湯気、霧、水滴、水の雫は、小さくて、一見儚く見えますが、地球のそこかしこで存在感があります。
最終更新:2023-05-09 11:00:00
636文字
会話率:0%
「私は壁を這うナメクジになりたい」
「何いってんの?」
学校に向かう通学路で、私は友人に言った。しかし、怪訝な顔をされてしまう。
もう付き合いも長くなってきた。何も言わずとも察してほしいというのはわがままだろうか。
私はやや憮然として言った
。
「塩対応…。ナメクジだけに」
突き刺さる冷たい視線と沈黙。ややあって友人は口を開く
「で、つまりどういうこと?」
「私の推しが女子高生を見守る壁になりたいって言ってたの!だから私は壁になった推しの上を這い回り体液をこすりつける…」
「やめなさい!花も恥じらう女子高生が体液なんて言うんじゃないわよ。しかもこすりつけるとか」
「ふ、ふひひ」
「ちょっとー?叱ってるんですけどー?」
私の言葉に彼女が反応する。ただそれだけのことが嬉しい。
女子高校生二人の関係についての物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 15:17:15
11118文字
会話率:41%
女子学生が憧れの先輩にバレンタインデーのチョコレートを贈る。
なるべく印象に残るよう、手作りチョコレートにすることに。
それだけでは足りないと、占いやまじないのオカルトに傾倒していく。
恋愛成就のためチョコレートに毛髪や体液を入れることを
要求され、
楽しいはずのバレンタインデーが徐々に変質していく。
まじないの末に、その女子学生が作り上げたのは、
愛情たっぷりのチョコレートだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 04:49:23
5765文字
会話率:9%
妖怪にとってものすごく美味しそうな青年が人外と戦ったりする話。
あと、拾った蛇(アルビノヤンデレ美少女)に無許可体液混入で人間卒業させられそうになる話。
この小説はハーメルンにも投稿しております。
URL https://syosetu.
org/novel/229714/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 00:42:02
939519文字
会話率:42%
『むかしむかし あるところに
お金の無い勇者と 愉快な仲間たちが いました』
勇者はお金を稼ぐためにモンスターを倒し
仲間たちは勇者をサポートしました。
モンスターを10体ほど倒した時のこと
勇者はある異変に気付いたのです。
なんと
、所持金が増えていないではないですか。
状況を読み込めていない勇者を見て
仲間たちが言いました。
「モンスターを倒してもお金は貯まりませんよ」
「だってこいつらお金、持ってないんだもん」
「―――・・・」
勇者は空を見上げ 涙を浮かべるのでした。
彼らの旅は始まったばかり―――
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2時間の戦闘で得たもの】
▶ 疲労
▶ スライムの体液×15
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 13:22:39
305文字
会話率:45%
霊母暦216年、未知の血の呪いが魔法の災害で生まれました。 この呪いのある生命は、目の前のすべてをむさぼり食う、無意識のアンデッド クリーチャーに変わります。
彼らは無限の力を持ち、疲れず、痛みを恐れず、さらに恐ろしいのは、彼らの体液が呪
いの運搬人になることです. どんな生命の血液も一度汚染されると、治療法はありません.黄金世界か神殿か、神官の聖光術でも逆転できない……。
災厄の矢面に立たされたのは、発生源であるリム帝国の首都ブルンヒルだった。 200万人以上が瞬時にアンデッド化し、皇帝、貴族、神官長、魔道士長、近衛兵、騎士、民間人、さらには奴隷までもが救われ、帝国は中心から崩壊し始めた。
このアンデッド クリーチャーを殺す唯一の方法は、武器または魔法で頭を壊すことです。
これはクソゾンビじゃないの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 18:50:21
19452文字
会話率:20%
閉じ込められた聖女と、彼女の供物として体液を差し出す騎士の両片想いのお話。
※冒頭で、血を舐める描写があります
最終更新:2022-10-10 17:20:55
2873文字
会話率:19%
クロウ・ハーヴェストは元勇者パーティのメンバーであった両親の元に生まれたが、両親がかつて受けた魔王の呪いによって常に高熱に魘され、まともに食事も口に出来ず、体を起こすことすら出来ないほど弱っており、医者に5歳まで生きられないと言われてしまう
