恨みも怒りも全て受け流して生きてきたエルフリーデに降って湧いてきた婚約破棄。エルフリーデにとってそれは未来への福音だった。よくある婚約破棄のお話です。
最終更新:2016-11-21 01:44:01
7815文字
会話率:43%
「一年間女であることを隠して王子の侍従を務めることができれば君は自由だ」己の夢のため、兄から持ちかけられた無謀ともいえる賭けにのった侯爵令嬢レカルディーナは男装して王子の侍従をすることに。
しかし彼女が連れてこられたのは王宮ではなく、なぜだ
か郊外の離宮だった。
えっと……王太子殿下が引きこもり中なんて聞いていないんですけど!?
絶賛引きこもり中の王太子、ベルナルドは新しい侍従であるレカルディーナのことが気に食わないのか冷たい態度ばかり。最初は怖いだけの王太子かと思っていたのに、彼の事情を知っていくにつれてレカルディーナの心も次第に動き始めて……。
引きこもり王子×男装令嬢のラブコメディ。
17年1月本編改稿しました。スピンオフやショートショートを『男装令嬢・婚約破棄小話集』で不定期更新中
カクヨムでも更新中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 10:58:45
243739文字
会話率:39%
後生の人に『愚か者』の名で呼ばれ馬鹿にされているアデレード王国の王族のフリデリック・ベックバード。
聡明で優しい性格の王子が何故そのように呼ばれる人生を歩むことになったのか?
平和を求め、民の幸せを望み、国を愛したフリデリック・ベック
バードの眼が見た世界とは、どんなものだったのか?
ムーンライトの方で公開させて頂いている『間白き風にそよぐ黄金の槍』と対なす物語。レジナルド王弟子の従兄弟フリデリック王子が主人公の物語です。まったくテーマも雰囲気も違う内容になってます。
アルファポリスの方で掲載始めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 17:00:00
160394文字
会話率:33%
大陸の中央に位置し、近年上層階級の腐敗が凄まじい【アルジャンテ王国】。民衆の不満も積もりに積もって爆発寸前というそんな時代にその『少女』は生まれた。王太子の立場に在りながら平凡な才能しか持たず、婚約者の有能さに僻んでしまう哀れな王子や、隣国
【エテルネル共和国】大統領子息の立場から、腐敗していく王国で戦う幼馴染を救うため勇敢にも革命を先導する熱血青年に以下略(多分他にもたくさんいる)寄り添い力となり明るい未来を掴むため、少女は正しい道を信じて今日も抗い続ける――――――
って言う、建前はどうでもいいんだけれど、意味もなく婚約者を奪われ勝手に断罪される私の身にもなってほしいのだけれど?そもそもその【少女】とやらが自分本位で動いた結果、一時的に明るい未来にはなるでしょうけど、その【先】がどうなったかご存知?えぇ、それはもう見事にその【少女】に捕まった男達による魔道具(アーティファクト)使用の人生やり直しなんですが、それでも【正しい道】だなんて言い切れますの?私から見れば貴女の方が悪役ですわ!!ですから、どうか、もっと周りを見て空気を読んでくださいまし。そして私の人生、いい加減最高の結末で終わらせてくださいませ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 15:29:02
76303文字
会話率:59%
時代は中世、急激に勢力を伸ばしてきたスコターディア帝国と、その勢力拡大を防ごうとする小国連合イエロシュ同盟が対立し、中立国アルゴデラ公国、過度な専制君主制を敷く明華大皇国が割拠する中、かつて、大陸で栄華を誇り盟主として君臨したが、今では衰退
し、なんとか国として生きながらえているアインフォーラ王国の平民王子、レオポルドの物語。
彼が平民王子と言われる所以はその名の通り、平民の身分であったが、父を失い、そこに居合わせた王に引き取られ、王族となったためだ。自分のような辛い思いをせず、笑って暮らせるようにレオポルドは内政の安定に尽力する。しかし、身分の低さを問題に、兄弟たち、保守派の重臣、貴族たちからは疎まれている。それでも自分の理想を貫こうと、幼馴染や、友人であるヒロインから深い心配を受けながら、レオポルドは、権力争い、他国との戦争、兄弟との確執を通じてその力を確実に伸ばしていく。
有能な家臣との出会いと、これまでの重臣との別れ、主人公のことを想う幼馴染、貴族の娘との生活の中でレオポルドは成長していく。
そして何より、敵国スコターディア帝国第4皇子ハインリヒと時には仲間として、時にはライバルとして互いの力を認め合い、この大陸の平穏を目指して奮闘するのであった……。それが自らの信念を曲げてしまうことになるとも知らずに……。
<お知らせ>
第8部と第9部の間に話の欠落が生じていました。
今は修正済みですので、読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 22:27:01
154372文字
会話率:55%
日本人の男だった記憶しかない状況で、なぜかゲームでも漫画でも小説でもない異世界に悪役令嬢として転生させられました。
転生先は貧乏臭い子爵家。騎士団の要職をほぼ親戚で独占している傍系王族格の軍閥なのですが、領地は脳筋の家祖が無理やり開拓した山
の中。
男だったのがばれないようになんちゃってお嬢様をしながらじたばたもがいたら、思ってたのとはちょっと違う方向で上手くいって、文武両道に秀でた美少女との評判が都にも届くようになりました。
十二歳でお母様と同じ法薬師を目指して王都の魔導学園に入学したら、同級生に王族を辞めた第二王子の娘と孤児院からの特待生が居るのです。そして士官学校からは第一王子の息子の公子が。
破滅などするものですか。ファミリアの頭突きウサギビスケと共に、運命など打ち砕いてやりますわ。
