かつて、世界全土で戦争が勃発していた暗き時代。
そのような最中、数百という戦場を駆け、その全てを鎮めたその男は、ヴェラリオ王国の騎士長、グフストル・アンバー。
だが、人々から伝説の英雄とまで呼ばれるようになったグフストルもまた人であ
る。年を取り、とうとう天寿を全うする時が来た。
幼い頃から国のため、争い無き世界のためと尽力してきたグフストル。無論それは己の誇りであったが、ふと自分の人生を振り返れば、あろうことか戦場での記憶ばかり。
「この世界、戦場以外には何があるのだろうか?」
生涯全てを城の中と戦場のみで過ごしてきた彼はそんなことを考えながら、永遠にその目を閉じる………はずだった。
だが、その目は再び開いた。しかしそれは長年共にしてきた肉体ではなく、産まれて間もないであろう赤ん坊。しかもなぜだか女の子。
そんな神の悪戯を受け入れたグフストル改めシルカは、再びこの世界で生き、その全てを見るためにかつて自身がこの世に確立させた職業、冒険者となる。
人、魔物、竜。数々の出会い、そして戦いの果てに、シルカは何を思うのだろうか―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 11:00:00
1098333文字
会話率:46%
ただの平民であったセイルバートは、絶え間なき努力の末に兵士となった。そして、王国を守る一振りの剣として戦うことを望む彼は、そこからもひたすらに強くなることを望む。
鍛錬により頂へと駆け上がり続ける彼は、次第に自国――シャナルギア王国で
行われる一大イベント『王都剣術大会』でも強敵相手に勝ち進み、ついには決勝進出にまで至るほどの実力を手に入れていた。
そんな決勝前日の夜、彼は一人の男――異世界から召喚された少年と出会い、突如戦うこととなったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 22:52:35
12442文字
会話率:38%
剣聖の師匠なんて俺が呼ばれる様になったのは、あの嘘がきっかけだった。
薬草の行商人の俺がドラゴンを倒したなんて……そんなことあるはず無いのに。道端に落ちてたドラゴンの鱗を拾って自慢したばっかりに。健気な妹はその嘘を信じてしまったんだ。
そして俺は、妹に嘘がばれるのが怖くて、デタラメの剣術を彼女に教えてしまった……。
しかしそれがこんな化け物を産んでしまうなんて。
俺が適当に教えたでまかせ修行法は、何故かことごとく成果をみせて、またたく間に妹は……この世界で最強と呼ばれるほどの剣士へと成長してしまう。そして妹に剣技を授けた俺は……
さて、前半の物語は、お兄ちゃんが適当に考えた修行方法で妹がどんどんと強くなっていくシーンがメインです。
しかし一方で、後に剣聖となった妹が、王都で開かれる武術大会を前にして過去を振り返りながら剣の師匠であった兄と生き別れになった経緯を語ります。
果たしてこの仲の良かった兄妹は、この武術大会で再会出来るのか、妹は本当に兄に破門されてしまったのか?
※同タイトル加筆修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 10:28:06
124631文字
会話率:28%
とある日に急に森の中に……
異世界転生なのか。よくわからない状況でリアルの世界で得た知識と技術で生き残る。
異世界ハーレム?そんなのは夢のまた夢。
この世界でとりあえず生き残る!!
そしてこの世界で楽しむしかない!!
