時は幕末。
貧乏御家人佐々木家の庭では、やくざの親分太一郎が遊びに来て芋を焼いていた。
佐々木家の次男英次郎が内職の荷を担いで出かけた間に、親分は一枚の「書き損じ」を見つけた。
最終更新:2022-10-19 02:14:06
1953文字
会話率:41%
時は幕末。 江戸の町に一風変わった二人組があった。
一人は、本所浅草一帯を取り仕切っているやくざ「衣笠組」の親分・太一郎。酒と甘味が大すきな縦にも横にも大きいお人よし。
そしてもう一人は、貧乏御家人の次男坊・佐々木英次郎。 精悍な顔立ちで
好奇心旺盛な剣術遣いである。
太一郎が佐々木家に持ち込んだ事件に英次郎が巻き込まれたり、英次郎が太一郎を巻き込んだり、二人の日常はそれなりに忙しい。
人情、あやかし、異国――連作短編集です。
※話タイトルが『異国の風』『甘味の鬼』『動く屍』は過去に同人誌『日本史C』『日本史D(伝奇)』『日本史Z(ゾンビ)』に収録(現在は頒布終了)されたものを改題・加筆修正しています。
※エブリスタにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 16:00:00
87620文字
会話率:51%
酒と肴と剣客バトル!
江戸は本所にある居酒屋『草間』。
美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は絶世の色男にして、無双の剣客でもある。
ほとんど完璧に見えるこの男だが、なぜか様々な厄介ごとが迷い込んでくる。
様々な困難を仲間たち
の協力、包丁の腕、剣術と機知で超えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 08:05:56
278937文字
会話率:17%
本所深川、飯屋浜木綿の店先に立った少女。浜木綿のおかみお袖は、三日も飲まず食わずだという少女を迎え入れる。親も分からない少女はおみいと名乗る。やがて、少女には不思議な力があることが分かる。
最終更新:2022-04-18 17:39:10
18704文字
会話率:41%
高校二年生の月森むつみは、学校で見つけた古文書を開いた途端、意識を失った。気が付くとそこはまるで知らない場所。そして時代劇の中のような人々。
時は元禄十五年十二月三日。場所は江戸本所松坂町、吉良上野介の屋敷。
赤穂浪士討入り直前の吉良家にタ
イムスリップし、成り行きから屋敷の人々と生活することとなったむつみに、十二月十四日その時が迫る。
赤穂浪士に討ち入られた吉良家とは? 浅野内匠頭刃傷の理由とは? むつみは何を思い何を成すのか?
忠臣蔵に描かれない、吉良家に生きた人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 15:00:00
111268文字
会話率:36%
【本編完結済み 設定・小話・後日談等追記あり】
ある日とある出来事から古の叡智の欠片たる魔本を手に入れた魔導師。
その知識から組み上げた魔導を格下の魔術師に試し撃とうとするも、ほかの魔本所持者に急襲され大けがを負う。
焦る魔導師に手を差し伸
べたのは、狙われた側の格下の魔術師。
「わしと契約し、魔王になってみないか?」
焦って判断力が落ちていたのか、その魔術師の誘いが巧みだったのか。
割とあっさり魔王になってしまった魔導師の物語。
魔王になってから色々ちょっかい受けます。
その度何とか乗り越えます。
優秀だけどまだまだ弱い、だって元人間だし、新米だもの。
それでもじわじわ増える配下達。
それでも広がるちょっかいの輪。
古参魔王・魔本の所有者・宗教に何故か身内まで色々と。
はては勇者や異世界転生も?(←ここは話の大筋には絡みません。メインは新米魔王)
押しも押されもせぬ魔王となれる日まで、なんとかがんばれ魔王業。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 12:46:10
478181文字
会話率:41%
本所緑町に住むお鈴は見知りの男に襲われかけたところを妖怪に助けられた。その妖怪曰く、本来優しい性質の男がこのようなことをしでかしたのは妖怪が憑いたせいらしい。
どうにかして牢屋敷に入れられてしまった男を助けられないものかとお鈴は思案する
が、無為無策のまま日々が過ぎていく。そんな中、兄である宗次郎に妖怪のことを知られてしまう。
だがそこからことは動き始め、また新たな出来事をも呼び寄せる……
『およずれごと』とは『妖言』――人を迷わす妖しい言葉
※不定期更新 ※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 21:36:58
129052文字
会話率:38%
大川にふたりの年寄りの水死体があがる。
本所担当の定町回り同心、青木志津馬はふたりの身元を確かめるためにが土地の御用聞きである吾助を呼び寄せる。
