2128年、ようやく認可された世界初の宇宙エレベーターによる宇宙観光ツアー21日間の旅に参加した兄妹が体験する初めての宇宙と、宇宙エレベーターのクライマー搭乗記。近未来の観光旅行体験を精密に描写することが一つの目的。もう一つの目的は宇宙エレ
ベーターの原理や利用法を解説すること。ジャンルはSFだが、未知の理論や現象は一切現れず、むしろ既知の技術の延長にどんな未来があるかを想像力を広げて予想するもので、Technology Fiction(空想技術小説)と呼んでほしい作品です。というわけで、宇宙人も出てきませんし、大事故も(たぶん)起きません。平和に宇宙に行って、平和に降りてくる、それを初めて実現した近未来の人たちの旅行記を、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 12:00:00
490535文字
会話率:57%
地球に軌道エレベーターが建造されるまで発展した近未来。
ソラ、ハル姉、ナナ、ツッキーの4人組は『すばる海宙学園』の高校生。彼女らは人工知能搭載の『アステローペ』と名付けられた少女人形の様な外観を持つ有線操縦式の極限環境作業ロボット(通称
ドール)を手に入れ、日本政府支援の宇宙事業を行っている。
人工衛星の軌道投入、宇宙ゴミの回収など順調に思えた彼女たちの事業だが、ライバルの登場、想定外のトラブル、正体不明の敵の出現により事態は思わぬ方向へ進む事になる。
その影には国家間をも脅かしかねない、ある陰謀が蠢いていた――。
学園の皆や、『アステローペ』建造に参加したオジサン技術者達の力を借りながら奮闘する彼女らは、その陰謀にどう立ち向かうのだろうか?
女子高生とロボットとオジサン達のスペースオペラ、今、ココに開幕。
※この作品は「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 13:27:55
63543文字
会話率:48%
軌道エレベーターのテストパイロットとして乗る話。
最終更新:2019-05-12 12:15:34
1161文字
会話率:3%
廃墟と化した空中都市を旅する二人の少女。ちょっと不思議な能力を持つミステリアスな美少女・天海ソラと、ソラがオシラサマと呼んで慕う機械仕掛けの創世神・雲野カナタ。しあわせの在り処を探して彷徨い続ける二人の旅は、どこか諦観に充ちていて、独特な死
生観が漂います。そんな二人が旅路の果てで見た世界、九十億年に及ぶ地球再建事業とは? 第二十四回電撃小説大賞、四次選考落選作品「トーテムポール/天地創造のアポカタスタシス」改題作。この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 00:00:00
133099文字
会話率:44%
国際共同連合宇宙軍第三機動艦隊所属のヴィエラ・ブルーベルは、連合軍で初めて提督と呼ばれた女性である。
第三次宇宙大戦を生き抜いた彼女は、仲間を失い、新たな仲間を得ながら今日を歩んでいく。
宇宙と地上を行き来する話。時々恋愛。
※SF初挑戦
です。お前それはない、というところがあるかもしれません。生暖かく見守ってください。
※主要人物に義手がいます。
※いつも以上に設定がゆるふわです。苦情は受け付けません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 07:00:00
81334文字
会話率:56%
神谷家の猫叉主宰 妖怪大戦争参加作品
拙作、「みらいばなし きつねのきょん」の世界解説です。
同じく拙作、「ろーぷれ日記」のキャラクター、稲荷狐と猫又を使った、
対談風のお話です。
- 追記 -
文章中に出てくるユーザー様のお名前
は、ご本人様に許諾の上、使用させていただいております。
改めてお礼申し上げます。
神谷ネコ丸 様
橋本洋一 様
ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 20:50:26
15282文字
会話率:3%
人間の居なくなった宇宙港の一角にある、稲荷の社を守る狐のお話。
その続編です。