この物語はフィクションです。実在する地名、流派などとは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-10 18:02:46
119346文字
会話率:28%
世界に存在する四つの大国の中心にある島国、セントラルアイランド。そこでは数十年前大国同士が和平を結んでから、友好の証として各国の有力な貴族や王族が学生時代をセントラルアイランド内にある、セントラルアカデミアで過ごすことが義務付けられていた
。
民たちから『愚王子』と陰でののしられる主人公は、そんなことはつゆ知らず、今日も今日とてから回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 22:14:10
23449文字
会話率:46%
異世界に世界を救う巫女として呼び出されたのだけど、護衛騎士に恋したので帰りたくありません。だけども、周りはそんな事情なんぞわかってもくれないで、さっさと帰れと言う貴族たち、いっそ王様の後添いか王子様の婚約者にしてやろうという王族たち、聖女
としての活躍を期待する民たち。そんな身勝手なばかりの要求に応える気なんてありません。いろんな思わくからあっさり逃げ出してやろうと、護衛騎士と既成事実を作ってやろうとしたのだけれど……どうやら、そう簡単にはいかないようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-25 20:43:36
20922文字
会話率:33%
前世の記憶を持つクリスティアーナは侍女見習いとして後宮に入る事になった。高度な淑女教育を受けながら見た後宮の現実は・・・
愛妾? 側妃? 嫌です。
かと言って正妃と言うのも大変そうだし・・・王子様に恋なんてしなきゃこんなに悩むこと
は無かったのに。
分かりました側妃になります。でも・・・。
え? 乙女ゲームの世界?
ヒロイン? 悪役令嬢? なんですかそれは?
魔法学院の騒動は王太子妃争奪戦に発展。貴族の派閥対立まで巻き込んだ大騒動に。そしてクリスは?
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乙女ゲームは中盤以降で、主題から外れた部分です。有りがちな話ですのでご勘弁下さい。
2015/12/31本編完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 18:00:00
786734文字
会話率:48%
バイトへと向かう道すがら、ボーっとして居たが為に足元不注意でマンホールへと吸い込まれどこか別の世界に落ちて来たシズクは、二匹の虎と出会った。
何故か人語を理解し会話が出来る彼らに近くの国へと連れて行ってもらう事になるのだが、シズクを背に乗せ
た左目に傷のある虎が人の姿を取って混乱する。
告げられた「帰れない」と言う言葉に涙した彼女を救ったのは、その人の姿を取った虎…アトレイア国の王子で…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 19:08:58
15587文字
会話率:48%
幼い頃の境遇から完璧なレディとなったリリーナ。だがかつての王子様の一人はそんなリリーナを糾弾する。そこに現れたのはもうひとりの王子様で―!
※afterまで読んで完結となります。
番外編は思いついたら投稿する予定です。
最終更新:2016-03-13 01:23:57
14061文字
会話率:47%
竜の守護する国エストラーク。
第2王子のレンは幼少期、とある理由により王城を追い出され、平民として生きることになる。
名君と称賛される兄。二百年近く治世を保つ国。
騎士学校に通い、友人や家族と充実した生活を送るレン自身、一生この穏や
かな生活を送れるものと思っていた。
ところが、ある日を境に世界は一変する。
兄が殺害され、他国が侵略を開始したのだ。
緊急事態にレンは王城へ呼び戻され、王位を継承し、敵国と戦えと迫られることに。
竜を呼ぶ力を有するエストラーク王族として、レンは逃げることはできない。
王になると決心するレンであったが、事態は思いがけない方向へと進んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-09 20:00:00
217877文字
会話率:30%
国内外にうつけと言われるルックロワーズ王国第五王子エリノス。王妃を母に持つ唯一の男子として、第一位王位継承権を有しながらも、彼には王位への関心がなかった。それは、母である王妃によって十五年に渡って抱き続けてきた偽りが原因だった。王子の誕生
を望む周囲に押され、生まれた子供の性別を偽った母を愛しながらも、苦悩し続けるエリノスは、本来は王女。その事実を知っているのはほんのわずか。慣例に従い、王太子として立つ時、エリノスは母への想いを断ち切り、自らの道を歩くことを決意する。
母を、縁を、名を捨てて、再出発を望む王女は、後に歴史を変える存在となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-17 02:39:29
213391文字
会話率:34%
ジルべスタン公爵家長女メアリーは、国内に名を轟かせる才媛であり第1王子の正妃候補筆頭。誰もに認められていたが、第1王子との仲だけは周囲にもわかるほど冷え切っていた。そんな折、魔法学院高等部に進学すると双子の妹シャーリーが入学してきた。第1
王子とその側近達は瞬く間に夢中になり、生徒会役員である責務を放り出す始末。それらを冷静に見据えながら、メアリーは待った。3年もの長い間、この時を。―――卒業式、という晴れの舞台を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-12 16:26:13
4892文字
会話率:44%
一人の令嬢が4年振りに夜会に訪れ、王子とその婚約者の令嬢に声を掛けた。
あの出来事から4年。
もう復讐してもよいのではないかしら?
