あの恐ろしい騎士隊長が、かわいらしい貴婦人とワルツを!?
存在しない本編「ゴスペルとグラント」のスピンアウト。
ムーンライトノベルズ「兎と蝶」を読んでいただくと、登場人物がわかりやすいと思います。
最終更新:2011-03-09 01:00:00
8452文字
会話率:39%
ハーレー彗星の再来した年、地球の対照軌道に見つかった惑星ヘスティアへの第一次移民が行われた。
戦争で家族を亡くした俺は、一人移民船に乗る──。
そこで出会った一人の女性、彼女は驚くべき素性を持った人だった。
「そう。チャールズおじ
さんは、……政治家なの。地球の政治家たちのやり方に反対しているのよ」
(中略)
「それでね、何でヘスティアに行くかって言うと、戦争から疎開するため」
「疎開?」 (第4章)
湖調査班には、もう一つ大きな発見があった。湖底の泥よりのプルトニウムの検出である。
プルトニウムは、ウラン238に中性子が吸収されてできる人工の元素で、自然界には微量でも存在しないはずのものだった。(中略)
プルトニウムには毒性があるため、この発見は、当時結構問題になった。
湖調査班につづいて陸上調査班でも調査が行われ、ヘスティアの土壌にはごく微量だがプルトニウムが含まれていることが確かめられた。
結局、ミーティングでの結論は、かつてヘスティアで地球の国のどこかが核実験をしたのだろう、ということになった。――だが、この結論がおかしいことは皆認めざるを得なかった。
というのも、この星の土壌からは、セシウムやストロンチウムといった、核爆発によって生じる他の元素は何も検出されなかったから。セシウムやストロンチウム同位体の中には半減期数十年のものがあり、ここ百年以内に核実験があったとしたら、残っていないはずがなかった。一方、プルトニウムの半減期は二万数千年。もし核爆発があったとするなら、それは数千年以上前の話でないと辻褄が合わないのだった。(第8章)
戦争と、再生、そしてやがて知る歴史の真実、宇宙の意志。
大昔に書いたSF小説です。20世紀に見た世紀末的未来はこんな感じでした。
原稿用紙80枚程度ですが、当時の自分には大長編でした。長編1冊分の設定は詰め込んであります。
拙い文章ですが、読んで感想など頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-04 21:57:07
21828文字
会話率:45%
朝目覚めると、誰も居ない。
生き物が存在しないこの空間で
少年は…
最終更新:2011-02-02 13:00:00
1245文字
会話率:18%
子どもたちは広大な大地に閉じ込められている。▼存在しない壁に圧迫される子どもたちの話
キーワード:
最終更新:2011-02-01 07:04:07
623文字
会話率:0%
戦争は続く。停戦など存在しない。元々「停戦」とは勝ち負けが決して、これ以上痛めつけないでくれ、という脱力するような負け犬じみた事なのだ。 そして、己と敵のどちらかが負けるまで戦い続ける事が停戦への近道と言うのなら、女・子供問わず戦場に出す
ようになったこの世界の戦争の終わりは近いのか遠いのか……。
上原 桜麻は十二歳で軍事学校に入り、十四歳となった今でも仲間と共に戦いに関する事以外の学校生活を楽しんでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-31 18:33:08
4357文字
会話率:54%
病んでしまった女の子の詩です
最終更新:2010-12-30 10:04:46
289文字
会話率:0%
―――今、即ち今日が昨日で昨日が明日になる。同じ事を繰り返す事で、自分の存在を保っていた。どこにも存在しないはずの存在として。―――
最終更新:2010-12-14 00:00:00
22400文字
会話率:43%
「重力」は物理学的にはもはや存在しないそうです
キーワード:
最終更新:2010-12-07 20:58:43
247文字
会話率:0%
転がる岩についての話
キーワード:
最終更新:2010-11-26 11:02:26
283文字
会話率:0%
怪盗―それは、フィクションの世界でしか存在しないものだった・・・
義賊―それは、架空の存在。
2002年― 首都・東京
奴は、現れた!
「警視!第1班より連絡。本館正面玄関に奴が出現!」
「同第2班より連絡。右側に出現した奴はおとりと判
明!!」
攪乱される警察
「怪盗、義賊だと!?そんな存在が明確な法体系下の近代社会で存在できるのか?それは疑問だよ。」
「怪盗だろうが、義賊だろうが如何に善行をつもうが、明確に法に触れた段階で犯罪者だよ。法を変えない限りね。そして、それは法の下の平等という近代法学を犯すことになる。」
「待て!怪盗!!」
学者のような探偵?
「次の目標はここですわ。」
「如何に善行を表面上行っても、いずれは化けの皮ははがれるものね。」
怪盗とその仲間たち。
「では諸君。つぎはここが目標ということでよろしいですかな?」
「結構でしょうな。」
暗躍する秘密結社。
「怪盗だと?」
「いくら怪盗といえども、このからくりには判るまい。奴は義賊であっても正義の味方ではないのだからな。」
たくらまれる陰謀。
複雑に思惑が入り乱れる、現代のバビロン東京、首都圏を舞台に今、怪盗と警察、そしてそれ以上の「戦争」が幕を開ける。
「災いなるかなバビロン、そのもろもろの神の像は砕けて地に伏したり」
(旧約聖書イザヤ書第21章・バビロンの滅亡「機動警察パトレイバー劇場版1」より)
怪盗ラファエルを捕まえろ!!
