「ねぇ、あなたはどうして戦うの?」
少女はふと青く澄んだ空を見て、誰かに問いかけるように呟いた。
そこには、けたたましい音を轟かせ、空に二本の白い線を描きながら水平線の彼方へ飛んで行く二匹の戦闘機(ワシ)がいた。
彼女はただ、学校の屋上のフ
ェンスに手を添え、飛び去って行く戦闘機を見つめていた。
私たちがいる世界と少し似ているがまた違う世界。
その世界にあるシルヴィーと言う国の空軍のお話。
シルヴィー空軍には、変わった経歴を持つ二人の青年パイロットがいた。
ケヴィン・レインとケンジ・ヴァルクンレンだ。
19と言う若さで少尉となり、実戦経験を持つ。
知識、操縦技術共に同期の士官候補生に比べてずば抜けて長けており、その素晴らしさから飛び級が認められた。
そんな彼らの生き様と、周りの人達を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 23:57:52
4763文字
会話率:43%
ハワード・ホークス監督 「空軍/エア・フォース」の短評です。
最終更新:2019-05-23 07:56:23
973文字
会話率:20%
44年、空軍茂原基地701飛行隊所属の立花翔子少佐は、新型機の試験を行うため成田基地へ出張する辞令を受け取る。が本人はあまり乗り気ではない。飛行機はバカが付く程好きだが、他の基地まで行って自分がテストを行う理由が見いだせないのだ。
それを茂
原基地の本堂司令が説得し、何とか送り出す事には成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 21:31:38
344099文字
会話率:39%
太平洋戦争開戦前、日本軍再編の流れで発足した空軍に、女性パイロットのみで構成される飛行隊が設立される事に。
本作ではその設立前から開戦までの機関を扱う作品です。
の予定でしたが、章ごとに完結させるスタイルに変更させていただきます。
その方
が感想等を早くいただけると思いましたもので。
第一章は主人公立花翔子が女子航空隊入隊に向けて家族と話し合うシーンがメインとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 06:48:29
27748文字
会話率:31%
【ありがとう!3,000PV】
舞台は月周辺の宙域を巡る貨客船トパーズ。知らない間に女子高の制服を着たチビ女が密航していた。男所帯に入り込んだトラブルメーカーを抱え、ひどい目にあう船長カガと元空軍パイロットのカイナガ。国家、海賊、省庁間の縄
張り争いに巻き込まれながらも、なんとか生き延び──やがて真相に近付いていく。1話ごとにゲストキャラを交えた群像、制約の多い宇宙グルメ(主にジャガイモ)も並行。最後に笑うのは誰?
【更新予定】不定期(週1~数回程度)、全13話+EDで完結予定。平成のうちに終わるか、令和に入ってしまうか、ギリギリ微妙。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 04:39:58
205690文字
会話率:43%
地上の大半が毒を持つ空気(瘴気)に覆われ、メストス(清浄空気)区には限られた特権階級しか住めない世界で、よりよい空気を求める特権階級に駒として使われる貧民がいた。
俗に、彼らは”黒肌の民”と呼ばれる。毒の空気を吸っていれば幼くて死ぬが、遺伝
子強化され戦場に送られ強くなっても疎まれる存在。
メゾン区第一空軍に所属するコードネーム「タエ(四)」はかつて、黒肌の民の到達できる最高位「ツェー(一)」の位をとって世界を変える約束をした。
空戦に、貴方は何を想う?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 23:06:09
102369文字
会話率:43%
【無断転載禁止】
著作者:中井 修平
掲載サイト:小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n8643ct/
別世界、21世紀の現代……
大空を戦闘機が空中戦を繰り広げ、大地を戦車や歩兵が縦横無尽に駆け巡り、大
海原を行くイージス艦がミサイルを撃つ!
登場する兵器の95%は実在の兵器です!
