後妻と義妹に虐げられて育ったマリー伯爵令嬢は、十六歳でスキル授与を教会で行ったが、文字化けしており何のスキルを授かったのかわからなかった。役立たずと言われ、実父に年寄り辺境伯に嫁ぐように言われるのだが、マリーは実家から出られるだけで幸せだと
思い、辺境伯領に赴いたところ…。
虐げられる描写で少し暴力的な表現があります。ざまぁはありません。ドアマットヒロインが幸せになる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 13:02:12
8723文字
会話率:33%
ガーナット王国の第一王女ユリアナは王宮で第四側妃の母親と一緒にひっそり暮らしていた。ユリアナは父である国王にそっくりで密かに大切にしてもらっていた。しかし妹たちから嫌がらせを受ける日々が続いている中インデスタ―王国の王太子妃に選ばれると、年
が近い母親違いの二人の妹たちが自分こそが相応しいとそれぞれ言い出しユリアナの結婚を阻止しようとしてくる。嫁入りの為の勉強をすることになりインデスタ―王国へ向かうが前途多難なことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 12:02:24
253657文字
会話率:54%
シャルロッテは、精霊姫と呼ばれるほど可憐な容姿で、今年、社交界にデビューするだろうと話題の侯爵令嬢。父の期待をよそに、シャルロッテ本人はなんとかして社交界を避けて生きたいと考えていた。
『大地の精霊』の加護を持つシャルロッテは、ごくまれに
いずれ目にする未来を予見する。幼い頃に予見した出来事にショックを受け、予見の力を誰にも秘密にしてきたが、貴族社会でなにかを予見してしまうことを恐れている。
しかし、ひょんなことからその秘密が王太子フェルディナントに知られ、シャルロッテの力は『予見の魔法』だと教えられる。この件は預かると言われるが、フェルディナントの考えがわからず、シャルロッテは不安を覚える。
『予見の魔法』にはシャルロッテが思いもしなかった、秘密が存在しており、それにかかわる様々な思惑に巻き込まれる。
※アンティリア王国の話ですが、単独で読めるように書いています。時系列は『虹色の霧の国』の六年前、『金色の湖風の行き先に』から四十数年後になります。
※過去の話に義理の母に虐げられる姫が出てきますが、主人公はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 02:00:00
117292文字
会話率:46%
人違いで何も持たされずに国外追放されました。どうしようと思ったら隣国の王子達と出会い、一緒に来ないかと誘われたので、このまま隣国で暮らそうと思います。平民出身だからと虐げられた所になんて、帰りたくありません!!
最終更新:2025-01-19 16:28:34
7143文字
会話率:24%
昔、国に食わせて貰っているにも関わらず、国を食い物にした政治家がいた。
国民は彼を恨んだが彼は高級ベットの上で死んだ
国民の多くは彼と彼らの一族の不幸を心の底から願い
天上の神はそれに応え、また温室育ち故の傲慢さを哀れみ彼をネズミに転生させ
た。
人間の記憶がありつつ、ネズミとして生きそして転生を定められた秋山宗次郎はネズミの身体を通して虐げられる苦しみを受け入れる一生を強いられていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 02:19:48
6180文字
会話率:14%
和風恋愛ファンタジー × 継母(新しい家族)
天宮家は天女の末裔。天宮家の娘を花嫁として迎え、子を成すと、その一族は繁栄を極める。天宮家の娘が嫁ぎ先で子を産むと、その子は「才華」と呼ばれる異能の力をもって生まれ、一族を率いる存在となるから
だ。
ゆえに天宮家の娘を花嫁として迎えること、そして夫として認められることは男たちの誉れであった。
天宮家の長女として生まれた椿も、「天宮家の花嫁」になれるはずだった。
だが今年で二十歳になる椿には、花嫁の資格がない。椿の体は、十年前から成長が止まっているからだ。
代わりに両親の期待を受けて美しく成長したのはの二つ違いの妹、牡丹。椿の許嫁の男性も牡丹を妻に選んでしまった。
虐げられる椿に思わぬ縁談が舞い込む。その男は人間ではなかった。幽世から来た鬼、羅漢。双子の男児を残して妻に先立たれ、二人目の妻が必要なのだという。天宮家の厄介者でしかない椿は現世では死んだことにされ、羅漢への嫁入りは決まってしまう。それは婚姻という名の追放だった。
椿は幽世へと連れて行かれ、羅漢の二度目の妻、そして鬼の双子の継母となる。戸惑いながらも鬼の妻として、そして鬼の子の継母として奮闘する椿は、いつしか夫からも子どもたちからも愛されるようになり……
天女の末裔でありながら虐げられていた椿の幽世嫁入りファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 12:33:56
29737文字
会話率:52%
獣人と呼ばれる者が生きる世界において、兎は保護される存在だった。
だが、その実態は保護とは名ばかりの、国公認の奴隷のようなもの。
猫と兎の混血であるドブは、兎としての価値がないと虐げられる日々を過ごしていたが、とある切っ掛けで正しく保護され
るようになる。
「お前を愛することはない」
ドブを助けた男はそう彼に告げたが、当人は傷付くことはなかった。
「兎としての価値がない自分では、愛されないのは当然のことだ」
そう納得していたドブだったが、次第に男の関係に変化が……?
