歴代最悪の魔女と噂されるカリスタ・ジェフリーズ。
魔法使いは本来、他者に干渉する魔法を使うことができない。しかし、他者に干渉することのできる女性が稀に生まれる。それが魔女だ。
魔法の使えない人々にとって、大怪我をした時に回復魔法をかけて
くれたり、毒消しをしてくれたり、女神のように敬われる魔女。
しかしカリスタには、様々な噂が立っていた。
例えば、腹痛を訴えたら謎の毒薬を飲まされた。
または、学生時代にクラスメイトの髪の毛を魔法薬で毒々しい色に変えた。
あるいは、とある公爵を魅了魔法で誘惑した後、貢ぐだけ貢がせて捨てた。
など、かなりひどいものである。
故に彼女は歴代最悪の魔女と言われているのだが、彼女は魔女どころか魔法も使えない、ただの実験好きな伯爵令嬢だった。
ところが、いつも通りカリスタがポーション作りをしていると、なんと王太子殿下が噂が本当のことなのか調査するために事情聴取に来る!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 14:00:00
26761文字
会話率:44%
朝、ピンクのスカッシュは毒々しい砂糖水になり、
夢を見ていたとわかる。
キーワード:
最終更新:2024-11-18 00:06:41
212文字
会話率:0%
「ここはいったいどこなんだぁぁあ!」
一人でマイホームでもある船上でまったりと暮らせるだけの収入を稼ぎつつ趣味と実益を兼ねた漁師兼釣り船兼海上タクシー生活を満喫していた恵比寿海人(えびすかいと)はいつも通り愛船で一人沖合いの海に出てい
た。
海が荒れだしたため、そろそろ寄港しようと考えていた最中、船の上空を轟音とともに通り過ぎた数機のミサイルが拠点にしていた港へと落ちた。
炎に包まれた故郷への寄港を阻む悪天候によって漂流した海人の前に広がっていたのは見慣れた太平洋の青い海ではなく毒々しい青紫の海。
あり得ない海の色に絶句しつつも、現実逃避に愛用の竿を使い釣りを始めると、掛かったのは予想外のファンタジーな大物で……
大型モンスターを釣って食べることで強化されるチート『海神の愛し子』とバットチート『陸神の忌み子』と言う相反する能力に翻弄されつつも、何とか異世界に馴染もうと奔走するうちに、海を汚す人族と海を守りたい人魚、魚人族が争っていることを知る。
種族なんて関係ない、だが愛する海を汚すものは許さない。
異世界と化した未来でもう一度綺麗な海で心行くまで釣りをするために、昔の綺麗な海を取り戻すべくおっちゃん漁師は立ち上がる!
異世界と化した故郷の海に大漁旗をはためかせ、目指せまったり釣りライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 10:07:19
115643文字
会話率:37%
1940年、8月8日。後代の太陽暦に直して2600年6月28日。東京オリンピックは無事しめやかに閉会式を迎えた。
だが、そこにはあるべき国家が存在せず、あるはずのない国家が存在していた。
毒々しい色の星条旗がないことに真っ先に気づいた方は多
いだろうが、同じくケバケバしいソ連国旗も存在せず、それはすなわち、ボイコットしたのか、あるいは……。
「首相、そろそろ閉会式の挨拶が行われます。国家代表としてご準備ください」
「ああ、わかっているとも」
まだまだ代議士では若手であろうに、まだ50にもなっていないその首相は、而して組閣当時は扨措き、決して今は最早傀儡というわけでもなく。
そして、第17代にして帝国建国史上類を見ない1万日という長期政権を築き上げようとしている、四半世紀はその座に今なお座る大日本帝国内閣総理大臣、山本孝三が演説を開始した。
――遡ること、明治は28年の頃……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:37:01
