これはちょいクズだめ人間な彼女が、多くの転生者たちや悪役を巻き込み自分の体を手に入れる物語である。
主人公が憑依したのは小説の終盤、勇者に殺される悪役。近い未来に死を迎える魔術師の男だった。
実は数回の転生歴がある彼女は、さっそく転
生者たちの掲示板『転生ちゃんねる』でスレッドを立て状況を書き込む。
彼女は自分の体を作り悪役の末路から逃げようと決め、その材料を探しにダンジョン攻略の旅を始めた。
うっかり色々やらかしつつも、スレ民をお供に気ままに異世界をゆく彼女。
やがて彼女はわりと不本意ながらも世界の真実を知り、それに立ち向かう。
「聖剣ズブブで草ァ!」
「なにわろとんねん」
*****
・掲示板風の表現と地の文での表現両方があります。
・一部下品な表現を含みます。
・カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:22:50
136793文字
会話率:24%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:00:00
4815145文字
会話率:34%
アリスターは変わらぬ平凡な日常を過ごしていた。
ある日、風変わりな恰好をした旅人トオムがアリスターの住む町にやってきた。
何も知らぬトオムと共にしばらく生活して仲良くなった頃、隣国ギリア帝国から襲撃を受ける。
トオムの底知れぬ戦闘力を知り、
また思い人であったユーナがトオムと旅をしてしまう。
突然現れたトオムに日常を崩されたアリスターは――――。
現実世界の名称等については一切関係ありません。ご了承ください。
作中でも言及しますが、魔法という能力が一般に知れ渡った頃くらいの世界観です。一応は西洋風のつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:06:43
78122文字
会話率:55%
ある日、ごく普通の平均的な高校生、紫藤優真は交通事故に遭いそうになっている少女を救出しその短い人生に幕を閉じた。
次に目を覚ますと周りに広がるのは西洋風の街並みに亜人たち、紫藤優真は異世界転生をしていた。
だが、人脈もない、目的もない、
筋肉もない、それどころか異世界転生の定石である神様にもあっていない、ないないづくしのままで少年はこの世界で生きのびるため、冒険者になり、あらゆる事件に巻き込まれていく。
「はぁ…なんでこういうとこだけちゃんと異世界転生してんだよ…」
と、謎に自分に不利な異世界転生の定石が降り注ぐが、ぼやきながらも彼は生き延びるために走り続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:00:00
4703文字
会話率:9%
異世界に召喚された勇者と聖女。巻き込まれた一般人2人。時間も場所もバラバラに召喚されてしまった4人が、それぞれに自分なりの生き方を見つけていくお話。
最終更新:2025-03-31 12:10:00
359705文字
会話率:42%
兄に毒を盛られ、家督の破棄を迫られる。
転生後最大の危機は突然訪れた。
また10代で死んでたまるか!
どうやら父と長男は家督を奪うために次男によって毒殺されたようだ。
兄のいう通りに家督を破棄して、生き残るため他にも譲歩する。兄は譲歩の内
容に納得したのか、家から出ていくのを許してくれた。
俺は命かながら家から出て、魔法を使い解毒を試みる。解毒に成功すると、生き延びられた喜びと同時に、なぜこんな状態になったのか……。父と長男はもう生まれ故郷にはいない。故郷にいては命が狙われると通っている王立魔法学園がある王都へと向かう。
王立魔法学園に戻ってきた俺は汗だくになって体を鍛える。
転生した異世界セリアンスフィアには魔法がある。
しかし、地球でイメージするような遠距離魔法を使うには膨大な魔力が必要となる。魔力の少ない俺は身体強化で魔法を使うしかない。脳筋魔法使いをやめて錬金術師になりたいが、貴族は錬金術師になれない。
家督を放棄した今なら学園をやめて錬金術師なれる! ……え? 無理?
カクヨムにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
338963文字
会話率:41%
転生したは良いけれど神がしくじったのか前世が徐々に思い出されることで転生したと実感が薄い、妹ともに育児放棄をされ何とか生きていると急に村まで追い出されることになって困って仲の良い村人に相談すると実は魔法が使えることが分かり親と村長に気づかれ
ていないうちに村を出ることになった。
村から逃げるように移動したアルバトロスの街で魔法を覚えダンジョンに潜り冒険していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 12:00:00
791470文字
会話率:71%
父親を亡くしたアレックスは錬金術師の国家資格を取るために王都ヴェジストへと、相棒の大雀に乗って生まれ育った村から王都へと向かった。
王都に着くと仮の錬金術師免許は貰えたが、正式な国家資格を手に入れるためには、王都で二年以上活動しなければなら
ず、王都で錬金術師としての拠点が必要になる。アレックスは国家資格が取れれば故郷に帰ろうと思っている事もあり、路地裏にひっそりと錬金術師としての拠点を作って活動を始めた。
カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 12:20:34
310116文字
会話率:27%
大国月星にはタビスと呼ばれる神官がいる。女神の代行者と言われ、その言葉は時に王の言葉すら覆す存在だ。
当代のタビスは女神の声すら聞こえないのにタビスと呼ばれる矛盾に悩み、旅に出る。
道中出遭った不思議な男に道を示されて数年後。魔物や自身の生
い立ち、王や国、タビスの意味と向き合わねばならなくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 08:00:00
423398文字
会話率:34%
※書籍化準備中
家族と幸せな毎日を過ごしていたサフィリナ。
あるとき、家族と友人の家に遊びに行くはずだったのに、熱を出して留守番をすることになってしまう。
ずっと楽しみにしていたのに、とがっかりするサフィリナ。
しかし、数日後サフィリナの
もとに帰ってきたのは、冷たくなった両親と三歳の弟。
「私、一人きりになってしまったわ……」
かなしみにくれるサフィリナだったが、それでも必死に前を向いて生き、紆余曲折を乗りこえて輝いていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 06:20:00
103928文字
会話率:50%
夫にも屋敷の使用人たちにも大切に扱われないナタリアが、夫の浮気現場に遭遇し、離縁をするお話。
最終更新:2025-03-20 12:05:02
10000文字
会話率:53%
侯爵令嬢ローデリアの悲恋だけど少しだけ幸せなお話。
他サイトに投稿していましたが、読者様にリクエストをいただいたため投稿しています。
最終更新:2024-03-05 10:04:12
17100文字
会話率:61%
その街には、こんな都市伝説ががあった。
『深夜に一人部屋にいると、窓をすり抜けて亡霊が忍び込んでくる。
その刃から逃れることはできず、狙われたが最後、命はもはや長らえない』
その都市伝説がある意味真実であると、彼女とその主だけが知って
いる。
物心つかない頃に暗殺ギルドに拾われた少女、イグレット。
彼女は暗殺の道具として育てられ、使われてきた。
あまりに暗殺向きな異能を持つがために重宝され、それゆえ過酷な訓練を押し付けられ。
感情の起伏のない、選りすぐりの暗殺道具として育ち、『ゴースト』と呼ばれるようになった彼女。
その日も、いつものように仕事をこなすだけ、だった。
しかし、受けた仕事はいつもと違うワケありもの。
標的は、公爵家の長男。
絶大な権力を持つ公爵家の、『勇者』に等しい武力を持つ男。
圧倒的な力を持つ相手を標的とする依頼を受けた彼女には、予期せぬ出会いと、予期せぬ出来事が待ち受けていた。
マナ・ドール。
古代魔法文明時代に作られていた人型兵器。
人のように作られ、人のように話し、考える、少女の形を模した道具。
その出会いは、彼女を『日常』から連れ出すことになる。
その先々で起こる様々な事件と出会い。
それらを通して、二人の絆は深まっていく。
これは、道具として育てられた少女が、道具として作られた少女に出会い、人として歩み始める物語。
※本編完結済み
1章と2章を纏めたものをKindleにて販売中。表紙・挿絵は武川慎先生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 06:00:00
723863文字
会話率:28%
=進捗状況= 107話時点で4歳です。
=あらすじ=
死んだらしい。地球ちゃうとこに転生したらしい。とりあえず、生きていきます。
魔法使えるようになった。けど難しい。魔力の持ち腐れや。
=筆者が目指してるところ=
◆目標1:7歳で『六
甲おろし歌うで』言う国王陛下や「父上、許すまじーー!」言う王子に出会う。
◆目標2:15歳で『ワードあればな』言う軟派っぽい男子学生。『エクセル派』私。『えっ、それってPC?!』言う悪役っぽい令嬢に出会う。あと、「ちょっと!あなた誰?!」言うカワイ子ちゃんに『お前こそ誰やねん』って心の中で言う。
※注意事項
◆関西がひどいです。
◆ちょっちゅう迷走します。←誤字!
