気がついたら、そこは広大な草原が広がる異世界だった。
突然の転移に戸惑いつつも、「ステータス」と唱えると目の前に現れる透明な画面。そして表示されたのは、戦闘で成長しないという、なんとも頼りないシステム——「いいねポイント」でレベルアップする
奇妙な仕組みだった。
だが、異世界に来て早々、天川昇(あまかわのぼる)は壁にぶち当たる。お金もなければ身分証もない、挙句の果てには野宿の危機!頼れるものは地道な善行と、偶然出会った優しい門番・ロウの助けだけ。
「これ、俺が感謝されないといけないんだよね……?」
そんな不安を抱えながらも、昇は異世界で生き抜くため、そしてポイントを稼いで成長するために奮闘を始める!
草の根活動から始まる、いいねポイント英雄譚、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 00:47:39
56184文字
会話率:38%
金があれば何でもできる、予想外な出来事にも対応できる。そう思っていた二十八年の青年、鏡谷知里〈かがみやちさと〉。
車に轢かれたと微かな記憶はあるが、次に目を覚ました時には見覚えのない場所に居た。
冒険者のような服を着た男と魔法使い風
の女。岩壁の広場の奥には、大型トラックの倍は大きいドラゴンが、俺達三人を見下ろしていた。
なんで、なんで俺がこんなことに巻き込まれないといけないんだよ。俺はただ、静かに家で通帳を眺めながら生活していたかっただけなのに。命を懸けた戦闘なんて絶対にやりたくなかったのに、世界を救いたいとかもないのに。
俺をこの世界に呼んだ奴をぶっ飛ばすため、右の中指に嵌められている指輪に込められている魔力と、大量の魔法を利用して生きていこう。
そう思っていたのもつかの間、チート能力をゲットし、無双してきた俺の前に現れたのはチート級以上に強いこの世界を束ねる者達。
「この世界を束ねている組織があるみたいだが、腐ってんな。そいつらをどうにかしねぇと俺の平穏は訪れないみたいだし。金を稼ぎつつ、俺は出来る限り楽をし、この世界をまとめる奴をぶっ飛ばす」
※カクヨムでも更新中
※挿絵:あニキさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:23:14
1127729文字
会話率:39%
投稿する時ジャンル選ばなきゃいけないんだけど、プルダウンで出る限られた候補から選択する方式だから適切なのが無いんだよね。漫才かコントが欲しい。
最終更新:2024-12-23 00:10:59
1778文字
会話率:28%
私はリグレッタ。死神と恐れられた一族の末裔で、最後の生き残り。
物心ついたころからずっと、深い森の中で静かに暮らしてる。
森の外に出たいなんて、考えたことも無い。
お父さんとお母さんが言ってたけど、森の外に出たら、私達は生きていけないんだっ
て。
沢山の人たちを怒らせてしまうから、出ちゃいけないんだ。
まぁ、私は別に、今のままで良いんだけどね。
そんなある日、私はあの子と出会ったんだ。
獣人の女の子。ハナ。
怪我してて辛そうで、本当はやめた方が良いはずなんだけど、私は彼女を助けてあげた。
そしたらさ、ハナちゃんが私に言うんだよ。
お母さんみたいだねって。
それがもう可愛いのっ!
尻尾を振って、頬を染めて。
嬉しそうに笑う顔がもう、可愛いのっ!
いいや、ダメダメ。
思いっきり頭を撫でてあげたいんだけど、私はハナちゃんに触れちゃいけない。
触れちゃったら、うっかり魂を解放しちゃうかもしれないからね。
私は死神なんだ。
だから、人に触れちゃいけない。
でも、ちょっとだけでも、撫でたいんだけどなぁ。
「カクヨム」にて同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:15:08
572133文字
会話率:36%
ある日、親友の翔矢が寝ぼけて俺にキスし、とんでもないことを寝言で言ってきた。
結婚って──!?
俺ら親友だろ!?なんでお前と結婚しないといけないんだよ!?愛してるってなんだよ!?
