誰もが認める最高のVRMMOゲーム
『レヴァナント・ラグナロク』略してレヴァラグ!
略しづらい?うるせー!
そんな神ゲーだけど何故かクリア者が世界で
1人もいないんだ!びっくり!
そんな状況を見かねた運営会社はなんと、
クリア者に成功報酬
100億円を支払うと発表!
そんな金あるなら難易度修正しろやボケ!カス!
って意見も多かったぜ!
だがその影響もあり、ユーザー数は全世界で
1億人オーバーの文字通り世界一のゲームに!
だけどそんなん興味ねぇよ!俺は
リアルの友達が欲しいんじゃーーーーーー!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:38:35
135381文字
会話率:47%
自分自身がゲーム内に入りプレイするフルダイブ型のVRゲームであり、『殺人描写や痛覚の完全再現』というイかれた仕様を携えて発売されたゲームソフト『殺戮の森』。
対戦型のゲームであり、ゲーム開始時にプレイヤーは逃走者と殺戮者に分けられ、
鬼に見つからないよう無事森を抜けられればクリア。俗に言う『鬼ごっこ』のようなシンプルなルールである。
しかし発売早々そのあまりのグロテスクさから、プレイ中に精神へ異常をきたす人が多数。制作会社への数多くの批判が殺到し、発売から僅か数週間で製品そのものが回収されてしまう事態に陥ってしまった。
だが、回収を拒否し今もプレイを続けているプレイヤーもいるにはいる。だって、これなら現実と何ら変わらないリアリティの殺人をゲーム内で行えるじゃないか。
そんなネジの外れた考えを持つ一部の変態ユーザーの間では殺戮の森は、もはや神ゲーのような扱いを受けていた。
そんな変態が集まる殺戮の森ユーザーの中でもまた更に異質。発売当初からプレイしているにも関わらず一度もキルされたことはなく、狙った標的をただの一度も取りこぼしたこともない。たった一人の廃人プレイヤーが、このゲームを実質支配していた。
プレイヤーネーム『キョウイチロウ』これは彼と翔子がレヴァラグ内で出会う、少し前の話である。
よければ本編である『友達作りのラグナロク』も見てくれると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 09:02:55
11657文字
会話率:51%
高校進学時に、自分がやりたい事=夢を持っていないことにショックを受けた藤沢 樹。無気力ながらも高校生活を過ごす樹は、高校二年生の夏休みにショッピングモールで献血の呼び掛けを行なっていた同級生、小日向 咲を見かける。咲の一生懸命な姿に興味を惹
かれ、咲と献血に関わるようになる。人と人との繋がりで、助け合いの必要性と足りない物に気づきながら成長する2人の献血系青春ラブストーリー。
〜本小説は献血を題材としたラブストーリーでありますが、献血に関する知識が誤っている場合があります。少しでも献血に興味が湧いた方は1度ご自身でお調べして頂けると嬉しいです。〜
初連載となりますので、至らない点へのご指摘や感想を頂けると幸いです。
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:38:01
17985文字
会話率:24%
JK配信者として活躍していた私、加藤蜜柑は、配信アカウントを削除しようとした瞬間、なぜか異世界の美少女フレデリカになってしまった。
フレデリカは規格外の魔力を持ちながらも、その力を恐れ孤独に生きてきた十八歳の少女。そんな彼女の体で新たな人
生を歩む私は、通信ができる魔道具『エコーストーン』と出会い、この世界でも動画配信を始めることに!
領主代行を名乗るおっさん、ハウンドの保護の元、天才魔道具師シシル様や陰のある元王子デュオさんら、個性豊かな仲間に支えられながら、配信ギルドを立ち上げ、トップ配信者を目指して活動を開始!
でも待って、フレデリカの魔力の秘密が激重なんですけど!?
私はただ、動画配信の素晴らしさをこの世界に広めたいだけなのに!
