同心 志倉安茂は殺人事件を調査していた。被害者の命を奪った凶器は拳。志倉は犯人を突き止め、対決する。
最終更新:2019-01-09 19:29:44
11858文字
会話率:30%
鶴瑞葡萄ノ進は弘化3年(1846)から南町奉行所の同心であった。文久4年(1864)36歳の春、18歳の飾り職人我孫子の黎明、20歳の瓦版屋甲府の慎と裏稼業をはじめる。1876年(明治9)までの13年間に50人余りを闇に葬ったが、廃刀令を機
に解散。葡萄ノ進48歳の時であった。19年の時が流れ、日清戦争が終わった1895年、3人は偶然にも再開する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 01:59:13
8570文字
会話率:60%
お虞は常陸宍戸藩の上屋敷に勤める奉公娘。眼はパッチリと二重に見開き鼻筋も高く通った200年後を先取りした超絶美少女のこのお虞ですが、この時代だと評価はよろしくありません。「目玉お化け」と奉公仲間からは馬鹿にされた呼び方をされています。
ある日のこと、奉公仲間から自分の顔姿をさんざんに馬鹿にされたお虞は動きに出ます。それはお百度参り。しかも険しい石段を持つことで有名なあの出世の坂をお百度踏めばさぞや霊験あらたか念願成就間違いなし! と夜中に一人、本気で挑戦してしまいます。
「誰よりも美しくなりたい!」
その一念で過酷なお百度参りをなんとか達成したお虞ですが、その帰り道を不幸が襲います。宇宙船との接触事故、お虞は証拠隠滅を図った宇宙人に拉致されてしまいます。
不幸にも狩猟型宇宙人に捕獲されてしまったお虞ですが彼女の運は尽きてはいませんでした。
「これはメスだ。しかも弱っている」
「弱ったメスを狩ってしまうなど不名誉である」
「ユニットを用いて再生強化しよう。成長具合によっては後の狩りにも楽しみとなる」
宇宙人たちによる過剰な|再生医療《生体改造》を受けたお虞は傷を癒され再び地球へと放たれました。でも経過した時間は取り戻せません。お虞は奉公先のお屋敷から暇を出されてしまいます。
仕事を失ったお虞は生きる為、自ら人足寄場にその身を投じます。過酷な労働の日々を過ごしその肉体は益々鍛え上げられていきます。そして男達に混じり六年の時を過ごしたお虞は|身の丈六尺に迫る女獅子のような体《時代を200年先取りした戦うグラマー美女》へと成長を遂げました。
そんな|男勝りな《戦うヒロイン》お虞さんですが、夢を捨てられないでいます。
それは女の夢を掴むこと。
お虞はこの願いをこの体で叶えることが出来るのでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 16:00:00
30559文字
会話率:43%
ここは大江戸、泣きも笑いも、喧嘩も華も、恋も、芽生える日の本一の町。あっけらかんとした人々が住まう町にもおどろおどろしい妖がおる。畏れ嘆くことなかれ、それを退治する男あり、その名は柳川 一、江戸に住まう同心の一人でございます。
これは、妖を
退治し続けた一人の男の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 18:58:07
34519文字
会話率:52%
大川にふたりの年寄りの水死体があがる。
本所担当の定町回り同心、青木志津馬はふたりの身元を確かめるためにが土地の御用聞きである吾助を呼び寄せる。
ふたつの死体はおきみと了吉という町人で、ふたりは知り合いであったという。
周りは心中だ
と判断し、事件を終わらせようとするが、吾助のみはさらに詳しい調べを進めようとする。
同心である自分の言うことをきかず、勝手に調べを進める十手持ちを志津馬は不愉快に思うが、本所担当の前任同心からの申し送りで吾助を咎めだてることを辛抱する。
やがて、明らかになる了吉とおきみの奇妙な関係と、おきみの過去。
悲しき真実を目の当たりにしたときに、志津馬がとった意外な行動とは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 20:00:00
22228文字
会話率:43%
この世にあって、この世に非ず。
江戸であって、江戸に非ず。
そこにある掟も、時の流れも、外界とは異なる場所。
四方を塀と堀で囲んだ、江戸唯一の幕府公認の遊里。そして、浮き世の極楽として闇夜を照らし続けている不夜城ーー遊廓・吉原。だが、
そこには江戸八百八町を、そして世界を欺く、畏怖と狂気に満ちた秘密が隠されていた。
江戸を震撼させる連続無差別殺人の裏に潜む宇宙的恐怖の影。同時に妖異なる魔人・凶人が入り乱れ、裏切りと陰謀が錯綜する。そして、ついに闇に蠢く異形の邪神たちが江戸世界を侵食する!
