誰も愛せないはずの男のもとに嫁いだはずなのに、彼は愛を得た。
私とは違う人との間に。
愛されたいと願ったお飾り王妃は自らの人生に終止符を打ち――次の瞬間、嫁ぐ直前で目を覚ました。
※他のサイトに投稿しているものを改稿したものです。
最終更新:2023-03-03 12:48:52
38109文字
会話率:32%
アニエス・ミュラトールは誰もが知る社交界の花だ。
セルヴィン国の伯爵令嬢であり、王立学院を首席で卒業した才女。淡く輝く金の髪に見る者を魅了する翡翠色の瞳。美貌に見合う優雅な所作に、人並み以上の魔力も持ち合わせている淑女。
それが、私―
―クラリス・ミュラトールの双子の妹。
そして今、妹の横に立ちその肩を抱くのは、私の婚約者。
妹はいつだって、私の前に立ちはだかった。
ドレスや髪飾りにはじまり、魔術学園の入学――そして、婚約者。
もういい加減、妹から離れたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 03:35:42
83971文字
会話率:40%
普通の高校生だった「黒天 照行(くろあま てるゆき)」は、とある首飾りを手にしたことによって異世界転移してしまった。
現地で出会った吸血鬼の少女と共に行動する中、この異世界で起きた惨劇の残り火を目の当たりにし...。
とにかく、この物語は異
世界に転移した高校生が何とかして現実世界に戻るお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 18:09:37
2029文字
会話率:18%
「私をノクターンの妻にしてください!お飾りの妻でもいいから!」
「おい、いったいどこでそんな言葉を覚えてきた?!リーゼが使うにはまだ早い!」
「子ども扱いしないでよ!」
労働階級の家庭で育ったリーゼは、年上の幼馴染であるノクターンに絶賛片
想い中。
しかし軍の大佐であるノクターンは美貌と優秀な経歴を併せ持つ人気者で、彼とはつり合わないと悩む。
「あ~あ。魔法使いがお姫様にしてくれたらいいのにな」
「魔法使いはこの土地から消えたし、王族は滅んだ。現実を見ろ」
おまけにノクターンはリーゼを子ども扱いするし意地悪な事ばかり言ってくるから、やきもきする日々を送っている。
(これ以上ノクターンが遠い存在になる前に告白しよう……!)
しかし決心して告白すると、ノクターンに避けるようになってしまった。そして追い打ちをかけるように、彼の見合い話を聞いてしまう。
絶体絶命のリーゼは、街で知り合った実業家の青年エディに恋愛相談をした。
すると今度はエディとの待ち合わせ場所に必ずノクターンが現れ、恋愛相談の邪魔をされてしまう。
そんなすれ違いが起こる中、リーゼはとある事件に巻き込まれる。そして自分とノクターンの、隠された過去を知ることに――。
器用なくせに恋愛に無器用なイケメン軍人が元気なヒロインに振り回される様子を描いていきます。
(ふんわり設定ご容赦ください)
※アルファポリス様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 07:00:00
143648文字
会話率:42%
駆け出しの魔法使いと、そんな彼女を溺愛する腹黒王子が周りを巻き込んでゆくラブコメディ。
リタ・ブルームは修行を終えて家業の”結びの魔法使い”を受け継いだばかりの新米魔法使い。その仕事とは、おとぎ話に出てくる心優しい魔法使いのように、心清い
乙女と王子様を引き合わせる”裏方”である。
本格的に家業デビューをすることになり意気揚々と準備を進めていたリタだが、ある日いきなり彼女の元を訪れた王子にプロポーズされてしまう。裏方である自分が王子と結ばれるわけにはいかない。そう考えたリタはプロポーズを断ってヒロイン候補を決めたのだが、王子はヒロイン候補に目もくれず執拗にリタに迫ってくる。しかもヒロイン候補もなにやらクセが強くて一筋縄ではいかず、リタの初仕事は混乱を極めるのであった。
お世話になったお師匠様への胸に秘めた想いを遂げるため、華々しく家業デビューを飾りたいリタ。
そんな彼女が、個性が強いティメアウス王国の人々に囲まれて真に結びの魔法使いのプロフェッショナルとなるべく成長してゆく物語。
※残酷描写は保険でつけてます
※カクヨム様でも掲載しています
※本編完結済みです(番外編を不定期で更新します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 18:00:00
130207文字
会話率:26%
シングルマザーとして息子を育て上げた私。一人の時間が増え、乙女ゲームにハマり出したのだが、ある日ベランダからの転落事故により異世界転生を果たす。
転生先は、たった今ゲームをしていたキャラクターの「エステル・スターク」男爵令嬢だったが……そ
の配役はヒロインから寝取られるお飾り妻!?
