「えっ? どうして?」
「そんなことわからん」
『狂犬令嬢』とも言われるチーク子爵家のステイシーの元へ、『婚約したい令息』ランキングナンバーワンに君臨しているアルバート・セイバーヘーゲン公爵令息から婚約の打診が来た。ほとんど話したこともなけ
れば家格も違う。恐れ多いのでとりあえず断ってみたら、再び婚約の打診が。何故?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 07:19:56
6375文字
会話率:54%
「『愛したものを最も指南せよ』!!!!!!!!!!昨今の心理学者たちが推奨している愛の表現方法です。指南というのは教え導くこと。愛したものが何かあれば、きちんと当事者意識を持って、愛したものの進む道を示さなければなりません。"相手
の勝手"は通じないのです。もしも真に愛する側が進む道を示さなければ、その人が愛したものは他人の示した道を進みます。愛する側の愛したものは『他人によって歪められてしまう』のです。愛する側の意思は反映されず『他人の意思が反映されてしまう』のです。愛する側であれば、"愛したものを指南"しなさいそれも1番強く指南するのです。真に"愛する側"であるのはあなたなのです。他の"愛する側"とは違いあなたの想いは本物なのです。あなたの想いは、1番強く反映されるべきです。"愛する側"であるあなたの想いを、相手は最も汲みとるべきです。愛したものに指南をしましょう。愛するあなたの想いをもっとも強く反映させましょう。あなたの愛こそが"本当の愛"なのです。伝えるべきことは伝えました。令嬢、指南の準備はいいですね?」……ある種族の令嬢は王子を愛していた。"指南する愛"の大切さを学んだ令嬢は、愛する王子に会うために王宮へ向かった。令嬢の目的は、王子に直接婚約を申し込むことであった。しかし道中、ある人物が令嬢の前に立ちはだかる。それは番人であった。番人は、王子に婚約しようとする心を察知し、令嬢の前に立ち塞がったのだ。……番人を退けた令嬢であったが、どこかへ連れ去られてしまう。行き先は王宮であった。暗い部屋の中、令嬢は通路に誰かいることに気が付く。その人物は令嬢に気付くと銃を構えた!暗い中放たれた銃弾は、令嬢の肩を掠っていくのだった。……暗い部屋を抜け出した令嬢を、王宮の兵士が迎えた。令嬢は案内役の兵士についていく。兵士に案内された先は王子の私室であった。出迎えた王子に、令嬢は自身の気持ちと婚約したいことを伝えるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 11:19:22
2630文字
会話率:17%
子爵家に生まれたキャナルは、何故か第一王子に気に入られて、何度も婚約を申し込まれていしまいます。
王宮で住むことも、王妃になることも、たかが子爵家のキャナルには受け入れられません。
けれど王子は王位継承権を辞退したので婚約してくれと迫ります
。
どうしても王宮に入りたくないキャナルと、婚約したいエイデンの物語です。
ざまぁになるといいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 21:00:00
34477文字
会話率:44%
原因不明の病で高熱を出して苦しんでいた時、もうダメだと思った瞬間に思い出した。あ、私悪役令嬢だ、と。
ここが前世でプレイしていた乙女ゲームの世界で、私は数年後に王太子殿下の婚約者候補として王妃様のお茶会に呼ばれることになる。そこでテン
プレのように王太子に一目惚れして、けどこの体の子は悪役令嬢だけど健気だった。好きな人に釣り合うようにと、必死に努力して。
でもその結果が、魔物化ルート。
何それ!?意味わかんない!!
っていうか、冗談じゃない!!
よし、まずは王妃様のお茶会に出ないようにして……え?出なきゃダメですかお父様。じゃあせめて目立たないように……ってあれ?なんか目の前に綺麗な少年がいるぞー?っていうか、同じ年齢なのになんで目が笑ってない笑顔を習得して…え?この少年が王太子様…!?ちょ、笑顔が怖いから!!こんな人に一目惚れとかあり得ない!!なのになんで私が最有力候補とか言われてるの!?辞退とかできないんですか!?できないんですね!?じゃあしょうがない!!ヒロインに王太子様を攻略してもらおう!!一目惚れしてないから今の私なら心の隙間とかできないし、きっとそれが一番いい!そうしよう!
……ってあれ?ヒロインは…?え、攻略対象の誰とも出会ってない?そんなバカな…!!だってヒロインは確かに学園に入学して…!!