作中に出てくる文化・宗教・歴史等は全て架空のものです。日本の配信事情についても創作上のものとしてお楽しみください。
恋愛描写は中学生レベル。一部セクハラ発言や流血描写が含まれますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:36:00
343202文字
会話率:53%
ルベド・アルス=マグナはキマイラだ。
外道錬金術師の作品として二度目の生を受けた彼は、一応恩義もあるし、今更人に未練もない――ということで、ファンタジーモノのボスとして自由気ままに生きると決めた。
今日も錬金術師のムチャブリに答えながら、異
世界を満喫したりしなかったりする。
マジで非道なダメ人間クール系美女錬金術師に創られた主人公が、ひたすら振り回されたり異世界人を振り回したり蹂躙したりする話です。
この作品は、カクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:31:59
678741文字
会話率:38%
魔界と人間界の狭間にある妖精界ティル・ナ・ノーグ――
妖精王クー・フーリンの四百年に及ぶ統治も、封印された邪竜リンドブルムの復活と、ティル・ナ・ノーグを手中に収めんとする魔神バールゼフォンの思惑が、猫妖精の姿で生まれた王子ルー・フーリンを
巻き込んでゆく。
チートな黒猫王子の愛と呪いと友情の冒険譚が、今、始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:30:33
266995文字
会話率:23%
身体を樹木のように変えられてしまったドリュアド一族を救うため、魔法使い見習いの少年ヤークは、相棒のしゃべるカエルのフロッグと共に呪いを解く旅に出る。
異世界の王女ダリアと、カーバンクルのギルモアを仲間に、暗黒の魔道師ローグを倒そうとするが
、四つの世界にまたがる世界樹ユグドラシルの異変が、彼らの世界に影響を及ぼしていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 22:03:46
6046文字
会話率:26%
いつもいつも、やり過ぎてしまう四人組は正義の組織テイルに属するワケありな連中だ。
日仏ハーフのレイ。
ハッカー兼指示役のアリーズ。
筋骨隆々のオカマ、シェリル。
女狐レイン。
奴らが繰り広げるめちゃくちゃな行動から、この異名が付いた。
今日
も今日とて、カルテットらは我が道を行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 18:11:49
423文字
会話率:20%
法術装甲隊ダグフェロン 第四部
『特殊な部隊』はいつものように『特殊』な休日を過ごしていた。そこに現れたのは『駄目人間』を更生させようと月三万円の小遣いで生活させている娘で、司法局法術特捜主席捜査官、嵯峨茜だった。彼女は誠をはじめとする
『特殊な部隊』の隊員達に奇妙な死体の写真を見せた。
その法術暴走と思われる写真と東都警察に保管されていた資料から何者かがあの『近藤事件』により法術が公にされて以降に違法に法術の研究をしていると言う事実があることが分かった。
誠、かなめ、カウラ、アメリアの法術特捜に協力者として登録されている司法局実働部隊員の他にたまたま居合わせた、ヤンキーの整備班長島田正人准尉と彼女のサラ・グリファン中尉がその事件を追うことになる。
茜達の捜査で、研究を行っているのは同じ同盟機構の役所である厚生局であることと、その違法研究の実験台の供給源が今は無き『遼南共和国』の亡命者が暮らす『租界』と呼ばれる魔窟であることにはすぐにたどり着いた。
しかし、実際にどこでどのような目的で何の為にその研究が行われているのか、その事実を掴むことはなかなかできないで時間ばかりが流れた。
そんな中、租界を訪れた誠、カウラ、ランはかなめの過去を知る男志村三郎に出会う。志村は租界で人材派遣業を営んでいると言うが、その実態は人身売買組織だった。租界とは人間の命が毛埃より軽い、まさに『魔窟』だった。
厚生局が研究を行っていると言う確たる証拠が取れず焦る誠達。そんな誠達をあざ笑うようにあの海で誠を自分の組織に勧誘しようとした自称『革命家』の北川公平が陰で暗躍を始めていた。
誠達は厚生局の研究の真実にたどり着くことが出来るか……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:30:18
12072文字
会話率:45%
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第三部
遼州人の青年『神
前誠(しんぜんまこと)』は法術の新たな可能性を追求する司法局の要請により『05式広域制圧砲』と言う新兵器の実験に駆り出される。その兵器は法術の特性を生かして敵を殺傷せずにその意識を奪うと言う兵器で、対ゲリラ戦等の『特殊な部隊』と呼ばれる司法局実働部隊に適した兵器だった。
一方、遼州系第二惑星の大国『甲武』では、国家の意思決定最高機関『殿上会』が開かれようとしていた。それに出席するために殿上貴族である『特殊な部隊』の部隊長、嵯峨惟基は甲武へと向かった。
その間隙を縫ったかのように『修羅の国』と呼ばれる紛争の巣窟、ベルルカン大陸のバルキスタン共和国で行われる予定だった選挙合意を反政府勢力が破棄し機動兵器を使った大規模攻勢に打って出て停戦合意が破綻したとの報が『特殊な部隊』に届く。
この停戦合意の破棄を理由に甲武とアメリカは合同で介入を企てようとしていた。その阻止のため、神前誠以下『特殊な部隊』の面々は輸送機でバルキスタン共和国へ向かった。切り札は『05式広域鎮圧砲』とそれを操る誠。『特殊な部隊』の制式シュツルム・パンツァー05式の機動性の無さが作戦を難しいものに変える。
