ。
レオは自身の才能を確かめるべく、幼い頃から出会った猫に対して、自身の才能である【使役術】を試みてきた。だが、結局何の成果を得ることもなく17歳を迎えたのである。
成人
まであと一年弱となったある日、レオの前に一匹の黒猫が現れた。しかもその黒猫は、有ろう事か喋ったのである。
謎に包まれていたレオの才能は、その喋る黒猫との出会いによって少しずつ氷解していく。
そして今、レオと猫の運命の歯車がゆっくりと動き始めた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 10:00:00
195530文字
会話率:52%
青年は黒猫を見下ろした。
黒猫は青年を見上げた。
黒い、滑らかな眼球が、じいと青年の顔を見上げる。
ーー終わらせないと、終わらない。
青年の口が小さく動いて、そう言った。
***
魔王が勇者に相打ちで討伐された国で、ぼんやり余生を過
ごす痩せぎすの男と、彼と共に静かに暮らす、喋る黒猫の話。
前後編の全2話短編。
最終的にほんのり浮上する感じのハッピーエンドですが、人が死ぬので暗い過去話が苦手な人は注意。
***
憑き物が落ちたような顔で、男は黒猫の小さく丸い頭部を、いつもより少し強い手つきで撫でた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:38:52
12723文字
会話率:31%
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
休日の昼下がり。大好きな花を愛でていたカエデは、使い魔を自称する喋る黒猫のツツジに話しかけられる。
話題は「もっと素直になれ。でないと後悔する日が来る」という予言めいたもの。
ツツジの見透かし
たような発言に居心地の悪さを感じたカエデはその場から逃げるように外出するのだが……。
心温まり、切なくもある短編青春ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 13:13:10
9217文字
会話率:32%
1920年代の繁栄を遂げたアメリカに似た何処かの大都市にて。
私立探偵のハリー・ライナスは三年前に婚約者を何者かに殺された過去をもっている。普段は浮気調査や尋ね人探しをしつつ、闇に葬られた事件の真相を独自に探ろうとしているが、一向に進展が
ない日々を過ごしている。
唯一の家族である黒猫のトントと「脳内」で会話しつつ当てのない毎日を送っていたハリーだが、あるとき旧知のマフィアのボスからの依頼で「亡国の女王」を名乗る女性と関係を持つことになる。
しかし、このことでハリーは大都市の支配層やマフィア、警察といった権力の絡んだ陰謀に巻き込まれることになる…
「喋る黒猫」三部作の最終作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 00:00:08
187201文字
会話率:56%
高校には行かずにひとりずっと旅をしている少年、謙人。
廃線になった路線の線路上を歩いていた時に出会ったのは、自らをありすと名乗る少し変わった麦わら帽子の少女だった。
変わっていたのは彼女だけでなく、ありすの飼い猫のミーシャは唐突に皮肉めい
た台詞を話し始める。
猫が喋るというあり得ないはずの事実に謙人は少し混乱していたが、ありすはそんな謙人をよそに、ずっと出来ていなかった自分の村のお祭り「春渡し」に参加してほしいと願う。
謙人は混乱しつつもそれを受け入れて、数日間だけ村に滞在する約束をして、訪れた村の中でありすの友人の女の子たちも含めて交流を深めていく。
だけどその中で皆はそろって「最後の夏だから」と気になる事を告げていた。
どうして最後の夏なのかは、誰も答えない中、「春渡し」は始まっていく。
祭りが進むにつれて、謙人は一つの村の、そしてありすの秘密を知っていく。
うそつきの麦わらのついていた、たった一つの嘘の秘密を――
彼女に秘密とは、うそとは、最後の夏の意味とは何なのか。
謙人は意味を知ると共に、探していた旅の目的を見つけていく。
このお話は少しだけ不思議な、切なくて、だけど優しいお話です。
書けたら載せていくので、不定期連載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 18:53:59
111444文字
会話率:40%
ある夏の日、ベットの上にいた私は外に出たくなった。
そして、その時出会ったのはなんと、人語を喋る黒猫だった!?
