時は元禄、京で生まれた公家の三女、瑠璃(るり)姫は大坂道頓堀で、歌舞伎役者や花街のお姉さんの細工物を細々と作りながら裏ではくノ一として暴れている。その瑠璃にぐいぐい迫る江戸から赴任してきた同心のふりをした与力の百沙衛門(ももざえもん)二人を
取り巻く温かい周りの大人たちと一匹のトラ猫が恋の行方を見守ります。
元禄時代の京都や大阪を舞台にしますが、史実や事実、関西弁(ほんとうにむずかしい)の違和感には目をつぶってください。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:50:00
44221文字
会話率:65%
同心・田中佐平衣織と義賊“山猫小僧”・たつ。女二人の異史江戸暮らし
※時代設定の都合上、作中では現代の基準において不適切な言動があります。それにより気分を害される方はご覧にならない事をおすすめします。
とある男性にのみ致死性を発揮する
未知の伝染病により歴史が変わり、男女比が1:4となってしまった江戸の世にあっても悪は絶えず、幕府が設置した特別警察・火付盗賊改方もまた、代わり映えすることなく凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まっていた。
跡継ぎ不在による取り潰しの頻発を重く見た幕府の命によって、家の存続のために女性でも家督を継げるようになり、その中でも特に武芸に長けた者は現場へもでていた。
そのうちの1人である、火盗改の同心としてその激務をこなしていた下級武士・田中佐平衣織は、ある晩、傷だらけで自宅の庭先に倒れていた義賊“山猫小僧”を発見する。
かねてより専任として追いかけていた“彼女”を家に入れて介抱し療養させた日から、男装の義賊“山猫小僧”ことたつは、自分がそうであると証拠がないのを良い事に居候して小間使いのまねごとをし、奇妙な同居生活を送ることとなる。
そんなある日の仕事帰りの未明頃、衣織は竹藪に分け入っていく怪しい2人組を見かけ、その後を付けていくのだが……。
※この小説はフィクションであり、史実や実際の歴史上に存在した機関とは無関係です。また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 00:00:00
14047文字
会話率:64%
時代は江戸の中期、京都にほど近い「土生村」に生まれ育った一人の人物がいた。
彼は厳格な剣豪の祖父に育てられ、密かに誓願を立てていた。そして自ら祖父を斬って村を出奔し、都で「首斬鬼」と呼ばれる辻斬りになった。
次々と人を殺めながら同心た
ちから見事に逃げおおせる首斬鬼の前に、錦と名乗る男が現れる。
初めて自分の剣技が通じない男と出会った首斬鬼は、錦に殺し屋の一人として雇われ、その屋敷に住むことになったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 16:09:27
153182文字
会話率:50%
主人公・日野頼重(ひの よりしげ)は、八歳の時に町奉行で与力として働いていた父・頼家(よりいえ)を刃傷沙汰で失う。
武士が刀を抜くにはよほどの理由が必要だった。
父を殺めた人物は頼家の部下だった同心・野木宗紀(のぎ むねとし)と
いう男だった。
頼重が元服した後、仇討ちを果たすことを条件に、日野家は取り潰しを免れる。
元服後、頼重は奉行所に集まった証言を元に仇討ちに向かうが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 12:00:00
4937文字
会話率:14%
# 元禄密事剣 外伝「時の流れ」
## 作品紹介
元禄期の江戸を舞台に、赤穂事件の裏面を描く時代小説。南町奉行所の密偵として活動する商人・若木屋真之助が、歴史の重大な転換点に立ち会い、その意味を見つめていく物語。全三部作を通じて、武士道精
神と町人意識の覚醒という二つの大きなテーマを描き出す。
## あらすじ
### 第一話「影の邂逅」
元禄12年9月、本所・深川の地で、密偵の真之助は変装した赤穂浪士・堀部安兵衛と出会う。吉良邸を探る浪士たちの動きを察知しながらも、時代の必然として見守ることを選択する。新設の遊女屋「松の家」を舞台に、歴史の暗部が描かれる。
