ある男が死地を乗り越えた物語。
戦争とゆう理不尽な歴史の一ページの切り抜き。
最終更新:2022-12-13 22:35:55
4884文字
会話率:0%
我らがリチャード王が今回の十字軍に参加する。
その話を耳にしたロジャーは騎士として従軍を決意する。イェルサレム解放を固く胸に抱き、ロジャーはオリエントの地で戦う。しかしある日森の中で迷い、そこでサラセン人の女に一目惚れする。
キーワード:
最終更新:2022-11-09 10:00:00
2360文字
会話率:13%
1798年、ナポレオンはエジプトに軍を動かした。従軍する兵は慣れぬ環境で苦労し、早い帰国を望むが、ままならない。
無断複製、無断転載を禁じます。
最終更新:2022-10-01 06:00:00
3489文字
会話率:35%
拙作『由緒正しき軽装歩兵』が100話到達したことに伴い、作成した物語となります。
キリ番時の場面の主要人物だった、ハンスに焦点を当てた文章となります。
あくまで、本編『由緒正しき軽装歩兵』に付随する文章であり、そちらを読んでみて、興味
を抱かれたら目を通して頂けると幸いです。
付録のおもちゃのようなスタンスなので、単体の読み物としてのクオリティは微妙かもしれません。あくまで、記念ものとご覧を頂ければ、と思います。
全3〜4話の予定です。
(あらすじ)
ドレシア帝国の商家の次男に生まれたハンスが、家を出て、カディスやロウエンと出会い、軍隊に入るところから、ドレシア帝国にある魔塔という、魔物の溢れ出てくる建造物を攻略する戦いに従軍する。
友人であるカディス、ロウエンらとの交流や、上司であるシェルダンとの出会い、恋人であるニーナとのやり取りなどを描いたもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 21:11:49
10557文字
会話率:32%
魔鉱石を巡ってパイデスとエルダの間で戦争が勃発。
国王の命令で貴族から一人、従軍しなければならなくなり、アイリスは家族と領民を守るために一人、戦場へ。
戦争が終わり、帰ると家族は砲撃を受けて亡くなっていた。
悲しみと憎しみから目を逸らし、領
を再建するために奮闘するアイリス
戦後の苦悩をメインに描いています。
※残酷な描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 07:00:00
98622文字
会話率:47%
地方の医者である祥華(しょうか)の父は、京師(みやこ)から離宮にやってきた貴人を診るよう依頼される。その貴人は貴妃であり、皇太子である黎基(れいき)を連れていた。黎基は幼いながらに利発で、子供の口約束とはいえ、黎基は祥華を嫁にしてくれるとい
う。初恋に浮かれていた祥華だったが、父は陰謀に巻き込まれ、罪に問われる。祥華も兄と母と共に国外追放になるところを、黎基が秘密裏に、小さな里から出ずに生涯を過ごすという条件で救ってくれた。黎基自身もその後すぐに廃太子となる。――それから十年後。黎基は同盟国の援助要請に従い、行軍することに。この時、祥華のいる小さな里からも徴兵され、祥華は黎基の役に立ちたいあまり、約束を破って、名も性別も偽り他人に成りすまし従軍する。
※カクヨム様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 17:00:00
388308文字
会話率:31%
北の村に住む平民のリーシェは、恋人アランとの結婚を控えたある日、国民の義務である魔力検査で聖女認定されてしまう。この国の聖女は二十歳の引退までの間、王都の教会に留め置かれ戦時に従軍して兵士を治癒する役割を担っているのだ。隣国との交戦を間近に
控え、リーシェは恋人と引き裂かれて王都へ連れていかれることとなった。そして一年後、北の砦の決戦でアランが戦死してしまう。ショックを受けるリーシェ。そんな彼女に恋した男たちの話。一話ずつそれぞれの視点で語られます。最後にたどり着くリーシェの幸せとは?