ほどに病弱に生まれてしまった。
両親はクロウの呪いを解こうと古今東西のありとあらゆる解呪士を訪ねたが誰も魔王の呪いを解くことは出来なかった。
そんな時、はるか東方の地よりやってきた魔術師が両親に”魔王と同等の力を持つ毒蛇竜の体液であれば呪いを打ち消せるかもしれない”と教えてくれた。
半信半疑の両親であったが、藁にも縋る思いで何とか”毒蛇竜の体液”を手に入れ、クロウの体に浴びせると彼は急に飛び上がり、まるで別人にでもなったかのように健康になったのである。
変わりに常人の持つ魔力を一切失ってしまったが、両親にとっては我が子が健康になってくれることの喜びのほうが大きかった。
クロウはそれ以降病気になることもなく、元勇者の両親に鍛え上げられ町でその名を知らぬものは居ないほどの立派な戦士にへと成長していた。
そして成人を無事に迎えたクロウの元にうれしい知らせが届く。
”そなたの功績を称え、魔王討伐のために力を振るうことを許可する”
我が子が勇者として選ばれたと両親は喜び、クロウはそんな両親とお国の期待に応えるために勇者としての責務を果たすべく、王都へと旅立つ。
しかし、この選択が後にクロウの人生を大きく狂わせることになるとは知る由もなかったのである……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 08:21:44
5666文字
会話率:41%
1941年。
日ノ国、太平洋沖に巨大な建造物が出現。
そこから現れたのは、異形の生物だった。その生物は、海を渡り各国へ上陸、殺戮を繰り返す。
日ノ国は異形の生物に対し“未確認災害生物”通称、害物との仮称を付け、すぐさま海岸線を国土防衛線とし
、迎撃にあたる。
じわじわと防衛線を押し上げてくる害物を前に、戦線維持が困難に陥った日ノ国が起こした行動は、秘密裏に行っていた害物の研究の増進であった。
翌年、害物より採取した体液を、害物との戦闘で傷ついた国軍兵士(学徒動員の兵士を含む)を対象とした被験者に打ち込む人体実験を敢行。
八割は命を落としたものの、残り二割の者には、害物が用いたものと同様の能力の発現を確認。
実験を続けた結果、若い者ほど発現率が高いとの結果が出たことを受け、本土防衛の要として、学徒に害物の体液を注入、能力が発現した者を前線基地の防衛に導入する、通称“異能の学徒”作戦を実行。
現在、戦線は太平洋側九州、四国、愛知、静岡、神奈川の計5カ所の前線基地の“異能の学徒”により保たれている。
各隊員に内包される想い。明らかになる謎。害物の正体。
全ては、日ノ国の為に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 11:55:50
57803文字
会話率:28%
「早くあの子もアンタみたいに使えるようになればいいけど。稼ぐようになるのが待ち遠しいね。」
赤ん坊の時に異国の中年女に攫われた辺境伯の娘シャルロット。
シャルロット(シャオリン)とイヴァン(シーハン)を攫った女は薬師として店を開く傍
らで、異国で古来から伝わる方法を用いて、体の中に溜め込んだ毒を使い依頼をこなす『暗殺者』を使い、様々な暗殺依頼を受けて儲けていた。
女は見目の良い赤ん坊を攫ってきては、その体液に触れると毒されるほどの猛毒を身体に宿す暗殺者として育て上げるために幾人もの子どもを殺した。
そしてある日養い子の少年イヴァンに殺されてしまう。
イヴァンは幼いシャルロットを連れて彼女を元の居場所へと戻すため、シャルロットの父親である辺境伯が訪れているという帝都の騎士駐屯地へと向かった。
猛毒を身体に宿す辺境伯令嬢シャルロットと、その令嬢を見守る同じく猛毒を身体に宿した元暗殺者の少年イヴァン。
そしてイヴァンは辺境の地でシャルロット付きの従者として傍に仕えることとなる。
そしてこの猛毒令嬢に一目惚れして、何とか囲い込んで婚約者となった策士の皇太子と、皇太子のことは好きでも猛毒令嬢が故に皇太子妃など務まらないと考えるシャルロット、皇太子と同じく腹黒の従者イヴァンがドタバタするお話です。
*テーマは少しシリアスなお話ですが、ヒロインのシャルロットは明るく可愛らしい性格で、腹黒の従者とのやりとりは明け透けないので暗いお話にはならないはず、です……
面白いけれど、涙もあるような話を書きたくて、当て馬好きな友人のために書いてみました。
この作品は『アルファポリス』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 18:26:43
68591文字
会話率:53%
異世界に勇者として呼び出された主人公は、グロで身長50メートル級な魔王を倒して元の世界に連れ帰った。
その目的は腐った世界を滅ぼすため!
