地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはそ
の種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 19:00:00
6101573文字
会話率:49%
とある酒場に【ナナシ】と呼ばれる道化師がいた。その道化師は明日の日銭を稼ぐため、今日も今日とて多くの人に演奏を届けていく。そんな道化師には素敵な相棒がいた。その名は【ミュウリン】であり、小柄な体形で枝分かれした巻角が特徴の少女だ。
少女
が歌手となり素敵な歌声を届けていくのは日銭を稼ぐためでもあるが、同時に趣味であった。なぜなら、二人とも人々が楽しそうに笑っている光景が好きだから。
しかし、歌声を届ける少女にはとある秘密があった。それが「魔族」という秘密だ。
数年前、魔族と他種族で結成された人類との間で大きな戦争があった。「人魔大戦」と呼ばれるこの世界の命運を決めるような大きな戦いだ。その戦いの結果は人類側に召喚された勇者に魔王が倒されたことによって戦いが終わったが、それが終ろうとも物語は終わりではない。むしろ、続いていくばかりだ。
敗戦した魔族は人類から隠れて生き延びるが、中には弔い合戦を企てようとする魔族もいる。その魔族を排除するための制度を敷いた人類によって、魔族が生き伸びる環境は増々難しくなる。
そんな環境の中、魔族の少女は魔族の象徴たる禍々しい角をそのままに人間社会に溶け込もうと頑張る。その相棒を支援し、より楽しく笑える日々にするのが道化師の役目であった。
そして、道化師は今日も今日とて相棒と一緒に歌越えを届けながら、人類と魔族が手を取り合い本当の意味で「平和」を紡ぐための旅をしていくのだった。
※「喜劇道」と書いて「ハッピーロード」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 00:24:34
505194文字
会話率:32%
時空を超えた大軍同士の合戦!
ナポレオンと織田信長が、
カエサルとアレクサンダー大王が、
チンギス=ハンと曹操が、
戦ったらどっちが強いんだ!?
古今東西の英雄が激突する!
※
交通事故に遭い、死んだはずの女子中学生・宇喜多舞は突如
現れた謎の死神に日本刀を手渡される。
死神曰く、「生き返りたかったら武器を取って戦うしかない」……と。
現世と異世の狭間で、
彼女は呪いの日本刀・村正を武器に、
死神のデスゲームに巻き込まれて行くのだった。
日本刀を持ったセーラー服の少女ってなんか良いよね、って話です。
↓これより以前の話、第一部があります。
セーラー服と日本刀
https://ncode.syosetu.com/n3122hi/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 13:27:44
134086文字
会話率:55%
『小説家になろう』歴史ジャンル日間1位を獲得するなど、大好評を博した歴史IF戦記『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ』第二部が遂に連載開始!
第四次川中島合戦で戦死せずに生き延びた、武田信玄の次弟にして甲斐武田家の副将である武田典厩信繁
。
彼の生存によって、史実では謀反を起こして非業の死を遂げるはずだった武田家嫡男・武田太郎義信も危機を脱し、軋轢のあった父信玄との和解も成った。
順風満帆の武田家は、遂に隣国・美濃への侵攻を開始する。
総大将として軍の指揮を執る信繁の前途には、一体何が待ち構えているのか――?
武田信繁の生存によって、既知の史実から変わり始めた戦国の世を描く歴史IF戦記。
御旗楯無、御照覧あれ!
