蒸気機関と練成技術が発展した、現実とは異なる世界。
そこでは『人造乙女(オートマータ)』同士による、熾烈な『決闘遊戯(グランギニョール)』が行われ、圧倒的な支持を集めていた。
刃煌めき血飛沫飛び散る、残酷極まり無い『決闘遊戯』は、堕落
した貴族達の欲望を満たす究極の娯楽として、或いは権威権勢を誇示する手段として、国家主導の下、誰に咎められる事も無く、日毎夜毎、営々と開催され続けた。
若き練成技師・レオンは、非情な階級社会に翻弄されつつも、市井の医師として、孤児院の子供達と共に生活を続けていた。
しかしそんなレオンの下に、損壊したオートマータの娘が運び込まれた事で、事態が一変する――。
スチームパンク風、異世界闘技場バトルノベル。
お楽しみ頂ければ幸いです。
・こちらの作品は「カクヨム」様、「ノベルアップ+」様にも投稿致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:00:00
1124635文字
会話率:17%
天才発明家、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
自作の怪しい実験装置が暴走し、目が覚めたらなんと現代日本の女子高生「宮原カオリ」になっていた!
黒板、スマホ、3Dプリンター、果ては量子制御技術――15世紀イタリアの知識では想像もできない超文明が詰ま
った世界に大興奮。
ならばこの奇跡的環境を活用して、新発明してみようじゃないか!
スチームパンク風の改造自転車に、量子結晶レンズを組み込んだ異形のガジェット、そして学園祭では、文化祭の熱気と電磁波を利用して時空の裂け目を安定化!? そんなSF(少しだけ不思議な)現象にクラスメイト達は大混乱!
この時空歪曲は、ダ・ヴィンチを元の時代に戻す手がかりなのか、それとも更なる未知の世界への扉なのか――?
青春と発明、量子回路と歴史的天才性、そしてJK生活をカオスに楽しむ、転生学園SFコメディ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 19:36:00
4973文字
会話率:24%
荒涼とした大地に、灯火に照らされた鉄塊が立ち並ぶ。ここは、賑やかで発展著しい街、機工都市フォージ。
フォージは、機械工学とともに発展し、蒸気機関を利用した自動車両が縦横無尽に駆け廻る。
そしてさらに、魔法の力を機械的に利用する魔導工学と呼
ばれる技術も息づいて、その勢いはいや増すばかりだ。
これは、旅人であるクロウが、鉄の歯車という街の酒場に辿り着いた日から二、三日のことを記した小話である ― ― ―
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全10,000字弱の習作です。
完成済みのものを1,000〜1,300字程度/日に分割し、毎日投稿して1週間で完結(初日のみ2話投稿)させようという試みです。
ありきたりのスチームパンクぽくて、昔懐かしい感じのライトノベルを目指しました。
短い作品なので、設定の類は風味付けです。
用語も、なんとなくイメージが付きそうな既存のものを多用しています。原理や法則を細かく決めているわけでもないので、雰囲気で解釈してもらえれば大丈夫です!
