人が生まれ持つ『職業スキル』、これが何かで、その人間の価値が決まる。
国家と繋がりを持つ貴族、ハイルーン家の次男クラウンは、職業スキルが【演者】と判断される。
「剣も使えないだろうな……そして…魔法も使えない…」
「…と…父さん……」
「
演者……演技しかできない演者……」
「ハイルーン家の子が演者など…恥だ」
そう吐き捨てられクラウンは追放され、クラウンを庇った使用人サリーは、家を追い出される。
だが、クラウンは演技の天才的才能を持ち、スキル【演者】で、どんな職業スキルにも変化できるという事が分かる。
これは、どんな職業にもなれるクラウンが、最強になるまで、様々な人と出会い、成長する物語。
【完結しました】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 19:03:07
283178文字
会話率:72%
主人公は生まれつきなんらかの天才的才能に恵まれる。しかし、齢16に必ず事故、毒殺、暗殺等で死んでしまう。
その記憶を持ちながらも、死の運命には逆らえず、何度も殺されては挫折する。
絶望の淵にいた彼が、中学1年生の時に、沖縄から2年生に転校し
てきたお姉さんと出会う。
人脈も広く、優しいお姉さんは、放課後一人でこっそり泣いていた。
「また……同じ」
「助けて……」
「繰り返されるんだ……」
「でも……生きたい」
同じ時を繰り返しながらも、生きたいと願う彼女。諦めていた彼は、いつの間にか彼女に話しかけていた。
「こんにちは。僕は光喜(みつき)。ね、お姉さん……僕が16、お姉さんが17になったら、富士山に登ろうよ。」
それは、平凡で、儚い夢。叶えられるとしたのなら、18の時を君に───
7/24、僕と彼女の誕生日。その日を超えて会いに行くから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 17:00:00
1031文字
会話率:21%
時代は中世、急激に勢力を伸ばしてきたスコターディア帝国と、その勢力拡大を防ごうとする小国連合イエロシュ同盟が対立し、中立国アルゴデラ公国、過度な専制君主制を敷く明華大皇国が割拠する中、かつて、大陸で栄華を誇り盟主として君臨したが、今では衰退
し、なんとか国として生きながらえているアインフォーラ王国の平民王子、レオポルドの物語。
彼が平民王子と言われる所以はその名の通り、平民の身分であったが、父を失い、そこに居合わせた王に引き取られ、王族となったためだ。自分のような辛い思いをせず、笑って暮らせるようにレオポルドは内政の安定に尽力する。しかし、身分の低さを問題に、兄弟たち、保守派の重臣、貴族たちからは疎まれている。それでも自分の理想を貫こうと、幼馴染や、友人であるヒロインから深い心配を受けながら、レオポルドは、権力争い、他国との戦争、兄弟との確執を通じてその力を確実に伸ばしていく。
有能な家臣との出会いと、これまでの重臣との別れ、主人公のことを想う幼馴染、貴族の娘との生活の中でレオポルドは成長していく。
そして何より、敵国スコターディア帝国第4皇子ハインリヒと時には仲間として、時にはライバルとして互いの力を認め合い、この大陸の平穏を目指して奮闘するのであった……。それが自らの信念を曲げてしまうことになるとも知らずに……。
<お知らせ>
第8部と第9部の間に話の欠落が生じていました。
今は修正済みですので、読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 22:27:01
154372文字
会話率:55%
天才的才能を持ちながら、機械の普及のせいで職に就けず、食いつなぐためにアルバイト生活をしている魔術師コーデュ。ある日コーデュは、額に公告を貼り付けた男に出会い、彼に興味を持ち始める。何しろ彼は、とんでもない守銭奴だった。
最終更新:2007-06-05 07:43:47
71530文字
会話率:49%