第一王位継承権を持つ主人公『龍神の騎士姫(りゅうじんのきしひめ) 』の二つ名持ちの王女は、邪馬台国の神殿内にある魔法陣の上に突如として出現した。
邪馬台国(やまたいこく)の卑弥呼(ひみこ)女王と出会ったことで王女フラウリーデのその後の
運命は大きく変化していく。
彼女は卑弥呼から呪術能力を継承し、巨大帝国侵略軍を退け、最終的にその帝国を滅亡に追いやる。一方で、王国を盤石(ばんじゃく)な体制にするためには科学の発展が欠かせないと考え、豊富な資金と黒い水(石油)により近代国家へと変貌(へんぼう)を遂げさせる。
だが、その最中、王国を二分するような内乱が勃発する。その叛乱軍を二度の合戦で科学力と知力で鎮圧し統一した。そして王国は恒久的な平和を掴んだかの様に見えた。
彼女が生涯心血を注いだ石油を用いた産業革命による文明の進歩は世界中に富をもたらした。だがその一方で、それはやがて人類の滅亡の引き金となっていく。
彼女が天寿を全うして約千年後、進み過ぎた科学発展によりその星のあらゆる生物は死に絶えてしまった。、、、かのように思われた。
女王が最も幸せだったのは、その世界が栄華の絶頂期で没したことであろう。
あらゆる生物が死に絶えたと思われたその世界から、ある日一隻の超弩級空母(ちょうどきゅううちゅうくうぼ)が宇宙へと向かって旅立っていった。
居住可能な惑星探しの旅である。
それから約千年近くが経過し、一人の若い少女が再びその世界へと降りたった。百人の子供達と動物を連れ、そして食用となる植物の種を持って、、、。
そしてその星に新しい小さな世界を作り始めた。
彼女が創世したその世界は、時間が忘れ去られたようにゆっくり、ゆっくりと流れているようであった。
その新世界の名は耶馬台国(やまたいこく)、若い王女の名前は卑弥呼(ひみこ)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 12:35:49
478287文字
会話率:24%
大伴大三郎吉久……
うっ、ベッドで激しい頭痛と吐き気にて目が覚めた。
朦朧とする意識の中で重い瞼を開けると、いつもの変わり映えのしない室内に
天蓋付きのベッド。執事の面も見える。
しかしだ。しかし、なんじゃこれは?!
二人分の人生
の記憶が流れこむ。
例えらば滝つぼで滝行してござった如く、一つの滝つぼにいる拙者へと流れ込む。
狐の類、もしくは妖怪類に騙されておるのか。
拙者の人生の一つは大名の大伴十三右衛門の三男 大伴大三郎吉久。
もう一つはヴェルヘル=クラウス辺境伯の三男 ルーク=クラウス。
忍びの者の心得と魔術の知識を併せ持ったルーク=クラウスが
六尺褌を締め、新しい生き方を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 22:06:28
302459文字
会話率:37%
戦国の世。時代とともに駆け抜けたのは、齢十八の若き忍び達であった。
忍び里への大規模な敵襲の後、手に持つ刀や苦無を筆にかえ、彼らは次代の師となった。
護り、護られ、次代へ紡ぐその忍び技。
まだ本当の闇を知らずにいる雛鳥は、知らず知らずに彼
らの心を救う。
しかし、いくら陽だまりの下にいようとも彼らは忍び。
にこやかに笑い雛と過ごす日常の裏で、敵襲への報復準備は着実に進められていった。
※他サイトにも投稿しています。
※天正七年(1579)間の出来事を一部取り扱っておりますが、あくまでも創作となりますので実際に起こったことの背景とは異なります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-08 23:00:00
357528文字
会話率:51%
徳川家康軍が、天下統一を目前と迫る戦国時代で、忍びの者を中心に、術や魔力を、自在に操る事が出来る者達が、わずかだが存在していた。
しかしながら、彼ら術や魔力を持つ者の事は、どの文献や歴史的資料にも存在して居ない、つまり彼らは、表に出る事無
く、裏の世界で、歴史を設計していた者達の物語である。
鳥鬼の首領ダイスは、悪しき力を持つ者と知りつつも鬼の赤子を、守り抜く
ある者は、何に取り憑かれたかの様に、自分の才能で、何処までやれるか試し、又ある者は、種族を超えて、愛の為に生き、又ある者は、数奇な運命に翻弄され、歴史の塵に埋もれながらも、踠き苦しみ一点の光に活路はある、そう信じ前に踏み出す。
守るべき物とは、一体何なのか、彼等はそれを問いかける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 20:11:09
5208文字
会話率:30%
仕事から帰ると、家の前に撒菱(まきびし)が散らばっていた。
