ケモノとヒトの境界線を引くとしたら皆さんはどこに一線を引きますか?
僕は「服を着る」か否かだと思いました。
この世に息づくあまねく生命には、自らを飾り立てる動物がいます。ねぐらを調える動物がいます。糸を編む動物がいれば、道具を使う動
物もいます。光り物を集めるのが好きな動物もいますし、竜のように美しい反物を要求する動物だっています。
けれど「服を着る」動物はヒトだけです。
僕たちヒトは「服を着る」からこそ貞操観念という特殊な精神文化が発達し、そのおかげで様々な病気や事故からあたら若い命を失くす悲劇を遠ざけてきました。
ところで獣人たちは「服を着る」ことをこう言います。
「え、毛が蒸れてヤダ」
うるさい黙れ、お前たちが晒している胸はまんま直なんだよ!! 下着くらい着けろ! スカートを嫌がってパレオにするな!! せめて横にずらすな、前を隠せ!!!!
これは世界の片隅にある小さな国の義務教育を行う修道学院の一舎、その一介の生徒指導員が冷静になって「獣人丸出し問題」に気づいてしまった小話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 00:01:27
9720文字
会話率:40%
世界はプログラムされている
遙か遠い未来
科学技術が発達した世界、遺伝子情報を読み取りそこから自分だけのオリジナルの力を手にれることのできる【program】がある社会
夢を追い求める少年少女たち。
そんな中、独りの少女は違った
白髪の
少女モウラはゴミを漁りその日を暮らすのも苦労するような生活を送っていた
少女は変わるはずもない今の生活に疑問も持たず日々を過ごす。
そんな中いつものゴミ捨て場で出会った少女
こんな場所には似つかわしくない綺麗な格好
そんな彼女を不思議そうに見ていると少女は慌てた様子でこちらに向かってくる向かってくる。その後ろから少女を追いかける大柄な男たち。
「助けてください!」
どうやら追われているらしい
男「おいガキそこどけそこの女に用がある。」
「ろりこん?」
男「ちげぇよ!このガキ!ぶち殺されたくなかったらさっさとどっか行け!」
(荒事になりそうだ、、、)
男たちの手にはさっきまで持っていなかったはずの拳銃があった
「ハァ、、」
モウラはため息をつき息を整え落ち着いて処理していく一人、また一人 急所を狙って指で一突き
慣れた手つきで最後の一人も淡々と【処理をする】
ギリギリだが致命傷ではないにしても男たちは動けないまま
すべてが終わり後ろを振り返ると誰もいない。(怖かったのかな、、)
モウラはそのまま男たちを置いて、ねぐらに帰って行った
次の日 昨日と同じ場所に少女はいた
すると少女はこちらを見るやいなやこちらに向かってきてこういった
「貴方ならできるかもしれない!着いてきてくれる?」
(、、、?)
これは力を頑なに嫌う少女モウラと【program】
の謎を探る少女 そしてこれから家族になっていく少年少女の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 01:22:05
19254文字
会話率:80%
十七歳のアニタは王宮で見習いメイドをしながら学園に通う苦学生。主に同じ年の王太子の世話を任されている。というのも、今は亡き母親が王太子の乳母をしていたために、身分の差があれど二人は幼なじみで友人だったからだ。
生まれてすぐに父を亡くしてい
たので、母の死後は王宮を追い出されても仕方がなかったのだが、気難しい王太子の相手ができるのは彼女しかいないということで、そのまま置いてもらったのだ。
つまり、王太子はアニタにとって恩人でもあったので、アニタはこれまで王太子一筋に励んできた。まるで|おかん《・・・》のように。
ところが、なんとその王太子。公女様という立派な婚約者がいるにも関わらす、男爵令嬢と恋に落ちてしまった。
公女様に捨てられたら大変だと、アニタは学園の先輩である超上級魔導師様に助けを求めに行く。
この天才魔導師様はとにかく気難しくて変わり者だが、超絶イケメンで、全てがハイスペックの持ち主。そのために面会しようにも希望者が殺到していて、そうそう会える人物ではない。
しかし、この恋愛騒動には何か陰謀があるのでは?と疑っていたアニタはそう簡単に諦めるわけにはいかなった……
アニタにとって運命の相手は王太子なのか、それとも天才魔導師なのか!
