リリア本人曰く
「え? えぇ、確かに私は勇者の血を継ぐ家系よ。だけど、本家でもないし、特別な能力も無いし、あんまり自覚もないし、だいたい勇者って結構子孫を残しているんだから全部が全部能力者なんてありえないでしょ?今では酒場では勇者を名乗る人
同士が殴り合いしてるって始末じゃない、私にとっては大した意味の無い事かなぁ」
伝説の勇者が魔王を倒したとされる年から百年経ち、大陸の片隅では
勇者の子孫として生まれただけで勇者らしい能力を全く引き継がなかった娘が、
王国から適当に国認定勇者に指定され、
これから勇者っぽい事を始めようとしていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 16:00:00
1939766文字
会話率:21%
後漢末期、困窮した筵売りの青年・劉備は、飢えを凌ぐため、そして世直しを掲げる熱気に惹かれ、太平道(黄巾賊)に参加する。そこで彼は、教祖・張角と出会い、強い影響を受ける。
ふざけたタイトルと第一章ですが、真面目に三国志です。
史実に沿って
歴史は進みます。
劉備は天下統一しません。
完結保証。毎日更新でテンポ良く進めていきます。
しばらくは9時と16時の1日2回投稿していきます!
〜第一部:名を上げる旅〜
第1章:黄巾の風
黄巾の乱参加、関羽・張飛との出会い
張角「良いか、玄徳。わしは、人を騙しているのではない。」「民が希望を持てぬ世だからこそ、わしの言葉が響く。役人が信じられぬからこそ、民はわしに救いを求める。この世が病んでいるからこそ、わしが必要とされているのだ。」
第2章:流転と喧伝
反董卓連合軍参加。平原の統治。
劉備「み、見たか! 我ら三人が力を合わせ、あの呂布を退けたぞ!」
ハッタリで生まれた武勇伝。だが、それは、無名の彼らがこの巨大な連合軍の中で存在感を示す、最初の、そして奇妙な一歩となったのである。
第3章:徐州の風雲
徐州譲渡。曹操、袁術そして呂布。
陶謙「ならば、劉備。お前は、今日から漢室の末裔になれ。」「それが真実か否かなど、どうでも良いことよ。この乱世においてはな。重要なのは、『漢室の末裔、劉玄徳』という権威だ。その権威があれば、人が集まる。兵も集まる。お前がこの徐州を治める上で、それは必ずやお前の助けとなるだろう。良いか、ただの劉備では駄目なのだ。漢室の末裔たる劉玄徳になれ。」
〜第二部:寄寓と葛藤〜
第4章:雌伏の時
曹操・袁紹のもとでの雌伏。献帝との対面。
第5章:荊州の沃野
新野での駐屯。諸葛亮との出会い。
第6章:長坂の逃避、赤壁の炎
曹操軍南下。赤壁の戦い。
〜第三部:蜀漢建国と落日〜
第7章:荊州の基盤
荊州南部平定。拠点作り。
第8章:益州入り
益州攻略。蜀の国造り。
第9章:漢中王の夢
漢中王、皇帝即位。そして白帝城の死。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 16:00:00
83892文字
会話率:31%
神が創り神が管理している世界「ローディア」。多種多様な世界と繋がり、人間、妖怪、獣人等、様々な種族が蔓延る世界で物語は進む。ここでは命の保証はない。
能力とサブ能力、神器が使えるようになった主人公「イリウス」。それに伴いもっともっと強くしよ
うと張り切って修行をさせる「ケルト」。修行によりイリウスは強くなって行くが行き着く先には何があるんだ?それぞれざ強くなる意味は?ここでインタビューです
ケルト「そうだな〜。俺は純粋にイリウスには死んでほしくないからな。もちろん面倒は俺が見るし、危ない目にあってたら敵をぶっ殺すぜ?だが自分で自分の身を守れることより良いことはねー。だから俺は今回こそ心を鬼にするぜ!」
ぜひ前期であるローディアの光もご覧下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 15:16:55
429240文字
会話率:70%
気がついたら草原のど真ん中。
え? ここ、どこ? 私、東京にいたよね??