最終更新:2020-03-17 12:00:00
1996文字
会話率:44%
日本の現代においても忍びの者は存在していた。
それは国家機密であり国家の危機的状況においてのみ発動するがそれは意外にも京都の老舗料亭「やまと」である言葉で命じれば迅速に事を成し遂げる。
でもその力は一国家を一瞬にして崩壊させ例えるならば核兵
器を持つに等しいとされていたのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 03:10:52
4923文字
会話率:31%
忍びの里で鍛えられた子供の初仕事。身分ある人物の道中待ち構えて暗殺の試みです。そんなに激しいこと書いてないですが一応R15。
最終更新:2018-02-12 20:01:20
378文字
会話率:0%
江戸時代末期、英国の捕鯨船の船員が常陸・大津浜(現在の茨城県・大津町)に上陸した。この珍事に、周辺の各藩が対応に追われ、右往左往したという歴史的事実がある。さて、近隣の藩に、奥州・泉藩という譜代の藩がある。当時の藩主は有名な徳川四天王の一人
、本多忠勝の末裔である。この藩に二人の兄弟が居た。忍びの者であった。この兄弟を軸にして、大津浜異国人上陸事件への各藩の動きが顕在化する。ペリー提督率いる黒船来航の前に、この事件が勃発したことは知られていない。この物語はこの歴史的事件に焦点を当てて、若者の恋物語を絡めて、展開していく。さて、事件の結末はどうなったか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-12 20:00:00
56877文字
会話率:17%
雪江は、普通の高校生。
失恋した直後に江戸時代へタイムスリップしてしまう。
電気もガスもない生活。着物も一人で着ることもできない自分に自信喪失。何不自由なく過ごしていた21世紀と江戸時代、どちらが幸せなのか。
雪江がなぜ、タイムスリップして
しまったのか・・・・。侍との恋はかなうのか。意外な事実が判明。
第三部、始まりました。他のサイトにも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 07:31:42
653124文字
会話率:40%
僕達は死を待つ。
自ら戦の中へ飛び込み、血を浴びて、刀を振りかざし、死体の中で乱舞する。
悲鳴が歌に、肉を割く音が曲に聴こえる狂った僕達は、いつか合間見える己の宿敵に切っ先を向け、力尽きるまでその心臓の動きを止めにかかる日を待つ。
無様で
美しく、醜い屍の姿を望む者達。
僕らは、黒水隊と命名された。
翊羽(ヨクウ)ー翊鎖の兄。黒水隊(コクスイタイ)の一員。
翊鎖(ヨクサ)ー翊羽の弟。黒水隊の一員。
松「マツ)ー黒水隊の隊長。翊羽、翊鎖、永久に名を与えた。
永久(トワ)ー柄物の頭巾を被っていて性別は不明。まるで血飛沫まで操るかのように人を殺す。
鶴霧(ツルギリ)ー後に黒水隊の一員となる。
雷蔵(ライゾウ)ー黒水隊の一員。忍びの者。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-08 22:57:58
16652文字
会話率:56%
人に影あり。影に闇あり。
古来、人間は主従関係を築き、互いの繁栄を祈り生きてきた。
なればこそ、競争社会の現代において、この関係性が滅びるはずはないのだ。
これは主君を思う忍びの者と、心を患った主君の孤独な戦いの物語。
人類は太平
の世を手に入れることが出来るのか。人は、格差なくして生きられないのか。
現代に生きる若者の、壮絶な青春の果てに残ったものは、ティッシュとお茶とラブソングだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-12 17:38:24
2946文字
会話率:42%
遥か昔、日本では忍びの者が存在していた。
そして幼さの残る少年といった容姿の主人公、優雅が生きる現代は忍術者というものが一つの職業として日本に大きく貢献し、忍び大国となっている。
優雅の両親はそんな忍術者たちの間で最強コンビといわれるほどの
実力者だった。
優雅はそんな両親と幼少の頃から忍術訓練を積んできた。
しかし、優雅が一般の高校へと進学してまもなく、両親は任務失敗という形での死亡という知らせが届く。納得のいかない優雅は真相を探るべく忍術者たちが通う学園へと編入するが・・・・・・
かわいい見た目で強すぎる主人公優雅が歩む軌跡をどうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-29 07:00:00
59619文字
会話率:43%