地球にダンジョンが出現し、人類はファンタジーに敗北した。
これは、いつか起きるかも知れない、第三次世界大戦のその後の物語。
最終更新:2025-05-26 18:31:15
462724文字
会話率:21%
【忘れ去られた〝平成〟の村。謎の感染症におかされた青年は、刃を背負った少女に拾われる】
〝おやどり〟がいなければ、まともに歩くことすらままならない。それが、俺の身を蝕んだ奇病の症状だった。
見知らぬ場所、見知らぬ人たち。目覚めた俺は、自
分が誰なのかすらわからない。
パニックに陥る俺を助けてくれたのは、ひとりの女の子――はとちゃん。
日本のどこかにある山奥の秘境、蛍灯村(けいとうむら)で、かつて流行したという〝ひなどり症候群〟に、どういうわけか感染してしまった。
そんなどこの誰とも知れない俺の手を、はとちゃんは引いてくれた。
戸惑いながら、あたたかく迎えてくれた村のみんなとも打ち解けてきた頃。
〝iONウイルス研究所〟の所長を名乗る空閑清華(くがさやか)という女性が、俺たちを訪ねてくる。
〝ひなどり症候群〟の治療法研究に力を貸してほしいという彼女らに対して、村のみんなは、なぜか否定的だった。
その確執を前にして、俺はやっと知るんだ。
ここ蛍灯村が、〝ひなどり症候群〟の流行によって日本という国から隔絶され、いまだ〝平成〟の時代が続いている、忘れ去られた村であったことを。
※この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 00:31:54
30002文字
会話率:40%
「こんポリ~~!! 今日もお相手は『ローポリ少年タモツ』ですよ~!!」
底辺配信者の『ローポリ少年タモツ』こと俺が今日も零細通話配信をしていると、なんと俺の推しの超有名な不思議系美少女コスプレイヤー・ルーファさんが配信に現れ、通話相手に立
候補してきた!
彼女にガチ恋勢の俺がこれ幸いと通話をつなぐと、これが驚き、ルーファさんも俺のことが推しなのでいつも見ていたという。
ルーファさん効果で同接もチャンネル登録者数もうなぎのぼり!
とんとん拍子にコンビを結成し二人で活動することになり、ドキドキとキュンキュンが終わらない毎日に!
でも、ルーファさんには、実は計り知れない事情があって――。
推し同士のイチャイチャラブコメ、ここに誕生!
※ハッピーエンドです!
※R15は念のためです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 12:14:59
29149文字
会話率:42%
どうせ会社を辞めるのだ、どうなったって構いはしない。
その日、白築(しらつき)アリスはそれまでの二十六年の人生で、一番自暴自棄になっていた。
理由はありふれたもので、婚約者の浮気である。
しかも。
「白築さん。斎藤くんから聞いて
いた話は、事実だったのね」
「はい?」
「あなたが、斎藤くんにストーカーしているっていう話」
私が、ストーカー!?
彼に何かとお金をせびられて、結婚するからと深く考えずに渡していたら……
「入社以来『彼女がいるから、付き合うことはできない』といくら斎藤くんが断っても、あなたのほうから『遠距離なら少しくらい遊んでもバレないから』と執拗に迫ったのだとか。しかも最近になって『ホテルに行かなくても、一緒に食事してくれるだけでもいい』としつこく言って、何度も奢らせてずいぶんお金を使わせたんですって?」
アリスに「付き合っていることは、まだみんなには内緒に」と言っていた婚約者は、用意周到に社内に嘘の噂を広めていたのだ。
誰も、アリスの言い分に耳を貸さないように。
このままだと、絶体絶命。
会社を辞めるしか無い。
自暴自棄になったアリスの前に現れたのは、創業者一族の若手エリート、王子様キャラの弓倉海(ゆみくら・うみ)。
(お付き合いして陥れられるにしても、弓倉さんレベルだったら納得できたのに……!)
やけっぱちになったアリスは、海のもとへと歩み寄り、ぴたりと寄り添って明るい声で宣言したのだ。
「なんのことかわからないんですけど。私、弓倉さんと結婚を前提にお付き合いしています! 来月の誕生日に入籍しようねって、昨日も話し合ったばかりで」
嘘だった。
もうどうにでもなれ。
人生の最後に、イケメンの彼氏がいたという妄想にでも浸りたいだけ!
