亡者が転生の時を待つ、死後の世界。
魂の交差点、生死の境。
生者が暮らす、生前の世界。
魂は、この三つの世界を巡る。
しかし、その魂の巡りを邪魔する者がいた。
生者に取り憑き生気を奪う、悪霊。
己の怨みを晴らすために生者を生死
の境に閉じ込め殺す、怨霊。
そして、魂を捕食する黒い鎧の化け物、化穢(ばけがれ)。
化穢が効率的に魂を集めるために作り出す泥の化け物、穢憑き(けがれつき)。
そんな奴らを取り締まる、亡者のみで構成された組織が生前の世界中に存在していた。
その組織に所属する、生前の記憶がない少女、花耶は穢れの天敵とも言える能力を持つ一人である。
これは、死んだ後も魂を守る屍霊達の日常活劇。
それでは、開幕。
※これはスランプから脱出するために書いている小説です。
至らない箇所、稚拙な文章はあるかもしれませんが、あたたかい目で読んでください。
また、章ごとに六話で分けています。そのため、文字数はバラバラです。
また、私は執筆ペースが遅いので、一週間に1話くらいで投稿できるといいなぁと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 08:00:00
453989文字
会話率:42%
“化生(けしょう)”それは妖魔や神、仏が人と子を生した存在……
この物語は、狐の化生の陰陽師、安倍晴明が
鬼の血を引く少女、美夕と出会い、織り成す平安幻想草子。
晴明と美夕は、仲間と共に戦い、困難を乗り越えてゆく。その先に待つ二人の運命とは
!?
情愛と無情の長編、和風幻想平安ストーリー!
よろしくお願いします。
恋愛×ダークファンタジー作品です。
※流血注意! 苦手な方は気をつけてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 20:57:45
129891文字
会話率:32%
ポスドクだった海洋生物研究者が“怪異”を管理する組織の人間となり、双子の姉弟(姉は人魚で弟が人狼)と暮らす、ミステリー、ほのぼの、冒険何でもありの日常の話。“怪異は哲学でぶん殴れ”、をテーマにしています。
※“怪異”や“モンスター”などを
概念や哲学で分解していく話です。生き物が好きな方や哲学的な話が好きな人にオススメ。
※展開によっては残酷な描写が含まれる場合があります。こちらで配慮、想定できる範囲においては前書きなどで内容の注意喚起をいたします(【例】流血注意 など)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 21:04:36
92900文字
会話率:51%
――消えてしまったあの子のために、「私」にできることをしよう――久しぶりの投稿です。今までの拙作とはまるで雰囲気が違います。楽しくも面白くもありません。キーワードに苦手なものがあるようでしたら、それこそお勧めいたしません。アルファポリス様に
も時差投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 14:00:00
3931文字
会話率:14%
男性が減り、種族を救うために作られ、失敗作として廃棄されゆく人工のヒト族ヒュミナ、後にセイルと呼ばれる青年。
世界のゆがみたる魔物を浄化し、銀色の魔女と呼ばれても旅を続ける、長寿である白エルナ族の女性ブラン。
その二人の出会いと別れの話。
「おねがい、ブラン。僕は大人なんだ、子ども扱いしないで!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 22:14:53
18534文字
会話率:25%
生の最終到達点は死だ。僕は目前に迫る死が気に食わない。だから、最後で争ってみせる。たとえ死神が相手だとしても……
最終更新:2023-02-24 22:00:00
1672文字
会話率:55%
その人は、高い所にある本を取りたくて本棚と格闘しているサリを助けてくれた人。
背が高くて、英雄と称えられる王族医師団の一員で、医療技術を認められて、爵位を得た素晴らしい人。
けれども、サリにだけは冷たい。
苺のクリームケーキが好きな教授と真
面目すぎる女学生の恋のお話。
(Twitterの性癖タグから生まれたお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 16:00:00
125457文字
会話率:29%
魔法が使えない魔物の狼は、ある日兄弟に殿として見捨てられてしまう。群れに残ってもいつか殺されるかもしれないと魔物の狼は兄弟のもとへ帰るのをためらうが、一匹で生きていくほどの力もないと自暴自棄になり、強大な魔物に立ち向かった。だが、魔物に襲
われていた少女の最期を覚悟した表情に心を惹かれ、狼は彼女を助け、共に細々とした生活を送ることを決める。しかし、一人と一匹の生活は、とある悲劇によって唐突に終わりを告げてしまった。
いつか再会する日を夢見て、少女は冒険を始め、大魔法使いへの道を突き進んでいく。しかしその裏では、彼女のために奮闘するものがいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 11:29:22
175781文字
会話率:40%
マリーティアは王都で暮らす伯爵家の娘。だがその実は過去、メルディアート領のアイギスの街で凄惨な虐待を受けていた少女だった。ある日、メルディアート領の若き領主ゲオルクが彼女に求婚する。彼と会ったことで過去の悲劇を思い出した彼女は、彼と結婚して
アイギスの街に復讐を決意する。アイギスの街を憎みながらもマリーティアは優しいゲオルクに惹かれていき……?