架空の世界、架空の国がメインのお話になっております。
(不定期になりますが、金曜日の18時に更新します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 18:00:00
254848文字
会話率:32%
1938年夏、南太平洋に突如出現した謎の亀裂。そこから現れた謎の飛翔体によって、人類は世界規模での防衛戦争に突入せざるを得なくなった。
列強各国が牽制をしつつも共闘する中、頑なに派兵を拒むドイツ。偶然に戦場で悲劇を目撃した女性飛行家ハンナ・
ライチェは祖国に戻り大統領に参戦を迫った。だが、そこで突き付けられたのは明確な拒絶。だが、それは彼女を戦場に送り込むための偽りのポーズであった。
義勇軍を率い南海に戻ったハンナを待っていたのは、圧倒的強さで人類を打ちのめす敵の存在だった。
募集をした義勇軍に集まったのは、予想を超える数の女性パイロットたち。
そこには、翼を奪われた日本からの女性パイロット達も含まれていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-25 07:00:00
168519文字
会話率:30%
パラレルワールドの地球における2356年、その世界でトップクラスの国力を誇るエルディアン共和国は突如として原因不明の事態に見舞われる。衛星通信の途絶により国家の行政機関や民間企業に障害が発生。一瞬にして栄光の毎日から暗黒の日に転落する。事
態を重く見た政府は非常事態であると仮定した上で海軍や空軍を南北東西あらゆる方面へと派遣するのだった。
この日、エルディアン共和国は異世界に転移した。
本作品は架空兵器や現在開発中&過去に試作段階で終わった&ペーパープラン&架空兵器が多少性能などを変更されて登場します。またアマチュア程度の知識しかないので、間違った表現などが出現する可能性があります。もし不可解な点がありましたら、作者に教えてあげてください。
⚠︎軍内部や国の幹部らの会話などはほとんど想像で書かれています。
現在投稿中のサイト
小説家になろう様
ハーメルン様
カクヨム様
アルファポリス様
ピクシブ様
リクエストや感想等気軽にお寄せください。コメントやレビュー等していただけると中の人が狂喜します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-24 07:35:43
19942文字
会話率:46%
1940年、それは突然世界各地に現れた。
クリスタルでできたオベリスクが次元の裂け目から大地に突き刺さりその周囲を結晶で覆い、さらに結晶の外側は植物が枯れ、荒野の大地に変えていった。
各国はオベリスクの破壊を試みるが空を舞う翼を持つトカゲ、
ワイバーンと呼ばれる生命体に阻まれ、人類は敗退し、敵に領土を奪われていった。
戦争どころではなくなった各国は休戦を結び、共同で敵勢力(エネミー)と戦うことになった。
この世界では史実には存在しない大日本帝国空軍が出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 20:15:48
1344文字
会話率:41%
神の信仰が色濃く残る大陸に、三つの国がある。
八柱神の加護を得た、カラドリウス皇国。
鷲獅子による世界唯一の空軍を有する、リントヴルム王国。
そして――他国からは邪神と呼ばれる神々を信奉する、フェルニゲシュ王国。
フェルニゲシュの王弟・
ヴァシーリーは、姉王とその側近による身勝手な政治に胸を痛めつつ、
両性の護衛にして間諜・コーシカをはじめとする忠実な部下達の力を借りて、国内外を立ち回っていた。
そんな彼に、姉王アグラーヤは、リントヴルムの王家に嫁ぐ貴族の娘の護衛を言い渡す。
それは、大陸全土を揺るがす、戦のはじまりであることに、彼はまだ気づいていなかった。
※GA文庫大賞へ投稿した作品です。
※カクヨム様にも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 18:00:00
173733文字
会話率:50%
国の空を守る空軍に所属するナル・バース大尉ーーTACネーム・メイーーは、突如開戦した隣国との戦争の最前線に戦闘機乗りとして参加することになる。
爆撃される自国の都市、次々と撃墜される親友、攻撃を受けた基地、数多の惨状に直面し、葛藤しながらも