◆記載内容を鵜呑みにせず、気になることはご自身で正しい内容をお調べ下さい。
◆表現・描写が簡素です。その辺は読み手の経験値にお任せするタイプの読み物です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 03:10:00
2300576文字
会話率:39%
よくある異世界転移ものです。チートな異能持ちの美少年主人公が、白いもふもふと一緒に生活しながらいろいろやらかすお話。当分舞台は森なので、一人と一匹の生活が続きます。
最終更新:2025-03-31 01:00:00
1466290文字
会話率:46%
ボーイズラブ同人を愛する腐女子の女子大生、高瀬真琴は、コミケットに出す新刊漫画の追い込みで三日間貫徹をした結果、過労死してしまう。
次に目が覚めた場所は、西洋風パン屋の二階で、見たことの無い西洋風の兄がいた。
そして自分も西洋風美少女にな
っていた彼女は、自分がBL同人漫画を描いていた乙女ゲーム「光の空へ祝福を」の主人公、マコト・キンボール(ディフォルト名)に生まれ変わっていた事に気づき愕然とする。
ゲーム通りに、魔力属性鑑定式で規格外の光属性を得たマコトは男爵家にもらわれ、三年の間、マナーや学問にいそしみ成長していく。
アップルトン魔法学園の入学式前夜、マコトは、ある決意をする。
「親友キャラとの友情エンドを目指そう、修羅場とか面倒くさいし」
だが、その願いもむなしかった。
入学初日の王子さまとの出会いイベントを避けるために早めに登校した先で、親友キャラのカロルに絡む、悪役令嬢ビビアンの姿をマコトは発見してしまう。
思わず介入してしまったマコトに、ビビアン嬢は激怒し、子飼いの騎士、マイケルにマコトを打擲(ちょうちゃく)するように言うのだが……。
乙女ゲームの世界に生まれ変わった腐女子が、イケメンどもにも目もくれず、親友ポジションのヒロインと百合っぽくいちゃいちゃしたり、正統派悪役令嬢と派閥抗争したりするお話です。
だまされたと思って、五話目までお読み下さい。
とてつもないドライブ感と没入感をお約束しましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:45:24
3122362文字
会話率:46%
昔々、とある王国に子宝に恵まれない、王様とお后さまがいました。
あんまり子供が生まれないので、王様は、つい、
「悪魔でも良いから、子供が欲しい」
と、天に向かって言ってしまいました。
そして、生まれてしまったのは、人とも思えぬ毛むく
じゃらなお姫さまでした。
お后さまは、産後の肥立ちが悪く、この世を去り、姫は王様の手で育てられるのでした。
そうして、姫が大きくなると、とんでもない事をいいだしたのです。
という、グリム童話を魔改造した、なんかアレなお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 17:02:26
11315文字
会話率:26%
「背筋を伸ばして凛とありたい」
トワイス国にアンナリーゼというお転婆な侯爵令嬢がいる。
アンナリーゼは、小さい頃に自分に関わる『予知夢』を見れるようになり、将来起こるであろう出来事を知っていくことになる。
幼馴染との結婚や家族や友
人に囲まれ幸せな生活の予知夢見ていた。
いつの頃か、トワイス国の友好国であるローズディア公国とエルドア国を含めた三国が、インゼロ帝国から攻められ戦争になり、なすすべもなく家族や友人、そして大切な人を亡くすという夢を繰り返しみるようになる。
家族や友人、大切な人を守れる未来が欲しい。
アンナリーゼの必死の想いが、次代の女王『ハニーローズ』誕生という選択肢を増やす。
1つ1つの選択を積み重ね、みんなが幸せになれるようアンナリーゼは『予知夢』で見た未来を変革していく。