それと、伏線のように見えるものは、すべてフレーバーだと思ってください(笑)
パッと終わるので、よかったら1週間お付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 11:50:00
10371文字
会話率:29%
【19世紀イギリスをベースにした、戦う鈍感ヒロイン×純情不憫ヒーローのスチームパンク風ファンタジーラブコメです】
変わり者の男爵家令嬢であるイザベラ・クレイブンには、絶対に人に知られてはいけないある秘密があった。
それは、亡き母親から魔女の
血を引き継ぎ、人知れず魔物退治に勤しむ『ハンター』としての裏の顔を持っていること。
侍女のエミリーを秘密の共有者として、闇に潜む人ならざる者たちを狩り、両親の命を奪った仇を探していた。
そんな中、イザベラに縁談が持ち上がる。
相手は美丈夫と評判の若き伯爵、ルーファス・ブラッドワースだった。
仮面夫婦として当たり障りない関係を望んだイザベラだったが、ルーファスもまた重大な秘密を抱えていることを知り、思わぬ形で協力関係を結ぶことになる。
復讐と使命のための魔物退治のかたわら、イザベラは次第にルーファスに惹かれていくが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 21:52:26
113896文字
会話率:31%
古都にて、月神祭開催!異世界バトルは、スチームパンク風味です。
最終更新:2024-02-23 17:16:51
9728文字
会話率:28%
※本編完結済み(外伝、番外編は不定期で連載中)
朝の来ない、明けない夜の国――極夜国――
霧に閉ざされた常夜の国に住むのは、石人と呼ばれる妖精たち。月の光を糧に生きる彼らは、左右どちらかの瞳に宝石を宿して生まれてくる。
彼らは探す。己の石
に導かれ、魂の片割れ、すべてを捧げるべき存在――半身――を。
そして悩み、疑う。その想いは本能に強制されたものなのか、真の心なのか……
これは業深き石人たちと、彼らに関わる者たちが紡ぐ物語。
※ 章ごとに主人公が変わります。各章が少しずつリンクするDQ4構成。
黒玉の章→ミオソティス(女主人公) 箱入り娘とツンデレ王子の王道少女小説風
蒸着水晶の章→ヘルメス(男主人公) 素直な少年と無垢な少女のボーイミーツガールの冒険譚
藍玉の章→マーレ(男主人公) 能天気自由人と人魚姫の童話ベース少々メリバ風
変彩金緑石の章→ミラビリス(女主人公) 強がり女とヤンデレ紳士のホムンクルスをめぐるスチームパンク風
前日譚→ファートゥム(男主人公) ハッピーエンドのためのバッドエンド
百花の章→マレフィキウム(男主人公) ポンコツ魔法使いと導かれし者たち
※ ★印のついているお話にはイラストがあります。必要ない方は挿絵機能をOFFにしてください。
※ 全5章+前日譚。百花の章で本編は完結。
※ 参考文献 アンデルセン/矢崎源九郎訳(1967) 『人魚の姫 アンデルセン童話集Ⅰ』 新潮社
※ 「MAGNET MACROLINK」「アルファポリス」にも掲載しています
※ 第2回「マグネット!」小説コンテスト銀賞受賞(権利返却され済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 20:15:37
767770文字
会話率:47%
大昔、人間とは別に存在していたもう一つの種族、『天使』。相反する二つの種族は対立し、そこから生じた大きな争いは『天使の呪い』という負の遺産を残した。
それから時は流れ、現在。
『天使』と『呪い』に抗うべく―――という名目で、己が生き様を求め
る一人の男がいた。
名前はイグバーン・ベルフュング。五十歳手前、将軍の地位に就く彼は『天使の呪い』によって生み出された存在、『養製天使』を狩るべく今日も自ら前線へと立ち向かう。
+++
『僕と天使の終幕のはじまり、はじまり』のスピンオフ小説になります。
此方の小説から読んでも解るようにはなっていると思いますが、本編である『僕と天使の終幕のはじまり、はじまり』から読んで頂けるとストーリーが分かり易いと思います。
毎週月曜、木曜日投稿予定です。
他、カクヨム、アルファポリスでも投稿していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 12:00:00
47866文字
会話率:30%
魔法の使える世界でからくりを作るより女の子。魔法学園を卒業しました!
