ウィンダム伯爵令嬢アメリアは、輝く美貌と豊富な話題で社交界の華として大人気。
しかし幼い頃から優秀で美しい姉兄に比較され続け、本来の性格は内気でおとなしい。
変わったきっかけは、時折届く送り主不明の手紙だった。そこにはアメリアの良いところ
が書いてあった。
自信を持てたアメリアは手紙の送り主に感謝と共に淡い恋心を抱いていたが、幼馴染みと婚約が決まった途端、ふつりと手紙が途絶えてしまう。
婚約者はバンデラス伯爵嫡男のルイス。
優しく親切だが、流行物に敏感でアメリアの前では舞台役者のようにキザなセリフばかりで本心が読めない。
しかも、パーティーのたびにアメリアと離れて貴婦人たちに囲まれることもしばしば。
この調子では結婚しても女性関係で揉めそうと、今から不安で仕方ない。
そんな未来になるなら、結婚前に初恋の手紙の主を探し出し、感謝とお礼を伝えてその思い出を今後の人生の支えにしようと決意したアメリア。
候補は三人。結婚のあいさつという建前で会いに行くことに。
果たして、アメリアは手紙の送り主を見つけられるのか?
※安心のハッピーエンドです!
※ふんわりファンタジー設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 08:00:00
9221文字
会話率:45%
〔全年齢対象・日常ほのぼのファンタジー小説/ブログに総フリガナ版あり〕
【毎週㈯投稿中】※書き終えておりますので、必ず最後まで投稿します。この章で完結となります。
西センターの「貴婦人の噴水」。七不思議の言い伝え通りに、水底から現れた「み
かげ」は、暁を引きずり込んで姿を消す。
「今宵、オーロラの地宮で、花束の宴が催される」
碧、陽、桃の三人は、攫われた暁を救おうと、再び地宮に赴く。
個性豊かな地宮の住人達を含めたフルメンバーでお送りする最終章です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:10:00
175847文字
会話率:17%
伯爵家の令嬢として生まれながら、珍しくも恋愛結婚を果たしたエステル。しかし、結婚三年目、夫から突如離縁を言い渡される。「子どもができない君とは、もう終わりにしたい」──その理由は、なんと夫の愛人が既に妊娠しているから。
これは、裏切りから始
まった一人の貴婦人の、新しい人生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 00:00:00
5194文字
会話率:17%
遥彼方様主催【共通恋愛プロット企画】参加作品です。
父のケガとそれに続く不幸のせいで、ワケアリの伯爵様と結婚することになったエムリーヌ。
意外と気前の良い伯爵様のおかげで実家の危機は回避できたのだが、ワケアリだからなのか当の伯爵にはなかなか
会えないまま、家令のリヨンによるスパルタ貴婦人教育を受けることに。父の治療費、領地の税金、家族のパン代のために、伯爵も認める立派な貴婦人になれるよう奮闘するエムリーヌだが、実は彼女にも伯爵家の人々には悟られてはいけないワケがあって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 20:02:56
158571文字
会話率:29%
飯田双葉はバイト三昧の苦学生。
ある日目が覚めたら一面の花園に横たわっていた。
えっ?どこここ?もしかして拉致?
混乱してたらいきなり帝国の黒獅子公子(エリオキュロス)にスパイ扱いされて処刑待ったなし!
しかも魔法とかあるっぽい!
もしかし
てこれが噂の異世界転移!?
