『俺がぜったい蘭を迎えにくる!』
そう言って、早17年…
連絡の1つも無し。
早川 蘭(27)
好きな男のタイプは嘘つかない男。
嘘つき男なんて忘れて、
私を大事にしてくれる人と恋がしたい!!
って
、思ってたのに…
「………綾人」
まさか大人になって再会するなんて…!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 23:36:04
16663文字
会話率:68%
*巣立ち
どうして鳥は飛ぶのかを少年は尋ねた。
先生はこう答えた。
「人が歩くのと同じさ、好きなことをするためじゃないかな」
「では鳥は何が好きなんですか」
「さあ、私には見当もつかないよ。でも君なら鳥になってみれば分かるかも
しれないね」
少年は頷き、強い突風と共に姿を消した。
風には春の花の香りが混じっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 03:05:04
358文字
会話率:85%
牢の少女は〜から何十年も後の聖女視点。
最終更新:2017-11-24 19:18:08
2220文字
会話率:11%
花街で十年、娘の時を過ごし、琵琶の名手と呼ばれた元:華姫が居た。
これは、今は亡き家族への昔語りーー。
*・゜゜・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゜・*
【和モノ春花企画】参加用に、短編初挑戦。
気づけば【
春の花】として山桜、水仙(雪中花)、クロッカスが咲きました*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 20:36:39
5069文字
会話率:18%
冬。空に月が浮かんでいた。
毛皮で守られていた体から、頭髪を除いて毛が抜け落ちた。
剥き出しになった皮膚に驚き腕を見つめれば、己が普段に無い姿勢で地面に座り込んでいると気づく。
己の姿を見回せば、これはいつかみた、人間というものの姿に似てい
る気がした。
※平安時代っぽい世界。※京都弁っぽい言葉が多いです。
※単独で読めます。※短編『春の花』『夏の蝶』『秋の風』と繋がりがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 12:07:22
5199文字
会話率:25%
ある秋の日。コトは甥の屋敷を訪れた。
心地よい風。庭の木々が揺れ、色づいた葉が舞い降りる。幼い子が遊んでいる。
懐かしい昔を思い出した。
「雅俊さん。あんたのお母さんな、生前、不思議な事を言うてはったんよ」
※平安時代っぽい世界。※京
都弁っぽい言葉が多いです。
※単独で読めます。※短編『春の花』『夏の蝶』『冬の月』と繋がりがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 22:44:42
2064文字
会話率:42%
ある夏の日。チョウは町で買い物を。
「うらめし、や・・・うらめし・・・」
露台にならんでいる美しいかんざし。
なんや、けったいなもん(意訳:変わった妙なもの)ついてるわ。
※平安時代っぽい世界。※京都弁っぽい言葉が多いです。
※単独
で読めます。※短編『春の花』『秋の風』『冬の月』とつながりがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 12:11:32
4490文字
会話率:37%
これは、四季の塔に春夏秋冬の女王が入る事で季節が巡る、とある国でのお話です。ある年のこと、待っても待っても春の女王が現れず、冬が終わらなくなりました。毎年春の女王を送り出してきたのは、春の花の妖精が住む春の花咲き村。例年春の花咲き村では春の
女王杯が盛況に開催されてきたのでしたが、その年参加者0という異常事態が発生して村長は寝込んでしまい……。
さてさて、無事に春を迎えることはできるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-07 01:33:33
5092文字
会話率:31%
『気づくことができなかった秘愛を、時の反対側で知る――』
1.『花弔封月(かちょうふうげつ)』 『冬』
葬儀屋の娘・黄坂千月(こうさか ちづき)には秘密があった。それは記憶が一日しか維持できないことだ。
彼女は前日の日記を
頼りながら仕事をこなしていく。不都合なこともあるが現状を受け入れ懸命に生きている。彼女には救い出さなければならない人物がいるからだ――。
2.『月運花馮(げつうんかふう)』 『春』
花屋に務めている緑纏凪(ろくまと なぎ)は季節とは違う花を挿していた。春には秋の花を、秋には春の花をだ。
大切な人の時を巻き戻すため、彼は今日も季節を逆転させる――。
3.『花弔封影(かちょうふうえい)』 『夏』
黄坂千月の妹・黄坂千鶴(こうさか ちづる)は姉に対して疑問を感じていた。事故の後から彼女には光と影のように二つの性格があるように見えるのだ。
千鶴は熟考を重ねた結果、千月に気持ちを打ち明ける。すると彼女は頷き信じられない事実を告白した――。
4.『風花紲月(ふうかせつげつ)』 『秋』
納棺師・未橙雪奈(みだい ゆきな)は元ピアニストだ。彼女は悲しみの余りピアノが弾けなくなったため今の仕事を選んだ。
斎場で千月と出会った雪奈は封印していたはずの『月の光』を演奏する。
自分の傷よりも彼女の傷の方が深いと感じてしまったからだ――。
5.『花纏月千(かてんげっち)』 『冬』
時計技師・阿紫花志遠(あしばな しおん)は恋人である千月を助けるためにある作戦を考えた。
作戦名は『ゲッカビジン』。天にある月を地上にある花と入れ替えることが目的だ。
作戦を遂行するために彼は今日も時計を修理する――。
