あと一歩のところで魔王を仕留め損ねた女勇者は、倒れていたところを荒野に住む少年に助けられる。
療養のためにしばらくその家で過ごす勇者は、次第に少年と打ちとけ合うも……。
※以前コバルト短編賞に応募し、落選した作品です。
投稿時の作品に修
正・加筆したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-10 16:06:33
7848文字
会話率:48%
許されないと分かっていても、私はあなたに恋をした……――。
幸せな家庭を築いていた私、月下 春(つきした はる)は、ある人物の名前を見て封じ込めていた過去を思い出す……。
〈コバルト短編新人賞応募作〉
最終更新:2015-08-18 23:04:21
8559文字
会話率:29%
魔王に声を奪われた心優しい姫メアリーは、声を取り戻すために城を出るーーーー〈コバルト短編小説新人賞落選作品〉
最終更新:2014-04-04 13:11:46
9912文字
会話率:29%
犬の散歩中に聞こえてくるピアノの音が気になっている私は、ある日そのピアノを弾いていた女の子に出会う。
その曲は自分が作ったものだと言う女の子だけど、そのメロディには恐ろしい秘密が隠されていた。
コバルト短編小説新人賞もう一歩の作品です。
最終更新:2015-08-01 21:20:02
7480文字
会話率:31%
女子高生・青葉が偶然見つけた紅図書館は、本を愛する魔法使いのいる場所だった。本に興味のなかった青葉にかけられた魔法とは――。
コバルト短編小説新人賞もう一歩の作品です。
最終更新:2014-09-30 20:02:27
7852文字
会話率:32%
午前0時、マンションのドアを開けると、世界は止まっている。
誰もいない、何も動かない、がらんどうの夜の街で、僕はみずからを「ロボット」と名乗る少女、カナと出会った。
第176回コバルト短編小説新人賞で最終選考に残していただきました。
※陰惨ないじめ描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 13:01:05
10970文字
会話率:42%
珊瑚礁に囲まれた、亜熱帯の小さな島。ひとびとは、死ぬとたましいは海に還り、星が運命を動かすと信じている。
十六歳のリゼは星に選ばれた娘だ。すなわち、運命を、未来を視るちからを与えられた娘。生涯だれとも契らず、星読みとして祈りをささげ、島のひ
とびとの未来を占うさだめにある。だが――。
第174回コバルト短編小説新人賞・落選作の改稿。
中編「海の底に沈む真珠」とリンクしたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-03 20:12:31
10491文字
会話率:17%
俺は決めた。今日からヤンキーになる!
といっても、グレたいわけじゃない。憧れの元ヤン・三ツ谷さんみたいな、痛くてひりひりする青春が欲しいだけなんだ。
手始めに、クラスメイトのギャル系女子・本田さんの舎弟に(勝手に)なったんだけど……。
おバ
カな男子の空回りする日々。
第172回コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-27 10:42:53
11149文字
会話率:40%
白いロープで、オスカーは蝶を作り出す。蝶に見えるその結びを、メイジーは必死に覚えた。成長して恋人同士になったある日、メイジーはたまたま訪れていた領主の子息に見初められてしまう。オスカーに言い出せないまま、彼は特殊な病に倒れてしまった。嫁ぐ三
日前、メイジーはロープでたくさんの白い蝶を作り、オスカーの元を訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-24 16:09:30
8589文字
会話率:14%
エヴァは魔法学校に通い始めて三ヶ月の新入生だ。事情があり、勉強がおろそかになっていた彼女は、退学の勧告を受けてしまう。その直後、最上級生の少年が魔法を使っているところに出くわす。彼の助言を素直に実行したエヴァは、次の試験で学年最下位から一位
へと、一気に躍り出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-24 13:23:45
8188文字
会話率:38%
私がいるのは、大きな鳥カゴの中。毎日毎日、大好きなあの人がやってくるのを、私はただ待っている。 第166回コバルト短編小説新人賞、選外です。
最終更新:2013-09-30 10:02:37
8141文字
会話率:22%
希代は雨が嫌いだ。夏の雨は特に。そんな雨の日にもういないはずの基を見つけて……。第171回コバルト短編小説新人賞でもう一歩だった作品。誤字のみ修正しております。
