大戦の影響が色濃く残る地ベスビアス国。幹部からの命令で副官となったダルクだが相手は軍内部で最強と噂される参謀長のスピネルだった。士官なのに戦争に乗り気でなく、ごく小規模な軍隊のみを指揮する、変わり者。だが魔法の天才と言わしめるだけの実力は
折り紙付き。反して魔法が一切使えないダルクとは相性が最悪だった。そんなスピネルに振り回される日々は彼の理不尽な事情を知ってしまったことで変化していく。お互いの距離が縮むほどに心はどこかざわつく。ダルクの思いとは反対にベスビアス国は世情に巻き込まれていく。裏を返せば共に戦いの場に向かわねばならない。
世の憎悪に飲み込まれたはてにダルク達は何を切望するだろうか。孤高の天才軍師×器用貧乏な雑兵が織りなす愛の記録。
――そして、人に近づいてしまった カミサマ は知るのだ。
※この作品は「カクヨム」、「小説家になろう」にて重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 11:32:22
83477文字
会話率:37%
誰もが憧れるヒロイン、アナスタシア・ド・サヴォエラ。
アナスタシアはレクター王子の最有力婚約候補と言われていた
だがある朝、少々性格に難ありのヴァレリア・ド・ポンパドゥールお嬢様の体と入れ替わってしまった
才色兼備、そして人望も兼ね備え
た向かうところ敵なしの最強ヒロイン、アナスタシア。だがその体は、虚弱体質だった。ある朝起きると今までと違い体が軽い事に気付く。
アナスタシアはちょうど政略結婚させられそうだったレクター王子と、婚約破棄を直談判
決して王子の事は嫌いではなかったが、ヴァレリアと身体が入れ替わった今、お天道様の気が変わらない内にこの健康な身体で外の世界へ行ってみたいと強く願う
何も知らないレクター王子もヴァレリアお嬢様の性格はどうかと思っていた所だったので快諾
アナスタシアは元々読書が好きで、少々オタク体質だったので仲間同士の推しカプで一人で妄想したりもする
一方で婚約者だった王子は婚約破棄のその後のヴァレリアの変わった様子を見て、胸がざわつくのであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 21:01:37
561575文字
会話率:47%
大学生活を満喫していた悠太は、明るくて社交的な彼女・玲奈と順調な日々を送っていた。ところがある日、玲奈の高校時代からの女友達・真由と三人で過ごすうちに、なぜか玲奈が真由に惹かれているように見えてしまい、悠太は胸の奥がざわつくのを止められなく
なる。真由もまた、友情以上の気持ちを隠し切れず、次第に玲奈への想いを募らせていく。やがて周囲の視線をよそに、玲奈と真由はお互いを意識し始め、悠太は思いもよらぬ三角関係に巻き込まれることに。さらに不思議なことに、二人の親密な姿を目にするたびに悠太自身も心がドキドキしてしまい、彼女と女友達が互いに惹かれ合う現実を受け入れるべきか葛藤を深めていく。そんな三人が選ぶ結末とは——!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 00:00:00
17826文字
会話率:44%
第一話:引退宣言
「半年後、私は引退します。」
その一言で、僕の10年間は止まった。照明が落ち、ざわつく会場の隅で、一瞬の夢から覚めたように自分が立っていることに気づく。壇上には、西宮津香紗――僕がずっと応援してきた、売れないけれど
誰よりも輝いて見えた女優が静かに立っていた。笑顔を浮かべた彼女の表情には、何かが吹っ切れたような決意があるように見えた。
彼女が辞める。もう、ステージで見ることはない。胸がぎゅっと締め付けられ、言葉が出ない。感謝の拍手に包まれる中、僕はひとり立ち尽くしていた。去り際に何かを伝えたい。彼女に――届くものを。そう思い詰めた夜、偶然見かけたのは「劇団ゆーとある」のオーディションの知らせだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 01:10:00
