八月二十日、空山青の目の前で親友の天雲夜が電車に飛び込んで死んだ。
そのショックから青は部屋に引きこもってしまった。
そして八月三十一日が過ぎる。今日から学校だと思っていたが、青は夜が死んだ八月二十日の朝に時間遡行していた。
青は自分がPT
PDという超能力を有する病気を患ったのだと思う。
その能力を使って、夜を死なせない為に行動することを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 19:40:24
15727文字
会話率:27%
現代日本における怪死、変死の多くを担う化け物、【妖魔】。ただ人には見えず、異界の向こうからただ人を襲うべく魔の手を伸ばすその化け物と人知れず命を懸けて戦い続ける【倶利伽羅】と言う特別な存在がこの世には居る。
強き想いに応える力でもって妖
魔を滅する倶利伽羅の血。妖魔との血に塗れた歴史の上で成り立つ一時の安泰。その歴史と、積み重ねられた血を何よりも重んじる倶利伽羅。そんな倶利伽羅の中でも名家と呼ばれる子供達。彼らは一人前の倶利伽羅になるべく、今日も学園で学びを深める。
だが、その特別な環境にそぐわない人物が、一人。
その名は燼月永新。彼は名家のみが通う事を許された空間に押し込められた落ちこぼれ。永新は誰よりも心優しく、誰よりも純粋でありながら、その心は次第に砕けていく。不幸が不幸を呼ぶ中で、彼に手を差し伸べたのは――。
神童と呼ばれた落ちこぼれは、才児にもなれず、ただの人にもなれない。そんな彼を認めてくれたのは、たった一人だけだった。
これは、落胤を押された永新が――を殺すまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 18:00:00
784515文字
会話率:43%
高校一年生の涼多は地元の神社で行われる火祭りを見に来ていた。
燃え盛る炎を眺めていると突如強い風が吹き、気が付くと幽霊や妖怪、八百万の神様達が住む「化生界」という世界に飛ばされてしまっていた。
涼多の他にクラスメイト二人と少女が一人おり元の
世界に戻る為に提示された条件を吞む事になるのだが…。
読む人によっては差別的に感じる表現が含まれますが、あくまで演出の為であり作者自身に肯定、助長する意図はございませんことを予めご理解ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 00:02:30
126127文字
会話率:49%
この作品はフィクションです。
多分ホラー系です。ほんのり怖い、ほん怖系。
そんな不思議な話。
最終更新:2024-09-29 15:29:39
2877文字
会話率:15%
王太子と婚約している公爵令嬢ガートルードは、もう何度も死に戻っている。王太子が惚れた男爵令嬢に危害を加えたとして婚約破棄され、無実の罪で断罪の上、処刑されるのだ。ガートルードの無実を信じてくれる人は、宰相ただひとり。九度目の人生で「真実の愛
」に目覚めたのはガートルードか?それとも王太子か?あるいは——。
★ヤンデレ・メリバが好きな方向け★
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 17:45:52
7591文字
会話率:21%
環境の悪化により、ほとんどの動植物が生きられなくなった世界。現在、人類は都市部でしか生きていくことはできなくなっていた。
世界の人口も減り、人手不足や雑用を補うのは様々な役割りを担う『人型プログラム』。その『プログラム』を製作しているのは、
世界の中心である【中央都市】の『総合研究所』である。
そこで所長を務める彼は、『子守り』のプログラムの『リリ』と毎日の仕事をこなしながら暮らしていた。自分のやっていることが、いつかこの惑星を救うと信じて。
※残酷な描写があります。
※『もしも世界を創れるのなら』(https://ncode.syosetu.com/n4000if/) 『新しい世界に箱庭の花を』(https://ncode.syosetu.com/n4250ih/) と同じ世界観になっています。シリーズではありますが、この話だけでもお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 09:10:00
110016文字
会話率:53%
子供の頃から『生活空間』と呼ばれる場所に住む男性。その空間には扉もなく、生活全てが完結している。
仕事をしながら生活する“彼”は、どうしても外へ出て逢いたいと思っている人がいた。
※オリジナルのSF要素があります。
※残酷な表現もあります
。ご注意ください。
作者の覚え書きのためのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 03:00:00
58763文字
会話率:42%
悪逆非道な「塔の魔術師」が閉じ込められた塔。誰も出入りできないはずの塔に、ある日ひとりの少女が現れた。塔に来た経緯も自身の記憶も覚えていない少女は、「塔の魔術師」を名乗る青年に、雑用係として塔に滞在することを許可される。
永遠に出られな
