田舎住まいの少女ユーラシアがある日不思議な夢を見た。帝国との戦争で命を落としてしまったが、その功績に敬意を表し、ギフトを授けて二度目の人生を用意してやろうと女神に言われたのだ。ところが実際には戦争など発生しておらず、もちろんユーラシアも死ん
でなどいなかった。女神が時間を100日ほど勘違いしていたため、まだ何も始まっていなかったのだ。ユーラシアは同居していた精霊クララとともに冒険者となった。1年後には『世界の王』と呼ばれることになるユーラシアの伝説が今始まる。コメディー仕立てでハッピーエンドのハイファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:40:13
6017159文字
会話率:59%
「魔王ゼラビロスよ、あのキモいオッサンのチ〇コ、もぎとってこい! 魔王パリピーニャ、お前は最強だからダンジョン探索に協力してくれ、あと、いったん、オッパイさわらせ――いや、なんでもない!」
「「仰せのままに、マイマスター」」
「あと、ヤクザ
の事務所に殴り込みして金とマジックアイテム盗ってきて! あと、あの偉そうな貴族をぶんなぐれ! それと、闘技場で、バレないように、コソっと協力してくれ! ギャンブルでも手を貸してくれ! それと、あれと、これと、あれも、これも!! ――ああ、くそっ、時間が足りないよ! 5分、短いって! 足りないって! バレないように注意深く、欲望を満たしていくの難しいって! でも、エグいぐらい楽しいぃいい!」
――『女神の結界によって守られた巨大都市』の外は、『魔王の称号を持つ怪物』がうじゃうじゃはびこっている。唯一『人間の生存』が許された巨大都市内部は『激しい階級制度』がはびこる超格差社会。
そんな世界に、何の力もなく転生した元日本人高校生『月光寺(げっこうじ) 時一(ときいち)』は『奴隷(どれい)』として虐げられる日々を送っていた。
ある日、そんな時一の身体に、『記憶をなくした幽霊』が取り憑(つ)く。
『力も記憶も体もなくしているが……どうやら、一日に5分だけ、お前の体を使えるっぽい』
時一の身体を使っている時だけ、その幽霊は、『召喚能力』が使える。
5分間限定だが、『街の外を跋扈(ばっこ)しているあの恐ろしい魔王たち』を、『どこでも召喚することができ、完全にコントロールできる』というチート。
巨大都市は、女神の結界によって守られているため、外敵は絶対に入れないが、幽霊の召喚能力を使えば、この巨大都市内部で暴れさせることも可能。
『時一。お前の役にたってやるから、お前も俺の役にたて。――俺はお前を利用して、なくした全てを取り戻す。お前は俺を利用して成り上がるなりなんなり好きにしろ』
こうして始まる、『地獄に転生した奴隷』と『記憶を亡くした幽霊』の、
痛快クライム成り上がりサスペンス!!
※とことん出世して大団円を向かえるハッピーエンドとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 17:53:25
188132文字
会話率:24%
性格が悪いクズの俺は、友達が一人もいない童貞の高校生。
トラックにはねられて死んで、剣と魔法の世界に転生したから、ウッキウキでスライム倒しまくって、死ぬほどレベルをあげて最強を目指した。
寿命で死んだら、また転生した。レベルは引き継いでい
た。
強くてニューゲーム。
二回目の転生で世界征服し、王になった。
しんどかったから、もう二度とやらないと誓った。
三回目の転生でモンスターになった。
世界征服とかダルいからもういい。
無邪気に最強だけ目指していたい。