無実を信じない公子に対し、身元を保証する物がなにひとつない双葉。
しかし、そこに双葉を救う女性が現れる。公子の叔母と名乗った貴婦人は、双葉がエリオキュロスの許婚者だと告げるのだった。
残酷な描写は軽度です。R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 03:39:46
14062文字
会話率:45%
処女作です。筆者は適当な性格なので
文章や設定の粗があれば教えて下さい。
よろぴく★
「8割の女たちとクズの~異世界幸福論~」
女性が人口の8割を占める世界。魔法も魔物も当たり前に存在し、そして――女性優位の価値観が支配するこの社会では
、男性は稀少な存在……いや、正直に言おう。「稀少」なんて高貴な響きとは無縁で、実際は「娯楽と繁殖用の道具」扱いだ。
そんな社会で転生してしまったのが主人公、アレン。
彼は「まあまあクズ」――いや、やっぱり素直に言おう。「かなりクズ」である。自分でも「クズっぷり」に多少の自覚はあるが、謎の自信と前世の知識を武器に、この女性優位社会をちゃっかり楽しんでいる。
彼の周囲には、愛情深い――と言えば聞こえはいいが、実際はメンヘラ気味の女性たちが集まる。甘い言葉をささやく貴婦人、やたらと暴力的な幼馴染、涙ながらに崇拝してくる村娘。彼女たちの愛や執着を器用にかわしながらも、時々つまずき、時にはその場のノリでとんでもない状況に飛び込んでしまう。
「女たちの幸せ」と「男としての幸せ」――この世界ではそれがこんなにも違うなんて、アレンは夢にも思わなかった(いや、実際そこまで深く考えてない)。
果たして、アレンがたどり着く「幸福」とは?
「女たちに振り回されるのも悪くないな……なんて思っちゃうのもクズの証拠だよな」とか言いつつ、ちょっとえっちな展開にひやひやしながらも突き進むアレンの異世界奮闘記、開幕!
誰が誰のために笑い、泣き、愛するのか。
――それは、彼のクズっぷり次第!
というのが構想ですね(笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 00:51:03
9940文字
会話率:30%
魔法帝国の異名をもって呼ばれ、大陸に覇を唱えるライエルク帝国。その中でも特異な地位である、帝国最大貴族のバージェス公爵家の次期当主は、若干12才の少女、アルシンダだった。
2歳で母を、5歳で父を亡くした彼女は、帝国の思惑、一族の陰謀を制し
て公爵位を継ぐが、折しも剣と魔法の時代は終わりを告げようとしていた。
建国時から魔法使いの加護厚い帝国は、大陸での覇権を維持するため、大幅な変換期を迎えることとなり、バージェス公爵家もその影響を受けることとなる。
時代の転換期、強大な魔法使いの思惑と、未だ年若い少女である公爵の願いは果たして、叶うのか・・・
シリアスというには、少し軽い文章のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 12:29:13
69615文字
会話率:41%
『王妃のサロン』と呼ばれた亡国の美しい温室を模して作られた温室で、熟年の貴婦人が紅茶を嗜み、傍らには初老の使用人の男が控えていた。
過去を振り返る初老の男のお話です。
『勇者な姉と姫様に振り回されています』に出てきた王妃とジルベールのその
後のスピンオフ作品になります。※ちよっと短編だけですと、分からない部分が多いと思います。
ギャグやコメディ要素は有りません。暗いお話が苦手と言う方にはお勧め致しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 16:12:36
3560文字
会話率:42%
売られた妻に、勝ち目はないと思っていた。
婚姻相手は、冷酷で名ばかりの子爵。
新妻リュネットに与えられたのは、使用人からの嘲笑と、愛人からの嫌がらせだった。
耐え、微笑み、懺悔し続ける彼女を、人はいつしか「哀れみの奥方」と呼んだ。
──だがそれは、すべて偽り。
彼女は皮を被った蛇。
悲劇を演じ、敵を欺き、味方を作るための“立ち回り”だった。
その仮面を見破った王国騎士団長・クルード・フォン・プレニウス伯爵は彼女に詰める。
「おまえ、いつまでその皮を被るつもりだ」
鋭く問う男との出会いが、運命の反転を告げる。
踏みにじられた妻が“策と笑み”で逆転を仕掛ける、哀と復讐の政略ロマンス。
※半年ほど前投稿しました「わたくし、売られた妻ですので」の完全版です。その節はランク入りありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 23:44:57
123802文字
会話率:25%
華やかな社交界の裏で密かに蠢く、貴族令嬢たちによる“婚約破棄ブーム”。
恋愛を理由に縁談を断つ動きが広がるなか、次々と破棄される婚約、崩れていく名家同士の関係――その影には、一人の貴婦人の言葉に感化された令嬢たちの連携があった。
事件の調
査を任されたのは、恋愛スキャンダルを専門とする諜報チーム「恋愛捜査網」。
リーダー・クレストを中心に、寡黙な分析官ライア、潜入の名手ミレディ、行動派のダルビッシュたちが、噂と虚実が入り乱れる迷宮に挑む。
自由を求めた少女たちは本当に被害者なのか?