最終更新:2025-06-27 08:24:59
26579文字
会話率:25%
勇者の時期候補生として、幼馴染のアルベルトと一緒に、剣術、武道、魔法、勉学を共に養成学校で学んできた、リスク。おなじ訓練や勉学をしてきた。しかし、アルベルトのステータスは、均等以上に上がるのに対して自分は何故か運と賢さしかあがらない。賢さと
は商人が使うステータスで値切るや脅すや常連さんになるなど戦闘では全く関係のない特技を覚える。剣術も武術も魔法も使えない。そして16才になりアルベルトは勇者として王国を旅立つことになった。頑張れアルベルト俺はこの王国で武器屋か道具屋におそらく、なると考えていた、しかし翌日、王宮に呼び出された俺は、王様より驚くことを任命された。「勇者アルベルトの物資補給係としてリスクを命じる」なんと俺はアルベルトの物資補給係として彼の後をついていくことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 08:02:20
337506文字
会話率:39%
シアは記憶を失いながらも、サバドの町で二歳の息子ヘリオスと暮らしている。シアが失った記憶は、サバドの町に来る前の自身に関するもので、ヘリオスの父親すらわからない。しかしそれ以外の記憶はしっかりとしており、読み書き、剣技は非常に優れていた。そ
の技能を生かし、養護院で子どもたちに勉強や剣術を教えて生計を立てている。ある日、サバドの町に王太子が視察にやってきた。王太子が子どもたちの学習の様子を見学したいと希望したため、普段と同じように子どもたちに指導したシアだが、その日、帰宅しようとしたところ、なぜか近衛騎士団長のジェイラスに呼び止められる。いきなり「結婚を前提に付き合ってほしい」と愛の告白を受けるものの、ヘリオスの存在と自身の境遇を理由にそれをばっさりと断ったのだが――。恋人に逃げられた騎士団長と、逃げた先で記憶を失った彼女(子持ち)のすれちがいラブロマンス
※他サイトにも投稿(R18版もあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:10:00
131782文字
会話率:43%
冒険者ギルドの支援を受けた私立グレイス学園で学ぶ一人の少女こと私、「レオナ・ラルクス」は、長年陰キャで冴えない見た目の「ハルト・アーヴェル」に秘めた想いを抱いていた。
その始まりはまだ幼い頃、私が野良犬に襲われそうになった時、ハルトが
勇気を振り絞って必死に私を守ってくれた瞬間だった。
しかし、彼との関係は未だにただの幼馴染のまま……。
普段は明るく活発な私は恋愛に関してだけは奥手で自分の気持ちを伝えられず、普段は友達として過ごしていた。
その結果二人の関係は変わらず、ただの仲のいい友人として過ごしていた。
そんなある日、私はハルトが誰かに告白するという噂を耳にする。
結果的にはハルトはフラれ、内心ホッとするも、このままではいつか彼は本当に誰かのものになってしまうかもしれないと言うそんな焦りが胸を締め付ける。
そして、魔物討伐やギルドからの課題をこなす日々の中で、彼女の恋心は次第に溢れ出していく。
学園から下されるクエストをこなしていくの最中で訪れる小さな変化――彼との距離が少しずつ近づき、揺れる関係。
トラブルや様々な試練を乗り越えるうちに、私はついに「ただの幼馴染」から一歩を踏み出そうと決意する。
このまま幼馴染として終わるわけにはいかない。
抑えていた恋心が、ついに動き出そうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 06:10:00
91061文字
会話率:41%
この世界は魔法に満ちている。
剣や槍、杖で魔法を操り戦う者。
そんな人たちに憧れを持ち、魔剣学院に入院した僕。
しかし僕には才能がなかった。
大した魔法もなく、剣術も対戦で負けるばかり…。
ついには魔剣学院からの退学を命じられる。
どん底だ
った僕の人生にとあることが起きて、
突然僕は魔物を瞬殺できるほど強くなり…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 04:00:00
81342文字
会話率:40%
男はある日見知らぬ土地で目が覚めると身体が少女になっていた。
元男の時の剣術はか弱い身体ではまともに使えない。
記憶も曖昧でどうしていけば良いのかわからずゴブリンに襲われ、とある老婆に拾われる。
それからゴブリンの件もあり男装するこ
とに決めるが……。
「帰らなければ……やらなければならないことがあったはずだ……何か……大切な事が」
身体は『少女』魂は『男』が、醜くも美しい世界『アストロ』で色々巻き込まれていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:11:55
174094文字
会話率:37%
デブでブサイクな俺、名前はエイタ。
そんな俺が世界一の名門と言われる学園で、可愛い幼馴染や同級生たちと一緒に、剣術と魔法を鍛えまくって強くなり、最強を目指す。
そして誰もがあこがれる最強職、魔法騎士になるのだ!
英雄になるか、それとも
豚汁となって終わるのか。未来は無限の可能性なのだ!