そう思っていたが、三回目の世界は、糞な貴族が好き放題やっている地獄だった。
どいつもこいつもクソ調子こいててムカついたから、とことん苦しめてから皆殺しにすることにした。
俺は性格が終わっているのだ。
自己中心的でサイコパスなシリアルキラー。
皆殺し破滅計画の初手として、俺は、
「スペックは高いが、頭がおかしいとウワサの悪役令嬢」に目をつけた。
「こいつを女王にして、こいつの犬として暗躍しよう」
うまいこと力を隠しつつ、悪役令嬢の犬として、陰湿に、残虐に、シニカルに、ビターに、ダーティに、手際よく、小気味よく、カス貴族共に絶望を与えていく。
改めて思う。
やはり、俺は性格が悪すぎる。
俺ほどのサイコはそういない。
もはや、自分で自分が可哀そう。
※周りの声。
悪役令嬢『あなたほどの聖人は見たことがない。私ではなく、あなたが王になるべき』
手下1『あなた様こそ、正当なる支配者』
手下2『世界で一番優しいあなた様に、この世の全てを奉げたい』
手下3『この上なく尊き方。全ての生命を照らす光よ』
……なんで、こうなる……
ゲロ吐きそうなほどキモい連中だ。
どうやったら、性格最悪の俺を、いい人間だと勘違いできるんだ。
俺を善人扱いするのは、フェルマーの最終定理よりムズいだろ。
――これは、『性格最悪の俺が、ハンパなカスどもを陰湿にイジメる物語』だが、
――『絶対に王にはなりたくない性格最悪の俺』と、そんな俺を『聖人』だと誤解して王にしようとするバカ共との、『終わらない血みどろの闘争』を描いた物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 07:20:00
262539文字
会話率:28%
万年Dランク冒険者のアルトは、所属するBランクパーティー「深紅の爪」で『荷物持ち』兼『肉の盾』として、5年間も虐げられ、搾取され続けてきた。
「お前は黙って俺たちのために死ね、この無能が!」
ある日、リーダーのミスを一方的になすり付けら
れ、ついに一文無しでパーティーを追放されてしまう。
すべてを失い、絶望の淵に立たされたアルト。しかしその瞬間、彼の脳内に声が響く。
《ユニークスキル【無限成長】が覚醒しました》――それは、歩く、振る、拾うといった全ての行動が経験値となり、際限なく強くなれる世界でただ一つのチートスキルだった。
追放を機に、孤独ながらも地道な努力を始めたアルトのステータスは、爆発的に上昇していく。ゴブリンを倒せばレベルが上がり、薬草を抜けば筋力が上がる。その力は、もはやかつての仲間を遥かに凌駕していた。
一方、便利な雑用係を失った元パーティーは、実力のメッキが剥がれて凋落の一途を辿っていく。
これは、無能と蔑まれた心優しき冒険者が、本当の自分を評価してくれる仲間と出会い、やがて世界最強へと成り上がる物語。
「アルト、俺たちが間違っていた!戻ってきてくれ!」
――かつての仲間たちが後悔の涙を流して懇願してきた頃には、もう遅すぎる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 05:20:34
60337文字
会話率:29%
荒くれオークと転生少女のちょっぴりえっちな異世界結婚生活!
病弱な少女ミエが異世界に転生したら健康な体に!?
だが不運にも転生早々オークの襲撃に巻き込まれてしまった彼女は、彼らにオークどもの性奴隷同然の存在を意味する『オークの花嫁』になれ
と脅迫されてしまう。
ところがミエはそれを文字通りのプロポーズだと思い違いしてしまい…?
誤解と勘違いで結ばれてしまった異種族夫婦が≪応援≫スキルと共に繰り広げる異世界恋愛内助の功成り上がり物語ここに開幕!!