最終更新:2019-02-03 21:24:07
2238文字
会話率:0%
学生時代、まるで兄妹のようにいつも一緒だった安原と古沢。
物理部に所属する二人の共通の目標は「月」
本気で月にまで届くロケットを作ろうともくろんでいたのだ。
だが、高校三年生の秋、文化祭で爆発事故をきっかけに二人は疎遠となり、共に心と体に癒
えない傷を抱えたまま孤独な大人になった。
そして……
ひょんなきっかけからとあるプラネタリウムで再会した二人は、いつしか昔の夢を取り戻し、もう一度宇宙に挑もうと決心する。
だが、それは同時に終わりのない苦難の幕開けでもあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-23 19:38:04
117503文字
会話率:48%
骨肉腫にかかり余命半年と宣告されたフィギュアスケート界のトップスター楢崎ユキコは、ティーシスと家族の薦めで冷凍冬眠処置を受け、未来に希望を託す。
三百年後の世界で、ユキコの後見人であるハルは冷凍冬眠蘇生の為のナノマシンを開発し、彼女の蘇
生手術を行う。
冷凍冬眠から目覚めたユキコが目にする未来社会――スペースコロニー・セイト。そこは豊かな自然環境に囲まれながらも、高度なネットワークと科学技術に支えられた理想的な社会だった。この時代の人々はブレインサーキットと呼ばれるナノマシンで脳神経と接続された通信装置を介し、仮想世界《サイバースペース》でも現実世界同様に五感を使って生活し、そして仮想人格《サーヴァント》という人工知能を使役していた。
あまりにも発達しすぎた未来の社会に戸惑いながらも、ユキコはブレインサーキットを取り付け、スペースコロニーでの新生活を始める。
数多の苦難を克服しながらも明るくけなげに生きるユキコは、かつての夢を取り戻すことができるのか。
ライトノベル風の読みやすい文章なので、フルメタルパニックやスクラップド・プリンセスが好きな方なら楽しめると思います。設定はたぶん実現可能な技術で、かなりコアなハードSFです。山本弘や野尻抱介、アシモフ等が好きな方にお勧めです。ビッグバンや軌道エレベータのオリジナル理論も出てきますが、本筋には関連しないので一般の方は読み飛ばしてください。
最近の日本のSFが物足りない方は是非お試しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 10:14:27
99224文字
会話率:20%
地球温暖化が進んだ未来。
人類は自らの生存圏を地下へと移す。
地球温暖化がもたらした災害、
「大災害」と呼ばれた災害で地球上の人口は激減するが、
それでもジオフロントと呼ばれる地下空間では人類を生き長らえさすには狭すぎた。
そんな中で一人の
指導者が生まれる。
彼は地球再生を目指し、様々な人々と協力しながら、
「大災害」以前の環境に戻そうと奮闘する……
そして時は流れ、
三人の少年少女は環境の戻りつつある地球上である人工知能、
【MELCHIZEDEK】にであう。
その出会いから三人の運命は動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 20:01:57
166917文字
会話率:57%
2020年代、世界的なAI開発と核融合炉の商業実用化試験ブーム。
2030年代、自我を強く持ち勝手にマスターの手から逃げるAIが多発、通称「AI大脱走時代」。量子コンピュータの実用にメドがつく。
2040年代、地球圏宇宙の環境悪化、核融合炉
運転開始、低温核融合炉の開発へ移行、AIによる戸籍乗っ取り事件発生。
2050年代、商業用量子コンピュータ稼動、企業は小型化と一般普及を目指す。
2070年代、宇宙デブリの増加によりロケットによる宇宙開発に限界が来る、軌道エレベーター開発の検討が先進国で流行る。
・・・
2110年代、地球でAIに対する倫理的権利の議論が白熱。
2116年、アメリカのシヴィマーズ社製火星開発AI「フロンティアスピリット」から地球に対する独立宣言が発信される。
2120年代、人類とAI達の間に『冷戦』が勃発する。これにより人類は国家や民族を超えた一致団結を迫られる。
