霧崎鋼樹は幼少のころより姉、詩音になぜか逆らうことができず、常々早く家を出て行ってほしい、もしくは自分が高校卒業を機に家を出たいと思っていた。
そんなある日の夜、詩音が鋼樹のスマホをいつものように勝手に操作し、異世界漫画は好きですか? とい
う質問を投げかける。
質問の意図が分からず、好きだ、と答えると、コンビニでお茶を買ってきてほしいと200円を渡される。
いつもに増して謎の行動だが、詩音には逆らうことはできず、渋々ながら着替えてでかけようとすると詩音から『気を付けて』と言われ、部屋の外に出ると、そこは見たことのない倉庫内で、目の前には詩音と雰囲気がよく似た女性が自身を女神アイリと名乗り、鋼樹を必要としていると告げる。
鋼樹は夢あるいは詩音のドッキリとだと思いつつ、自称女神についていき、漫画で見たことのあるような水晶に手を触れると『これでスキルを授かるのか』と期待するも、渡された身分証には『ー300000000』の数字が目に入る。
鋼樹「これって借金では?」
女神「せいかーい。がんばって一緒に返しましょうね」
どうやらこの現代日本に酷似しているが地球の日本とは違う、魔力を動力とした技術『魔術』と魔法が存在する世界でも姉属性には酷い目に合わされるようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:45:42
33893文字
会話率:30%
本稿は、2020年から『カクヨム』に投稿している内容の再録です。
*
有名だけどちょっと古いとか、いまいちヒットしなかったとか、
それでもなぜか記憶に刻まれて、
朽ちることのない特別な作品って、ありますよね。
“このまま忘れ
去られて欲しくない名作”って、
誰の心にも残っていると思うのです。
あくまでも、個人的な感想ですが……
そんな、昔の古いアニメやSF、その他の映画などについて、
それから生活雑感も、つらつらと記していきます。
あ、笑える珍作や迷作も含まれますよ。
※いわゆる“ネタバレ”に類する表現が含まれることがあります。
特定の作品を解題する章は、必ず事前にDVD等で
該当作を最後までご覧になってから、お読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:45:03
910692文字
会話率:2%
『同志少女よ、敵を撃て』(著:逢坂冬馬 氏)は、言わずもがな……
2021年の第11回アガサ・クリスティ賞大賞と2022年本屋大賞のダブル受賞作。
発行部数は2022年4月現在で40万部近くに達する大ヒット作です。
ここでは少し変わ
った斜めの視点から、作品世界を楽しんでみましょう。
じつは、ミリタリーだけどミステリーな、幾つかの謎が……
作品中の描写に潜んでいます。
読んでいて、「あれっ、どこか変?」と違和感を覚える、何か。
これはおそらく、作者の意図による、謎かけなのです。
読めば読むほどに、深まる謎。
そこには多分、この作品の制作過程が隠されていると思われます。
あまりにも興味深いので、
文脈と行間に秘められた謎を探し、私なりに解いてみました。
これはあくまで、個人的な感想文であり評論です。
作品を批判するつもりは全くありませんが、
作者様、失礼がありましたら、何卒お許し下さい……
※いわゆるネタバレは避けますが、事前に必ず『同志少女よ、敵を撃て』を
読了なさってから、この評論をお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 12:37:00
57222文字
会話率:1%
※本稿には作品のネタバレ要素が含まれます。
皆様は必ず、ブルーレイ等で『ヴイナス戦記』の本編をご覧になってから、本稿をお読み下さい。絶対にですよ!
『ヴイナス戦記』(1989)。
安彦良和監督の手になる劇場アニメの傑作であり、
公開以来3
0年にわたって“封印”された“幻の超大作”。
ようやく2019年になってブルーレイ化され、
超絶のヴィンテージともいうべき味わいが、21世紀に甦りました。
それにしてもこの傑作、どうして公開当時、アニメファンにヒットせず、歴史のシャドウゾーンに潜むことになったのでしょう?