※オークなので作中一夫多妻要素があります。苦手な方は御注意ください。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 00:00:00
2778660文字
会話率:35%
新たな技術によりフルダイブ型VRMMOで世界が盛り上がる中、そこへ参入する少女の姿が。
ただし、彼女は周りにいる多くの新たな世界で楽しみを見つけようとするような存在とは大きく違っていた。
「これで、みんなより長い時間勉強できる!!」
そ
う。彼女は受験生。受験戦争という恐ろしい場所に身を投じ、日々心身を削りながら他者より先に出ようとするそんな存在。
彼女が新たなゲームに求めたものは、体感時間の増加だった。時間が引き延ばされ現実の3倍の時間をゲーム内で過ごすことができるというフルダイブ型VRMMOならば、ほかの受験生たちよりも多い時間で勉強ができると考えたわけだ。
そんな狙いの下、彼女は全力でゲームの中で勉強をするという矛盾したような行動を始める。そうしてそのまま彼女は志望校合格のために毎日ひたすらゲーム内で勉強を………というのはほとんど実現したものの、想定外の出来事が頻発した。
彼女の勉強内容に興味を持つNPCや、彼女と似たことを思いつくプレイヤーの登場、イベントへの参加。そして、その先に待ち構えている、彼女の想定していなかった活躍。
彼女はただ受験勉強がしたいという思いとは裏腹に、ゲーム内で伝説を作っていくことになるのだった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 23:33:10
1192510文字
会話率:46%
「あなたには、悪役に転生してもらいます」
女神にそう言われて転生させられたシット・リバー。女神の言葉は嘘で、実はシットは主人公のはずだった。しかし、自身が悪役だと思い込んだ彼はゲームの流れを無視して、死ぬはずの王女を救いあり得ないほどの金銭
を稼いでいた。そうして明らかにイージーモードで始まる本編。早速入学式が……と、思いきや、事故により予定が延期。暇になってしまった彼は王女に頼んで特別に学校を見学させてもらうことに。そこで出会うのは、最初のヒロイン。お金が無い彼女を奴隷として購入するというのが原作の流れなのだが、すでに比べものにならないほどの金額を稼いでる彼は流れを大きく変えて……。
悪役と言いつつ主人公以外に救済を行なう彼はどこに行く付くのか。
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 07:05:11
14931文字
会話率:57%
凡人であることを受け入れ、天才を超える方法を考える。冒険者として天才を超える方法として思いついたのが、呪いの装備を使うこと。誰もが忌避する呪いの装備だが、確実に強い。すでに攻略されている場所へ入り、とられていない装備を探して呪いの装備を探し
ていく。そうしてついに見つけた呪いの剣なのだが、持ってもメリットの方が大きい。敵を倒していくと呪いが軽減されたとアナウンスが流れ、不思議に思って『鑑定』を行って気付く。呪われていたのは剣であって、所持者までは呪われていないのだ。予想外のことに驚きつつも、その強い呪いの剣を活用して格上の敵へ挑んでいく。帰り道、のんびりと魔物を倒しながら歩いて板だが、悲鳴が聞こえる。駆けつけるとミノタウロスがいて、苦戦を強いられることに。だが、そんなときに剣の呪いが軽減されて……。
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 19:05:02
12102文字
会話率:38%
かつて異世界に君臨した大魔王フレア。
勇者に討たれ、次に目覚めたのは日本のボロアパート! 貧弱な美少女の体で、最大の敵は【家賃の督促状】!?
腹心の元・参謀(現ハムスター)と共に、起死回生の一手『Vtuber』で現代を生き抜く!
これは
、尊大ポンコツな元・魔王様が再び頂点を目指す、勘違い世界征服コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:00:00
23366文字
会話率:41%
底辺社畜の俺は、バグ満載RPGの三周目に死んでゲーム世界に転生した。それも魔族に焼かれる初期村のモブという最悪キャラに。バグ技を利用して好き勝手に生きるに決めたが、主人公のハーレム要員が、次々俺になびいてくるんだが。
「ねえモーブ、私たち
ふたりっきりで、これからどうするの」
「そうだなラン、まず村の倉庫で当面必要な物を調達だ。それからゆっくり、ふたりっきりでどう暮らしていくか考えようや」
「モーブって頼もしい」
「おいおい、抱き着いたら歩けないだろ」
「えへっ。ごめん」
……かわいいなあ、ラン。早くも俺にデレたメインヒロインと、俺はこの世界で人生をやり直すんだ。
何から何まで恵まれた主人公のヒーローは、勝手に王道を歩んで魔王を倒せばいい。俺は俺でのんびり気ままに暮らすわ。悪いな、お前の仲間、全部もらっちゃって。みんな、俺とまったりするほうが好きだってよ。
――これは、即死モブに転生しながらも人生を諦めず心のままに生きる男が、世界線をゴリゴリ変えていく物語。運命は自分で変えられる――