ふたつの死体はおきみと了吉という町人で、ふたりは知り合いであったという。
周りは心中だ
と判断し、事件を終わらせようとするが、吾助のみはさらに詳しい調べを進めようとする。
同心である自分の言うことをきかず、勝手に調べを進める十手持ちを志津馬は不愉快に思うが、本所担当の前任同心からの申し送りで吾助を咎めだてることを辛抱する。
やがて、明らかになる了吉とおきみの奇妙な関係と、おきみの過去。
悲しき真実を目の当たりにしたときに、志津馬がとった意外な行動とは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 20:00:00
22228文字
会話率:43%
<あらすじ>
本所深川今川町で料理茶屋を営む彦蔵は、かつて〔鼬目天〕と呼ばれた盗賊であった。
その彦蔵が足を洗って六年。堅気として生きてきたが、ある事件が男を裏の世界に引き戻す事となる。
巣鴨慈寿荘外道狩りシリーズ第三弾。
<シリーズ
>
ファザー・ファッカー
https://ncode.syosetu.com/n0165eg/
ヴィラン/マスト・ダイ
https://ncode.syosetu.com/n8090eg/
<シリーズ登場人物>
大佛丹次郎:南町奉行所本所見廻同心
餅屋の松吉:岡っ引き
益屋淡雲:両国広小路の両替商で、慈寿荘の主折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 17:32:19
8841文字
会話率:45%
南町奉行所本所見廻・大佛丹次郎は小悪党である。
小悪党は生きていてもいい。しかし、外道は違う。
外道は真っ当に生きる者の為、死ななければならないのだ。
巣鴨慈寿荘外道狩りシリーズ第二弾。
「ファザー・ファッカー」に続く、横文字で時代小説実
験作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 18:15:52
5684文字
会話率:54%
両国橋テラスに集住するホームレス達、その一人の人生に思いを巡らせる
最終更新:2016-11-09 19:36:16
6623文字
会話率:10%
町奉行をつとめる池田播磨守の娘・初栄が、小料理屋をいとなむ善八、岡っ引きの姐御・律、女剣士の佐々木千冬を引き連れ、幕末ちかい江戸の街を舞台に、商家を皆殺しにする凶賊の正体を暴く時代物。
《登場人物》
初栄 ……………町奉行・池田播磨守の娘
善八 ……………本所で小料理屋をいとなむ男
律 ……………置網町で十手を預かる岡っ引き
佐々木千冬 ……同心の娘にして剣の達人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:00:00
22200文字
会話率:56%
これは魔法を操る普通の高校生の愛と、変化と、青春の物語
最終更新:2013-11-17 21:34:17
1190文字
会話率:4%
【本所深川てのひら怪談コンテスト】(2012年)への応募作品です。
「本所・深川」をテーマにした800文字以内の怪談、ということで書いてみた作品の一つ。
http://fukagawatenohira.tumblr.com/post/315
30096065
2018/9/8 なろうさんの仕様変更によりジャンルが長らく未指定になっていたのを対応。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-30 00:53:59
723文字
会話率:10%
江戸は本所深川。神社の宮司の姪として生まれたお藤。母親似の美貌を受け継ぎながら、その性格は快活で勝ち気。気取ったところのひとつもない真っ直ぐな少女であった。お藤は戯作、中でも人情本を好み、特に市井修治という戯作者(小説家)の書く著書の愛読者
である。近所に住む市井は、お藤の神社に毎朝、参拝に訪れる。お藤は巫女をしていたし、二人には面識があった。まだ少女だったお藤は市井に懐き、空いた時間を見計らっては市井の自宅に遊びに寄るのを日課とした。憧れの戯作者を、羨望の眼差しで見上げるお藤であったが、少女から大人の女への階段を昇るたび、市井への愛は形を変え、遂には抱えきれないほど膨らみ続けた。一方、年若いお藤の愛情に戸惑い、拒み続ける市井。周囲の目など気にせず、全身で市井の胸に飛び込もうとするお藤。二人の恋の行方は?
江戸後期の情緒豊かな物語、ぜひお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-27 19:35:03
119324文字
会話率:50%
放浪し続ける死んだ母と人でない娘の物語第一話。二人はとある町で悲しみ続ける幽霊と姉を殺された少女と出会う。少女は姉の敵を討とうと姉を殺した男の許へと向かうのだった。
最終更新:2008-04-04 05:21:03
16119文字
会話率:35%