そんな疑問を持ちつつ再観賞を重ねますと、登場人物の行動の裏側に隠れていた、意外な物語が見えてきました。
クイーンのミランダが母親のように優しく変貌したのは、なぜか。
マンハッタンのオフィスで、スゥがタイプした記事の意味と暗示。
そして、ヒロとカーツの“峡谷の決闘”に秘められた謎。
そこで負けたとされていたヒロが、実は完勝であったこと……など。
一度観ただけではわかりにくい、『ヴイナス戦記』の奥の深さを、
21世紀の今、ここで分析してみたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 20:43:44
51281文字
会話率:3%
この世に生を受けて以来、一度として仲間という人間関係を構築したことのない主人公。
彼は他人に歩み寄った経験もなければ、仲間を欲する願望も抱いたこともなく、自分以外の存在との接触を避け続けていた。
そんな彼の唯一の生きがいはMMORPG<デ
ィレクション・ポテンシャル>で遊ぶこと。
しかし、彼は仮想世界の中でもつねに独りでいる。
それは、自分に仲間は必要ない。ゲームで他人と一緒に遊ぶことなど楽しいどころか苦痛でしかないと思っていたからだ。
ゲームが一日の大半を占める生活を送っている内に、彼は「ゲームの世界で生きたい」と願うようになっていった。
そして、彼の願いは現実のものとなる。
他のプレイヤーを含め1万人が<ディレクション・ポテンシャル>の世界に呼び寄せられた。
彼は狂喜乱舞する。しかし、ゲームマスターからの最初のクエストは「3人パーティーを作る」ことだった。
クエストに失敗すれば、ペナルティとしてゲームの世界だけでなく、現実世界においても「消滅」を宣告される。
独りでしか生きたことのない彼にとって、最初のクエストが最悪かつ最難関のクエストになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:44:27
589103文字
会話率:47%
主人公は仕事のしすぎて過労死してしまうが神様に魔王を倒してもらうため異世界召喚され勇者になる。厳しい修行をしていたら最強勇者になる。
最強勇者は魔王を1人で倒してしまう。後は英雄として各地で魔王残党を倒し、休みなく王にこき使われまた過労
死してしまう。
2度も過労死してしまい神様が不憫でかわいそうだと思い再度転生するかと提案される。
今度は平穏なモブとして寿命をまっとうしたいと神様に願い転生する。
本当に平穏に生きていけるのであろうか?
第三の人生が始まる
基本のほほんとしたストーリー。
性描写は保険です。下ネタレベルです。
ハーレム主人公になるかな?たぶんならないだろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:44:21
12575文字
会話率:49%
ある山おくで生まれた小助くんは、まだ1才になったばかりの赤ちゃんの男の子です。お母さんに大事にそだてられた小助くんは、森の中にいるたくさんの動物たちと楽しくあそんだりしてすごしますが……。
※子ども向けの創作昔話です。この作品で使う漢字
は、小学2年生までに習う漢字のみを使っています。
※この作品には、おねしょネタ・おならネタ・うんこネタがしばしば登場します。作品をご覧の際には十分ご注意ください。
※この作品は、pixiv(ピクシブ文芸)、エブリスタ及びアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:42:39
430083文字
会話率:54%
タケくんは、くもの上でトランポリンのようにとんだりはねたりしています。そんなとき、タケくんはおしっこをしたくなって……。
この作品は、小学1年生で習う漢字のみを使っています。
最終更新:2024-01-11 21:43:31
1119文字
会話率:52%
4さいの男の子・タケくんは、パパがむかえにくるまででテレビを見ようとかずえ先生につれられてほいくえんのきょうしつへいこうとします。しかし、ろうかをあるいているとちゅうで……。
この作品は、小学1年生で習う漢字のみを使っています。
最終更新:2023-02-23 22:15:35
2252文字
会話率:58%
夫は浮気している。
私は夫に浮気され、離婚され子供を取り上げられた。
病んで狂って、そして私は自ら命を絶った。
それが一度目の人生。
私は巻き戻った。
新しい人生は、夫に従い、従順な妻を演じることにした。
彼に捨てられないように、子どもた
ちを取り上げられないようにと頑張った。
けれど、最後は夫と子供をあの女に奪われた。
三度目の人生。
私はもう絶対に間違わない。
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:42:00
33051文字
会話率:30%
かぐや姫が令和の世界落に落ちてきた。どこに行けばいいのかもわからず、とりあえず竹林目指して歩き出す。そこで偶然見付けたボロ家を譲り受ける。持っている物は『天の羽衣』と『不死の薬』。これを使ってなんとかこの世界で生き延びなきゃいけない!
平安
時代から令和の時代へ、新しく出会う人々との交流そして恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 07:32:01
54411文字
会話率:36%
魔法?ドラゴン?世界の終わり?私が世界を救うの?どうやって?
大学生の莉奈は飛行機事故で異世界へ。侯爵令嬢リリアーナに転生したが父親からの虐待、国外追放、婚約破棄、生贄と悲惨な目に。
綺麗な景色を見ること、働くこと、家族が欲しいというささ
やかな願いのはずなのに、どうしてこんなことに?
壮絶な運命の果てに彼女が選ぶ未来とパートナーの男性は?
本作品は旧タイトル:新創世記ー壊れゆく世界に転生した生贄令嬢は世界の果てのセカイで竜王と眠るーを改稿したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:41:57
455459文字
会話率:26%
不遇なヒロインが愛され幸せになる和風シンデレラストーリー。
幼い頃に名も知らぬ少年と交わした、結婚の約束。
迎えに来てくれるなんてあり得ないと思っていた――。
(短編一話完結)
『虐げられ乙女の幸せな嫁入りアンソロジーコミック3巻』(ZE
RO-SUMコミックス) にsawaco先生が描いてくださった麟太郎の水濡れシーンが掲載されています。ぜひご堪能下さいw
「心恋し」は「うらごいし」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 11:21:53
10375文字
会話率:43%
明治時代、竜神と、竜神の祠を守ろうとする少女の物語。
「祠は絶対に壊してはいけないよ」それが病気で亡くなった祖母の最後の言葉だったのに。
婚約者が行楽地開発のために祠を壊し、景観を変えようとしていて……!?