●登場人物(第一部):
モーブ:底辺社畜がゲーム世界に転生した姿。ゲーム開発者の手抜きから「モブですぐ死ぬんだし、名前なんかモーブでいいだろ」と名付けられた悲惨なキャラ。
ラン:メインヒロイン。ゲーム内人気鉄板一位。ゲームでは、いずれ最強のヒーラーに育つ存在。貧乏な孤児。モーブに命を救われ、デレる。
ブレイズ:本来の主人公。モーブやランの幼馴染。剣術も魔法も万能。性格も良く、実家は村一番の金持ち。実は勇者の血筋。王立冒険者学園「ヘクトール」入試で卓越した成績を残し、SSS級のトップクラス「ドラゴン」に配属される。
マルグレーテ:「ヘクトール」SSSクラス。同期。モーブのバグ技を「特別な能力」と勘違いし、なにかと絡んでくる。地方貴族の娘で生来気位が高いが、タメ口で友達として扱うモーブに陥落する。ゲーム内では本来、ブレイズのハーレムパーティー要員。メイジ枠。
リーナさん:「ヘクトール」養護教諭。入試でモーブの謎の力を見て入学を許可し、なにかと助けてくれる。回復魔法と補助魔法の使い手。
居眠りじいさん:「ヘクトール」でモーブが配属された落ちこぼれ底辺クラス「Z」の担任教師。やる気皆無で、授業はすべて自習黙読。本人は授業中ずっと寝ている。
●カクヨムにて先行公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 12:10:00
1225497文字
会話率:61%
ゲームと効率的な能力ビルドに全てを捧げていた現代の男性・**リョウ(主人公)**は、不慮の事故で命を落とす。次に目覚めた時、彼は異世界の地下深く、魔素が充満する洞窟で、手足も目もない「極小の魔石(マナストーン)」として転生していた。
言葉も
発せず、動くこともできない最弱の存在。しかし彼には、周囲の「魔力」や、吸収した生物・物質の「エッセンス(性質・能力)」を「解析・習得」し、それを元に自身の「肉体」を構築・変質できるという、唯一無二の能力があった。
最初は無数の魔物や自然の脅威に怯えながら、周囲の魔力を吸収してわずかに成長し、能力を模倣。やがて「人間らしい姿」を求めて、吸収した魔力と解析したエッセンスを元に「最も効率的で、完璧な人型」を構築しようとする。
しかし、なぜか意図せず絶世の美少女の姿で具現化してしまい、前世男性の意識とのギャップに内心混乱する。「な、なんだこの姿は!?俺が目指したのはこんなんじゃない!完璧な効率で構築したらなんで美少女なんだよ!?」
彼は自身の魔石本体を心臓部に隠し持ち、美少女としての生活を送りながら、魔物を吸収して能力を強化し、異世界の常識を学び、仲間を増やしていく。その天性の美貌と、魔石由来の規格外の能力(他者の能力模倣、物質生成・操作、魔力効率化、生態系への影響など)で、彼は知らず知らずのうちに世界を揺るがす存在へと成り上がっていく。
周囲は彼を「天才美少女魔導師」「聖女」「女神の化身」と崇めるが、その内側には「なんで俺がこんな姿に!?」とツッコミ続ける元男性の魂。
果たして彼は、このギャップを乗り越え、最強の美少女として異世界で生き抜き、仲間と共に新たな国家を築き、世界の運命を掌握することができるのか?
美少女姿で異世界を創り上げる、勘違いとギャップ満載の超長編成り上がりファンタジー!
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最終更新:2025-06-30 23:37:20
673106文字
会話率:52%
ゲームと効率的な能力ビルドに全てを捧げていた現代の男性・リョウは、不慮の事故で命を落とす。次に目覚めた時、彼は異世界の地下深く、魔素が充満する洞窟で、手足も目もない「極小の魔石(マナストーン)」として転生していた。
言葉も発せず、動くことも
できない最弱の存在。しかし彼には、周囲の「魔力」や、吸収した生物・物質の「エッセンス(性質・能力)」を「解析・習得」し、それを元に自身の「肉体」を構築・変質できるという、唯一無二の能力があった。
最初は無数の魔物や自然の脅威に怯えながら、周囲の魔力を吸収してわずかに成長し、能力を模倣。やがて「人間らしい姿」を求めて、吸収した魔力と解析したエッセンスを元に「最も効率的で、完璧な人型」を構築しようとする。
しかし、なぜか意図せず絶世の美少女の姿で具現化してしまい、前世男性の意識とのギャップに内心混乱する。「な、なんだこの姿は!?俺が目指したのはこんなんじゃない!完璧な効率で構築したらなんで美少女なんだよ!?」
彼は自身の魔石本体を心臓部に隠し持ち、美少女としての生活を送りながら、魔物を吸収して能力を強化し、異世界の常識を学び、仲間を増やしていく。その天性の美貌と、魔石由来の規格外の能力(他者の能力模倣、物質生成・操作、魔力効率化、生態系への影響など)で、彼は知らず知らずのうちに世界を揺るがす存在へと成り上がっていく。
周囲は彼を「天才美少女魔導師」「聖女」「女神の化身」と崇めるが、その内側には「なんで俺がこんな姿に!?」とツッコミ続ける元男性の魂。
果たして彼は、このギャップを乗り越え、最強の美少女として異世界で生き抜き、仲間と共に新たな国家を築き、世界の運命を掌握することができるのか?