アレってドラゴン?
今のは魔法?
ええ? ここ、異世界!?
……まぁいっか。
単に生きる舞台が変わっただけだ。
地球で何か大事なものや目標があ
ったわけでもなし、私は「自分の生きたいように生きる」くらいのことしか考えてない。
それは異世界に来ても変わらないかな。
まぁそんなジコチューだからぼっちなんだけど。
ぼっちなのも異世界に来ても変わらないかな。(涙)
……え? 私に友達ができそう……??
そんなこと言われても信じられないよっ。
「はぁー。それにしても一度生まれ変わったことはあるけど、今度は異世界転移? ちょっと私の人生、奇想天外過ぎない?」
なんの脈絡もなく異世界に来てしまった少女が、のんびりと冒険するだけのありふれた物語。
チート級の身体能力と魔法能力を手に入れた少女のやりたいことは、目立たず自由気ままに生きることだけ。
これだけの力があっても、崇高な使命感や高尚な理想とは一切無縁のものぐさぼっち少女の冒険が今始まる——!
書きためがなくなるまで(恐らく50話程度)は遅くとも二日に一度は投稿する予定です。
ほどほどにお付き合いいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 15:07:24
174131文字
会話率:31%
ミレーネ・ドトレスト侯爵令嬢は、愛するロシュア・シャルマン伯爵と結婚し、幸せな毎日を送っていた。はずだった。
ロシュアと二人でシャンパンを開けた夜、いつの間にか眠ってしまっていたミレーネが目覚めたのは、十ヶ月後のこと。その間、ミレーネは死ん
でおり、生家は没落していたのだ。
死に戻ったことが理解できないミレーネを、ロシュアは拒絶する。ロシュアは既にジェニファーという新しい妻と暮らしていた。
絶望し、途方に暮れるミレーネを救ったのは、幼馴染のカルロス・スノウレスト伯爵。「僕と結婚しないか?」想い人がいるはずのカルロスからの唐突な提案に戸惑いながら「死に戻りの自分が役に立つならば」ミレーネは、匿ってくれるお礼として契約結婚を交わす。
ある時、ミレーネはひょんなことから自分の容姿を見てしまう。それは死ぬ前とは大きく異なっていて…。カルロスが、屋敷中の鏡を外していたことに気がついたミレーネは彼の本当の優しさに触れていく。
「カルロスが想いを寄せていたのは…あの方だったのね。だから私と契約結婚したのだわ」
ミレーネは、自分の本当の気持ちに気がついたと同時に恋心を終わらせようとする。なのに、カルロスはなぜか離れることを許してくれそうになくて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 15:01:44
43256文字
会話率:54%
「やぁ、こんにちは。小さなレディ?」
「今日はこの街で宿を探そう。」
その男は今日も仲間と旅をする。
その街の周りには盗賊が居るから行くな?
島国だからからは馬車では行くことのできない?
そんなことは些事でしか無く、彼らは行きたいところに行
き、仕入れたいものを仕入れる。
「どーじょ?」
そんな彼らはある日、1人の子供を保護した。
彼が増えたことでもっと騒がしくなる旅路。
何故か暗殺者に狙われたり。ヤバい組織にたどり着いたり、教会と敵対しかけたりと、たまに彼らを襲うトラブルは大きいけれど、彼らにとって大切なのはその日を後悔なく生きること。
周りの大人たちが過保護になったり、過保護になったり過保護になったりと、色々ぶっ壊れる時もあるが、笑いの絶えない楽しい旅路。
「さぁ、君も俺達と行こう。」
これは、1人の商人が作った商隊の、旅の記録である。
※物語スタート時点で商隊はほとんど完成しています。
主人公は子供を拾った方の男です。
極力投稿するようにはしたいですが、気まぐれな投稿に
なると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 15:01:21
3562文字
会話率:60%
両親から虐待され、挙句に売られそうになったわたしは、自ら命を絶ちました。
次に目覚めたのは異世界。髪の色で使える魔法が決まり、決められた色以外は魔法が使えず蔑まれる世界で、わたしは最悪の劣等髪と揶揄される黒髪で生まれ変わりました。
前世から
の不幸に嫌気がさし、すべてを諦めかけたわたしですが、今はこうして生きています。
「どうせ捨てる気の命なら、勿体ないから私の為に使いなさい」
そう言ってくださった主人に出会い、わたしの人生は変わりました。
わたしは誓いました。この御方、ノア様に生涯をささげることを。
貴方が往くその覇道に、最後まで付き合うことを。
だからノア様、もう少し我儘を控えてください!