そんな時間との戦いの中、『特殊な部隊』を見守る影があった。
『廃帝ハド』、『ビッグブラザー』、そしてネオナチ。
誠は反政府勢力の攻勢を『05式広域鎮圧砲』を使用して止めることが出来るのか?それとも……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 10:55:06
297969文字
会話率:45%
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第二部
遼州人の青年『神
前誠(しんぜんまこと)』が発動した『干渉空間』と『光の剣(つるぎ)により貴族主義者のクーデターを未然に防止することが出来た『近藤事件』が終わってから1か月がたった。
宇宙は誠をはじめとする『法術師』の存在を公表することで混乱に陥っていたが、誠の所属する司法局実働部隊、通称『特殊な部隊』は相変わらずおバカな生活を送っていた。
そんな『特殊な部隊』の運用艦『ふさ』艦長アメリア・クラウゼ中佐と誠の所属するシュツルム・パンツァーパイロット部隊『機動部隊第一小隊』のパイロットでサイボーグの西園寺かなめは『特殊な部隊』の野球部の夏合宿を企画した。
どうせろくな事が怒らないと思いながら仕事をさぼって参加する誠。
そこではかなめがいかに自分とはかけ離れたお嬢様で、貴族主義の国『甲武国』がどれほど自分の暮らす永遠に続く20世紀末の東和共和国と違うのかを誠は知ることになった。
しかし、彼を待っていたのは『法術』を持つ遼州人を地球人から解放しようとする『革命家』の襲撃だった。
この事件をきっかけに誠の身辺警護の必要性から誠の警護にアメリア、かなめ、そして無表情な人造人間『ラスト・バタリオン』の第一小隊小隊長カウラ・ベルガー大尉がつくことになる。
これにより誠の暮らす『男子下士官寮』は有名無実化することになった。
そんなおバカな連中を『駄目人間』嵯峨惟基特務大佐と機動部隊隊長クバルカ・ラン中佐は生暖かい目で見守っていた。
そんな『特殊な部隊』の意図とは関係なく着々と『力ある者の支配する宇宙』の実現を目指す『廃帝ハド』の野望はゆっくりと動き出しつつあった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 19:20:32
299029文字
会話率:49%
ゼス「皆様、初めまして。当物語主人公のゼスです。」
クヴィェチナ「ヒロインのクヴィェチナよっ。」
ルーチェ「あ、あの、ルーチェと申します。」
クヴィェチナ「ああもう、ルーチェったら相変わらず固いんだから。
で、この物語なんだけ
ど、基本的に転生とか転移とかはないわよ?」
ゼス「作者によると、昔ながらのファンタジーを目指しているそうです。」
ゲヘゲラーデン「そもそもの問題として、転移はまだしも転生は普通異世界には飛ぶものではないからの。」
ゼス「あ、師匠。」
ゲヘゲラーデン「ああ、紹介が遅れたの。ゲヘゲラーデンじゃ。」
クヴィェチナ「とまあ、こんな感じで平和なビダーヤ村だったんだけど、ちょっとしたことから事件が起きるわ。」
ゼス「で、話の内容なんですが……」
1/26
今日から、ゲヘゲラーデン師匠に精霊魔法を教わることになった。
父ちゃんの紹介とはいえ、そもそも僕はあまり魔法は得意ではない。
もちろん、今の世の中魔法が使えなければ目指す先が限られてくるんだけど、
別の師匠から認定ももらったし、そもそも戦力にすらならないということは
あまり考えたくない。それに、読み書きはこんな感じで順調だし、
魔法もいずれできるようになると思うんだけど。
「えぇと、確か"ところで"の綴りは……」
……しばらくして。
「よし、本日の日記終わり!
さて、明日の師匠の訓練内容は……」
ゼス「と、第一章第一節より前まではこんな感じで平和な村になっています。」
クヴィェチナ「ね、平和でしょ?」
ルーチェ「そうですね。ゼスさんもクヴィェチナさんも、そもそも何で旅立つことになったんですか?」
クヴィェチナ「あんたもでしょーが。……ま、それは見てのお楽しみね。」
ゼス「それでは、第一章第一節はこちらになります。」
NEXT POINT⇒ゼス、ゲヘゲラーデンに魔法を習い、自身の欠点を指摘されるのこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:30:00
6680文字
会話率:72%
リストラされたフリーターのオレが、異次元の力を使って地球の平和を守る。
最終更新:2025-01-28 17:30:00
57996文字
会話率:48%
代々、仮面によって呪われてきたエインセント王家。その第一王子フェルナドは、聖女であるアニエスに想いを寄せていた。恋敵が多いうえに呪いを受けた身のため、なかなかアニエスとの距離を縮められずにいたが、あるとき悪名高いエクスナ家の令嬢であるクラウ
ディアに助言を受ける。アニエスへ嫌がらせをしたことが露見して謹慎処分を受けたにも関わらず、フェルナドの恋路をサポートすると言ってきたのだった。
※主に男性キャラ視点で話が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:30:00
81512文字
会話率:45%
フェストリア王国の高位貴族の娘で、王太子の婚約者候補であったエマーリィ・ドルシェンナは事故の影響により、自分が王太子から断罪されて落ちぶれる未来を視た。なんとか最悪の未来を回避しようと、見舞いにやってきた幼馴染にある依頼をする。
※5話ほど