597文字
会話率:29%
番藤茶太郎が目を覚ましたのはゴツゴツした石の床の上だった。辺りを見渡すと、クラスメイト達も同じように横たわっている。そして目に付くのは、彼らを取り囲む鎧姿の白人達。コスプレではないようだ。
「皆さん! 起きてください!」
人垣から歩
み出た若い女が声を張った。目を覚ました学級委員長が「ここは何処か?」と訊ねる。
「ここはガドル王国。私は第一王女のエミーリアです!」
聞いたことのない国。
異世界転移にざわつくクラスメイト達。エミーリアは「この世界を救ってください! 勇者様!」と言う。
ステータスで勇者の称号を確認したクラスメイト達は盛り上がるが、番藤は冷めた瞳でその様子を見ていた。
王女に悪態をついて追放された男、番藤茶太郎はその固有スキル【穴】を使い、異世界の侵略を始めてしまう。
#カクヨム先行
#カクヨム異世界ファンタジー日間週間月間一位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:10:00
150714文字
会話率:49%
【あらすじ】
風薫る新緑の季節。花音は爽夏殿へ呼ばれる。
爽夏殿夏妃付き女官長・尚玲が花音の噂を聞き、「七夕までに夏妃に教養を付けさせたい」と本の選定を依頼してきたのだ。
夏妃には奇妙な噂も多く、思ってもみなかった大役に尻込みする花音。
しかし伯言が「尚玲ちゃんからの依頼を成功させたら、夏妃がもてあましているお宝本の山からどれでも好きな本を持っていっていい約束を取り付けてあげる♡」とご褒美をチラつかせたことで、結局は引き受けることに。
しかし、何やら隠し事をしている様子の尚玲と爽夏殿の様子に、花音は早くも「面倒事」のにおいを感じ、いつも通り伯言に転がされた感が否めない。
陽玉に愚痴るが、「七夕は四季殿にとっても下々にとっても一大行事よ!」と後宮における七夕の詳細を聞き、夏妃の選書係にも七夕にも興味がわいてきた。
七夕の宴を前に準備に余念がない四季殿の様子を見て、「貴妃は皇太子の御子を御生みになる存在」で、藍悠皇子やコウの「お嫁さん」になるのだということを改めて認識してしまい、花音の心はざわつく。
一方、花音は偶然に遣いに行った皇城で、故郷の幼馴染・林簾と再会していた。
禁軍十五衛に採用され、すっかり男らしくなった林簾と一緒にいるところを双子の皇子、藍悠・紅壮に見られて質問攻めにあい、紅壮とは喧嘩になってしまう。
また、皇城では花音を逆恨みする礼部次官・範麗耀に因縁をつけられ、爽夏殿へ通う花音に陰湿な嫌がらせが始まる。
さらに誤解とすれ違いでコウとは険悪になり、落ち込む花音。
果たして夏妃への本の選定ができるのか…?
華月堂の司書女官、白花音の本を巡る奮闘記、波乱含みの第二弾。
※ 拙作は『華月堂の司書女官』(角川ビーンズ文庫様より好評発売中!)の続編となっております。
そちらを読まなくても楽しんでいただける内容となっておりますが、もし、「前の話も気になる!」と思ってくださったら、カクヨム様で書籍化前のWEB版を掲載しておりますので、よろしければお立ち寄りください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 12:00:40
135810文字
会話率:45%
「お前を愛する事はない」と言われたから「はいわかりました。これは契約の偽装婚ですものね」とそう笑顔で答えたわたし、リーシャ・ネルクマール侯爵令嬢。
まあ侯爵令嬢って言っても四女なんです。正直まともな縁談も期待できないって諦めていました。
でも。
次期公爵で、わたしが前世から大好きだった最推しのミハイル・ロックマイヤー様から契約婚を持ちかけられ?
二つ返事でOKしたんだけど、いざ結婚式の前日になって彼の様子がおかしい。
もしかしてわたしとの結婚を後悔してるんだろうか?