このキスは──……どういう意味だよ。
最終更新:2024-12-05 02:57:27
998文字
会話率:30%
嫉妬に燃えるクラスメイトに殺された、どこにでもいる普通の高校生は、女神から「煉獄」か「転生」かの選択を与えられる。彼は当然のように、新しい人生をやり直せる希望を抱いて転生を選ぶ。しかし、二度目の人生でも必死に生きた末に再び死を迎え、気がつく
と新しい世界の最初に戻ってしまう。同じ運命が再び繰り返されようとしていることに気付いた彼は、未来を知る安心感にしがみつくべきか、それとも運命に抗うべきか、葛藤することになる。
(日本語があまり得意じゃないから、毎回エピソードを一行ずつ翻訳しないといけないんだ…読んでて大丈夫だといいな。ありがとう!)
Killed by a jealous classmate, your typical high schooler is given a choice by a Goddess: Purgatory or reincarnation. Naturally, he chooses reincarnation, hoping for a fresh start. However, after striving hard in his second life, he dies again and finds himself back at the beginning of this new world. As he notices that fate is following the same path as before, he faces a dilemma: should he cling to the security of knowing the future, or dare to fight against fate itself?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 19:11:57
51967文字
会話率:29%
今から約1000年前、各種族は争っていた。そんな時、魔族領土にある荒野で一人の魔族が生まれた。その魔族はのちに『星空の支配者』と呼ばれ魔王として君臨することとなる。しかし、『星空の支配者』と呼ばれるようになる魔族のルナ・ステラは、元々とても
弱く、人とのかかわりがなかったためコミュ障である。内心「なんで魔王をしなければいけないんだ⁉頼むからやめて!」と思っていたが、周りの者がどんどん話を進めてしまい、魔王にさせられてしまった。これは、魔王になるまでと、魔王になってからの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 02:33:47
899文字
会話率:89%
自分の作品に自信とか持ってる?
自信持つことは大事だけど、自信過剰はよかないね。
ほら、誹謗中傷とか来た時ボッキリイカれるからさ。
実際、それで折れてる人はいる訳だし。
でもね、嫌だと思うことを、誰も否定してはいけないんだよ。
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
自分の作品に自信とか持ってます?
作品によりますけど、私は半々ですね。
『これ面白い』『死ね。ゴミ作品投稿すんな』何方の感想書かれてもおかしくは無いかな。と思ってますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 19:49:07
856文字
会話率:36%
本日の日付を確認する。二月十三日。
それだけを見て、私は眠りに着いた。
翌日、彼から問い掛けがあった。
『今日は何の日だ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
幼少期、でっかいピン
クのハート型チョコが流れているのを見て、死ぬ前に食べたいと思いました。
高校時代のバレンタインが一番楽しかった事を思い出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 18:06:12
1071文字
会話率:52%
『カオス・スペース』というゲームに酷似した世界で一番初めに撃破される存在に転生した不幸な主人公。「死にたくない!」その一心でただひたすらに暗躍していたはずなのに!「何で死にそうな場面に自分から行かなきゃいけないんだよ~!」先を知ってるが故に
先手を打ちすぎて真っ先に彼を狙う敵たち!間引きすぎて経験値が足りない主人公チーム!ゲーム本編に居なかった生粋の怪物たち!「やる事が…やる事が多い!」主人公は無事に生きて日常へと帰れるのか!?こうご期待!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 08:00:00
115507文字
会話率:29%