※アルファポリス、支援サイトにて先行投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 20:00:00
117670文字
会話率:31%
わたくしには、一つ年下の病弱な妹が居ります。
ちなみに、わたくしは後継ぎとして厳しく教育が施されていますが。まあ、俗に言う『病弱な妹ばかりを可愛がる家族』というやつですわね。娯楽本でこういう、虐げられる姉という本を読みましたの。
一応、
最低限の世話はされていますので。少々困った妹と、そんな妹を甘やかす家族や使用人達に囲まれて暮らしていたのですけど――――
「すまないが、君とは結婚できない。俺は、彼女を愛してしまったんだ」
「ごめんなさい、お姉様。わたくしがいけないの……」
差し詰め、彼らの中ではわたくしは愛する二人を引き裂く悪役令嬢……いえ、悪女と言ったところでしょうか?
「彼女のお腹には、俺の子がいる。予定通り、彼女と結婚して俺がこの家に婿入りする」
あらあら、なんだかとんでもないことを暴露されましたわぁ!
様々な事情を鑑みて――――
わたくしは、愛する二人を引き裂く悪女を……及ばずながら務めさせて頂きますわ!
大きく息を吸って――――
「この、獣っ! 獣、獣! 獣が! わたくしの愛する妹に無体をっ!? 病弱で臥せっていた妹を、無理矢理手籠めにしたとっ!? 誰か、誰か、その男を、獣を妹から引き剥がしてっ!? 妹を守ってちょうだいっ!!」
さて、わたくしは立派に『愛する二人を引き裂く悪女』役を務められたでしょうか?
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 07:23:07
4806文字
会話率:39%
第三王子であり、乳児の頃に亡くなった双子の妹の身代わりとして、第一王女としても過ごしていたネロがある日、異母兄が虐げられる理由を考えていたら――――
この世界が鬼畜ヤンデレスキーな腐女子ご用達の、ほぼほぼハッピーエンドの無い、メリバ、バッ
ドエンド、デッドエンドの散りばめられているBLゲーム【愛シエ】の世界だと気付いた。
そして自分が、ゲームの攻略対象のメンヘラリバース男の娘こと第三王子のネロに生まれ変わっていることを知った前世腐女子の茜は、最推しだったゲーム主人公(総受け)のバッドエンド&死亡フラグをへし折ることを決めた。
まずは異母兄弟であることを利用し、ゲーム主人公のシエロたんに会うと――――
なんとびっくり、シエロたんの中身は前世の弟、蒼だったっ!?
BLは嫌だと『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』と、半泣きで縋られたので、蒼のお姉ちゃんである茜は、弟の生命と貞操と尊厳を守るため、運命に立ち向かうことにした。
生で「BLを見られる♪」というワクテカな誘惑を、泣く泣く断ち切って・・・
どうにかして、破滅、死亡フラグを折って生き残ってやろうじゃないのっ!!!!
掛かって来いや運命っ!
※BLゲームに転生ですが、BLを回避する目的なのでBLな展開にはなりません。
※『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』の、腐ったお姉ちゃんが主役の話。
『腐ったお姉様~』の方を読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 21:17:48
417058文字
会話率:50%
お母様が亡くなった。
それから程なくして――――
お父様が屋敷に見知らぬ母子を連れて来た。
「はじめまして! あなたが、あたしのおねえちゃんになるの?」
にっこりとわたくしを見やるその瞳と髪は、お父様とそっくりな色をしている。
「
わ~、おねえちゃんキレイなブローチしてるのね! いいなぁ」
そう、新しい妹? が、言った瞬間・・・
頭の中を、凄まじい情報が巡った。
これ、なんでも奪って行く異母妹と家族に虐げられるドアマット主人公の話じゃね?