って、ヒロインも転生者かああぁぁ!!しかも王妃どころか貴族にすらなりたくないとかゲーム全否定!?平民時代の好きな人にアタック中だから邪魔しないでね♪って……あなたがちゃんとヒロインしないとゲームが始まらないでしょおぉぉ!?!?
私だって王妃になんかなりたくない!!王太子殿下の婚約者なんてお断り!!
…って!!だから王太子様、そんな怖い笑顔で近づいてこないでええぇぇ!!!!
婚約したくない悪役令嬢と、婚約したい王太子様と、ゲームを始めたくないヒロインが繰り広げる、ざまぁも三角関係もないのにドタバタなラブコメディー。
テンプレのようでテンプレから外れた彼らの行動は、やがて国をも巻き込む(かもしれない)騒動へと発展していく。
本人が大真面目であればあるほど、周りから見たら喜劇でしかないよね!を地で行く主人公の、無駄(笑)な奮闘物語。
☆毎週月・水・金曜日に更新中!
☆第二章『令嬢編』終了!
☆3/10 第三章『学園編』スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 21:46:48
629858文字
会話率:37%
元平民、現男爵令嬢のアクアは困っていた。数年かけてやっと覚えた貴族辞典を頭の中でめくる。どうやら目の前の男性は第一王子殿下らしい。…どうして第一王子殿下が私と婚約したいなんて言ってるの!?しかも殿下の婚約者は私の友人のはずだけど!?
最終更新:2023-03-06 18:00:00
4072文字
会話率:38%
ケルドは長年の婚約者であったレティリシアを婚約破棄をし、廃嫡され、ハルティリス公爵家で下働きをしている。何故、男爵令嬢マリアと婚約したいと思ったのか…よく解らない。この騒動の黒幕は誰か?そんなお話。
最終更新:2022-11-27 20:08:16
12084文字
会話率:37%
ルディアーナは心に傷を抱えていた。地味な令嬢であったせいで、幼い頃に婚約解消されたのだ。
仕事に生きるわっー-。と思っていたら王太子殿下が婚約したいという。隣国へ逃げるも追いかけてきた。
元婚約者にも待ち伏せされて復縁を願われる。さぁどうな
る?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 21:20:23
6237文字
会話率:39%
ハロード王太子は愛しいマリアを虐める婚約者レティーヌを婚約破棄をしようとするが、
何故か男性達がレティーヌの周りを花束を持って取り囲んでいる。
何故?どうして?
口々にレティーヌの有能さを上げマリアの事を蔑んで挙句の果てには男関係が激しい
とまで言い出す始末。皆、レティーヌと婚約したいのだ。婚約破棄を待っているのだ。
どうするハロード?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 13:22:27
3736文字
会話率:39%
あっ!私、異世界転生者だわ。
うん。なんかラノベでこう云う展開見たことある!
自称のほほんと異世界転生生活を送っていたルーナは、無自覚に幼馴染兼専属従者のギルバートと魔法チートを極めていた。
え?全属性適応って皆じゃないの?
呪文詠唱何
それ?思い浮かべたらできたよ?
魔力枯渇ってお腹減るだけだよね??
「ギルっ!いっくよー!!」
「お嬢っ!!またやらかしましたねっ!自重して下さいっ!」
「大丈夫だよ!!ゴリ押しでなんとかなるよ!!」
のほほんと過ごせれていたのもつかの間、残っているものは只、建国以来存続しているという古い血筋だけの貧乏伯爵家の長女としての責務を果たす時が来たルーナ。
しかし、こんな貧乏伯爵家とわざわざ婚約したいという物好きもいないと気付いたルーナは持ち前の魔力を武器に王立学園で好成績を修めれば玉の輿も狙えるかも?!と考え、ギルバート曰く脳筋思考を封印し真逆の大人しめ令嬢として過ごすことを決めた。
不肖、ルーナ・ヘルゲンまだ小さい弟2人(天使)を養うために全力で猫被って逆玉狙いますっ!!
あれ?!王太子殿下?!私はそこそこの玉の輿を狙っているだけであって、王妃は無理なんですよ?!