### 第二話「陣太鼓の夜」
元禄14年12月14日、討ち入り当夜の本所を舞台に、歴史的瞬間が描かれる。真之助は、二年前に出会った浪士たちの最期の行動を目撃する。陣太鼓の音と共に、武士の生き様と、時代の大きな転換点が浮き彫りにされる。
### 第三話「民の目覚め」
討ち入り後の江戸で、芝居小屋を発端とする新たな動きが描かれる。町人たちの意識の芽生えと、それを警戒する権力側の動き。真之助は、両者の間で時代の大きなうねりを感じ取っていく。民主主義の萌芽とも言える社会変革の予感を描く。
## 主要登場人物
### 中心人物
- 若木屋真之助(25歳)
- 呉服問屋の次男
- 表向きは遊び人、実は南町奉行所の密偵
- 鋭い観察眼と深い洞察力の持ち主
- 時代の転換点に立ち会う「歴史の目撃者」として物語を導く
### 幕府側
- 井上正行(55歳)
- 南町奉行
- 時代の変化を察知する老練な行政官
- 真之助の密偵としての才能を見出した人物
- 鍋島善九郎(32歳)
- 南町奉行所与力
- 真之助の直接の指示者
- 実務能力に長け、現場の状況を詳しく把握
### 密偵網
- 小衣太夫/糸子
- 遊女屋「松の家」の遊女(後に魚屋の女房)
- 南町奉行所の密偵
- 本所での情報収集の要
- 春木半兵衛
- 南町奉行所同心
- 変装の名手
- 町の動きを探る重要な情報源折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-12 20:10:00
13283文字
会話率:46%
桐谷家の婿養子『桐谷一兵衛』は昼間はしがない奉行所の公務員、夜は悪党を斬る『斬一倍』を名乗る始末屋である。かつて兄を奉行所に兄を処刑された『浄元虫の元次』は奉行『長谷川出雲』に復讐を誓う。犠牲になる奉行所の同心や家族。そして、ついに桐谷の同
僚の妻が犠牲になった。同僚は最愛の妻を奪われた恨みから始末屋組織『火車』に浄元虫一味の始末を頼んで腹を切る。それがトリガーとなり火車が動き出す。そして闇の中、今宵も斬一倍は愛刀の村正を抜く折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 21:00:07
14368文字
会話率:36%
繰り返す日々、恙い一日、それは至福。
父と娘、妻に先立たれてから15年。
繰り返されてきた夕餉の時間。
最終更新:2024-09-23 04:17:13
719文字
会話率:56%
「白南風ー八丁堀の女用心棒」では名前だけ出てきた榊源二郎が主人公の、江戸時代後期が舞台のお話。時は文化九年(1812年)の秋。始まりは「白南風」の終わり頃。
北町奉行所同心の次男として生まれた源二郎は、生まれた直後に母を亡くし、祖父の代か
らつきあいのある与力の家の妻に三月早く生まれたその娘と一緒に育てられたという、少々複雑な過去を持つ。そんな過去と次男という立場から、いつしか武士の身分を捨てて町地で飯屋を営むつもりでいたのに、二年前に兄が盗賊に斬殺されたため、急遽家督を継ぎ、今は北町奉行所に平同心として勤めている。
ある非番の午後に釣りをしていた時、浪人が子供を助けるのを目撃した源二郎。その浪人に自身と共通するものを感じた源二郎は釣りを通して親交を深める。だが二月近く経った頃、「容易く人を信じるな」と言い残し、浪人は源二郎の前から姿を消す。
直後に起こった商家への押し込み。主一家が斬殺されていたのだが、主の斬り口には源二郎の兄に残されていた斬り口と同じ癖があった。
周囲が兄の敵討ちをお膳立てしようとする中、その掛かりに加えられたという、あくまでも町方同心として源二郎は探索に取り組んでいく。その中で見えてくるあの浪人の真実、自分との因縁……
たぶんじみ~なじっくり系ヒューマンドラマです。(これぞ「ヒューマンドラマ」ではないか、とは思います)
「白南風」のキャラでは、万蔵、青井真乃がそれなりに、青井真右衛門、片岡孫助と嘉兵衛親分が少し出てくる見込み。(現時点ではあくまでも予定)
それなりにアクションシーンやチャンバラシーンが出てきますので、R15にしました。
それほど長い話ではありません。更新はの~んびりペースになると思います。
