「今の自分は恋をしても許されるだろうか?」
それは王兄フィルマンの何気ない一言から始まった。
不遇な元王子フィルマンには、心に想う相手がいた。その女性の存在を知った親友の魔法使いは、彼の想いが報われるようにと、あることに手を出した。
陛下にも一度だけと許可を得て。
フィルマンの恋のお相手は異世界人「サクラ」。彼女とフィルマンを会わせるには、異世界召喚が必要となる。
異世界召喚はその昔、よその世界に住む者をこちらの都合で一方的に連れてくる=拉致として大事になり、禁止されていた。それをこちらから勝手に召喚するのではなく、相手側から了承を得て招く形にしようと魔法使いは考えた。その結果、異世界召喚は上手く行ったものの、現れたのはフィルマンが望む相手とは、似ても似つかぬ少女「サクラ」。彼女はフィルマンが運命の相手だと頑なに信じている様子だが、誰かの命を受けて動いている可能性が見え隠れする。
困惑するフィルマンのその裏では、何やら暗躍するきな臭い人々が。
本物のサクラはどこに? フィルマンの恋はどうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 17:50:00
139956文字
会話率:54%
マーリーは9歳になった時、生活が一転する。父が再婚して迎えた継母がマーリーを嫌い使用人に貶めたのだ。使用人となって7年後、急遽持ち上がった継母の兄(70過ぎのエロ爺)との婚約話。憂う彼女を神さまが不憫に思ったのかお助けヒーローが現れた。
彼の登場でマーリーは前世の記憶を思い出す。ここは前世の自分がプレイしていた乙女ゲーム「ときめきジュエルクイーン」の世界だと。
助けに現れた彼はなんと自分の推しキャラ?! そして自分は……ヒロイン? 嘘でしょう? 推しと始めるトキメキ生活。この先どうなる?? 心臓が持ちそうにないかも?
※ヒロインは死にたくないので婚約破棄します!と同じ世界観です。こちらの作品に出ていた片眼鏡宰相サーファリアスが今度はヒーロー役です。※こちらの作品を読んでなくとも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 07:00:00
76281文字
会話率:58%
エヴァは姉と共に、結婚相手を見つける為に遠い異国から船に乗ってこの国にやってきた。うなる程の持参金を持って。
けれどエヴァが出会うこの国の男性は、高慢ちきで鼻持ちならない人ばかり!
ついでに厄介な求婚者まで現れてしまって、すっかり婚活に疲れ
たエヴァはしばらくの間結婚から逃げようと、地方の伯爵家のお屋敷で使用人として働くことにしたのだった。
※蒸気機関車も走る、架空の近世英国が舞台です。
前向きな主人公と、ちょっと頼りないけど優しいほのぼの伯爵のヒストリカル風ロマンス。
前向きな主人公が自分(と実家の財力で)結婚相手も未来も切り開くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 11:42:34
58818文字
会話率:35%
【謀婚】に書ききれなかった話を更新していく予定です。
【謀婚】本編を読んでいないと人間関係などわからないと思いますので、本編読了後にお読み頂ければ幸いです。
過去も振り返る事もありますが、基本的には本編より未来の話です。
【謀婚 帝国編】
を読まれる前にこちらを読まれる方は、アスラン編を飛ばして頂いても構いません。三章九話(未来を見据えて)から時代が並行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 21:14:06
422003文字
会話率:68%
シェッド帝国の北方領主の娘アナスタシアには、幼い頃より心を寄せる相手がいた。だが皇帝の命令でその思いは叶う事なく、皇太子シャルルに嫁ぐ事となる。皇帝の所業に打ちひしがれながらも、アナスタシアは強く生きていこうとする。
これはアナスタシア
と、シャルルの娘達を主人公としたシェッド帝国の行く末の話である。
こちらだけでも読めるように書いていますが、【謀婚】及び【謀婚 番外編】の続編となっておりますので、そちらを読了後にお読み頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 21:53:03
200549文字
会話率:58%
七十年争っていたレヴィ王国とガレス王国。この二国間に休戦協定が結ばれ、その一環でガレス王国の姫君がレヴィ王国の第三王子に嫁ぐ事となる。
しかしこの結婚は平和の為の結婚ではなく、別の争いが始まるきっかけであった。それを知らない姫君は、嫁い
だ後すぐに戦後復興作業へと赴く王子に、一緒に連れて行ってほしいと申し出て……
姫らしくなく恋愛感情を知らない公爵令嬢ライラと、女性の噂が一切ない王子ジョージが、本来の結婚の意味を追求し、互いに惹かれ合いながら二人の幸せの為に平和の道を探していく恋愛物語。
※残酷な描写ありタグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 21:18:01
453736文字
会話率:72%
「アルヴィノーラの森で」の裏側になります。
本編では語りきれない部分等を見ていただけるようになっています。
不定期更新。ただし更新する際の時間は午前2時(予約投稿)です。
最終更新:2024-03-31 23:00:00
271548文字
会話率:44%
壊れた国境の橋のたもとで、誰も見たことのない記憶のない少女が発見された。
この子はいったいどこからやってきてここにいるのか?