美少女姿で異世界を創り上げる、勘違いとギャップ満載の超長編成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:14:40
279418文字
会話率:52%
ゲームと効率的な能力ビルドに全てを捧げていた現代の男性・リョウは、不慮の事故で命を落とす。次に目覚めた時、彼は異世界の地下深く、魔素が充満する洞窟で、手足も目もない「極小の魔石(マナストーン)」として転生していた。
言葉も発せず、動くことも
できない最弱の存在。しかし彼には、周囲の「魔力」や、吸収した生物・物質の「エッセンス(性質・能力)」を「解析・習得」し、それを元に自身の「肉体」を構築・変質できるという、唯一無二の能力があった。
最初は無数の魔物や自然の脅威に怯えながら、周囲の魔力を吸収してわずかに成長し、能力を模倣。やがて「人間らしい姿」を求めて、吸収した魔力と解析したエッセンスを元に「最も効率的で、完璧な人型」を構築しようとする。
しかし、なぜか意図せず絶世の美少女の姿で具現化してしまい、前世男性の意識とのギャップに内心混乱する。「な、なんだこの姿は!?俺が目指したのはこんなんじゃない!完璧な効率で構築したらなんで美少女なんだよ!?」
彼は自身の魔石本体を心臓部に隠し持ち、美少女としての生活を送りながら、魔物を吸収して能力を強化し、異世界の常識を学び、仲間を増やしていく。その天性の美貌と、魔石由来の規格外の能力(他者の能力模倣、物質生成・操作、魔力効率化、生態系への影響など)で、彼は知らず知らずのうちに世界を揺るがす存在へと成り上がっていく。
周囲は彼を「天才美少女魔導師」「聖女」「女神の化身」と崇めるが、その内側には「なんで俺がこんな姿に!?」とツッコミ続ける元男性の魂。
果たして彼は、このギャップを乗り越え、最強の美少女として異世界で生き抜き、仲間と共に新たな国家を築き、世界の運命を掌握することができるのか?
美少女姿で異世界を創り上げる、勘違いとギャップ満載の超長編成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 10:30:24
91861文字
会話率:21%
S級パーティー【暁の剣】を影から支え、その栄光の立役者でありながら「足手まとい」と蔑まれた賢者・ザック。圧倒的な知識と無限に近い魔力で、パーティーの戦略立案から危険予測、そしてあらゆる状況に対応する魔法を駆使してきた彼だったが、傲慢になった
リーダーのライアスたちによって一方的に追放されてしまう。
これは、愚かな者たちに追放された最強の賢者が、新たな地で真の英雄となり、己の価値を証明する痛快無比の成り上がりざまぁファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:00:00
3251文字
会話率:34%
統計物理学者ルートヴィヒ・ボルツマンとして生きた前世の記憶を持ったまま、なぜか音楽の国の宮廷楽長「ルドヴィク」として転生してしまった主人公。
音楽のことなど何も分からない彼が、つい口走った「エントロピー」という言葉を、几帳面な家政長クラリ
スが「画期的な経済理論」として勘違い。いつの間にか『エントロピー家計簿』なる謎の帳簿が誕生し、国中に広まってしまう。
「乱雑とは、未整理ではなく、未活用である」
「埃の堆積は、空間使用密度の指標に過ぎない」
物理学の概念が次々と誤解され、創造的に解釈されていく中で、音楽の国に前代未聞の革命が巻き起こる!
確率を操るサイコロ兄弟、音楽で世界を変える黒衣の歌姫ラナ、そして誤解と勘違いが生み出す新たな価値観――
科学と芸術、秩序と混沌が奇妙に絡み合う、哲学的ギャグファンタジー!