※ちょこっとヤンデレっぽいかもしれない。
※かなりの残酷描写があります。流血注意。
※胸糞注意!!
※すれ違い愛
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 14:04:49
18852文字
会話率:34%
血にまみれ泥に汚れても、全力で生きる少女の姿は美しい。理不尽に抗いながら黄昏の世界を征く少女の、ダークアクションファンタジー。
ある所に、月の光のように儚く美しい貴族の娘がいた。故郷を追われ、付き従う家来も無く、貧に打ちのめされて腹を空
かせていた彼女は、生き延びるために冒険者となって魔物と戦うことを選択する。彼女に戦う力を与えたのは、町で偶然出会った熊のような男だった。その男や町の人々との触れ合いの中で、いつしか彼女は生きることの喜びを見出していく。しかし運命は彼女に安住の地を与えない。積み重ねた敵の屍の上を歩む彼女の道は、果たしてどこに続いているのか。
※お気軽に感想いただけると嬉しいです。
※2019/8/19/17:00 試験的に改題しました。旧題『鉄拳少女の地獄旅』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 21:06:29
1382093文字
会話率:44%
私の大好きなおじ様は、お父様のお兄様。
蕩けるような笑顔が大好きで、おじ様が来る日を楽しみにしていた。
大好きなおじ様と会ったその日、屋敷に押し入って来た賊に殺されて1度目の人生を終えた私。
生まれ変わってもおじ様を忘れられなくて、気付けば
あの頃のおじ様と同じ年齢になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 22:15:35
5141文字
会話率:28%
高校2年の雨瀬桃華の通う高校の付近で不可解な連続女子中高生自殺が起きている。呪いだと噂されているが、『魔法少女契約』ではないかという噂を耳にする…。
最終更新:2020-11-29 21:31:07
5744文字
会話率:50%
ざあざあと雨が降る中、わたしは駅のホームで小説を読んでいた。
わたしの名前と纏う制服が、わたしが学生であることを強固に証してくれる。
「本当に?」
黒い狐面の青年が、そう問いかけるまでは。
最終更新:2020-07-11 17:49:20
9087文字
会話率:15%
統一世界を統べる帝都アイテール――皇族を中心とした帝都貴族が住まう其処は、頽廃の色とともに不穏な空気を濃くしていた。事態を憂いた皇帝セイデンⅢ世が強権を振るうことを決意したその夜、毒を盛られ倒れる。容疑者となった皇太子ルークシェストは投獄。
さらに謎の魔術師によって、聖母までもが封じられてしまう。代わりに実権を握ったのは、皇兄である祭主アレス・リキタスだった。兄の無実を信じるレイは、ノアの協力でイリヤと共に帝都を逃れ、東国カルディアロスへと落ち延びた。ディーンらの助けを借りて父と兄の救出を模索するレイに、祭主の手が忍び寄る――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 00:13:12
230715文字
会話率:48%
世に名高いリューンの大祭を見るため、中央の大国リューンを訪れたディーンと九曜は、首都オファリスで少女の失踪事件を調べるレイと再会する。どうやら妖魔が絡んでいるらしいが、同じく異変を感じてやって来た妖魔狩人のギガースにも、事件の真の姿は視えて
こない。事件解決の糸口を掴むため、ディーンらは知り合いになった東国曲技団の護衛を引き受けるが、逆に曲技団の少女とレイが連れ去られてしまう。地面から現われた妖魅に屍人形、怪しげな教派と行方不明の少女たち、頻発する地震――そして浮上する幻の王国。予測不可能な危険の待つ其処へ、ディーンは無謀とも言える強引さで乗り込むのだった――〝友〟である少女を救うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 00:00:00
192957文字
会話率:45%
アリスは子爵家に生まれながらも存在を無視されていた。
家族である子爵家の人間からも使用人達からも居ない人間として扱われていた。