ドアマットヒロイン……物語の主人公としての、奪われる人生の、最初の一手。
だから、わたしは・・・よし、とりあえず馬鹿なことを言い出したこのアホをぶん殴っておこう。
ドアマットヒロインはごめん被るので、これからビシバシ躾けてやるか。
ついでに、ヒロインのクズ親父と異母妹の母親との間に亀裂を入れることにする。
フハハハハハハハ! これで、異母妹の母親とこの男が仲良くわたしを虐げることはないだろう。ドアマットフラグを一つ折ってやったわっ!
うん? ドアマットヒロインを拾って溺愛するヒーローはどうなったかって?
そんなの知らん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 12:31:38
6285文字
会話率:34%
世界を別つディストピア対戦の後、この世には支配するヒーローサイドと虐げられるダークサイドができてしまった。
ダークサイドの少年命水海は、双子の兄で両親に愛されているヒーローサイドで、特殊能力「ヒーローパワー」を持っているカイに強い劣等感を
抱いていた。そんな中、中学を卒業した春休みにヒーロー養成学校である都立秀良学園からカイ宛の入学許可書が届き…!
ヒーローになれなかった「ダークサイド」達の視点から描く、ダークバトルファンタジー。
ダークサイド・シンフォニア、ぜひご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:30:00
70028文字
会話率:33%
王国の片田舎にある小さな町から、八歳の時に母方の縁戚であるエヴェリー伯爵家に引き取られたミシェル。彼女は伯爵一家に疎まれ、美しい髪を黒く染めて使用人として生活するよう強いられた。以来エヴェリー一家に虐げられて育つ。
十年後。ミシェルは同い年
でエヴェリー伯爵家の一人娘であるパドマの婚約者に嵌められ、伯爵家を身一つで追い出されることに。ボロボロの格好で人気のない場所を彷徨っていたミシェルは、空腹のあまりふらつき倒れそうになる。
そこへ馬で通りがかった男性と、危うくぶつかりそうになり──────
※いつもの独自の世界のゆる設定なお話です。何もかもファンタジーです。よろしくお願いします。
※後半キュンなシーン多めの、明るく楽しいストーリーにしていく……予定です!
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。カクヨムにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 12:32:18
166284文字
会話率:44%
父であるクルース子爵が友人に騙されて背負った莫大な借金のために困窮し、没落も間近となったミラベルの実家。優秀なミラベルが隣のハセルタイン伯爵家の領地経営を手伝うことを条件に、伯爵家の嫡男ヴィントと結婚し、実家と領地に援助を受けることに。と
ころがこの結婚を嫌がる夫ヴィントは、ミラベルに指一本触れようとしないどころか、ハセルタイン伯爵一家は総出で嫁のミラベルを使用人同然に扱う。
夫ヴィントが大っぴらに女性たちと遊ぼうが、義理の家族に虐げられようが、全てはクルース子爵家のため、両親のためと歯を食いしばり、耐えるミラベル。
しかし数年が経ち、ミラベルの両親が事故で亡くなり、さらにその後ハセルタイン伯爵夫妻が流行り病で亡くなると、状況はますます悪化。爵位を継いだ夫ヴィントは、平民の愛人であるブリジットとともにミラベルを馬車馬のように働かせ、自分たちは浪費を繰り返すように。順風満帆だったハセルタイン伯爵家の家計はすぐに逼迫しはじめた。その後ヴィントはミラベルと離婚し、ブリジットを新たな妻に迎える。正真正銘、ただの使用人となったミラベル。
ハセルタイン伯爵家のためにとたびたび苦言を呈するミラベルに腹を立てたヴィントは、激しい暴力をふるい、ある日ミラベルは耳に大怪我を負う。ミラベルはそれをきっかけにハセルタイン伯爵家を出ることに。しかし行くあてのないミラベルは、街に出ても途方に暮れるしかなかった。
そこでミラベルは、一人の少女がトラブルに巻き込まれているところに出くわす。助けに入ったその相手は、実はこのレミーアレン王国の王女様だった。後日王宮に招かれた時に、ミラベルの片耳が聞こえていないことに気付いた王太子セレオンと、王女アリューシャ。アリューシャを庇った時に負った傷のせいだと勘違いする二人に、必死で否定するミラベル。けれどセレオン王太子の強い希望により、王宮に留まり手当を受けることに。
王女アリューシャはミラベルをことのほか気に入り、やがてミラベルは王女の座学の教育係に任命され、二人の間には徐々に信頼関係が芽生えはじめる。そして王太子セレオンもまた、聡明で前向きなミラベルに対して、特別な感情を抱くように。