この恋を三年待てなかったのは誰だったのか。
苦労人でねぐら気味。それでもなぜか半端ない行動力で幸せを掴む少女のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 19:10:00
34023文字
会話率:20%
伏馬忍(ふしま・しのぶ)――十五歳。
陰陽師の家系に生まれながら、陰陽術を操る才能が欠如した無能者。
実力至上主義の陰陽師の世界において、彼は家からも放逐同然の扱いを受け、周囲から見下される日々を過ごしていた。
ある日、自身を虐
げている同級生達に無理やり連れられ、悪霊がねぐらとしている廃病院へと乗り込むことになった忍。だが、悪霊の実力は想像以上で、同級生達は早々に戦意を喪失してしまう。
彼等を逃がすためにしんがりを試みるも、陰陽師として才能が0の忍は全く歯が立たず、悪霊に命を奪われてしまうのだった……。
……だが気付くと、忍は見知らぬ世界にいた。
そこで、九呼(くこ)と名乗る女神と出会った忍は、ここが黄泉の国であり、正に今、生死の境を彷徨っている最中なのだと説明を受ける。
瀕死の重傷を負ったまま現世に戻るか、このまま死ぬか。
選択を迫られた忍は、そこである可能性に思い至る。
「時間の流れが現世よりも途轍もなく遅いこの魂の世界なら、数千年レベルで修業が出来るんじゃないか?」
忍は、黄泉の国で陰陽師に必要な素養――霊力を磨く修行に没頭する。
そして、2000年後――。
これは、生と死のハザマで天文学的な年月を鍛錬に費やした結果、神レベルの力を身に付けてしまったとある陰陽師見習いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 17:10:00
20119文字
会話率:38%
夢の中で目を覚ますと、私は一匹の野良犬であった。
酒場の脇の小道に備えられたゴミ捨て場、それが私のねぐらだった。木枯らしは大路を我が物顔で走り抜けて行ったが、この狭い小道はあまりに窮屈な様子で入り込めずにいた。陽の光も街中をかんかんと照らし
ていたが、高い壁に囲まれたこの場所を覗き込む事はできなかった。それでここらの野良犬やドブネズミたちはこの小道に皆住んでいた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-02-08 17:43:24
1882文字
会話率:12%
非公式ながらも第二次大戦以降の撃墜王と評される米空軍大尉イー・シーは、見た目の素朴さを覆す凄腕のテストパイロット。特別任官の台湾系米国人である事を理由にあからさまな偏見に晒され、生き辛さを感じながらも達観した人生を送っていた。
その腕と
使い勝手の良さを見込まれ、下知あらば正規兵に任せられない危険任務から使い走りまで幅広くこなしていたが、毎度使い捨て用品の如くこき使われては、ろくな説明もないままねぐらを変わらされる事幾多。またしても不穏な空気にのまれ、任地を伝えられる事なく連行された先は、何と日本の学校だった。
そこで突然目の前に現れた、明らかに学校に相応しくない妖気を纏う怒れる美女の配下となる事を一方的に告げられると、続け様にその紅唇がスパイだの護衛だのと訳の分からない事を言い始め——。
あれよあれよという間に【内閣の事務員】と呼ばれる諜報機関でリッチ(不死の魔術師)のコールサインを持つ絶美の魔性エージェントに仕える事になった流れ者が、良くも悪くも振り回される学園物スパイアクションシリアスコメディー。
※尚、この小説は「カクヨム」「魔法のiらんど」「NOVEL DAYS」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 08:09:52
478891文字
会話率:51%
モノラル音源を流すときでも、スピーカーは左右のふたつ。
最終更新:2023-05-02 07:00:00
297文字
会話率:0%
本人は夢だと思っている異世界転移な主人公。森の中一人で。勿論魔法使えません。
魔狼に囲まれたねぐらで暇な日々をどうにかして過ごしていたらいつの間にかスキル反復横飛びが!