最終更新:2022-01-02 02:07:42
438文字
会話率:15%
銃を取れ。猫になれ。
攫われた最愛の妹を探すため〈檻〉と呼ばれる隔離地帯に入り込んだ僕は、怪物に襲われていたところを夏音と名乗る女性に助けられる。彼女に連れられ、喋る黒猫が所長を務める探偵事務所に保護されたあと、僕は夏音さんと黒猫の協力を
得て、再び妹の捜索へと乗り出すことになる。錆びついたテーマパークで幻覚の中に祭司を捜し、映画の主人公を自称する刺客と戦い、異能を操る危険な猫に拉致され、不定形の怪物に囲まれながらも、僕は目的を果たすために奔走する。
怪奇×ガンアクションな新感覚猫小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 18:00:00
112185文字
会話率:45%
TwitterのFF様、黒木さんとのコラボ短編でございます。
高校2年生の黒木幸雄はコンビニ横で倒れていた謎の美少女ユウを助ける。
するとそこに喋る黒猫が現れて…。
最終更新:2020-10-16 17:30:54
7984文字
会話率:45%
泉董子は、仕事中にぱったり倒れて死んだ。死んだ後にたどり着いたのは、さあ次の転生先を選べ!という場所だったけど、働きづめで死んだので、もうちょっとゆっくりしたいし、次の転生先なんてそんなにすぐに選べない。
という彼女に示されたのはじゃあち
ょっとゆっくり考えるといいよ、ということで転生先を決めるまでのんびりスローライフが送れる街へやってきた。
スローライフの中で、転生先を決めるギルド「道」で働き始め、のんびり屋の所長クルトと喋る黒猫シャオと出会い、自身の次の「世界」を決めるための毎日が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 23:55:55
41489文字
会話率:49%
都内某区 神在町に数百年前から棲み続けており、宇宙人一家でもある旧華族家の当主夫人 瑞穂と、そして近所に住む昔馴染みの ある老姉弟たち。
彼らが戦前戦中の頃に持ったひとつの優しい交流が、ある花と一匹の喋る黒猫を中心として、現代に至
り再び物語を紡ぎ始める。
主人公である寝たきりの老人 滝次と、言葉を話す不思議な黒猫 玉依との間に生まれる不可思議な利害的共生関係。
そんな彼らの心と身体が突然入れ替わった時、もう叶わぬと諦められていた あるひとつの願いが叶う……かも。
かつての大東亜戦争時と現代の二時代場面転換で繰り拡げられる、心温まる…… かどうかはちょっと解らない、微妙に奇妙な物語。
※連載中小説『旧家 ❀ 櫛名田一族の聖域』のスピンオフ作品
(4.5話完結)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 20:14:47
20004文字
会話率:23%
少女は、言葉を喋る黒猫と出会う。それから20年後、両者は思わぬ形で再会した──
最終更新:2019-04-23 00:20:11
11264文字
会話率:34%
半ば伝説上の存在であるドラゴンを自分の目で見るため旅をする少女エターナと、彼女の旅の連れである喋る黒猫のアイン。そしてある出来事から二人と共に旅をするようになった剣士の青年アスト。
三人はエターナと少しだけ因縁のあるオークとゴブリンと遭
遇し、それを難なく撃退した。 しかし、その夜にエターナの持つエターナル・ブレスレットを狙いダーク・エルフの男が襲撃してきたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-02 20:51:53
43244文字
会話率:48%
ユグラシア大陸のずっと東にある孤島「ローエングリフ島」
人間社会から隔離されたその島で、俗世間を離れて隠居生活を送っていた七人の小人達が一人の赤子を育てる事になった。
その赤子は生まれた日に、島を訪れた魔王のきまぐれで名前を奪われ、1
6歳の時に魔王が与えた試練をクリアしないと死ぬという呪いを掛けられていた。
小人達に立派に育て上げられた少年は、魔王の試練を乗り越えて自らの名前を取り戻す旅に出る。
名前も無い。お金も無い。コネもない。喋る黒猫をお伴に連れて、常識はずれの日常が『世界の理』を破壊する。
果たして名前を取り返す日は来るのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 03:42:29
75316文字
会話率:38%
信じてもらえないだろうけど、朝、起きたら街が荒廃してました。
それどころか、ここはどこ?私はなんでここにいるの?
しゃべる猫にちびっこぐうたら魔女。
ここは異世界?いいえ、ここは日本のおへそ。グンマー
昨日の夕ご飯が思い出せない
ほど記憶喪失な私、「青葉すみれ」はぐうたら魔女と老猫(しゃべる)の面倒を見ながら荒廃したグンマーでまったり生活。
今日の夕飯の献立はどうしましょうかね……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 00:10:24
37757文字
会話率:49%
if 眠り姫が長編の物語だったら
私は旅行先で言葉を喋る黒猫に出会った。黒猫はこの国の観光ガイドをしてくれると言う。
その際、この国に起こった信じられない話を聞いた。その内容とは・・・
まだ、未完成です。少しずつ足していきます。
最終更新:2017-12-11 21:24:05
20042文字
会話率:0%
大陸の最南端にある、自然に囲まれた小さな石造りの街アクスベリー。この街の片隅に、『おひさま』という名前の魔道具店がありました。時には、お店らしく商品を売ったり。時には、お店に来た客と他愛のないおしゃべりをしたり。時には、魔道具を作成するため
の素材を採りにお店を留守にしたり。少しずつ違っているようで、実はいつもと変わらない、お日様の光のように温かく穏やかな日々。そんな毎日を過ごしながら、一人の少女と一匹の喋る黒猫が今日ものんびり働いているのです。さあどうぞ、遠慮せず中にお入りください。『おひさま』の扉は、もう開いていますよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 21:14:28
45145文字
会話率:58%