しかし魔王はこの世界に来る際に少女の姿になり、元の魔王の姿に戻るには主人公の体液を必要とした。
それなんてえろげ。
とりあえずさほどエロくない体液で元の姿に戻して大暴れさせるが、魔王は世界を滅ぼすのを嫌がった。
この世界の食べ物を気に入ってしまったせいだ。
だけどもう世界の敵認定されているから遅いんだよ!
主人公は望み通り世界を、世界の秩序を破壊してもらえるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 15:42:27
10797文字
会話率:64%
吸血鬼 (きゅうけつき、英 vampire):神話や民間伝承などに登場する架空の生物とされていたが、十九世紀初頭に実在が確認された。血を吸い栄養源とする。寿命は百年~百五十年だが千年以上生きる個体もあるとされている。犬歯から分泌される体液
を注入することで人間を吸血鬼に感染させることができるが実は感染力は非常に弱く罹患するケースは少ない。噛まれた場合はすぐに傷口を流水でよく洗い消毒薬などで殺菌し病院へ。 (Wikipediaより抜粋)
帰ってほしいと勇樹くんが言うから帰ってきた。部屋にいれてさえもらえなかった。昨日まで一緒に部屋でゲームやってたからそれなりにショックだった。勇樹くんと私は小学二年生で遊びたい盛りで仲良しで友達だった。ソーシャルゲームのマルチプレイで繋がっていた私と勇樹くんはぷつんと途切れてしまった。うちのよく途切れるWi-Fiよりも呆気なかった。理由は言ってくれなかったしそれらしき出来事に心当たりもなかった。心当たりもないくらいに自然に私はなんかやらかしたんだろう。でもその理由を改善する機会すら与えられないことにはちょっと腹立った。勇樹くんが何に腹を立てたのか知りたかった。そりゃ私はクエストクリアの目前で勇樹くんのキャラクターを爆殺してクリアアイテムを強奪するような女だし、趣味は落とし穴を設置して勇樹くんのキャラクターを嵌めることだ。ちょっといじめたら涙目になる勇樹くんが面白くて仕方なかった。おい、心当たりあるじゃねーか。でもあんただって涙目で結局笑ってたじゃん。これがあれか? いじめる方は楽しんでるけどいじめられてる方は不愉快だったんだってやつなのか。私の攻撃性で勇樹くんはひっそり傷ついてたの? そりゃ私本人には言いにくいわな。だって私は改善してくれって言われても多分また勇樹くんのキャラクターを爆殺するし、落とし穴に嵌めてもがいてるのを見てけたけた笑ってるのだ。
いろいろあって部屋に押し入ったら勇樹くんは布団被ってがたがた震えている。私は布団を引っぺがす。
そこには、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 07:39:33
40456文字
会話率:48%
故郷の街を陥落させたモンスターに強い恨みを持っている少年、綾峰隼人は、学校の帰り道、モンスターと思わしき影を目撃した。
「まさか」と思い、その影を追ってみると、「なんだこれ?」何かの体液を発見。更に探索をすると「ッ⁉︎」損傷したスライムを発
見した。
スライムくらいなら俺でも殺せる、そう思っていると、なんとスライムは人間の姿に変身した。
【擬態モンスター】と呼ばれるそのモンスターは、10代前後の少女の姿をしていた。
野放しにしてはおけないと思った隼人は、そのモンスターを殺そうとする。
しかし、彼は躊躇した。理由は、そのモンスターが泣いていたからだった。
これは、少年とモンスターが互いに助け合いながら生きていく現代ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 14:27:42
27108文字
会話率:41%
*あらすじというか注意書き
夢で見たものを少し整えただけの作品ですので、おかしな部分が多々あるかと思いますがご了承ください。
ちょっと裏設定