トワイス国の貴族として、強くたくましく、そして美しく成長していくアンナリーゼ。
その遊び場は、社交界へ学園へ隣国へと活躍の場所は変わっていく……
家族に支えられ、友人に慕われ、仲間を集め、愛する者たちが幸せな未来を生きられるよう、死の間際まで凛とした薔薇のように懸命に生きていく。
予知の先の未来に幸せを『ハニーローズ』に託し繋げることができるのか……
『予知夢』に翻弄されながら、懸命に生きていく母娘の物語。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアップ+」「ノベリズム」にも掲載しています。
表紙絵(プロローグ参照)は、菜見あぉ様にココナラにて依頼させていただきました。
アンナリーゼとアンジェラです。
タイトルロゴは、草食動物様の企画にてお願いさせていただいたものです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:08:38
3685722文字
会話率:51%
謀婚の子供世代の話【王女の思惑 女性護衛騎士の憂鬱】に出てきた幼なじみ達の恋愛の話。オムニバス形式で章毎に主人公が変わります。
こちらだけでも読めるように説明は挟みますが、登場人物が多いのはご容赦願います。
最終更新:2025-03-30 21:00:00
150706文字
会話率:67%
【謀婚】に書ききれなかった話を更新していく予定です。
【謀婚】本編を読んでいないと人間関係などわからないと思いますので、本編読了後にお読み頂ければ幸いです。
過去も振り返る事もありますが、基本的には本編より未来の話です。
【謀婚 帝国編】
を読まれる前にこちらを読まれる方は、アスラン編を飛ばして頂いても構いません。三章九話(未来を見据えて)から時代が並行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 21:14:06
422003文字
会話率:68%
親の決めた婚約者がいるレティは、どうしても結婚後の自分が思い描けず婚約期間を三年延長した。その間、彼女は第一王女アリスの護衛をする事になる。その王女アリスは独身のまま王族として公務を担っていたが、ある日彼女は国王である父に王位継承権を要求
する。
恋愛感情がわからないレティ、王女としての矜持をもって行動するアリス、王太子の立場を脅かされるリチャード、何としてもリチャードの王位継承権を守りたいエドガー、婚約者に振り向いてもらいたいグレンの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 21:24:42
237464文字
会話率:64%
B級の冒険者グランには"ニホン"という国で生きていた前世の記憶がある。その記憶の影響か、自分のスキルや強さをステータス画面として見る事が出来る。そのステータス画面の職業の項目には"勇者"という文字が!
? だけどグランが転生した世界は平和すぎた。魔物はいるが、それは生態系の一部。魔族やその王もいるらしいけど、種族の一つとして人間と共存している。あれ? じゃあ勇者って何するの? っていうか、俺より強い人間いっぱいいない? 勇者っていうけど、ちょっとオールマイティなだけでただの器用貧乏では? あれ? 俺ってもしかして中の上くらいの凡人では? 勇者? 何それ? 全然普通の人じゃん? 俺いらない子じゃね? よっし、それなら田舎に引き籠ってだらだらスローライフ生活だ! 美味しいご飯と快適便利生活! 特化型ではないけど、何でも卒なくこなせる器用貧乏も悪くない! 田舎でのんびり暮らそうと思ったら、以前の仲間が押しかけて来た! やめろ! 俺はスローライフを満喫したいんだ! 器用貧乏勇者の飯づくり&物づくり辺境ライフ!
