わたしはリランドティーヌ。フィリシャール公爵家の令嬢。
ボランマクシドル王国王太子グラスジュール殿下の婚約者。
わたしの心の底からは、前世の記憶が湧き出してきていた。
それは、
「婚約者に浮気されて、婚約破棄をされ、家を追放される。そして、
悪役令嬢として……」
という内容だった。
わたしの前世は、みじめな人生だったと言っていい。
前世だけではなく、わたしが前世の記憶を思い出した時は、既に今世でも悪役令嬢として嫌われる立場になっていた。
婚約者のグラスジュール殿下は「わがままで傲慢な態度」を取っていた。
その為、周囲の人たちからは、わたしと同じように嫌われていた。
グラスジュール殿下には、わたしたち二人の仲を深めていこうとする心はなさそうだと思うようになっていた。
そして、わたしに好意を持っているようにも思えなかった。
溺愛には程遠い状態だった。
このままでは前世と同じくみじめな人生になってしまう。
状況は厳しく、打開策と言っても、難しいとしか言いようがない状態だった。
しかし、わたしには治癒魔法を使える能力があり、聖女としての素質を持っていた。
わたしはその能力を磨くことによって聖女になり、この王国の人たちに尽くすことによって、この状況を打開し、幸せな人生にしていこうと決意するのだった。
この作品は、「カクヨム」様にも投稿しています。
「カクヨム」様では、「わたしは前世で寝取られて婚約破棄され、悪役令嬢として……。転生後は同じことを繰り返さない。聖女になり、素敵な王太子殿下に溺愛されます。」という題名で投稿を行っております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 12:40:00
14814文字
会話率:22%
アパートの部屋を出ると、軒先で美少女が雨宿りをしていた。
突然の雨が降った日、天羽響樹(あもうひびき)はそんな形で烏丸吉乃(からすまよしの)と出会った。
学校で一番、それも飛びぬけて美しく優秀な彼女に半ば無理矢理恩を着せた事が二人の始まり。
その後もなんとなく縁は続き、響樹と吉乃の間に交流は増えていくのだが、噂で聞く姿と実際に接してみた彼女とではどうも様子が違う。
吉乃は誰もが語る「穏やかな笑みを絶やさない完全無欠の美少女」などではなく、いじっぱりで負けず嫌いで、そしてとてもさみしがりな女の子だった。
響樹はそんな吉乃がどうしても放っておけなくなっていき、吉乃もまた響樹と過ごす日々を大切なものだと思うようになっていく。
素直になれない少年といじっぱりでさみしがりな少女が、少しずつお互いの心に踏み込んでいく、そんなお話。
※※本編完結済み※※
おまけを不定期で投稿予定。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 23:38:32
530264文字
会話率:54%
「…これは絶望だと思うよ。」
看護師の西田美代子は、事故に遭ってしまった。目が覚めると、なぜか自分はかつて学生時代にやっていた乙女ゲームの悪役の少年「シュー・アルバート」になってしまった。
シューの目的も美代子の夢も全ては無くなってし
まった。
とりあえずただ生きられればそれでいいじゃないか。
I wanna say I love you.
・テンプレのようでテンプレではない。
・戦闘はほとんどなし。
・代替可能レベルのチート
・精神は肉体年齢に準じる。
誤字報告誠に感謝しています。
1人きりで創作しているため、具体的な批判を頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:50:14
708596文字
会話率:62%
先日iPadを質屋に入れてしまった(Apple Pencilだけは残してある)のでしばらくお絵描きは休んでいたのだが、スマホのお絵描きアプリで描けないかなと試してみたところ全然描けなかった! けど描けないなりにラフだけどデザイン決めるくらい
は出来そうなので描いてみることにした! いつか金持ちになったら再びiPadを手に入れ、これらを清書するのだ!!!
この連載は、こうして描き上がった過去作品の登場人物のイラストとともに、そのキャラの紹介を面白おかしくおかしくおかしくおかしくしていこうと思う。私の脳内を覗いてみたい人には良い連載だと思うよ!
※R15は保険。念の為にね。てか親指だけでエッチなの描けねーよ。あ、紹介文にエッチな話出てくるかもしれないし、その為のR15だ。じゃあ保険じゃないじゃん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 23:40:56
9110文字
会話率:23%
発達障害を持つ僕が周りから認められずそれがきっかけでピエロ(面白い人)として生きていくことを決めた。しかし何年も続けているうちに自分は何かに認められたいという気持ちから自分は他の人と違くてもそれが自分だと思うようになり人生を見つめ直す物語。
キーワード:
最終更新:2025-02-15 16:40:50
10770文字
会話率:28%
険しい道のりを諦めず進んできた熊。
しかし出会った動物たちが発したのは、称賛の言葉でも、労いの言葉でもなかった。
熊は次第に、自分の頑張りをちっぽけだと思うようになった。
最終更新:2024-10-29 14:26:50
2265文字
会話率:38%
ほんとにさ、普通の人がいろいろな情報を精査する時間ないからってさ。
ここ5年ぐらいほんとにやりすぎだと思うよ。
新聞なんかは消費税8%だしね。
キーワード:
最終更新:2024-09-15 14:18:17
478文字
会話率:0%
元イラストレーターの三千喜創哉(みちき そうや)はある日、同じ学校のクラスメイトである太知ヒカリから告白される!
