15世紀欧州随一の富を誇ったブルゴーニュ家の「我らが美しき姫君 マリー・ド・ブルゴーニュ」とハプスブルグ家「中世最後の騎士 マクシミリアン1世」の悲しくも美しい愛の物語を、そしてその2人の側にいた2人の姫アリシアとセシリアの視点から、史実
に基づき描いていく歴史小説です。
実はアリシアとセシリアは、マリーとマクシミリアンにとっても遠い親戚筋に当たる2人の少女です。
もともとマリーとマクシミリアンの曽祖父はポルトガルのジョアン1世で、この2人も再従兄弟(はとこ、または又従兄弟とも言います)同士、マリーの父方のお祖母様と、マクシミリアンの母方のお祖父様は兄と妹という関係だったのです。当時のヨーロッパの王室は同じカトリック同士でしか婚姻を結べないのはもちろんのこと、貴族や王家の結婚は親同士が決める政略結婚ですから、どうしても親戚筋同士の結婚になってしまうのです。
そしてこの物語のもう一つの話になる主人公の2人の姫もやはり、アリシアはイングランド王エドワード4世とリチャード3世の妹であり、またセシリアの方はマリーとマクシミリアンの曽祖父に当たるジョアン1世に妻であるイングランド王室ランカスター家出身のフィリパ(マリーの父方のお祖母様と、マクシミリアンの母方のお祖父様の母にあたる人)の父であるジョン・オブ・ゴーントの血を引いています。
少し複雑なので、この話はおいおい本編において、詳しく説明させていただきますが、この4人はどこかしらで親戚筋に当たる関係だったのです。そしてマリーやマクシミリアンにとって大切な役割を果たしていたマリーの義母マーガレット・オブ・ヨークも決して忘れてはいけない存在です。
王家の複雑な血筋が絡み合う、華麗なる中世のヨーロッパの姫物語の世界を覗いてみた方必見です!
歴史の勉強になることは間違いないので、学校の歴史の勉強や受験勉強などの合間に、読んでいただけたらと思います。
読者の皆さんにとって、中世の西洋史を深く知る助けのひとつになることを祈ります!
そしてこの時代のヨーロッパの歴史の面白さをお伝えできればこれほど嬉しいことはありません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 07:29:20
167384文字
会話率:8%
多くの子女が集まる貴族学園にはいつも誰かが問題を抱えている。
恋愛、婚約、お金、爵位。
抱えきれなくなった悩みを少しだけ解決に導いてくれる扉があるというのはこの学園の怪奇話だ。
男爵令嬢のダーナ・モンカードは伯爵家の三男と婚約していたが、
商売に大切な顧客リストを騙されて奪われてしまう。
その上有りもしない虚偽をでっち上げられ婚約を解消。父の経営する宝飾店は経営の危機に晒され、しかもお腹には赤ちゃんが…………。
悔しさと、情けなさで死をも覚悟するが友人からの勧めで『裏生徒会長』に相談することに。
薄暗い理科の研究棟に行けば、そこには王弟殿下の落とし胤と言われているミランダ・ポルトゥナート伯爵令嬢が居た。
淡い赤髪に、マンダリンガーネットの瞳。
そして煙草。
『相談料?お金なんて要らないわ。貴女が知っている情報を全て教えて?それが私が一番欲しいものなの。』
果たしてミランダはダーナを助けてくれるのか?
ダーナを取り巻く人間模様と、少しでも明るい未来に向けて動いてくれる友人達。大人になりきれない、子供でもない貴族学園の非日常。
ミランダ・ポルトゥナートは彼女達の悩みを果たして解決してくれるのか?