そして壊れた橋の下に落ちていた身元不明な鎧兜はいったい何者なのか……。
とてつもなく深い谷をもつ大きなアルヴィノ
ーラの森とそれを挟んだ2国間のかけひきや如何に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 17:00:00
348463文字
会話率:42%
「——だから、これは契約による婚姻だ。私が君を愛する事はない」
気がついた時。目の前の男性がそう宣った。
婚姻? 契約?
言葉の意味はわかる。わかるけど。でも——
♢♢♢
ある夜いきなり見知らぬ場所で男性からそう宣言された主人
公セラフィーナ。
しかし彼女はそれまでの記憶を失っていて。
自分が誰かもどうしてここにいるかもわからない状態だった。
記憶がないままでもなんとか前向きに今いる状態を受け入れていくセラフィーナ。
その明るい性格に、『ろくに口もきけないおとなしい控えめな女性』と聞かされていた彼女の契約上の夫、ルークヴァルト・ウイルフォード公爵も次第に心を開いていく。
そして、彼女のその身に秘めた魔法の力によって危機から救われたことで、彼の彼女を見る目は劇的に変わったのだった。
これは、内気で暗い陰鬱令嬢と渾名されていたお飾り妻のセラフィーナが、自分と兄、そして最愛の夫の危機に直面した際、大魔法使い「白蓮の魔女」であった前世を思い出し、その権能を解放して時間を逆行したことで一時的に記憶が混乱、喪失するも、記憶がないままでもその持ち前のバイタリティと魔法の力によって活躍し、幸せを掴むまでの物語。
▪️アルファポリスさまで先行掲載中。ファンタジー大賞にエントリしています。
▪️なろう版同名の前後編短編は一人称、こちらは三人称に変更して改稿した長編連載版になります。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 22:10:20
71184文字
会話率:21%
『ここは地味顔同士、仲良くしましょう?』
『どうせお互い他では相手にされないでしょうし』
結婚しなければならないなら、相手は心の清らかな女性がいい。外見や家柄だけで僕を判断しない女性が――そう思っていただけなのに、異国の令嬢(地味顔)に
待ち伏せされた挙句押し倒され、感情がバグりまくってしまう男の話。
日本と英国のパラレルワールド風ヒストリカル。
*
2023.5.12/公開
■ふんわり設定
■別所でも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 20:00:00
2939文字
会話率:21%
散文で綴るヒストリカル風な近未来の抒情叙事
最終更新:2022-10-24 17:14:19
870文字
会話率:0%
ティアナは女王主催の茶会で、婚約者である王子クリストファーから婚約解消を告げられる。そして、彼の隣には聖女であるローズの姿が。
聖女として国民に、そしてクリストファーから愛されるローズ。クリストファーとともに並ぶ聖女ローズは美しく眩しいほど
だ。そんな二人を見せつけられ、いつしかティアナの中に諦めにも似た思いが込み上げる。
愛する人のために王子妃として支える覚悟を持ってきたのに、それが叶わぬのならその立場を辞したいと願うのに、それが叶う事はない。
いつしか公爵家のアシュトンをも巻き込み、泥沼の様相に……。
※他サイトでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 12:00:00
31435文字
会話率:26%
騎士隊副隊長のレイモンドは、第二王子アーサーの婚約者アリシアの事を密かに想っていた。
『白百合の君』と呼ばれるほどに美しいアリシアが、自分の起こした行動により婚約破棄を告げられてしまう。酔った勢いで婚約破棄を告げ後悔するアーサーだが、大きな
力で婚約の存続は途絶えてしまった。それでもアリシアを手放せないアーサーが、執拗にアリシアを追い詰めてくる。そんなアリシアを守るために求め続けるも、二人はすれ違い続けついには行方知れずに。
年月を重ね、二人は再び出会うことができるだろうか?
他サイトでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 09:59:03
65313文字
会話率:33%
女王制度がある植物の国の王女キュウリは、グリーンハンドを持たないことで王位を継げない。 第一王女ながら生まれてすぐ役立たずのレッテルを張られ、家族、周囲、能力を持つ妹に蔑まれた。――――そんな折り、戦を止めるべく、野蛮と噂の敵国のミーガスタ
・オソットイセ王と政略結婚させられる。 彼は噂と違って紳士的な態度でキュウリを歓迎した。 オソットイセ国は作物の不作で彼が王家の能力を目当てに求婚したのだと考え、無能力がバレぬように奔走。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 22:42:02
7358文字
会話率:52%
とある王国の第2王女、シャルロットには人に言えない秘密がある。それは人の心の声が聞こえるというもの。
その特異体質ゆえに人と関わることを極力避けてきたシャルロットだが、それでも王族の端くれ。常に近衛兵に警護される身分だ。
人前に出ることを避
け、ほとんどを自室で過ごすシャルロットの警護は、近衛兵たちにとっては外れクジらしい。毎日近衛兵たちの心の小さな不満を聞きながら過ごしていたのだが、ある日新しく配属された近衛兵の心の声を聞いてシャルロットは思わず耳を疑った。
『あ゛あ゛ー!!!なんって可愛いんだ!天使かよ!この職場最高!!可愛すぎてハゲる!』
シャルロットに聞かれているとはつゆ知らず、今日も近衛兵のカインは心の声を爆発させている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 10:00:00
18029文字
会話率:44%
どこにでもいる平凡なOLだった主人公はある日事故に遭い命を落とすが、気がつくと異世界の侯爵令嬢として転生していた。やがて爵位を継いだ彼女は女の身でありながら宰相補佐の地位にまで昇り、前世の知識を生かした革新的な施策や発明の数々でベルフェリ
ート王国を豊かにする。しかし、その矢先に勃発した守旧派のクーデターによりまたしても命を落としてしまう。敵の手に落ちて悲惨な死を遂げた彼女は、今度は同じ国の子爵令嬢に転生した。二度目の死の間際に世界を強く憎んだ彼女は持ち合わせた美貌と才覚を生かして全てを破滅に導くために行動を開始した――ものの空回りと誤解が続き、何時の間にか世界に平和をもたらした聖女と崇められてしまうまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 14:22:56
889706文字
会話率:19%
わたしをレディにした男、ミスタ・ドノヴァンに関する思い出の話。
最終更新:2020-08-15 18:00:00
10000文字
会話率:21%
せっかく生まれ変わったのなら今度こそ幸せな恋愛結婚をしたい! 脱・干物! 今生こそ!
と、意気込んでいたのに。
「君を愛することはない」
結婚当日。そんな言葉を放たれた。
──ふざけんな。売られた喧嘩は買ってやる。やられたらやり
返す! 思い知れ!