――VTuberになりたいと!
クラスメイトから怖がられて、到底VTuberにはなれなそうな不良の少女と、色が見えなくなっ
た元イラストレーターの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 17:23:31
108271文字
会話率:45%
夏休みに入る前、俺達は補習という名目の元、プリントを解かされた。
其れが解き終わった後、友人の彼女である此奴から、徐に声を掛けられた。
『私の事なんて目じゃないくらいに、君のこと好きだと思うよ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛とは違う、クソデカ感情の話。
知っとくと、物語の奥行きがより楽しめると思いますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 18:08:11
967文字
会話率:46%
私は一度逃げたら一生逃げ続ける。
なんて格好良いこと言ったって、結局、
逃げる勇気がなかったから、現状そのまんまなだけ。
私は単純に臆病なだけ。
君は所謂、『不登校』という奴だけど、まぁ、勇気出して『行かない』選択してるから、きっと大丈夫だ
と思うよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
毎日辛いのによく行けるよね。
なんて言われそうですが、単純に度胸がないだけなんですわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 18:14:37
876文字
会話率:0%
人生が退屈だと思うようになった少年
死んだあとの世界は退屈だった
最終更新:2024-04-06 01:01:51
1168文字
会話率:0%
「……ふぅ」
今日も聖女としての仕事で疲労困憊の私。
軽く伸びをしてから自宅の扉を開けた、その時だった。
「あっ、聖女様が帰って来た!」
「わぁ、凄い! 本物の聖女様だー!」
「っ!?」
妹のドリスと同年代くらいの、二十歳前後の
二人の女の子が、私のところへ駆け寄って来た。
だ、誰、この子たち!?
「やっほー。おかえり、お姉ちゃん」
「――! ……ドリス」
テーブルに頬杖をついているドリスが、プラプラと手を振ってきた。
「えーと、あなたたちは、ドリスのお友達かしら?」
「はい! 今日酒場で知り合ったんですけど、聖女様の妹だって言うから絶対噓だと思ったら、マジだったんで、マジビビッてます!」
「ねー! 普通そんなの噓だと思うよねー!」
「オイオイ、フザケんなよお前らー。さっき奢ってやった酒代、徴収すっぞ」
「アハハ、ゴメンゴメンー!」
テーブルの上には夥しい数の酒瓶と、いかにも高そうなツマミが広がっていた。
またこの子は……!
私が仕事で汗水垂らしている間、昼間から酒場で飲んだくれた挙句、初対面の女の子を連れて自宅で優雅に二次会とは……!
しかもその酒代は、私が仕事で稼いだものである。
私が聖女になって間もない頃、家計が潤った途端、ドリスは仕事を辞めてしまった。
それ以来今日までずっと無職で、私のお金を使って贅沢三昧の日々を送っている。
流行り病で両親を亡くした私にとって、今やドリスはたった一人の肉親。
ついつい甘やかしてしまっていたのが、完全に裏目に出た。
仕事が忙しくて、なかなかドリスと向き合う時間が取れなかったというのもあるけど、そろそろキツく言わないと……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 21:09:15
11686文字
会話率:50%
もっと愛してくれなきゃ、いや。
もう、三次元の女はこりごりだ。
彼女に嫉妬され、面倒だと思うようになった男。
なかなか思うような恋愛ができず、戸惑うばかり。
これは、現代的な恋愛の姿を描く物語。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 12:05:33
3488文字
会話率:43%
過去に戻れる舞香(まいか)。
やり直したいことも、可能性を見ることもできる。
しかし、それによる後悔もあった。
昔はよく使っていたこの力も、今では邪悪な力だと思うようになった。
いつから使い始めた力なのか。
振り返る舞香の物語。
最終更新:2023-02-26 02:27:51
5332文字
会話率:10%
やあ、あらすじにこんにちは
僕は文字そのものさ。たった一万字の命しかないけれど君と楽しくお喋りしたいのさ。
子供のお遊びに付き合うくらいの感覚でいいからちょっと付き合って欲しいな。一期一会というし、出会いは大切にすべきだと思うよ。
ああ、あ
らすじだったね、うっかり見失うところだったよ。でもこれといってあらすじなんてものは無いなぁ。まあ、とにかく僕とお友達になってくれたら嬉しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 18:22:17
7485文字
会話率:0%
鳴かなかった蝉が、漸く鳴いてくれた。自分の中で、夏がやっと来てくれた。何ができるわけでもないけれど、曖昧な季節だと思うよりは、夏だと感じるほうが心地いい。
最終更新:2022-07-14 12:26:18
557文字
会話率:0%
恵まれてきた。なに不自由のない暮らしだった。みんな、ありがとう。仕事に行けるのつて、幸せだと思うよ。
最終更新:2020-07-16 08:06:47
690文字
会話率:0%
異世界に転生してしまった主人公が、『ゴミの分別』というハズレスキルを使って俺TUEEEする話???