こちらは短編で書く予定がちょっと長くなってしまったお話です。
『ダセェと言われた令嬢の華麗なる変身』に出てくるミランダの学生時代のお話を書きました。
3話完結ですが、また『相談』が出来上がりましたら違う形でアップする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 22:07:28
84131文字
会話率:21%
王妃フロリアナは息子レオポルトの学園卒業式に来ていた。
そこで当然レオポルトが叫ぶ。
アンリネーゼ侯爵令嬢との婚約を破棄すると
真実の愛を見つけたのだと
事態を収束しようと考えるフロリアナだが、事態は悪化していく。
最終更新:2023-06-07 17:33:56
4644文字
会話率:32%
ニカイア帝国の辺境貴族の子息であるレオポルトは侵攻により、家族、友人の全てを失った。
侵攻による敗北の決定打となったのは王女の死。大国どうしの戦争だったこの侵攻戦争では開始数ヶ月で王女が死に、王が自殺したことで終結した。
王女の謎の死は敵軍
による暗殺として伝えられたものの実際はレオポルトが関わっていて……
その事実を知ったレオポルトは自害しようよするも何故か死ねなかった。自分の死に場所と王女への懺悔を胸に旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 08:00:00
1471文字
会話率:0%
「聞け!皆の者!パルカディア王国の王太子である我スヴェン・レオポルト・パルカディアは、本日をもってスカーレット・リベルタスとの婚約を破棄する!」
突然婚約破棄を突きつけられたスカーレットだったが、この展開は彼女としては好都合。
自分のこと
しか考えていない王太子と新たな婚約者の男爵令嬢は放っておいて帰ろうとしたけれど国総出で止められるスカーレット。
今更止めた所でもう遅いです。迎えが来たので帰ります。
婚約破棄をキーワードにサクッと読めるものを書こうと思い書き上げました。
ご都合展開ですのであまり深く考えずお読みください。
全4話と短めの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 22:45:25
12527文字
会話率:29%
天涯孤独のアマリアは港町ポルトで香薬屋を営んでいる。貧しい人々から治療費を受け取ることを拒み、家賃1年分の借金を抱え、庭の雑草で糊口をしのぎ、後見人のルイシュへ密かに想いを寄せながら。
ルイシュには亡き旧友と交わした約束がある。それは彼
女の娘のアマリアを生涯に渡って見守り、その出自について口を閉ざし続けること。死者との約束に捕われ過ぎている自覚はなく、自分の気持ちと向き合うこともない。
ある日、アマリアは香薬師協会の会長から「私は君の父親だ」と告白され、幼馴染のエウゼビオからは求婚される。彼らの背後には、薄幸の姉妹と、不治の病に苦しむ女教皇の影がちらついていた。
(毎週月曜更新です)
*** 登場人物 ***
◆アマリア 23歳
孤児院で育った香薬師。
富と治療の不平等に憤る熱血タイプ。
空腹に耐えかねると庭の雑草を煮て食べる。
金髪に緑の瞳。
◆ルイシュ 37歳
国土保安開発省の大臣でアマリアの後見人。
“短期間出世、短気、短足の三短の男”と
市民から慕われて(?)いる。
髪も目も茶褐色。
年齢差の大きいカップルが大嫌い。
◆エウゼビオ 27歳
アマリアの孤児院時代の先輩。
王宮護衛隊のエース。
黒髪黒目、褐色の肌、黒ずくめの服装にちなみ
二つ名は“黒豹”。
◆オリオン 29歳
男装の女傭兵。
黒髪に青灰色の瞳の美女。
◆エンリケ 29歳
コインブラ大学の考古学者。
赤茶の髪と少年のような容姿で、剣の腕が立つ。
◆マルガリーダ 22歳
王女。
少々わがままだが聡明で快活。
幼少の頃からルイシュはお気に入りの遊び相手。
◆女教皇 60歳
欧州の教会を統べる女傑。
不治の病に苦しんでいる。
◆ルシア 36歳
薄幸の王妃。
女教皇の姪。
臨月の妊婦。
◆フランシスカ 33歳
マガリャンイス伯爵夫人。
エウゼビオの継母。
ルシアの妹。
◆アルメイダ 64歳
香薬師協会の会長。
穏やかな好々爺。
◆オルランド 39歳
国王。
ルイシュとは幼馴染み。
◆コンスタンサ 享年35歳
前王宮香薬師。
ルイシュとオルランドの旧友。
3年前に病没した。
薄毛治療の香薬開発で財を成した才女。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 00:48:36
347882文字
会話率:50%
時の支配者トキの手を借りて秀吉の嫡男鶴松に転生したフリーター結翔(ゆいと)は、徳川家康に戦いを挑み、江戸城を二度にわたって攻撃する。しかし家康を倒した後も、スペインとポルトガルの連合軍が長崎に攻めて来るという非常事態が発生、豊臣家が主導す
る日本の全軍が迎え撃ち撃退する事になる。だがその後も、オリバー・クロムウェルが率いるイングランド王国の大艦隊が九州に来襲、日本攻撃が始まり事態はさらに悪化する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 05:04:43
174595文字
会話率:54%
広大な世界と高い自由度を誇るMMO・RPG『大海賊時代オンライン』。一時は爆発的な人気を博すが次第に低迷し、長い時を経て今日この日、サービス終了が決定した。ゲームの最終日、商人ギルド『黒ネコ商会』のギルドマスター・海野八郎は、ポルトガル王国
の首都=リスボンの街中でかつての盟友たちとの再会を待ちわびていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 09:12:06
95915文字
会話率:30%
「現在の目標」
「ブックマーク50以上」
みんなが知ってる織田信長が本能寺で死なずにポルトガルに!
みんなが知ってるあの偉人もみんなが多分知らないあの偉人も出てくる(と思う)!
みんなが呆れる大うつけ!
みっつの「みんな」を目標としたドタ
バタヘンテコローファンタジー!。
言っとくけどテストで書くなよ!?