カクヨム様でも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:09:22
4068673文字
会話率:24%
侯爵令嬢カトリーヌ・カドレッドの人生は、十の時にやや脱線した。
原因は、幼馴染の伯爵令嬢リリア。曰く「前世を覚えている」「この世界はオトメゲーの世界」「自分はヒロイン、カトちゃんは悪役令嬢」。
そして、カトリーヌが破滅するのがわかっていなが
ら「ギャクハーエンドを目指す」とのこと。
この話をきっかけに、複雑な家庭環境に疲弊していたカトリーヌはなにもかもがどうでもよくなり、どことなく気力に欠ける地味で物憂げな無愛想令嬢へと育っていった。学園に入学したのちも、おばかなリリアを叱り飛ばしながら、父のばら撒く実のない見合い話の尻拭いをしながら、いつでも物憂げ無愛想。
鬱々とした日々の中で、唯一の癒やしは友人ソキウスとの交流だけ。
今日もカトリーヌは池畔で憂鬱げに踊る。たったひとりの観客のために。
悪役令嬢から無愛想地味令嬢に自ら転落した少女が、たった一枚の布をきっかけに、少しずつ前を向いていく物語。
※主人公は転生者ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 18:00:00
539150文字
会話率:36%
「──すまないが遠慮してくれないか。君は、生理的に、無理だ」
「……ぁあ?」
公の場での第一王子の大暴言をきっかけに、少なからぬ令嬢たちが王家と距離を置くことを決意し密かに行動を開始する。
その一人であるキャロラインだったが、なぜだか大暴
言主の弟、第二王子が接近してきて、あれよあれよと王家のいざこざに巻き込まれるハメに……
なるべく堅実に人生を決めたいこざかし令嬢が、ちょっと腹黒な王子に捕まるお話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 18:00:00
66822文字
会話率:24%
ザックス王国の第一王女であるリナリアは、幼い頃、神様と呼ばれる者のいたずらで、異世界(現代日本)に飛ばされた過去がある。
ショックのためか、記憶をを失ってしまった彼女は、自分と瓜二つの少女として生きていた。
ある日、神様の気まぐれで元の世界
に戻され、神様と呼ばれる存在から、この国の姫(リナリア)であることを知らされる。
彼女は飛ばされた先の異世界(ザックス王国)で、隣国の第一王子ギルフォードと、騎士見習いのカイルを同時に好きになってしまう。(ここまでが【桜咲く国の姫君】のあらすじです)
悩んだ末、より強く惹かれているのはカイルの方だと気づいたリナリアは、旅先から戻ってきてくれるよう、彼に手紙を出す。
しかし、一週間経っても、彼からの返事はなかった。
不安に揺れる彼女の元に、数日後、カイルが〝行方不明〟との知らせが届き――。
注1)このお話は、リナリアがカイルを選んだ場合の〝カイルルート〟です。ギルは最初と最後、少ししか登場しませんので、その点ご留意の上お読みください。
注2)こちらは【桜咲く国の姫君】(『桜舞う国の訳あり身代わり姫』から、元のタイトルに戻しました)の続編です。前作を未読の方には意味が通じない部分がありますので、こちらから読まれる方はご注意ください。(一応、前書きに前作のあらすじは記載してあります)
注2)前作同様、個人出版(AmazonのKDP利用)していたもの(こちらは一巻のみ)の加筆修正版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 17:20:00
426957文字
会話率:24%
ザックス王国の第一王女であるリナリアは、幼い頃に神様と呼ばれる者のいたずらで、異世界(現代日本)に飛ばされた過去がある。
ショックのためか、記憶をを失ってしまった彼女は、自分と瓜二つの少女として生きていた。
しかし、神様の気まぐれで元の世界
に戻され、リナリアであることを知らされる。
そこで彼女は、隣国の第一王子ギルフォードと、騎士見習いのカイルを、同時に好きになってしまう。
思い悩んだ末に、自分がより必要としているのは、ギルフォードだと気付くのだが。
突然現れた暗殺者に襲われ、護衛である騎士見習いのシリルが瀕死の重体に。
窮地に陥った彼女は、治癒能力を持つギルフォードに、心の中で助けを求める。
すると、隣国にいるはずの彼の声が聞こえて来て……?