主人公は、自分が尽くしてきた女の子に振られたことに対する怒りと悲しみを抱え、友人にその恨みをぶつける。彼は、風邪のときに夜中にコンビニまで栄養ドリンクを買いに行ったり、誕生日にサプライズプレゼントを用意したりと、これまでの尽力が無駄になった
ことに納得がいかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 15:56:24
2231文字
会話率:31%
迷宮探索高等専門学校、東北分校2年生の最上忍。
東京生まれだが、母親の実家が経営しているペンションが東北分校の近くにあるという理由で、東北分校に通っている。
場所は、秋田県の田沢湖高原。
自然豊かな環境で、自分だけの秘密のダンジョンを見つけ
た。
そこに小屋を建て、畑を耕し、温泉も掘り当てていた。
学校のダンジョン演習でクラスメイトの桜庭あずさを助けたことから、その兄ハヤブサに目を付けられ配信にゲスト出演することに。
顔バレしないようにアバターをつけること、ハンドルネームを付けることで渋々承諾したが、武器を使わず素手で魔物を倒したことで配信はバズる。
おまけに、意味不明なスキル“環境依存”が発動。
最強探索者になっても全く無自覚な最上忍。
「俺には魔石も評価もどうだっていい。
それよりも、早く家に帰って自分が見つけたダンジョンで畑仕事がしたい。
そろそろトウモロコシを収穫しなくちゃいけないんだ」
秘密のダンジョンを快適にするために尽力するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:50:00
306868文字
会話率:37%
太古に繁栄した天上王国セレスティア。一人の王によって治められたその王国は、世界の全ての民から敬愛され、王は神の子と称された。
しかし、何者かの陰謀によって王国は大地に落ち、世界を統べる王者の座を巡り、戦乱が起きた。
戦乱によって陽の光は
失われ、英雄は壊れてゆき、世界には蠢く紅い月と、悪しき感情によって生まれた魔物と、戦によって傷ついた人間たちが残された。
時は流れ。
大陸から離れた島に住む子供、ユーリは双子の兄ヨハンと共に、外の世界に憧れる日々を過ごしていた。
14の誕生日を迎えた日、異形の化け物と共に落ちてきた少女、アンジュと出会ったその日から、世界と過去を巡る冒険へと旅立つことになる。
「外の世界に出て、ボクは色んな歌を歌いたいんだ!」
「ぼくらは旅に出なきゃいけないんだ。どれだけ寂しくて辛くても、生き続けないと……」
「ユーリ、たいせつ。わたし、たたかうの」
「吾子よ、お前と共に旅ができたこと、光栄に思うぞ」
子どもたちがこれから知る世界は、残酷に牙を向ける。大人たちが知っている世界で、人はそれでも戦い続ける。
過去、現在、そしてそこに続く未来。人が生きるために戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:56:10
10454文字
会話率:49%
引っ込み思案な朱里(あかり)は皆が憧れる希実香(きみか)と出会い、少しずつ変わっていく。朱里は時が経つにつれ希実香への密かな思いが実っていることに気づいていくが、希実香は親友としか思っていなかった。それでも、希実香とずっと一緒にいれるなら構
わないと割り切っていた朱里だったが、二人の時間はずっとは続かなかった。
中学生の時転校してきた百華(ももか)も同じく引っ込み思案で、そんな百華が放っておけない希実香は百華へ声をかける。自分以外に優しくしないでほしい朱里は激しく嫉妬するが、希実香に嫌われたくないから友達のふりをする。いつまでこんな関係を続けなければいけないんだろう、嫌気がさす朱里だが、今日もいつも通り学校へ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 19:41:56
4751文字
会話率:58%
葛城翠は40台後半の主婦。仕事に情熱を傾けてきた年上の夫は、数年前から目が霞むと漏らしていたが、緑内障が進行していてもはや治療できないことがわかり、さらにがんも見つかった。夫は「なぜ真面目に頑張ってきた自分が天国から地獄につきおとさればいけ
ないんだ」と精神的に追い込まれ、家から出られなくなりリモートで仕事をしている。翠は夫に心から同情しつつも、夫に振り回される毎日が辛くてたまらない。
娘の葛城彩は一時的にロンドンにいる。娘は私立大学の付属の小学校に入ったが、徐々に不登校になり、高校で退学。今は通信制の高校3年生。夫は昔から娘の不登校に理解がなかったが、本人が病気になっても変わらない。さらには家の中が暗くなったので、翠は従姉妹の住むロンドンに娘を一時的に避難させた。その娘は来週帰国する。不安しかない。
翠は、助けを求め、浅川傑に電話をする。翠は仕事をしていた頃、浅川と社内で不倫をしていた。翠は浅川と出会って、はじめて恋を知った。そんな矢先、浅川の海外転勤が決まり、翠はついていきたいと本気で願ったが、彼のために身を引いた。そして、浅川へ注いだ愛情を埋め合わすため、夫を体を合わせ娘を授かり、家庭に入った。