短編一話完結、王道テンプレ、なろ
うオンリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 06:31:16
12319文字
会話率:38%
2024年10月。辰年も終わりが近い頃。
ファンタジーの類は全て空想上のものと認識されている表社会。だがその裏側には異能エネルギー、異源素(ゼレメンタル)を体に宿した異人(ゼノ)と呼ばれる異能者たち。表向きは彼らも普通の人間として扱われるも
、表社会から遠回しに異能ごとありのままの存在を否定され、犯罪や抗争も辞さない裏社会を中心に君臨していた。
主人公、初月諒花(はつづき りょうか)は人狼(ヴェアヴォルフ)のチカラを宿した異人(ゼノ)であり、その中でも強力な稀異人(ラルム・ゼノ)と呼ばれるチカラを持った長い黒髪を持つ中学二年生の少女。空手の選手になりたかったが異能者であるがためにメディカルチェック制度で不合格にされ入部を取り消しにされた。
小四の時に転校してきた幼馴染であり親友の異人(ゼノ)の黒條零(こくじょう れい)とともにこれまで裏社会より襲い来る敵たちと戦い続け、それらを操る諸悪の根源であり、裏社会の帝王レーツァンの撃破に成功する。
しかしその先で突き付けられた事実は、零がレーツァンをも動かす更なる黒幕から送り込まれた手下であったことだった。確認すべく諒花は零のもとを訪れるが、問い詰めると彼女は自らを小四の時から諒花の監視役として送り込まれていたことを明かし、姿を消してしまう。
そんな中、総帥レーツァンを失った犯罪組織ダークメアの二次団体ワイルドコブラが諒花を狙って攻撃開始。かくして人狼少女の戦いが再び始まった──。
※この作品はノベプラでも掲載しております。
※本作は「 人狼少女は表社会では最強になれなかったので裏社会で無双する!!(http://ncode.syosetu.com/n5249ge/) 」の続編にあたりますが、前作を読んだことがなくても楽しめるように前作のことも語られながら執筆しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:41:40
66248文字
会話率:42%
ここは剣と魔法、ちょっぴり機械工学もあるファンタジーな異世界ユトピリシア。
地中深くから侵略してきた悪魔グラト・ヴェルゼバル率いる大軍勢を人間と幻獣が協力して撃破した八年戦争から三十年――
凶暴なモンスターの討伐、モンスターから採れ
る素材や禁足地にある植物などを採取する事を生業とするハンターを生業とするヒース・トレヴァー。彼もまた、自慢の雷刀を振るって生き抜いてきた一人である。
仕事のため、船旅を含めて十日間の長旅に出たが、不本意な結果に終わったヒースは、いつしか思うように仕事をこなせなくなり、キノコ狩りをする日々を送っていた。マッシュルー大森林の奥地まで車を飛ばし、キノコ狩りをしてひっそりと生計を立てるヒース。
そんな彼の目の前に突然、赤い鎧に身を包み、腰の下まで伸びる金色の髪をなびかせる女騎士が現れ、その姿に目を奪われた。
可憐に敵意剥き出しで襲ってくる、人間ではないそのモンスターは言葉も流暢に喋れる美少女だった。絶賛スランプ中の孤高のハンターの運命は意外な方向へと変わっていく……
※この小説は2018年1月に掲載した短編小説「職業、ハンターで仕事人の俺が長い旅路の果てに女騎士のモンスターと出会った( https://ncode.syosetu.com/n5423en/)」を長編としてリメイクしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 22:37:10
34510文字
会話率:40%
――あなたは知っているだろうか。
寒い冬の季節をパジャマ姿で、持ち物はクレジットカードのみで黒服の集団から逃げ回る、いい年した二十七歳男の軌跡を。
裸足で裏を赤くしながらも汗を掻き、必死に住宅街を走るそんな滑稽で、だらしない男の名は
――金田鉄生(かねだ てつお)。
突如、何気ない平和な日常を粉砕され、銃を持った謎の少女をはじめとした殺し屋に命を狙われる立場となった鉄生。
だが、それには予測不可能なある陰謀が隠されていた……!
効率を追求し、時に自分勝手な男が巻き起こす、サバイバルの行く末はいかに……!
※この小説はカクヨム、マグネット!、アルファポリスにも掲載しています。
毎日、原則、朝と夕方に一回ずつ更新。(複数話載せる場合あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 19:04:08
74676文字
会話率:28%
ショタコンお世話係、アホ勇者、ドS聖女、ノーコンロリ魔女っ子、ビビり強面タンクな仲間達。
勘違い系グラマラス女魔人、ツンデレぺたん娘吸血鬼、パリピギャル過ぎるリッチー、プライド激高ジジィ竜人、脳筋ゴーレム魔人な配下達。
何で俺の周りには
こんなのしかいないんだ……。
こんなの無理ゲー過ぎんだろ!!
ある日、異世界へ転生した俺は女神様とある約束を交わした。
それは『人間と魔族の争いを止める』事。
「俺に任せろォ!!」と意気込むが女神は訳の分からないことを言い始める。
『あ、転生するのは魔王としてだから』
「え……?」
それでも俺は頑張るぞ!と、女神から貰ったチートスキルの鍛錬に励む。
そしていよいよ魔族の配下達に「争いを辞めろ!」と伝えてみた。
しかし何故か曲解されまくって全く思う様に進まない。
どころか、何か皆の士気が上がってね!?