しかもエステルは魔力を持たない『能無し』のため、家族から虐げられてきた幸薄モブ令嬢という、何とも不遇なキャラクターだった。
おまけに夫役の攻略対象者「クロード・ランブルグ」辺境伯様は、膨大な魔力を宿した『悪魔の瞳』を持つ、恐ろしいと噂される人物。
魔獣討伐という特殊任務のため、魔獣の返り血を浴びたその様相から『紅の閣下』と異名を持つ御方に、お見合い初日で結婚をすることになった。
離縁に備えて味方を作ろうと考えた私は、使用人達と仲良くなるためにクロード様の目を盗んで仕事を手伝うことに。前世の家事スキルと趣味の庭いじりスキルを披露すると、あっという間に使用人達と仲良くなることに成功!
……そこまでは良かったのだが、そのことがクロード様にバレてしまう。
でも、クロード様は怒る所か私に興味を持ち始め、離縁どころかその距離はどんどん縮まって行って……?
「エステル、貴女を愛している」
「今日も可愛いよ」
あれ? 私、お飾り妻で捨てられる予定じゃありませんでしたっけ?
乙女ゲームの配役から大きく変わる運命に翻弄されながらも、私は次第に溺愛してくるクロード様と恋に落ちてしまう。
そんな私に一通の手紙が届くが、その内容は散々エステルを虐めて来た妹『マーガレット』からのものだった。
忍び寄る毒家族とのしがらみを断ち切ろうと奮起するがーー。
※アルファポリスで先行配信中です!最新話をご覧になりたい方はアルファポリスのサイトで閲覧ください。
※こちらの物語はざまぁ有りの展開ですが、ハピエン予定となっておりますので安心して読んでいただけると幸いです。よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 19:09:44
94357文字
会話率:40%
フィリーネ18歳は、次期侯爵で王宮魔導士のフォルクハルト25歳の元へ嫁ぐが、お飾りの妻であることにストレスを感じ、ある日倒れてしまったことで前世の記憶が戻る。
前世の彼女はフォルクハルトを推すオタク女子だった。
ここがスマホアプリの
世界だと知ったフィリーネは、妻として愛されることは諦めて彼を全力で推そうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 12:11:04
139707文字
会話率:32%
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの
父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 17:08:37
307552文字
会話率:48%
「なら俺のものになってよ」
人妻になにいってんのこいつ
私は公爵夫人だ、でも公爵様とは契約結婚で私はお飾りの妻なのだ
護衛騎士とかつけなくていいのに
私は公爵様に愛人をつくるのもなにをするのも自由にしていいと言われてる…のだけ……ど?
あ
の?護衛騎士様?溺愛しないでもらっていいですか?
たしかに愛人を作っていいって言われたけど!主人の妻を口説くやつがいるかー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 23:53:29
2217文字
会話率:65%
これは、幼い少女の、星への祈りの物語。
幼い頃の少女にとって、星とは、祖父母の家の寝室の天井に飾られた、蛍光の星型の飾りのことだった。暗闇の中でぼんやりと浮かび上がるそれのお陰で、少女が闇を怖がることはなかった。
両親を亡くし、祖父母に育
てられる少女は、いつしか海の音がするお手玉を投げて星を落とした。それは、彼女の祈りに繋がる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 21:15:57
3775文字
会話率:7%
数百年にわたる歴史を持つ大国であるオルトマン帝国の女帝 エレイン・フォン・オルトマン。
かつて優秀な妹にその立場を奪われた人間である。
すべてを失った彼女への周囲からの期待の眼差しは失望に変わり、そして蔑みとなる。
失意と激しい憎悪が湧
き上がるが、皇太女でなくなったエレインには何一つ力はなかった。
しかし22歳の時、彼女はある1人の男の力によって、皇帝へとのし上げられる。
皇帝として玉座に座るエレインは統治者としてとしての器も能力は決して持ち得ていなかった。
優秀な宰相の存在があるからこそ皇帝として成立できているエレインに対して、周囲の臣下はお飾りの皇帝として軽んじ、見下げるその視線と評価は皇帝となっても何一つ変わらなかった。
そんな皇帝となるべき人間でなかったエレインを取り巻き、寵愛を競い合ったりいびつな感情を寄せる男たちとの物語。
(※主人公は心が弱く被害妄想気味でヒステリックな行動をすることがありますので、閲覧にはご注意ください。)
「アルファポリス」でも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 23:11:20
10557文字
会話率:13%
伯爵令嬢メモリアには、たまに記憶をなくしてしまう症状がある。
そんな彼女に、王子オヴリオが提案した。
「君は王太子に恋する悪役令嬢、俺は聖女に恋する呪われた当て馬第二王子。君と俺は仲が悪かったけど、このままだと俺たちはざまぁされてしまう。
協力しないか?」
二人は助け合うことにしたのだが、王子の様子はおかしいし、メモリアも次にいつ記憶がなくなるかわからない。
アルファポリスにも投稿しています https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/248718952折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 23:36:58
103496文字
会話率:43%
リリルは、力を上手く使うことができないため貴族界からも見向きもされないような聖女である。
容姿もメイクも服装も興味がなく、地味なリリルでああるが、突然シャムレオン公爵からの縁談を受けることになる。
お飾りとして妻として置いておき、そ
の間に恋愛ができる女性を見つけてドキドキしたいという理由による政略結婚のようなものだった。
だが、リリルは家庭の事情や結婚の条件を考慮する。
試しに聖なる力をシャムレオン公爵に発動してみたものの効果がない。
それでも結婚をしたいという申し出に、リリルは承諾することにした。
生活環境が激変した公爵邸ではあるものの、好き勝手に過ごして良いという条件があるため、リリルは本当に好き勝手にさせてもらっていた。
結婚翌日、シャムレオン公爵は二ヶ月間の出張のために公爵邸を留守になる。
その間に公爵邸が大きく変化していて……。
リリルの聖なる力も、仲良くなった使用人たちには効果があるようで、元気で充実した生活を送れるようになった。
いっぽう、シャムレオン公爵には聖なる力が効果がなかったものの、とあることがきっかけで聖なる力の効果が出て……?