で終わる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 06:50:00
11996文字
会話率:37%
不慮の事故により死んでしまった天草里奈はどういう訳か百合恋愛ファンタジーRPGである『アルカディアストーリー』、通称アルストの世界に転生してしまっていた。
このゲームは彼女が生前よくプレイしていたゲームであり、里奈も最初はその世界に転生でき
たことを素直に喜んでいたのだが……ただ一つだけ、絶対に無視できない問題があることに気付いてしまう。
なんと里奈はアルストの主人公であり、過酷な運命を背負わされた勇者である「アルカ・ルーン」に転生してしまっていたのだ。
最悪なことに勇者はほぼ全てのエンドにおいて魔王ディアスとの戦いで戦死し、若くしてその命を失ってしまう存在だった。
それを知っていた彼女はこのままでは自分も同じように戦死の運命からは逃れられないのだろうと悟ってしまったのである。
せっかく憧れの世界に転生出来たのに、若くして戦死するなんて絶対に嫌だ……と、心の底からそう思った里奈はそこでふと勇者が戦死しないルートが一つだけ存在したことを思い出す。
それは通称「黒龍ルート」と呼ばれている隠しエンドであり、ミラと言う黒龍の少女と勇者アルカが結ばれるエンドだ。
こうして一筋の希望を見つけた里奈は、戦死エンドから逃れるべく黒龍の少女ミラと添い遂げるための冒険に出た……はずなのだが、冒険者として活動するために王都へと向かった里奈はあろうことかその道中でミラと出会ってしまった。
ゲームとは全く違う展開。そんな想定外の事態に遭遇した里奈は、この世界がアルストの世界でありつつもアルストそのものでは無いことを理解する。
そしてミラとの出会いを皮切りに、里奈はゲーム内には存在しなかった数々の事件に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:30:00
55858文字
会話率:27%
魔王軍の侵略により危機に瀕していたレッドガルドの住民は古来より伝わる召喚魔法を使い、異世界からガクセイと呼ばれる勇者を召喚することでなんとか魔王軍と戦っていた。
そんな中、とある国で行われた召喚魔法にて一人の男がこの世界へと呼び出される。
「問おう、其方が俺を召喚した術者か」
その男の名はジークライトと言い、全身を甲冑で覆っており明らかに他の勇者とは違う雰囲気を纏っていた。
それもそのはずである。何故なら彼はフランク王国に仕える騎士であり、邪龍ファヴニールを討ち取った龍殺しの英雄なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:20:08
3381文字
会話率:26%
勇者との戦いの末、とうとうその命を終えてしまった魔王ディアスはなんと異世界に転生してしまった。
あれほど手にしたかった世界も、討つべき勇者も、ここには存在しないことに気付いた彼女は落胆する。
しかし、それならそれで良いのかもしれないと思い
直したディアスは世界征服と戦いに明け暮れた前世と決別し、静かで平穏なスローライフを送ることに。
そんなある日、死にかけだった破邪の巫女を救ったことで彼女のスローライフは終わりを迎えてしまった。
それどころかこの世界における魔王軍幹部に執拗に追われる事態に。
はたして、ディアスが静かに暮らせる時は本当に来るのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 20:30:00
28486文字
会話率:37%
地方生まれの貧乏男爵貴族の令嬢であるルフェルミア・イルドレッドは、婚期ということでお見合いをさせられ、そして大王都カテドラルの中心部に屋敷を構える筆頭公爵家であるグレアンドル家の嫡男ヴァンと婚約関係になる。
両家の了承のもと、婚前同棲を
始めたルフェルミアはグレアンドルのお屋敷で住み込むことになった。
だが、同棲から一ヶ月。突然ルフェルミアは婚約者のヴァンから婚約破棄を言い渡される。
しかしその婚約破棄はルフェルミアが計算した通りのものであった。
何故なら彼女の目的はグレアンドル家の次男、リアンにあったからだ。
その事に激怒したヴァンの母、ミゼリア・グレアンドルは家族会議を開き、当主のドウェイン・グレアンドルらを交えて話し合いを始めるものの、結局ヴァンとの婚約は無くなり、代わりにリアンとの婚約を家族内で発表し、その日はそれ以降話が進展することなく終わりを告げた。
……が、その数日後の深夜。
ルフェルミアのもとにひとりの老紳士のケヴィンが現れる。彼女は彼に『本来の仕事』を終えたことを話した。
ルフェルミアの本来の仕事。それはリアンと懇意になり、犯罪に関与している可能性があるミゼリア・グレアンドルのことについて調べることだった。
実はルフェルミアたちは裏稼業の人間で、任務の為にグレアンドル家へと潜入したのである。
リアンからそれらの情報を聞き出し、今回の仕事を終えたルフェルミアは最後の仕上げとして婚約関係となったリアンを処分して大王都カテドラルを離れようと考えていた。
そんな中、そのやりとりの現場をヴァンに見られてしまう。
仕方なくルフェルミアとケヴィンはヴァンを始末しようと行動するが、ヴァンは想定以上の強さでルフェルミアたちを圧倒してしまった。
気を失ったルフェルミアはその時、前世の記憶を取り戻し、自分が何者だったのかを思い出す。
それからヴァンと共に数奇な運命を乗り越えるための日々が始まるのだった。
※不穏なタイトルですが、どちらかというと痛快ラブコメに近いです。また、ジャンルは恋愛ですがミステリー要素やサスペンス要素も含んでおります。グロ描写や性描写などはありませんが念のためR15指定としております。