※ タイトルは「りょうふう」と読みます。秋に吹く風のことですが、「蓼」は「タデ」という植物のこと。「蓼食う虫も好き好き」の「蓼」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:20:00
123392文字
会話率:32%
とある博打屋に住む右近は無宿の者だ。ここに来るまでの過去を誰一人として知らない。
吉原で育ったと言うものもあれば、関八州(現在の関東地方)から流れてきたと言うものもいる。育ちの良さからとあるお武家様のご落胤だと言う噂もある。
実際、
同心の方も右近に会うために博打屋を訪れる。
……作者が岡っ引は私立探偵もどきという事実をネットで見てしまったがゆえに、出来た創作です。
御用聞きというのは岡っ引のことです。
岡は「岡目八目」と同じく脇の立場であることを指し、公儀のお役人である同心ではない脇の人間が拘引(逮捕)することから岡っ引と呼ばれた。
御用聞きは博徒やエタ、的屋などのやくざ者や親分と呼ばれた地域の顔役がなっていたことが多く、下っ引や手下と呼ばれる子分を持つことも多かった(ウィキペディアより)。
無宿(むしゅく)……江戸時代において現代の戸籍台帳と呼べる宗門人別改帳から名前を外されたもの。現在の住所不定無職と同様に必ずしもホームレス状態にあるわけではない。連座を恐れた親族から感動された町人や、軽罪を犯して追放刑を受けたものもいたが、飢饉や商業資本主義の発達による農業の破綻により、農村で生活を営むことが不可能になった元百姓もいたという(ウィキペディアより)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 21:07:18
11613文字
会話率:61%
世は泰平。剣術に秀でている剣道場主の小暮京介も、竹刀を扇子に代えて町娘を相手に踊りを教える始末。深川の水路に浮かんだ女の死体を検証した同心が道場に乗り込んで来て一悶着が起きた。同心との悶着が片付くと次なる悶着が発生。それが原因で門弟たちは去
り、道場は閑古鳥が鳴くようになった。ヒマな京介は門弟だった町娘の依頼を受けて、死んだ女の身元を捜しに動き出したのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 08:28:35
52475文字
会話率:63%
色吉は岡っ引だが北町奉行所同心、羽生多大有の供も兼ねており、出退勤時と市中見廻り時には随行する。羽生はなにを考えているのかまったくわからないが、それというのも実はぜんまい仕掛けの絡繰人形だからである。色吉捕物帖、続色吉捕物帖もぜひどうぞ。
最終更新:2023-12-09 06:00:00
318214文字
会話率:56%
岡っ引色吉の捕物帖。色吉は北町奉行所同心、羽生多大有の供も兼ねており、出退勤時と市中見廻り時には随行する。羽生はなにを考えているのかまったくわからないが、それというのも実はぜんまい仕掛けの絡繰人形だからである。色吉捕物帖の続きです。
最終更新:2020-11-08 04:00:00
140544文字
会話率:52%
本郷金助町の岡っ引、色吉による捕物帖。読み切り連作短編。色吉は北町奉行所同心、羽生多大有の供も兼ねており、出退勤時と市中見廻り時には随行する。羽生はなにを考えているのかまったくわからないが、それというのも実はぜんまい仕掛けの絡繰人形だからで
ある。どうぞ色吉の活躍をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 05:00:00
133144文字
会話率:53%
万延元年のこと。
町居の剣術家は廃墟に出るという幽霊のうわさ話を聞いた。
江戸の庶民は物見遊山のつもりで廃墟に押し掛け、夜半に町の戸を出ているのも問題あるし、留守の長屋に泥棒が入るというので番所の同心が追い払いに来る始末だという。
町の名
主に幽霊退治を頼まれた剣術家は、件の廃墟に残された絵を発見し、描かれた美人像に一目惚れしてしまう。
家に持って帰るか? いやしくも武士がそんな盗むような真似はできない。寝食も忘れ、廃墟で独り、つい何刻もこの絵を見つめてしまうのだった。
そのうち、この廃墟の幽霊は男女1人ずつ、薄幸そうな女と、浪人風の男の幽霊だという噂に変化した。