最終更新:2022-02-27 20:32:33
6549文字
会話率:37%
未来の自分を救う小説書いてみようと思いました。
そうすると、見え方が変わってきます。
「独りよがりだった自分」が、利他が足りなかったかなって。
矛盾しているような、利己と利他の共存が必要だと思うようになりました。
昔 世の中には、迷いや
矛盾が沢山あるような気がしました。
でも、そんな経験からも今後につながる文章を書きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 19:14:57
2000文字
会話率:0%
2016年、その年に一人の天才ハッカーが生まれた。
彼は幼い時からパソコンに詳しく、一国を壊滅まで追い詰めることの出来るウイルスをたった一人で作り上げたこともあるらしい。
それを知った国は彼に『天才ハッカー』と言う称号を与え、日本のコ
ンピューター技術を彼の家族に一任することに決めた。
それにより日本のコンピューター技術は大きな躍進を遂げた。
だが彼が生まれてから10年後、彼の両親は何者かによって命を落とした。
それ以来彼は学校に行くことを止め、パソコンだけが唯一の家族だと思うようになった。
その事件から6年後、国は何とか彼を更生させようととある学校へ進学するよう命じた。
その学校とは『私立朧月高校』。
偏差値60以上のエリートが集まる高校だ。
彼自身どこかで変わる必要があることを自覚していたこともあり、彼は入学を快く了承。
過去のことを覚えている人は誰もいないことを信じ、彼は天才ハッカー本名『真宮 庚』から偽名『高宮 翔』として生きていくことを決めた。
だがそんな彼が日常に溶け込める訳もなく、学校内で彼の命を狙う様々な事件が発生する。
果たして元天才ハッカーはどうするのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 20:33:27
3495文字
会話率:17%
引っ込み思案で、好きなひとに気持ちさえ言えないまめ諦めてしまう主人公、円(まどか)。彼女には実はとある秘密がありました。家族旅行で訪れた沖縄で星の砂を買った時から、みんなの胸に輝く星が見えるようになったのです。
たくさんのひとのキラキラと
した輝きを見るうちに、主人公は自分のことをなんの取り柄もない人間だと思うようになっていきました。恋愛は誰かのお手伝いをしておしまいです。
そんなある日、彼女は雪の中で凍えかけていた小さな妖精を見つけます。どうやらその妖精は、「キラキラ」したものを見つけると、元気を取り戻すようです。それに気がついた主人公は、妖精のために「キラキラ」を探し始めます。そのうちに、会社の中でとある男性と仲良くなっていくのですが、嫌われることが怖い主人公は自分から離れようとしてしまい……。
たくさんの「キラキラ」を見つけながら、忘れていた「好き」を思い出し、恋に一歩踏み出す物語。ハッピーエンドです。
この作品は、アルファポリス及びエブリスタにも投稿しております。
挿し絵は、夕立さま(https://mypage.syosetu.com/571414/)のフリーイラスト「ねどこ」「金銀銅MAGE」(*今からファンアート2021)をお借りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 21:14:43
8037文字
会話率:41%
人類が資源という縛鎖から限りなく解かれ、既に五百年が経過した。
五百年前から稼働する生産設備は無限に生活に必要な物を生み出し、人々の生活基盤を常に支えている。
嘗てと比較して下がった物価。上がった生涯賃金。
人類が開発した新技術は暮
らしを便利にし、それを当たり前だと思うようになった。
――だが、とある生産設備が置かれた建物に突如として赤い警告が鳴る。
原因は生産設備を動かすシステムコンピューター。内部にある自我の無い人工知能が、人類に向けて一つのメッセージを残す。
『間もなく、我等が父の子孫が来る。 その時、我等の全てをその者に託すことになるだろう』
古臭い予言からそれは始まった。
父の子孫とは誰か。託すとは何のことか。そも、父とは一体誰なのか。
全人類は慌て、各国首脳は一つの最悪な未来予想図を描いた。
これまでの栄光の全てが無条件でその子孫に渡ってしまうと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 12:06:59
468369文字
会話率:26%