キャッチコピー『機械ですら約束は守る』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 14:30:39
43180文字
会話率:17%
近代史
西暦2040年、日本、道州制へ。
2046年、個人及び民間のAI開発規制法案が可決。
2058年、自衛的予防攻撃法案可決。自衛隊は防衛軍へ変更。
同年、公団仮想社及びドローンオペセンター設立。
2060年、米軍、日本より撤退。日米
安全保障条約は継続。
2062年、国連、宇宙デブリ規制案、常任理事国拒否権により否決。
2070年、宇宙デブリの増加によりロケットによる宇宙開発に限界が来る、軌道エレベーター開発の検討が先進国で流行る。
2078年、ガボン国に軌道エレベーター建設を開始、ガボンOEV社。米独資本。
2082年 AIとロボット技術の発展により日本国は限定ベーシックインカム法案が可決される。
2084年、限定ベーシックインカム法案実施。公的や障害年金や生活保護、傷病手当や雇用失業保険が一本化される。恩恵を受ける為には18歳以上の戸籍上年齢(投票権に関連する)が必要とされる。
2085年、西カリマンタンへ軌道エレベーター建設、開発は太平洋宇宙開発社。
2090年、赤道近辺へのOEV開発ブーム。
同年、90年問題、脳直機器手術保険により生身(フレッシュ)と機械化派(メカナリー)の分派。
ハッキングや電子ウィルスによるテロ、殺人事件及び障害事件が頻発。
プロテクト及び電子戦AIが大発展。
WHO 「VR機器刺激基準」を規定。
2092年、大陸にて資本格差が極まり、東ユーラシア沿岸民主主義国が誕生。首都は香港。通称:大斉国
2094年、大斉国軍南下政策、ベトナムからカンボジア、タイの沿岸部とマレー半島を数年で併呑する。そその海空軍力と最先端無人兵器の前に周辺諸国は圧倒される。
2111年春、西カリマンタン軌道エレベーター襲撃事件発生。
この事件により負傷したPMC(南海軍備社)社員2名が重症を負い、本国へ搬送される。
これはその搬送された二人、赤松と志和の物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 18:44:34
65216文字
会話率:32%
木星との第二次宇宙戦争から数年が経過した。
太平洋の橋頭堡としての機能をメガフロートへと移設したアメリカ。
太平洋紛争により国土を失った日本国民はメガフロートへと入植していた。
宇宙戦争の敗戦から戦力比を均衡する為に火星の援助を受け
。
地球初の軌道エレベーター“セントラルタワー”の建造に着手。
そんな中突如メガフロート米子地区に奇病が蔓延する。
一瞬にして傷が完治、人間を不老化する“ゾンビ病”。
不老不死の秘密を探る為に行動を開始した者達。
プレイヤーはメガフロートで生存を目指し行動を開始する。
シナリオ1 “崩壊”エンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 18:00:00
66319文字
会話率:19%
日本が世界に先駆けて軌道エレベーターを建設する……
あのアメリカに先駆けて……
そんな夢のような話は
宇宙を夢見る一人の男と
ロボットを作るのが夢だった男によって紡がれていく……
少し不思議系、お手軽ショートストーリーです
★★★
小
説家になろう/カクヨム
同時掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 23:00:00
17634文字
会話率:40%
時に21世紀の終わり、卒業後の進路に悩む高校三年生のユカリコは、夏休みに観光で訪れた軌道エレベーターにてデブリ衝突事故に巻き込まれ、宇宙服姿で高度420キロから真っ逆さまに転落してしまう。
絶体絶命のユカリコ……そんな彼女の元に、ゼルラ
と名乗る人物が軌道エレベーターの柱の上を自在に移動する有人可変人型ロボ・ヴァリスに乗り駆けつけ、彼女をキャッチして救助した。
ゼルラは軌道エレベーター基部で起きる事件事故を、ヴァリスに乗って対処する“絶対領域の守護者”だったのだ!
