王子とメイベルの婚約は、めちゃくちゃ政略的な婚約だった。
パワーバランスは圧倒的に王家の負け。
そんなの王子がメイベルに悪感情を持つのは当然じゃん?
しかし、王子はメイベルを気に入り、メイベルもまた王子を気に入った。
王子は少
し気弱なお坊ちゃん。素直で穏やかな気質。
メイベルはちょっとばかりエキセントリックなお嬢ちゃん。素直で朗らかな気質。
幼い婚約者二人は仲良しこよし。
よかったよかった。
だがそこに現れたのは、メイベルの異母妹。
「お姉様ばっかりズルいわ。私だって王子様と結婚したい!」
聖女を称するずるい妹が二人を引き裂き、婚約破棄。ついにはメイベルは断罪されてしまう。
絶望する王子。
そして事なかれ主義の臆病者だった王子は、ヤンデレに大変身!
逆行してやり直すぞー!
護衛騎士と侍従と、そしてメイベルの変態侍女をお供に、王子はメイベルを取り戻そうと奮闘する。
最後はみんなハッピーエンド!
ただし悪役を除く。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 18:33:47
15500文字
会話率:26%
ふわって。柔軟剤の香りの後に少し汗臭い匂い。ずるいですね。
最終更新:2022-06-15 00:35:53
451文字
会話率:0%
もしもし私アリーシャ!今、目が血走ったハイテンションの無精ひげ男に買われた奴隷なの!どうなるか不安だったけど支え甲斐あるわこの人。
最終更新:2022-06-05 14:00:00
2743文字
会話率:37%
なぜ歩き出してしまったのだろうか?
やはりこれは罰だ。
「いや、親族関係の表現として使ってるのはわかるんだが、そういうのまだナーバスな年頃というか、ついにナーバスな年頃というか」
「おじさん?」ナーバスとは何だろうか?
「ああ。背
筋が寒くなる」
翼は叔父の睦の反応を見て戸惑う。本当に夏の間、この叔父と二人で過ごさなければならないのだろうか?
……カーン!
また山から斧の音が聞こえる。
「わたしに聞かないでよ。ずるい」
「……ずるい?」睦が口籠る。
「うん、ずるい。お母さんの事以外で、まだ何か隠してない?」
カーン!カーン!カーン!カーン!カーン!カーン!
「じいさん死んでから、管理なんかしてなかったから、大変よ。私は山の事なんかわかんねぇからさ」
老人の近くに立って、はぁと生返事する睦の後ろにまた隠れる。
「……誰だぁ?その子」
「わかる訳ないだろ。普通」
渋々睦が前に向き直ると、翼はそれを指で拭って確かめた。
「ケンジントンなら開いてるだろ」
「そ。ありがとう」
車が砂利を踏み、走り出す。
カーン、と斧の音が聞こえた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 06:47:14
71761文字
会話率:43%
公爵令嬢フェリシアには二人の妹がいた。良く出来た妹リリアーゼ。どうしようもない妹マリディア。
二人はフェリシアがジェルド王太子の婚約者になった事をずるいずるいとよく思っていないのである。
王太子殿下とフェリシアの婚約披露パーティ。紅茶に眠り
薬を仕込まれて、寝入ってしまうフェリシア。
マリディアに起こされて、もう時間がない。どうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 15:05:50
5480文字
会話率:39%
クラウディア・ハレリス公爵令嬢は、妹マリーディアを憎んでいた。
自分は母の連れ子で、ハレリス公爵の血は引いていない。
正当な公爵家の跡継ぎマリーディアは自分より両親に可愛がられ、いい物を与えられて。
ずるいずるいと言って取り上げる事が出来れ
ばどれだけ良かったことか…
それが出来なかったクラウディアの生活は荒れ果て、色々な貴族令息と遊びまくる。
そんなクラウディアの事を書いた物語。
「どうしようもない姉のお陰で、王太子殿下と結婚出来ました。」姉視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 15:56:31
5462文字
会話率:24%
公爵令嬢アルメディアは幼い頃からの婚約者オルドレッド王太子と愛を育んでいた。
そんな幸せな日々だったが、隣国のディアス皇太子と出会う事によって、迷いが生じる。
彼は前世、深く愛し合った相手だったのだ。
それでもオルドレッド王太子の婚約者だか
らと、心の中で彼を選ぶアルメディア。
ずるいですわと言う妹エレーナ。
さて、どうなるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 21:34:34