※主人公は善人じゃありません。結構いろいろヤバイことやります。正々堂々なファンタジーをお望みの方はバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 15:00:00
1286217文字
会話率:54%
魔王の娘、エイプリルは父を恨み憎しんでいた。
しかし自分に戦う才能はない。だから強い力を持つ人族を自分が導き、魔王を殺そうと画策する。
そして見つけた。だが。
「はあ……はあ……人を斬り刻む感触……♡」
「ねぇねぇそこのお兄さんお姉さん、
あたしといいことしなぁい?」
「おっと、ごめんなさい。……ちっ、しけた金しか入ってないねえ」
「ダメだクズしかいねえ!!」
「「「お前に言われたくないわ」」」
集まったクズ3人と魔王の娘は、己が目的のために道を同じくする。
全ては魔王を殺すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 13:02:44
23453文字
会話率:54%
超天才最強魔法王女なワタシが、超絶可愛いクールな嫁さん捕まえて結婚する話!
それ以上でもそれ以下でもなく、ただそんだけ!!
…………え?あらすじとして成立してない?
せっかく任せたんだからもっと上手くやれ?
そんなこと言ったって、あと何話
せばいいのよ。
タイトルで話の内容、大体言っちゃってるじゃん。
そもそも、こんなあらすじの部分をワタシに任せてる辺り、「コメディ要素強めに行こうと思ったのになんかタイトルがぱっと見た感じちょっと固いイメージな気がするから、あらすじは頭からはっちゃけよう」って魂胆が丸見えなんだよ。
大体、男主人公がどうしても描けない都合でワタシを無理やり主人公にしたのに何を上から、あっ、ちょっ、やめろ!
ワタシの世界干渉魔法を無理やり切ろうとすんな!
ここで隙を見て自分の好きなようにあらすじ変えてしまえば、ワタシがあの世界を好き放題…………やめろっつの、この魔法を発動するのにどれだけ苦労したと!
おいコラッ、待っ―――!
【本当のあらすじ】
これは、終わりの先の物語。
『後日談』から始まる、平和のその後の世界の話。
ガーデンレイク魔導王国の第五王女、ユリル・ガーデンレイクは天才だった。
人格が大分な勢いで破綻していること、超女好きなことを除けば、限りなく完璧に近い存在である。
そんな彼女は、父王からの命令を受けての仕事中、ある記憶喪失の少女を救い出し、そのあまりの可愛らしさに思わず開口一番で結婚を申し込んでしまう。
少女は戸惑いながらも、その後はユリルの友人として自らの記憶を思い起こすために行動を共にすることになるが、その後もユリルの女好きは健在で―――。
英雄で、世界最強の魔導師で、ガチ百合で、マッドな王女、ユリル。
記憶喪失で、顔面最強で、クーデレで、天然な謎少女、フィーネ。
ユリルの浮気性は治るのか?
フィーネの記憶は?