しかし新しい人生を進みはじめたミラベルのことを、追い詰められた元夫ヴィントが執拗に探し続け……。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 17:15:20
156428文字
会話率:42%
※25000文字くらいの短編です。
まだ人々が魔力を有していた何世代も前の時代から、ハミル侯爵家は“聖石の指輪”を身に着けた女性、“聖女”たちの力に守られ、多くの財を成し、その地位を築き上げてきた。けれど時を経て、魔力を持つ人間は世界か
らほぼいなくなる。
ハミル侯爵家の娘ミシュリーは両親が事故で亡くなった後、母方の弟が婿入りし爵位を継いでいるベイリー伯爵家に引き取られる。そこには同い年の娘ラヴェルナがおり、ミシュリーの存在を疎む。
やがてミシュリーは義父母の根回しにより、聖石の指輪を持ってフィールデン公爵家に嫁ぐことになる。けれど夫デレクはミシュリーを嫌い、やがてラヴェルナと恋仲に。二人はミシュリーから聖石の指輪を奪い、ミシュリーをフィールデン公爵家から追い出そうと画策する──────
※※ものすごく緩ーーい設定ですが、気にならない方のみお楽しみくださいませ。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 14:06:45
24120文字
会話率:40%
君たちは一度でも母親などにこんなことを言われたことはないだろうか
それは食卓で…
『ご飯は残さず食べなさい』
『命を頂いてるのだから』
これは確かに正しい
反論の隙が1ミリもないほどに正論だ
どんなに高貴な人物であろうと、世捨て人であろうと
、宗教人であろうと、この事実は変わらない
我々は地球上のあらゆるものを刈り取って生きているのだから
しかし、この言葉には隠された人類のエゴが含まれている
いつでも人類は、『頂く側』であり、『頂かれる側』ではないことだ
もっとマクロな視点で考えるならば、人類は『支配する側』であって、『支配される側』ではないということだ
故に人類は他の生物から虐げられる恐怖を知らなかった
だからあのような傲慢な言動が出来るのだ
だが、突然この力関係が崩壊した時、我々は何を思うのだろうか
ある者は絶望し、ある者は今までの行いを後悔し、ある者は再び虐げようと努力する
それは果てしない争いの火種
人類の、長い長い暗黒時代の始まりであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 00:53:32
157814文字
会話率:56%
舞台は異世界。
建前では「男尊女卑」で、男性は偉く女性は「もの」であり、奴隷として虐げられる
……とされるが、実際は真逆な世界の物語。
突如異世界に転移した因幡紫音(いんばしおん)は、ある商人に、
「奴隷ヒロイン、欲しくないかい?」
という口車にのせられ、農家に婿入りすることになる。
そこで紫音は妻である『スレィフ』から、自身を奴隷として『虐げる』ように懇願(実質は命令)される。
その『虐げ方』については徹底しており、
・ 奴隷主は奴隷に、決して敬語を使ってはならない
・ 奴隷主は奴隷を「こき使わせなければならない」ため、奴隷主は無償労働に従事しなくてはならない
・ 奴隷主は奴隷を「孕ませなければならない」ため、夫に性行為の拒否権はなく、かつ不妊は夫の責任となる
・ 奴隷主は奴隷に『思いやりのある対応』を『意図的に』避けなくてはならない
・ 奴隷主は奴隷の生理周期も含めた肉体的な配慮をしなくてはならない
という世界であり、従わなければ、
『奴隷』である妻から暴力を振るわれることもあるほどであった。
ほかにも法律面でも『男尊女卑』は強く、
・ 男性の自慰行為は『男性様の貴重な子種を殺す行為』とされるため、死罪(女性の自慰行為は無罪)
・ 妻から夫への暴力は『男性様の支配欲をあおる行為』なので無罪だが、女性への暴力は『もの』即ち『公共物』への損壊とされるため、重罪となる
・ 「男性様は勉強なんて大変なことはしなくていい」という名目で、男性は義務教育を受けられない
となっている。
その一方で女性側の性格についても、
・女性の性欲は非常に強く、それがタブー視もされないため、妻側が性行為を断ることは基本的にない
という特徴がある。
そんな生活の中で、紫音は農家の婿として「幸せな生活」を送ることとなる。
「男性に都合のいい男女逆転」と「女性に都合のいい男女逆転」をミックスさせた、
ブラックジョークを踏まえた男女逆転・主客転倒のシュールギャグ。