*こちらは第二部となっております。第一部は、シリーズ作品『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ 【第一部・九死回生編】 ~死線を越えた武田信繁が、武田の未来を変えていく~』https://ncode.syosetu.com/n3772gi/をご覧下さい。
*アルファポリス・ノベルアッププラスにも、同様の内容を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 09:17:14
286471文字
会話率:50%
【第二回ノベルアッププラス小説大賞一次選考通過作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決
する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
【小説家になろう歴史部門ランキング日間3位にランクイン!(2020年7月11日、7月15日)】
※この作品は、ノベルアッププラスにて連載された『甲斐の副将、八幡原ニテ散……ラズ』の内容を一部改稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 18:23:34
284052文字
会話率:47%
・簡単なあらすじ
故郷を滅ぼし剣鬼と恐れられた侍少女が、行方不明になった師を探して異国に渡り、傍若無人に大暴れする無双物語。首は刎ねるものと見付けたり。
・真面目なあらすじ
和国にて赤子の頃に天狗に拾われ、育てられた少女、紅(べに)。
天狗から戦闘技術や座学を習い、人ならざる力を身に着けた紅は、健やかに人外の領域へ足を踏み入れた。
諸大名同士の合戦に単身介入しては双方壊滅させることを繰り返し、「戦喰らいの剣鬼」と呼ばれ恐れられるまでになっていたのだ。
そして天狗に師事すること十数年。和国で戦を起こす者を軒並み滅ぼすと、師は免許皆伝の試練として「鬼ごっこ」を提案する。
外の大陸へ渡り見聞しつつ、広大な世界を逃げ回る師を見付け出して打ち勝てば、晴れて免許皆伝だという。
条件を呑み、意気揚々と大陸へ渡る紅。
しかし大陸は、和国など比ではない大戦争の時代を迎えていた。
紅は情報を得やすく、かつ戦で生計を立てられる傭兵となり、各地で転戦しつつ師の行方を追う方針を立てる。
情報収集がてら、各国の戦や思惑に巻き込まれるも、武力で押し通りながら見識を深めてゆく紅。
人間を塵芥程度にしか考えていない人斬りの、世界を股にかけた無双の物語が幕を上げる。
※最初こそ和風に見えますが、ちゃんと異世界ファンタジーします。ご心配なきよう。
カクヨム様にて最新話まで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 07:10:00
494748文字
会話率:40%
勇者支援を専門に行う国家機関、国家情報局勇者部。
企画課総合戦略係では、現地へ出向き聞き込みや調査をし、勇者用のイベント原案をまとめる任務を行う。
この任務は、勇者にも国民にも知られることのない国家機密の任務である。
係長であるクグ
ツィル・タナカッヒ(33歳)は、部下であり相棒でもあるゼタリオ・フォルツァリーノ(25歳)と共に、この重要任務を任されている。総合戦略などという仰々しい係の名前だが、ひとことで言えばただの現地調査だ。
公務員としての使命感を胸に係長クグツィルは、ある時は忍びやかに、ある時は大胆に任務を遂行していく。
果たして、勇者を陰から導き世界を平和に導くことができるのか。
スキル、レベル、チート、無双のない世界。しがないおっさん公務員が繰り広げる骨太?ファンタジー
毎週日曜0~1時頃更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 00:24:21
480756文字
会話率:50%
織田小烏丸はいつものように仕事を終えて帰る途中、道に出来ていた謎の穴に落下してしまう。
とても長い落下の途中で眠ってしまい、目が覚めるとそこは異世界だった。
しかしよくあるアニメや小説のような普通の異世界ではなく、強い者こそが国を支配する
完全な弱肉強食の世界。まるで日本の戦国時代のように国取り合戦が繰り広げられていた。
すぐ横を通り過ぎて行った人が『邪魔だ』という理由だけで殺されるのを見て驚愕する。この世界は本当に人の命が虫けらのように軽い。
そのついでに俺までもが、世紀末でヒャッハーなモヒカン共に殺されかけていた所を、間一髪で一人の強き女に助けられる。
女の名はミスフィート。この国の悲惨な状況を打破するために、反乱軍のリーダーとして国の統治者と日々戦い続けているそうだ。
俺は決意する。
訳も分からず荒んだ世界の凶悪な奴らに、ただ殺されるなんて真っ平御免だ。
ならばこの強く美しい女の軍に入って絶対に成り上がってやる!
剣、魔法、スキル、と何でもアリの異世界で、強き者こそが絶対王者という群雄割拠の乱世を己の力で斬り開く、異世界成り上がり戦国物語が今始まる。
《見所を軽く紹介》
【主人公】小烏丸は凄腕の付与魔法使いです。
【戦闘】:相手は腐れ外道共なので一切容赦しません。
【ガチャ】:作品の肝となるアイテムが色々手に入ります。
【論功行賞】:ヒロイン達の紹介と共に小烏丸のチート装備が貰えます。現代の服で女性達が華やかに!
※ジャバルグを撃破し尾張を掌握したミスフィート軍。次は他国の脅威を撥ね退け尾張を豊かな国へ!
ノベルアップ+、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 18:10:00
1900620文字
会話率:53%
赤い流星の細かい設定。作者の確認用でもあります。
最終更新:2019-11-04 21:12:09
2123文字
会話率:83%
4の続き。
ギャグコメディ。
敵である天界の御使いを追い払い、魔王とその側近であるセラフィムは婚礼の儀に向けて準備を進めます。
しかし婚約者であるフーシャ姫の父王は魔王に「砂漠での陣取り合戦」に参加し、それに勝ったら姫をやろうと言ってきたの
でした。
準備を整え陣取り合戦に臨んだ魔王でしたが、フーシャを取り返したい勇者ジークに加え、魔王を潰したい天界と地上の教会が圧力をかけてきます。
仕方なくゲームをバトルロイヤル形式に変更したところ、魔王が暴走しだし、世界は危機に見舞われたのでした。
1~4を読まないとだいぶ分からないのではないでしょうか。
とりあえず5まで完結済み。
なんとなく土曜日更新。遅れたらすいません。
1と2をまとめた4コママンガつきの同人誌もあります。
BOOTHに載っていますが管理者が違うこととほぼ放置のため、気になる方は直接お問い合わせ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 16:03:07
7576文字
会話率:58%
――合戦は旦那様(信長)に任せて、内政チート頑張ります!
