放射能と酸性雨に汚染された廃頽都市・東京に、終末の獣があらわれる。
それは神の残滓を喰らい、宇宙の法則から解脱した魔物である。
火砲の鐘が打ち鳴らされ、生者を呪縛する墓石めいたビル群が炎の津波に倒れるとき、天翔る災厄Zが降臨する。『おつ』と
読まない。
……と、かくのごとき破局を経てファンタジー世界に移植された日本が無双するユートピア・ロマン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 23:45:47
20449文字
会話率:40%
平成も終わろうとしている日本国。その終わりの年である平成31年の元日になった直後の深夜、日本国は突如各種衛星からの通信が途絶し、更に世界各国との連絡も取れなくなってしまう。
この事態を不審に思った日本国政府は直後に非常事態宣言を発令し、周
囲の状況を確かめるべく各方面に『P―3C』対潜哨戒機及び『P―1』対潜哨戒機、更に、近海を飛行している筈の航空機を確認するために『E―767』早期警戒管制機を東西南北の各方面に飛ばした。
その間政府はマスコミを通じて国民に真実を伝え、調査中故に報道を待って欲しいという事で国民のパニックを防ぐ事に成功する。
結果判明したのは、日本の西側にある筈のユーラシア大陸が見当たらない事、しかし対馬より更に200km先に巨大な大陸がある事であった。
更に、平成最後の元日を祝して打ち上げる予定だった最新型の観測衛星を急遽打ち上げて調べた結果、その大陸はアメリカ大陸と全く同じ形をしている事が判明する。
しかし、その大陸にアメリカの街並みは確認できず、当然の事ながらアメリカの駐日大使館やアメリカ政府とも全く連絡は取れなかった。だが、哨戒機が飛行する中で原始的な暮らしを営む集落を発見する。
日本政府は急遽使節団を構築し、アメリカ大陸と思しき大陸に上陸、沿岸部に住む集落に接触する。
そこに住んでいた者達は人間に近い容姿をしているが、まるで動物の様な部位を体に備え、動物の様な能力を発揮する事が出来る人々を発見し、接触を試みた。
そしてそれと同時に、ただ過去へタイムスリップしただけでなく、これまで認識していた地球とは異なる進化を遂げた人類……亜人類と呼ぶべき人々が暮らす並行世界に転移してしまったのではないかという判断を下した。
彼らが国を持たない存在であると認識した日本は、アメリカ大陸がまだヨーロッパによって開拓されていない時代の物であると考え、1か月ほどをかけて原住民の部族達に次々と接触を持って友好関係を構築し、瞬く間に大陸を平和裏に制圧下に置いた。
日本は食料と資源の確保のためにこの未開拓のアメリカ大陸を、国を挙げて開拓する事を決意し、次々と関連企業を送り込んで開拓を進めさせる事にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 06:00:00
1215502文字
会話率:38%
平和国家、日本。 東アジアの島国であるこの国は、厳しさを増す安全保障環境に対応するため、 政府は戦闘機搭載型護衛艦、DDV-712「しなの」を開発した。 「しなの」は第八護衛隊群に配属され、領海の警備を行なうことに。
それから数年後の203
5年、8月。
日本は異世界に転移した。
帝国主義のはびこるこの世界で、日本は生き残れるのか。
総勢1200億人を抱えた国家サバイバルが今、始まる――
何番煎じかもわからない日本転移小説です。
感想やレビュー、ブックマークなどよろしくお願いします。
なお、この小説はフィクションです。実在する国家、団体、法人、個人、法律、地名、学術用語、その他固有名称等とは一切関係ありません。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 20:22:38
333989文字
会話率:41%
202X年、地震と共に海底ケーブルが寸断された。
国連加盟国の調査で、世界中の国が異世界に転移していることが判明!?
日米中露は様々な思惑を巡らせながら、新たな世界で生き延びる――
※同作者の『異世界に転移す日章旗』とはまったく関係ありま
せん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 23:50:52
8988文字
会話率:55%
あらすじ:
昔から不思議な物が見える体質の赤羽竜司とその友人達は、遺跡の中で眠る不思議な少女に遭遇した。
宇宙から来たと自称するこの少女を竜司達は家に匿うのだが、それ以後に次から次へと謎の組織が絡む様々な事件に巻き込まれてしまう。
そして事
件を何とか乗り越えた彼らは、”日系人類銀河帝国”と呼ばれる日本人の遠い子孫が築き上げた巨大銀河文明によって、謎の組織に対抗しつつも衰亡の淵にある現代日本と地球を救う一大事業に参加する事を決意した!!
解説:
現代を舞台にしたライトSF?です。
あと、平たく大ゲサに言ってしまえば「未来の日本人(の子孫達が)TUEEE!!」でもあります。
そんな人々が、現代地球と日本にやってきたらどうなるか?そして現代日本人は彼らにどう相対するのか?を考えてみました。
また90年代〜00年代のラノベ要素を掘り返して、今の時代に再構築を試みてもいます。
UFO・異星人・宇宙文明・超古代遺跡・秘密結社・陰謀論・超能力・超常現象・巨大ロボット等々...てんこ盛りです。
※姉妹編として、こちらの作品も書いています。
↓
エルフ宇宙人?を匿った俺が、敵の異星人相手に無双します!? 〜ヤマトニカ・ワールド ver.1769~
https://ncode.syosetu.com/n1155hb/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 20:07:38
912422文字
会話率:40%
望んだものは手に入らないのに、欲しくもなんともないものはなぜかポンと手に入る。
それが物欲センサー。
望むものは手に入らない。つまり本当に欲しいものを手に入れることはできない。
物欲センサーを騙せない限り……何て厄介なんだ。
こ
れは、物欲センサーの制御をモノにするため、工夫と修行に明け暮れる少年のお話。
——あれ? 普通に努力するのと大して変わらなくね?