長い間不当な扱いを受け、吃音症を持つアリスは辛い毎日を昔世話をしてくれていた執事を思い出しやり過ごしていた。
そんなある日、アリスをアイアン製のハーフマスクを着けたカイエン伯爵が訪ねてくる。
仮面の伯爵は、アリスを妻として迎えたいと言った。
アリスは仮面の伯爵の元へ嫁ぐ事になる。
透明人間として長年暮らしてきた透明令嬢と、仮面の伯爵の奇妙な生活が始まるが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 22:00:00
41884文字
会話率:24%
少し前から喉が痛い。
咳も出るし、頭もボーッとする。
俺は仕方なく病院に行く事にした。
やけに陰気なその病院は、そこかしこに血だらけの患者の姿が見える。
嫌な幻覚を見たものだ。
──ピンポーン
あぁ、俺の診察の番か。
早く終
わらせてさっさと治そう。
こんな気味の悪い病院、長く居たくないからな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 10:05:26
4122文字
会話率:16%
――運命の人とは、赤い糸なんかじゃなくて、鎖くらい強固なものでつながってれば、間違えないのに。
靜が目を覚ますと、見知らぬ男と手錠で繋がれていた。嘉門と名乗ったその男、刑事だという。
「君は俺の事件に巻き込まれた」
そう言った嘉門に連れら
れて、靜は助けを求めて森へと逃げ出した。
孤独を抱えた女の子が、運命の相手と出会う話。
※流血注意
このお話はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-14 19:18:07
9866文字
会話率:42%
天賦の才をもって生まれた主人公、百合野 早苗。
7才の4月、人とは少し違うことに気づき始めた頃、とある魔法使いとの出会いをきっかけに少女はここでも才能を発揮し、優秀な魔法使いへと成長していく。
昼は人間として学校で学び、夜は魔法使いとして
学ぶ。様々な人と出会う中で、家族や友達の誰にも自分のことを話すことが出来ず、やがて崩れて……
ーー辛く、苦しくも前を向けた。幸せだった日々は突然終わりを告げる。
なくした物は戻らないし、死んだ者は蘇らない。それでも過去の自分には手の届かなかった奇跡に手を伸ばして、今を変えていく。
いつかの未来。巡り巡ったその先で続く螺旋を壊せたなら。絶えることない願いを、叶えられたのなら……
これは、現代を生きる魔法使いが綴る自分探しの物語。
あの日の「真実」そしてなすべきこととはなんなのか……
日曜日に不定期更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 21:19:59
4796文字
会話率:43%
現在第二章執筆中です。
ハイテンションな義兄妹がお送りする愉快爽快、笑いあり戦闘あり、時々シリアスなギャグ色強めのほんわかダークファンタジー!
「術力」という特殊能力が認知されている世界。
山の麓の僻地で両親と暮らす少女、フウもその能力
者の一人であった。
ある日、フウの元に一人の少年が現れた。満身創痍で家に転がり込んできたスイと言う少年は記憶の一部を失っていて、二人は兄妹として共に暮らすことになった。
しかしその六年後、これからも続く筈だった日常は唐突に終わりを迎える。
これは、とある『きょうだい』が真実を求め世界に翻弄される物語――
……たぶん。
進捗は青い鳥にてもそもそと。
※同名義『祕空』で「カクヨム」にも投稿しています。
「カクヨム」https://kakuyomu.jp/works/1177354054882039418
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-09 20:08:02
130759文字
会話率:40%
主人公、シロ・ルフェナとクロ・フィーナ。二つの組織、ロンドとファロゥ。一面砂の世界と温もりのある世界。対という存在に翻弄されながら、自分を認識し、相手を想い、そして散っていく。
最終更新:2017-02-09 11:27:54
16587文字
会話率:48%