ある町民は確かに幽霊を見たと言い張った。幽霊はふたりいたのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 17:44:56
7955文字
会話率:38%
現代日本の検屍(法医学)で数々の事件を解決してきた大石花蓮は、事故で幕末の江戸にタイムスリップしてしまう。江戸で医院を営む家の娘になった花蓮はお花という名前で生きていくことになる。それから数年過ぎお花は幕末の江戸で比類無き医学の腕を駆使して
、医者としてのみだけではなく犯罪捜査における検屍官としても活躍していくことになる。
また法医学だけではなく、FBI行動科学(プロファイリング)や人の無意識下の行動で心の中を探るノンバーバルコミュニケーション(行動心理)を駆使して心許せる奉行所同心の永井源三郎と共に数々の不可解な部分が残る殺人事件に挑み事件を解決していくことになる。
この物語は現代のように科学捜査がない江戸で、現代水準の最高の検屍知識「法医学」やノンバーバルコミュニケーション「行動心理学」の技術を持ったお花が悪「殺人犯」を追う物語である。
『一話目 吊り下がる女』
『二話目 死んだ女』
『三話目 猟奇犯罪事件』
お話は現在時点では短編連作の三話で構成されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 08:00:00
67605文字
会話率:56%
「お華の髪飾り」続編にございます。
時代は江戸。いよいよ幕末に突入致します。
柳橋の芸者でありながら、北町同心の兄、桜田浩太郎の妹でもあるお華は、町廻同心の手下として、江戸の町を守っているのだが、否応なく時代に巻き込まれていく。
前作
では、江戸幕府最後の改革・天保の改革の波を、得意の簪と頭脳で、叩き潰したお華だったが、今回は明治維新の大嵐。
彼女は、逃れられない時代の大波をどう切り抜けるのでしょう。
乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 14:00:00
914623文字
会話率:36%
同心とその妻。そして芸者の妹が織りなす物語。
幕末も近い、天保の頃の事。
お華は、武家の娘にも関わらず、深川でお華太夫を名乗る芸者。
亡き父が教えてくれた技と心意気で、仲間と一緒に自分の人生、
そして時代の波に立ち向かっていく。
最終更新:2021-01-24 14:00:00
464925文字
会話率:40%
さよならだけが人生か、それなら出会いはなんなのさ。見回り同心の西村右京はある日、数人の他殺死体を検分する。死体は全て、拳による打撃により撲殺されていた。彼は、江戸最大の裏の組織・龍牙会の大幹部だった拝み屋の呪道と接触する。地上最強の拳獣・
泰造。声を失った暗殺者・お鞠。そして狂乱の奇行士・西村右京……彼と死事屋の面々との出会いは、始まりの始まりだった。やがて彼らは、江戸の裏社会を根底から揺るがす大事件に巻き込まれていく──
※ 江戸時代が舞台となっておりますが、地名などには架空のものも多く登場します。また、独自の設定が多数存在しています。「目明かしは十手を持たない」「花魁はありんすとは言わない」といった賢くて意識高い系の歴史好きな方々には、読まないことをオススメします。さらに、残虐なシーン及びグロいシーンも多々あります。苦手な方はお気をつけ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 00:33:33
191532文字
会話率:38%
晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ人でなしを消す。仕掛けて仕損じなし、口外法度の仕掛屋稼業。昼行灯の同心・中村左内を中心とする仕掛屋のメンバーたちの生き様を描いた作品です。差別用語が数多く登場します。また江戸時代が舞台ですが、史実とは異なる部分
があります。歴史が好きすぎて、テレビの時代劇にもいちいち重箱の隅をつつくような突っ込みを入れる意識高い系の人は読まない方がいいです。
さらに昨今のスペシャルドラマの必殺シリーズとは根本的に違い、暗く不快で残酷な話が多くなります。苦手な方は注意してください。