[私生活支援用アンドロイドの商品説明(お客様用)]
このアンドロイドは一般生活に必要なこの世
の知識を持ち、通常の人間よりも優れた論理的思考と身体能力、驚異的な記憶力も兼ね備えております。
ですので、皆様の生活スタイルや趣味に合わせた設定などを容易に行うことができます。
基本的には、お客様のご注文を受けて、好みの見た目へのカスタマイズと多少の一般常識外の知識(専門的な職業用の知識など)の付与などをして生産しております。
*注意
・見た目のカスタマイズや知識の付与があまりにも多い場合や、一般常識から外れたものである場合、「金額が定価よりも高くなる」または「製造の中止」を行う場合がございます
・個人のアンドロイドの製造、模倣は規制させていただいております。
・雇い主の居ないアンドロイドは処分対象とさせていただいております。
*公式識別用ドックタグの無いアンドロイドを発見した際には0120-××-××××までご連絡ください。弊社の社員がすぐに処置に向かいます。
違反アンドロイドの識別方法の例は以下の通りです。
・好みがない・生気のない顔をしている・あまりにも反応が薄い・強烈な痛みを感じた際にショック症状を起こさない・体液が透明である(切り傷ができた際などに赤い体液でなく透明の体液が出る)など
*雇い主の居たアンドロイドの場合、日常の生活における行動パターンや感情の表現方法などが人間に酷似している可能性が高いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 15:12:20
2183文字
会話率:27%
高遠光は同級生である義兄と恋愛関係にある。しかし周囲からは二人が義兄妹であると認識されておらず、二人はお互いの気持ちを隠しながら生きている。
最終更新:2021-02-18 17:28:34
7170文字
会話率:59%
人間界と魔界が繋がって数年。両世界は和平を結び、人類と魔族は平和に暮らしていた。
フレデリカとソフィアは、そんな中出会い、愛を誓った魔族と人間の女の子。
魔族のフレデリカはある出来事をきっかけに、幼い身体に退化してしまう。元に戻る条件は、た
だ一つ。恋人であるソフィアの体液を口にすること。
水都に滞在中のある日、フレデリカは懐かしい人物と再会を果たす。それがきっかけとなり、水都に起こっている事件を知ることとなる……。
男性の登場はありません。女子100%の百合キャラだけでお送りする百合ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 00:20:47
100880文字
会話率:30%
※毎日1時更新予定。たまにskip
※一言等、返信できるものはみんなが返信してくれるかも?
微塵も役に立たない人物紹介
みやこ「アクアパッツアァ!」
年齢:アクアパッツアァ!
身長:アクアパッツアァ!
体重:アクアパッツアァ!
むね
:アクアパッツァツァ!
性格:アクアパッツアァ!
趣味:ビーフゥゥゥゥゥストロォォォォォガノフッ!
あまみ「牛乳って牛の体液じゃん、白いじゃん。体液で白いってそれはもう、ねぇ」
年齢:14歳
身長:147cm
体重:抱きかかえられるくらい
むね:揉めるくらい
性格:ドS気味だけどシチュエーションによってはM転換可
好きな男性:ガノ〇ドロフ(時のオカリナ)
嫌いな男性:ガノン〇ルフっていうやつ
おきの「例えば君がホトドキスー、ウズイス嬢ーになったときは」
年齢:黙ってはねをもぎながら
身長:きっしょい鳥肌作ろうね
体重:宴会中のー ただ働き この地球をー 守ってる
ほね:暇ー 鼻毛に 名前を つけるほど
性格:「あい、みりー、ふうーちゃん」 抜き、並べる
挨拶:"তুমি কি স্বাধীন?"
しらいし「本当にこいつらの突っ込みやんの? え、なんで?」
年齢:気にしなくていい
身長:多分作中と関係ない
体重:シンデレラ体重って知ってるか?