そして、二人は無事にゴールインできるのか!?(※できます)
二人の関係が魔法反応を起こす百合物語、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 14:17:54
130375文字
会話率:54%
私は宗教2世である。実家が宗教の分会施設であり、私はそこの子供である。ただのこんな事が表明しづらい時代になりました。私はこの時代に、言葉を残したいと考えます。内側だからこそ、考える意見と形を変容させながら残していきたいのです。
キーワード:
最終更新:2025-05-20 14:00:00
14996文字
会話率:0%
高校でクラスメイトになった目立つ男子。叔父が彼の母親と結婚したことにより、親戚になった。その事が学校中に知れ渡ったことにより、トラブルに見舞われ……る前に対処した話。
最終更新:2025-05-20 13:49:35
4556文字
会話率:57%
異世界転移ってさ~、女神様からお願いされたからしてきたんだよね。この世界に来た時にその事実を告げて、一時は公爵家預かりとなった私。それなのに魔力が無いからって、私の言葉を信じないどころか、殺そうとするんだもの。それが上手くいかないと国外追放
ってあんまりじゃん。送ってくれるんだと思った兵士たちは、私を殺すように命じられていたんだって!(←いまここ!)そういうことなら、やってやろうじゃないの!
女神様はお怒りです! 第2弾です。どうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 13:14:03
7965文字
会話率:27%
本日、トゥンジェリ王国は喜びに包まれるはずだった。この国の王太子と神託の乙女であるメイティア・フアナ・ライフェンの結婚式が行われたのだから。だけど、花嫁であるメイティアは憂鬱な気分で、主寝室に居たのです。それは王太子であるフォルグワンダには
、他に愛する人がいるから。そして遅れてやってきたフォルグワンダは「私は君を愛することは出来ない」と言ったのだった。メイティアはその言葉に何と返すのだろうか。初恋の王子様を思う気持ちを胸に秘めたメイティア。彼女の思いは届くのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 21:00:00
25961文字
会話率:49%
『あなたの身の回りで起きている心霊現象を優しく解決します♪︎』
18歳の自称『慰霊師』安堂結羽 (あんどう ゆうは) には、生まれつきの能力があった。
それは、霊の姿が見えて会話ができる、こと。
しかし、だからといってお祓いや悪霊退治がで
きるわけでもない。
孤児院から自立した結羽は生計を立てるためにアルバイトを始めるがうまくいかない。そんなある日、結羽は“自分にしかできない”ことを仕事にしようと決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 13:28:45
19047文字
会話率:44%
侯爵令嬢アンシェルの父、ロマンドは喪に服して一年も経たぬうちに、再婚するとウキウキだ。口を出そうにも阻まれて、なし崩しで再婚相手を連れてくる始末。そんなだから亡くなった母は、ずっと父を心配していたのに。果たしてどうなる?
最終更新:2025-05-20 13:19:06
18976文字
会話率:23%
「あれ? 私どうなったのかしら?」
私は、メイドとして働いていた伯爵家で倒れていた。
正確に言えば、ここの家のお嬢様に足をかけられて、転んだのだ。
私はリビドー・ダンロ男爵の庶子アガサ。
母が亡くなり引き取られたが、男爵夫人マーブ
ル様は優しい人だった。
「女はいつの時代でも生き辛いわね。私も父の言うままにここに嫁ぎ、夫になった男には何も言えないのよ」
なんて疲れた顔をして、明け透けな話もしてくれていた。気心が知れる程好きになり、私は本当の母のように家事や身の回りのことを手伝い尽くした。一人でも味方がいるのは、とても嬉しいことだった。
逆に血の繋がった筈の、リビドー様の顔を見たのは数える程度だ。