五人の季節が終わると同時に物語は終焉を迎える。
そして全てが『逆』になっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 21:46:59
198317文字
会話率:54%
岡田怜羅は、結婚の口約束をした4歳年上の恋人、野口竜夫との別れを決意した。別れ話を切り出したのは、23歳の春の花冷えする夜のことだった。
最終更新:2015-12-05 15:00:59
50160文字
会話率:58%
絶対平和主義を目標として人生の指針として生きている暗雲陽夜(あくも はるや)は、次の日が青春の花形たる高校入学という大切な日にとある夢に巻き込まれる。それは、幼い頃に封印した辛い思い出が陽夜自身の弱さを見せつけるかのように改編された歪な悪夢
だった。その中で陽夜は想いを寄せていた彼女―――陽空晴見と再会を果たして、こう告げられる。「近いうちに出会える」と。
次の日、彼女の言葉の意味するところが分からないまま初通学路を歩いていると路地裏でチンピラの囲まれている制服姿の美少女の姿を目にする。もちろん、絶対平和主義を信条とする陽夜は見ないことにして先に進もうとするのだが、ちらりと目に入った髪がその動きを惑わせる。オーシャンブルーの髪!? その髪色と顔立ちがどこか夢で見た晴見の姿を彷彿とさせると同時に、陽夜にあり得ない選択しを覚えさせる――――それは、救うという選択肢。いつもとは、今までとは違う異なる選択肢。何かを劇的に変えてしまう異なる選択肢を前に俺は――――。
これは成長ではなくて、主人公の青年が数々の人物と出会い、語り合い、時にケンカをしながら、人生という化け物と向き合う物語。はてさて、先にあるものはいったいなんだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 16:45:46
31268文字
会話率:31%
一話完結型、俳句初心者の女子による、俳句日記です。
俳句初心者の一般女子が
月に2回、文化センターで作った俳句を、
一句ずつ、ご紹介します。
俳句にご興味のある方、
日本の四季の折々の言葉や草花に
興味がある方、
お読みいただければ、
嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 00:33:00
701文字
会話率:9%
「村の近くに幽霊が出るんです」。雪の降る季節、イワレヒコのもとへ飛び込んできたのは、そんな怪奇絡みの『依頼』。春の花を咲かせた樹、あちこちに蔓延る幽霊、その二つの怪奇を解決すべく乗り出すイワレヒコ御一行。事件に深く踏み込むうちにその怪奇の中
心にいるのは、かつての天敵、殺したはずのナガスネヒコだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-15 21:30:05
46990文字
会話率:41%
青春の若き芸術家の肖像がある。時になやみ、時にかなしみ、時のたのしみ、あるところにある春の花。
最終更新:2014-04-30 21:24:30
5813文字
会話率:16%
春の花なのに、凍てついた空の下で咲いていました。
最終更新:2014-01-14 08:17:56
221文字
会話率:0%
大学生が恋愛する話です。支部にも乗せましたが。まあ支部よりこっち向きではあります。
キーワード:
最終更新:2014-01-02 23:37:12
2685文字
会話率:38%
春の花は可憐で強さを持ちて。
「今日は猪鍋だな」
三題噺「梅」「扇子」「ぐうたら」で書いたSSです。
最終更新:2011-07-16 22:13:19
605文字
会話率:62%
古い引き出しの中に忘れられた詩稿が出てきました。懐かしい青春の詩集、今、老いた私はそれを懐かしみはたまた、綴れの取れた古書を修復するように、編みなおしたのがこの詩篇となった。ここには春の花は咲かない、しかし、それでよいのである。
最終更新:2010-10-13 10:29:19
5945文字
会話率:3%
友達を作るのが苦手な僕は、下校の時に一つの花の形のボタンを拾った。咲き誇り仲間と群を作る春の花より、そのボタンは自分に似合っている気がしていたのに……。
最終更新:2010-04-26 18:51:07
3128文字
会話率:17%
僕である優一の成長物語である。
子供の頃に体験をした心の傷を抱えながら、男として人として成長をしていく。
幸せについて、愛について、僕なりの答えを見つけていく物語。
新月の闇の中で、無数の星がきらめき、頭上に星の川を作っていた。
僕は、砂
浜に腰を下ろし空を見上げた。
闇の中に、波の音が聞こえてくる。
ときに遠く。
ときに近く。
波の音は、僕を海の中に誘うように聞こえてくる。
小学5年生だった、僕は、波の音を聞きながら、昔、母親に聞いた話を思い出す。
『夜空に浮かぶ星の一つ一つが死んだ人の魂』なのだと。
『死んだ人の魂が、空に浮かび、夜、みんなが安心して眠れるように、僕たちを見守ってくれている』のだと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-17 15:40:48
2746文字
会話率:8%
狭間良孝は、日本へ帰るという口実を盾に、「寿司丸」での契約更新はしなかった。参碁朱美がフランスに作った「ユーロ寿司」に来て、既に半年が過ぎ、パリの花屋が春の花で賑わいだしていた。
最終更新:2008-10-17 21:52:16
4332文字
会話率:40%
ある日転校生がやってきた。転校生は同じクラスである春花に「君を守る」と告げるのであった。そして転校生は無事に春花を守ることが出来るのだろうか?
最終更新:2007-07-27 22:52:42
9950文字
会話率:49%