注)このお話は、リナリアがギルフォードを選んだ場合の〝ギルフォードルート〟です。カイルは登場しませんので、前作をお読みの方は、その点ご留意ください。
注1)こちらは【桜舞う国の訳あり身代わり姫】の続編です。前作を未読の方には意味が通じない部分がありますので、こちらから読まれる方はご注意ください。(一応、前書きに前作のあらすじは記載しましたが)
注2)旧タイトルは【赤と黒の輪舞曲】で、前作同様、個人出版(AmazonのKDP利用)していたものの、加筆修正版となります。現在は、こちらとアルファポリスのみで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 17:01:03
497882文字
会話率:35%
貴族の家に生まれ育ったフローレッタは、誕生パーティーの当日、料理人のフランベで激しく立ち上った炎にショックを受け、倒れる。
次に目覚めた時、彼女から現世の記憶は消えていた。
残っていたのは、前世の〝フリーターの小鳥遊華〟だった頃の記憶だけ
だ。
華として目覚めたフローレッタは、前世でやっていた乙女ゲームの最推しが父に、悪役令嬢が母になっていることに呆然とする。
人生詰んだと覚った彼女は、魔法で自分好みの〝モフモフ使い魔〟を召喚し、癒してもらおうと考えた。
しかし、召喚してもいないのに、外見モフモフ、内面俺様の、ギャップありすぎ使い魔が出現し、彼女はガッカリするが……?
注1)プロローグのみ三人称です。
注2)タイトル変更してプロローグを追加しましたが、以前、十数話だけノベルアップ+で連載していた作品です。(ノベルアップ+は6月上旬に退会済み)
こちらでも予約投稿を誤り、昨年の秋頃に公開されてしまったことがあります。
※『アルファポリス』にも掲載している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 17:01:44
155913文字
会話率:22%
国随一の魔力がある為に独自の法で縛られ公爵家に産まれながらも貴族としての資格は無く公爵家に産まれたが故に平民にもなれない姉が大事で大切な弟を可愛がり愛で癒されながら日々、前世で憧れ夢見た魔法を開発し時に道具も作り実験したりと振り回し笑顔で日
々過ごして行くお話です。のち学園生活が始まり悪役令嬢や光の魔法使いに殿下と側近達が登場して話が進んで行きます。先に載せた短編『公爵家に産まれましたが令嬢でも平民でも無いけど可愛い弟と魔法があるので今日も楽しいです』で寝ていた姉が主人公の連載になります。
話の中にあった疑問もこちらで書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:00:00
1331690文字
会話率:34%
〈彷徨える戦姫〉
それは、英雄ユリア・ジークリンデの現代における異名のひとつである。
かつて世界を脅かす怪物〈黒きもの〉を倒し、混沌としていた世を鎮めた亡国ヴァルブルクの姫君。
その名は歴史に刻まれ、今でも多くの国々で語り継がれて
いる。
しかし、彼女に関する歴史には、多くの謎が残されている。
時には功績や、その存在すらも疑われることもある。
どれが史実で、どれが創作なのか、人々の判断を惑わす──ゆえに〈彷徨える戦姫〉と呼ばれるようになった。
だが、彼女は生きている。約千年の時を超えた現代に。
今となっては少数となった、多種多様な姿をした種族──星霊とともに。
そんな彼女の心にあるのは、英雄としての栄光と、久遠の『星』。
そして、永遠に消えぬ心の闇と感情の淀み。
彼女は、その闇と淀みを抱えながら、過去を生き、今を彷徨い続けている。
手に届かない過去の『星』を求めて──。
かつて世界を襲った〈黒きもの〉の正体については、千年ほどの時が過ぎた現在でも未だに解明されていない。
それと戦った彼女であっても、詳細はわからないという。
だが、〈黒きもの〉は、それから一度も現れていない。
過去のようなことは起きないと予測していいだろう。
──そうだといいのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 09:10:46
175071文字
会話率:49%
ある日、病気で死んだ主人公 小武 渡(27)は自分を神だという老人がいる真っ白な世界で目覚めた。そこで言い渡されたのは異世界で第二の人生を送るというものだった。好きに人生を送って良いという事で了承した主人公は自由気ままにスローライフを送るの
であった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 01:00:00
1172680文字
会話率:62%