2048文字
会話率:4%
誰にでも、眠れない夜は訪れますよねー
笑える動画、優しい物語、安らぐ香り。
そうして心をほぐして眠るのもいいですが、
たまには毒々しい感傷に浸ってみてはどうでしょう?笑
最終更新:2024-08-25 04:02:40
257文字
会話率:0%
見た目が毒々しい毛虫を見ました。
ものすごく気持ち悪いんだけど、大人になると、その姿は美しく凛々しい。
最終更新:2024-08-19 22:37:27
200文字
会話率:100%
混ぜたら危険ーーそれが『ならくなべ』なのだ。
毒々しい見た目ですが、中毒性があるので。
最終更新:2022-07-27 00:20:42
200文字
会話率:0%
毒々しいまでに美しく、残酷で邪悪なハンナヴァルド子爵家。
次女のシスティナもまた、輝くような美貌と恐ろしいまでの残虐さを兼ね備えていた。
しかしそれは、ハンナヴァルド子爵家のブランドを守るためのかりそめの姿。
分厚い化粧を取ればいたって質
素な顔立ちに、ごく普通の年頃の女の子なのだが、家族と使用人以外にはひた隠しにしている。
そんな中、完全にノーメイクで油断をしていたシスティナの前に婚約者であるライナルトが姿を現す。
システィナと名乗るわけにもいかず、咄嗟に従姉妹のマキナの名前を借りるのだが、彼女は勇者として世界を転々としていた。
婚約破棄のために”マキナ”に接近するライナルト
”マキナ”になりきろうとする運動音痴のシスティナ
二人のことなど知る由もなく、世界を救い続けるマキナ
無理にマキナの仮面をかぶろうとした結果、完ぺきだったはずのハンナヴァルド令嬢システィナの仮面にまで綻びが現れ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 21:00:00
15638文字
会話率:46%
わたくしの名前は、日本舞踊を代々受け継ぐ如月家のひとり娘、如月 怜奈。
ある日道路に飛び出した子どもを庇って事故に遭ってしまいました。
父上様は幼い頃に亡くなり、母上様ひとりを残して死んでしまうのは、とても心苦しいですが、母上様ならきっと褒
めてくれるでしょう。
ああでも、わたくしも両親のように、愛し愛される恋がしてみたかった。
そう思いながら意識を手放したのですが、目を覚ましてみれば、ここはどこでしょう?
混乱するわたくしの前には、わたくしを睨みつける王子風の青年とかわいらしいご令嬢が。
いえ、そうです、わたくしはセレナ・リュミエール公爵令嬢でしたわ!
「あんたなんか!悪役令嬢なら悪役令嬢らしく、毒々しい見た目で嫌われ役やってれば良いのよっ!」
悪役令嬢……?
なんですのそれ、素敵ですわ!!
おふたりの恋が成就した暁には、わたくしは平民になって自由に生き、恋の相手も見つけます!
有能だけどちょっぴりズレたお嬢様が転生して、相思相愛カップル(王子は自分の婚約者)を応援するために立派な悪役令嬢になることを決意。
でも家族はそうはさせてくれなくて……?
無自覚な魅力で周囲の人々を魅了し、新しい家族や友人達と助け合いながら、ちょっと思っていた方向とは違うけれど幸せになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:06:49
233028文字
会話率:33%
ブラック居酒屋に勤めていた元社畜。仕事は辞めた。五行幸成27歳の夏。
社会人になって初めてのまとまった休暇に新発売のゲーム、『クラフトアドベンチャーワールドオンライン』を好きなだけやるのだ。
意識が飛ぶまでやり過ぎて、気がつけ
ば異世界。
クーラーの効いた快適な部屋にいたはずが、なにここくらくてさむくてなんか臭い。
スタート地点は毒々しい沼地。
ハードモードで始まる異世界転移?