※キーワードの選択がわからなかったので、異世界恋愛という意味で「ヒストリカル」にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 12:02:37
45115文字
会話率:26%
資源・経済・イデオロギー…様々なものが混ざり合って始まってしまった共和国と帝国の戦争。
数多くの犠牲者を生み出した戦争全体の中でも、特に注目された要塞攻略戦があった。
徴兵によって軍に入隊した心優しき青年、優れた狙撃の才で英雄となった女性
、戦地でモノを売ることで生活の糧を得る従軍酒保の少女、そして本国で指揮を執る参謀たち…多くの人生がこの戦争の勝利のために消費されていった。
この物語は双方の正義がぶつかり合ったこの地で、信じるモノの為に戦った人々に捧げるものである。
※この物語はフィクションです。実在する組織・人物・国家等とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 22:12:34
34903文字
会話率:47%
収録作
『麒麒麒麟』
『日本のインテリジェンス』
『腐刑』
『ほらふき男爵従軍記』
最終更新:2022-04-29 18:27:46
1752文字
会話率:13%
国家は滅びて終わりにはならない。
黒エルフ共和国は崩壊し、属国だった白、黒鱗国の再建も話題にあがる。
再建とはインフラと経済とそれを運用する政府の再構築。
利権うずまくなかに占領者である帝国軍主計課もまきこまれ、元捕虜で現地採用であるとかげ
人の半しっぽも否応なくまきこまれる。
その一方で占領した帝国軍団の交代の話があり、帝国軍の中でも動揺が走る。諸事手配する役目の主計課はもちろんその真っただ中。
主計のトップ、黒森屋中佐はにっこりいう
「さあ、楽しいお仕事の始まりです」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 08:25:27
38857文字
会話率:61%
占領されて少したった都市。
混沌とした街頭で一人の男が惨殺された。
その事件はやがて生活のために働く一人の女性をまきこみ、二人の男の死によって終わる。
最終更新:2018-08-05 21:03:44
31797文字
会話率:57%
さまざまな種族の集まった帝国軍の主計課は今日も忙しい。
そんななか、物資消費の増大を問題とみた黒森屋大尉は、部下の朝露に調査を命じた。
キーワード:
最終更新:2016-11-20 15:25:05
7865文字
会話率:62%
西暦2138年。
巨大人形兵器CIOR/シオールの開発をキッカケに始まった戦争は、∞という名の無限のエネルギーで駆動するCIORの登場によって永遠に終わらないものとなっていた。
俺、キヒラ・ゲンは日本軍に従軍していたが、科学者である父のタイ
ムマシンを搭載した機体〈∞〉に乗って過去を変えることを決意する。
戦争を無かったことにするため、10年前の過去にタイムトラベルしたはずだったが、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 07:21:10
21166文字
会話率:26%
私はかつてセプテントリオの妖精姫(ようせいひめ)、とあだ名されていたらしい。
未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代の残滓だ。
今の私をそんな典雅な名で呼ぶものはいないだろう
。
五年もの間ずっと泥の中を這いずり回って戦って、ようやく生還した私を待っていたのは、平和に浮かれる人々の空っぽの賛辞と、冷たい拒絶だった。
***
※アルファポリスで公開していた「卑怯で臆病な僕は血塗れの聖女を受け入れることができない~セプテントリオの妖精姫~」および続編「幸福とは死者の群れの中に生者を見出すこと」を加筆、修正したものです。
※登場人物の感情を描いた作品なので、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。戦車などについても作者は全くの無知なので、あり得ない勘違いなどがあれば教えていただけると幸いです。
※関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いた戦争体験がごちゃまぜに入っています。どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください。
※ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、関東軍に従軍した女性たちが八路軍に投降した後、さまざまな不幸な出来事がありました。これは八路軍の人々が酷いというより、戦場というものが持つ根源的な性質による悲劇だと思います。
母の従姉も直接的な被害には遭いませんでしたが複数の戦友が犠牲になったそうで、そのエピソードを参考に載せています。
そのため直截的な性描写は一切ありませんが、女性や子供への性暴力を含むあらゆる暴力をうかがわせるエピソードが複数あります。苦手な方はご自衛ください。
また、日本に限らず復員兵や軍属に対する差別で、戦場で傷ついた人々がさらに精神的に追い詰められた現実がありました。こちらの作品でも復員兵への差別が随所に現れているので、そういったものが苦手な方も回避された方が良いかもしれません。
※バッドエンドです。毎回のように惨たらしく人が死にます。流血や腐乱死体が毎回出てきます。
苦手な方は回避してください。
※今隣国で起きている出来事も、いつかは終息するでしょう。
その後残された人々の苦痛が少しでも和らげられるよう、世界が互いに思いやりあえますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 20:00:00
44839文字
会話率:12%
私はかつてセプテントリオの妖精姫、と綽名されていたらしい。
未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代の残滓だ。