『魔力変換駆動機』などを作って大騒ぎしていた主人公とその友人たち。
彼女たちは魔法学園を卒業するときがきた。
進路が決まった友達。主人公だけはどうするが決められてい
なかった。
そんな彼女に学校の用務員のおじさんが住む家と仕事を提供してくれたのだ。
その新生活の始まる日、彼女は事件に巻き込まれてしまう。
魔法の世界で機械を作る女の子が繰り出すアクション満載のスチームパンク風味の異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 10:29:23
11464文字
会話率:53%
「私は――本物の空が見たいの!」竜に乗るレース、ドラゴンライディングが大人気のスチームパンク的な世界。事故で右腕と親友を失い、自堕落な生活を送っていた元救命ライダー、ジャックはある時一人の少女のコーチを依頼される。彼女の名はエミリア・スター
リング。真っ直ぐで鮮烈な彼女のコーチを務めるにつれて、次第に傷ついた彼の心にも変化が訪れていくのだった。二人は挫折や困難に見舞われつつも、ジャックは一度嫌悪した空を、エミリアは憧れた清浄な空を目指して駆け上がっていく。
*カクヨム、ハーメルンでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 20:00:00
164588文字
会話率:51%
ちょっとレトロな荒廃した世界を、サムライ青年トラスケが飛行船“酔いどれウサギ号”に乗って大暴れ! 伊達と酔狂とノリで世界をも救う? 血湧き肉躍る無国籍スチームパンク風ポストアポカリプス冒険活劇!?
最終更新:2022-05-28 11:40:53
54992文字
会話率:48%
オートマタである僕はアデルお嬢様の従者であり護衛。
お嬢様が六歳の誕生日にお嬢様のお父様から与えられた誕生日プレゼント、それが僕だ。
お嬢様の従者として常にお側に控え、どんな人間の大人の護衛たちよりも強く、時にお嬢様のワガママやかん
しゃくに振り回されながらも、命令を完璧にこなす。
それでもお嬢様は僕が笑ってくれないと怒るのだけれど。
いつしか僕の胸にはお嬢様の側にいると焦げ付くような熱と痺れを持つようになり、回路には原因不明の震えが走るようになる。
そんなある日、お嬢様の婚約が決まった。
そしてお嬢様が婚約者との交流し仲を深めていくうちに、婚家には僕を連れて行かないことが決まったのだったーー。
※魔導機械技術が発展した近代ヨーロッパ風異世界で、機械人形である従者が主人公の恋物語です。
全5話、アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 16:50:17
13681文字
会話率:30%
祈りを科学へ昇華する、星沁科学の黎明期。
湖畔の学院都市『チチェリット』に、ひとりの少女が流れ着いた。誰よりも疾く術式を構築し、機巧を駆る『科学の申し子』。
彼女の影には、科学を否定するはずの教会、そして科学で解明し得ない神秘の存在が
示唆されていた。
「この物語の結末は、全てを託した〈彼女〉の元に」
──これは、誰よりも呪われ、愛された少女の物語。
◇◇◇
機巧で神秘を科学する、不遜な科学者たちの街からお送りするスチームパンク風味ファンタジー。
第二作の『雑踏の星』に合わせる為にリマスター版を作成しました。完結済みなので、淡々と投稿していきますよー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 09:26:52
197719文字
会話率:45%
赤いドレスの美少女町長が、何でも屋をしているイクサに仕事を依頼した。
『逃げ出したペットを捕まえてほしい』
それは、いつもより報酬がいいだけのいつもの仕事のはずだった。
「食べるためにあくせく働くくらいなら、お腹をすかせたままでいい
から寝ていたい」
そんな怠惰な少年イクサは、チロックの町で何でも屋をして暮らしている。
料理屋の給仕や道具屋の整理を手伝ったり、老女の家の草むしりをして日銭を稼ぎのんびりだらだらと生きる毎日。
「腰の回転式拳銃はただの飾り。荒事なんて無理無理」
そんなことを言っていた少年イクサが美少女町長に目をつけられたことから騒動に巻き込まれ、彼の怠惰な日常は形を変えていく。
本作の無断転載、無断複製および無断翻訳を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 20:11:45
174586文字
会話率:40%
霧の街ロディムには、奇婦人と呼ばれる令嬢がいる。
没落気味の伯爵家令嬢、奇婦人メアリ。
メアリはいつも、機械油とバニラの香りをまとっている。
それは、彼女の趣味が機械いじりだから。
彼女がつくる機械は一級品だが、女がつくったからという理
由で見向きもされない。
それを当然だと思っていたメアリの前に現れたのは、街でうわさの聖人様⁉︎
女のくせにと説教されるのかと思いきや、ずっしり重たい財布を出されて……。
「買いたいのだが?」
「この機械は一つしかつくっていないので……あなたさえよろしければ、好きな時に来て使ってくださってかまいませんよ」
関わるまいと思っていたのに、初めて褒められたメアリはつい余計なことを言ってしまう。
機械いじりが趣味の風変わりな令嬢と、幽霊が見える聖人様の、ちょっぴりスチームパンク風な恋のおはなし。
※感想、レビューは大歓迎です。
※ポイント評価して頂ける場合は、下部の★をポチッとお願いします。
※あくまでスチームパンク(空想科学&オカルト)風なので、ツッコミはお手柔らかにして頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 17:10:04
118742文字
会話率:22%
スチームパンク巨編!『水、土、日、祝』更新!