い塔の中で、記憶の無い少女「ジル」と、態度は尊大で口も悪い「先生」との共同生活が始まった。塔での生活は案外楽しく、ジルはここを楽園とさえ思って過ごす――先生に、真実を隠されたまま。
先生のために全てを捨てた少女と、牢獄を楽園に変えてくれた少女をどうしようもない方法で愛し続ける魔術師のお話です。
※9割方ほのぼの師弟ライフですが、終盤は泥のようなシリアスです。
※火曜と金曜に更新、全14話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 19:03:50
49790文字
会話率:51%
主人公・芦名は、同じ弓道部の坂本先輩が好きだ。
部活中の凛と矢を射る姿と、練習の休憩時間や、普段渡り廊下などで目にする彼女の笑顔とのギャップにやられたのだ。
しかし、ヘタレな芦名は、彼女と『友達』にもなれないまま、今年の二月、引
退してしまう。
──そんな芦名にチャンスが訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 11:06:09
9555文字
会話率:32%
ある人間の魂を天国に送るか、地獄に送るか、天使と悪魔が話し合う。淡々としたショートストーリー。
理想を押し付けあった彼らの末路をご覧ください。(性別は無いですが…)
ほとんど会話文で構成されています。作者の「こういう人外っていいよね」で構
成されています。
BLove様の「人外ファンタジー」コンテストのために書き下ろした作品を再編したものになります。
https://blove.jp/novel/242911/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 12:22:50
5509文字
会話率:65%
なんか駆け落ち的なあれです。
最終更新:2024-09-17 01:00:47
2504文字
会話率:0%
高校二年の夏、ある青年が死んだ。
そして、幼馴染みの少女と奇跡の再会をした。
期間制限のある、別れの為の再会を。
(時系列順の総集編を用意してます。)
あれから数年。
少女の幸せと青年の未来の為にもう一度、再会を願う。
その青年の元
に、ある精霊が手を差し伸べる。
そうして青年と少女の二度目の奇跡的な再会は果たされる。
奇跡の一夜を、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 22:56:49
24684文字
会話率:31%
小さい頃、互いに結婚を約束する程に仲が良かった二人。
ただ、現実は非情である……
主人公のボクが愛するキミに贈る恋文によって物語が進んでいくショートショート作品です!!
最終更新:2024-09-09 20:00:00
961文字
会話率:5%
兄様に愛されていると知っていた。
腹違いの王子で、五歳の時に初めて出会った兄様。暗くて埃っぽい離宮の中で小さくなっていた彼に話しかけるのは私くらいなものだった。
私の周りにはたくさんの使用人がいた。愛してくれる両親もいた。でも、兄様はいつも
独りきり。
だから、兄様には私しかいなかったのだろう。
知っていた。知っていたけれど、私は彼の傍にずっといるわけにはいかなかった。
だって私は正当な姫で、王の愛娘で、政略の駒だ。祝福されながら隣国への捧げ物、もとい花嫁として旅立つのが役目だった。
「行かないでくれ、キャンディス。俺の手の届かないところに行ったら、可愛いお前がどこかへ消えてしまうんじゃないかと思えて仕方ないんだ」
そんな風に引き止められつつも、別れを惜しみながら祖国を旅立ったはずなのに。
夫となる人に嫁いで、結婚生活を過ごしていたはずなのに。
なぜか私は、目が覚めると兄様の腕に抱かれていた。
※『狂愛』、すなわちヤンデレをテーマにして書きましたので、少し強引な表現があります。
※メリーバッドエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 07:10:00
4800文字
会話率:28%
「ソフィー・ドアンヌ! お前との婚約を破棄するッ」
隣にピンク髪の少女を隣に侍らせる王太子から冤罪で婚約破棄を告げられた公爵令嬢ソフィー。
反論する暇すらなく捕らえられ、処刑されそうになったソフィーだったが、彼女は兵士の一人を殴り倒し、
手にしていた剣を取ると、血まみれの笑顔で言った。
「殺されたくなくばそこの剣をお取りになってくださいませ。私と最初で最期の決闘をいたしましょう、王太子殿下?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 12:00:00
5000文字
会話率:23%
――とある夜会にて。
「ニコル、おいニコル、どこだ!?」
そう叫びながら会場を徘徊する青年がいた。
彼はこの国の王太子。今日も今日とて愛人のニコルをエスコートし、それだけではなく婚約者である公爵令嬢ユーフェミアを断罪して婚約破棄するつ
もりだったのだが、ニコルの姿がどこにも見当たらなくて困っていたのだ。
そんな彼の前にユーフェミアは姿を現し、口元に静かな笑みを浮かべると、こう言った。
「婚約破棄なさりたいようですが、貴方の『真実の愛』のお相手はいらっしゃいませんわ、殿下」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 20:00:00