聖女リリルが毎日楽しく生活するために知恵と説得で公爵邸を変えていく。お飾り妻という政略結婚と元々リリルには恋愛など皆無だったため、シャムレオン公爵の気持ちの変化に気がつくこともなくスローライフを送っていくというお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:03:47
10878文字
会話率:42%
ドイツと日本の壁飾りの違いをエッセイ的に書いてみました。
最終更新:2023-01-28 04:46:10
807文字
会話率:0%
春から高校生の福呂真奈美(ふくろまなみ)は、オタ活を生業とする至って普通の少女である。
晴れやかな高校デビューを飾り、充実した高校生活に胸を踊らせる真奈美だったが、真奈美の親友辺見蘭(へんみらん)と襲い来る緊張によって、スタートダッシュ
に失敗してしまう。
しかし、悪いことばかりでもなかった。
クラス1の美少女、小島イリスから帰りのお誘いを受け、下落中だった真奈美のテンションは大きく持ち直した。が、またしても、真奈美の思った通りにはいかないのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 22:44:22
2465文字
会話率:48%
幼い頃、同居していた祖母から言われたことがあった。
もしも嫌なことがあったなら、電話の下の棚から髪飾りを取り出して持っていって、近所の神社の鳥居を両足でくぐりなさい――。
◆
十七歳になった真琴は、ある日母に理不尽に当たり散らされたこ
とで家出した。
彼女が向かったのは神社。
その鳥居をくぐると――?
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
全23話(分割あり)、2020.5.20~2020.7.24執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 20:12:54
56047文字
会話率:46%
「この結婚は両家の事業を強める為のもの。とはいえ、私が貴様を愛する事は無いっ。よって、お飾りの妻だ! 愛する女との間に生まれた子を私の跡取りにするっ。良いな!」
両家の事業を強める為と解っていての発言とは思えませんが。
「ふっ。この私
に愛されないことがショックで何も言えないか。まぁそうだろうな。容姿端麗にして聡明なこの私だからな! だが、この私に相応しい妻は、貴様などではないっ。」
……ええと、その顔で仰います?
ご都合主義のゆるふわ設定。
「その顔で仰います?」 と主人公に言わせたかっただけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 12:00:00
6890文字
会話率:33%
*1話辺りの文章量が多めです。(つまり長め)
3日毎に18時の更新です。
【あらすじ】
アズリー公国・公女のセレスは転生者で有った。と言っても、転生チート? 何それ美味しいの? レベルの平凡さだし、絶世の美女に転生したわけでも無ければ
、勉強は好きだが、それくらい。身分だけが大公の娘という、高貴な身分では有ったが、それだけ。
中身としては一夫一妻制の国出身なので、側妃や愛人に思う事があれど、家の存続のために子を生すのも義務で有るため、表立って文句を言う事も無い。浮気・不倫・不貞は嫌いだが、前世でも浮気する奴など山程居たから、それよりマシと割り切る。
そんな矢先ーー
自分が一番嫌いな立ち位置になる事が決まった。浮気相手みたいな存在という事だ。隣国の王太子殿下の正妃。政略結婚である。
婚約者で有った令嬢と相思相愛だった王太子殿下の元に輿入れで有る。
つまり、自分は愛し合う2人を引き裂く悪女ーー。物凄く嫌である。
「其方はお飾りの正妃で明日には離宮へ行ってもらう」
夫となった王太子殿下からそのように言われたセレス。それって、相思相愛のお2人を引き裂く悪女というレッテルを貼られたまま、実際は引き裂く生活を送らなくてもいい、という事ですか⁉︎
これ幸いと、離宮に引き篭もったセレスは、そこで可愛いニャンと運命的な出会いを果たすーー。
ご都合主義のゆるふわ設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 18:00:00
118930文字
会話率:41%
ギフトと呼ばれる神からの祝福を与えられて人々が生きる世界。
私はとある国の王女。ギフトは予知夢。
その予知夢でとある国の国王陛下のお飾り妻ーー王妃になるという事を知りましたので。
是非、お飾り王妃になりましょう!