※不穏なタイトルですが、めっちゃハッピーエンドです。
※この作品は『アルファポリス』様と同時に投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:30:00
111842文字
会話率:46%
「キミとはもううんざりだ」
学園卒業パーティーにて、婚約者であるハノン・イグナス公爵令息から唐突にそう婚約破棄を申し渡された物語の主人公ファルテシア・エルザーグ男爵令嬢は、『頭のおかしな』彼の行動に戸惑いながらもそれを冷静に受け入れ、そ
の会場から走り去る。
ハノンの『頭がおかしく』なってしまったのはこの騒動よりおよそ一年ほど前。
幼馴染で婚約者のハノンとは幼い頃はその関係も良好だったが彼が12歳となり貴族の多くが通う魔法学園に入学してからその関係性は変わってしまった。
ハノンは次第に婚約者であるはずのファルテシアに対してそっけなくなっていってしまう。
しかし自分もあと二年すれば同じ学園に通うようになるから、そうしたらまた学園内で仲良くなれると信じていた。
だが、ファルテシアが学園に入学してからは更にハノンは彼女に対して冷ややかな反応を示す。
そんなとある日、彼の友人らの衝撃的な会話を聞いてしまう。
その内容は、すでにファルテシアではない別の女に恋しているハノンの事であり、更に彼はファルテシアとは婚約破棄をするつもりだと豪語しているのだという。
それを聞いてしまったファルテシアはショックで落胆し、その後学園生活においてファルテシアとハノンはどんどんと関係が冷めていき、やがて二人は学園内ですれ違おうとも目すら合わせなくなった。
そんな日々が数年続いたある日。
ついにハノンから「話がしたい」と言われたファルテシアは「婚約破棄の事ね」と覚悟を決めた。
その日。
ハノンの頭に石が強打。
直後、ハノンはしばらくうつ伏せたのち、目覚めると、それから彼はおかしな言動をし始めた。
『頭がおかしくなってしまった』と慌てるファルテシアは医者を呼ぶが、その頃にはいつも通りのハノンに戻っていたので特に異常はないと診断された。
が、それ以降、彼の頭は本当におかしくなっていた。
ファルテシアに対して妙に優しくなり、まるで人が変わってしまったかのようになったのである。
これは頭のおかしくなった公爵令息とそれを見守る令嬢のイセカイのお話。
※短編だったものを連載版にしたものです。短編の物語を掘り下げたエピソードが追加されています。
※この作品はアルファポリス様の方でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 07:27:30
29109文字
会話率:43%
「キミとはもううんざりだ」
学園卒業パーティーにて、婚約者であるハノン・イグナス公爵令息から唐突にそう婚約破棄を申し渡された物語の主人公ファルテシア・エルザーグ男爵令嬢は、『頭のおかしな』彼の行動に戸惑いながらもそれを冷静に受け入れ、そ
の会場から走り去る。
ハノンの『頭がおかしく』なってしまったのはこの騒動よりおよそ一年ほど前。
幼馴染で婚約者のハノンとは幼い頃はその関係も良好だったが彼が12歳となり貴族の多くが通う魔法学園に入学してからその関係性は変わってしまった。
ハノンは次第に婚約者であるはずのファルテシアに対してそっけなくなっていってしまう。
しかし自分もあと二年すれば同じ学園に通うようになるから、そうしたらまた学園内で仲良くなれると信じていた。
だが、ファルテシアが学園に入学してからは更にハノンは彼女に対して冷ややかな反応を示す。
そんなとある日、彼の友人らの衝撃的な会話を聞いてしまう。
その内容は、すでにファルテシアではない別の女に恋しているハノンの事であり、更に彼はファルテシアとは婚約破棄をするつもりだと豪語しているのだという。
それを聞いてしまったファルテシアはショックで落胆し、その後学園生活においてファルテシアとハノンはどんどんと関係が冷めていき、やがて二人は学園内ですれ違おうとも目すら合わせなくなった。
そんな日々が数年続いたある日。
ついにハノンから「話がしたい」と言われたファルテシアは「婚約破棄の事ね」と覚悟を決めた。
その日。
ハノンの頭に石が強打。
直後、ハノンはしばらくうつ伏せたのち、目覚めると、それから彼はおかしな言動をし始めた。
『頭がおかしくなってしまった』と慌てるファルテシアは医者を呼ぶが、その頃にはいつも通りのハノンに戻っていたので特に異常はないと診断された。
が、それ以降、彼の頭は本当におかしくなっていた。
ファルテシアに対して妙に優しくなり、まるで人が変わってしまったかのようになったのである。
それだけではなく言葉の端々に「異世界」などと単語ばかりを言うようになるが……。
これは頭のおかしくなった公爵令息とそれを見守る令嬢のイセカイのお話。
※少々長めの短編です。
※状況次第で連作化致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 20:36:10
13590文字
会話率:46%
おてんばで、破天荒で、美人な、火剣の姫。
そんな私の前にメッキをはりつけたような笑顔の王子がやってきた。
隣国の王子。
数多くの貴族の女性を恋に落とし、
その全てを振ったと噂される王子。
その相手の家はことごとく没落するという。
けれどそ
んな悪評にもかかわらず、父上は最初からノリノリで、私の背中をぐいぐい押してくる。
私はこんな嘘つきメッキ王子、願い下げなのに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:30:00
20352文字
会話率:36%
「お客様の中にハイジャック犯の方はいらっしゃいますか?」
……は?