婚約破棄ならぬ婚姻破棄(離婚とも言う)話です。自分の幸せを求めて頑張る話……だと思います。
※色々ゆるゆるです。広い心でご覧頂けると幸いです。
※キーワードは全て「一応」がつきます。その程度の薄い設定です。
※R15は保険です。
※作中に法律の話が出てきますが、あくまでこの作品の中でのものです。筆者は法律に詳しくありませんので、緩く見てくださいますようお願い申し上げます。
山なし谷なし落ちもなし第4弾。
懲りてません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 00:25:48
9170文字
会話率:22%
ユリウス・ビリセントは日々仕事に明け暮れていた。しかし仕事は楽しい。
必要に駆られて出た夜会で一人の少女を見つける。
穏やかな短編小説。流されヒロインに、腹黒ヒーロー(ただし常識人)。
ヒストリカル風のどこかの世界のお話。
最終更新:2020-05-19 03:30:49
4586文字
会話率:27%
**PASH!ブックス様より「辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する」「〃 新婚編」発売中です**
**PASH!コミックス様より漫画版全3巻発売中です**
田舎の農家の娘だったサリーシャは、その美貌から領主である伯爵家に養女として迎えられ
る。
王太子妃候補として厳しく躾けられたサリーシャだったが、結局、王太子のフィリップが選んだのは別の令嬢だった。さらに、婚約者発表の式典で賊に襲われた王太子と王太子妃候補エレナを庇い、背中に未婚の貴族令嬢として致命的な醜い傷を負う。
そんな失意の中、サリーシャにもたらされたのは六十歳過ぎの老人伯爵との結婚話。しかし、蓋を開けるとサリーシャは十歳年上の辺境伯、セシリオ=アハマスと結婚することになっていて……? 王道のヒストリカル風ラブロマンスの溺愛もの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 19:12:08
356746文字
会話率:46%
公爵家の一人娘、リンリエッタの愛した男はただの仕立て屋だった。
彼はドレスのことばかりで、こちらを見てくれない。
※以前載せていた『仕立て屋は、女王のため針を持つ』の改稿作品になります。前回より6万字ほど増やしているので、お楽しみいただ
けたら嬉しいです。
※完成済の作品のため、確実に完結までお読みいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 07:10:30
125265文字
会話率:52%
〈番外編含めて完結しました。ありがとうございました!〉
再婚相手は顔は怖いが心優しい将軍閣下だった!?
皇帝陛下の側室の一人であるセラフィナは、このたび形だけの婚姻を破棄して臣下へと下賜されることになる。妖精と謳われる程の美貌を持つ彼女の次
なる夫は、大陸最強の「黒獅子将軍」アイゼンフート侯爵だった。凶悪な噂に違わず凶悪な面構えをした彼は、実のところ誠実で優しい男性で…?
すぐに傷を治す体質を持つためにすぐ無茶をする元姫×そんな彼女を守りたい将軍閣下の、王道恋愛ファンタジー。
///評価ブクマ、感想などありがとうございます。大変励みになっております。
///ひっそり改稿終了しました。細かい修正のみで話の内容には変更ございません。
*婚姻破棄ものに見せかけた、ただの政略結婚ものです。ざまあ要素は皆無ですので何卒ご了承ください。
*設定上[戦闘、暴力、出血描写]が含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 23:08:17
330938文字
会話率:46%
日本とは異なる魔法がある異世界で、ヒストリカル風恋愛に憧れながら、難破船の乗組員と恋に落ちた伯爵令嬢が迎えに来た乗組員とイチャイチャして、お父様を怒らせるラブコメです。
シーク要素も山も谷もどこ行った?!って感じですが、ただただ楽しかった
です!
やしろ様企画の油田小説大賞 (遅刻)参加作です。やしろ様素敵な企画ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 21:00:00
6990文字
会話率:34%
【2019/05/25 最終話にイメージイラストを追加しました】
貧民街に住む少女クーは、あやしげな男たちに追われていた貴族の少年、マティアスを助ける。
身分が違うことを知りながら、二人はすぐに親しくなり、やがて互いを想い合うようにな
る。
五十年ぶりに「聖女」が選ばれる特別な日、マティアスがクーと交わした大切な約束を破ったことから、二人の運命が大きく狂い出す。
『私は二つの未来を夢にみる。一つは愛するあなたが死ぬ夢。もう一つは――――』
これは大切な人を守るために、残酷な夢をみる聖女と、運命にあやつられながらも、彼女を想い続ける青年の話。
セルバンテスさんでも公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-25 22:49:32
312850文字
会話率:42%
八歳年下の王子の後ろ盾になるために婚約した宰相の娘の結末。
最終更新:2019-05-06 08:41:34
11109文字
会話率:21%