むね:見てるの気づかれてないと思ってるだろうけど、わかるよ。だってチ〇コみてる女いたらわかるでしょ。
性格:メンヘラではない。断じてメンヘラではない
生息地:よくあるチャット系アプリとか掲示板
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 01:00:00
29730文字
会話率:85%
ある日彩堂たかしは通り魔に刺されて死亡する。
本来ならそこで彼の人生は終わるはずだった。
だが女神の力によって彼は転生する事に。
異世界を救うため、勇者としての力を与えられたたかし。
だが生まれ変わった彼には、勇者として致命的な欠点があっ
た。
血を見ると貧血を起こしてしまうという重大な欠点が。
彼は生前の失血死がトラウマとなり、血どころか魔物の体液を見るだけで貧血を起こしてしまう始末。
そんな弱点に困り果てていたたかしは、ある日魔女と出会い。
そして道を示される。
「血が苦手?だったら即死魔法で倒せばいいではないか?」
魔女のその一言に彼は覚悟を決める。
女神への恩義を返すべく勇者を捨て、魔法使いとして世界を救う覚悟を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 00:12:27
75711文字
会話率:35%
変態ではなく、特殊な性癖も持っていない男、月瀬明弘(つきせあきひろ)高校2年生は、夜道で突然唇を奪われた。見た目が14歳くらいの美少女に。
少女から脅され、言われるまま部屋に案内した明弘は少女、朔夜(さくや)から信じられない話を聞く。
朔夜が100歳の吸血鬼であること。明弘は朔夜の眷属、つまりは同じ吸血鬼にされてしまったということ。
説明を受けた後、明弘は、突如訪れた眠気に身を任せ寝てしまう。目を覚ますと朔夜が目の前にいた。
・・・・・・
「ほれ。食事じゃぞ」
「何を言って……!?」
差し出された足に、目が釘付けになる。
なんだこれ。なんだこの抗いがたい衝動は。俺は何に反応している。
におい。そうだ、においだ。ニーソックスに染み込んだ、汗のにおい。
舐めたい。飲みたい。しゃぶりたい。味わいたい。
これはそう、空腹の時に焼きたてのチキンを差し出された時のような、強烈な食欲。それと同じだ。
どうしちまったんだ俺は。なんでこんなにも狂おしく求めてるんだ。
自分でも息が荒くなっているのが分かる。このまま見つめ続けたら俺は。
「我慢は身体に毒じゃぞ? ほら、はよう」
つい、と鼻先まで足が差し出されたことで、俺の理性は崩壊した。
自分でも何がなんだか分からないまま、目の前の不審者少女の、汗が染み込んだニーソックスにむしゃぶりつく。
うめぇぇぇぇええええ! なんという旨さ!
芳醇かつフルーティで、舌の動きが止まらねぇぇぇぇええええ!
・・・・・・
吸血鬼は体液を摂取する。必ずしも血液である必要はない。
ロリババアの朔夜や、幼なじみの遥(はるか)から体液を摂取して生きながらえる明弘は、舌技のエキスパート、ナメニストとしての才能を開花させ、吸血鬼特有のスポーツ、いかに美しく、いかに相手を気持ちよくさせられるか競う『吸血』の世界へ身を投じていく。
明弘は一族を破門された朔夜を救えるのか。力ある吸血鬼に見初められた遥を救えるのか。
エロバカコメディラブコメ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 00:16:55
114944文字
会話率:51%
「お前、これから異性の体液を摂取し続けなければ死ぬぞ」
異世界に落とされた少女ニチカは『魔女』と名乗る男の言葉に絶望する。
体液。つまり涙、唾液、血液、もしくは――いや、キスでお願いします。
そんなこんなで元の世界に戻るため、彼と契約を結び
手がかりを求め旅に出ることにする。だが、この師匠と言うのが俺様というか傲慢というかドSと言うか…今日も振り回されっぱなしです。
ツッコミ系女子高生と、ひねくれ師匠のじれじれラブファンタジー
基本ラブコメですが背後に注意だったりシリアスだったりします。ご注意ください
◆本編完結済。番外編をたまに追加します
◆冒頭に表紙が入ります。キャライメージを固定したくない方は挿絵表示をOFFにして下さい(挿絵はありません)
◆この作品はカクヨムさん・自サイトにも掲載しています
◆Cross Infinite World様より英訳出版されました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 21:04:23
576962文字
会話率:52%