「ルーナさん?ゴリ押しで何とかなるんですよね?私も、貴方との結婚をゴリ押しで進めさせていただきますね?」
※他サイトにも掲載しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 19:42:49
21628文字
会話率:29%
緑の魔女と謳われた伯爵令嬢ルチルは順風満帆な暮らしを送っていた。
ところが、ある日突然魔力が消失してしまい国外退去の命を受けることに。
彼女が魔力を失った原因は公子と婚約したい妹による陰謀であったが、彼女が知る由もなかった。
令嬢と
しての地位を失い、公子との婚約も破棄となってしまったが、彼女は落ち込むどころから生き生きとして僻地へと旅立った。
僻地に住む村人は生気を失った虚ろな目をしており、畑も荒れ放題になっていた。
そこで彼女はもふもふした大賢者と出会い、魔力を取り戻す。
緑の魔女としての力を振るえるようになった彼女はメイドのエミリーや一部の村人と協力し、村を次々に開拓していく。
一方、彼女に国外退去を命じた王国では、第二王子がルチルの魔力消失の原因調査を進めていた。
彼はルチルの妹が犯人だと半ば確信を持つものの、証拠がつかめずにいる。
彼女の妹はかつてルチルと婚約していた公子との婚約を進めていた。
順調に発展していくかに思えた僻地の村であったが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 18:24:08
133289文字
会話率:42%
公爵令嬢アメリアは魔法大国に生まれながら【魔力を持たない無能令嬢】として誹られてきた。
ある日、彼女は王子の魔力暴走に巻き込まれ死にそうになっていた。
「もう、これで死ぬのね…」アメリアがそう思ったとき、精霊エインセルが現れ、彼女に【世界樹
】を植え付ける。
世界樹が彼女を苦しめていた魔力を吸い上げたおかげでアメリアは一命を取り留めるが何故か手元には「…卵⁇」さらに、王子が「責任を取ってぜひアメリアと婚約したい」と言い出したのだ。
断れない状況の中で卵から生まれた精霊が更に事態を悪化させていく…
※全年齢対象のため、糖度は低めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 12:26:24
187372文字
会話率:28%
微笑みの聖女と言われた私は婚約者の王太子殿下に母の死んだときも笑っている気持ち悪い女なんて愛せない、表情がくるくる変わって可愛い腹違いの私の妹を真実愛しているから婚約破棄すると宣言されました。いつも笑っているのにはわけがあったのですが。
腹
違いの妹はいつも私を継母とともにいじめましたが、私が妹いじめの姉にされていました。
辺境送りの馬車が盗賊に襲われ、私は自棄になり私をとらえた盗賊にこれまでのことを話したのですがなぜか同情されてしまい…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 16:07:13
2503文字
会話率:35%
ロマンチストな婚約者の王太子殿下、真実の愛を見つけてしまったから婚約破棄してくれと毎日お願いされ、承諾してしまったのですが。
それが私の悪口をいい馬鹿にする従妹でした。
あれが相手と知っていたらうんと言いませんでしたわ。殿下、私とあれが仲が
悪いのを知っていて黙ってましたわね。
私はこのままでおくべきかと復讐するべく魔法の天才といわれている弟とともに計画を練ることにしたのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 20:06:57
2795文字
会話率:57%
聖女と王太子は婚約する、そんな約束事がある我が国。
聖山に王太子がやってきて聖女である私を婚約者に指名しました。
笑わずの聖女、微笑みを知らぬ聖女と呼ばれる私、私がなぜそうなったのか、野心をその目に宿らせる王太子は知らないという。
私はあな
たを愛さない、永遠に…その理由は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 16:01:12
2466文字
会話率:34%
ブルー侯爵家の3番目の子供、レオ。彼の前世は、日本に住む平凡な男だった。転生先が本の中の話だと気づいたレオは、ストーリーの悪役令嬢を救うべく、マリアと名乗り、女装してヒーローと婚約した。その後無事に婚約破棄され、悪役令嬢と婚約しようとするの
だが、当の令嬢はマリアを探しに国外に行くと言い出してしまった。しかも、なぜか元婚約者までがマリアを探しているようで……。
女装解除した主人公が悪役令嬢と結婚するまでのラブコメ。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 14:48:26
14328文字
会話率:43%
血のつながっていない妹の沙織(さおり)のことがだいすきなおれ。結婚をするためにプロポーズをすることにする。
最終更新:2021-08-08 01:57:04
807文字
会話率:48%
クラウディア・ヴァルトブルグ侯爵代理、18歳。
誰でも条件を満たせば、婚約できる「愛の日」。
その日、クラウディアは1年間思いを寄せていた王子から「爵位剥奪・国外追放・全財産没収」の決定を言い渡される…………。
「金狂いのクラウディア」と貴
族達から揶揄されていたクラウディアは、その決定を覆すために、30分後までに婚約することを決意する。
「私、クラウディア・ヴァルトブルグと申します。殿方。私と…………私と、結婚してください」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 20:55:16
156271文字
会話率:44%
偏屈で面倒臭い兄のせいでなかなか結婚が決まらないレギーナ。つい先日も同盟国の侯爵との婚約が破談になってとても落ち込んでいた。
そんなある日のこと、兄妹のもとに敵国の王子ロビンが訪れる。彼はなんとレギーナと結婚したいというのだ。きっと何か政治
的な重い事情があるんだわ……と思いつつも、政略結婚でもいいから顔と性格のいいイケメンと結婚したいレギーナは快諾するつもりだったが――
「貴様のような軟弱な男に大事な妹をやれるか!! 俺に勝ってからでないとこの結婚は認めん!!」
ええ~~~~!?!?? 勘弁してよお兄様~~~~!!!!!
