何か、大勢に対して問題を投げ掛ける際、そのやり方は無数に存在する。言葉を弄したり、文章を用いたり、絵を書いたり、風刺したり、それらを適宜組み合わせたり、等々。
これは、そんな無数のやり方のうち、最も冴えたやり方の一例だと私は思った。若干と
いうか、かなり季節外れ、凡そ四か月の真夏の、若干古い出来事ではあるが。それでも、北海道民が冬にアイスを食べるかの如く、これはアリなの、話題として非常に興味深いものである、と私は思った。
故に、皆様に興味を持って頂くべく、脚色を加え、お話形式で紹介することにした。
あとがきに、それについてのwebページを検索する為の、googleでの検索語句、それに加え、リンクを載せておいた。いつもは、感想欲しいと求めてばかりの私ではあるが、今回は感想以上に、それの記事を実際に見て欲しい。勿論、その後にでも感想が貰えれば更に嬉しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-11 00:41:35
4931文字
会話率:0%
『黒天狗の夜話』シリーズ。短編。
継母の癇癪を避けるため、庭の片隅で読書するアリス=クラリス公爵令嬢のそばを懐中時計を抱き締めたウサギが通りかかる。
アリスは持ち前の冷静さと面倒が嫌いな性格からその存在をガン無視するも突っ込み担当ウ
サギさんはそうはいかない。彼は叫んだ。
「────物語が始まらないじゃんっ!」
超冷静な公爵令嬢アリスと何故だか不憫な時計ウサギ、とにかく傲慢でたまに純粋な女王、ニヤニヤ笑いが常の毒々しいピンクネコによる不思議の国のアリス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 17:00:00
6109文字
会話率:54%
「エリムの旅の歌」は古代の英雄エリムが如何なる人生を過ごし、何故、彼の人生を綴った物語が歌と呼ばれているかを記したものである。 ー怪しき瞳のカイロス
似非学術書のようなものです。自身の妄想を詰め込んだ作品であり、人を選ぶと思われます。も
し、嫌な気分を感じたら正露丸を飲んでください。お腹を壊します。お腹を壊したくないならロキソニンを飲んでください。頭を壊します。薬はその症状が出ている人間にとっては薬ですが、それ以外の人間にとっては所詮毒でしかありません。毒々しい人生を謳歌したいそんなあなたにピロリドン♩ ーサトウミギフジ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 01:51:14
4870文字
会話率:20%
ドラゴンさんは人間が嫌い。もう、生理的に無理。あのカラフルな毒々しい頭(異世界ですので)や、濁った汚い魔力、小さいのにやたら素早いところや、何より潰した時の感触。繁殖力が強く、いつも群れで行動し、1匹いたら10匹いる。まるでゴ⭕ブリではない
か!気持ち悪い。だからドラゴンさんは日々人間に怯えつつ、山奥でエルフを養殖しながらひっそり暮らすのです。え?人間はダメでエルフはいいのかって?カブトムシとゴキ⭕リの違いだと思っていただければ。これはそんなドラゴンさんがエルフたちから崇められながら、時にやってくる人間を駆除しつつ、のほほんと暮らすお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-01 18:34:00
1259文字
会話率:31%
神の加護が満ち、魔法という神秘の力が発展したとある異世界『ソーサリー』。
数々の国家と様々な人種、ファンタジーお馴染みのドラゴンなどが普通に存在する世界。
その世界の中心には『死の世界』と呼ばれるほどの異常な環境の場所がある。
空は漆黒
の雷雲に覆われ、大地は毒々しい紫の沼地が点在する生命の欠片も存在しないような荒野。
超高位の災害級死霊系の魔物が徘徊し、疫病の元が蔓延するその場所はこの世界のあらゆる国々から嫌われている危険地帯である。
そして、その危険地帯の中心にはポツンと一軒の家が建っている。その家の主人は変わり者であり、人との交流を絶つために辺鄙な場所に住んでいるらしい。
これはそんな場所に住む変わり者の主人と、側に付き従い主人に忠誠を誓う死霊の使用人の物語である…………かもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 22:09:15
5550文字
会話率:56%
毒々しい箱、黒いローブ、紅茶の香り、灰色のスーツ、場にそぐわない電気ポット。箱の中の一部始終。
最終更新:2015-08-26 23:38:25
2326文字
会話率:47%
ボクのクラスには女王様がいる。彼女なんて毒キノコに当たってしまえばいい。冗談半分でそう思ったボクの前に現れたのは、毒々しい傘を差した可愛らしい小さな女の子。
「あらあら、毒キノコをお探しですか?」
現れたキノコの娘であるムスカリアさん
は、ボクに協力してくれるつもりのようだけれど?
毒キノコであるベニテングタケのムスカリアさんと、少年のお話。
★『oso的 キノコ擬人化図鑑』より設定をお借りしたキノコ娘たちの二次創作となってます。キノコ娘たちを知らなくても読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 17:00:00
24045文字
会話率:35%
『私』と『依頼人』の織りなす独白で描かれたショートストーリー。今回の仕事にもうんざりな『私』は嫌々仕事を引き受けるが…?
最終更新:2013-12-12 23:21:43
3514文字
会話率:25%
やあ、こんにちは。僕の名前は山田太郎――――・・嘘嘘、冗談だよ。
まあ、自己紹介はのちのちね。
それより、キミはどんな色が好きだい?
ああ、唐突でごめんね。
僕は白。なんにも無いだろう?なんにも無いんだ。
面倒くさいのは嫌いさ。
だから、
白。
ただ、世の中にはいろいろな人がいるね。
白の世界で独りきりは寂しいと思って、世界の外に出たのが間違いだったんだ。まさか、あんな毒々しい色たちを持つ人間がいたなんて。しかも、連続して会っちゃうんだから、もう嫌になっちゃったよ。
それで、人を連れ込むのはもう諦めた。
あーあ、もう当分独りでいいや。
※時間軸バラバラ、一話ずつ繋がってないようで繋がった短編のようなモノです。話はバラバラに更新します。
一応設定ですが朧が訪ねた順では、赤→緑→紫→青→黄→茶→桃→橙→黒→白(自分)になっています。参考にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-13 18:44:22
60138文字
会話率:34%