その中で成長していくひとりの青年の姿を描く。
注)世界観は架空ですが、登場機は実在します。
また、一部架空機も登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 20:39:35
61958文字
会話率:28%
僕は、ミズキ ハートウェル アストロメリア国の空軍のパイロットだった。
けれど あることをきっかけに 日本へトリップしたうえに 女の子として 生きてく事になった。
最終更新:2019-02-17 20:58:31
32847文字
会話率:43%
水瀬は起動部乗務課のパイロット。非常時に空軍基地からスクランブル発射をして、防衛にあたるのが任務だ。そんなある日、相棒の村崎の戦闘機が空中爆発する。
最終更新:2019-01-19 17:21:13
5285文字
会話率:50%
アジア大陸との関係はひとまず安定し、国内で秩序警察補助を命じられた親衛隊特務部隊『陸上憲兵隊』……。
まぁおれたち警察官だったね。
と安心する憲兵たちであったが、パトロール中、秩序警察から入った報告は、想像を絶するほどの悲しみに満ちた_
___
『悪夢』であった。
あくまで彼らは補助警察であったが、ただの補助警察ではない。
こちとら空軍や諜報部に友達がいるんだぜ!、と、憲兵隊は事件の解決に疾駆する。
『悪夢を作ることは我々の特権だ。国民ではない』
金切り声を上げる親衛隊は、国民を殺す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この作品は『ハイスペック我が帝国』に書くつもりであったある話を引っ張り出してきたものです。
エロも無いし、グロも弱めなので:::
その点、『社会の恐怖』を描いてみようと思い、独立した作品にすることとしました!
世界観はここに書くと長くなってしまうので、第1部をご覧ください!
皆さんもこんな経験、ありませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 18:21:09
37937文字
会話率:35%
この小説は現在執筆中の作品のモックアップや試作品のようなものです。最初は短編として書いていたのですが、文量が多くなったので連載としました。この作品の評価を参考に本編を書いていきたいと考えています。基本的に作者である私がやりたい放題している
ので、一読して「こういうのが好きなんだ」と感じていただければ幸いです。なお、作中では多少百合っぽいシーンがありますが、恋愛関係ではないので「ガールズラブ」のキーワードは登録しておりません。
「焔の厄災」により地球が死の星と化してから2000年が経とうとしていた。宇宙に逃れた人類は新たな星で宗教や民族を軸に国家を築き、文明を再建した。経済の発展に伴い、各国は利害を巡って抗争を繰り返し、今日に至る。
アルトリア共和国空軍の臨時パイロット、鬼太郎(おにたろう)は哨戒任務中に自機の位置を見失い、不気味な風景の広がる空域に迷い込んでしまう。一方、エフタル王国軍のテストパイロットであるイルファと、後席に搭乗していた技術士官のツバサも奇妙な空間に迷い込んでしまう。鬼太郎とイルファはこの空間から抜け出す手がかりを得るべく、互いに接触を図る。しかし、機関砲の誤射をきっかけに両機は戦闘を始めてしまう。少年たちは無事帰還することができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-17 23:00:00
13642文字
会話率:43%
現代、ロサンゼルス。
世間では連続殺人ニュースで賑わっており、軍の幹部まで関与するまで事態は深刻化していた。
そんな中、元空軍特殊部隊のジョンは、退役してマリアという婚約者と共に同棲生活を行っていた。
ある日、ジョンとマリアはショッピ
ングに出かけたが、突如謎の集団に襲われ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 12:23:03
16438文字
会話率:44%
21××年
人類は突如現れた生命体
トイフェルにより大陸海洋のほとんどを占領された。数年前自衛隊米軍等が大作戦を展開するも失敗。その後日本国は憲法を改正し陸海空軍を持つようになった。それと同時に各高等学校にて
戦闘訓練が日々行われるようにな
り。