婚約者である王子VS兄である騎士(実質結婚したい妹VS結婚を阻止したい兄)が、今、幕を開ける――?
※カクヨムから転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 21:00:00
108844文字
会話率:38%
フリージア・ドントベルン侯爵令嬢は、自分のことをどこにでもいる平凡な令嬢だと思っている。内心で自分のことを『テンプレート』『判で押したような』と思っているが、それを口に出すのは避けていた。
ブルネットの髪に茶色の瞳、中肉中背で、身分に見合っ
たドレスを着ていなければ、きっと誰からも見落とされると。
しかし、見るからに『ヒロイン』な分家の従姉妹であり幼馴染のジャスミン・ユルート伯爵令嬢からの強い崇拝を受けている。お陰で少しでも「私なんて」と言ってはいけないとクセがついていた。言えば、100倍の言葉で褒め称えてくるからだ。怒りもするし泣きもする。
彼女の金の眩い髪に夏の空色の瞳、メリハリのある何を着ても着こなす身体。
一体何が良くてフリージアを崇拝しているのかは謎だが、慕われて悪い気はしないので仲良くしていた。
そんなフリージアとジャスミンは同い年で、デビュタントの日も一緒となり……そこに招かれていた公爵家のバロック・レディアン令息と侯爵家のローラン・フュレイル令息は、それぞれ一目惚れをした。
二人の美形青年令息と従姉妹命のヒロイン属性令嬢による、テンプレ令嬢を中心にしたドタバタ恋愛騒動、開幕。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義で掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 21:00:00
29943文字
会話率:36%
「もう要らないわ、お姉様にあげる」
サリバン辺境伯領の領主代行として領地に籠もりがちな私リリーに対し、王都の社交界で華々しく活動……悪く言えば男をとっかえひっかえ……していた妹ローズが、そう言って寄越したのは、それまで送ってきていたドレス
でも宝飾品でもなく、私の初恋の方でした。
ローズのせいで広まっていたサリバン辺境伯家の悪評を止めるために、彼は敢えてローズに近付き一切身体を許さず私を待っていてくれていた。
そして彼の初恋も私で、私はクールな彼にいつのまにか溺愛されて……?
妹のおさがりばかりを貰っていた私は、初めて本でも家庭教師でも実権でもないものを、両親にねだる。
「お父様、お母様、私この方と婚約したいです」
リリーの大事なものを守る為に奮闘する侯爵家次男レイノルズと、領地を大事に思うリリー、そして彼女と自分を比べ態と奔放に振る舞い続けた妹ローズの、ハッピーエンドを目指す物語。
アルファボリスでも葉桜鹿乃名義で連載しています。
※すみません、感想を寝惚けて削除してしまったかもしれません……心の支えにしていたので本当に申し訳ないです。(10/26追記)
※感想の取り扱いについては活動報告を参照ください。(10/27追記)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 07:00:00
37955文字
会話率:27%
国を守護する存在————『聖女』。
その選定が行われた当日、ルナ・メフィストは不運にも足を滑らせ、階段から転げ落ちる事となった。その結果、「聖女ではない」と言い捨てられた筈のルナは己がかつて『聖女』と呼ばれる存在であった事を思い出す。そして
、思う。
「……聖女選定って、これただの茶番じゃない?」
聖女には国の王太子と婚約する義務が生じる。
今回の聖女選定は、その義務を逆手に取り、人形のように綺麗な容姿であるからと散々甘やかされて育った妹と王太子が婚約したいだけのただの茶番であった、と。
そして、聖女選定から外された私はその日、実家から魔物が蔓延る僻地、ランドブルグ辺境伯領へ向かえと言われることになる。
これは、聖女でないからと政略の道具にされる事になったその日、ひょんな事から己の前世が聖女であったと全てを思い出してしまった元聖女の物語。
気難しい辺境伯と打ち解けながらも、日々を謳歌していくお話である。
なので、今更帰ってこいとか言われても無理なので! 妹ばかり可愛がって、めっちゃ虐げてくれた実家に戻るとかホント無理なので!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 08:00:00
32816文字