【こんな方におすすめ】
- 転生ものは好きだけど、ちょっと変わった設定が読みたい
- 理系ネタをニヤリとしながら楽しみたい
- ギャグとシリアスのバランスが良い作品が好き
- 読者に考える余地を残す、深みのある物語を求めている
【作品の特徴】
◆ 物理学×音楽×ファンタジーの異色コラボ
◆ 「誤解」が新しい価値を生む、創造的勘違いコメディ
◆ 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い
◆ 笑いながら、ちょっと哲学的なことも考えさせられる
※この物語に出てくる物理学の使い方は、かなり創造的(めちゃくちゃ)です。でも、それがこの世界の面白さ。正確さより楽しさ重視でお送りします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:10:00
9520文字
会話率:59%
「俺はどうすればよかったんだ……?」
ブリテンの第二皇子であるアーサー=ペンドラゴンはギロチンにかけられながら己の運命を嘆く。度重なる重税や貴族の横暴に激怒した民衆の革命によって彼はその命を落としたはずだった。
だが、次に目が覚め
た場所は自室のベッドだった。しかも、自分の姿は五年前の少年だったころに戻っていることに気づく。
処刑から逃れるのはどうすればいいのか……?
悩んでいた彼が何とはなしに、メイドに親切にすると脳内に不思議な声が響く。
『善行ポイントが加算されました。未来がわずかに変動したします』
その声を救いと知ったアーサーは己の命のために人々に優しく接し、善行をつくしていった結果、歴代最高の王……『聖王』とまで呼ばれるようになる。
これは世間知らずで人の心がわからなかった少年が己の命のためにがんばっているうちに様々なことを知り成長するやりなおしの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 12:05:49
353827文字
会話率:49%
グレイブ=アンダーテイカーは、『爆乳ファンタジー』というエロゲに登場する悪役領主である。彼はハーレムを築くも、メインヒロインの一人にも手を出そうとして、破滅するゲーム序盤の雑魚敵なのだ。
ある日、頭をぶつけたことによって、前世の記憶を
思い出したことによってグレイブに転生したと知った俺は一つの目標を立てる。
「せっかくエロゲの世界にきたんだ、破滅フラグなんぞしったことか!! 俺は巨乳……いや、爆乳ハーレムを作って好き勝手するぞ!!」
前世、童貞のまま死んだ俺は、異世界に転生をきっかけに自分の望むハーレムをつくるために、努力することにする。
真の目的を隠しながらおっぱいの大きな使用人たちには優しくし、爆乳メイドが困っていたら助け、爆乳騎士をピンチから救い前世では不可能だったハーレムをつくることを目指すのだった。
「ふははは、これで俺はついにおっぱいを揉めるんだぁぁぁ!!」
だが、グレイブは知らない。爆乳な少女を救うための行為が、評価されすぎてしまい、やがて救世主とよばれることになってしまうことを……そして、評価が上がりすぎてクズなことがしにくくなることを……
挙句の果てに、頑張った功績が認められこの世界を救う戦いにもかかわることになってしまうのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 12:11:33
128113文字
会話率:51%
ある日、幼なじみが消えた。
心当たりの場所に残された本には勇者の物語が記されていた。どうやら彼はこの本の世界に勇者として召喚されているらしい。私は彼を助けるために残り物のスキル『呪い無効』と称号『勇者見習い』を選択して異世界に転移す
る。て、え?見習い?!
ただ、この異世界転移が私の不幸の始まりだった。あれか?呪い無効の使い道がないからか?!それとも勇者見習いだから?心当たり多すぎだから!!
死亡フラグ満載の逆境の中、私は雑草の様に逞しく生きていく。全ては幼なじみと無事、元の世界へ戻るために。
指摘、ご意見、感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 00:07:28
712262文字
会話率:33%
千客万来(山賊、海賊、サイコパス)頼むから、普通のお客さん来てくれ!!