元々愛してもらえるだなんてそんな事期待していたわけじゃないけれど、それでも心の奥がざわつく。
彼の元にいられるだけで幸せ。そう思っていたはずなのに!!?
お貴族様の仮面を被り、自分の心を押さえつけていたわたし。それでもとうとう最後に感情が爆発してしまい……。
乙女ゲームに酷似した異世界に転生し、貴族の四女に生まれ変わった主人公が、前世からの推しと幸せになるまでの話。
お楽しみいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:26:34
9655文字
会話率:25%
「呼べよ……その男をここに呼べよ!」
夕方。とある家のリビング。夫がバン! とテーブルを叩くと、上に置いてあったマグカップとその中のスプーンが飛び跳ね、音を立てた。
妻の帰りを待つ間、ざわつく心を落ち着かせようと作ったココアには結局一
度も口をつけなかった。ただただかき混ぜただけ。その最中、ふと彼が共感を抱いたのは自分の心の淀みと重ね合わせたからだろう。
認めたくはない。まさか、自分の妻が浮気をしているなんてことは。
しかし、帰ってきた妻に『この間、手を繋いで歩いていた男は誰だ?』という彼自身、なんともありきたりな話の切り出し方だと思ったその始まりで妻の顔は見る見るうちに青ざめ、そして自分の推測は正しかったと彼は確信を抱いたのだった。
妻は彼に言われた通り、スマートフォンで浮気相手にメッセージを送った。 折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-12 15:10:00
1630文字
会話率:86%
「お姉様ぁ〜ごめんなさい!」
そう言って泣きながら謝る妹。その肩を抱きしめる私の婚約者。
「君との婚約を破棄してリディと婚約したいと思ってるんだ。」
会場がざわつくーーーー
(わざわざ公爵夫人主催の夜会で言い出すだなんてっ!このお馬鹿さんた
ちは頭も股もゆるいんだから!)
「トラディウス様・・・」
出来るだけ悲しそうな顔をする。
「アマリア・・・すまない、リディを愛してしまったんだ。君は強いから私がいなくても大丈夫だろう?」
「そうですわ〜お姉様はトラディウス様の事愛してないものね。私に譲ってくださるわよね?」
(確かに愛してないわよ?そんな男。でも何の仕返しもせずに引き下がるのはシャクに触るわ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 01:01:29
2480文字
会話率:50%
主人公の名前は三島メイ。
幼いメイに祖母の白露が話してくれたのは、神と人をつなぐあやかし「ミトリ様」の物語。
「6歳の6月6日までにミトリ様に見初められた子は、特別な力を与えられるんだよ」。
でも、力を持ったものたちは、やがて鳥籠を持っ
てどこかへ去っていく。
「好きな人と好きな場所で暮らしたい」という願いは叶わない。
「やるべきこと」「行くべき場所」に旅立つまで、息苦しいほど心がざわつく。
務めを果たすまで、安息の日を迎えられない。
そして果たしたとして、安らげる者もいれば、また同じ焦燥が繰り返される者もいる。
18歳になったメイは、自分がミトリ様を見たのかどうか曖昧な記憶のまま、
祖母の元を離れて遠い親戚だという白鷺さんの家に身を寄せ、
家事や清掃のアルバイトを始める。
初めての住み込み先は、黒い蛇が棲みつく大きな屋敷。
この国を金で操るというあるじの老人と、
古くからいる美しい使用人、愛人の娘、秘書、亡くなった奥様………。
彼らを知るうちに、自分が何かを看取るために引き寄せられたのかもしれないと思い始める。
思いを巡らすうちに思い出す。
祖母が言っていた言葉。
「渡り鳥がやってくるのは、この世界の秩序が保たれている証。
多くの人が鳥を忘れ、鳥無しでも生きられると振る舞う日々に
鳥は舞い降りる。
大切にしていた人や時間をなくして、
どうでもいいが口癖の暮らしに
鳥は小さなかけらをついばんでつなぎ合わせ、
思いの成就と終息を告げる。
そして冷たい雨のような後悔に包まれた日に、
一筋の光が魂を照らす。
それを人はミトリと呼ぶ」
ここに記すのは、そんなミトリの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 16:37:43
17460文字
会話率:21%