リビドー様はマーブル様のことはほったらかしで、多くの愛人を囲っている。本邸であるここに、戻ることは殆どない。
領地経営はマーブル様が行い、本人は社交と言って遊んでいるだけ。親に決められた結婚を嫌がり、マーブル様には指一本も触れていないそうだ。当然子供もいない。
かと言って平民庶子の私が、後を継ぐことはないと思う。
きっと政略結婚と言う駒に使うつもりだろう。
そうでなければ、今まで歯牙にもかけず祖母と暮らしていた私を、15歳になってから引き離すことはない。
そのことをマーブル様も気づいているのだ。
何か月か過ぎた頃、マーブル様がこう告げてきた。
「貴女は外で働いて、お金を貯めなさい。いつでも此処から逃げられるように。大丈夫よ、リビドー様には学校に行ってるとでも言っておくから」
私は瞬いてマーブル様を見た。
頷くマーブル様は言う。
「貴女は逃げなさい。何の誓約もないのだから」
その話をした後、伯爵家への仕事の紹介状を渡してくれたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:21:57
29489文字
会話率:23%
ある出来事で、婚約者への信頼が失墜してしまった。
でも商人の娘だから、元を取って見せるわ。
そう言って始めた実験の行く先は………
その2は、不毛な話の別バリエーションです。
前作よりは、恋愛ちょっとあります。
最終更新:2025-04-21 01:29:26
36136文字
会話率:28%
安藤 優斗(あんどう ゆうと)は2年目の高校生活が始まる直前に両親が海外転勤する事を伝えられる。
家事など全くやった事がないのにいきなり一人暮らしを言い渡され、当然出来るわけもなく抗議の声をあげる。
そんな優斗のお世話役を、近所に引っ
越してくることになった幼馴染の佐藤 彩音(さとう あやね)が名乗りを上げる。
「ご飯、掃除、洗濯、全部お姉ちゃんがやるよ。優斗君は私の弟なんだから、ちゃんと管理してあげるね!」
優斗を実の弟のように甘やかす彩音。
彩音を彩姉と呼び、実の姉のように慕う優斗。
そんな優斗だが、新学期の帰り道、1年生の下駄箱から出てくる彩音を見て、実は彩音が年下だという事実を知る。
「優斗君……お姉ちゃんは年下だけど、心はちゃんとお姉ちゃんだから安心して?」
姉という存在に憧れ、自分の事をお姉ちゃんと言い張る彩音。
そんな彩音に振り回されつつも、甘やかされ過ぎて、次第に「もう弟でいいや」と思い始めてしまう優斗。
これは年下の姉に甘やかされる、甘い日々の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 13:11:47
31638文字
会話率:32%
「誰にも出来ないような事は求めないから、せめて人並みになってくれ」
お父様にそう言われ、平凡になるためにたゆまぬ努力をしたつもりです。
賢者様が使ったとされる神級魔法を会得し、復活した魔王をかつての勇者様のように倒し、領民に慕われた名
領主のように領地を治めました。
誰にも出来ないような事は、私には出来ません。私に出来るのは、誰かがやれる事を平凡に努めてきただけ。
そんな平凡な私だから、非凡な姉に婚約者を奪われてしまうのは、仕方がない事なのです。
諦めきれない私は、せめて平凡なりに仕返しをしてみようと思います。
(本編は完結しました。アフターストーリーを少し載せる予定です)
(アルファポリスさんでも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 10:06:14
102425文字
会話率:36%
「敵だろうが味方だろうが、傷ついたら癒します!」
そう言い切る、おっとり天然ヒーラー・リーネのせいで、勇者パーティーは今日も大混乱!
せっかく倒した魔族をすぐ全快させて送り出すわ、敵軍の雑兵に「ありがとう!」って泣かれるわ、挙げ句の果てに
は敵将から求婚される始末。
「……頼むから、せめて敵はそのままにしてくれ!!」
叫ぶ勇者。頭を抱える戦士。笑う魔法使い。
でもリーネは止まらない。
だって命を救うのが、わたしの仕事だから――。
戦争を終わらせたいのに終わらない!?