そんな状況に嫌気がさしたショタ魔王な俺は家出した。
しかし家出した魔王を拾ってくれた心優しき人間がまさかの勇者だった。
そしてその勇者にもまた大きな問題が……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:39:43
120991文字
会話率:44%
主人公の火神健斗は受験を控えた高校生。
いつものようになんの変哲もない平和な日常を送っていたある日、部活の後輩から練習に付き合って欲しいと誘われた。
その日は一段と疲れてしまい、日も落ちて暗くなった帰り道を歩いていると、突然頭が痛み始
め、目の前がぼやけてきてしまう。
そして、異世界ラングル王国に勇者として親友の冬夜と共に召喚され、この世界のために魔族と戦うこととなる。
果たして2人は、聖戦を終わらせてこの世界を救うことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:39:30
13145文字
会話率:37%
最低のFランク、レベル1。
モナ・リグレットはモンスターに対する有効な攻撃手段を持ち合わせていない。
しかし彼女は無限に近い魔力と、スキル『絶対障壁』を持ち、あらゆる攻撃を完璧に防ぐことが出来る伝説の魔法使いだった。
強い攻撃力をも
つ者と組めば、最強となりえるパーティーが出来上がるのだが、モナはぼっちで中二病。
群れることを良しとせず、コミュニュケーション能力も低い。
だが彼女は中二病であるがゆえに大きな夢がある。
それは魔王と対峙した時
『な、何故攻撃が効かん!?』『ふっ……』
みたいなことをやりたいのだ。
ほかにもやりたいことはたくさんある。
だから彼女は旅に出た。
それが世界を揺るがすことになるとは、まだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:36:49
9196文字
会話率:22%
某大手ゲーム会社モンスター集めゲームをリスペクトしたゲーム
『パコモン』18禁
そのゲーム内に転生してしまった無敗を誇る伝説のカードブリーダーの主人公ハルト。
モンスターを倒せばそのモンスターがカード化するという異世界で、ハルトは特に無双す
るわけでもなく最強でもなく平凡に暮らしていた。
そこに黒ずくめの妖精が現れたことにより、彼の異世界生活は激変していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 17:29:59
5321文字
会話率:15%
倒したモンスターがカード化するスキル「カードブリーダー」
転生特典としてその能力を得たハルトはコツコツとカード集め頑張っていたが、その能力に限界を感じ始めていた。
そこに小さな妖精が現れて……!?
最終更新:2024-10-07 17:36:48
10988文字
会話率:38%
えっ、あらすじなんているの!
だって、異世界転生の話を書こうと思っただけで、話の筋なんて考えていないです。とりあえず、一人の引きこもりがいる。その人の住んでいる家が異世界に行っちまったら、どうなるというのを書いてみようと思っただけです。
したがって、どう展開するなんて考えてもいません。
困った…
ねぇ、これ、あらすじなんて本当にいるの。と、必須という赤文字を見ながら脂汗をかいています。
えーっと、異世界転生って、輪廻転生ですよね。インドの考えですよね。にもかかわらず、大抵の異世界転生の小説って、日本人が中世ヨーロッパに転生するというのが多いように思うのですが、キリスト教って、死んだら地獄か天国へ行って終わりだから、転生のしようがないと思うのです。
その上、中世ヨーロッパって5-15世紀の約1000年だと思うのですが、この手の小説を読んでいると、その枠を外れて、近世ヨーロッパじゃないのと思うシーンが出てくるわけです。
そういう疑問を持ちながら書いておりますので…
これって、前書きのような気がしてきた。
とりあえず、もう、これで許して
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:36:14
460453文字
会話率:55%
我儘お嬢様は、多少酷い目にあった位では反省しませんでした――。
レーヴェル侯爵家三番目の子供『アメリア・レーヴェル』は我儘でかつ上から目線という特に理由もある婚約破棄を言い渡される。
そのついでに、あまりにも我儘だった所為で噂に尾びれが付
きまくって、通っていた貴族学園にもいられなくなる。
更にそのついでのついでに、特に理由もないのに実家の『政』に巻き込まれ、最終的には『公爵家の財政に傷をつけた』なんて建前の責任を押し付けられて半ば追放に近い形で島流しに遭う。
自業自得と言えばそこまでだが、流石にそこまで酷い事はしていない。
ただ、我儘なだけだったのだから。
とは言え、起きてしまった事は取り消せない。
少なくとも、今は。
現状は汚名を払拭とか不服を申し出るとかそれ以前の状態。
今までの様な贅沢三昧どころか、働かなければ生きていく事さえ叶わない。
そんな多くを失ったアメリアに唯一残されたのは、堅物で生真面目な従者『ヴォルフレッド・アッシュ』ただ独りだった。
『ノベルアップ+』さんに投稿していた物と同じ物です。
長らく休んでいたので思い出すついでもこちらにも投下していきます。
また誤字や文法の修正や確認等で多少の誤差が出るかもしれない事をご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:35:46