いいえ、これは復讐ですらないわね。ただ彼らは報いを受けるだけだわ。
この日を待っていたのは、誰?
最終更新:2015-06-16 12:00:00
5014文字
会話率:17%
どうも私は生まれ変わったようだ。
そこは前世で書いていた小説の世界。古い小国の竜姫と、大国の王子の恋愛物語の世界だ。
今の私は竜姫に仕える者として、居心地よい人生を得えていた。
なにはともあれ、自分で創り出した人物たちが生き生きと動いている
様を眺めるのは、まるで夢を見ているように幸せだった。
けれど、忘れてはいけない。
これは、前世で病んでいた私が病院のベットで夢中になって書いていた、バットエンドの悲しい物語だ。
そんな! 設定の通りだとみんな死んじゃうってこと!?
――あれ、でもお姫さまが設定より自由人なんですが……。
【転生した女主人公が皆の死亡フラグを回避しようと奮闘するおはなし】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-05 08:03:47
60150文字
会話率:24%
レゼニア国の姫巫女になったイレーネとその専属騎士アルフォンス。貴族や隣国の王子の思惑に捲き込まれながらも民のために頑張るイレーネ。
ドタバタラブコメディになる予定。
※リクエスト等ございましたら、お気軽にお寄せください。誤字・脱字等ごさい
ましたら、お知らせ下さい。
※感想、アドバイス等頂けると有り難いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 18:59:12
30065文字
会話率:61%
【フランカ編】オルトリンデ王国の第二王女であるフランカは、幼い頃から酷い扱いを受けた理由を聞くため、父親である国王に会いに行くことを決める。そして両親から、真実を聞かされる。
【マリサ編】人員補充のため、マリサ、テッサ、リュシーの3人は、住
み慣れたアマビスカを離れ、東にあるクエスタへ向かうことになる。そして、以前ルイスと暮らしていた家を訪れる。
【イライザ編】仕事から帰ったイライザは、国王が花嫁を募集していることを知り、応募する。そして花嫁候補に選ばれ、国王と会うことになる。
【ティナ編】北国ジークルーネを旅するティナは、雪山で数々の困難を乗り越え、麓の街へ辿り着く。そこで一騒動あり、貴族の兄妹と旅をすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-28 16:01:52
87575文字
会話率:32%
【死んだ翠が目覚めたのは、憂い顔の美人な母と寡黙な父(?)にお色気魔神なオジサマが時々、そしてたくさんの竜がいる竜の里。成長した翠は髪と瞳の色を偽りながら魔法国家の誇る学園の為に王都へ。そこで出逢ったのは、第一王子殿下と公爵第三公子閣下。―
―いやいや待て待て。私はそんなに面倒な立場なの!? まぁバレずに三年間過ごせば里に帰れるし。そしたら家族と竜とのんびり自給自足生活送ればいいや! ……うん、できる訳ないよね。面倒事から逃げても追いかけられて捕まるのが私の標準装備だもんね。なら、せいぜい足掻いてみせるさ!! 名物子爵家の双子に麗しの男爵令嬢に囲まれながら、平民も頑張りますよ】 難しい戦術論や魔法学論は書けません!← ご都合主義かつチートの癖に妙に暗いです。しかもヒーローが出てくるのが遅いという……アピールポイントを思いついたら追記します……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-02 15:35:12
95368文字
会話率:35%
とある国、ブリューエル。
王政の続くその土地に、変化が起き始めていた。
王弟の死、隣国との不安定な関係、国民は国に不信感を抱き始め、不穏な空気があちらこちらで流れ出す。
何が正しく何が悪いのか、誰を信じどこへ向かえばいいのか。
王子も貴
族も国民も、それぞれが何事かを思う――。
休止中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-12 01:04:00
7988文字
会話率:48%
全ての王族が【二十歳までしか生きられない】呪いにかかった世界。侯爵子息のシュテルンは、同い年の次期国王ブラキオ様の遊び相手に選ばれる。
そして、その四年後。十四歳となった二人は、シュテルンの実家で行われる【シュネー祭】に遊びに行く。来年
即位する親友ブラキオとの最後の思い出作り。後六年しか生きられないブラキオの言葉でシュテルンはある決意をする。そしてその決意は、後の世界に大きな影響を与えることとなる。
二十歳までしか生きられない王子様と、そんな彼を唯一の親友と思うシュテルンの友情と過ごした日々を描いた物語です。
本編は完結しましたが、今度はブラキオ王子視点でもう一つの【十年先も、また君と】を書き始めました。
気が向いた方は、見に来ていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-24 13:00:00
168389文字
会話率:45%