世界一優しいヒーラーが贈る、じれったくて愛おしい癒し系ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 13:05:40
1101文字
会話率:44%
「好きなカードを使って戦いたい。そして好きなカードが活躍できるように振舞いたい。その気持ちは決してファンでもエンジョイでもありません。だからこそわたくしたちは自分のデッキを『ユニークデッキ』と呼んでいますわ」
幼い頃から進学塾に通わされてい
た少年、高坂和夢(こうさかかずむ)。唯一の楽しみだったカードゲーム『レジェンドレコード』も、大好きなお姉さんとの別れで遠ざかってしまう。
しかし、冬華学園に進学した彼は、偶然出会ったカードショップ「バロック」で再び『レジェンドレコード』の世界に足を踏み入れる。
金髪のお嬢様・天城エレナ、毒舌家の七瀬蓮、可愛いもの好きな桜井明日香との出会いを通じて、和夢は自分だけのデッキ作りに目覚めていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 13:02:40
74890文字
会話率:57%
どうやら、人間、何度やり直しても同じことで思い悩むらしい。「なんで男に生まれなかったんだろう?女なんて、つまらない。所詮、力にモノを言わされたら、男には勝てないんだから……」女である我が身を嘆く中学1年生の少女、亜希。そして、「いっそう本当
に女であったのなら、気が楽だったのに」男として生きることを許されない少年、蒼潤。BL気味、中華風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 13:00:00
141514文字
会話率:41%
高校1年生の貴樹の隣には、幼馴染のクラスメートが住んでいた。
学校一の秀才、容姿端麗、愛想もいい幼馴染――美雪は、彼女でもないのに、毎朝起こしに来ては、俺にだけ小言を言ってくる。
それにも慣れてしまったけど、宿題にひとつ間違いがあるだけで
容赦のない指摘が飛んでくる――いや、間違いがなくても粗探しをして、何か余計な一言がついてくる。
そんな毎日を過ごしていた紅葉も終盤となる11月の終わり。
貴樹は周りを気にしながら、こっそりと目的地――メイド喫茶に向かっていた。
もちろん、それは当然、美雪に見られると危険だからだ。
なのに――。
なぜか貴樹がメイド喫茶に行った翌日から、その美雪がメイド服で起こしに来るようになった。
いや、絶対バレてるだろ!
と思うけれど、そわそわしている彼女が今までになく可愛く見えてしまって。
幼い頃からお互いをよく知っていると思っていたのに、実は知らないことだらけだということに気づく。
そして、偶然とはいえ――このタイミングに、美雪の思い出したくない過去が顔を出す。
不器用だけれど一途に彼を想う美雪の恋が実るのか、過去の憂いを断ち切ることができるのか。
そんなふたりの青春の物語――。
◆カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:44:48
180181文字
会話率:41%
世界にたった3人しかいないと言われる『刻渡りの魔女』――
病床の妹を救うため、すべてを懸けてその魔女のひとりに会いに行った少年ティガス。
しかし、出会った魔女――クィムサリアは、彼の想像していた魔女のイメージとは異なっていた。
従者であるサ
リュサとふたりで暮らしていたその魔女の実態は――ちょっと天然で、時々やらかす最強のポンコツ魔女。
――これは、最も不器用で、最も優しいふたりの、『さようなら』から始まる物語――
◆
「でもそこがリア様の可愛いところなんですよねぇ」
「ちょ、ちょっとサリュサ、黙っててよっ。ここはあらすじなんだから……!」
「はいはい。……それにしても、契約を結んだあの手際の良さ、お見事でしたよ?」
「でしょう? ふふっ(ドヤッ)」
「というわけで皆さん。これはそんなポンコツ魔女とイケメン?な青年が『契約』をきっかけに未来を変える物語です(棒読み)」
「だからポンコツって言わないでよおっ!(泣)」
「事実を読み上げただけです(ニヤリ)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:43:42
60812文字
会話率:29%
実家の神社で手伝いをしていた熊野桃香のところに、偶然にも御朱印集めが趣味のクラスメート、中村塔矢が参拝に来た。
学校では感情を殺して周囲と距離を置き、ほとんど交流を絶っていた桃香だったが、その理由は『近くにいる人が強く思ったことが分かって
しまうという』異能力を持っているためだった。
一方、『稀に少し先に起こる未来を視ること』がある異能力を持っていた塔矢。
二人は高校の同じクラスで顔を知っている程度の間柄だったが、元々明るく人懐っこい性格の桃香の素の姿を見た塔矢は彼女に惹かれる。
逆に桃香も塔矢が思っていることが『聞こえて』しまい、特別な存在として意識し始める。