カクヨム・アルファポリスでも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 21:11:45
9942文字
会話率:31%
★「忌み子」と蔑まれた巫女が幸せを手にするまでの和風シンデレラストーリー★
妖が人々の前に姿を現し、災厄をもたらしていた時代。
滅妖師《めつようし》と呼ばれる一族が妖を討ち、巫女がその穢れを浄化していた──。
結月《ゆづき》は巫女の一
族に生まれながらも、銀色の髪の毛ゆえに「忌巫女」と呼ばれ、義妹や叔母、屋敷にいる人々から虐げられる日々を送っていた。
黒髪であればあるほど巫女の力が強いとされているので、結月の髪色は異端そのものと見なされていたのだ。
小さい時から「義妹が見合いをする日に屋敷を出ていけ」と言われていた結月は、その頃からもうすでに自分の人生を諦めていた。
そして、静かにその日を迎えるつもりでいた。
義妹の見合い相手は、滅妖師の名門である霧生院《きりゅういん》家の次期当主だと聞いた。
だがそれは、結月には何の関係もない話である。彼女は屋敷最後の日を淡々と過ごしていた。
そんな中、ふと一頭の蝶が結月に舞い降りる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 00:47:55
27622文字
会話率:20%
男爵令嬢のフィノア・オネットは父の領地経営の失敗で家が窮乏したこともあり、同じく男爵家のリューデ家に養子として迎えられ、フィノア・リューデとなった。
この一件は世間的には美談として扱われるも、フィノアはリューデ家の面々から毎日のように虐げら
れることになった。
数年が経ち、フィノアは家で冷遇され、夜会に参加することすら許されない日々を送っていた。
しかしフィノアは貴族としての誇りを失わず、町で“まるで夜会に来ているように振る舞う”ようになった。
最初こそ奇異の視線で見られていたが、やがて彼女は町の人気者になっていく。
そんなある日、フィノアはエリオスという青年と知り合う。
二人は交際する仲になるが、フィノアはリューデ家の仕打ちのせいでせっかくのデートにも遅刻するようになってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 16:35:23
14140文字
会話率:40%
異能者の家系である蔵前家の前妻の子として生まれた梨々香は、異能が使えずに家族や妹から虐げられる日々を送っていた。そんなある日、梨々香の元に縁談が舞い込んでくる。しかしそれは、冷酷だと噂される花婿──東雲龍司の元に妹を嫁がせたくない父親による
身代わりの白い結婚だった。絶望する梨々香だったが、東雲の家に嫁いだことで、己が禍福を司る「あやかし」だったという真実と向き合い、愛と幸せを手にすることになる。
一方で、梨々香に隠されていた異能の力を手放してしまった実家は、没落の一途を辿るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 20:41:24
11009文字
会話率:37%
聖教会が強権を振りかざし、魔法使が虐げられるセレス聖王国。
魔法使クロス・ナギサは、吸血鬼討伐の任務に駆り出されていた。
吸血鬼に加えてその上位種である真祖が出現したものの、聖女がこれを討滅。
しかし聖女も無事とはいかず、呪いを
受けて吸血鬼に転化してしまう。
その場面に居合わせたナギサは、吸血衝動に苦しむ聖女に血を与えるが、同時に聖女の吸血鬼化という秘密を知ってしまう。
秘密を知られた聖女は、ナギサを従者として側に置こうとする。
それは聖教会に恨みを持つナギサにとって大きなチャンスだった。
世間知らずの聖女を揺さぶり、そそのかし、そしていずれは信仰心を失わせてやるのだ。聖女の失墜は聖教会にとって大いなる打撃となるだろう。
「……まあ、筒抜けなんだけど」
吸血鬼は血を吸う際に相手の心を読み取る。
その異能によって、聖女はナギサの企てを知ってしまう。
しかし聖女にナギサを手放す気はなかった。秘密を知った彼を野放しにはできないし、彼以外から血を吸うことへの抵抗感もある。
「大丈夫。自分の信仰がブレなければ、何も問題はないわ」
だが、聖女の思っていた以上に聖教会の闇は深かった。
ナギサはその闇を暴いて聖女に突きつけてくる。
ナギサは聖女を堕とせるのか。
聖女は信仰を守り通せるのか。
これは吸血鬼となった聖女と、その従者となった魔法使による、世直しと復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 22:10:00
31612文字
会話率:36%
ハズレ属性のせいで家族に金で売られた哀れな少女 怜(れい)は、ひょんなことから大貴族の娘に!?