俺は耳を疑った。だってそうだろう。意味が分からない。
快適な空の旅にそぐわないフレーズダントツの一位だ。
最終更新:2023-12-30 14:22:04
3546文字
会話率:19%
魔女にさらわれた妹を兄がさがしに旅に出るお話。
旅に出た少年は様々な苦難に出会い、出会った人に力を借りて乗り越えていく。彼の旅の先にあるものは、果たして……?
童話のつもりで短く書くつもりだったが全然短くならない。挙げ句の果てに途中からた
だの小説に変貌した。
いつか童話部分も小説体にすげ替えるつもり。
※ブログでも掲載してますよー。それだけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 17:07:41
82830文字
会話率:56%
対向車線からトラックが飛び出してきた。
特に恐怖を感じることも無く、死んだなと。
想像したものを具現化できたら、もっと生産性があがるにな。あと、女の子でも作って童貞捨てたい。いや。それは流石に生の女の子がいいか。我ながら少しサイコ
臭して怖いこと言ったな――。
手から何でも出せるスキルで国を造ったり、無双したりなどの、異世界転生のありがちファンタジー作品です。
王国? 人外の軍勢? 魔王? なんでも来いよ! 力でねじ伏せてやるっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:29:10
1342867文字
会話率:62%
政府軍事組織オリュンポスのマスターズで、執行官-デリーター-だったガレス・リストキーは、政府の機密文書を盗んだ、オリュンポスの元最高責任者でガレスの育て親でもある、ジェームズ・オスカーの暗殺を命じられる。その暗殺が成功すると、この任務は一
部の人間だけが知る秘密裏の作戦だった為、政府がガレスの足取りを追い捕えてしまう。
そこで言い渡された判決は国外追放。ガレスはオリュンポスを除隊し、オリュンポスの元大将で上司だった世界最強の男、アルージェ・ランスロットと民間軍事事務所、イレーネ事務所を立ち上げた。
それから五年。イレーネ事務所にガレスが十年前に助けたエリー・オリヴィエが二十歳となって入隊した。
そこから止まっていた時間は動き出した。二人であらゆる事件を解決していくうちに、五年前のジェームズ・オスカーが探ろうとしていた政府の秘密が露呈されていく。
本当の正義とは何か――? その思いに揺れながらも、オリュンポス時代に使用していた愛銃エルピーダを抜くことになる。
一緒に育った仲でもあり、親友でもあり、同僚だったユーダ・モードレッドから授かったエルピーダの声と、ユーダの思いを乗せて明日の未来を切り拓く為に、ガレスはまた人を殺めることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 18:27:41
44004文字
会話率:65%
聖霊、光神セイレーンと契約を行い、世界に七人しか存在しない、神の能力を持つ者(ゴッドホルダー)の一で、神の瞳(ゴッドアイ)を操る主人公、神瞳 蒼雷(しんどうそうらい)は、五年前に世界を恐怖に陥れた破壊帝ジェラが率いる、闇の支配者(ダークルー
ラー)を壊滅させた七色の操雷者(アルレーズ)の一人。
能力の影響で普段はまともな魔法は使えないが、魔力が感じられない特殊な人間として、平凡な人間の扱いを受けてきたが、五年間平和な日々を過ごしてきた。
しかし、ある訪問者によって止まっていた歯車が動き始め、再び戦いに巻き込まれることになる。
この作品は外部サイトのリメイク作品でありながら、オリジナルの作品とはまた別で、アルファポリスで執筆中の重複作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 00:12:48
96129文字
会話率:60%
両親と血の繋がらない妹には全てを奪われ、愛していたはずの幼馴染の和正に裏切られた少女陽子。
家族や使用人達に虐げられる日々を送っていた彼女な唯一の味方が不思議な白鷺だった。
ある日、陽子は無実の罪を着せられ住んでいた村を追放された挙句、妹が
放った刺客達に襲われてしまう。
命が尽きようとした時、白鷺は美しい銀髪の男の姿に変身する。
男の正体は龍神・信。
彼は傷ついた陽子を治し求婚。陽子も困惑しながらそれを受け入れる。
雪九尾のつららや化け狸の紅葉達に囲まれながら、他の妖と仲良しになったり、信の好物を作ったりする等、実家では味わえなかった幸せな時間を過ごす。
だが、そこにも玲奈の魔の手が忍び寄る。
龍神の噂を聞いた玲奈は強引に顔合わせの儀を行い接触を試みたのだ。
陽子は、また和正のように奪われてしまうのではないかと恐るが信は必ず帰ってくると約束する。
当日の朝、不安がる彼女に海で見つけた擦り硝子の桜をお守りとして渡す。
いざ玲奈に会ってみると信は彼女に不快感を感じ「お前のモノにはならない。俺には大事な花嫁がいる」と告げて玲奈をへこませるがそんなことで諦める女ではなかった。
泣き縋る玲奈の為に継母は式神を使って龍神の花嫁を探る。
何も知らない信と陽子は二人でお出かけという名のデートに向かう。