しかし、異能力を持った者による犯罪も多いこの世界で、二人もそれに巻き込まれていき……。
◆
「なんか……堅苦しいあらすじだけど、大丈夫かな? 塔矢くん」
「嘘は書いてないと思うよ? ……桃香の趣味が書かれてないけどね」
「――にゃっ!? あ、あれは……塔矢くんだけにしか教えないことだからっ!」
「……僕も桃香にあんな趣味があったのは驚いたよ」
「はうぅ……。今思い出しても、塔矢くんにノート見られたのが恥ずかしすぎる……」
「そういうのも含めて、桃香の可愛いところがみんなに広まればいいなって」
「だ、だめだよっ! そんなの知られたら……私生きていけない……」
「――ほら、だいぶ柔らかいあらすじになっただろ?」
「酷いにゃっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 09:28:07
128030文字
会話率:48%
"【純愛ハーレム保証!ヒロインレース?そんなものはない!これは、甘くてちょっぴり切ない、大人のためのラブコメだ】
俺、姜沐(ジャン・ムー)は気づけば異世界にいた。
それも、俺自身が直前までセーブデータを改造してたギャルゲーの世界だ
。
だから、あの時の俺グッジョブ!…って言いたいところなんだが。
――「なんで全キャラ女体化…じゃなくて!無限マネーMODを入れなかったんだよ、あの時の俺ェェェ!!!」
なぁ、お前、「ギャルゲー」ってやったことあるか?
俺はアレを「ギャルゲー」なんて無粋な名前じゃなく、こう呼びたいね――「大人のための童話」って。
そこじゃ、どんな約束もちゃんと守られる。
どんな物語も必ずハッピーエンドを迎える。
どんな想いも報われて、どんな献身も裏切られたりしないんだ。
過ぎた日々に胸を締め付けられる必要なんてない。
思い出は、ただ、そこにあればいいんだ。
始まる物語はいつだって、最高の結末(みらい)を約束してくれる。"
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:37:35
45150文字
会話率:29%
ホンス伯爵家にはプリシラとリリアラという二人の娘がいた。
黒髪に茶色の瞳の地味なプリシラと、金髪で明るい色彩なリリアラ。両親は妹のリリアラを贔屓していた。
救いは、祖父母伯爵は孫をどちらも愛していたこと。大事にしていた…のに。
プリシラ
は幼い頃より互いに慕い合うアンドリューと結婚し、ホンス伯爵家を継ぐことになっていた。
それを。
あと一ヶ月後には結婚式を行うことになっていたある夜。
アンドリューの寝台に一糸まとわぬリリアラの姿があった。リリアラは、彼女も慕っていたアンドリューとプリシラが結婚するのが気に入らなかったのだ。自分は格下の子爵家に嫁がねばならないのに、姉は美しいアンドリューと結婚して伯爵家も手に入れるだなんて。
…そうして。リリアラは見事に伯爵家もアンドリューも手に入れた。
けれどアンドリューは改めての初夜の夜に告げる。
「君を愛することはない」
と。
わがまま妹に寝取られた物語ですが、寝取られた男性がそのまま流されないお話。そんなことしたら幸せになれるはずがないお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:34:53
87084文字
会話率:15%
伯爵令嬢のルーナは婚約破棄をされた。
相手は公爵家の息子、ジェラルド。彼は幼馴染であるという少女を伴っていた。
何と彼女こそを|妃《・》にするという。
だからルーナは尋ねるのだ。
「どちらの国の王様になるのですか?」
最終更新:2025-02-28 07:24:38
6962文字
会話率:20%
聖女は言われた。
「いらない」
と。
だから…――。
最終更新:2023-09-08 19:34:04
4979文字
会話率:16%
むかし……母からよく冒険譚を読んでもらった。
〜〜この世界には『天空の迷宮』が存在し、大空には無数のダンジョンがひしめきあっていた〜〜
〜〜遥か空の彼方には、火山が噴火し、宙に水が浮き、大きな熱帯雨林が広がったかと思えば、極寒の氷の洞
窟が姿を現す〜〜
〜〜そして、その頂に存在するのは【光の迷宮 アルフヘイム】……そこを攻略せし者は“勇敢なる者”——【勇者】と呼ばれ……光の精霊が『祝福』を与え、どんな願いも叶えてくれるとされている〜〜
〜〜数多の冒険者は光に憧れ果敢にも大空を目指した〜〜
これは、その冒険譚の一節。
だけど……これはフィクション。あくまでファンタジーだ。
この冒険譚は、ど田舎暮らしのしみったれたクソガキだった僕——“ウィリア”の興味を大きく刺激し、何度だって母にせがんで読んでもらった。
だがな……
僕ももう15になった。立派な大人さ。
夢と現実の区別くらいはつけられる。
僕が憧れたのは冒険者なんて非現実の『夢』ではなくて……都会で暮らしてみたいという現実的な『夢』さ。
あの冒険譚は好きだけど……いつまでも子供じみた夢に憧れていてどうする?