いや、むしろそれより…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 18:02:28
5585文字
会話率:13%
2043年2月某日、日本は滅亡の危機に瀕していた。中国との戦争である。
形勢は劣勢であり、日本はもはや降伏するだけの状態となっていた時、不思議なことが起こった。
日本全土を襲った大地震を契機に復元される街並み、蘇生する人々。そして、監視衛星
の映像には太平洋に浮かぶ二つの日本列島が表示されていた。
過去の弱肉強食の時代に放り出された日本はどのように新たな歴史を歩んでいくのであろうか?
よくある日本列島タイムスリップもの。
タイムスリップに巻き込まれた日本を描いていきます。
1話5分以内で読めるように書いていく予定です。
エタったら削除予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 21:45:51
54595文字
会話率:28%
この世界は、ソビエト連邦とナチスドイツが成立しなかった世界。つまりはイデオロギー対立が成立しない平行世界がテーマです。
歴史上のターニングポイントは、ロシア革命の最中にドイツ帝国の陰謀でスイスにいたレーニン達を乗せた封印列車が、何者かに
よって爆破されたとします。
これでロシアの共産党勢力は中核となる活動家を失い、ロシアはケレンスキー率いる臨時政府の系譜が、中途半端な社会主義系国家としてのロシアを形作る可能性が高まるのではないでしょうか。
ナチスについては、ヒトラー、ゲーリングは世界大戦で戦死もしくは社会復帰不可能なほどの障害を背負うとします。同じくゲッベルスは、小児麻痺の悪化で子供の頃に死亡もしくは社会に出られないほどの障害を背負うましょう。
これらを合わせれば、ソビエト連邦が成立せずロシアの共産党が強大化しない事を合わせれば、ナチス出来たとしても政権を取る可能性はほとんど無くなるでしょう。
それでは今回も、平行世界を覗いていきましょう。
(なお、私どもが製作した同人誌からの転載になります。イラスト、図版は掲載しません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 09:33:40
77664文字
会話率:1%
西暦1853年の春先、浦賀には当時世界最先端の異国の艦隊が突如来航した。しかし彼らは、一見日本人に似ているようで、そうではなかった。どこかで見たことのある姿ながら、世界のどの民族、国家でもなかった。
彼らは地球人の姿を模倣した異星人だっ
たのだ。
画して始まる、異星人による日本魔改造。真実を知らないまま異星人たちの都合で技術などを受け取り、急速に発展していく日本。いつしか日本は世界の最先端になり、そしてそのまま独走を始めるようになる。
彼らの行き着く先はどこなのだろうか? それを知るのは、裏で日本人たちを誘導する異星人だけだった。
(なお、私どもが主宰するホームページに掲載している作品の転載になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 19:20:14
151441文字
会話率:1%
2026年1月のある日の朝、いつも通りの生活が始まろうとしていた。
そんな時、日本は大きな光に包まれた。
周囲の国が、この事態を確認しに行くと、地球より、突如として日本が消えていることが分かった。
日本は、なにが起こったのかも分からないまま
、国の周囲を確認すると、
その転移先は、周りに国がない、「別の地球」だった。
政府は、この異常事態に混乱を隠せない中、
食糧難を解決するため、本土の方へと足を踏み入れるのだった。
☆注意☆
この作品は、学生の自己満足です。
それでもよろしい方は、是非、ご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 16:43:09
13721文字
会話率:44%
俺は浜野康介。高校二年生野球部の一応エース。得意科目は世界史と近代日本史。人望は自分でいうのもなんだがそこそこある。さらに最近は彼女も出来た。
俺のクラスは学校のバーチャルゲームの実験台となることとなった。このバーチャルゲームは1919年か
ら1960年までの間、国家元首を務め良き国を目指すというリアル体験型近代世界史の勉強になる。
何はともあれ俺はこの世界で日本軍を世界最強にしてやろうと思う。
というご都合主義満載の物語です。
更新は遅く一週間に一度か二度ほどです。
意見や感想どんどんお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-19 21:53:57
70782文字
会話率:37%
大橋の周りは見届け役の兵に見物人で黒山の人だかりとなっていた。橋の両側にはそれぞれ『常陸国江戸崎住人 一羽流 日本無双の士 岩間小熊』だの『愛宕太郎坊大天狗直伝 微塵流 天下無双兵法家 根岸兎角』だのと大書された幟がはためいている。
そ
の幟を背にし、木刀を手に向かい合う二人の兵法家あり。眼光鋭く山伏の如き総髪の大男は随分と羽振りがよいのか上質な衣服を纏い、その顔は艶で光っている。対する男はそれと真逆で、頬は痩せこけ無精髭は色濃く衣服は薄汚い襤褸も同然、およそ見栄えのしない色黒の小男だった。だがその双眸から放たれる凄まじい眼光は武芸の心得なき者や心弱き者が直視するに堪えぬほど恐ろしい迫力がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:29:04
9429文字
会話率:38%