題名:「追想かける私たち」
(ついそうかけるわたしたち)
「棚」を題材にしたテーマ小説です。
牛
キーワード:
最終更新:2023-01-14 04:10:10
18094文字
会話率:57%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和壬寅(ミズノエノトラ)参玖 師走
弐陸捌弐 肆 弐零弐弐
わたしたちは未来をつくってる
三つ目心象素描研究ラボ
最終更新:2022-12-26 15:23:09
276文字
会話率:0%
これは、「永遠の命」を持っていた前妻の墓参りで、僕が妻と『愛』についての答えを見つける物語。
僕の前妻は「永遠の命」を持っていた。
だが、ある夜、彼女はあっけなくなくなってしまう。
彼女がなくなってから何度目かの冬。僕は、そんな前妻の墓
参りに妻と向かっていた。
前妻について思いを巡らせるふたりは、前妻の墓前でそれぞれに異なる感情を抱く――
僕が愛しているのは、妻なのだろうか。それとも……。
※このお話は「とある物を構成しているすべての部品を、ひとつ残らず新しいものへと入れ替えたとき、それは以前の物と同じと言えるだろうか?」、そんな問いをわたしたちへと投げかけるパラドックス『テセウスの船』をモチーフにした実験小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:00:00
2917文字
会話率:25%
世間が注目しているのは、王太子の婚約破棄裁判だ。
王太子は、あろうことか婚約者が着るはずのウェディングドレスを浮気相手に着せて、彼女と結婚したいと王に告げた。
公爵令嬢との婚約は破棄したいと言い出し、裁判沙汰になっている。
新聞には大
々的に、騒動の内容が書かれていた。
王太子は浮気者と市民から冷たい目で見られて、廃嫡の声もあがっている。
王太子を非難するあまり、彼が浮気相手のために作らせたドレスも忌み嫌われるようになってしまう。
メリル・ジェーンは、ドレス生地を作った工場の経営者だ。
浮気に協力した恥さらしとレッテルを張られ、友人の仕立て屋は閉店に追い込まれ、メリルの生地は売れなくなってしまう。
(阿呆が浮気したせいで、なんでわたしたちまで悪いように言われるの?……このままだと悔しいわ)
メリルは古い友人であり画家のロジェを頼り、新しい生地作りを試みる。
ロジェはメリルのことが前々から気になっており、進んで手伝いをした(ただし、メリルに好意は伝わっていない)
ふたりは互いの才能を認めながら、じれったい恋愛をしつつ、世間の悪評をくつがえしていく。
やがてメリルは、婚約破棄された公爵令嬢を助け、劣勢になった裁判を好転させるキーマンとなっていくのだった。
※完結まで、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 08:00:00
132501文字
会話率:37%
高校生活ももう終わる。「わたし」と「彼女」は、部屋のベランダで三年間の高校生活を振り返っていた。入学したときのこと、クラスでのこと、部活でのこと、一緒に遊んだときのこと。たくさんの楽しかった思い出を語り合いながら、けれどもわたしは、今にも泣
いてしまいそうだった。内に秘めていたふたりの痛切な思いを描く、「わたしたち」の青春回想録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 22:05:57
13193文字
会話率:36%
どことも知れない異世界。わたしたちは、お母様(ムーザ)に率いられ、お父様(パーザ)の種を狩りに出かける。そこで見るものはーー。
前作「オデラン狩り」と同一世界の物語です。
最終更新:2022-12-03 15:00:00
2855文字
会話率:25%
ずっと、お話を書くのが好きだった。
ずっと、映画が好きだった。
わたしは高校生の頃から、友人である双葉ヒカリと一緒に映画制作に取り組んでいた。
しかし就職を機に、わたしたちの関係には徐々に亀裂が入っていくことになる……。
※こ
ちらに掲載している私の短編から一部を切り取って掌編に再編集したものです。↓
『シアタールーム ~常影学園映画部奮闘記~』
https://ncode.syosetu.com/n2340hy/
これはこれで成立しているのではないかと、個人的には思います。
また、元の作品は一応コメディな上、終わり方もだいぶ違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 18:19:19
3774文字
会話率:5%
過去のある出来事が原因で映画脚本の執筆から離れていたぼくは、幼馴染みである袖沼青空の声かけにより、役者という立場で自主映画制作に関わることになる。
廃部寸前の弱小映画部。演技経験者ゼロ。加えて変人の巣窟。当然、活動は難航することに……。
しかし、一度やると決めたからには、必ず映画を完成させてみせる! そう、ぼくらは四ツ矢サイダーに誓うのだった。
────────七里歩編。
ずっと、お話を書くのが好きだった。
ずっと、映画が好きだった。
わたしは高校生の頃から、友人である双葉ヒカリと一緒に映画制作に取り組んでいた。
しかし就職を機に、わたしたちの関係には徐々に亀裂が入っていくことになる……。
────────袖沼青空編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 13:19:54
26771文字
会話率:42%
第二王子ウォルフと侯爵家のご令嬢ディアナ、家格からも政治的思惑からもそれは申し分のない婚姻の筈……だった。
そうだというのに、事あるごとにぶつかり合うこの二人の婚約は破談寸前だと王都中で噂になってしまう。その噂はやがて両家の長をも動かし
かねず、今では年内まで保つか否かで賭けの対象になっているほどだ。
そんな中、二人の家来の護衛騎士ロイと侍女リズは婚約解消を阻止するために一計を案じた。
自らのため、不器用な主たちのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 20:06:34
22905文字
会話率:56%
童貞の主人公は、詐欺の被害にあってしまう。
見るからに怪しい爺さんから男女の貞操観念が逆転するチケットを購入するも、話に聞いた男女比の崩壊は起こっていないかった。
詐欺にあったことで落ち込む主人公だったが、その日を境にかわいい系から美人系
、大人のお姉さんに至るまでさまざまな女性から言い寄られるようになる。
モテ期来た!