とある晴れた休日、海浜公園に足を運んだサラリーマン、藤原良太。背広を整え、たばこを取り出し、火をつけて一服を楽しんでいる彼の足下には、突如として襲ってきた暴漢がぶちのめされて踏みつけられている姿があった。周囲の一般人や観光客がざわつくなか、
不意に耳鳴りとともに爆音が響き渡った。人々は慌てふためき、車も一時停止を余儀なくされた。藤原も顔をしかめながら、他の人々と同じく空の彼方に視点を合わせた。空から隕石のような大きな物体が落下してくる様が見える中、強い光があたりを覆いつくした。砂浜に幾何学的な模様を作り出し、光の柱が立てられ、神秘的な粒子を吐き出しながらその中心に薄っすらと人影のようなものを確認できた。空からは火の玉が、地面からは謎の光が降り注ぐ。藤原はタバコの火を消しながら、目を細めて事の次第を見続けていた。飛び交う怒号、逃げ惑う人々、この世の終わりだとその場で立ち尽くす面々が映し出す混沌の中で、藤原良太は呟いたーーー「いや、どうすんのこれ」。
―――――三つの世界が出会ったこの日を、後に東のラグナロクと呼ばれることになる。
しかし、この出来事は終わりではなく始まりであることを知る者は、まだいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 06:00:00
96716文字
会話率:57%
タイトルは続編か関連っぽい感じですが、、
一つ前にあげた小説とは、一切関係もない内容です。
とある作品を妄想して同人であげてたヤツを、オリジナル用に仕立て直しました(`・ω・´)
読んでて、、
胸がざわつく様な、それで、ギュウウゥッ
と締め付けられる様な、、
照れて恥ずかしくなる様な、、
何処かに逃げ出したくなる様な気持ちに襲われて、、
甘過ぎるよコレっ!ってツッコミが出そうな仕上がりになっていれば嬉しいです(//∇//)キャッ❤️
((↑………。ಠ_ಠ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 22:26:20
1533文字
会話率:46%
舞踏会での婚約破棄。ざわつく周囲と得意がる王太子。しかし、婚約の解消を告げられた令嬢トリクシーは「ふーん」としか言わなかった。彼女は普段からリアクションが薄いことで有名だったのだ。
その反応に衝撃を受けた王太子は、何としてでもトリクシーを
驚かせてやろうと手を尽くすのだが……。
「実は君の妹を新しい婚約者にするつもりだ」
「ふーん」
「君は貴族ではなかったんだぞ!」
「ふーん」
「死刑にしてやる!」
「ふーん」
あまりのことに、どうしたらいいのか王太子は分からなくなってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 12:36:28
2358文字
会話率:56%
某企業のオンライン飲み会でそれは起こった。不気味なマスクをしたスーツ姿の男が突如画面に現れたのである。ざわつく人々。彼ら彼女らを前に、男はこういったのだった。「ゲームをしよう」と。
これは、飲み会で開催されたデスゲーム(風)のイベントと
、それに参加した者たちの知略の記録である。
※全8話。今日と明日で全話投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 21:10:35
17583文字
会話率:9%
『私の好きな人は佐藤くんです』
ある日、そんな噂が流れた。それは学校一とも呼ばれる美少女、姫路姫奈の好きな人についての噂だ。
佐藤くんが好き、学年一の美少女がそう言うもんだから学年がざわつく。女子は騒いで男子は落胆しているものと喜んでいる佐
藤という苗字のものたち。
そんな噂の佐藤に該当する響也は図書室で姫路さんと担当の日に話すという関係を持っていた。
ただ放課後話しているだけでそれ以上もそれ以下もない関係。それに相手は美少女で自分ではないと思っていた響也だったが段々と気づいていく。
「あれ? なんか距離が縮まっているような……」
焦ったいラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 07:05:12
63314文字
会話率:38%
皇室主催のパーティで、皇太子殿下がエスコートした令嬢は殿下の婚約者ではなかった。「帝国の双翼」と謳われる二大公爵家ーーウォード公爵家の令嬢への仕打ちに、参加していた者たちはざわつく。二大公爵家の片割れであり、彼女の幼なじみであるノクス・ベネ