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった。
都市国家、帝都。世界で最も蒸気機関が普及したこの国は〈蒸気都市〉とも呼ばれ、多大なる発展と発達を遂げていた。
いまその帝都に一人の女
が降り立つ。
蒸気機関の普及せぬ東の地よりこの帝都へ赴任を果たしたのは南海楓。
帝都に支部を置く組織の実務員である彼女は後輩の教導のため、帝都へ初めて足を踏み入れたのであった。
初めての帝都となれば、見るもの、聞くもの、経験するもの、楓にとってはなにもかもが新鮮で、その煤煙のすさまじさにすら驚きと目まいを覚えてしまう。
そんな彼女は目もくらむような都会の落とし穴にはまったく気付かない。こうした華やかな都市には日常的に犯罪がつきものだという落とし穴に。
赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一味、犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。いやな予感を覚えながらも話しかけようとする楓は、いきなり連中に襲いかかられてしまう。
そしてその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。
いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。
東部市の人目のつかぬ通りにて、浮浪者が連れ去られているのだという。だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。
犯行の陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほら見えるという。
となれば看過していられないのが帝都探偵協会所属の探偵、わけても坂下探偵とその仲間たちであった。路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。
坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。
すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。
それは一人の男の焦りからはじまった。
彼女はただ巻き込まれただけなのだ。
むろん、帝都では事件に巻き込まれるなど日常的であるかもしれない。
もっとも外国人の彼女にはそれが通用しない。
◆諸注意◆
*本作は蒸奇都市倶楽部が発行する同人誌からの転載です。
*転載は著作権者が行っています。権利上の問題はございません。
*本作は小説投稿サイト『カクヨム』にも同日程で掲載されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 09:00:00
280781文字
会話率:32%
俺たちは、送り出した罪をどう償えばいいのか。
蒸気大戦が休戦なった直後の帝都、連合軍の包囲を受けていたこの街では物資が窮乏し、各地からの横流し品によって闇市が栄えていた。
小さな闇市の顔役を務める道重(みちしげ)は、見慣れない米屋がものを
売っているのを見かけた。良心的な価格でものを売る米屋に道重はこの闇市にとどまって商売を続けてほしいと声をかけるが、その米屋を追った復員兵が闇市に乗り込んでくるのであった。
この時期、帝都には戦地からの復員兵が続々と送り返されていた。過酷な戦場から帰された彼らは、迎えるべき英雄ではなく忌むべき暴徒と化していた。復員兵は闇市に目をつけ、徒党を組んでこれらを支配下に置いていたが、道重たちの闇市を訪れた一味もご多聞に漏れず、みかじめ料をせしてめてきて……。
後に『戦後の混乱期』と呼ばれる時期の〈蒸気都市〉帝都を描いた中編小説です。
※蒸奇都市倶楽部発行の同人誌『蒸奇都市倶楽部報「地底の大機関」』(2014年5月初版発行)の絶版に伴い、一部を改稿したうえで掲載します。
※サークルの小説としては『スチームパンク“風”』の世界設定なのですが、この作品そのものはスチームパンク色はまったくないため、ジャンルやキーワードは手探りで付けています。