264325文字
会話率:31%
前の世界では社畜同然であった男は正義のヒーローと悪の組織が無数に存在するパラレルワールドの様な世界に転移する。
身分がないと何も出来ない現代の様な世界感の中異物として置き去りにされた男だが、めぐり合わせが奇跡的に良く、見かけた善良な男
が彼を拾い、その上息子として引き取った。
成人男性を息子として当たり前の様に引き取り家族とするなんてあり得ない程の善良さ。
それが、前世不幸でしかなかった彼の心の氷を溶かした。
そして彼は前世での悲惨な出来事とは正反対に、親に愛され同僚に励まされ女上司に恋をするなんて、普通の人間みたいな当たり前の幸福を享受する事が出来た。
彼は、機械から人間に戻る事が出来た。
ただ普通の人間とは少々違い……彼の愛する場所は悪の組織と呼ばれる場所で……そして彼は戦闘員三号という役職となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 00:20:34
35306文字
会話率:27%
※こちらは『男爵令嬢の辺境領主生活』(https://ncode.syosetu.com/n5174ew/)の続きとなります。
プラン・リフレストは一番大切なものを守る為、この世界から孤立した。
皆から忘れられ、ラストネームすら失ったプ
ランだが、その意思は何も変わらなかった。
『大切な人が沢山暮らす、愛すべきリフレスト領を守りたい』
その為プランは力を持つ決意をした。
それはプランが恐れ嫌う武力だけでなく、ありとあらゆる力という意味でだ。
そこまでしなければ、あの脅威は打ち崩せないとプランは理解していた。
だからこそ、身分に関係なく誰でもなれ、あらゆる力が渦巻く冒険者の学び舎をプランは目指した……のだが、完全に時期外れでどこにも入る事が出来なかった。
困ったプランはこの時期にコネも金もない自分がが入れそうな場所を断られた養成所に尋ねた所、養成所は一つの学校名を挙げた。
『アルスマグナ冒険者学園』
王都にあるノスガルド最大の冒険者学園である。
コネも金もない今のプランが入れる唯一の冒険者学園であり、プランの目的である強くなる事に最も適した場所と言っても過言ではない場所だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 06:53:00
1925637文字
会話率:35%
私、佐奈田雪緒は仕事帰りに、不慮の事故で死んでしまった。
気づけばそこは、異世界戦国時代風18禁乙女ゲーム「花押を君に」。通称「カオス戦国」の世界だった。
おまけに私、主人公の姫君でも悪役令嬢でもなく、攻略対象の「真木 雪村」になってる!?
え?雪村ルートって「死亡エンド」しか用意されてないんですけど。
私、こっちの世界でも早々に死んじゃうの!?
……死なない為には姫君に、他の攻略キャラのルートに進んでもらうしかない。
恋愛イベントの発生を抑えつつ、怨霊蔓延る異世界で、戦国武将として生きていかなきゃならなくなりました。
乙女ゲームの世界なのに……ぜんっぜん甘くない!
※ 途中でターニングポイントがあります。
※ 18禁乙女ゲームの世界なので、ソレを意味する単語はそこそこの頻度で出てきます。そういう単語も目にしたくない方は、閲覧をお控えいただけるとありがたいです。
※ カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:34:50
679131文字
会話率:30%
一年後のデビュタントの準備のため、王都にタウンハウスを持つ親戚の家に預けられることになった、貧乏子爵家の令嬢アウローラ・パドアン。
だが、彼女を待っていた運命は、森の魔女の嫉妬と気まぐれで、犬の姿に変えられてしまうというものだった。
運よく
街で拾ってくれた、若き宰相閣下であるエドワルド・フォルトゥナート公爵の屋敷で、迷子犬として過ごすことになるのだが……。
紆余曲折を経て、なぜかストレスで不眠症になっていたエドワルドの、抱き枕になることに!?
(魔女に犬の姿にされて、宰相様に抱き枕にされるって、どういうこと!?)
自分が人間であることも、本当の名前を告げることもできないアウローラは、はたして元の姿に戻れるのか!?
そしてそれよりも先に、不眠症の宰相閣下の症状を改善することはできるのか!?
色々と訳アリすぎる二人(見た目は一人と一匹)の、あり得ない出会いから始まる恋愛物語、開幕!!
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:32:53
120223文字
会話率:24%
「破廉恥聖女!」
「迷惑魔女!」
そんな言葉が飛び交う、エテルネル王国の夜会が開かれていたはずの、王城のダンスホール。聖女と魔女による、醜い争いの発端は、一人の男だった。
彼の名は、デューキ・ブッセアー。現国王の腹違いの末の弟で、王弟であ
りながら臣下に下っている彼は、現在は公爵として公務を行っている立場だったのだが。成人した年に魔女に気に入られてしまい、女性に触れることができない『黒薔薇の呪い』を受けてしまう。
マーキング代わりの呪いを施した魔女と、その呪いを全力で解いてしまいたい聖女。相反する二人の仁義なき戦いは、やがて国をも(物理的に)巻き込んだ事態へと発展していった。
力も地位も持つ女性たちによる、一人の男を巡る醜い争いは、一体どこに向かうのか!? そして、巻き込まれた男の運命は!?
