平成も終わろうとしている日本国。その終わりの年である平成31年の元日になった直後の深夜、日本国は突如各種衛星からの通信が途絶し、更に世界各国との連絡も取れなくなってしまう。
この事態を不審に思った日本国政府は直後に非常事態宣言を発令し、周
囲の状況を確かめるべく各方面に『P―3C』対潜哨戒機及び『P―1』対潜哨戒機、更に、近海を飛行している筈の航空機を確認するために『E―767』早期警戒管制機を東西南北の各方面に飛ばした。
その間政府はマスコミを通じて国民に真実を伝え、調査中故に報道を待って欲しいという事で国民のパニックを防ぐ事に成功する。
結果判明したのは、日本の西側にある筈のユーラシア大陸が見当たらない事、しかし対馬より更に200km先に巨大な大陸がある事であった。
更に、平成最後の元日を祝して打ち上げる予定だった最新型の観測衛星を急遽打ち上げて調べた結果、その大陸はアメリカ大陸と全く同じ形をしている事が判明する。
しかし、その大陸にアメリカの街並みは確認できず、当然の事ながらアメリカの駐日大使館やアメリカ政府とも全く連絡は取れなかった。だが、哨戒機が飛行する中で原始的な暮らしを営む集落を発見する。
日本政府は急遽使節団を構築し、アメリカ大陸と思しき大陸に上陸、沿岸部に住む集落に接触する。
そこに住んでいた者達は人間に近い容姿をしているが、まるで動物の様な部位を体に備え、動物の様な能力を発揮する事が出来る人々を発見し、接触を試みた。
そしてそれと同時に、ただ過去へタイムスリップしただけでなく、これまで認識していた地球とは異なる進化を遂げた人類……亜人類と呼ぶべき人々が暮らす並行世界に転移してしまったのではないかという判断を下した。
彼らが国を持たない存在であると認識した日本は、アメリカ大陸がまだヨーロッパによって開拓されていない時代の物であると考え、1か月ほどをかけて原住民の部族達に次々と接触を持って友好関係を構築し、瞬く間に大陸を平和裏に制圧下に置いた。
日本は食料と資源の確保のためにこの未開拓のアメリカ大陸を、国を挙げて開拓する事を決意し、次々と関連企業を送り込んで開拓を進めさせる事にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 06:00:00
1205330文字
会話率:38%
何番煎じかわからない日本転移モノ。
ある時大量の隕石群に襲われた地球。対抗する術はなく人類は滅亡するしかないと思われた。だが運命のイタズラか隕石は日本に衝突せず、待っていたのは全世界との通信途絶並びに朝鮮半島の消滅という衝撃の事実だった。
事態の調査のために出撃した海上自衛隊哨戒機は日本海上にて1隻の奴隷船を発見する。その知らせを受け現場に護衛艦『ふゆづき』が派遣されるが、時を同じくして異世界の軍艦が向かってきており……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:30:00
23605文字
会話率:50%
Q. 陸上哨戒機「東海」が史実より一年早く登場したらどうなるか?
A. 戦争末期にはジェット特攻機が空を舞い、震電がジェット化し、なんやかんやあって現代には三菱F-3旋風とかいう紅茶風味の戦闘機が飛んでる。
──
架空戦記創作大会20
22夏:第二次大戦における枢軸国の航空機中で、1機種だけ登場が1年早まった架空戦記、架空史 参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 06:00:00
14755文字
会話率:33%
我が国の海上自衛隊は、2つの分野で世界トップクラスの実力を持っている。一つは機雷の掃海能力。もう一つは対潜水艦哨戒能力の2つである。掃海は海の地雷である機雷の掃海能力。これは一歩間違えば大惨事であるが、日本の海上自衛隊は日本海軍からの伝統
もあり、掃海能力は高い。対潜水艦作戦能力は、読んで字の如く国籍不明の潜水艦をいち早く察知して、いざとなれば空対艦ミサイル(魚雷、ハープーン)を使用して領海を守っている部隊の能力である。
今回は、そんな対潜水艦作戦に従事する男達の物語を絵描きたいと思う。あまり陽の目をみない海上自衛隊の航空部隊は、通常の艦艇防衛とは違い、航空機でレーダーを使用して睨みを効かせるP-3C哨戒機に乗り組むその名も「かげろうのシーマン」であるが。
日本国は世界第6位の排他的経済水域を持つ島国であり、戦後は米国との同盟により、生存権を確保しているのが現状である。例え、空母や原子力潜水艦だと言っても、敵国の潜水艦は驚異である。日本が米国に次ぐ規模の対潜水艦作戦能力を保有する事になった経緯は、その様な背景もあった。これはそんな日本の防衛を空から守る海上自衛官の姿を描いた、ヒューマンドラマである。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 07:09:51
88291文字
会話率:43%
たまたま耳にした曲の世界観をベースに、思いつくまま執筆した。
後で修正するかも。
でも今はこんな感じになった。
最終更新:2021-11-20 16:57:48
1691文字
会話率:8%
海自哨戒機撃墜から始まる近未来日本の試練を描く。
最終更新:2021-10-11 20:30:33
6901文字
会話率:2%
転移災害後の日本。
今までの海外投資、債権が意味の無いモノになった。
まもなく、経済は急速に衰退し、資源の枯渇、食料の不足、国債発行額の青天井など、容易に想像できた。
その結果、国民の不安が全国に蔓延していた。
政府は早期に哨戒部隊を編
成し、日本周辺の探査活動を開始した。