最終更新:2015-01-18 00:07:05
8767文字
会話率:38%
趣味で怪異事件を解き明かしている変わり者の大学生・雨ヶ崎七郎は、同級生に頼みこまれ、鹿児島県の離島・A島で起こっているという廃集落の祟り騒動の調査に乗り出す。そこで出逢ったのは――? ちょっと不思議な非日常ミステリ。第172回コバルト短編小
説新人賞もう一歩作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-03 17:15:47
10384文字
会話率:55%
「セリン。君は僕とひと月後に心中する運命にあるんだ」
神官見習いのセリンは、突然皇子であるアスランからそう告げられた。そして何故かセリンの上役で最高執行官であるユスフの婚約者にされてしまう。
訳が分からず戸惑うセリンだったが、次第に婚約者の
ユスフと打ち解け始める。
そんな日々の中、とうとう皇子の約束した一月後がやってくる……
第170回コバルト短編小説新人賞最終候補作品です。
ようやく自分のへなちょこさを認められるようになりましての公開です(笑)
皆様の愛の鞭をお待ちしております。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 12:35:18
10751文字
会話率:42%
満月でもないのに滴るような赤い月の夜は、不用意に出歩かない方がいい。
そんな迷信が囁かれる夜にロージャが出会ったのは、照灯持ち(ファロティエ)の少女だった。
不思議な少女はまるで全てを見透かすように、ロージャの心をあばいてゆく――
コバル
ト短編小説投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-30 23:04:34
9431文字
会話率:38%
枯渇した化石燃料に代わり、古代資源である「鉱石」をエネルギー源とした世界。
かつて最年少エージェントとして名を知られたフランは、国立アカデミーで教鞭を取っていた。
教え子であるロウ・ラドルは、そんなフランに何かとちょっかいを出す問題児で――
――
コバルト短編小説新人賞投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-01 22:00:24
10911文字
会話率:50%
機械人形は胸に一つの疑問を抱いて、客人を迎え入れる。第170回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」の作品。
最終更新:2014-05-31 18:14:35
9460文字
会話率:45%
【少女小説】自信を失い、王都を去った仕立師トウワ。彼が木陰に咲く白い花のような、自分だけの美神に出会う物語。第150回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」の作品。改稿部分あり。
最終更新:2014-04-26 16:00:00
10599文字
会話率:55%
【少女小説】王子の臨時教師になった学者の娘マイヤは、王子に剣術指導をしている騎士ビゼーに出会う。ビゼーはマイヤの分析力を見込んで、音楽を使ったある変わったことを頼み込む。やがてビゼーは戦場に赴くことになるが――。第153回コバルト短編小説新
人賞「もう一歩の作品」。投稿時のまま、改稿なし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-28 16:14:54
9886文字
会話率:48%
すべてを完璧にしたいけれど、すべてが上手くいかない毎日の果穂。ある日彼女は、小さなカフェと一人の男の子に出会い、そこで初めて立ち止まる。
コバルト短編小説新人賞「もう一歩」改稿作品
最終更新:2014-04-09 12:07:30
13495文字
会話率:52%
新奈はクラスメイトの志保から、一緒に整形をしないかという話を持ちかけられる。醜いものは幻覚をみる、美しいものにこそ価値があると主張する志保。戸惑う新奈に、隣の席の湊がぽつりと呟いた。
「……醜いもの自体が幻想だったりして」
コバルト短
編小説新人賞「もう一歩」作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-03 14:02:37
8948文字
会話率:51%
上野沼田城を北条氏から預かる武将、泰清。武芸にも秀でた美丈夫だが、最近、城下にある遊郭に通いつめていた。緋雨という女郎に惚れ込んでいるのだ。
泰清は緋雨を身請けしようとするが、実は彼女は……。
彼女の恋はいつも仮初めだった。闇から闇へと
消え逝く想いに意味などないから。すぐに忘れる。
毒の花で武装して死を暗示させながら、恋人が気づけばよし気づかなければ迷わず相手の息を止める。