だから、現実的な夢を見て都会にまで出てきたんだ。
さて……これからシティーヒューマンになるための僕の物語が始まる。
はずだった——
「あれはラストダンジョン。光の迷宮アルフヘイムだよ!」
「……はあ?」
道ゆく男性の足を止め、質問を投げかけると返ってきた答えがコレである。
いざ、都会に憧れ【大都市シルフ】へとやってきた僕だが……常に既視感に襲われていた。
冒険者はフィクションではなく実際に存在してた。摩訶不思議な城と一体化する塔もそうだ。
それで……
「ちょっと待ってください? あれがアルフヘイム? 頂上につくと光の精霊が祝福してくれる??」
「あれ……なんだ、知ってるじゃないか君?」
「うそ……だろ……?」
男性はあの塔のことを光の迷宮【アルフヘイム】だと言った。
だけど……僕の記憶が正しければ……
あれは……
【チュートリアルダンジョン】であるはずなのだ。
これは、僕だけが……
知る事実——
♢小説情報補足♢
・1話大体2000文字。
・主人公【ウィリア】がおくる一人称視点。
・この作品はオリジナルです。
・カクヨムにも投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:28:04
66323文字
会話率:32%
『――残機はゼロ、死は現実世界で本物となる。これが私の作ったゲーム……世界で一番リアルで残酷なMMOだ』
時は2044年。抽選で選ばれた三万人のゲーマーは、史上初となる完全没入型VRMMO『ディストピア』のテストプレイ参加権を得た。
ゲー
ム好きの男子高校生、雨礼雪那もその内の一人として『ディストピア』をプレイする。従来のゲームとは次元の違う新体験に雪那は惹かれていくが……このゲームにはとある欠陥があった。
「――ログアウトが、機能しない」
それは作為的な欠陥であり、あらかじめ用意された仕様であり、開発者の許されぬ願望であった。全プレイヤーが『教室』と呼ばれる空間に転送された後、ディストピアの生みの親、氷室徹也が告げる。
『ゲームクリアまで現実世界には帰さない。残機ゼロのこの“ディストピア”で、君たち三万人のプレイヤーは生き抜くんだ。前線で戦い、鍛冶で支え、あるいは永住するのも良いだろう。私はその全てを観測させてもらう』
信じぬ者、叫ぶ者、泣き崩れる者……その全てに氷室は取り合わず、三万人のプレイヤーはディストピアの囚人となった。
ログアウトする手段はたった一つ、『魔王』を討伐すること。プレイヤー達は元の世界に帰る為、武器を手にして立ち上がる……が、雨札雪那だけは少し違った。
なぜなら彼には、戻りたい現実も、帰りたい家も、会いたい人も何一つ無かったのだから。
◇◆◇◆◇◆◇◆
※注意※
軽度の下ネタがあります。
『1.監禁前夜』までは現実世界のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:16:36
51305文字
会話率:37%