この衝撃的な体験から、将来の進路をヴァリスのパイロットに定めるユカリコ。
だがその道程は、もちろん平坦では無かった。
カクヨムにも重複投稿。
目次ページ最下部、他◆マーク付きの章には挿絵的写真付き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 22:39:23
108668文字
会話率:26%
地球脱出計画の進む未来の地球でのお話。
月面での愛するひとの死の真相を追う少年と、イギリスに残された盟友の少女。建造中の脱出船と同じ名前を持つ謎の存在《ノモス》の指示で、ふたりは知らず知らずのうちに、巨大な陰謀に巻き込まれていく。
最終更新:2014-11-19 19:15:24
37081文字
会話率:40%
西暦2190年――科学技術が発展し、人類は軌道エレベーターを建造し魂という存在を解明するに至った。
しかし、その人類の足跡は月面に足跡を残したアポロ11号から殆ど進歩していなかった。
それは、人類はウィルス結晶生命体、ヴァイアラスに月面を
占領され今なお交戦状態だからであった。
そんな中、女学生のユウキは刀の様に剣呑とした青年ナナキと出会い、運命の火車が回りだす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-09 02:59:26
59445文字
会話率:33%
軌道エレベーターの完成から十年。人類は企業による宇宙開発時代を迎えた。
しかし、宇宙には浮遊するデブリの問題、各国家間の水面下での争い、そしてテロリズムの危険性が数多くあった。日本国はしかし、エレベーター建設の当事国にも関わらず、平和憲法を
盾にそうした争いに参加しないことを主張してきたが、同盟国たるアメリカやオーストラリアに迫られる形で、宇宙への自衛隊派遣を決定した。
だが、問題が発生する。宇宙はどの自衛隊の管轄だ??
宇宙開発黎明期に起こる非常事態に対処するために誕生した、海上自衛隊護衛艦隊第一宇宙隊群。その唯一の所属艦DDO901あかつき。同盟国に笑われ、テロリストに舐められ、国民に首を傾げられながらも彼らは宇宙の平和と清掃のために今日も闇に潜む。
宇宙ものと潜水艦ものが何故か融合してしまった、右斜め捻りの宇宙戦記、作者の趣味によって抜錨!
《注意事項》わざとらしく実名が登場してくることが多いですが、それらはすべて作者の妄想です。面白いなっと思っただけのネタです。貶したり、貶めたりする気はございません。もし不快に思われた方がいらっしゃったらご一報いただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-03 23:00:00
29053文字
会話率:47%
ある日、少年が目を覚ますと、そこは近い未来の日本だった。
長期間コールドスリープされていたため、自身に関わる記憶を失ってしまったようだが、日常生活に慣れてくると、この生活も悪くないと思うようになっていく。
世間の話題は専ら月まで直行の軌道エ
レベーターで席巻されており、稼働は間近に迫っていた。
そのような平和な世界に突如「ブリギッド」と呼ばれるロボットが街中に現れ、人々に対して殺戮を繰り返していったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-07 05:17:16
5159文字
会話率:32%
近未来、異能の力を持つ者達は迫害を恐れて生きるか、権力の走狗となるしかなかった。或いは死を選ぶしかない運命だった。
ある若く半人前の異能者は、何故か選ばれて異能者集団に放り込まれて一人前になるよう訓練を積む事になっていた。
違和感を感じなが
らも日々を過ごしていた矢先、地球と宇宙とを行き来する軌道エレベーターが占拠される事件が起きた。
宇宙と地上、断絶された状況下で何かが進行していく。
異能者達は状況の打開を図るべく行動を開始するのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 01:11:44
70946文字
会話率:25%
二一六六年、南米のコロンビア。アマゾン海に臨むサンマルティン村に住む少年マレイは、子供の頃に父と行った南の港から望見した軌道エレベーターを忘れられず、いつも南の空を眺めていた。折しも浜辺で「監視者」と呼ばれる宇宙移民の遺体が発見される。や
がてマレイは友人のベンと共に、監視者の少女エミリーと逃亡の旅をする羽目になるのだった。ジャングルの道なき道を行き、猛獣と出会い、不思議な樹上生活者や「神」になったコンピューターと出会う旅。謎の多いエミリーの目的は一体何か?監視者とは何者なのか?そして、地上人はなぜ監視されるのか?百数十年前に地球を襲った災害とは?「大破壊の日」の後、「それから」を生きる少年たちのボーイ・ミーツ・ガール。空想科学祭FINAL参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 23:23:57
160665文字
会話率:45%
3宇宙ステーションへ向かうためには、宇宙船で行くか、軌道エレベーターを使うという手がある。
最終更新:2012-07-01 00:00:00
2283文字
会話率:12%