そんなアリスを抱き寄せて、海もまた笑顔できっぱりと言い放った。
「実はそうなんです。僕たちお付き合いしているんですよ。いい機会だから皆さんも知っておいてください」
え……
ええーーーー!?
ただの自棄で嘘とはったり、しかし引っ込みがつかなくなりまさかの御曹司と婚約!?
※他サイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 17:40:11
76965文字
会話率:36%
小学生の記憶と言ったら、仲が良かった友達のことが真っ先に思い浮かぶ。 ……逆に、ヤーコフとの思い出しかないのかも知れない。 しかし私は、ヤーコフと特別親しかった記憶がないのだ。
最終更新:2025-05-20 16:14:24
6318文字
会話率:71%
魔力なき第三王女レティシアは、辺境伯家への政略結婚として追放されるが、婚約者が暗殺されたことを知る。
その夜、暗殺者ノアが現れ、死んだ婚約者になりすまして偽装結婚を提案し、レティシアはこれを受け入れた。
二人は辺境伯領への旅を始め、レティシ
アに実は封印された魔力があることが判明、謎に包まれた共同生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 07:10:00
23361文字
会話率:47%
詩に近いかも知れない。ちょっと格好つけた文章。此処で供養させて下さい
最終更新:2025-05-18 15:30:17
560文字
会話率:23%
ひとりごつ
ふと思いついた事
整合性はないかも知れない
最終更新:2025-05-05 21:03:05
367文字
会話率:0%
海と潮風に囲まれた小さな島の寂れた港町。
都会からやってきた少女・桃凪みおりは、母の精神病の発症やそれが元になり起こった優しい父の暴力事件など重い現実から逃れるように、父の故郷の島へ移り住む。しかし、閉鎖的な島の住民とのあたたかい交流は得ら
れず、心を閉ざしがちな日々が始まる。
そんな彼女が唯一興味を抱くのは、「涙の潟(礁湖)」と呼ばれる神秘の場所と、そこに現れるというウミフクロウの伝説。島のカフェを営む詩人めいたマスターや、哲学的な言葉を口にする白い子犬(哲学の犬)、得体の知れない老女(シロトビ婆)たちとの出会いが、みおりをその不思議な湖へと導いていく。
だが、島には古くから「外から来た者しか行けない」という掟があり、その背後には住民たちが口を閉ざす暗い歴史も潜んでいた。みおりが湖へ近づくたび、過去の傷や罪悪感を抱える人々の思惑が交錯し、やがて暴走寸前の事件へと繋がっていく。
海辺の崖道を越え、奇妙な人喰い魚や影の集落を通り抜け、ついに辿り着いた涙の礁湖のほとり。そこには静かに微笑むウミフクロウと、追いつめられたマスターの狂気が待ち受ける。果たしてみおりは、この島に眠る秘密と自分自身の傷を乗り越えることができるのか——
「不思議」が交錯する南の島を舞台に、痛みと救済を求める人々が織りなす幻想的なドラマです。
※ChatGPTを使用して執筆しています。原案・設定は私自身の原案・設定を元に、ChatGPTと相談をしつつ、プロットを作成。テキスト本文はChatGPT(o3)が執筆。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 14:01:42
27605文字
会話率:26%
異世界から異世界に転移した王子がその世界を楽しむ話。
チートは本人はない。作者の性癖を詰め込みます。危機は訪れるかも知れないけれどそこまでではない、はず。性癖を詰め込むつもりでいるので。主人公は不憫過ぎる目には遭いません。断言します。登場
人物はほぼ男です。BL要素(友愛だけどそれっぽいからみ多々)はあります。苦手な方はそっと閉じてください。どうだろうという方はそっと覗いてみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:57:55
45077文字
会話率:57%
相羽麟(あいわりん)は高校一年生の男子。小学三年生の頃、偶々クラスの女子と下校したところをクラスメートに見られて冷やかされた経験がある。恥ずかしさから「相羽くんなんか好きじゃない。本当の本当に大嫌いだ」と強く否定して泣き出した女子の姿に、ま