3800文字
会話率:24%
一人の青年が主人公の純愛ストーリーです。
連載作品ですが、短編集のようなものと思ってもらって構いません。 主人公は共通して人間で、見た目は変わりません。名前や衣装はお話によって変わります。
結構自由に書いていきます。不定期更新
ですので、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 18:30:00
2194文字
会話率:28%
「あたしが幸せなら自分のことはどうでもいい、なんて。
あんたのそういう生き方あたしは嫌いだったよ」
『僕』の願いは『彼女』が幸せになること。
それを叶えるためなら悪魔に魂を売ってもいいと思ったんだ。
最終更新:2024-09-08 00:14:35
7628文字
会話率:39%
イルザ=ルナミーネは学園の長期休暇のため生家に帰っていた。自室でお茶を飲んで過ごしているとイルザにとって愛しの婚約者であるアルフレッドが最近の『お気に入り』であるアイシャと共に現れて──。
「イルザ=ルザミーネ。お前との婚約を破棄する」
婚約破棄を言い渡されている状況にも関わらず柔和な雰囲気を纏うイルザはまさかの行動に出るのであった。
【本作について】
以前別名義で小説投稿サイトにあげていた短編を手直しした作品です。
婚約破棄モノでジャンルは恋愛ですがホラー要素を含みます。
※流血表現と性的表現が含みますのでご注意下さい
※メリバです
※なんでもありな方は推奨です
一話完結の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 22:08:26
6624文字
会話率:56%
婚約者であるギスランは、他の男と喋っていただけで「閉じ込めたい」という怖い男。こんな男と結婚したくないと思っていたが、ある時、命を狙われてしまった。そこから、ギスランの行動はどんどんと常軌を逸脱し、エスカレートしていく。
自己中悪役系お
姫様カルディアとヤンデレ尽くし系貴族ギスランが喧嘩っぷるしながらメリバへ突き進む話。
(1章完結しました。2章からムーン様に移動しました。また、近親相姦タグが付きます。よろしくお願いいたします)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 21:57:58
648941文字
会話率:42%
彼女はおとうと想いだった。この世界の、誰よりも──
高校二年生の荒浜なぎさには、大好きなおとうとがいた。自分のことをおんなの子だと思い込んでいたおとうと。世界でいちばん、大切だったおとうと。去年の六月、自殺で亡くしてしまったおとうと。その日
から、なぎさの毎日は灰色になった。けれどそんななぎさも、恋に落ちた。灰色の毎日が、ようやく色彩を取り戻した。しかし、なぎさはまだ知らない。自分のおとうとへの想いがどれだけ歪んでいたのかを。その胸に空いた、虚ろな穴の闇の深さを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 12:00:00
90749文字
会話率:41%
刑事の坂田という人物が友人や知り合いを殺した犯人を捜す話です。ジャンルは恋愛に該当すると思います。愛の正しいカタチとは何なのでしょうかね。
最終更新:2024-08-26 00:19:29
5482文字
会話率:20%
まぁ昔は私も好きだったと思うよ。
世に流行ってる『溺愛系』。でも今はあんまり。
なんと言うか、『都合が良過ぎる』んだよね。
順調に行き過ぎてるというかさ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
とあるゲームのダミーエンド。
全てが幸せハッピーエンド。
嫌な世界は全てぼかして終わりましょう?
幸せならそれで構わないでしょう?
そんなメリーバッドだったんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 07:20:53
870文字
会話率:29%
人外が好きです。だって絶対に分かり合えないから。一切の感情移入の余地が無いから。
でも軽はずみに愛した代償こそ、これほどまでに重いとは。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ローファ
ンタジーですが、恋愛も少々入ってます。
物言いが直接的なので、R15です。
苦手な方はご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 14:28:27
897文字
会話率:38%
懺悔を持ち合わせ、私は何時もと異なる神社へ訪れました。
真横で流れる歌謡曲は慰めて下さりますが、いまの私には過ぎたる優しさで御座います。
そんな時に、黒蝶の様な男性とお会いしました。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
何故このタイトルなのか。
という点は考察が必要そうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 14:33:54
1155文字
会話率:32%