――聖か、邪か。優しさか、甘言か――
魔のものが地上を脅かす暗い時代、人の心を惑わし魂を奪う『悪魔』と戦う聖職者『浄化特使』がいた。
悪魔に一族を殺された若者エリアスは復讐を誓い、異例の条件付き司祭となる。浄化特使として独立可能かどうかを見
極める監督官グラジェフと共に実戦の旅に出るが、二人にはそれぞれ秘密があった。
※ミステリ風味からの世界崩壊阻止系。感想欄はネタバレがあるので閲覧注意。
※同性愛者が登場するため、その心情描写などが多少あります。
いわゆるBLが主眼ではありませんが、極めて苦手という方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 11:37:34
585663文字
会話率:41%
前世も今世も占い師のオリビア・クリスタルですわ。最愛の夫との旅行中に起きたお話をお届けしますわね。
*前世は昭和の女小原はるか、今世は公爵令嬢のオリビアが結果的に世直しをしてしまうお語。短編「ここだけの話、その男はマザコンですわ」で機会が
あったらお話しすると言っていた旅行中のトラブル体験記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 08:40:00
103180文字
会話率:54%
怪異は科学ではない。
何故なら彼此の前提条件が判然としないが故に、同じものを再現できないから。
それ故に、それはオカルト、秘されしもの、すなわち神秘である。
――とはいえ。
少なからず傾向というものはあるはずだ。
各地に散らばる神話や民話
のように、根底に潜む文脈、すなわち暗黙の了解を紐解けば。
まあ、それでも、どこまで地層を掘るか、どう繋げるかはあるけどね。
普通のホラーからはきっとズレてるホラー。
屁理屈だって理屈だ。
出たとこ勝負でしか書いてない。
side Aは問題解決編、Bは読解編、みたいな。
ちょこっとミステリ風味を利かせたり、ぞくぞくしてもらえたらいいな、を利かせたり。
同名章単位で一区切りだし、せいぜいちょっと後味悪いくらいにするつもりだから安心して(?)読んでほしい
カクヨムさん(最先行)、アルファポリスさん(遅延)、そしてなろうさん(最遅延)の順で投稿してます。(編集気質布教希望友人に「いろんなとこで投稿しろ、もったいないんじゃ」とつつかれたので)
あとあとがき機能でたまにちょっと遊んで(というか脚注?)みている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 18:30:00
274090文字
会話率:45%
令嬢シィル・アムンゼンは人の想いが花になって見える。
帝国の夜会で知り合った青年貴族の背には、敵意・殺意・怒りの花が咲き誇っていた。
声をかけて事情を聴くシィル。へぇ、そんなことが。でも少し待ったほうがいいです。今から、きっとあなたの望むこ
とが起きますから。婚約破棄の裏で起きたそんな一幕。青年の悩みを華麗に解決した彼女は社交界の雑踏に消えていった。
共感覚《フラワー・ヴィジョン》
彼女はその体質のせいで、貴族社会に嫌気がさしていた。
1人静かに、書物に囲まれて暮らせればいいのだけれど。
上流階級社会にうごめく思惑は、彼女をほって置かず、次々と事件に巻き込まれていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 10:12:45
42665文字
会話率:31%
売れない作家の下に届くようになったファンレターの話。若干のミステリ風味。サクッと読めます。よろしくお願いいたします。
最終更新:2023-01-01 19:40:07
1224文字
会話率:0%
ある日、僕が真夜中の研究所で実験をしていると、憧れの女性研究者である先輩と会話する機会に恵まれた。
そこで、『ラジオ』にまつわる怪談を二つ。僕と先輩、どちらの怪談が怖いと思う?
※あんまり怖くないけど、意味が分かるとちょっと怖い話、という感
じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 13:03:36
6276文字
会話率:43%
とある街の警備隊の隊長である女士官と、日本から異世界転移してきた大学生の男はある事件をきっかけに出会う。価値観も立場も違う二人を繋げるのは【粛清の魔女】の存在のみ。利害の一致から行動を共にする二人だが、その前には様々な困難が立ちはだかる。
ミステリ風味、異世界冒険活劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 23:46:26
11657文字
会話率:50%
ごめん、無理なんだ……
学園一の美少女に告白されて断るアホな男は、きっとこの世に僕くらいのものだろう。
でも仕方ないんだ。
いくら華山小春が可愛くても、僕はその求愛を受けるわけにはいかない、絶対に。
だって、だって……
* *
*
今作は主人公がヒロインの好意を拒む理由を推理しながら読み進めるといっそう楽しめます!