さか嫌われているとは思っていなかった相羽は『人間の本心は分からない』と心を拗らせた。以後、今まで友人だと思っていた相手も実は自分を嫌っているかも知れないと考え同級生にも友人関係になる可能性のある誰にも必要な用事以外では一切自分からは話しかけなくなる。そんな相羽は中学校卒業間近に両親を事故で亡くし遠方の祖父母宅に引き取られる。相羽は模試の成績が全国トップクラスであったため授業料その他を免除されて特待生として知り合いが誰もいない私立の自称進学校に通うことになる。相羽は高校でも必要最低限の関わりを持つだけでクラスの誰にも自分からは話しかけずにボッチ生活を満喫する。それで問題はなかった。そんなある日の帰宅途中、公園で他校の男子生徒から言い寄られて脅えているクラス1の美少女、此花貴音(このはなたかね)に遭遇する。無視して通り過ぎようとするが結果的に此花を庇って先に逃がす形となる。その後も此花宅の逃げた猫を捕まえたり、バイトの用事で行った保育園で妹を迎えに来た此花と遭遇し放課後は一緒に保育園に行くようになる等のフラグが立っていく。それでも相羽は徹底して此花との距離を詰めない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:10:00
101513文字
会話率:18%
人類史上最高の幸福を実現してしまった(と私は信じています)バシュラールというひとの、とてつもないそのバシュラール的幸福のおすそ分けをこの人生で読者の方どなたにも受けとっていただくようにするのが、私の作品の最終目標であることに変わりはありま
せん。
詩を読んでそれを書いた詩人以上の詩的喜び=快楽をいつでも味わうことができたのがバシュラールというひとのすごさのひとつですが、私たちも、まだバシュラールには遠く及ばないとしても、前にちょっとお知らせしたように、今回をふくめて7回目の(パート7ーその1)から、小分けにする(パート7ーその2)(パート8ーその1)以外は、全部で8回にわたって合計66篇のふつうの詩を読んでいくことになります。
詩を味わうことを生涯にわたって趣味にするかどうかはご本人次第ですが、とりあえ、詩情や詩的な喜びや慰めを66篇の詩でそれなりに味わってみるのも悪くはないと思うので、現在、リアルタイムで読んでいただいている方は、私の作品で、どこでもいい、くりかえし俳句のポエジーを味わうことをとおして、そのための下準備をしていただけたらと思っております。ことにもいまから6回目の(パート6ーその3)では何人かの俳句作者の150句を、3句ずつバシュラールの言葉の手助けだけで読んでいくことになるので、とりあえず、短期間で集中的に、ほどほどの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚をご自分のものにするにはうってつけではないかと思います。その150句やそのほかの俳句のポエジーを味わっては詩を読むためのための下準備をしていただくために、(パート7ーその1)はある程度間隔をおいて、アクセス数と読者数の様子をみて、おとどけしたいと思っております。そのあとも読者はどんどん増えてくれないと困るのですが、現在、リアルタイムで読んでいただいている方にとっては、とても有効ではないかと思いますので。66篇の詩で詩情や詩的な喜びや慰めを味わうことができたとしたら、まぎれもなくそれは、詩の愛読者への入り口に立ったことを意味するでしょうし、そのことの人生的なメリットは、やっぱり、計り知れないものがあると思うのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:26:06
10033文字
会話率:21%
侯爵令嬢フェリシア・エチュバステールは、王太子の婚約者である公爵令嬢アーデルハイト・ブラウミュラーの「腰巾着令嬢」と呼ばれている。
ある日、アーデルハイトが王太子から謂れのない罪をかぶせられ、「悪役令嬢」として物語に出てくるよな断罪イベン
トの実行の最中――「その証拠は全部捏造だと思いますよ。だって――アーデルハイト様は殿下の事を愛していないのですから」という爆弾発言をかまし、アーデルハイトを庇う発言をした。
その結果――実父と継母一家から疎まれていたフェリシアは勘当。
だが、持ち前のポジティブさで平民として逞しく生きていこうとしたその時――。なんと同じく公爵家を勘当されたアーデルハイトがフェリシアを迎えに来た。
そこから始める怒濤のアーデルハイト――いや、アベル(アーデルハイトの男の姿の名)の快進撃。
慕っていたアーデルハイトはどうやら男かも知れないし、何も知らないところで第三王子がアベルと暗躍しているしでフェリシアの脳は大混乱。