また『闇の仕掛屋稼業〜』の続編でもありますが、前作を読まなくても問題はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 00:53:26
248225文字
会話率:44%
うだつが上がらない同心、神山仁助はとある少女と関わるうちに、不可思議な事件に出会ってゆく。幼いころに神隠しにあった少女は、人には言えない秘密を背負いながら、捕物を陰ながら手伝っていた。江戸を舞台に、様々な奇譚が二人を巡らす……
神隠し、幽霊
……目には見えない超自然現象を、あなたは信じますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 19:00:00
216011文字
会話率:40%
江戸時代中期、人に悪さをする妖怪・悪霊を退治する妖霊退治人がいた。
妖霊退治人は寺社奉行が管轄し、僧侶、神官、巫女、拝み屋などがいる。
妖霊退治人の中でも、高い能力を持つ女忍者集団がいた。
その名は、天摩忍群といい、不思議な神
気術忍法を身につけ、悪霊・妖怪・妖術師などとと戦っていた。
人呼んで妖霊退治忍ーー天摩くノ一衆。
構成員は、
男の子っぽい女剣士で、火術を得意とする熱血元気娘の紅羽(くれは)。
怜悧な頭脳をもつ、美貌の巫女忍者で、薙刀と氷術の使い手、竜胆(りんどう)。
明るく可愛いが、少しドジなところのある、円月輪と風術を使う、最年少の黄蝶(きちょう)。
そして、彼女達の頭目であり、いつもホワワンとしているが、類い希なる麗貌と、高度な法術を使う秋芳尼(しゅうほうに)。
彼女たちの後見で、三白眼で強面だが、真面目で正義感あふれ、一刀流の剣の達人で、寺社役同心の松田半九朗。
このメンバーを中心に活躍します。
陽気なコメディ話もあれば、ホラーでシリアスな話、泣ける話もあります。
この物語は、いわば大江戸版くノ一ゴーストバスターズや霊幻道士シリーズであり、ライトな山田風太郎忍法帖テイストでお送りします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 21:39:43
1249293文字
会話率:50%
しがない浪人だが無外流の達人である鷹野鷗と、仕事熱心だが空回りしてしまう同心の藤田蓮次郎。各々の理由でやくざ者の死を追うことになる。そして二人が交差するとき、立場を超えた協力関係が結ばれる――
最終更新:2022-10-07 22:07:06
9279文字
会話率:45%
明治維新が成されてしばらく経った頃の日本。
司法省に勤務する元同心の唐澤幸光(ゆきみつ)は、病死した妻の妹の葬儀に参列した。その帰りの汽車の中で、幸光は自身の過去の闇と、それによって妻の心に負わせた深い傷と向き合う事になるのだった。
最終更新:2022-08-29 21:24:53
2400文字
会話率:35%
【元剣豪の野盗の頭領と、藩の同心・急遽加わった謎の剣士たちとの斬り合いの行方は・・・】
■あらすじ
野盗退治に向かった藩の討伐隊が全滅した。そのため再度討伐隊が組まれた。谷川左内と柏原衛守は岡っ引きを引き連れて出立しようとしていた。その城
門前で、肥富数馬という妙な剣士が同行することになった。
その夜、討伐隊は野盗と遭遇して斬り合いになった。中でも野盗の頭領はかなりの剣の達人であった。討伐隊のメンバーは、左内と衛守、それに数馬の三人のみとなり……。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:25枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。
■所感
・当初このネタは、カ○ヨムで春休み頃に開催されたショートショートコンテスト用に起案したものでした(←投稿に失敗)。その後某社の某時代小説新人賞用に仕上げようとしましたが、結局失敗。そしてついに短編としてようやく切り出しました。
・初めての時代小説で手こずりました。もっと早く書き上げる予定だったのですが・・・。楽しんでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 00:00:00
7924文字
会話率:15%