はたしてあなたは『理由』に気づくことができるかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 09:00:22
137692文字
会話率:51%
――優しさだけでは救えないものもある。
「怪異少女と両片想いしながら怪異事件を解決していくミステリ風味の入った和風・あやかし・純愛ファンタジー」
邪神の本性を見て正気を失わず一矢報いてしまった青年、令一は隷属させられ呪われてしまった
! 世間から忘れ去られ、邪神の小間使いとしてこき使われる毎日。
諦めかけていた彼はある日夢の中で一人の怪異少女と出会う。
赤いちゃんちゃんこの怪異、そして「トイレの紅子さん」と呼んでくれという少女と夢からの脱出ゲームを行い、その日から令一の世界は変わった。
からかい癖のある紅子と、ヘタレな令一。両片想いながらに成長していく二人が絶望に立ち向かう、純愛伝奇活劇!
青年と幽霊乙女の二人の恋が実るまでのお話。
※ 最初の方は後味悪くバッドエンド気味。のちのち主人公が成長するにつれてストーリーを重ねていくごとにハッピーエンドの確率が上がっていきます。ドラマ性、成長性重視。
※ ヒロインは一章以降、初対面まで長い。
※神話の認知度で生まれたニャル(もどき)しか出てきません。
※ 「ハーメルン」様、「カクヨム」様、「ノベルアップ+ 」様「アルファポリス」様にてマルチ投稿。
ツイッターで同じく「時雨オオカミ」の名前で活動中ですよ(*´꒳`*)創作中の「#ニャルいうこっそり裏話」なんて話もちょいちょいタグ付きで投稿しております。浮上率高めなので気軽にフォローしてくれると嬉しいな!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 14:00:00
904264文字
会話率:42%
家柄だけは良い借金まみれの貧乏侯爵令嬢のアマーリエは、成り上がり男爵家のエドゥアルトと政略結婚をするが、エドゥアルトにはすでにハンナという愛人が居た。
本編3話までだと悲恋、続編~続編の完結まででオールハッピーエンドです。続編は+4話+1
話(増えちゃいました)で完結になります。
『重要なお知らせ』
* 本編完結済(3話)ですがありがたいことにハッピーエンドを望む声をいただきましたので続編を書きました。
* 内容の変更に伴い、タイトル改題しました。旧題『もう遅いと分かっていたけれど「あなたのものになりたくて」私を愛してほしかった~報われない恋の行方はミステリ風味で~』
* 続編始動により、完結済設定を連載中に戻します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 08:33:40
31844文字
会話率:34%
都内のゲームセンターで起きた凄惨な通り魔事件。その現場で、緋村の旧友は「悪魔」の姿を目にしていた……。
おそらく、正確にはミステリ風味のショートショートです。
最終更新:2019-10-20 18:57:38
5637文字
会話率:50%
莫大な懸賞金がかけられた魔法使いを追ってダンジョンに潜る人々。街では彼らは探索者と呼ばれていた。魔法使いとして探索者のパーティに加わっていたカルフォは、戦闘中の事故によって魔法が使えなくなってしまう。現役を引退し、唯一残っていたレアスキル「
鑑定」でダンジョンから持ち込まれる素性の分からないアイテムを鑑定する「鑑定屋」を始めた所、何故か呪われたアイテムばかり担当する事に。解呪のためにアイテムを調べたり呪いの原因を調査しに街を奔走したりする、日常系ミステリ風味のファンタジー鑑定ライフ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 12:00:00
243649文字
会話率:53%
リーザ(エリザベス、あるいはエルザ)は120年の時を生きる吸血鬼だった。しかし、フィクションに出て来るような凶暴な存在ではなく、長い生の間に名や経歴を幾度も変え、人間社会にひっそりと溶け込み生活をしている。彼女を吸血鬼に変えたかつての恋人は
、リーザが吸血鬼になって間もなく、ヴァンパイアハンターの手によって殺されてしまった。それ以来、彼女は老いることも死ぬことも出来ないただただ果てしなく続く孤独な虚無の生を一人で耐え続けていた。そんな彼女にアプローチを掛けて来る職場のハンサムな同僚エドモンド。彼はリーザの抱える闇に何故か気付いているような素振りを見せる。彼の存在は、エリザベスにとって救いになるのか、それとも―――?
