タイトルの通り胸糞の悪い場面がありますが結末は…少なくとも主人公にとっては悪くないものです。
今回はそこまでほのぼのに寄ってない怪談です。
内容的にどうしても酷い話ではありますが、よろしければご覧ください。
最終更新:2025-07-03 17:35:57
1626文字
会話率:38%
――滅びの塔を駆け昇れ、我は黄泉竈食ひの獣なり――
突如として現れたサワリと呼ばれる異形。
自らの魂を武器として、サワリと戦う少年少女の物語。
十年前に起きた第一次大規模飽和流出。
その惨劇の夜は『共食い』と呼ばれる“サワリを喰らうサワ
リ”によって、幕を下ろした。
『共食い』がその後、一体どこに消えたのか……。
両親を、愛する妹を奪った灼熱の力を手に、一人の少年がその事実に立ち向かう時、世界を滅ぼす最初の歯車が回り出す。
その中心にいるのは、少年と、もう一人……。
全てを破壊する為に戦い続ける、殺戮の少女だった。
――黄泉比良の命、千を殺めも分かず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 00:00:00
330440文字
会話率:30%