なぜそんなものが?!、で、使えるのかそんなのが?!?
どーでしょー?わ
かんね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 06:00:00
11323文字
会話率:18%
凄腕(自称)エージェントの「俺」はつまらない日々を送っている。彼は灰色の犬バーナードと暮らしているが、飼い犬に好かれているかはわからない。ある夜、家でくつろいでいた二人の元へ客が来た。この作品はPixivにも掲載しています。
最終更新:2023-01-11 20:00:00
6142文字
会話率:42%
フキの葉を傘にしたら丁度良いくらいの背丈しかない男の子、ニーニャは、虫肉獲りの名人です。捕らえた虫肉は、自分達の食料にするほか、ナナホシテントウムシの経営する虫肉屋に卸しに行き、ナッツやミツロウと交換してもらいます。
冬が来る前に、ニーニャ
は冬支度をします。一緒に暮らしているトカゲのツァルグが凍え死なないように入念に準備をして。
春になったある日、トカゲのツァルグは「悪い巨人」につかまり、連れ去られてしまいました。ツァルグを助けるため、悪い巨人の家に侵入したニーニャは、オオグモや黒猫に助けてもらって、危機を乗り越えます。
オオグモ達とも仲良くなって来た頃、ニーニャは不思議な夢を見ます。夜の森の中、白百合の根元で歌っている白い女の子の姿を何度も観るのです。
ツァルグに「その夢を見ても外に出てはいけない」と言われた日、ニーニャはいつの間にかねぐらを抜け出し、女の子の所に歩いて行っていました。
女の子に抱擁されたニーニャは、脱力感に襲われますが、女戦士の一人の手によって無事に助け出されます。
その後、魔性に囚われるようになったニーニャは、白い女の子と一緒に死ぬことを望みます。ですが、ツァルグに厳しく言い渡された言葉を聞いて、涙を流しました。
十歳の誕生日を迎えたニーニャは、ツァルグから初めての誕生日プレゼントをもらって、緑色の瞳を輝かせて微笑みました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 11:24:24
18027文字
会話率:10%
とあるビルの33階、、付近。そこは誰も気に掛けないような思考の隙間になっていた。そんな場所だからこそ『ねぐら』にするような奴もいるし、集まるのは大抵はろくでもない奴ばかり。でもそんな奴らに頼らないといけない時もある。真っ当な正義だけでは語れ
ない裏がある。
今日もまた一人『ねぐら』に足を踏み入れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 08:20:04
1781文字
会話率:41%
2008年1月に火災が発生し、その火災の最中に『業火の殺人者』事件と呼ばれる殺人事件が発生した高円寺の『ホテル・ミラージュ』。それから約三年が経過した2010年12月、事件後放置されていたこのホテルが解体される事が決定し、解体業者による事
前視察が行われたが、廃墟と化していたホテル内で四体の他殺体が発見されるという前代未聞の事態が発生。被害者は早応大学の探検サークルのメンバー三名とここをねぐらにしていたホームレス。前回の事件後、廃墟となったこのホテルでは火災や事件の犠牲者の霊が出ると噂になっており、探検サークルのメンバーはその幽霊目的で肝試しに来て事件に巻き込まれたと考えられた。そして、犠牲者の一人が所持していたハンディカメラに残されていた映像には、巷で噂される『幽霊』と思しき何者かの姿が映っており……。謎が謎を呼ぶこの状況に、警察は三年前の事件を解決した私立探偵・榊原恵一に協力を要請。三年の時を経て再び人の命を食らいつくしたこのホテル舞台に、真の探偵・榊原による論理の死闘が幕を開ける……。果たして榊原は、『業火の殺人者』から続く怨念と狂気の連鎖を断ち切る事ができるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 01:14:41
114866文字
会話率:66%
