大陸の大半を領土とする帝国にある、山に囲まれた辺境の領地。そこに政治的な理由から皇女と婚約した若き領主がいた。
名はエルクで、自分にやれることをこなしながら平和な日々を過ごしていたが、婚約者の皇女は魔法の才能から人々を脅かす魔物と戦う日々を
送り、帝国にとってなくてはならない存在になっていた。
エルクは皇女と過ごす日々を大切に思いながら、強くなり魔物と戦うその姿を見て、辺境の領主では釣り合わない。いつ婚約破棄されてもおかしくないと考えるようになった。
そこでエルクは自分が最終的に選ばれないにしても、候補に上がるだけの人間になりたいと考えた。
そこで思ったことは、皇女と肩を並べ戦える力があれば――次第に力が欲しいと考えるようになった。
ある日、皇女の叔父――皇帝の弟である公爵がエルクの下を訪れる。力を求める彼に対し魔法の道具を持ってきた。
公爵に促されエルクは道具に触れた瞬間、漆黒が溢れ襲い掛かってきた。彼は帝国に反逆するため、エルクを騙し利用するため道具を持ってきた。そしてエルクは抵抗できないまま漆黒に飲み込まれる。
漆黒に取り込まれ、エルクは死ぬだろうという予感を抱いた時、自身に前世の記憶があることに気付く。
この世界は前世で読んでいた漫画の世界であり、エルクは漆黒に取り込まれ邪神として、世界を滅ぼそうと動く存在となる。
漫画と同じ状況になってしまったエルクは嘆くが、その時漫画とは異なる展開が起こる。
道具に秘められた力、邪神がエルクが持つ前世の記憶に興味を持ち、話し掛けてきた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 22:34:43
92738文字
会話率:50%
世界は今、静かに崩れ始めている。
各地で発生する怪奇事件に、封印されたはずの大罪の悪魔たちが再び姿を現し始めた。
教会に所属するサマナーである主人公エルクは、相棒のフィールと共に怪奇事件の調査のためさまざまな都市を訪れる。
そこで彼らが
目にしたのは、かつての繁栄がうそのような街と、その裏で暗躍する崇拝教と呼ばれる異端の影。
サマナー、エクソシスト、ネクロマンサー……
「バケモノが……!!」
「誉め言葉だな」
『すべて』を失った少年が、運命に選ばれた存在となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 21:00:00
44511文字
会話率:43%
西暦二〇二云年。地球に来訪した異星人国家連合体『ティエルクマスカ銀河星間共和連合』に加盟した後の日本国。そしてその後の地球世界。
大きなパラダイムシフトを起こしたこの世界の地球に、新たに紡がれる人々の物語。
本格的に対峙する新たな敵、
彼の者達……そして……
『銀河連合日本』第二部、ここに開幕!
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*本作は、銀河連合日本(第一部)の続編作品です。銀河連合日本はこちらからお読み頂けます。
【https://ncode.syosetu.com/n5084bv/】
第一部をお読みいただいてからの閲覧をお勧めいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 00:00:00
1795236文字
会話率:44%
「すまないエルクロ。これ以上は無理だ。パーティを出て行ってくれ」
ダンジョンを探索する上級冒険者パーティの一員だったエルクロは呪いによって女体化したことを理由にパーティを去って欲しいと言われてしまう。
男パーティに突如発生した女体は毒、
麻痺、感電、衰弱。そんなものよりも遥かに歪んだ形でパーティを蝕んでいた。以前の癖のまま男湯に乱入。半裸で過ごす。下着を平然と干す。ぶかぶかの衣服で際どい状態なことに気づかない。
数多の余罪。リーダーであるサンゲツはいち早くパーティ崩壊の原因となると見抜いていたが、追放は手遅れだった。
彼自身、見た目だけ美少女のエルクロに悶々とし、追放を自責し、リーダーとしての責任を理由に正当化、仲間としての友情。涙目になっていたエルクロへの罪悪感、欲情。もろもろがごちゃごちゃになった末に虎になってしまう。