こうして、アベルから向けられるクソデカ感情に翻弄されるフェリシアは、何も分からないまま復讐劇に巻き込まれるのであった。
※こちらは以前投稿していた自作品のリメイク版です。
※もしガールズラブにも入れておいた方が良いなどがありましたらご指摘お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 07:00:54
42258文字
会話率:24%
森の奥、妹と静かに暮らしていた青年・ロイはある日、得体の知れない成れの果てと出会い、呪いを刻まれる。村の外れでひっそりと生きていた彼の元へと訪れたのは、灰焔騎士。妹・ミラはその非情な教義のもと目の前で命を奪われてしまう。
最終更新:2025-05-06 13:44:33
41760文字
会話率:38%
公爵令嬢オデットは、お互いに愛し合っていたと信じていた王太子ジョエルから冷然とした態度で突然の婚約破棄を告げられ、心を砕かれる。
ところが夢の中で、彼女はかつての優しかったころのジョエルと邂逅して「魔術師サルバトールの元へ」と導かれ、ジ
ョエルの魂が偽者とすり替わっているという衝撃の真実を知らされる。
新たな求婚者マティアスも現れるなか、彼女は愛するジョエルを取り戻すため、かなり危険な賭けに出ることにしたのだが……果たして呪いの闇に隠された真実とは?
全てが明らかになった時、人はこう思うかも知れない。
「世の中には知らない方が幸せなこともある」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 21:03:52
38008文字
会話率:21%
西暦20XX年、ついに尖閣諸島において日中の軍事衝突が起きようとした…が、ポンコツ総理の菅野義偉が安全安心の何もしないという決断により、展開中の第1護衛隊群は壊滅した。
ポンコツ総理の決断を呪っていた第1護衛隊群の監理幕僚『佐藤 武士』は、
気づいたら何もない真っ白な世界で得体の知れない存在に相対し……
この小説は、筆者の妄想と現実の理不尽さてんこ盛りでお送りしますが、筆者がリアルブラック労働してることから、更新は非常に遅いものとあらかじめ了承の上でご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 01:49:09
21644文字
会話率:65%
主人公の交通事故をきっかけに、計り知れないリスクを負いながら、家族、友人、そして周りの人間との関わりの中で、常に前を見て夢を追い求め、困難を乗り越えていく、壮絶な彼らの人生を是非楽しみにしてください。
最終更新:2025-04-29 18:38:16
57176文字
会話率:29%
とある王国でとある少女がとある少女に成り代わっちゃったよ! から始まる、ヒロインが聖女と認められて王太子に見初められるまでのお話。あるいは、成り代わり偽ヒロインが偽聖女として断罪されている裏側で起きているかも知れないお話。
最終更新:2025-04-27 23:30:58
5839文字
会話率:34%
若い今上帝の母親である皇太后が死んだ後、後宮に得体の知れない生き物が住んでいると噂になった。
最終更新:2025-04-27 18:36:35
5012文字
会話率:50%
魔物に支配されている世界の話。
幼い頃、両親を魔物に殺され、魔物狩りをして生活しているヨウ。ヨウは、同じ境遇の幼なじみのシード、リュウナという少女、得体の知れない男エリヤと共に、世界に平和を取り戻すため「光の玉」を捜す旅に出る。
この作品
は "Peach Garden"〜桃園沙里の短編小説集〜 http://sarimomo.web.fc2.com/ にて発表済作品です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-01-13 21:25:36
37689文字
会話率:52%
とある城下町の裏路地にひっそりと佇む鑑定屋、テミス。
店主のテミスは、ダンジョン帰りの冒険者や素性の知れない怪しげな人間から持ち込まれたアイテムを鑑定し、買い取り、販売している。
今日もテミスには、不思議な道具とドタバタが持ち込まれる。
最終更新:2025-04-27 07:09:04
5198文字
会話率:42%
偏見や陰謀論から抜け出す方法を考えてみた。読むと少し賢くなるかも知れないエッセイ。
最終更新:2025-04-25 19:30:26
857文字
会話率:0%