と喜べたのもつかの間のこと。
実は詐欺師の爺さんから買い取ったチケットは本物で、言い寄ってくるヒロインたちは性格に一癖も二癖もある女性ばかりだった。
小動物の皮をかぶった肉食系ヤンデレ。
クールビューティを装ったポンコツメンヘラ。
むっつりすけべなスポーツJC。
優しい先輩に見せかけたド変態な写真愛好家。
貞操逆転に気づかずひとたらしを発揮しまくった結果、主人公は予想だにしない修羅場を迎えてしまう。
「わたしたちの」「アタシらの」「ウチらの」「私たちの」
「「「「誰と付き合う」」」」
「んですかっ?」「のよ!」「つもりなの」「のでございますか?」
これは貞操観念が逆転していることに気づかなかった大学生が、勢いで結んだ偽装カップルから始まった修羅場を潜り抜ける話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 15:35:52
58784文字
会話率:26%
災害がおこっても、わたしたちは何度も立ち上がってきた。
最終更新:2022-10-20 04:55:25
200文字
会話率:50%
誰もがみんな、歳を取る。想像力のない奴らは年寄りを笑い煙たがる。でも、自分がその時になったらきっと、同じ嘲笑を味わうだろう。だから今、大切にしよう。わたしたちの世界を創ってくれてきたひとたちを。
最終更新:2022-07-03 12:46:49
339文字
会話率:50%
遊び人のカイトは、女勇者パーティで「役立たず」「クズ」とののしられながら召使のごとく働いていた。そんなある日、女勇者レフィアのパンツを盗んだというあまりにも一方的な決めつけでパーティを追放されてしまう。
「ふん、あんたみたいな『遊び人』のク
ズ、わたしたち女勇者パーティにふさわしくないとずぅーっと思っていたの」
ところが、地元で測定した6年前に遊び人だったカイトはずっと前に『賢者』へと進化しており、女勇者パーティのこれまでの成果も、おおむねカイトの力によるものだったのだ。
ひとりになったカイトが各地で尊敬されるS級冒険者となっていく一方、女勇者パーティの美少女3人はクエストの失敗がかさみ借金づけになってしまう。やがて彼女らの借金は『カイトを連れ戻さなければ娼館堕ちしてしまう』ところまで膨らんでいくのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 18:04:26
3798文字
会話率:54%
10歳になると誰もが神から職業を与えられる世界。10歳まで閉じ込められ命を脅かされ続けてきた女の子――シエルメールは不遇とされる「舞姫」の職業を得る。
そして10年前シエルメールの中に憑依するように転生した僕――わたしもまた、世界で差別され
ている職業「歌姫」を得た。
親の望む職業になれなかったことで、好色貴族に売られたわたしたちは連れていかれる馬車を魔物に襲わせることに成功する。
幾度も命を狙われる女の子を守るため攻撃魔術を捨てて、結界と探知、隠蔽に力を入れたわたしと、わたしが攻撃ができない代わりにそちらを担当するシエル。
さらに「舞姫」の弱点を「歌姫」でカバーできることに気がついたわたしたちは、馬車を襲った魔物を退治することができた。
それから町でハンターになったわたしたちは踊り歌い、お互いに支えあいながら自由に生きることにした。
まずは国から出られるB級になることを目指して、エストーク王国で旅をする。
身の安全を第一に、自分たちのことを第一に、避けられるフラグはできるだけ避けながら。そして自分が男だということをシエルメールに隠しながら。(第一部)。
◇◇◇◇◇◇◇◇
現在更新は不定期ということで、お願いします。序盤はダークな展開になりますので、苦手な人はご注意ください。
ガールズラブは解釈次第、R15は保険ではないといった感じになっています。
カクヨムでも連載しています。基本的に流れは変わりませんが、序盤が若干マイルドになっています(当社比)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 06:09:03
1306402文字
会話率:37%
異世界に転生したら、美幼女イリスになっていた。
神様から授かった力は、治癒魔法だけで戦闘力は一般的な子供と変わらない。
それなのに異世界は現代と比べて文明レベルが低く、人を襲う魔物がいたり犯罪行為が日常茶飯事だったりと危険でいっぱいだった
。
非力な俺は見知らぬ土地で震え戸惑っていた。
そんな俺の前にとある少女が現れた。
少女はヨナと名乗り、俺を町までの案内してくれた。
町を歩きまわるうちに、パスティーユには深い闇があると知る。
物に溢れ裕福な暮らしをしている上の町と、貧しい者たちが暮らす奈落。
同じ町なのに異様な貧富の格差がこの町にはあった。
奈落に暮らすヨナは夢を持っていると言う。
「私、この国の皇帝になりたいの! 」