だが、その時、玲奈の継母が放った式神により陽子は攫われ信と引き裂かれてしまう。
龍神の花嫁が陽子だと知った玲奈と継母は彼女を拷問を加えながら攫い信と離縁しろと迫る。信に幸せを与えられた陽子はその脅迫に必死に抗う。
自分の目の前で愛する陽子が攫われたことに怒った信は玲奈の元に突撃。
和正に襲われかけていた陽子を間一髪のところで救い出した信は、玲奈達に罰を与え、亡き父親との約束である蛇神の復讐を遂に果たす。
蛇の怨念の呪いを受けた玲奈は、壮絶な痛みに耐えきれず絶叫しのたうち回る。他の者も罰せられ絶望のどん底に堕ちていった。
陽子は信の鼓動を感じながら、再びこの人に会えた喜びと、この人の妻になれたことを心の底から喜んだ。
陽子は無事、玲奈から龍神の巫女の名と癒しの異能、そして、母親の形見である紅珊瑚の簪を取り戻すことができた。
周りの状況と陽子の心身を考慮して婚姻の儀は一年後の桜が咲き誇る春に執り行われることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:28:32
8653文字
会話率:29%
ギフトと呼ばれる不思議な異能を持つ青年レインは、月夜の宝石と呼ばれ治癒の異能を持った美しき女公爵カイリにある出来事をきっかけに一目惚れされ半ば強引に婚約させられる。
レインとカイリの仲を良く思わない者、ギフトに歪な思想を持つ者達の妨害を受け
ながらも二人は幸せを掴もうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 07:56:48
81988文字
会話率:42%
地味で平凡な中級貴族令嬢、ハンナの結婚生活はみじめなものだった。
夫には愛人がいて、彼はハンナには指一本触れようとしない白い結婚。
おまけに正妻の座を狙った愛人に呪い殺されてしまう。
……はずだったが⁉
呪いの呪文は実は眠りの呪文だった
。十五年後に目覚めたハンナの前に現れたのは、かつて教育係として仕えていた年下の不遇王子。
『君が〝愛〟を教えてくれたあの日から、私の命は君のものになった。君を愛するためだけに生きると決めたんだ』
知らぬ間に有能ヤンデレ皇帝へと変貌を遂げた彼から、熱烈に求められて……あら? なんだか幸せになそうですわ。
☆ベリーズカフェ様にも掲載しております。
☆別タイトルのR18版をムーンライトノベルズさまに掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:27:10
10707文字
会話率:37%
大聖女アリッサはリシャール・エスファーン侯爵の妻となった。だが、この夫婦、双方訳アリで……!?
決して笑わない妻と、外面と中身がだいぶ異なる性悪な夫の新婚生活が幕を開ける。
最終更新:2023-03-24 00:35:38
11898文字
会話率:33%
【白い声】の持ち主であるオディーリアは、その歌声で人々の病気や怪我を癒す聖女。
婚約者である王太子イリムとの結婚を目前に控えていたが、戦で敵国の捕虜となったイリムに彼の命とひきかえに売られてしまう。
イリムに毒を飲まされ、白い声も失って
しまったオディーリア。
オディーリアを買ったのは、新興国ナルエフの若き将軍レナート。彼の策略によりオディーリアは戦場の女神と崇められるようになり……
いわゆるざまぁ系逆転劇を目指してますが、書きはじめたら溺愛モノっぽくなりました。
※アルファポリスにも掲載してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 11:58:21
75909文字
会話率:51%
日本で暮らすフランス系外国人のイザークは異世界転移で魔族領に転移した。
日本への帰還を果たすため、魔法に精通しながらやんごとなき身分のやらかしを処理する日々に追われる。
本人は執事として陰ながら生活と研究をしたいのだが……
最終更新:2025-01-28 17:27:02
10029文字
会話率:37%
悪魔を狩る「殺戮の天使」たちには、それぞれのコードネームを持つ。
様々なコードネームを持つ天使は、かつて割れた悪魔の鏡から逃げ出した悪魔を追うこと千年以上。
現代に舞い降りた「天使」たちは、童話のコードネームで悪魔狩りを始めた。
赤ずき
ん、シンデレラ、アリス、グレーテルを始めとして・・・・・・サブマシンガンや火炎放射器、大鎌、モーニングスターを持った美少女たちが、人食い悪魔を駆逐する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 15:01:09
46649文字
会話率:35%
二度目の人生を迎えた先は、魔法のある異世界だった。
前世では辛い経験したなかった。今度こそ、楽しい人生を――。
魔法で美味しい料理を作りながら、新しい人との関わりに取り組むアスランと相棒の元守護霊エルヴェシウスのギャグコメグルメ小説。
※
戦闘シーンなどで残虐なシーンが入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 22:00:00
39325文字