「その声は……ボクの親友、サンゲツじゃないか」
なんか他にも侍が狂戦士のすえに鮫になったり、武闘家がロリコンになったり神官は割と前から変態なこと、武具屋の看板娘が百合女だとかが発覚していくし、他多分いろいろあるはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 13:19:30
77234文字
会話率:46%
ライムフォレストの女性兵士、キリ・エヴァンスは、全ての精霊の加護を受けたこの国随一の槍術士だった。戦場では無双の強さを誇る一方恋愛には疎く「好き」という感情が何なのかまだ分からないでいた。
そんな彼女の前に、フロストウィルからの交換訓練兵
士、エルク・ヴァルターが現れる。彼は寡黙でぶっきらぼうだったが、初めてキリを見た瞬間、その姿に一目惚れした。エルクの視線に気付いたキリは食堂で彼に声を掛け、次第に距離を縮めていった。
エルクは槍の腕も立つ兵士だった。しかしキリとの模擬戦を何度も行ったが負け続けていた。しかし、彼女と親しくなるにつれ、エルクはどんどん強くなっていった。そして、国へ帰る2ヶ月前、ついにエルクはキリに勝利した。
驚いたキリは「自分に勝てるエルクも精霊の加護をがあるのでは?」と思い、彼を神殿へと連れて行った。するとエルクには地の精霊の加護があることが判明する。しかも、その加護は後天的に得たものであり、先天的に加護を持つ者よりも、より強い力を持つ可能性があると言われた。
精霊との繋がりを感じたエルクは、同時にキリとの繋がりも強く意識した。
そして、自分の想いを彼女へと告げる。
「……俺はお前が好きだ。」
キリは、彼の真剣な瞳を見つめながら、戸惑いを隠せなかった。
キリの鈍感さを知っていたエルクは、静かに微笑んだ。
「お前に"好き"の意味を教えるのは、俺だ。」
それからキリはエルクと共に「好き」という気持ちを探し始めた。それは、最初に彼と出会った頃から、ずっと心の奥にあったものだった。
だが、エルクの帰国の日が迫る中で、彼がいなくなることを考えたとき、キリの心は強く揺れた。
(……エルクがいなくなるのは、嫌だ。)
それに気付いたとき、キリは自分の進むべき道を選んだ。
「私、エルクと一緒にいたい。」
しかし全ての精霊の加護を持つキリは、ただの一兵士としてフロストウィルへ行くことはできなかった。 ライムフォレストの王宮は、彼女の存在を外交の武器として利用することを決めた。
「私は政治の道具としてフロストウィルへ向かうことになる。」
それでも、彼女の決意は変わらなかった。どんな立場であれ、エルクと共に生きる道を選ぶことに意味があると思った。
こうして、キリは祖国を離れ、エルクと共にフロストウィルへ向かうことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 14:00:00
194768文字
会話率:44%
ある日、怠惰の王子の異名を持つエルクは父である国王から辺境へ行くように命じられる。
辺境は通称見捨てられた土地と言われ、荒れ果てているとか。
エルクはそこでも変わらず怠惰に過ごそうと思っていたが……木から落ちた際に前世の記憶を思い出す。
そして、ここがゲームの中の世界だと思い込む。
そして自分が、何故か主人公に殺される悪役領主だという考えに行き着く。
「嫌だ! 俺は死にたくない! スローライフを送るんだい!」
これは悪役転生と勘違いした怠惰な王子が領地を開拓し、いつの間にか名君と呼ばれるかもしれない物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 13:14:36
85907文字
会話率:53%
様々な知的生命によって構成される星間国家連合体・ティエルクマスカ連合と、ファーストコンタクトを果たした日本は、地球の中でただ一国、加盟国としての地位を得るに至った。
オーバーテクノロジーを擁する超文明は、様々な形で日本、そして地球に影響
を及ぼしていく。
異星との交流によって日本と世界がどの様に変わったかを、様々な事象にスポットを当てて検証・考察するのが本稿の目的である。
※この作品は「銀河連合日本」(N5084B)の二次創作作品です。原作者・柗本保羽様の御許可を頂いています。