※ 残酷な表現があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
50986文字
会話率:36%
美の国、第四王女テレーザ。美しく聡明な3人の姉、天使のほほ笑みを持つ弟である第一王子に囲まれて、いつも目ただない存在だ。十人並みの容姿に控えめな性格のテレーザはいつしか「ついでの姫君」と呼ばれるように。
侍女たちの尽力で「姫君格付けランキン
グ」に出場し、起死回生をはかるも結果は最下位。これでは美の国の沽券にかかわると、王宮はテレーザの抹殺を命じる。侍女の助けで危機一髪異国に逃れたテレーザ。
そこで、剣術の道場主一家の元で住み込みの下働きとしての生活が始まった。
道場主一家は、モラハラの夫に引きこもりの息子、娘はあまったれでだらしなく、末の息子は反抗期。そしてしつけに失敗した犬がいる、
そんな家庭の、うだつのあがらない主婦、瑛子。
自分の事は後回し、家族を第一に考え家族のために日々を過ごす瑛子にテレーザは、苛立ちながらもいつしか友情が芽生えていた。
「あなたの事を、マダムに変える」
そう宣言し、瑛子を変身させるべく奮闘するテレーザ。
そんなころ、テレーザの母国、美の国では国の根幹を揺るがす大事件が起ころうとしていた。
(別サイト、カクヨムでも同時更新しています)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-26 23:11:20
49527文字
会話率:21%
由子(ヨウ・ヅゥ)は両親と早くから死別し、2つ年上の姉が親代わりとして育ててくれた仲良し姉妹であった。ある日その姉が、たまたま通りかかった領主に見初められて乱暴され、辱められた事を恥じて首を吊り亡くなってしまう。
姉の敵討ちで由子は領主
の館に乗り込むが、逆に叩きのめされて打ち捨てられてしまう。己の無力さに絶望して、姉の後を追おうとして首を吊ろうとしている所を、坊主によって救われた。
その坊主に師事して剣術、体術、兵法などを学ぶと才覚を発揮し、僅か3年で全てをマスターする。もう教える事は無いと立ち去った坊主の正体は、超大国・斉の暗殺集団「影」の創設者であった。
由子は、10回繰り出した斬撃が1振りに見えるほどの高速の剣技「飛燕剣」を編み出し、後に「一振り十殺」と天下に恐れられた。
坊主が立ち去った後、由子は領主の館に音もなく忍び込んで見事、仇討ちを果たす。お尋ね者となり亡き姉の仇を討ったものの、己がもっと強ければ姉を救えたのにと、やがて強さだけを求める様になって行く。
折しも中華を支配していた魏帝国は、北方騎馬民族・北遼の南下によって滅亡した。南中華は、斉・楚・呉・秦・越・大南・周・魯の8国の王が支配し、北遼の北伐と魏帝国の後釜を狙っていた。
由子は女性である事を秘しており、縁あって越南国(大南国とも、後の晋国)に士官する。この激動の時代をどの様にして乗り越えて、大韓帝国を建国したのかを綴る歴史物語である。
第1部 魏滅んで晋興る
外伝1 南遼の公主
第2部 五柱国の乱
外伝2 趙嬋の後継者
第3部 大韓帝国の滅亡
上記の3部構成+外伝2部構成となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:41:33
87365文字
会話率:36%
平凡な高校生・月城零は、ある日突然、見知らぬ異世界へと転移してしまう。
100年前、“巨塔”が突如出現し、その内部からあふれ出す膨大な魔力によって、魔物たちが周囲にあふれかえり、人々の暮らしを脅かしている世界だった。
剣術や魔術が発達す
るこの世界で、零は魔術の適性が最低値の"1"。使える魔法はわずか初級魔術のみ。
「落ちこぼれ」と呼ばれ、誰にも期待されず、時には差別を受けながらも、彼は諦めることなく成長を誓う。
歴代最強の冒険者ですら敗れた巨塔の攻略は誰も成し得ず、これまで多くの命が散ってきた。
それでも零は、失った仲間たちの想いを胸に、強くなろうと挑み続ける。
これは、圧倒的な絶望のなかで、一人の少年が“英雄”と呼ばれるまでの軌跡。
そして、幾重にも重なる謎と苦難を乗り越え、未来を切り開く者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:19:08
56787文字
会話率:22%