VRMMOで鍛冶屋として地道にプレイを続け、ようやく念願の自分の店を開いた鍛冶屋のレオ。
不安と期待が入り混じった気持ちでお客さんを待つ。しかし……誰も来ない。
それ
もそのはず。レオのお隣さんは、ワールドランク1位の最強PK(殺人鬼)だったのだ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 13:37:37
477543文字
会話率:46%
「俺はただ、静かに畑がしたいだけなんだ…」リストラされ異世界に来た畑中耕助(35)。
与えられた【土いじり】スキルを頼りに、辺境の村で念願のスローライフを始めた……はずだった。
ところが、作る野菜は規格外の美味さで村の人気者に。頼まれて農業
アドバイスをすれば村の収穫量が上がり、魔物対策を考えれば村を救ってしまう。
本人は「運が良かっただけ」「皆さんのおかげ」と謙遜し続けるが、周りの評価はうなぎ登り。
村娘や美女行商人、エルフにまで懐かれ「英雄」扱い。自己評価最低のおっさんが送る、勘違いと無自覚だらけの異世界農業ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 12:29:37
106710文字
会話率:28%
魔道具開発と売買で成り上がった資金力極太実家を持つ男爵令嬢マリアベルは、伝統ある伯爵家次男のウィルフレドと政略結婚前提の婚約をしている。
ウィルフレドは社交界で天使と讃えられるほど美しく、慈悲深いと有名だった。平凡な自分は釣り合わないと悩む
マリアベルは、ある日彼の好みのタイプが『面白い女性』だと知る。
彼好みの『面白さ』を模索するなか、マリアベルはついにバイブルを手に入れた。
そう、『おもしれー女』がヒロインの恋愛小説である。
これこそがウィルフレドが求める女性像だと確信したマリアベルは、金に糸目を付けず自分を溺愛する激甘家族全面協力のもと、『おもしれー女』を極めるために立ち上がる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 18:10:00
19279文字
会話率:21%
この世界には、神の加護によって人々に“職業”が与えられる制度がある。
成人の儀を迎えた者は、神殿にてその適正に応じた役割を授かるのだ。
戦士や魔法使い、治癒士に鍛冶師──
それぞれが自らの力を磨き、支え合い、時に魔を討ち、時に王に仕える。
そう、職業とはこの世界における“生き方”そのものであり、
人が生まれ、生きる意味を与えるものだ。
そして、物語はある一人の少年から始まる。
彼に与えられた職業は──
《穴掘り》。
土を掘る、それだけの仕事だった。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
※魔王と勘違いされ始めるのは100話以降になりそうなのです……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 15:00:00
28494文字
会話率:32%
怒りの復讐魔法(制御不能)と胃袋(無限大)で、荒くれ共と大暴れ!?
リアナ・ファルシア、人生最大のピンチ! 婚約者に裏切られ、無一文で放り出された先は、砂漠と岩山のド辺境。「わたくしのティータイムはどこですの!?」と泣き叫ぶ間もなく、荒く
れ者だらけの「ざまぁクラン」生活スタート! しかし、この令嬢、ただ者ではなかった! 怒りが頂点に達すると、本人もよく分かってない最強「復讐魔法」が大暴発! 毒を浄化し、泉を湧かせ、敵を(うっかり)オーバーキル! 気づけばクランの救世主、そしてなぜか「女帝」に!? 「え? わたくしが女帝? 面倒ですわ…でも、美味しいご飯のためなら!」 豪快すぎる族長、ツッコミ役の元傭兵、ミーハーな村娘、マイペースな薬草婆…濃すぎる仲間たちとのドタバタな日々。果たしてリアナは、辺境で生き延び、元婚約者に一泡吹かせることができるのか!? 笑い8割、ざまぁ2割(当社比)でお届けする、ギャップ萌え満載の勘違い(?)成り上がりコメディ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
49934文字
会話率:31%
「働いたら負け」がモットーの超絶臆病な村人レオ。そんな彼がひょんなことから出会ったのは、古代の勇者の魂が宿るという、おしゃべりで毒舌な魔法の盾「シールドン」だった!
「今日から貴様が勇者だ! 行くぞ、魔王討伐!」
一方的に勇者に任命され、無
理やり冒険に引きずり出されるレオの運命やいかに!?
戦いは基本、盾任せ(というか盾の指示通り)。ゴブリン相手に涙目になり、野盗との戦いは奇策(という名の騙し討ち)で乗り切り、遭遇した魔王軍幹部はなぜか自滅!?
次々と起こる勘違いと偶然が重なり、ヘタレなはずのレオはなぜか英雄扱い!?
「俺の平和な日常を返してくれぇぇ!」
主人公(ヘタレ)と相棒(毒舌盾)の主従逆転(?)凸凹コンビが織りなす、ゆる~いコメディタッチの勘違いファンタジー!