※各回の話題は、原則、独立しています。
※更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 22:38:05
305142文字
会話率:1%
広大な星間国家連合体「ティエルクマスカ連合」では、地球の小動物「ウサギ」の飼育が流行し始めた。
ティ連に加盟する日本での生産のみでは、増え続けるウサギ需要に対応出来ない。そこで愛好家達はNGOを結成し、地球内の他国家からの調達を目論むが
、そこには思わぬ問題があった……
※「銀河連合日本外伝 ~教育改革を行ったら、宇宙でエルフがドワーフを飼い始めた~」(N5982EK)の後日談となります。
※この作品は「銀河連合日本」(N5084B)の二次創作作品です。原作者・柗本保羽様の御許可を頂いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 08:23:10
4285文字
会話率:0%
「銀河連合日本外伝 ~教育改革を行ったら、宇宙でエルフがドワーフを飼い始めた~」
広大な星間国家連合体「ティエルクマスカ連合」とファーストコンタクトに至った日本は、新時代に相応しく教育体制を刷新する為、異星の教育者達を学校現場へ招請した
。
その内の一人によるユニークな提案が発端となり、宇宙では”エルフがドワーフを飼育する”様になるのであった……
※この作品は「銀河連合日本」(N5084B)の二次創作作品です。原作者・柗本保羽様の御許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 09:44:57
7659文字
会話率:20%
かつて伝説の勇者ライデンが魔王を討ち、世界に平和をもたらした。しかし、時が経つにつれ、その平和も揺らぎ始める。魔王の軍勢が再び力を蓄え、各地で村や都市を襲い始めたという噂が広まっていた。
小さな村グレンに暮らす少年エルクは、幼い頃から童話
で読んでいた勇者ライデンに憧れていた。しかし、6歳のある日、村の外で遊んでいた彼は魔物に襲われ、危うく命を落とすところを老魔導士ガレノスに救われる。この出来事をきっかけに、エルクは魔物や魔王から人々を守る英雄になることを決意する。
10歳になったエルクは、満月の夜に「魔法発現の儀式」を受け、火の魔法を手に入れる。しかし、彼の父で元近衛騎士団の剣士アルバートとガレノスは、彼の旅立ちを許さなかった。
「まずは5年間、この村で剣と魔法を磨け」――父の条件を受け入れ、エルクは修行の日々を送ることに。
5年間の厳しい修行を経て、成長したエルクはついに村を旅立つ。勇者としての第一歩を踏み出し、魔王の脅威に立ち向かう旅がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 16:34:03
2751文字
会話率:42%
魔法帝国の異名をもって呼ばれ、大陸に覇を唱えるライエルク帝国。その中でも特異な地位である、帝国最大貴族のバージェス公爵家の次期当主は、若干12才の少女、アルシンダだった。
2歳で母を、5歳で父を亡くした彼女は、帝国の思惑、一族の陰謀を制し
て公爵位を継ぐが、折しも剣と魔法の時代は終わりを告げようとしていた。
建国時から魔法使いの加護厚い帝国は、大陸での覇権を維持するため、大幅な変換期を迎えることとなり、バージェス公爵家もその影響を受けることとなる。
時代の転換期、強大な魔法使いの思惑と、未だ年若い少女である公爵の願いは果たして、叶うのか・・・
シリアスというには、少し軽い文章のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 16:35:19
66103文字
会話率:39%
四天王で唯一まともなエルクは、魔王様の無茶振りによりTSロリ化させられた。
TS化の魔法は10年間魔力が回復しない。その為、勇者に攻められると魔王様は倒されてしまう。TS化させられ四天王の座を剥奪。そして、アイドルというあやふやな目標で
一時的なぐうたらニート生活。
そこから、目指すトップアイドル。エルクは可愛さチート級なエルクはアイドル活動でトップアイドルとして人気者に!?