巻き込まれ系主人公の受難の日々が、今幕を開ける――!
恋愛は、戦いの連続だ!!
聖女vs魔女の、仁義なき戦い!
レディー、ファイッ!!
※完全におふざけで書きました。後悔はしていません。
※コメディーに寄りすぎないように、あえて三人称視点で物語を進めておりますので、その点のみご了承ください。
※0話も入れての、全43話の予定です。
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 22:25:20
104628文字
会話率:38%
大好きだった同人乙女ゲームの、ライバルキャラ。通称、悪役王女のヴァイオレットに、私が転生!?
しかもプレイヤーたちからは、とことん嫌われていたこのキャラクター。実は割と不遇な生い立ちだったって、どういうこと!?
妹から婚約者候補を奪わない
と、他国に嫁がされるっていうのは知ってたけど…!
でもこの国では誰も私を必要としていないんだし、国のために私や妹が不幸になる必要はないよね!
それよりも、ゲームでは攻略できなかったお助けキャラと仲良くなって、毎日楽しく過ごしたい!!
待っててね!前世で最推しだった、愛しの学者様!
それにしても、どうしてゲームに関連する記憶以外、前世での名前すら思い出せないんだろう?
「推しに捧げた我が人生に、一片の悔いなし!」とばかりに、毎日を楽しく生きているヴァイオレット。
そんな彼女が知らない、同人乙女ゲームに隠されていた『謎』と『仕掛け』とは……。
これは、推しに全てを捧げ、推しのために日々を生きることにした、不遇なのに超絶前向きな転生王女の、壮大でささやかな推し活物語――!
☆毎日投稿中!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 21:49:59
121362文字
会話率:26%
そこは、英雄たちが敗北した未来の世界。人類はゾンビハザードや戦乱といった数多の災禍に見舞われ、ただ滅びるのを待つだけだった。
絶望に支配された世界を救うために、英雄の遺志を継いだ少女は禁忌の技術を使い、過去を変える旅に出る。絶望を断ち
切る勇者の剣と、愛と勇気、ちくわを携えて。
そして、2013年の秋。
舞台は東北地方を襲った未曽有の大災害から間もない、復興途上の宮城県岩巻市。そこに住む普通とは少し違う少年のヨシノは、ある日空腹で行き倒れていたゾンビの少女、ミヤタと出会う。そしてそれは、世界の命運をかけた物語の始まりだった。
反ゾンビ団体との抗争、復興利権をめぐる陰謀、人工太陽計画、ご近所さんからロリコンと冷たい視線を浴びせられる日々。幾多の試練を乗り越えた先に、彼らを待ち受ける運命は――。
ヨシノ「はいストップ。ツッコミたい箇所がいくつかあるけど、ちくわはいる?」
ミヤタ「おいしいとは思うの。もぐもぐ」
セラエノ「当然よ。なんならここでちくわの魅力をギリギリまで紹介、」
ヨシノ「しなくていいよ。皆頑張ってアクセスを稼ぐため色々考えてるのに、そんな事をしてる人見た事ある? あとロリコンとは心外だね」
チェルノ「ロリコンなのは事実だろ。ア〇ネスからドロップキックを食らっても文句が言えない事を散々しておいて」
ヨシノ「ま、まあ。それはさておき、セラエノはなんでここにいるの、サブキャラなのに」
セラエノ「ノーワルフザケ、ノーライフ! 私たちは悪ふざけに命を懸けるの! 本編じゃ私の活躍は控えめだから、ここで爪痕を残さないと!」
ヨシノ「心配しなくてもしつけのなってない猫が爪研ぎしたふすま並みにズタボロだよ。脇役は出しゃばらないで空気を読んでね?」
セラエノ「あ、あら、ヨシノ君、サイコパスモードが発動してるけど。いやん、そんな瞳孔全開で見つめないで、ちょ、実弾はマジでやばっぶぎぇもっすッ!?」
ハナコ「え、えーと、えーと! それではゾンビのミヤタさん、始まります!」
ミヤタ「はじまりなのー!」
※もしよろしければ過去作もご覧ください
終末だらずチャンネル
https://ncode.syosetu.com/n2739gn/
終末リテイク
https://ncode.syosetu.com/n7744hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:31:11
3092900文字
会話率:58%
「もう、ワタシは何も思い出せませんが」
「あの場所は、とても温かくて、優しくて」
「皆さんは、ワタシにたくさんの幸せな思い出をくださいました」
「だから、ワタシはとても幸せデス」
「さようなら」
「そして、初めまして」
「ワタシ
の、大切なお友達さん」
鳥取県の地方都市、白倉市に住む鈴木みのりは、ある時災害に巻き込まれ、人類が滅んだ異世界の白倉に迷い込んでしまう。
そこで彼女は記憶を失くした機械の少女、ナビ子と出会い、みのりの歌声に胸を打たれたナビ子は、彼女に動画を投稿するように勧め、終末だらずチャンネルと名乗り二人だけで動画を撮影する事になった。
そして、ナビ子の記憶を取り戻し、自身が元の世界に帰る方法を見つけるために、彼女たちは終末の世界で旅をする。
たとえ、もう誰も見る人間がいなくても、自分たちが生きた証を残すために、二人は今日も動画を投稿し続けるのだった。
時を同じくして、現実世界の白倉市に住む少年、御門善弘(通称ヒロ)。彼はその家庭環境から未来に希望が持てず、いつものように自堕落な日々を送っていたが、ある時こんな都市伝説を耳にする。
『震災で死んだはずの人気子役、鈴木みのりは並行世界で生きていて、動画サイトで彼女が投稿した動画を見る事が出来る』と――。
その話を聞いたヒロは、半信半疑ながらも、その都市伝説の調査を始めた。
病院で眠り続け、もう二度と言葉を交わす事が出来なくなった親友の歌声を、再び聞くために。
※過去作の終末だらずチャンネルと共通の世界観ァンですが、続編や外伝というわけではないので、読んでなくても大丈夫です。むしろ設定の都合上読んでないほうが楽しめるかも?