始まります
(2010/11/25・全面改定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-06 19:46:26
31987文字
会話率:54%
大企業が開発した「セカンド」という、仮想空間を作り出す機器により利用可能なレベルのVR空間を完成させた。
ゲーム業界もVR技術を取り入れて行く流れの中、大型VRMMO「ジ・アームズ」が始動した。
本日をもって6回目となる大型アップデートで
事件が起きた。当時ゲーム中だったプレイヤー2万2500人が全員が突如、行方不明。困惑する世界を置き去りに死の概念から外れた世界(ゲーム)の中で、プレイヤーの一部が、自分の思惑、欲望に溺れる。自由(ギルド)を宣言し、都市を征服するプレイヤー。このままの永住を望むプレイヤー。帰還を目指すプレイヤーたち。不死鳥のように死からなんどでも甦るゲームオーバーの存在しない物語は、当事者たちはのちにフェニックスゲームと呼んだ。
「我らは、不滅なり! この世界に死の概念など存在しない・・・」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-03 07:07:00
18659文字
会話率:42%
ごく普通のOLが、ある日勇者として召喚される。彼女を呼び出したのは強大な力を持った魔王だった。人の存在しない魔の大陸で彼女は生き延びることが出来るのか。つまり、ドMな魔王様とトイレのお話です。
最終更新:2010-11-23 04:18:31
10125文字
会話率:55%
愛する女性イリアを探して放浪の旅を続ける伝説の剣の使い手ラーグは、イリアを解放する時には自分の手で彼女を滅ぼす時だという悪夢を見続ける。
ある日、次元の牢に閉じ込められた魔法使いの少年ルシアをラーグは偶然助けた。
ルシアは、助けてもらっ
た礼に、ラーグがイリアを見いだせないのは、大魔法使いの呪いのためであることを告げる。
この世界のどこにも存在しない氷の森を探せば、呪いを解除する手掛かりがあることを知ったラーグは、ルシアとともに森を探す旅に出た。すべては愛する乙女のために。
また、歪んだ時の呪いを解くために。
剣士ラーグと魔法使いルシアの冒険小説です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-20 20:36:20
38653文字
会話率:37%
これは矛盾の物語。神は万能ゆえに、存在する力を持つ――だから、神は存在する。神は万能ゆえに、存在しない力を持つ――だから、神は存在しない彼らは矛盾に苦悩する。矛盾を愛すか憎むかは、彼らしだい。目の前にいるあなたは、矛盾は好きですか? それ
とも嫌いですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-01 20:52:05
3390文字
会話率:24%
優と優衣は幼馴染で親友。
その関係はずっと変わらないと思っていた。
変わらないものは存在しないの?
最終更新:2010-09-19 18:21:39
5743文字
会話率:41%
愛しい彼女を失った少年、彼女との思い出の場所である自然公園で自然には存在しない黒い彼岸花を見つける。黒い彼岸花は死者を蘇らせる事が出来るらしい噂を少年は鵜呑みにし縋る。
最終更新:2010-09-15 01:34:05
2287文字
会話率:31%
ある日突然、深い穴に落ちてしまったアリス。
意識が途切れ、しばらくして目を覚ましたアリスが見た世界はなんと…不思議の国だった。そこはこの世の何処にも存在しない世界。魅力的で美しく、そして危険な世界…。ここで生き残る為には正気ではいられない―
――。さぁ、数々のワンダー(不思議)が貴方を待っている。ようこそ不思議の国へ。そして…おかえり、アリス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-06 12:37:59
8471文字
会話率:33%
人類が宇宙に飛び立った後も、一部の人間は地球でしぶとく生き残っていた。そして西暦二千五百年、今夏祭りを取り仕切る者達の間で、スイカによる男の意地と愛を懸けた戦いが始まろうとしていた。そんな多分コメディ。科学的考証と別の「○○編」は存在しない
、多分そんなコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-02 00:15:24
6452文字
会話率:41%
彼女の名前は月宮雪華(つきみやゆきか)。
綺麗な顔立ちと抜群なスタイルでモテモテ。
しかし彼女の瞳には光はない。
目に映るのは闇だけ・・・・・・。
飽きるほど血をみた彼女に感情なんて存在しない・・・。
彼女はなぜ、そうなってしまったのか―・
・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-16 08:46:42
4061文字
会話率:23%
この暗闇には、私とピエロと二つの奇妙な声しか存在しない。私は何故ここにいるのはなぜだろう。おいてけぼりになるのは、誰だろう。
最終更新:2010-08-12 02:31:06
3973文字
会話率:24%
世界は光の国と闇の国に分かれ、古き時代から争いを続けていた。その戦いは神々の代理戦争とも言えるものであった。光の国に生まれたリジュは、妬みや憎しみなどの負の感情の存在しない母国に違和感を感じながらも、全ての人々を守りたいと思っていたが、戦場
は確固たる信念すら押し流してしまう。人として生き、人として死んでいく。ささやかな望み。それすら叶わないのだとしても、独りでないのなら永劫の時も恐れはしない。「貴方がいてくれるから、オレはオレでいられる」最後の選択の時、リジュの傍には誰がいるのだろうか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-05 02:34:38
38749文字
会話率:46%