アイドルとして勇者を虜にして、勇者を魔王城の侵攻を足止めしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 23:50:00
88897文字
会話率:51%
美月は双子の兄・日々人と共に、広義隠密の家系に生まれ育った。日々人はどんな人混みや闇に潜む敵でも見つけ出す能力を持ち、美月は光のない次元に隠れる能力を持っていた。そのため美月は孤独に苦しみ、心を病んでいたが、日々人だけが彼女を見つけ出し支え
ていた。
ある日、日々人は美月をオンラインゲーム「クエルクス・ワールド」に誘う。ゲームの中で社交性を取り戻した美月だったが、魔王を倒した瞬間、二人は異世界の神に召喚される。神は彼らの能力を買い、異世界の危機を救うために召喚したのだ。日々人は美月を守るため、自分一人でその使命を果たすことを提案し、美月も不安ながらそれを受け入れる。
数ヶ月が過ぎても日々人は戻らず、神の声が再び響く。美月は兄を救うために異世界へ召喚され、兄が行方不明であることを知る。勇者としての覚悟を決めた美月は、兄を救い出すため、そして魔王に立ち向かうための旅に出る。
勇者美月の誕生秘話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 17:13:01
2937文字
会話率:17%
本格ハイ・ファンタジー・ジュブナイル。
ネトコン12に参加します。基本的に毎日夜20:10更新。
四季が定まらず入り乱れる世界。
常に秋の土地があり、その森の深奥に、
不思議な果実が生るという。
ユークレース国の国王は病に伏して久しく、
病状は悪化の一途である。その王を救うには、神々のものと伝えられる秋の地の果実、「奇跡の林檎」を手に入れる他、手立てはない。
その実を木から取れるのは、汚れなき乙女だけ。
ユークレース国の王女ラピスは、父を救うため、海の見える街から秋の地を目指し、ただ一人の従者の青年クエルクスとともに国を出立する。
魔法も呪術も今は古の力となり、二人にあるのは従者の些細な力だけ……。
いく先々の危険を乗り越え、王女は本当に父を救えるのか。
最愛の者のために、人はいったいどんな行動に出るのか。
これは、心優しき王女と忠義を誓った従者の新たな伝説の物語。
***
魔物やら、力強い魔法などは出て参りません。
ヨーロッパ風の世界で、姫とその従者の青年が、最愛の人のために冒険をします。姫の成長と、従者の誠意をどうか追ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 20:10:00
119845文字
会話率:42%
始まりの街「アステリアガーデン」。別名 勇者が生まれた街。
魔王がいなくなってから約十年後の世界。それでも世界は、次の脅威に備え勇者誕生を願った。
そんな中アステリアガーデンに住む、アステリア魔法予備校の女性講師ルフランと、落ちこぼれの
脳筋魔導士少年エルク。
とある出来事がきっかけで、ふたりの運命は大きく狂いだす。
あるのは希望か。それとも絶望か
訳アリのふたりが描く、異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 13:00:00
137776文字
会話率:37%
身体を樹木のように変えられてしまったドリュアド一族を救うため、魔法使い見習いの少年ヤークは、相棒のしゃべるカエルのフロッグと共に呪いを解く旅に出る。
異世界の王女ダリアと、カーバンクルのギルモアを仲間に、暗黒の魔道師ローグを倒そうとするが
、四つの世界にまたがる世界樹ユグドラシルの異変が、彼らの世界に影響を及ぼしていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 22:03:46
6046文字
会話率:26%
レオルディア皇国皇女ノエルレット・グランデ・エル・フォン・レオルディアは隣国ラトリア帝国のジニアス・オスロ―・エルク・ラトリアから、正式な婚約手続きを待ってほしいと懇願された。
懇願しても、問いただしても、説得しても、彼は答えようとしな
かった。その理由とは・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 15:48:56
8236文字
会話率:54%
レオルディア皇国にあるアーガイル家伯爵家の令嬢カノン・エルク・シルレーン・アーガイルは、ある理由から、少数の例外を除いてアーガイル家及び周りの人間に忌避され続けた。それこそ絶望して殻に閉じこもってしまうほどに。けれど、彼女はいつまでも黙り
つづけてはいなかった。
「私は私の生きる道を探します」