会話率:26%
「エリザベス・エヴァンス。貴方と婚約破棄をしたい」
「分かった」
婚約者のヘンリーの言葉に即答するエリザベス。その理由を聞かれるとこう答えた。
「私は、愛すると決めた人の選択を、蔑ろにしたくないんだ」
その後、エリザベスは騎士を目
指す。
だがある日使用人の手紙により、ヘンリーと婚約したいアンナ姫により無理やり婚約破棄をさせられた事、ヘンリーは婚約破棄を望んでいなかった事、誰よりもエリザベスは愛されていた事を知った。
そんな中、ヘンリーが盗賊に襲われたと知ると、エリザベスはマントを羽織り、剣を腰に差し、白馬に乗って駆け付ける。 そして、圧倒的強さで盗賊を鮮やかに退治する。
現れたアンナ姫に対して、ヘンリーは「エリザベスと一緒にいたい」と叫んだ。アンナ姫はこの発言を許さなかったが、エリザベスはヘンリーの手を取り、二人で共に白馬に乗って駆け落ちをする。
※本小説は、過去に書いた短編の連載版です。完結まで毎日投稿致します。
※サブタイトル変更しました。2/8折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 08:05:40
33280文字
会話率:33%
え?婚約破棄?私は構いませんが。どうぞご自由に。
私はエリーティア・フィールリード。私は目の前にいる婚約者にパーティーの中、婚約破棄を宣言された。
悪女?そんな証拠もなく言われても....
というかフィールリード家に援助して貰うために婚約
を申し込んできたのでしょう?
私は仕方なく婚約しただけですので。
ですから遠慮なく婚約破棄して頂いても良いですよ?
これは婚約破棄を巡るエリーティアとその婚約者の物語...
でもどうして王太子であるアルベルト様が?
って、私と婚約したい?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 23:12:04
4321文字
会話率:32%
エリスには夢がある。
家督を完璧に甥っ子に継承させて自分は自由気ままに領地で余生を過ごすことだ。
殆ど自分が育てたとも過言ではない甥と姪は今日学園を卒業して一貴族として名乗れることができる。
きっと見目麗しい2人のことだ。学園で婚約したい
と思うほど良い人を見つけたに違いない。
見つけられなくても領地の運営を学ばせつつ、大事なパートナーを見つければいい。
そうすれば私は自由の身になれる。
楽しみに待っていた2人の帰還。
けれども彼らは引きつった笑顔だし、絶対に身分が釣り合わないだろう男女もいる。
しかもなに?この失礼すぎる手紙は?
は?第4皇子の紋があるし、公爵家からもだと?
しかも甥姪はただ巻き込まれただけ?一番の被害者はウチじゃない?
ふざけんじゃないわよ!!ダンジョン持ちの領地をバカにしないでくださる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 16:35:36
6618文字
会話率:34%
キャンドル王国では魔力を持つものが生まれることがあり、魔力を持つものは16歳になると全寮制の魔法学園に通わなくてはならない。公爵家に生まれたフェリシアも今年から魔法学園に通うことになったのだが、彼女には秘密があった。
それは白い髪に、常人と
は異質の瞳の色を持つ『呪われた者』であるということ。
この国では呪われた者は忌み嫌われ、生まれてすぐ殺されるか、禁術魔法の生贄として闇市の売人に売り払われるかのどちらかの運命をたどることが多い。しかし、フェリシアは母のおかげで呪われ者であることを周囲から隠し通し、今まで生き延びてきた。だが、その生活も母が死んだことで終わりを告げる。
「呪われた者は我が公爵家に必要ない」
父からそう告げられたものの、母の遺言で何とか魔法学園を卒業するまでは面倒を見てもらえることになったフェリシア。だが、卒業後は家から追放されて悲惨な運命が待ち受けている。生き残るためにフェリシアが公爵家に残る方法は唯一つ。
政略結婚をして、家の繁栄に貢献すること。
しかし、父から出された条件はとても厳しいもので「王族以外は認めない」というもの。
「私は絶対に、卒業までこの髪と瞳の色を隠し通し、王太子アルフォンス様と婚約をしなければならない」
呪われた公爵令嬢の生き残りをかけた婚約大作戦が今幕を開ける―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 22:50:38
28197文字
会話率:56%