※小説投稿サイト『カクヨム』にも掲載予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 10:00:00
50882文字
会話率:44%
打ち明ける男の瞳は黒く淀んでいた。
「ええ、配管工の私はその日、点検の為に中央市に赴いておりました」
男は仕舞い込んでいた恐怖をゆっくりと吐き出していく。
「あれは、ああ、まさに〝奴〟の息遣いだったのではないかと」
それは恐怖の再生ではなか
っただろうか。
「思わず振り返ってしまった私は見たのでございます!」
帝都の地下深く、男はあの日を思い返す。
==============
◆絶版となっている当サークル発行の同人誌掲載作品を改稿したものです。
◆各原作者の意向に基づき、段落とも空行、改行がほとんどありません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 16:48:19
6517文字
会話率:0%
十九世紀――ロンドンにて。
街の中心部には『塔』があり、それが巨大な蒸気機関として駆動している。
それを整備するのが自律行動する『機関人形』という存在であり、人々にとっては当たり前であった。
そんな街で暮らす少女――アイラ・コリンズは、父が
遺した『機関人形』を目覚めさせる研究を行っていた。
いつも変わらず、彼女が目覚めぬ日々を送る――そんなアイラの日常は、突如として崩壊した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-30 06:00:00
6793文字
会話率:21%
召喚魔法を極め世界最強と呼ばれる魔法使い。奈落の門から現れた魔竜を打ち倒した彼はより強い敵を求めて未来に時間転移をした。
500年先で彼を待っていたのは、精霊魔法により大きく進歩した世界、召喚魔法が失われた世界。
そして、精霊の力で
動く機動兵器と再び開いた奈落の門だった。
より強い敵を求めて時間転移した500年前の最強召喚魔術師の時代を超えた戦い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 21:12:16
10843文字
会話率:28%
宮殿の中だけで暮らす少年サリフは、毎日変わらぬ生活をしてきた。だがある日、彼のもとに機械人形と共に少女が飛びこんでくる――。ほんのりスチームパンク風のターキッシュ・ファンタジー!
最終更新:2019-05-05 01:17:19
12196文字
会話率:25%
辺境伯ロイロット・ウインドマリーは唐突に堕落し、隣国の侯爵令嬢との婚約破棄を宣言する。
「『時計塔のアレクサンドライト』を探してみろ」という言葉を残し屋敷を去った辺境伯に、それは女性の名だと考えた老執事は街の機械工の孫娘へとたどり着いた。
しかし『アレクサンドライト』とは、娘の名前ではなく…。
―――スチームパンク風の世界でロボットと少女が巻き込まれる騒動。それは50年前の戦争の秘密にまでたどり着く。
※婚約破棄は保険です、メインではありません。そのような場面が登場するので苦手な方は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 21:26:08
176390文字
会話率:40%
今宵も、濃霧都市で、怪人達は、悪魔を狩る。
「私は、悪魔が支配する濃霧都市に住み着いている、しがない怪人だよ」
度重なる転移者の介入で、本来とは全く異なる文明に進んだ異世界に引きずり込まれてしまった主人公、東堂龍之介は巷を騒がす怪人と
出会う。
「おっと、紹介が遅れてしまったな。彼は、私の未来の旦那様だ♪」
それから様々な偶然が重なり、自らを亡霊と名乗った彼女、ヴァンパイア。その恋人として、悪魔を退治する怪人達の味方になる。のだが、どうやら、この展開、この世界の神様が書いた脚本通りのようで――
「僕は、この濃霧都市に住んでいる、怪人だ!」
この物語は、長い間彼を待ち望んだ彼女と、彼女の為に亡霊になる彼と、その仲間達の、スチームパンク風ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 10:39:44
73958文字
会話率:33%