フォルクバルド王国の治安維持部隊、ジークムントに所属する魔法使いの少年ナハトはある日、遺跡をねぐらにしていた盗賊達を征伐するが、彼らの協力者に繋がる手紙を入手する。その協力者であるフォルカー達とナハトは親しくなっていくが・・・
同じ頃、
ナハトと共に育ったタークは、合わない城を飛び出し、自分でも分からない何かを探す旅の途中だった。
本来の役目を思い出した二人の行動が生み出すのは、人類の幸福かそれとも・・・
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 18:58:34
177545文字
会話率:48%
旅の戦士ドライオは、美しい金髪の女から財宝を手に入れる話を持ち掛けられるのだが。
最終更新:2022-06-26 00:24:46
19845文字
会話率:42%
むかし昔、あるところに住んでいた一匹の竜。
焼け野原になってしまった森を蘇らせるために力を使い果たした竜は、眠りこけるうちにねぐらの洞穴から出られなくなってしまう。やがて人間と出会い、彼らの生活に惹かれた竜は、人間から学んだ魔法を使って彼ら
の世界を目指す。大好きなお宝と楽しい出会いを求めて。不死の力と無限の魔力を持つ竜が、お宝を求めて様々な仕事に挑戦していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 19:50:58
1465136文字
会話率:39%
悪魔が蘇り、世界が細る中。人々は歌い踊り願ったが何も起こらなかった。彼らは、伝承の詩を思い出す。ある日、その伝承になぞらえた子が産まれる。名前は「シンディー」。三日で成長した彼女は伝承にある通り、ドラゴン族のねぐらへと赴く。
道中彼女は
、悪いゾウを退治したり、悪魔の手下から逃れる術を妖精の加護で身につけていく。やっとのことでドラゴン族のもとへと辿り着いたシンディー。彼女は伝承の通り「ドラゴンダガー」を宿し、悪魔討伐を果たした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 16:17:53
1406文字
会話率:86%
コロナパンデミックに続いてゾンビパンデミック
通勤客がすし詰めの新宿駅から始まったゾンビパンデミックは一夜にして東京を陥落させ、日本を終わらせた。
ゾンビバビロンと化した東京で生き残った「俺」は、銀座の最高級ペントハウスをねぐらとし
銀座中
にある「全ての高級品」を集め、自分人生史上最高のラグジュアリー人生を謳歌していた。
高級品に囲まれた成功者となるために、今日も俺はゾンビだらけの危険な街を駆ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 19:35:22
32918文字
会話率:17%
自称死神の少女穂村螢(ほむらけい)は、相棒の白い雑種犬ハチと共に悪霊を浄化し、彷徨える魂を彼岸に送ることを生業としていた。
だが、現在。彼女の隣から相棒ハチの姿は消え、その身は死神からほど遠い”バケモノ”と化した。
理由は1か月前のある日に
遡る。
その日、一人で彷徨える魂の様子を見に行った螢が、ねぐらにしている寂れた祠に帰って来た時に見たものは、神籬へと閉じ込められて攫われるハチの姿だった。相棒のハチが持つ神の力を半分借りることで死神として存在することが出来た螢は、すぐさまそれを阻止しようとするものの、襲撃犯の策略によって消滅一歩手前まで追い込まれた上に、みすみすハチを攫われてしまう。
そして、彼女に残ったのはボロボロの穢れた身体と、唯一の死神道具”黒柩(こくきゅう)”のみだった。
絶望的な状況の中、螢はハチを取り返すため、その身を最悪の手段に委ねる。死神としての力以上に大切な、相棒であり友人であり家族でもあるハチ取り返すために。
ダークファンタジー 怪異vs異能バトルものです。この作品は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 22:27:47
68334文字
会話率:26%
夕陽とつばめの詩です。
最終更新:2021-07-28 22:49:28
265文字
会話率:0%
人里の近くにねぐらを持つ、狼のお話。
最終更新:2021-04-28 20:00:00
4014文字
会話率:4%