今の私をそんな典雅な名で呼ぶものはいないだろう。
5年もの間ずっと泥の
中を這いずり回って戦って、ようやく生還した私を待っていたのは、平和に浮かれる人々の空っぽの賛辞と、冷たい拒絶だった。
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「卑怯で臆病な僕は血塗れの聖女を受け入れることができない(https://ncode.syosetu.com/n5901hg/)」の中に出てくるフェレティングの手記です。
6人の戦友の思い出と、戦場で知り合った女性兵士たちのエピソードがフェレティングとプーブリスクスの視点で綴られます。
相変わらずのゆるふわ設定で、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。
作者はミリタリー全くわからないので、何かおかしな点(特に戦車!!)ございましたらコメントにて教えていただけると泣いて喜びます<(_ _)>
アルファポリス様にも掲載中です。
関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いたりした戦争体験がごちゃまぜに入っています。
どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください<(_ _)>
登場人物のほとんどは戦死したり、戦後も差別や戦闘後遺症のため普通の生活が送れなくなるので、基本的にバッドエンドです。
苦手な方は回避してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 19:00:00
23141文字
会話率:12%
僕の婚約者はかつてセプテントリオの妖精姫と呼ばれていた。
銀糸のような癖のない髪に透き通った碧玉の瞳。
儚げな美貌に柔らかな微笑をたたえ、誰にでも穏やかに接する彼女は理想の令嬢、いや姫君だ。
彼女は僕の自慢の婚約者だった。
僕の身代わ
りとしてあの泥沼の戦場に彼女が行ってしまうまでは。
ようやく平和が訪れて、帰って来た彼女を僕は生理的に受け付けることができなかった。
何も映していないような虚ろな瞳。
周囲にピリピリとした空気をまき散らし、精神を削り取るような緊張を強いるあの眼光。
彼女の精神は今もあの戦場で泥の中を這いまわり、血と糞尿をすすってもがき続けているのだろう。
僕はそんな惨めな戦争の残滓を見たくなくて、その言葉に飛びついてしまった。
彼女を貶め、この世から消し去る事を正当化してくれる、あの根も葉もない噂に。
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アルファポリス様にも掲載しております
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全10話、完結保障。
1万字程度の短い作品です。
最終話まで執筆済み。
登場人物の感情を描いている作品なので、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。
戦車などについても作者は全くの無知なので、あり得ない勘違いなどがあれば教えていただけると幸いです。
関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いた戦争体験がごちゃまぜに入っています。
どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください<(_ _)>
基本的にバッドエンドです。
苦手な方は回避してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 19:00:00
14580文字
会話率:19%
令和四年一月。約十年ぶりに実家に帰って母親と話をしていると、猫が寝ていた棚から、一冊の青いノートが地面に落ちた。
猫が落としたのか、それとも自然に崩れたのか、よくわからないまま。
それは、お見舞いに行った日、ヒマだと嘆くじいちゃん
に、病院の売店で買ってプレゼントしたノートだ。その日、僕は言った。
「ヒマなら、そのノートに自分史でも書けばいいよ。僕はインターネットで小説を書いてるんだけど、それも書けたらインターネットにあげてみんなに読んでもらおう」
その後すぐに仕事で忙しくなり、僕は小説を書かなくなった。ついでに、じいちゃんとそんな約束をしていたことをきれいさっぱり忘れた。
それから十数年、再び小説を書き始めた僕の前に、このノートは降ってきた。中を開くと、手書きの文字がびっしりと書き込まれている。
「あ、これはヤバいやつだ」
僕は約束を履行することにした。約束はみんなに読んでもらうところまで。
読んでくれなかったら棚から青いノートが落ちてくることになるので、是非とも最後までお読みください。
なお、差別用語、人名等登場しますが、当時の空気感を残すため、ちょっと削ってお茶を濁した上でそのまま掲載しています。
それが嫌だという方は、読まないようにお願いいたします。その場合は、青い本も落ちてこないでしょう。知らんけど。
※カクヨムに同時投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 22:43:12
2705文字
会話率:4%
建国300年を超えるメーユ王国の南の戦場で12歳から5年間青春をバイオレンスな戦場で過ごした「大魔法使い」ファルスール。
人を殺すのも嫌だったけれど、それ以上に14歳から一緒に従軍した「英雄」アルブランドが食い散らかす女の子たちのケアをする
のが嫌で、アルブランドが嫌いだった。
同じく14歳から従軍した憧れの第三王子サーリームには将来を決められた婚約者がいて手も出してくれない。
晴れて戦が終わり、王の前で「何でも欲しいものを与える」と言われたアルブランドがあろうことか「ファルスールを妻にしたい」と言ってきた。
タダで使える小間使いが欲しいなら他を当たりなさい!