見込みありのものは引き抜かれるという制度まで
出来上がった。
そして、主人公功刀秋輝が所属する学校は
海洋実習を迎えようとしていた。
不本意ながら艦長に就任してしまう功刀であるが
そこでみた艦は[帝国海軍 駆逐艦 初月]であった。彼らは海洋実習でなにを学び
どういう局面を迎えるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-23 00:33:32
3597文字
会話率:79%
2079年1月”合衆国アメリカ“の領土を手中に収めたテロリスト集団「C.T.W.」は、自らを“パイオニア帝国“と名乗り、賛同する国家と共に太平洋同盟を結成し全世界へ宣戦布告した。
それから3年後、私“ウォント・キリアン”は戦争の火の手から
逃れた避難民がアフリカの大西洋沿岸部に作った戦時国家リードシエル共和国のインス市で母と二人で暮らしていたのだが、帝国による空襲によって母がなくなり.....いや、多くの人が亡くなった。今までの私は戦争に対して遥か別世界のことなのだろうと思い込みほとんど無関心だったのだが、これをきっかけに「もう無力で何も守れないような自分ではいられない」そう志した私は、軍に志願した。
そのまた3年後の2085年ついに空軍の一部隊への配備が決まった。
一人の戦士の戦争がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 12:00:00
15691文字
会話率:38%
第ニ次世界太戦の欧州戦線は、航空機、歩兵、戦車の戦いであった。
ドイシ軍は、様々な兵器を開発し、様々な偉業を残した。巨大列車砲、巨大戦車、急降下爆撃機、ロケット戦闘機…
この研究では、ドイシ軍がどのような組織であり、どのように軍備を固めた
か、また、どのような失敗を犯し、どのように敗北したかを明らかにする。
栄光と虚構に満ちた、ドイシ第三帝国のベールが、剥がれ落ちる。
!注意!
これは、「第『ニ』次世界『太』戦におけるドイ『シ』軍の研究」です。「第『二』次世界『大』戦におけるドイ『ツ』軍の研究」ではありません。
★!!!※このエッセイはフィクションです。登場する人物・国家・団体・兵器・名称・出来事等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。※!!!★
※この研究は、架空の物事に対して、実在するという設定のもと、論じており、「個人的観点により思想や物事を論じている作品」で、エッセイに該当すると考えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 23:34:24
2688文字
会話率:0%
1939年9月1日、独裁者アドルフ・ヒトラーに率いられたナチスドイツはこの日、東方世界征服への野望の牙を隣国ポーランドに向けた。早朝の4時45分を”Dディ”としてドイツの機械化師団が一斉に国境をこえてなだれ込んできた。内陸部のワルシャワ、ポ
ズナニ、クラカウといった都市部、各地に展開する陸軍、空軍基地は精強で最新機器をそろえたドイツ空軍の空襲を受けた。そして、ポーランド北部のバルト海に面する唯一の海軍基地のある新興のグジニャ港も爆撃を受けて甚大な被害を受けてしまう。
ポーランド海軍の潜水艦オルフェウス号は運よく被害を免れて脱出。バルト海でのドイツ海軍迎撃の任につくが、ほどなく海軍司令部から最後の連絡をうけることとなる。
それは、名もあまり知られていないアルメという港に向かいある人物と荷を確保して、イギリスへ向けて脱出せよとの指令であった。
しかしアルメでオルフェウス号を待ち受けていたのは予定されていた人物ではなく、その人物から荷を託された五人の子供たちだった。しかもその子供たちは何らかのハンディキャップを負った子供たちばかり。オルフェウス号は子供たちを回収してドイツの脅威が迫るバルト海を脱出しなければならない。
子供たちが託された荷とは何なのか?またその荷をおってドイツ海軍のUボートがオルフェウス号を追跡する。無事、オルフェウス号と子供たちはイギリスに脱出できるのだろうか。祖国を無くした乗組員と子供たちの自由と生存を賭けた脱出行が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 03:10:48
298082文字
会話率:14%