江戸の人々曰く「昏夜(こんや)に邪なる神を談ずる事なかれ。談ずれば怪至る」ーーと。
(一昨年、昨年とクトゥルー神話小説アンソロジー本「混沌」&「妖神」にそれぞれ寄稿した同名タイトルの連作短編シリーズを加筆修正させたリブート版です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 12:07:17
55331文字
会話率:38%
幕末の江戸(東京)の町・・・
若い北町奉行所の定町廻り同心の石井隆之介は今日も江戸の下町長屋を見廻っていた・・・。
風雲急を告げる幕末の江戸そして日本・・・
若き同心の石井隆之介の青春と運命を描きます。
最終更新:2017-11-01 07:23:43
1351文字
会話率:27%
町方同心の次男・中村真之亮は「厄介者」として八丁堀の組屋敷で暮らすのを潔しとしないで家を出た。そしてその日のあることを見越していた手先の茂助は先代の病没と同時に中村家を暇乞いして、柳原土手の床店の沽券を手に入れて古手屋を開いていた。
真
之亮は茂助の店の用心棒として居つき、昼間は千葉道場に通っていた。その茂助の知恵を借りに界隈の岡っ引・弥平が解決の糸口すら掴めない奇怪な殺人事件を持ち込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 15:03:36
67628文字
会話率:33%
時は江戸時代中期。
大江戸八百八町といわれる大都市江戸には百万もの人間が住んでいた。そのお江戸の治安維持を任されていたのは町奉行所という役所。その南町奉行所に、とある男が見習いとして入ってきたのだが……。
※未成年者に対する性
犯罪の表現があります。
※話が進むにつれ、キーワードが増えます。
※この作品は、作者が以前某小説賞に応募したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 02:50:07
102500文字
会話率:35%
神鹿暦(しんろくれき)2218年。ここは、レーベンと名付けられた惑星の、大帝国と呼ばれる国「ファイヴァリー」。名前の由来は、国の中心にある巨大なブナの木であり、そのブナの木の周りから領地を拡(ひろ)げていったからだという。その名残(なご
り)か、この国の形は十層にも及ぶ壁によって同心円状になっており、中心に向かうほど富裕層で、一番外側は領土を拡げる為(ため)に、戦場となっている。
魔法の登場によって戦争は「剣が交差し、爆弾や銃弾が飛び交う」ものから「近接魔法のぶつかり合う火花が散り、遠隔攻撃の魔法が飛び交う」ものへと移り変わった。
そして今日、一人の少年が訓練所へ足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 20:59:40
2764文字
会話率:48%
ある日、南町奉行所同心・岡崎松五郎の元に猟奇事件の一報が舞い込む。
気狂いだと思われていた下手人・平吉が正気を取り戻し、松五郎にだけ真相を語りたい、と言っているとのことだった。
番屋に向かった松五郎。
そこで松五郎は平吉の深く哀しい闇を知
ることになる──。
©️山石尾花2016.
※作品の無断転載を禁じます。
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15443文字
会話率:19%
町奉行をつとめる池田播磨守の娘・初栄が、小料理屋をいとなむ善八、岡っ引きの姐御・律、女剣士の佐々木千冬を引き連れ、幕末ちかい江戸の街を舞台に、商家を皆殺しにする凶賊の正体を暴く時代物。
《登場人物》
初栄 ……………町奉行・池田播磨守の娘
善八 ……………本所で小料理屋をいとなむ男
律 ……………置網町で十手を預かる岡っ引き
佐々木千冬 ……同心の娘にして剣の達人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:00:00
22200文字
会話率:56%
前作、『しじみ汁』の続編。
目を悪くした根付職人、庄吉は、盗賊改め方同心、高山新十郎の手助けで眼鏡を使えるようになる。その見返りに、人足寄場で細工物の作り方を教えることになった。
臆病な性格が災いして誤解を受けやすく、その都度落ち込むのであ
る。女房のおツネは、耳が悪いことを逆手にとって庄吉を励ます。
深川蛤町の飯屋『大瓢箪』を舞台に、新たに富田町の捨松という御用聞きが加わって、人生模様を描いてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-13 15:31:48
66578文字
会話率:53%
幕末の日本
ペリーが黒船で来航してから日本には各国から商人などが
港に船で来るようになるしかし幕末の世にも悪党がいるものである
そんな悪党によって民は犠牲になって行くのだった
そんな怪事件や悪党から民を救う為北町奉行所同心坂田玄八は事件解明
と
悪党の退治する。仲間の協力を得て事件解決できるのか・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-12 00:24:58
5641文字
会話率:71%
その同心には秘密があった。
闇の中、月の光を浴びて恐ろしい姿に変身する……
最終更新:2015-02-15 04:46:54
25148文字
会話率:54%
この話しはパラレルワールド的な江戸時代の妖怪(あやかし)隠密同心 兵藤 丈之助と妖怪達の戦いや恋愛を混ぜたコメディータッチな時代劇です♪
最終更新:2014-07-21 22:11:45
7523文字
会話率:84%
こんにちは。与一と申します。南町奉行所の定廻り同心の手下なんてことをしてます。
最近、お江戸の町では付け火による火事が頻発しておりまして。日々、南町奉行所同心、香上の旦那と探索に明け暮れておりやす。この香上の旦那、一癖も二癖も……いや、も
っともっと癖のある旦那なんですが、何だかある店に狙いをつけたようでして。
一筋縄じゃいかない香上同心(と、俺、与一←おまけ)の活躍をお楽しみください!
※このお話は重複投稿です。深町蒼「yume.yume.」にて掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-08 10:14:25
14064文字
会話率:45%
大地主の息子恭一は、父親の命令で新しく使用人となった女性の娘ハルの遊び相手となる。ある日、庭の物置小屋で二人は薄汚い縄を発見し、恭一は同心が悪党を縄で縛るという「同心ごっこ」なる遊びを提案する。そして、ハルが同心に扮し恭一の身体を縛ったその
とき、二人は今まで感じたことのなかった高揚感に気づくのだった。それは子供同士の、秘密の遊び。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-13 22:04:36
34960文字
会話率:46%
小田原城を見下ろす笠懸山の陣城、後に『石垣山城』と呼ばれるその城に、北方鎮定を命ぜられた前田利家らの軍勢が粛々と入城する。前田・上杉らの北越大名の他、彼らに同心した北関東諸侯の旗も少なからず見受けられた。
最終更新:2014-01-12 01:13:54
13609文字
会話率:36%
同心小町として江戸の町で有名な娘、雪乃。
彼女が初めて恋をした。
相手は南町奉行所の与力、立田文吾。
色好みの文吾は、女遊びに余念がない。
しかし文吾には誰にも言えない秘密があった。二人の恋の行方は?
最終更新:2013-10-13 02:03:41
10216文字
会話率:45%