なんやかんやで異世界転生してしまった私。魔法を極めたので現代日本へ帰ることにしました。
……ちょ~っと失敗して戦国時代に来ちゃったけど。
え? 私が帰蝶? 信長の
奥さんになる人? 人違いなんですけど……どうしてこうなった?
まぁ本能寺の変を回避すれば天下人の奥さんだし、それまでは内政チートと軍事チートをやりつつスローライフを――あの、旦那様? 歴史の表舞台に立たせようとするの止めてもらえませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 07:10:00
1248400文字
会話率:38%
白薔薇の騎士団長ブライアンを応援するサクラとして雇われたリリスはお小遣いのため今日も黄色い声援を送る。ブライアンはリリスの兄で、兄は好敵手である黒薔薇の騎士団長オニキスに声援で負けたくないのだ。しょうもないと思いながら、お小遣いのため今日も
ノルマを熟し、趣味のスケッチをしながら過ごす。
(オニキス様かっこいいなー)
本当は黒薔薇の騎士団長に声援を送りたい。だけどお小遣いが大事なので目に焼き付けて、スケッチだけして過ごしていたリリスだが…「君は、俺を見ていただろう」「ぴぃ…!?」ばれてる――――!!
★楠 結衣さん主催「騎士団長ヒーロー企画」参加作品。
※短編で投稿していたものの、連載になります。七人兄妹エピソード。嫁取り合戦。薔薇は一体誰の手に!! など追加していきたい…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 06:00:00
137343文字
会話率:33%
時は平安時代後期。都から遠く離れた地方で豪族から武士が生まれ、その力を無視できなくなった時代。都からはるか東の地では、有力武士の一縄氏と郷巻氏が覇を競い合う。20年前に郷巻氏との合戦に敗れた一縄氏は、その後の混乱を収拾し、勢力を盛り返した
今、再び郷巻氏に挑みかからんとしている。
その一縄氏の家人(けにん)・笠階宇木正の元には、ユニ族の青年の間者がいる。ユニ族とは、常人では真っ暗で何も見えないような闇夜でも、物を見れる目を持つ異能の一族。青年は親兄弟を亡くし、子供の頃から笠階家で育てられてきた。アカゲラと呼ばれている彼が、なぜ間者になり、何の為に闘うのか。そこには、笠階の娘、山吹が深く関わっている。彼女もまた、別の異能の持ち主だった…。
一縄、郷巻の覇権争いに、都の帝の思惑も絡み合い、異能を持つ二人の運命が翻弄される。
*時代考証はしていません。登場人物も全て架空の人物です。平安時代後期の様な別の世界のお話と言う感じでご理解を。なので、変な拘りですが、『天皇』という言葉は使わず、『帝(みかど)』という呼び方にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 09:10:00
47144文字
会話率:53%
1600年。天下分け目の関ヶ原の合戦。それに連動して、Q州の各地でも激戦が繰り広げられていた。俺は父の新免無二斎と共に、東軍・黒田如水の陣に加わり、石垣原の戦いに参戦する。この合戦に勝利した後、俺は諸国遍歴の武者修行の旅に出た。この阿修羅の
如き旅路のなかで、俺は強敵を求め戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 21:07:51
18727文字
会話率:39%
私は室町幕府・管領の細川勝元の娘として生まれた。だが、私はが七歳か八歳の頃に応仁の乱が勃発する。
この戦乱では、東軍の指揮を私の父・勝元が執り、対する西軍を率いるのは、母方の祖父・山名宗全であった。
十一年にも及ぶ応仁の乱は、父・
勝元と祖父・宗全の病死により、勝者のないまま、終息していく。
だが、戦禍で焼け野原になった京の都で、私は謎の怪僧・果心居士と出会った。
果心居士の呪術によって私は『永遠の十七歳』になり、女性忍者(くのいち)として、この乱世を見届ける事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 12:51:10
3420文字
会話率:34%
※この話は、本編 buddy ~絆の物語~ を読了後に読むことを推奨します。
愛情表現が苦手な隼斗が、芽衣のために頑張る話。
隼斗と芽衣が入籍して2週間。
芽衣が勤める病院の新年会で、同僚の山下と先輩看護師がなにやら企てている様
子。
そんなこととは知らずに、芽衣は自分が結婚したという報告をいつしようかタイミングを見ていた。
しかし、山下たちの思惑に気づいた市木は、とんでもないことをする・・・!