そして、彼女たちを動かした“観察者”の正体とは?
真実を追い、恋の名のもとに張り巡らされた策略を暴く――
それが彼らの使命。
王宮では、女王イデアと三人の王女たちがクレストの報告を優雅に聞きながら、社交界の新たな騒動に微笑を浮かべる。
恋と陰謀の交差点、再び――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 16:44:31
6689文字
会話率:42%
スプリングマダムをご存じですか?
彼女は春の貴婦人なんです。
妖精の様な彼女の詩を、どうか堪能してくださいな。
❀本羽 香那様主催企画「一足先の春の詩歌企画」参加作品です。
最終更新:2025-03-17 15:36:07
313文字
会話率:0%
花好きの貴婦人フローラ。しかし彼女の身に絶望が襲い掛かる。悪魔と契約した彼女の願いとは。
最終更新:2025-03-15 02:06:18
3070文字
会話率:26%
白亜の豪邸の一室。年配の貴婦人が一人つぶやいている。今日こそ、待ちに待った夫への復讐が成し遂げられると……。
最終更新:2010-05-29 10:13:25
673文字
会話率:47%
件名:いきなりのメール失礼します。私は夫を殺されたオオアリクイです。
転生者によって最愛の主人を殺され、森を焼かれたオオアリクイは復讐の旅へと歩み出す。だが、1年が経過した今——彼女はある“メール”を送信しようとしていた。
それは、彼女
にとっての「世界への宣戦布告」であり、あまりにも「スパムめいた」復讐の第一歩であった。
件名:「主人のオオアリクイが殺されて1年が過ぎました」
シュールすぎる異世界復讐劇、ここに完結?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 00:46:01
36158文字
会話率:39%
影の病――――ドッペルゲンガーと思うほどに義妹オデットはリュシエンヌと顔立ちのよく似た娘だった。オベール公爵家の正当な後継であるリュシエンヌと、父の再婚相手の娘オデットは母親が違うとは思えないほどに瓜二つ。母の代わりに当主となった父に権利を
奪われ、策略にはまって金の髪と一緒に後継の地位も愛おしい婚約者もオデットに奪われてしまったリュシエンヌは、オデットになって生きることを強要され、オデットがリュシエンヌに成り代わって生きることになった。わがままで勉強嫌いの礼儀知らず、怠け者で贅沢好きの義妹という家族が意図的に流した悪評のために気狂い姫と呼ばれるようになったリュシエンヌは、ただひたすらに時を待つ。そして時満ちて、オデットとして生きるリュシエンヌは父が勝手に決めた相手と結婚した。お相手とは浮気者で女がいないと生きていけないというどうしようもない悪評を持つ人で。自由を勝ち取る契約婚のはずなのに彼はリュシエンヌを貴婦人と呼んで大切にしてくれる。どちらが本当の彼の姿なのだろう。こんな雰囲気のお話です。一人の人物に三つの名前が付くことになるので読みにくいかもしれませんが挑戦してみました。お楽しみいただけるとうれしいです。
※誤字がありましたら申し訳ありません。よく見逃します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 08:00:00
181969文字
会話率:39%
聖女学園に入学した光の魔力の使い手ノルンは、ライバルとなる公爵令嬢のエリザベスと出会う。
エリザベスは「薔薇の貴婦人」と呼ばれる完璧な令嬢だった。
王太子のアレックスは聖女学園のコーチとして二人を鍛える。
そしてある日、恐れていたことが現
実になる。
魔王が襲撃してきたのだ。
アレックスは魔王の呪いで身体を蝕まれている。
悲壮な覚悟でノルンとエリザベスは戦うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 22:21:42
11100文字
会話率:23%
ラテン語、スペイン語、ポルトガル語文化圏の視点から、キリストと細菌医学と死をテーマにしたオペラやファドを歌う「墓の魚」の作曲家の詩です。シェイクスピア、ゲーテ、ボードレールの様な作品を作ります。比喩と象徴の世界へようこそ。