4898文字
会話率:40%
「……どうしようルーシー。俺、恥ずかしくて死ぬかもしれない」
「気が合うね、私も」
ーーこれは、秘密の痣を持つ明るい少女が、甘くて無表情の王子から、ずっと溺愛されてきたことに、気付いてしまう物語。
♢♢♢
リーストン魔術学校に通うルー
シーは、解呪の勉強に全力を注いでいた。
自分の顔を覆う『痣』を消す――ためではなく、学友で隣国の第二王子、オーランド・サルバスのためである。
入学式の日、彼は言ったのだ。
「俺は、呪いで表情を奪われている」
複数の呪いをかけられ、お茶目な性格のくせに、常に無表情のオーランド。
ルーシーは、彼の笑顔が見たかった。
協力して呪いを解く日々。最も厄介な『死の呪い』が解けた時には、二年生の後半に差し掛かっていた。
そんな中、あと数日でオーランドは誕生日を迎える。盛大に祝おうと、準備のために街に出た。
するとそこで、予想外の事件に巻き込まれることになる。
事態を理解したルーシーはうつむき……満面の笑みを浮かべたのだった。
♢♢♢
「ルーシー、しっかり俺を見て。俺は今、もの凄く幸せだ」
「オーランドが幸せなら嬉しい。ただ……いつも通り、表情は微動だにしてないけどね」
「……そんなぁ」
(格好良いのに可愛いだなんて、ずるい)
【本編は15話で完結予定】
*設定、登場人物ともにゆるふわです。
*この作品はカクヨム、アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 16:32:42
55145文字
会話率:39%
二枚舌。相手によっていうことが変わるのはずるいかも?しかし、そうそう正論や真実ばかり真正面からいうわけにもいかず・・・?いやな話を聞いたとしても、それが本当なのかは、伝言ゲームで変質していることもあるかも?いやな話を聞いた時には深呼吸。ワン
テンポ置いて、ほんとうかしらと、ワンクッション置くのも自分の心を守る一つの方法かもしれません・・・?いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)一つの考え方であって、絶対に正しいわけではありません<(_ _)>(*^-^*)この考え方が合う状況ばかりではないこともご理解いただけますと助かります<(_ _)>(*^-^*)登場する事例や人物状況はすべて架空です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-17 08:21:39
1741文字
会話率:27%
ある理由から王弟の婚約者であるリリアは、双子の妹であるアリアからずるいずるいと言われていた。
そんな妹はとある手段でリリアの婚約を奪うのだった……。
世界観等適当です。つっこみは心の中で、ゆるく読んでいただけると嬉しいです。
最終更新:2021-12-22 16:55:29
43919文字
会話率:19%
侯爵令息のオリヴァーは代わり映えのしない毎日に飽きていた。
飽和した毎日の中、鮮烈な印象を残したのはブリュンヒルデ・フォン・クルーガー伯爵令嬢。
妹の親友だと紹介された伯爵令嬢の生態を観察するうちに、自分の心がどこを向いているのかに気が付く
。
彼女はいつの間にか、彼の心を掴んでいた。
なのに彼女は自分から逃げようとする。するりするりと掴ませない。これは、本気出して彼女の人生ごと捕まえなければならない!
その為にすべきことは? オリヴァーの本気をみせるときが来た!
※シャティエル王国シリーズ、5作目。
※シリーズ4『お姉さまは酷いずるいと言い続け、王子様に引き取られた自称・妹なんて知らない』
でちょい役だったオリヴァー視点のお話です。
※このお話はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 12:00:00
107541文字
会話率:32%
わたくしが卒業する年に妹(自称)が学園に編入して来ました。
久しぶりの再会、と思いきや、行き成りわたくしに暴言をぶつけ、泣きながら走り去るという暴挙。
いつの間にかわたくしの名誉は地に落ちていたわ。
ずるいずるい、謝罪を要求する、姉妹格差
がどーたらこーたら。
わたくし一人が我慢すればいいかと、思っていたら、今度は自称・婚約者が現れて婚約破棄宣言?
もううんざり! 早く本当の立ち位置を理解させないと、あの子に騙される被害者は増える一方!
そんな時、王子殿下が彼女を引き取りたいと言いだして────
※この作品はアルファポリスにも同時掲載しています。
※設定は相変わらずゆるんゆるん。
※ちょくちょく修正します。誤字撲滅!