※全六章、200部行くか行かないか程度で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 21:52:09
369492文字
会話率:52%
人口最小県鳥取の地方都市、星鳥市在住の、天才的な頭脳を持つ無気力な少年、久世透。
その日もいつものようになじみの喫茶店でコーヒーを飲んでいたが、突如として日常が終わりを告げ、街にはかつて人であった者が変異したゾンビがうごめくようになった
。
透は幼馴染の柴咲一花(通称ピーコ)を理不尽な世界から護ることを決意したのだが、二人はひょんなことからキャシーと名乗る少女に動画撮影に誘われ終末だらずチャンネルの製作スタッフとなる。
彼らは終末の世界で絶望する人をたった一人でも笑顔にするために動画を配信し、仲間たちもそれぞれの想いを胸にこの終末の世界で生きていくのだった。
トオル「チャンネルの紹介文はこんな感じか?」
キャシー「なんかカタイっすねぇ」
ピーコ「そう? 私はいいと思うけど」
マルクス「ならここは我が。混沌に包まれし終末の世界、彼らは絶望に抗う。その先に待つどのような過酷も、」
トオル「長くなるならやめてくれ、しかもそんなんじゃねぇだろ」
ゴン「盛り上げるために、一発芸とかしたら?」
トオル「そうか、それはいい案だ、なら発案者のお前がやれ」
ゴン「え、あたしが?」
トオル「お前に再生数がかかってるんだ、しっかりやれよ」
銀二「ふふ、期待してるよ。驚天動地の一発芸を頼むね」
ゴン「うお、すごい圧だね……よーし、わかった、これにしよう! ハロー! ボク○○○○! よろしくね! ハハッ!」
トオル「若手女優みたいな60点くらいのクソみたいなクオリティだし文章じゃわかんねぇし違う意味で世界が滅ぶからマジでやめろ!」
ゴン「じゃあ……星鳥駅の地下のエスカレーターに乗ろうとして上手くいかないオバチャンの真似!」
ピーコ「すごい! こんな感じだよ!」
トオル「滅茶苦茶遅くて乗りにくいからな! やっぱり文章じゃわかんねぇし地元民にしか伝わらないネタだけどな!」
ナビ子「ただ今は千葉のエスカレーターが遅くて有名デスけどね」
マルクス「何!? おのれ千葉め! 梨のみならず自虐ネタまで奪うとは血も涙もないのか! 今こそ反逆の時だ!」
クー「ダメだよ首都圏に逆らっちゃ! 山陰が束になっても栃木にすら人口で勝てないんだよ!」
ともちゃん「ま、こんな感じで基本ボケてるからなー?」
キャシー「あはは、それじゃあ終末だらずチャンネル、スタートっす!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 22:23:04
2885073文字
会話率:52%
この世界のモンスターは、全てスライムが擬態した姿である。
物語は主人公が、その最弱といわれる擬態前のスライムすら倒せないというところから始まる。
「どうすりゃ倒せるんだ?」
この物語は武器を使ってモンスターを討伐する異世界ファンタジー
です。
※この作品は個人サイト(https://novel.noratoki.com/slimeslayer/)からの転載です。とりあえず、時間があるときに切りのいいところまで順次転載していく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:30:36
337610文字
会話率:40%
平安時代、女流作家紫式部によって書かれた長編恋愛物語「源氏物語」。その物語の中では、帝の子として生まれるが臣下に下され、そこから大逆転を見せるプレイボーイ「光源氏」と、その周りのものたちの一生が描かれる。
その世界の田舎に暮らしていた中流
貴族の娘は、そんな華やかな人生とはほど遠い暮らしを過ごしていた。
しかしある日、酒豪でどうしようもない父が、大ニュースを連れて帰ってきた。それは、「都への出仕」へ誘われたと言うことであった。彼女はやっとの転機に目を輝かせ、すぐに出仕を決める。
田舎者である彼女にとっては、全てが新鮮な光景。新たな出仕先である「六条院」で彼女を待っていたものとは____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:30:00
40847文字
会話率:32%
ゾンビを浄化出来るのは、俺の声?!