家族から虐げられる生活は一変。女傑の母親、ちょっぴり天然だけど優しい長男、怪しげな色気をまとった次男と素敵な家族に囲まれて新たな生活が始まった
。
ーこれは5つの属性が物を言う世界で、ハズレの「土」属性を宿した怜が持ち前の【推理力】を駆使して宮廷で成り上がるお話ー
「知っていますか?土には無限の可能性があります。例えば今回の事件の犯人を見つけることも、決して難しいことではございません」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:31:58
70989文字
会話率:33%
シルヴィアは街で虐げられてそうな人を見つけると、声をかけてしまう。そして警邏隊で解決してもらうことが多い、ちょっと変わった令嬢だった。ある日、首をツッコンだのは異母姉妹の令嬢。虐げられる妹を助けるため、屋敷で彼女を侍女にすることを決めたのだ
けれども。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:17:29
4353文字
会話率:41%
お色気たっぷりの麗美は、勘違いした女に刺し殺される。
ローラとして生まれ変わった麗美だが、母は娼婦で父は妻子持ちの伯爵。
病弱な正妻が死ぬのを待っている母を見ていると、ローラは前世でよく読んだ「ざまあもののテンプレ小説」を思い出す。
不貞の
子として生まれたローラは、ざまあされるのが怖くて逃げ出す。
その後も、ざまあの呪いは彼女についてきて。
ローラが最終的に幸せを掴む話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 15:00:00
17423文字
会話率:23%
同級生で幼馴染みのミチルとケイタは、ある日突然異世界に放り出され、そこで様々な事件に巻き込まれる。その国では魔法が禁止され、魔法使いは虐げられる。その謎の解明と、『星と丸の王国』の秘密に迫る大宇宙スペクタクル。教会を舞台に起きた殺人未遂事件
、イケメン司教と人妻貴族の禁断の恋の行方は如何に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 11:14:23
116575文字
会話率:51%
この国の聖女は、邪神の生まれ変わり。罪を贖うため、人の身に転生している存在。
生かされていることに感謝して、民に尽くし、国のために祈れ。
そう言い聞かされて育った聖女シャンテは、愛と感謝を思い浮かべて奇跡を行使する。虐げられる辛い日々を凌
げたのは、人質として来ていた隣国の王子ルタとの交流があったから。
けれども戦争が始まり、心の支えであった彼が殺されたと聞いて──。
「私はもう、あなたたちのために祈らない!」
聖女シャンテの抵抗は、国の命運を大きく変えることとなる。
ハッピーエンドです。
戦いの結末と、シャンテの未来にご注目ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 11:20:39
8108文字
会話率:29%
シエラ・グレイフォルドはれっきとした伯爵令嬢であるにもかかわらず、義母と義姉に虐げられる日々を過ごしていた。
粗末な食事に過酷な労働。ボロを纏って下働きに従事する彼女には、最近、別の悩みがあった。
(血が美味しい。でも、こんな自分は浅ましい
)
血への誘惑に必死に耐える中、数年間、隣国に仕事で赴いていた父が帰国するという報せが。そして時同じくして、皇太子殿下の誕生パーティーが開かれる。
貴族家の娘は必ず参加と言われても、義母は嫌がらせをやめる様子はなく──。
もうひとつのシンデレラ奇譚。
夜に踊れば、血が香る? 闇夜の舞踏会で、シエラが手にする未来とは!?
※秋月忍さま主催「サマーシンデレラ企画」参加作品です。〔残酷描写〕は保険として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 11:11:41
9203文字
会話率:24%