※ゆるゆる設
定
1日おきに8時更新。完結出来るよう頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 08:00:00
74895文字
会話率:44%
「私と結婚してほしい」真っ直ぐな飾り気のない求婚は、自分の犯した罪深さを思い知らせるものだった。この人の厚い胸に飛び込んで、助けて、と言えたのなら、きっと彼は叶えてくれるだろう。__全てを知らず。
いわゆる令嬢として育ってきたキルシェだが
、利発さが災いし、父に疎まれ虐げられてきた半生だった。
そんな彼女が厳しい父に反対されることもなく帝都の大学に在籍することができたのは、父にとって体の良い追放処置だから。ある日、担当教官からとある学生の指導を頼まれた。志を持って暇をもらい、学を修めている青年龍騎士のリュディガーである。
ふたりはやがて心を通わせ合うが、絶対的な父の影がちらつくキルシェは多くを明かさないまま、リュディガーの前から消えた。
しかし、ふたりの物語はそこで終わりにはならなかった__。
相思相愛からの失意。からの__制約が多く全てを明かせない訳ありの追放令嬢と、志を抱いた愚直な騎士が紡ぐ恋物語。
※他サイト様にも連載中
※「【完結】わするるもの ~龍の騎士団と片翼族と神子令嬢~」と同じ世界観で、より前の時代の話ですが、こちらだけでもお楽しみいただける構成となっております。
_______
週3話〜4話更新していきます(主に平日、稀に休日)
ブクマありがとうございます! 評価、感想などお気軽にどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 11:21:26
742930文字
会話率:35%
ぬいぐるみたちには、夜、ヒトには秘密の大事な仕事があります。
それは、昼に集めたヒトの願い事を夜空に飾りに行くこと。
くまのぬいぐるみのタロと、うさぎのぬいぐるみのルリは、今日も持ち主の願い事を夜空に飾りに出かけて……。
ヒトの願い事を見
守る、ぬいぐるみ達の切ない祈りの物語。
つらい現実も、嫌な現実も全部ポイして、ひたすらメルヘンを目指して書きました。
可愛らしいぬいぐるみが、たくさん集まった平和な世界へようこそ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 01:00:00
3003文字
会話率:29%
伯爵令嬢ことカレンの元に、ある日侯爵から縁談が持ち掛けられた。
今回もすぐに破談になると思っていたカレンだったが、しかし侯爵から思わぬ提案をされて驚くことに。
「単刀直入に言います、私のお飾りの妻になって頂けないでしょうか?」
これは、
曰く付きで行き遅れの伯爵令嬢と何やら裏がアリそうな侯爵との、ちょっと変わった結婚バナシです。
※こちらの作品はアルファポリス様で完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 21:00:00
78441文字
会話率:26%
侯爵夫人であるベルの精神は限界だった。
社交界でイケメンと評判のピートに一目惚れして結婚したが、夫婦仲は最悪。
束縛が酷いくせに一度も夜伽をしてこないのでベルは自分なんて侯爵家の当主になるために必要な道具にしか過ぎないと落ち込んでしまう。
ピートに復讐するためにベルはとんでもない作戦を実行しようとするが!?
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 00:00:00
9477文字
会話率:46%
ポール・モーリアさんの作曲の「オリーブの首飾り」(邦題)に歌詞をつけてみました。
頭にある情景は以下の通りです。
戦火の地で少女は誕生日のパーティに戦前に買ってあった白いドレスを着ます。
でも、祝ってもらいたくても誰も招待してないし
プレゼントもご馳走もありません。
そこへ誕生日を覚えていた幼馴染の少年が余所行きの服を身に着けて突然訪れます。
でも少年はプレゼントを用意する余裕がなかったので、何かないかと庭に出てオリーブの花を見つけます。
オリーブの花言葉は「知恵」と『平和」、旧約聖書に鳩がオリーブの枝を咥えては箱舟のノアのところに戻ってきたことに因んで、愚かな戦をやめる知恵と平和な世界を少年は願ったのでしょう。
手渡された少女は少年の心を知り、それで二つの首飾りを作って二人で首にかけます。
そして手を取り合って外に出て、二人で踊り始めました。
遠くでは爆撃の音が響く中、人々は二人の踊る姿を見ています。平和な日々が訪れるように願いながら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 13:02:48
202文字
会話率:0%