ひとときしかない儚い、嘘に満ちた恋を楽しむ。
なぜなら、ここにいる娘は恋を許されぬ女、くの一なのだから。
第167回コバルト短編小説新人賞最終選考作品。
野いちごにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-07 00:25:39
7936文字
会話率:36%
人型ロボットのウィローは、自分をつくりだした生みの親であるエカルラートとともに、とある館で彼女の研究を手伝っていた。いまは亡きエカルラートの恋人と同じ姿で作られたウィローは、彼女に恋心を抱き、けれど伝えられないその想いに苦悩していた。
第1
68回コバルト短編小説新人賞最終候補作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-01 14:37:04
9627文字
会話率:47%
小さな町にひっそりとたたずむ洋裁店『セシル』は、双子の姉妹が営む若い女性に人気の店だった。でもその店が、実は妹の一人二役で守られているということを知る人は誰もいなく、彼女は一人で悩みを抱えていた――。
コバルト短編小説新人賞にて、もう一歩に
残していただいた作品です。
自HPとあわせて、こちらにも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-30 18:16:11
9900文字
会話率:56%
僕――阿部直樹の背中には、抜けるような白さが自慢の翼があった。けれどその翼は、とある罪で失ってしまった。翼を失い、深夜の公園にたたずむ直樹の前に、クラスメイトの中村香澄が偶然あらわれる。彼女は直樹が翼を失った罪の、唯一の目撃者だった。
第1
46回コバルト短編小説新人賞、最終候補に残していただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-26 20:49:58
9242文字
会話率:26%
第二次世界大戦、ドイツの占領下にあるフランス国内でレジスタンスとして戦った少女と、国外で祖国を取り戻すべく戦った青年の往復書簡を中心とした少女小説。
※飯野琴子名義によるコバルト短編小説新人賞投稿作品、同賞もう一歩の作品
※pixivとの
二重投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-11 20:23:53
11036文字
会話率:15%
とある神社の祭礼を舞台に、昭和のはじめと終わりに起こった少女たちの金魚すくいの話。
※pixivとの重複投稿
※飯野琴子名義によるコバルト短編新人賞投稿作品。同賞「もう一歩の作品」
最終更新:2013-08-09 18:35:35
9724文字
会話率:24%
見渡す限り白の建物ばかりの「白氷の国」は、ひとつの噴水を通じて別の国に通じていた。アクアマリンの色に輝く水底にあるその国は「蒼海の国」少年時代報われない恋をしていたクリスは、そこでオリエッタという少女に出逢う。
※pixivとの二重投稿
※飯野琴子名義によるコバルト短編新人賞投稿作品。同賞「もう一歩の作品」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-09 18:15:55
10074文字
会話率:22%
『お前の役目は、俺の目の代わりに本を読むことだ』
なぜ自分が読書係にされているのかわからないまま、視力を失った王太子エリオットのために書物を読み聞かせ続けるノエル。
「……お前の髪は陽にあたると小麦畑みたいだったな、と思ったんだ」エリオット
の呟きがきっかけで、彼に小麦畑を“見せ”ようとしたノエルは——
/第167回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」/自サイトから転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-05 13:00:00
10322文字
会話率:53%
女王の影武者であり『鉄壁の宰相女公』と呼ばれる男装の宰相フェリシアーナ。祖国での地位向上のため女王暗殺の刺客となった北国の第五王子アシュクロフト。
「それ以上動いたら、叩き斬るぞ」「命じゃない。俺は貴女の心をもらう」——歴史を誇る古王国と新
興暗殺国家の政治的思惑と、二人の想いが交錯する組曲の幕開け!(という皮をかぶった、ただのドタバタ劇です)
/第166回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」/自サイトから転載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-24 10:03:23
9892文字
会話率:52%
コバルト短編小説新人賞で、もう一歩だった作品です