ットは観劇でもするかのように、その様子を眺めていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 22:58:12
4567文字
会話率:32%
「自分は映画関係の仕事してます」
「え、すごーい!制作のお仕事ですか?」
「制作……というよりは、どちらかというと出演側に関わっている感じでしょうか」
僕から「出演」という言葉が発せられた途端、場の空気が軽くざわつく。
女性陣の目にはキラリ
と強い光が宿り、熱い視線が僕の方へ一斉に集まったのを感じた。
そう。いつも順調なのだ、ここまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 15:18:48
1000文字
会話率:24%
シルティア・フォン・ルネライトはこの国の公爵令嬢であり王子の婚約者。
しかし、ある日、学園のパーティーで、聖女候補の少女にイジメを働いたという理由で王子から婚約破棄を宣言される。少女を片腕に抱きしめながらそんな宣言をした王子に、当然驚くシル
ティアとざわつく周り。
そんななか、シルティアは悠然と言った。
「お断りいたします」
と。それに反論しようとする王子に、そこでもう一言シルティア。
「だって、あなた王子じゃありませんもの」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 00:57:02
8115文字
会話率:36%
欠けた時間を抱えながらもおっさんになるまで無難に?生きてきた浅倉零児(あさくられいじ)。見た目は落武者、ピアスは三つ、職質はもはやお手の物。今を満足しているわけではなかったが、決して壊れて欲しいなどとは思わない程度には日々
を満喫していた。
2年前、突如世界に顔を見せた " 未確認飛行物体 " 。自らを " カイゾク " と称した未知との遭遇に世界中が湧き立ち、戦慄と緊張に包まれた。しかしそれ以来明確な接触は無く誰もが肩透かしを食った気持ちとなっていたのだが…
半年後、再びカイゾクを名乗る過去の同一存在かは不明の小型戦闘機による襲撃が世界中で問題となっていた。
カイゾクという響きにざわつく心を抱え、零児は自らの職業を活かし取材に乗り出すが───。
「『誰かがやってくれる』その『誰か』が俺達なんだよ!」
=================
※ 当作品はカクヨムにて同時公開しております。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219948580507
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:42:47
25261文字
会話率:47%
頭が悪いが行動力はある高校2年生である『佐藤 高希』。
口は悪く身体能力が皆無であるが、頭の回転は学校1と自称する『毒島 椛』。
そしてサイコパスと友人から呼ばれ我が道を行く、男か女か性別不明な『早乙女 紗希』。
そんな3人の平和
で賑やかな学園生活はなんの前触れもなく終わった。
昼休みが終わり授業の準備でざわつくいつもの教室に突如として現れた謎の白いガスマスクをつけた集団は、クラスメイトに銃をつきつけ引き金を引いた。次々と殺されていくクラスメイト達。訳も分からない中、それでも生き残るための糸口を掴んだ3人。だが、その後に待っていたのは化け物や生ける屍で埋め尽くされる変わり果てた世界だった。
そんな中、3人は幸いにも絶望に対抗できる『力』を得た。
終わりゆく世界で僅かに生き残った高校生の彼ら彼女らは、人類を存続させるため刻一刻と消えていく生存者を救うため『力』を振るう。だが勘違いしてはいけない。どんなに『力』が強大でも、人を救うのは『力』ではなく、救いたいという『思い』なのだ。
絶望の世界でありながらも、主人公と友人達は狂気に似た明るさで面白おかしく生きていく。
どんな問題や壁にもぶつかって行くしかないのなら、少しでも楽しい方がなんだか得した気分になれるだろ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 01:19:34
256620文字
会話率:42%