ヨナの夢を追う姿に強く惹かれ、俺は彼女の夢を手伝うことにした
これは俺。いや、わたしたちが腐敗と退廃に満ちたパスティーユを救う物語
※ 挿絵がある話には★マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 06:00:00
138382文字
会話率:44%
わたしリアーナ・クレイル15歳。
婚約者であるヘンリー様と同じ学園に通っています。
わたしたちの関係は良好だと思っていたのですが、ちょっと前から、ヘンリー様はシャルル様という可愛らしい令嬢と学園内で良くいるところを見るようになって…
婚
約解消したいと思っていること、わかっています。
大丈夫、きちんと婚約解消しますから、待ってください。
ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:00:00
11037文字
会話率:24%
記憶を持たないわたしは、森の賢者さまである先生の助手として、湖畔の家で穏やかな生活を送っている。先生は訪ねてきた人たちの悩みを聞いて、助言や解決策などを与えることを生業としているらしい。
これは、わたしたちの元へ持ち込まれたいくつかの願
いと、先生が操る三つの呪いのおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:00:00
57995文字
会話率:42%
夏のホラー2022企画用の投稿短編小説です。
またしても、ホラーというより、もう少しわけのわからない系の話かもしれません。
というか、おっさんがこのような作品を書いた、という状況自体がホラーだったり。
最終更新:2022-08-23 03:00:00
8973文字
会話率:20%
夏のホラー2022参加作
あらすじ
じいちゃんが死んで三カ月。わたしたちは本腰を入れてじいちゃんの遺品整理をすることにした。
よく物を拾ってきたり、よく物をもらってくるじいちゃんの遺品は、たくさんのガラクタで溢れかえっていた。その中に
古いポータブルラジオを見つけたわたしは、そのラジオを譲り受けることにした。ノイズが酷く壊れていたかに思えたラジオは、突然「みずをください」という音声を繰り返し発しはじめた。
その言葉にわたしは思い至ることがあった。それは広島に原爆が投下された日。水を求めてさまよった被爆者たちの叫びだ。水を求める声に応えるため、玄関先に水を置くことにしたが……
がっつりホラーではなくほんのり怖程度。話の展開上、広島の原爆投下時の描写を多少含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 00:00:00
6529文字
会話率:38%
酔った勢いで女の子を拾った。と思ったら可愛い男の娘だった。つまりわたしは――無防備にも同い年の見知らぬ男を、一人暮らしの自分の部屋に泊めてしまったのである。
過保護な幼馴染に彼、塚瀬薫くんを泊めたことがばれ、わたしは咄嗟に嘘をついてしまった
。
「あのっ、実は――恋人ができました!!!」
幼馴染に怒られないための嘘、というなんとも情けない理由で付き合う『ふり』を始めることになったわたしたち。
嘘のお付き合いは順調に続き、十か月目に突入していた。
……どうして薫くんは、こんな面倒な嘘に付き合い続けてくれるんだろう?
素直でかなりぽんこつな女の子と、素直でちょっとぽんこつな可愛い男の子。
そんな大学生男女が情けない出会いをして、付き合うふりをして、本当に付き合うことになるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 23:55:04
17352文字
会話率:50%
RPGゲームのカフェ店員に憑依してしまったOLが決められたルールの中でハッピーエンドを目指す。
①「はーい」しか言えない
②決められた範囲を往復するしか出来ない
③自宅では自由に動ける
この条件の中で、主人公(モブ)は幸せになることが出来る
のか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 21:00:00
48209文字
会話率:18%
相模湾に浮かぶ孤島の別荘でその事件は起きた。
血を流し崩れ落ちるひとりの男。男の前には血に濡れた出刃包丁を手にした女がひとり。
別荘の滞在者たちは女が出刃包丁を手に男に襲いかかるその瞬間を目撃していた。
女はその場で拘束された。だが問題がひ
とつ残っていた。なんとその女は多重人格者だったのだ。
男を殺したのはいったい『どの人格』なのか。
幾多の人間心理が絡み合う異色のフーダニット殺人事件に、妖姿媚態の名探偵・恒河沙LAWが挑む。
『恒河沙の兄妹』シリーズ長編第三弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 11:00:00
273193文字
会話率:58%