最終更新:2013-12-03 00:46:48
10591文字
会話率:45%
コバルト短編小説新人賞、選外の作品です
キーワード:
最終更新:2013-04-25 16:49:25
10391文字
会話率:55%
コバルト短編小説新人賞、選外の作品です
キーワード:
最終更新:2013-04-25 16:48:02
10297文字
会話率:28%
十六歳の『あたし』は二十七歳のはとこ、修ちゃんに恋をしている。それはもう完全無敵な――切ないまでの片想いだけれど、それでもあたしはめげない。夢を実現し、カフェ店長になった修ちゃんの大事なお店『カフェ・カンタータ』に通いつめ、あふれる想いの丈
をぶつける日々。さあ、お喋りはやめてお静かに――あたしと修ちゃんの攻防をご覧あれ。(第167回コバルト短編小説新人賞、投稿作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 22:36:20
10131文字
会話率:59%
足が不自由な私のことを愛し、優しくしてくれる婚約者の宗一郎さん。彼の屋敷で暮らし、結婚の日を待ちながら、私は正体のわからない不安を感じていた。毎晩訪れる、美しい異形の恋人と重ねる逢瀬のことは、昼間は覚えていないのだ。繰り返されるごとに大きく
なる罪悪感と、相反する背徳の悦び。秘められた時間は自身ですら知らなかった真実の心と記憶を呼び覚まし――昭和初期を舞台にした、妖しいダークロマン。(第166回コバルト短編小説新人賞、投稿作)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-30 10:45:37
9729文字
会話率:42%
味はいいけど貧乏なうどん屋の娘、紬(つむぎ)はある日、近所に出没する変態を捕らえるため自ら囮となって待ち伏せする。若い娘に「脱げ」と迫るという話題の不届き者はしかし、化け猫(山猫)の少年だった! 実は生き別れの妹を捜していて、記憶がないため
に肩の痣という特徴だけで見つけようとしていたのだ。手伝ったら家宝の黄金をやると言われ、紬は協力を決めるのだが――猫耳少年xうどん屋看板娘の和風ラブコメディ。
(第165回コバルト短編小説新人賞 投稿作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-30 22:31:33
9750文字
会話率:65%
タイトルそのまんまの内容です。第162回コバルト短編小説新人賞選外。
最終更新:2013-10-22 00:07:49
8201文字
会話率:44%
花のように咲き、花のように散れ。それが、母から最初に賜った教え。――時は乱世。子供が女になる時、幼い恋は終わりを告げる。そしてそれは、ただひとつの譲れぬもののために。原稿用紙30枚。自サイトにある掌編の改稿版です。コバルト短編もう一歩。
最終更新:2013-09-08 21:16:55
9188文字
会話率:46%
バンボリーナは夢を見ていた。窓の外の空を、そして、賑やかな謝肉祭を。身体が弱く外に出ることが出来ない彼女のもとへ、ある日『盗人』と称する少年がやってきて――? 原稿用紙30枚。コバルト短編小説新人賞 もう一歩作品
最終更新:2013-02-25 22:14:10
10032文字
会話率:61%
「ごめんなさい」しか知らなかった醜く惨めな幼子だった私は、
しかしあの日魔法の薬を売る男と出逢った。それが私の人生の転機だった――売女に産み落とされた醜女と魔法の薬を売る男の出逢いの物語。第160回コバルト短編新人賞「もう一歩」作品。自サイ
トには改稿(削っただけ)前の物が置いてますので、読み比べもできるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-02 22:08:43
10525文字
会話率:30%
肝要のときには、この角を笛にして呼べと、竜は言ったという。
大国に侵攻される瀬戸際に、世継ぎの王子ファサルは笛を吹くことを思い立つ。あらわれたのは薔薇色のめすの竜だった。
コバルト短編落選作
最終更新:2013-07-30 09:26:24
9447文字
会話率:38%
夢かうつつか、なにが虚偽か真実か。
最終更新:2013-05-30 17:06:05
8880文字
会話率:34%
生まれ育った故郷を離れ、鹿矢(かや)は十五歳になった年に都に召された。都を統治する巫女王は希有な霊力をもち、その容姿はどれだけ年を重ねようと、若かりし頃のまま衰えないという。
心通わせる人もいない場所で、鹿矢が思い返すのは幼い頃別れた豊与(
とよ)のことだけだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-01 13:32:05
9054文字
会話率:32%