翠は、浅川がいま何をしているかは知らない。別れてから一度も会ったことはない。電話で話すのは2年ぶり。2年前に、翠の方から「もう連絡をしないでほしい」と言った。それでも、翠は浅川にすがりたかった。翠は自分が恵まれた人生を送って来たと思っている。努力も苦労もしたことがない。いままででの人生で唯一本気になったことは、浅川を愛したことだけだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 21:48:25
15046文字
会話率:51%
※毎日21:00更新
【あらすじ】
"観測者”とは、世界の歴史や時代の移り変わり、文明の発展などあらゆる出来事を記録して後世へと引き継ぐ役割を担っていた者。
記録を記す書物やコンピューター技術の普及により、役割を終えた観測者らは
次々と姿を消したが、ひとり取り残されてしまったカレンは、埼玉県万能市にある国立黒姫高校で監視下のもと生活をしていた。
「本来ならば私は、みんなの記憶に存在しちゃいけないんだよ」
人と距離を置いていた彼女だったが、同級生の湖畔まちこが彼女の人生観を変える。
これは”元”観測者のカレンが仲間たちと過ごす、切なくも明るく楽しい日常青春ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 01:13:19
99028文字
会話率:61%
間宮家の長男に生まれた間宮湊は高校1年生の間、すべての冒険者の大会で優勝し、見事グランドスラムを達成した。しかしグランドスラムを達成する際に負けていった冒険者たちのファンが俺のアンチになってしまった。大量のアンチを抱えた俺は無事高校生活を送
ることはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 11:43:46
15425文字
会話率:45%
十歳だったあの日、僕は何もできなかった。
十八歳になった俺は、今度こそ間違えない。
──このチャンスは逃しちゃいけないんだ。だから勇気を出して、一歩踏み出そう。
*『時を越えて』の前半と後半の間に入るお話。
最終更新:2024-06-19 10:30:00
4375文字
会話率:36%
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 16:00:00
88466文字
会話率:36%
火星に人類が暮らすようになった未来。
地球からの一方的な搾取に、怒りをくすぶらせている火星で、ユリウス・ヴェルナーは技術士官として、軍の最高機密に携わることとなった。今は亡き養父も関わったという機体、イーオケアイア。しかし、ユリウスに
命じられたのは、そのパイロットである少女、アーケスティアの世話というものだった。
自分がやりたい仕事は、こんなのじゃない。
そう思いながらも、日々、アーケスティアに振り回されていく。彼女に接することで戸惑いながらも、少しずつ心境に変化が現れる。生命をかけて戦う彼女のために、自分ができること。戦場から彼女を生きて帰還させるためには、どうしたらいい!? そもそも、どうして彼女は身をなげうってまで戦わなくてはいけないんだ!? それまで正しい、正義だと思っていた信念が揺らぐ。
君は何を願い、僕は誰を想う。この広大な宇宙の片隅で、君を見つける物語。
こちらの作品は「PIXIV」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 12:23:58
76966文字
会話率:35%
世界を知らず、理不尽を知らず、箱の中でも十分幸せだった少年ニュートン。でも世界は動く彼の楽園は形を変える。
子供の頃は幸せだったよね。でももう大人にならなくちゃいけないんだ。
少年は変わった世界で昔の幸せを取り戻せるのか。
最終更新:2024-05-20 17:11:12
632文字
会話率:0%
「エリザが闇堕ちしちゃうじゃない!」
長くやっていたRPG系乙女ゲームの世界に、名も無き『悪役令嬢の妹』として転生した主人公。このゲームユーザーなら誰もが、悪役令嬢エリザ・ダークロードが溺愛する妹を失うことで極悪な悪役令嬢に堕ちる、とい
うことを知っていた。
「貴女が消えるとエリザは、この世界を崩壊へ誘う厄災級の存在になる。だから、彼女が壊れないようにしないといけないんだ」
「私にかかってるってこと!?」
「大丈夫! 私達も協力するから!」
同じく乙女ゲームの世界に転生した他のユーザー達にも助けられ、執拗に続く『悪役令嬢の妹』への襲撃から、華麗に逃れる主人公。だけど、このままで良いわけがない。
「貴女の覚悟が決まったら、あの地下室に来て」
これは、地味で慎重なアラサー女性だった主人公が、自分にも婚約者がいるとは知らずに三人の年齢バラバラな人に恋をしてしまったり、魅惑的な悪役令嬢を演じようと頑張ったり、前世からの癖が結果的にこの世界を救うことになっちゃう? ゆるふわでドタバタな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:32:34
511853文字
会話率:49%