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最終更新:2025-01-26 02:53:00
246文字
会話率:0%
セシリア・ド・グランヴィル侯爵令嬢は、その際立つ美貌で社交界を魅了していた。しかし、セシリアは自分の美貌にばかり目を向ける人々の軽薄さに辟易し、そんな人生に失望していた。
そんな彼女の人生は唐突に終わりを告げる。26歳の若さで、病か毒か、
謎めいた死を迎えたのだ。葬儀では彼女の生前の振る舞いを非難する者も多くいたが、ただ一人、彼女の死を深く悼む者がいた。
エドモンド・モンテリオン伯爵――彼の手によってセシリアは、再び現世に呼び戻される。
しかし、現世に甦ったセシリアの姿は白骨体に変じていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 13:45:41
6251文字
会話率:42%
ソフィは幸せな結婚を目の前に控えていた。弾んでいた心を打ち砕かれたのは、結婚相手のアトレーと姉がベッドに居る姿を見た時だった。
呆然としたまま結婚式の日を迎え、その日から彼女の心は壊れていく。
感情が麻痺してしまい、すべてがかすみ越しの出来
事に思える。そして、あんなに好きだったアトレーを見ると吐き気をもよおすようになった。
毒の強めなお話で、大人向けテイストです。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:19:11
138692文字
会話率:33%
時は大正時代、帝都にはフランスから来た貴婦人がいた。彼女の名前はリーズ。美しく気品ある貴婦人で洋服屋さんをやっている。彼女のお店は華族や政府要人の奥様やご令嬢、そして女学生御用達である。
指折りの華族令嬢でミッション系の女学校に通う鮎子
も彼女のファン。しかし鮎子がリーズに依頼したのはドレスでもワンピースでもない、男物のスーツであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:17:44
171419文字
会話率:53%
時は明治時代、ここ鹿鳴館には西洋から来た要人や貴族をもてなすために日夜舞踏会が行われている。
ダンスホールで一際目を引く存在が1人。
「鍋島栄子(なべしま ながこ)」
舞踏会を取り仕切る貴婦人である。
「栄子様、お手紙でごさいます。」
栄
子の元に届いた手紙には花の貴婦人へと書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 07:54:09
2886文字
会話率:50%
明治時代
令嬢暖子はイギリスに留学中王子様と恋に落ち内緒で女児を出産。淡い青地に枝に桜の咲き誇る模様の振り袖と共に娘を修道院に置いて戻り、日本に帰国。そして今の夫である宮家のご子息と結婚した。
それかり15年後宮家の貴婦人となった暖子の元
に成長した娘の桜がやって来る。しかし桜と名乗る令嬢は1人ではなく2人であった。
暖子はどちらが本物か試験をすることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 23:32:46
6041文字
会話率:42%
連載「皇后の愛と憎しみとそれは 全てはその日の為に」
連載「アフェルキア大公子妃物語」の登場人物
アフェルキア公国のエリザベート・ディア・ハドルヌス侯爵夫人の回顧録
ハドルヌス侯爵夫人の夫が病の為生涯を閉じようとしたその日夫婦は今まで語ら
なかった結婚生活について互いに労わりすきたためにすれ違う結婚観。
しかし人生の終わりを迎えた侯爵が心から真実を語り夫婦は互いに理解し合い夫は旅立った。
運命に導かれるように亡くなった親友の婚約者と結婚した侯爵夫人が親友が姉の罠に落ち意図しない妊娠、出産後自殺する。その真実を探り親友の無念と遺恨を晴らそうとフェレイデン帝国皇后陛下と奮起し宮廷で紛争した日々を綴る貴婦人の半生を本人の回顧録風に短編小説にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 07:10:33
10910文字
会話率:10%