土で作った四角いお豆腐ハウスから始まるリアル箱庭ゲーム。
五行幸成の、ちょっとだけ長めの、人生の夏休み開幕である。
※カクヨム でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 15:16:40
115590文字
会話率:25%
高所恐怖症の転校生、瀬尾忍。美人だけど偏屈な彼女と、臆病者の女子高生、金盥はひょんなことから友達同士になるが……
最終更新:2022-12-13 23:34:12
25151文字
会話率:44%
「僕、アズって言います。で、隣の女の子が」
「ユーフォって言います」
「僕たち、旅芸人をしてるんですけど、音楽を奏でたり手品をしたりするんじゃないんですよ。こう、面白い話をして、それで皆さんに笑っていただくような芸なんです」
「笑って楽しん
でもらえたらこの木箱に投げ銭とかお願いします!」
「面白くなくても入れてください、星とか」
「……星って何?」
「さぁ」
「そんなことよりアズ」
「なんだいユーフォ?」
「私が持たされてる、この桃色の細いアコーディオンみたいなのってなに? 私今まで見たことないんだけど」
「それはハリセンって言って、東方の旅芸人が使っているらしい」
「大きすぎない? それに毒々しいピンク色で、持ち歩くのも恥ずかしいんだけど」
「東方の剣術使いの旅芸人が発明したという由緒ある品だよ」
「でも、何故ピンク色?」
「それは僕の趣味。あと魔法で派手な効果も仕込んでおいたから!」
「アズの趣味が悪いだけじゃない!」
私はハリセンを思いっきり振り上げた……
そういう話です。
「あ、あと漫才してるよりドタバタコメディやってる方がずっと多いよ!」
「それこのタイトルに対してどうなのよ!」
(もう一度ハリセン一閃)
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「あ、あと他サイトでも掲載してます! 今のところ、最大10話ぐらいのエピソードで時々集中連載して行く予定です、よろしくお願いします!」
「だからどこの誰に言ってるのよ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 21:38:27
17366文字
会話率:40%
ジャコスもない、駅もない、特産物は、エジプトのよく分からない草。ゆるキャラもキモい。なんか一級河川多い。
戦争とは無縁のこの街は今、過疎化と闘い続けていた。
そんなある日、僕は目覚めると窓の外を密林が覆っていることに気づいた。
「……また
ユニークな人口誘致か?」
しかし違った。
パレットを引き転がしたような空。割れた道路からは紫色の毒々しい植物が生えている。遠くではオンボロのファクシミリみたいな鳥の鳴き声すら聞こえる。
携帯だって……
「繋がるんかい」
ライフラインだって……
「ちゃんと浄水出るんかい」
よく分からない。ただ異世界にいることは確かだ。でも何かおかしい。
これはそんな、世にもおどろおどろしい、僕らの町おこしと絆の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 00:45:14
3149文字
会話率:41%
ある時、王国に毒々しいキノコが現れた。
魔性のキノコを退治した騎士たちは変化する。
厳ついゴリゴリマッチョから、愛らしい猫の姿へと。というお話
他サイトと重複投稿しています。
最終更新:2022-03-25 14:52:56
2743文字
会話率:5%
閲覧注意。R15。残酷な描写あり。
R15にしたのは、影響されやすい年代や思春期の子どもたちは読まないほうが良いと考えたからです。
あらすじとしては、わたしがときどき書く、毒々しい怒りと闇の詩です。……とりあえず、なんか激ギレしてたのは
覚えてる。
愛についての文がありますが、誰かを傷つけたい意図で書いたものではありません。誰かの考えを否定するものでもありません。どうしようか迷ったのですが、消したくはなかったのでそのまま投稿します。不快に感じられた方がいたら申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 13:43:37
588文字
会話率:0%
ピアスの色で魔法属性がわかる世界で、リリナージュは毒々しい紫色だった。毒魔女と呼ばれる彼女は、ひょんなことから銀色の珍しい猫を助けるが、その猫はレイサード殿下の猫だった。その出来事が、彼女の運命を大きく変える事になった――。
★は「レイサ
ード」サイドの話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 20:39:55