「また一人で全部背負おうとしてるのか?」
中学三年の拓実は、帰り道の高架歩道から突然――異世界〈レーヴェリア〉へと転移してしまう。そこで出会ったのは、枯れゆく“世界樹アムニエル”を救ってほしいと命を懸けて懇願する王女・心花。
命を救
われた少年は――まるで絵本のような王都で、剣術指南役の拓巳や我流魔術師の愛佳とともに試練に挑み、契約竜ルゥメルを仲間に迎え、深海の神殿や砂漠の大図書館を駆け抜ける。
しかし、真の黒幕が操る“源晶封印”の陰謀が世界を危機に陥れ――。
「頼ることは弱さじゃない。信じ合うからこそ、世界は救えるんだ」
異世界の命運を背負い、少年は“勇導士”として成長していく──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 21:10:00
35321文字
会話率:47%
黒須龍也(くろす たつや)は大学に通う青年。剣術で心身を鍛える日々の中で、「強さ」と「暴力」の違いに悩み続けていた。
「力とは何か」
「文明とは何のためにあるのか」
信念と意志だけを抱いて――
クロスの戦いは、世界の未来そのものへと繋が
っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:11:46
57935文字
会話率:39%
とある豚貴族に飼われていた奴隷少女は五歳になった頃、騎士団に助けられる。
少女は騎士団の副団長に引き取ってもらい、言語や計算、マナーや一般常識──魔法や剣術まで、ありとあらゆるものを教わった。
拾われて五年がたち、十歳──働ける歳になっ
た彼女は親代わりの副団長に恩返しをすることを決意する。
これは元奴隷少女が育ての親に恩返しをする物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 19:12:58
31029文字
会話率:29%
その女の名はレイナ・ヴァルティス。
剣の道を極めし者。かつて百人の騎士を一人で退け、「蒼の死神」と呼ばれ恐れられた。
だが、村の子どもが彼女を見上げる時、憧れではなく怯えの眼差しを向ける。
商人たちは目を逸らし、旅人は彼女を男と間違
える。化粧もせず、髪は短く、所作は荒く。
誰もレイナを「女」とは見ない。
そんな彼女の元に、一人の男が訪れた。
「……剣を、教えてほしいんです」
男の名はユリウス。細身で、力もなさそうで、どこか頼りない。
だが目だけは真っ直ぐで、嘘のない光を宿していた。
「お前が? 剣を?」
「はい。僕にも……守りたいものが、あるんです」
仕方なく、レイナは教えることにした。半日で逃げ出すと踏んでいたからだ。
だが──
「ユリウス、飯はまだか」
「もう少しです。今日は山菜のスープと、干し肉の赤ワイン煮ですよ」
彼は料理が……いや、家事すべてが異常に上手かった。
特に料理は絶品。口に入れた瞬間、レイナの眉間がゆるみ、思わずため息が漏れるほど。
いつしか彼女は、剣を教える代わりに料理を教わるようになった。
剣術指南の合間に、台所で包丁を握る二人。
刀の柄よりも軽やかに、レイナは鍋をかき混ぜる。
「……なんで、私がこんなこと……」
「へへ、でも似合ってますよ。エプロン姿、かっこいいです」
その言葉に、レイナは頬を赤らめた。
誰も自分を「女」として見てこなかった。
だがこの男は──恐れず、侮らず、ただまっすぐに自分を見ていた。
──こうして、「最強の女剣士」と「最弱の料理人」は、ゆっくりと心を寄せ合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:25:53
8044文字
会話率:40%
この国では、年に一度、未婚の男女が集い、未来の伴侶を選ぶ“星結びの宴”が催される。
評価は“ポイント制”。第一印象、血統、魔力量、土地保有数、年収——果ては、使い魔の可愛さまで。
そして、選ばれるのは当然、ポイント上位者から。
最後に残
されたのは——
名はリアン・グレイ。
職業、“森の管理人”。
魔法も剣術も中途半端。ポイント下から三番目。趣味は「土いじり」。
けれど、この男にはある秘密があった。
いや、才能というべきか——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 13:40:00
4281文字