地球の約100倍という大きさの惑星では、哨戒機の航続距離から時間が要すると分析。
同時に宇宙からの観測は、自転速度が速く、既存のロケットでは打ち上げが困難だった。
しかし初日で哨戒機レーダーに陸地の反応があった。
哨戒機はその陸地に向かうのだったが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 15:37:43
65363文字
会話率:66%
1万4千光年の宇宙に広がる800余りの星々は、170年もの間、連合と連盟の2つの勢力に分かれて分かれて争っている。
宇宙空間で武力闘争をする一方で、まだどちらの陣営にも属さない星を探し出しては同盟関係を結び、自陣営をより大きくするため、日々
未知の人類生存星の探索が行われている。
先発隊としてその未知惑星に降り立った航宙哨戒機パイロットのサブリエル少尉は、乗っていた機体のトラブルにより、その星に不時着してしまう。
降り立った先は、まるで時代劇のような世界。将軍様のお膝元の、おエドと呼ばれるその街で、サブリエル少尉は女岡っ引きをしているというおリンに出会う。
彼女に連れられておエドへ行くと、ある店子の殺人事件に遭遇する。それは、単なる殺人事件だったはずだったのだが、そこから思わぬ方向に……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 16:00:00
100579文字
会話率:60%
今から数百年先の未来の話。地球(アース)001が宇宙に進出して210年、700以上の人類が住む星が存在するこの宇宙は連合、連盟と呼ばれる2つの陣営に分かれ、すでに160年以上も争っていた。
連合側に属する地球(アース)401が、760番目と
なる地球(アース)を発見。そこは剣と槍で戦い、石造りの城を構える中世の雰囲気漂う未開の星。この星を連合側に組み込むべく降り立った宇宙駆逐艦所属の地球(アース)401のパイロット、ダニエル少尉は、哨戒機でこの星を飛行中、奇妙な人物に出会う。
その星には、この宇宙で唯一、自らを空中に浮かべる能力を持つ「魔女」が存在する星だった……
同盟構築に向けて動く人々、魔女に対する差別文化、そして宇宙での戦闘、異文化交流と宇宙空間での勢力争いの狭間で、王国一を自称する魔女マデリーンと、どちらかと言えば冴えない職業軍人であるダニエルの、空を飛ぶ者同士の出会いの物語。
※ 「宇宙艦隊パイロットの奥様は魔女」の前日談です
https://ncode.syosetu.com/n5068ej/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-19 11:00:00
103875文字
会話率:51%
警告、警告。
貴下ハ侵犯シテイル。
直チニ本領域カラ離脱セヨ。
最終更新:2019-03-22 05:00:00
421文字
会話率:26%
本日、韓国艦艇による火器管制レーダー照射事件に関し、防衛省が証拠動画を発表しました。
それについて思った事を書いています。
最終更新:2018-12-28 22:37:56
2161文字
会話率:3%
2020年8月15日。現実の世界とは違った選択をした世界。
激化するテロリズムとの戦いの中、隣接する中東諸国からのテロリスト流入によって中華人民共和国という大きな国家が崩壊した。
その『上海事変』と呼ばれる事件を皮切りに、アジア諸国
でのテロルが激増しだした。英国は香港にある自国の領土と国民、そしてその財産の保護を名目に本国から英軍の支援部隊を派遣。ロシアは自称臨時政府からの要請を受けて国連安保理決議を待たずして中国国内での治安維持活動を開始した。
両国は間近まで接近し、王立空軍の哨戒機が中国領空へと侵犯し、それを露空軍が撃墜したことを発端とする英露の制限戦争が勃発した。
本島付近にまで押し迫った戦線に、危機感をつのらせた英国王室は、王族の国外逃亡を画策し、王女アリシアは同盟国日本へと旅立った。
一方、国連軍内部に創設された極秘部隊『ファントム大隊』から、エージェント天城イオリが極秘裏にその護衛任務に就いたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 16:00:00
87717文字
会話率:52%
これは少しだけこの世界と違う日本の女子校生、約2000人と男子高校生8人とその他諸々による青春?群像小説
扶桑横の学生たちはパールハーバーを目指し
胸には期待と不安を抱えていたが
彼らが、パールハーバーにたどり着くことは無かった
巨大
な衝撃に巻き込まれた少女たち
消失した教官艦を捜索するも見当たらない
教官艦を探すべく、哨戒機が発艦
哨戒機が捉えたのは……?
第一話 運命の瞬間
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 20:00:00
14805文字
会話率:40%
哨戒活動中の”52式哨戒機 ゆうづる2型_2058号機”が北西太平洋海盆。仙台沖1200Kmに電探に新たな陸地を発見。同時に強力な発振を受信する。
最終更新:2016-11-06 10:00:00
5916文字
会話率:57%
遠い未来、人類がその主な戦場を宇宙に移してからの話。
徴兵によって哨戒機乗りとなり、戦場で戦う主人公のショウジは、ある日偵察任務中のエリアで不思議な敵と遭遇する。
そのファーストコンタクトをからくも生き延びたショウジは、その後に戻った母艦の
中で驚きの光景を目にすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-07 12:16:02
88363文字
会話率:36%