31950文字
会話率:55%
—— この人と一緒なら、死んでもいいと思いました。
ギリシャ神話を題材にした、モノローグ形式の物語。
トロイア戦争後のお話。
※ ちょっと毒々しい色の背景画像を使っています。目にきつい場合は、端末の輝度を下げるか
「表示設定」で背景色を通常のものに戻すかしてご覧いただければと思います^^;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 08:00:00
2765文字
会話率:0%
王位について50年あまり・・・
私は時間のすべてを国に捧げてきた。
国が豊かになること、
民が飢えることなく、日々の生活を送れること・・・
それだけが望みだった。
そんな私がやれることはもう終わった。
あとは弟に・・・。
そ
んな王位を退いた私に転機が訪れる。
「これ飲んで。」
「・・・なんですこれは・・・。」
「疲労回復の薬。」
・・・ずいぶんと毒々しいですね・・・。
これを飲むと・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 21:46:16
2886文字
会話率:31%
ぼくの死 をかいた詩だ
**
口の先から罪がのびてぼくの花をさかせる。それは毒々しい程に青くいきいきとしていよう。ぼくは、その生命力をはみながら、魂のそこでわらおう。
**
死んだのは誰?というパラドックス ぼくは死んだ。
そし
てそれは言葉遊びで折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 19:06:08
264文字
会話率:0%
深夜のゴミ捨て場に打ち捨てられた少女はあまりに美しく、恐ろしく、己の血で真紅に染まり――そして何より謎めいていた。
ルーマニアに存在する、霧に包まれた魔法大都市ウェネーフィカ。数万人もの魔女でひしめく神秘の楽園で、ダレンは彼女と出会う。身元
不明の少女は記憶を喪失しており、正体、経歴ともに謎に包まれていた。何とか失われた過去を呼び覚まし、身元に関する手がかりを得ようとする少女と、それに協力させられるダレン。しかし次第に色々な情報が明らかになっていくにつれ、彼は少女について「何か妙だ」と勘づき始める。
自身の話す言語の無自覚。異常なまでに欠けた現代の常識。海に対しての尋常ならざる嫌悪。裂けた皮膚から顔を出す、毒々しい荊。
いったい彼女は何者なのか。どこから来たのか。いつから生きているのか。そもそも人間なのか。やがて世界は少女を中心に、少しずつ動き始めていく。
*この小説は以前書いた『荊冠の女王』https://ncode.syosetu.com/n0999ej/のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 23:23:18
15241文字
会話率:34%
桜井架純(さくらい かすみ)は大学3年生の夏をもう乗り越えられそうにないと感じていた。
苦学生でバイトに明け暮れ、寝る間もない程頑張ってきた。でももうとっくにガタがきていたのだ。
もうこれ以上は続けられない。頭ではそうしようと思っても気
持ちがもうこれ以上は絶対に無理だと赤信号を出している。どんどん抑えようもなく悲観的な考えが浮かんできて止められなくなってきている。
どんなに平静を装っても体にその拒否反応が出始めている。心身のコントロールを失いかけている。
全てが色あせて、力が失われていく感覚。夢や希望が音を立てて壊れていく感覚―。自分の健全な思考や感情が毒々しい絶望に飲み込まれすべてが蝕まれてしまいそうなのを今日も必死に何とか踏みとどまっている。
そんな矢先、元カレが家に押しかけて口論となり、やっと追い返した所で、身も心もぼろぼろでいよいよ精魂尽き果ててしまったらしい。
人生っていうのはなんでこんなに理不尽なんだろう。もう本当にもう限界だ。苦難はこっちの都合なんてお構いなしに容赦なくやってくる。
身動きが取れなくなり力なく座り込み、うずくまって声を上げて泣き叫びそうになった瞬間、大学の同級生で友人である川本亮二が偶然家にやってきたことを知り我に返った架純。
いつの間にかあれよあれよと押し込まれて太刀打ちできなくなった人生。無様に這いつくばる弱い姿をとうとう身近な人にさらしてしまいつつも、気丈に振る舞う架純に亮二は思いがけない言動を取る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 06:10:44
7141文字
会話率:51%