会話率:32%
住民たちが剣術を楽しんでいる平和な世界。
元々は荒れていたようだが今ではそれも見る影もない。
そんな平和な世界で剣術の向上を突き詰めている少女がいるようだ。
最終更新:2025-06-26 18:00:00
385434文字
会話率:45%
ー 人間は欲望と共存する。
監視が届かない権力者は、横暴の味を占め、必ずケダモノになる。
悪しき伝統を覆す英雄を待つー。
◆ ◆ ◆
中世時代・日本、都から離れた辺境に❝祖柄樫山❞という山があった。
その麓には、とある村があり、その名
を❝置田村❞と❝黛村❞と呼ばれていた。
この2つの村には因縁があり、15年前に黛村の権力を巡り争い、混乱から逃れた村民たちは西の麓に置田村を創立。そこから5年後に『一揆』といわれる村同士の大きな戦が起こった。
以来、この村堺は禁足地ともなっていた。
都から離れたこの村々は、村長たる乙名5人によって掟が決められ、破るものには容赦はなかった。
独立した一つの国のような村には異様さと不気味さを併せ持っていた。
そんな村に住む村民は、ただただ普通の暮らしを求めて、平和な集団生活を望み村に来るものが多かった。
権力を得た人間と、それを目の当たりにする人間。そんな人々の日常とはー。
◇ ◇ ◇
祖柄樫山の村に住む、様々な人間にスポットが切り替わる群像劇で話は展開していきます。善悪ともに振り切れた個性を持つ数多くの人物の描写、彼らの純粋なほどの恐怖、または欲望を、是非共感してください。
!注意事項!
※作品の都合上、残酷・過激な描写がありますので、ご注意ください。
※作品の都合上、歴史に沿わないもの(苗字・舶来品・宗教など)があります。御了承下さい。
※作品の都合上、所々に常人離れした描写(剣術・格闘・忍術・ワイヤーアクションなど)があります。
※作品の都合上、極稀に同性愛の描写(手を繋ぐ・髪を触るなど)がありますので、御了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:00:00
161320文字
会話率:61%
幼き日に生家を魔獣に襲われ、一人生き残った辺境伯令嬢のフェルシア。
時が経ち十八歳となった彼女は士官学院の最終年度を迎え、学内剣術トーナメントの四連覇を果たさんとしていた。そこへ突如思いがけない人物が来訪する。
それは己より先に目指
す栄光を打ち立てた秀才、王国陸軍少佐のライナス・オリヴィエであった。
―――…あの彼が、今更自分に何用だろう?と。
政敵でもある彼を前にし警戒心で張りつめる中、その話は突拍子もない提案へと転がっていく。
「私も機会がございましたら閣下のご指導を賜りたかったのですが…」
「君がそんな風に考えてくれているなんて光栄だ。私達はいつでも歓迎するよ」
会話の途中、何気なく社交辞令を返しただけだったのに。
いつの間にか決定していたのは……現場での特別実習…!?
慄くフェルシアは、断り切れずに一ヶ月かけて彼の待つ軍司令本部へと通うことになる。とある命を受け、自らも思惑を秘めながら。
そうして向かった先で彼女を待ち受ける運命とは…果たして?
※軍事風味ファンタジーです。恋愛的な進行はゆっくりめ
※三部構成予定
※三部目はムーンライト版でも投稿するかもしれません
《一部目について》2025/1/ ~ 公開中
・本編全十二章(全六十話)
・時々血肉表現があります(R15表記します)
・中世~近世前期ヨーロッパ風の令嬢ものですが、主人公は夜会等には一度も行かず、屋内や出先での描写が主となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 16:21:49
332606文字
会話率:33%
――新醒《しんせい》。
それは、侍が生きた全盛の時代である江戸時代より突如として人に発現した人知を超えた未曽有の力。
体中に巡る血液とは別に流れるそのオーラのような物は、その者の剣となり、超常的な力を発生させる性質を持っていた。
そして現
代。
そんな新醒を持つ人間があふれた世界で、主人公【徒篠玄斗《あだしのげんと》】は新醒を用いた剣術に重きを置いた名門校へと足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 15:44:06
26819文字
会話率:33%