会話率:18%
『イル・カノーネ』
それは前世の俺、ニコロ・パガニーニが終生愛用したヴァイオリン、グァルネリ・デル・ジェスのことだ。
それまで使用していたヴァイオリンを賭博――いや、不幸な出来事によって失ってしまったのだが、リヴロンという商人が俺のため
に家宝ともいえるこの名器を無償で譲ってくれたのだ。
俺はその恩義に報いるため、このイル・カノーネは俺以外の奏者には絶対に弾かせないという誓いを立てた。
そして演奏家として引退した際、俺は生まれ故郷であるイタリア・ジェノヴァ市に『他人に譲渡、貸与、演奏をしない』という条件でこのヴァイオリンを寄贈した。
だが俺の死後、約70年後にその遺言ともいえる約束は突如として破られた。聞けば現在に至るまで多くの演奏家に貸与・演奏されてきたというのだ。
……ふざけんじゃねえ。
その昔、人間が天まで届く塔を作らんとしたとき、神もいいかげんキレた。それぐらい俺も怒っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:23:24
27865文字
会話率:51%
主人公、東雲千明は並列思考(マルチタスク)に特化した英才型のギフテッド。
千明はその突出した才能で、勉強や運動はもちろん、果ては芸術まで何でも完璧にこなしてしまう。しかし、そんな彼にも一つだけ、どうしても解けない難問があった。
それは、
恋愛。
恋心や愛情を理解することは出来ても、共感する能力に欠けた千明は、高校卒業を機に諦観の境地で国外に進学することを決意してしまう。
タイムミリットは約二ヶ月。千明に想いを寄せる少女たちは果たして彼に恋愛を解かせることが出来るだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 23:00:00
54235文字
会話率:54%
終業式が終わったあと、気がつけば異世界に転移していた。
ドラゴン、魔方陣、不思議な生物。
唯一知ったものがあるとするならば、お互い苦手であり、特別な同級生。
苦手と特別は両立する。けれど互いに向ける特別という感情の名前はわからないけど
……。
何も知らない人たちからすれば大なり小なり異質と思われてしまうような二人。
二人が互いの目的のために手を組み、元の世界に帰ることを目標に協力する。
本当に、利害だけで手を組んだのかは二人にすらわからない。
お互いに抱えるものを吐露する日はくるのか?
弱音を吐けるようになるのか?
苦手以外の、特別な感情とは?
凹凸コンビの異世界ファンタジー。はじまります。
タグに恋愛とはあるものの、恋愛要素が出てくるのはもう少し後だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:23:11
576200文字
会話率:44%
本来3つに分かれているはずの世界は、うまくその機能を果たせずに今や混沌に満ちている。
生者と死者、魔術師と非魔術師の入り交じる、混沌の世界。
その世界を変えるとされるのが神々に祝福を受けた、通称《マリア》。
だけど、《マリア》かもしれない
と噂されるのは小さな男の子だった
そして魔法を操る魔術師全員に秘められた《秘密》は、世界を大きく変える鍵を握っているというが…?
舞台はフランス、パリ。
神話と魔法が織り成す混沌の世界へ、ようこそ。
◆◇◆
※神話をモチーフにした描写やキャラクターが登場しますが、すべて創作でありフィクションです。
※話ごとに視点が冒頭【】内のキャラクターに変わります。
挿絵と共にキャラクターたちの織り成す神話と魔法の世界をお楽しみください。(ご依頼の挿絵は掲載許可を得ています。全て無断転載・AI学習禁止です)
よろしければブックマークや評価、感想等で応援して頂けますと幸いです❁
キャラクター紹介・設定一覧はこちら↓
https://ytteao19.wixsite.com/haru/about-4
※こちらはカクヨムにも掲載しています。
◆◇◆
それでは混沌に満ちた、非日常の世界へ。
楽しんで、いってらっしゃいませ…アーメン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:23:04
100636文字
会話率:22%
ショートショート集。ジャンルごった煮。
最終更新:2025-01-28 17:22:16
47628文字
会話率:10%
経済学部出身の本を読んでるだけのおじさんです。
宗教法人課税を目指し、科学の良さを伝えるために技術革新などの時事問題を書いていきたいです。
「デフレ派のブログ」の続編です。
基本的に、経済の時事エッセイですが、他の話題にもとびます。
公共
投資では景気はよくならないと考える緊縮財政派。
経済思想的に、成長戦略重視です。
宗教の過大評価を修正して、科学思想を啓蒙したい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 12:07:59
92020文字
会話率:5%
クトゥルー神話短篇集。
最終更新:2024-07-26 05:00:00
20277文字
会話率:10%