手にあるのは魔調律師クラス・サファイアとしての腕。そして、あまり頼りのならない闇の精霊。乳母ナネット一人を連れ、異国であるルロンド王国の辺境の街ブロアで魔法屋シュトライトを開業するが、周囲は彼女を放ってはおかなかった。
場所柄?職業柄?それとも何かの運命か。
魔法屋シュトライトに今日も奇妙な依頼を持った客が依頼を持ち、そしてそこで供されるお茶とお菓子を目当てに人知れず訪れていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 12:00:00
191142文字
会話率:60%
伯爵令嬢アイシャは実家の伯爵家では父や義母、義妹に無視されているが祖母や伯父一家が優しいので不満を感じていない。
突然沸いた子爵令息エルクとの縁談の裏を探るためにあえて相手の寝室に来た。「あなたを愛することはない」と言う相手にこの際だからと
いろいろ質問をする。
証拠物件を手に入れ、帰ろうとしたところにアイシャを溺愛する夫が迎えに来たり、義妹のコニ―が来たりと忙しい。ざまあは薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 18:00:46
8149文字
会話率:38%
勇者に魔王が倒されてから60年。
騎士養成学校の落ちこぼれサラ・ラフィ・ルエルクスは勇者にとある伝言を伝える任についていた。
勇者がいるという街へと向かったサラはとある青年に出会う。そしてなんと彼こそが勇者だというのだ。
信じられない彼女は
模擬戦で彼の実力を確かめることに...
そして彼にはとある計画があってーーー
剣と魔法の世界が織りなす、どこかで見たような見たことがないようなハイファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 23:32:08
8088文字
会話率:45%
「黒きエルク」元版 25,900PV、ありがとうございます。
病死した、わたし。輪廻の途上で、白猫のルキフェと出会います。で、魔族の不幸を救うため、無敵(?)の魔王に転生することになりました。
でも、この魔王、ちょっと変? ちょっと妙
? やっぱりおかしい?
第二の人生、使命はあっても、楽しく、ひょうひょうと生きると決めました。武術も魔法も、まだまだ練習が必要。物見遊山じゃないけれど、美味しいものも探さなきゃ。
さあ、出発、出発ー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 08:12:07
434771文字
会話率:54%
魔術の才能を見極める選別の儀。そこでドロセアは最弱かつ無能の印であるZ級魔術師の烙印を押されてしまう。
Z級魔術士は基本的な魔術すら使えず、赤子でも使える最も低位の防御魔術『シールド』しか扱えない存在。
一方で幼馴染で妹同然の存在であるリー
ジェは最強のS級魔術士となり、周囲から聖女と呼ばれるようになっていた。
魔術の才能程度で何も変わらないと思っていたドロセアだったが、その日を境に彼女は虐げられるようになり、身分の差を理由にリージェと会うことすら出来なくなる。
さらに落ち込むドロセアに追い討ちをかけるように、同じ村に住むA級魔術士のエルクに謎の薬を飲まされ、異形の怪物へと変えられてしまった。
家族や帰る場所すら失った彼女は森をさまようドロセア。
絶望のどん底にいる彼女だったが、とある人物との出会いがその運命を大きく変えることになる。
それは最強の魔術士、賢者マヴェリカ。
彼女はドロセアが扱う最弱魔法『シールド』にある特性があることを見抜き、こう言った。
「ドロセアは将来的に、この世に存在する全ての魔術を使えるようになる」と。
人の肉体を取り戻したドロセアはマヴェリカに弟子入りし、その才能を開花させていく。
これは一人の少女が愛する者を守るため、大賢者へと上り詰めていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 20:42:37
806324文字
会話率:46%
かつてメタバースと呼ばれた仮想空間がリアルワールドとなった西暦2923年の地球。人類はエルクラウドと呼ばれる電脳空間にすべての社会活動を移していた。肉体が存在する現実世界と精神が存在する電脳空間のふたつの世界に疑問を持っていたアイコは、秘
密を知る人物、ヒデオに出会う。
理想郷と呼ばれた電脳空間からの脱出劇が始まる……!
この作品は以下のサイトにも掲載しています。
*アルファポリス
*note(別名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 20:00:00
9648文字
会話率:44%