怒ったファルスールがアルブランドを魔法にかけると……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 19:22:07
26625文字
会話率:35%
2045年(令和27年)新•戦時国際法-通称C.T.B法が施行された。その意味は“From the Cradle To the Battleyard”(揺り籠から戦場まで。)
65歳以上の高齢者のみが戦争に従軍するという地球規模の新しいシス
テムなのだ。定年を迎えた前田 吾郎も志願兵のひとりだった。人生の酸いも甘いも知った彼等老人達の祖国の為の第二の人生が今スタートした…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 16:14:34
27382文字
会話率:42%
ヘルデンと呼ばれる大陸の中央部に、その、強大で、老いた帝国はあった。
タウゼント帝国。
その歴史はあまりにも古く、正確な年数については誰も確かなことは言えないが、少なくとも千年もの間、ヘルデン大陸の中央部に確固とした存在としてあり続
けてきた。
そのタウゼント帝国の北方、冬になれば氷に閉ざされるフリーレン海のほとりに、被選帝侯の1つであるノルトハーフェン公爵家が治める小国、[ノルトハーフェン公国]はあった。
タウゼント帝国の海からの玄関口であり、家名の由来ともなった天然の良港、ノルトハーフェンを中心として公爵家は栄え、帝国と共にその長い歴史を歩んできた。
しかし、帝国の貴族たちの間で幾度もくりかえされて来た、血で血を洗うような陰惨な謀略は、ノルトハーフェン公国でも無縁ではなかった。
先代の公爵が時の皇帝カール十一世が行った親征に従軍し、そして、戦死してしまったことをきっかけに、ノルトハーフェン公国で公爵位をめぐる策謀が動き出したのだ。
新たな公爵として地位と領地を継承したのは若干14歳の少年に過ぎず、両親を失った少年公爵は何の後ろ盾も頼れる者もない。
そして、その少年公爵から公爵位を簒奪しようとする謀略は、密かに、着実に進みつつあった。
主人公である少女、ルーシェは、そんな公国の陰謀とはまったく関係のない、ノルトハーフェンの貧民街で生まれ育った貧しい少女だった。
身寄りもなく、誰に知られることもなくひっそりと消えて行くはずだった少女は、しかし、運命のいたずらによって、少年公爵、エドゥアルド フォン ノルトハーフェンに仕えるメイドとなる。
そしてその小さな出来事が、ノルトハーフェン公国の運命を大きく変え、そして、老いた帝国に新しい風を吹き込むこととなる。
〇作者他作品紹介
:オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました
小説家になろう様において、文芸(アクション)で月間1位になったこともある、本格的なファンタジー作品です。
:妹でもヤンデレでも幽霊でも、別にいいよね? お兄ちゃん?
ヤンデレと化した妹幽霊、星凪(せな)に虎視眈々と狙われる主人公、丈士(たけし)の運命やいかに?
:イリス=オリヴィエ戦記
レシプロ戦闘機を主役に置いた戦記作品になります。読み応え抜群の大長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 19:00:00
394512文字
会話率:17%
ある都市の路地裏街で生まれ育ち誰にも知られる事なくこの世から消えるはずだった名前の無い男は、徴兵により強制的に日の本へ連れ出される。その事に感謝し従軍していた男は、不運にも"魔法部隊"と戦闘になってしまう。知らない攻撃に
逃げ惑う味方、魔法使いの出現により激動の時代へ突入する世界。徴兵により初めて世界に産まれ落ちた男は、この激動の中を必死の思いで生き残る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 18:18:37
5430文字
会話率:49%
階級社会にヒビ割れが生じてきた時代――
海運業で財を成したラポート家に、由緒正しいハルーヴァ侯爵家から縁談がもちかけられる。最近財務が傾き気味のハルーヴァ侯の目当ては持参金であった。
ラポート家の娘アイラが嫁ぐことになったが、ハルーヴァ侯家
の長男リチャードは貴族出身ではない相手との結婚を拒否した。次男エドワードは身分にこだわることなく、どうにか婚約は成立する。
……しかしそれも束の間、遠国で勃発した戦火がたちまち広がり、王国も協約に基づいて参戦することになった。家督相続者は従軍を免除されるが、次男であるエドワードは出征を期待される。ハルーヴァ侯爵の権力を使えば拒否することも可能だったが、エドワードは貴族としての義務を果たすべく自ら進んで軍服に袖を通した。
アイラはエドワードの無事を信じ、その帰りを待ち続け……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 23:03:50
23000文字
会話率:46%
魔王軍との戦争で兄が死んで一年。学生ながら戦争に従軍していた俺だけが、生き残ってしまい鬱屈と日々を過ごしていた。
そんなある日婚約者で、この国の第4王女のアリシアが、一年前の戦争で再臨した勇者と、婚約することになったと言う。俺は愛する婚
約者さえも理不尽に、奪われるのか?
そんな事は絶対に許さない。
魔王さえ殺す神の使徒であったとしても俺は、倒してみせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 10:17:34
14490文字
会話率:54%
夫となったフェリクスが昔の恋人を忘れられずにいると、結婚式の日からエステファニアはフェリクスの知人であるパブロに毒を打ち込まれていた。ある日、彼女は引き出しの奥に隠されるようにしまわれていた数枚のブロマイドを見つける。そこにはかつてフェリ
クスが従軍していた際に慰安に訪れた歌手――フェリクスの恋人が写っていた。
※「カクヨム」にも掲載しています
※R15は保険です
※軽くですが妊婦を突き飛ばす描写があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 06:00:00
12844文字
会話率:53%