ハーレクイン小説に少しミステリ風味をプラスしたような作品です。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 15:24:14
31088文字
会話率:37%
朝起きると、その者(私)は顔を失っていた。
そして、自分の名前も.思い出せなくなっており、狼狽えてしまう。
一方で、人の身体から飛び出してくる奇妙な矢印を見ることが出来るようになっていることにも気がついた。
顔を失ったことでその者
は、自分が一体どんな姿をしており、どんな名前の人間であったのか、まったくわからなくなってしまう。
ただ、自身の顔を憎んでいたことだけは、覚えていた。
周囲の人間が、皆一様に昨日起こったことを示唆するため、その者は、昨日起こったことが、顔を失ったことや名前を思い出せなくなったことに関係しているのではないか、と疑う。
そして、戸籍上も血の繋がり上も兄弟ではないが、兄弟のように暮らしている明の協力のもと、「昨日のこと」を探ることにした――――が。
ほんのりミステリ風味のボーイ&ガールズの自意識過剰!小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 23:00:00
120387文字
会話率:33%
人が世界から消えたとき、人とすれ違うようにして花や宝石から現れた"それ"
平和ボケした彼らは学園と呼ばれる施設で、かつてのヒトと同じような生活を送っていた。
その中で平穏を得るもの、幸せを探すもの、恋に落ちるもの、
謎を
見出だすもの。
「私は、なに?」
日常系ファンタジー、ほんのりミステリ風味~行き当たりばったりの不確定要素を添えて~
そんな感じでのんびりやっていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 11:45:02
4729文字
会話率:27%
最近、やけに間違い電話が多い……。
(※連作短編です。基本コメディーですが、全体としてはミステリ風味?)
最終更新:2016-12-22 06:00:00
3988文字
会話率:31%
人間は本来、『不謹慎』な生物なんだと思います。
その前提に立った上で、どう生きるかという話。
最終更新:2016-03-08 13:27:50
5984文字
会話率:16%
上方に嫌々帰ってきた破近(ぱこん)、日々、鬼の化身である女房のお富にこき使われていた。だが、己がお江戸にて殺しの下手人に疑われているのに驚愕し、自ら潔白を証明しようと考えたのだった――※各々一編がジャスト二百文字に納まった【ジャスト200文
字の連作】、ならびにミステリ風味の代物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 18:15:14
700998文字
会話率:68%
お江戸を守る、上方から単身赴任中の同心――その名も鈴木破近(ぱこん)。そう、彼は蘭国人とのハーフだった。そして、その特徴は――二つの海の如き青き目ならびに、ネイティヴもビックリの流暢な関西弁、この二つである。さてさて、今日も難事件に立ち向か
う彼だったが――※各々一編がジャスト二百文字に納まった【ジャスト200文字の連作】、ならびにミステリ風味の代物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-08 15:00:00
207519文字
会話率:68%
書店にやってきては本を引っくり返す中学生達の意図は何か?少女の死は何を意味するのか?
ミステリ風味のホラーです。
最終更新:2014-08-01 16:57:28
10136文字
会話率:38%
チェシャー・キャットの笑みを口元に、ジムノペディのテンポで世界を渡る。
マイペースな私立探偵、秋谷静の周囲は、本人が望む望まざるに関わらず奇怪にして不条理な事件に満ちている。
秋谷静とその周囲が織り成す、ミステリ風味の現代SFファンタジー連
作。
■自サイト「シアワセモノマニア」からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 06:49:08
87011文字
会話率:47%