愛情表現が苦手な隼斗が、芽衣のために一生懸命頑張るお話です。
このお話は、本編番外編「隼斗の試練」をこちらに移したものになります。話の内容に変わりはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 19:51:56
6662文字
会話率:49%
「社会科研究部ハ暗躍セリ」の続編
激しい選挙戦を制し、会長に就任した優月に新たなる難題が発生。
市内の4つの学校との対抗戦で勝利をするという難題を抱え込んでしまったのだ。
対抗戦とは名ばかりの合戦と言ってもいい戦い。
優月は再び社会科研究部
の力を借りて勝利を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 16:49:36
33457文字
会話率:46%
「総合戦闘力5、ゴミね」
異世界の暗黒大陸に勇者として召喚されたハヤト。しかし、彼には戦闘力も特別な能力もなかった。
なぜ自分が勇者として選ばれたのか――その理由もわからぬまま、ハヤトはメイドたちと共に、下働きの日々を送る。
彼を召喚し
たのは、暗黒大陸を探索する聖王国の軍団である。
暗黒大陸は恐るべき生物が跋扈する危険な地であり、軍団はすでに帰還の手段を失っていた。
暗黒大陸には、「ゲート」と呼ばれる無数の深いダンジョンが存在し、そこからは異世界から転移してきた未知の生物が溢れ出している。
「ゲート」の最奥には、異世界への移動を可能にする「転移結晶」があり、軍団はこの物質を集めて帰還を目指していた。
しかし、彼らを待ち受ける運命は、予想を遥かに超える厳しいものだった。
これは、能力なき勇者が、生き残るために足掻く壮絶な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:56:21
452523文字
会話率:32%
紅白歌合戦には夢中にならず。
毎年恒例の、グルメ番組を観ています。
そう、こんなのでいいんだよ。
最終更新:2024-12-31 23:09:55
200文字
会話率:0%
大晦日の夜、紅白歌合戦を見ていたら、君はうとうとしていた。それから、除夜の鐘の頃には、炬燵に潜り込んでいた。頑張っているから、夜更かしは苦手だなと思っていた。詩を書いたら、いつも褒めてくれた。調子にのって、今もたまに書いている。これからは、
できれば、光を届けられるような、詩人になりたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 20:59:12
300文字
会話率:0%
王立リエダン競竜場シリーズ第2編です。ダービー・デイと有馬記念の前日に投稿***地球なら競馬場でサラブレッドが走りますが、この世界では競竜場で草食竜が混合戦をします。カバとキリンと象がレースしていると思ってくださいませ***グルーガーは、今
や熟練の誘導竜となった。今日も落ち着かない若い竜を宥め、競竜世界のルールを教え、遁走した竜を追いかけ、乱闘を始めた竜の間に入ってなだめる***第1編、アリソンとセレッソが優勝を収めたレースで、追走していたグルーガーのお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:12:59
3958文字
会話率:9%
保元の乱から3年が経った1159年。父を殺して源氏の棟梁となった源義朝は、自分の待遇に不満を持っていた。その不満に権中納言であった藤原信頼は近寄り、自らの仲間へと引き入れようとする。
一方朝廷では、師仲を中心とした二条帝の親政を目論む
二条親政派と、後白河院の院政を望む院政派が対立していた。そこへ将門に乗っ取られてた清盛に殺されたはずの竹内宿禰が近寄り、信頼の紹介を持ちかける。
その翌日。平家屋敷にあいさつに行った義朝は、清盛に挨拶をしに行く。清盛に関東時代のことを聞かれ、義朝はその思い出を語る。
藤原信頼と組んだ師仲は、信西のバックに着いている清盛の暗殺を決めた。白い旗に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 17:04:14
249938文字
会話率:45%
現代社会で休みの日にイベントでチャンバラ合戦をしていた男ならが、相手の攻撃を頭に受けて
昏倒し気が付いたら見知らぬ原っぱへと放置されていた。
何故こうなったかは分からないが玩具の刀がいつの間にかモノホンのポン刀になっており、人助
けをす
る内に徐々に戦いに巻き込まれていく…そんな内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 22:39:10
710559文字
会話率:29%