ゾンビ✕恋愛のハートフルなストーリー!
広告代理店の下請けで働く前田廉太郎は
無趣味、無個性、素人童貞の冴えない男だ。
そんな前田は、新型のアレに罹って二週間会社を休み、そして復帰後最初に目に入った
のは……
同僚の一人である乙成の変わり果てた姿だった。
彼女のゾンビ化を浄化出来るのは前田の無駄にいい声だけだと分かると、
ゾンビ乙成に執着されてしまう前田。
はたして、乙成のゾンビ化を完全に消し去る事は出来るのか……
無趣味、無個性、素人童貞の前田の平凡な日常は、ゾンビ乙成によって少しずつ変わっていく……
ホラー要素は皆無の、ほのぼの日常系です!
拙い文章ではありますが、是非ともよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:29:44
63961文字
会話率:53%
「カイル、お前のような無能は必要ないんだよ!」
「そ、そんな! 待ってくれよ! 俺は……!」
とあるパーティを追放されて、早十年。カイルはソロで冒険者活動をしていた。基本的に冒険者としてのピークが二十五歳であり、そこからは下り坂で能力が
落ちていくのが基本。最終的に、三十になれば引退する冒険者がほとんどである。
カイルは現在三十代ジャスト。
何故かSランクの魔物をワンパンしていた。
金は稼げているが、自分の能力を恐れたカイルは人生で初めて健康診断を受けることにした。もしかしたら、自分には『一時的に強くなる代わりに、最後は死ぬ』という呪いやデバフが付与されているかもしれないと思ったからだ。
しかし、カイルが予想していたものは全て違った。
「精密検査の結果、ユニークスキル【晩成】が覚醒していることが分かりました」
カイルの身に起こっていたのは、大昔に発現したユニークスキル【一日にちょっとずつステータスが上がる】という能力が覚醒していたのだ。呪いでもデバフでもなかったと知ったカイルは、断り続けていたパーティの勧誘を受け入れて第二のセカンドライフを送ることにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:29:16
168310文字
会話率:46%
「ケネス、君はもう我々『龍の刻印』には必要ない」
Sランク剣士として、どんなことでもそつなくこなしてきたケネス。
だが、気分屋であるエドとその恋人であるアナに追放を言い渡されてしまう。
「おいおい、命乞いはなしか? それとも強がっている
のか? ああ?」
「本当は怖いんじゃないの? これからどう稼げばいいんだろうって?」
そんなことを言われていたケネスであったが、当の本人は全くノーダメージであった。他二人はデートやら食費やらで散財していたが、ケネスの趣味は貯金。お金には困っていないどころか、二十年は遊んで暮らせる余裕があった。
さらに言えばケネス個人にもSランクの称号が付与されている。
彼は器用貧乏と呼ばれていたが、ただ単純にどんなことでも『完璧にこなすことができる』万能剣士なだけなのだ。
ケネスは今後、どう過ごそうか悩んでいるとこんな話が耳に届く。
「なあ。神々の迷宮に挑んだパーティが帰ってこないらしいぜ」
「仕方ねえだろ。ありゃ人間が挑むものじゃねえ」
神々の迷宮。それは攻略すれば神々の加護が与えられどんな夢でも叶えることができると噂されているダンジョン。
難易度は神々と呼ばれるだけあり階級では振り分けることができない。
「あ、そうだ。暇だしチャレンジしてみるか」
しかしケネスは暇だからと言う理由で攻略に挑むことにする。
さらに余裕で攻略してしまい、次第に英雄と呼ばれるようになるのだが――
「え? なんで俺英雄って呼ばれてるの?」
これは暇人による無自覚英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
119341文字
会話率:42%
(もしかして俺、転生したのか?)
元日本人である俺は、目が覚めるとリッターという名前の赤ちゃんに転生していた。前世は自宅警備員をしながら適当に暮らしていたのだが、どうやら知らないうちに死んでしまったらしい。
ともあれ死んでしまったものは仕
方がない。せっかく赤ちゃんに転生したのだから今世は精一杯頑張ろう……と思っていたのだが。
「この子のスキルは《ショートカットコマンド》です。大変言いにくいのですが……恐らく外れスキルかと……」
「……あなた。この子はもうダメですね」
「ああ。期待していたのに外れだな」
どうやら俺は転生して早速外れスキルを引いてしまい家族からはゴミ以下の息子だと認識されてしまった。
それから十年ほど経ち、俺は無事外れ認定を受けたまま成長したのだが――ついに家族からは追放を言い渡されてしまう。
だけど俺は追放されたって平気だ。なんならプラスに考えている。
俺のスキル《ショートカットコマンド》は外れ認定されているが、実はどんなに詠唱に時間がかかる魔法も事前に登録するだけで俺だけ0.1秒で発動できる優れものなのだから。
これからは自由に魔導書を読み漁り、自由に魔法を手に入れて成長していく。
そんなことをしていたら、知らないうちに賢者と呼ばれるようになってしまったのだが?
というか俺を追放した家族が助けを求めに来たんだけど、放置ってことでいいよね。
原案・はにゅう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
105813文字
会話率:44%