※全9話、予約投稿済。完結確約。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 12:00:00
28251文字
会話率:32%
ずるいですよね。本当に。
もう何十年も経っていまさら、「大好きだよ」とまた言うなんて。
本当に、思っても見なかったわ?
暑い暑い夏の盛りに。
思い出箱の奥深くから、貴方が、また会いに来てくれるだなんて。
最終更新:2021-12-06 23:10:49
861文字
会話率:0%
キャンデロン公爵家のデルフィーヌは、この国の王太子であるアドルフ殿下の婚約者だが、七歳年上の殿下との関係は義務以外は存在せず、殿下は学生時代から懇意にしていた子爵未亡人を寵愛されていると、もっぱらの噂だ。そして、婚姻まで半年、学園の卒業まで
あと二ヶ月となったとき、問題が起きた。「デルフィーヌ様、ひどいです。いくら私がオーレリーの妹だからって、こんな事を……」王太子が寵愛しているコサード子爵未亡人の妹で、コデール子爵家のアリエル様が、言いがかりをつけてくるようになったのだ。しかも事態はそれだけでは収まらず、何故か横領と収賄の罪で、財務省から訴えを起こされてしまい・・・ 短編ですが、文字数がちょっと多めですので、お時間に余裕のある時に、のんびり読んで頂けたなら、嬉しい限り。 『お父様たちは今日も賑やか ~お姉さまずるい?あなたにそんなことを言われても~』に出てくる≪20年前のゴタゴタ≫のお話ですが、これだけ読んでも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 06:00:00
18044文字
会話率:58%
12歳になった翌日、父が再婚し新しい家族を迎えると聞かされたエルヴィール。しかも父は彼女のドレスや宝石を、新しく迎える娘の物にしたうえに、エルヴィールを離れに追いやると言って出かけて行った。大きな勘違いをしたまんま。なので、エルヴィールはそ
の時に向けての準備を始めることに…
大体10話ぐらいの中編の予定で、お父様と妹ちゃんには<かわいそうな悪役>を延々とやってもらうつもりです。
ゆるゆる設定なので、そこら辺はご容赦を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 06:00:00
28630文字
会話率:48%
トカゲの頭部を持つ侍、リンタロウは師匠の仇を捜す旅の途中で幼いエルフのピアと出会う。
活発でこずるいところのあるピアも一人旅をしており、みやこまで連れて行ってほしいと言われる。
そんなとき村が魔物に襲われたという男と出くわし、武士道を重ん
ずるリンタロウは助太刀を買って出る。
だが村にやってきたのは、ただの魔物ではなく通常の武器が通用しない「妖魔」であった。
リンタロウだけでは勝てない。ピアの陰陽術があれば妖魔にも刃が届く。
リンタロウはピアと力を合わせて妖魔を倒す。
そして二人はみやこまで一緒に行くことになったのだが、その途中で妖魔がらみの事件に巻き込まれていくことになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 07:00:00
128844文字
会話率:37%
なぜ人間はずるいのだろうね。
全員とは限らないけど。
最終更新:2021-11-01 17:44:12
305文字
会話率:0%
「あー……気持ち良い」
泉に足をつけるなんで、ちょっと前では考えられなかったわ。
家庭教師が見たら目を剥いて卒倒するかも。
以前なら、デイドレスをきっちり着て、遠くから日傘をさして、綺麗な泉ね、と微笑んで見るのが精一杯。
こ
んなことして良いかしら……ちょっとドキドキしながら、周りに誰もいないことをもう一度確認して、靴と靴下を脱ぎ、裾をまくって、泉に足をつけたのだ。
心の澱おりが溶けていくようだわ。
自由。
私、自由だわ。
私、もう好きに生きていいんだわ……。
もう出ないと思っていた涙が溢れ出る。
伯爵家の長女だったアリーチェは、妹のヴィオラに全て奪われてきた。
婚約者と伯爵位も奪われ、廃嫡されたアリーチェは、騒動を聞きつけた叔母の領地に身を寄せる。
そこで出会った男性と話をする内に……。
黒の森の南西の国で、アリーチェが虐待に耐え、負けて捨て逃げし、自分で一歩を踏み出し、幸せを掴む話です。
全五話の予定です。
順次更新しますので、よろしくお願いいたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 13:25:20
19146文字
会話率:17%
三歳の妹があまりにもずるいずるいと言うので、予防のために転生者の姉は小説を書きました。
※名前等の規則性は気にしないでください、ただの文字列です。
※実際の貴族社会に則した世界観ではありませんのでご注意ください。