剣と魔法の世界で、果たしてレオは平穏を取り戻せるのか? それとも、本当に勇者になってしまうのか!?
頭を空っぽにしてサクッと読める、新感覚(?)英雄譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 07:40:00
13145文字
会話率:54%
「奴隷を買いたいんですか? それでは、絶対に食事は与えてください。お風呂も与えてください。部屋も与えてください。それと、何かあったらすぐに病院に連れて行ってあげてください。その他諸々書いた書類も用意していますので、それにも目を通していただけ
ると」
「はぁ? なんだそれ。奴隷風情にそこまでやらせんのかよ。やっぱいいわ。別のところで買う」
「あ、ちょっと!」
スレイは全く売れない零細奴隷商人である。訳あってやりたくない奴隷商人をやっているのだが、商品である子たちへの愛情が強いばかりに客には相手にされない。同業者にすらバカにされ、スレイの地位は低いものだった。
「スレイ! また売れなかったの?」
「全く、あなたは奴隷に甘すぎるのよ」
「だ、大丈夫ですよ。また、えっと。次があります?」
「……奴隷たちに励まされている奴隷商人なんて聞いたことないよな」
挙句の果てには奴隷である獣人のミーア、吸血鬼のイヴ、エルフのレイレイに励まされている状況である。しかし、スレイにとっては彼女たちが幸せになってほしいと願ってしていることであった。だが、そう上手くはいかない。
スレイが奴隷商人をやっている理由の一つとして、両親が抱えていた借金を返済するためという事情があった。更に、奴隷たちに快適な生活を送ってもらうために費やしたお金で更に借金は膨らみ続け、最終的に「この日までに返さないと首が飛ぶぞ」と言われていた日を迎える。
このままでは自分の首が飛ぶ……!
考えたスレイは借金取りから逃げるために辺境へと逃げることにした。いっそのこと、辺境で愛している奴隷たちと幸せな生活を送ろう。そう誓ったわけだが……逃げた辺境は魔物だらけ悪人だらけの荒れ果てた土地。
もう終わりだ……と死を決意したスレイだったが――あれ、奴隷たちが全てを蹂躙していってるんだけど?
え、というか俺が育てた魔族たちが最強種ってマジですか?
これは、奴隷を愛する駄目商人が実は最強種だった奴隷とともに辺境でスローライフを送る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:30:00
56886文字
会話率:45%
「ジェフ。貴様は今日をもって王家から追放処分とする」
アルカイダ王国の第一王子であるジェフは、父上である国王に追放を言い渡されてしまう。
理由は二つ。
「うえーん! 兄さんにいじめられたよー!」
第二王子であるルイガをいじめていたから
。
そしてもう一つの理由は【闇魔法を研究していたから】
そういう理由でジェフは悪役王子として虐げられてきた。だが、ジェフは弟をいじめていた事実もないし、闇魔法を研究していたのは人間の強敵である魔族を知るためだった。しかし理解してくれない家族に辟易したジェフはとあることを決意する。
いっそのこと、その名に恥じないように【悪】を極めてみようと。
これは辺境であるアルバート領に追放されたジェフが、闇魔法の力で悪を極める物語である。
だが……何故かジェフは次第に英雄と呼ばれるようになり……?
(ちなみにジェフを追放した王家たちは国家壊滅RTAを始めたようです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 20:47:25
54024文字
会話率:45%
かつて孤独に剣を極め、その頂点にあと一歩の所まで辿り着いた男がいた。
しかし男は、自分一人ではこれ以上強くなれないことに気づいてしまった。そして病に侵されてしまった自分には、やり直すだけの時間が残っていないことも。
後悔の中で生涯を終えた
男は、気づけば少年として生まれ変わっていた。
前世から数百年後の世界。ティグル・アーネストという新たな名を手にした男は、今度こそ剣の頂――世界最強の剣士になることを誓う。
そして一人での限界を知った彼は、他人と関わることで強さを手に入れるために学園へと入学する。
前世の知識と技術を引き継いだ少年が、常識はずれな最強への道を歩み始める。
「学園生活の基本は友達を百人作る事……? 友達ってどうやって作るんだっけ?」
……同時に、前世でぼっちを極めた彼が、友達作りに奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 21:40:00
188835文字
会話率:34%