※あくまでも架空の王政・
架空の貴族社会です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 19:17:31
5402文字
会話率:13%
デビューの夜会で国の守護女神の怒りを買った姉妹は、罰として「お姉さまはずるいですわ!」で始まる寸劇をするよう命じられたが…
最終更新:2021-09-24 20:49:45
4589文字
会話率:17%
歴史はあるもののそれほど裕福でもない伯爵家の姉・弟・妹の、三人の人間模様。
普段は我慢強い妹が、お姉さまばかりずるいと声を上げる。
困惑しながらも、滅多にないわがままに、姉としてどうするか考える。
最終更新:2021-09-24 20:00:00
4154文字
会話率:28%
王太子ランタ、その婚約者ニーフェ、ニーフェの妹シアーの三人は、長閑な庭園でお茶会をしていた。そんな中ランタがいきなり婚約破棄を宣言し、続けてシアーがずるいと言い出した。ニーフェはどれだけ二人に振り回されようと、何が何でも取り繕わないといけな
い。隠しておきたい秘密を守るためには。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 18:03:44
4457文字
会話率:47%
聖女が王太子の婚約者になるというしきたり通りに私は殿下の婚約者になりました。
しかし彼には別に想い人がいるらしく私はぞんざいに扱われています。
それにずるいずるいと私のものをとる妹が聖女とか殿下の婚約者とかずるいといつも言うのでうっとうしく
なってきました。
なので聖女が王太子の婚約者になるというしきたりのことを調べてみたのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 16:06:32
1700文字
会話率:30%
私は幼いときに姉のものをほしいとねだる妹でした。
母に叱られそれはいけないことだと学習して反省したのです。
しかし姉があんたはずるいずるいと私のものをとったわよね?婚約者の王太子殿下までとるなんて酷すぎると私に怒ってきたのですが。
殿下から
婚約破棄されたのは私のせいだって言われても私なにもしてないんですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 20:09:37
1426文字
会話率:21%
ずるいずるいと私のドレスや髪飾りなど大切なものを欲しいですわとねだり続ける妹。
両親も妹の言うことを聞いておやりという。
かわいくて甘えるのが上手な妹に婚約者や恋人までとられました。
なぜとるのか聞いてみたところお姉さまより先に私の婚約者を
好きになったと言い訳する始末。
王太子の婚約者になりやっとあれから離れられると安堵しましたが王太子殿下は妹いじめの罪で私を婚約破棄すると言われまして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 16:06:39
2549文字
会話率:48%
「ふうっ、ちょっと暇だね」
月が昇る。
まだ、空が青い。
魔法使いは、その白い月を、横に置いて、気抜けしたように、そう言った。
「ねえ、ちょっと、聞いて良いかな」
「何、」
「魔法て、どうやったら、使えるの」
私は、私の命が狙われてる
のも、忘れて、聞いていた。
不思議な事、解らない事、すてきな事。
魔法は、それを、全部持っていた。
「そんな事、」
魔法使いは、私を、馬鹿
にするように、少し笑った。
「じゃぁ、聞くけど、どうやったら、魔法が、使えると思う」
私は、少し、上目遣いで、答えた。
「そんなの、解らないよ」
「答えは、そんな所だよ。解らなければ、魔法は、使えない。それが、答えだから」
「そんなの、ずるいよ」
「ズルくなんて無いよ。あなたには、解ってないだけ。私は、答えを、言ったのに、あなたには、解らない。それが答えなのに、解らない。それが、答えて事だよ」
「ごまかしてない?」
「そう、思っても良いよ。でもね、この言葉だって、魔法が、使えるように成ったら、解るようになるんだよ。そんな事が、出来るようになったらね」
「本当に、?」
「期待しないで、そんな事、滅多にないんだから」
「やっぱ、ずるい」
「そんな事言ってるから、解らないんだよ。なんてね」
白い月が、彼女の、横にいる。
「簡単な、魔法もあるよ」
「どんな魔法」
「運命て奴よ」
「運命」
「時々ね、そう言う事が、有るんだよ」
「やっぱり時々なの」
「うん、自由にも、操れないけどね」
やっぱり不公平だ。
月が昇る。
空の支配者、
天球の、在るもの。
月が、光り出す。
白い月が、黄色い、明るい月に、輝き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 04:45:03
21277文字
会話率:31%