播磨凪さんにアドバイスをもらっています、よければあの人の小説もご覧あれ
『追記』
「とんでもないタイミングで題名、及び章題名の変更をする恐れがあります、ご了承ください」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 14:40:58
333901文字
会話率:34%
平凡な高校生の増田 豊人は異世界に転生してしまう。しかし、彼が夢見ていた異世界転生とは少し違く……。
神様に「世界を救う英雄を探してほしい」と言われ、宿屋の息子、レオポルト・クリューガーに転生した豊人は、様々な人と出会い、相棒である妖精
のシャルファー・ブリックと共に世界を救う人材を求める。
これは、英雄探しの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 22:29:21
160462文字
会話率:42%
王子レオポルトは気が付けば窮地に陥っていた。全く覚えがないまま、婚約者である侯爵令嬢ベアトリクスに婚約破棄を突きつける寸前だったのだ。とにかくこの崖っぷち状況をのりこえるべくレオポルトの奮闘が始まる。――考えるな、演じろ!
最終更新:2023-01-18 07:13:51
6801文字
会話率:43%
エーラース伯爵令嬢ことアリーナ・エーラースは、婚約者であるレオポルト・クレッケルから、彼女の妹であるロジーナ・エーラースとの真実の愛に目覚めたと言われ、とつぜんの婚約解消を告げられる。
婚約破棄からのざまぁ展開の話を書こうとして、完全
失敗w
ああいうのはキャラがみんなまっとうな性格だから成立するんだなと理解した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 20:00:00
8309文字
会話率:31%
活動開始から1年強!書いても書いても、PVもPTも伸びない(涙)!
何か簡単に「自分推し活」できないかな~と考えて、「お!過去に書いた活動報告があるやん」と!
そんな安直な気持ちで書いたエッセイ「スペイン愛が強烈なテンプレ挑戦作品『スペ乙
』投稿中に毎日書いた活動報告を『自分推し活』用にまとめてみたエッセイ」が、思った以上に楽しかった!
こりゃ、このシリーズ【ヨーロッパ都市・恋物語シリーズ】の「推しエッセイ」続けるべきっしょ?
今回は、第10回ネット小説大賞一次通過作品『恋愛指南役はイケオジ宮廷医~年齢差25歳!王女が焦がれた身分違いの恋はポートワイン味のキスで酔わされて~』(略して『恋オジ』)!
上記の作品投稿中に、毎日書いた「ポルトガルトリビア満載の活動報告」をまとめてみました。
こちらは「転生もの」ではなかったので、小説内での解説に限界があった!だから、その分を活動報告で補っておりました!
そのため、より紀行文的な要素が強くなっております。旅行先としてはマイナーな国「ポルトガル」ですが、実はとっても素敵なんですよ~!
ポルトガルの都市(ポルトとコインブラ)の魅力を紹介すると共に、日置の『恋オジ』を読んでもらえたらという企み(笑)を持って書かれたエッセイです。
基本、過去作の進行に沿って書いた活動報告を転記したものですが、エッセイにするに当たって加筆・修正しました。
全26話。2022年10月9日完結まで、毎朝6時台に更新します。(表示される文字数には、予約投稿を含みます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 06:00:00
38014文字
会話率:1%
大国の第一王女クリスティナが恋した相手は、25歳上の平民出身宮廷医の「先生」だった。年齢差と身分差に阻まれて気持ちが届かない王女は、母親の王妃を味方につけて、愛する先生を落とすために「閨房指南役」に任命する。恋愛指南の期間中に先生の心と体を
手に入れることが、王女に課せられた恋の試練。果たして王女は先生を振り向かせることができるのか?
めちゃめちゃに愛し合う二人が、最初から最後までイチャイチャする激甘溺愛ラブ・ストーリー!ポルトガル(ポルト&コインブラ)をモデルにした世界を舞台に、海外旅行気分も味わえる物語です。
日置ワールドのテーマ「命を掛けて重すぎる愛を貫いちゃう十代のえっち猿脳な若者たちが、薔薇や銀河を背景にギリシャ神話みたいな姿で愛を語る(長っ!)」に一部ハマっていますが、16歳&41歳カップルのために、えっちな部分(R15)は増えているのに理性が勝っています(すごいキツそう)。日置ワールドの新境地(笑)をお楽しみください!
全25話(10万字強)。1日1話(4000字程度)ずつ毎日投稿予定。活動報告で裏話やちょこっと解説、紀行エッセイも投稿します。
『スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし!~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~』
https://ncode.syosetu.com/n1135hf/
の続編(20年後の話)になります。
前作を知らなくても楽しめますが、登場人物が被っていますので、未読の場合はぜひそちらもお読みください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 06:05:41
103434文字
会話率:49%
田舎から愛馬ロシナンテと共にメトロポリティーヌ王国の中心部へとやってきたシャルル·ダルタニャン。
その目的は、かつて自分の父がそうだった銃士になることだった。
王国に着いたシャルルは、成り行きで銃士隊でも女性三銃士として名を馳せるオリヴ
ィア·アトス、イザベラ·ポルトス、ルネ·アラミスと決闘をする羽目になる。
そして、シャルルはそこで銃士隊がすでに解散していることを知る。
それからオリヴィアとの決闘を始めた途端に枢機卿リシュリューの近衛騎士団が現れる。
過去の因縁から決闘は中断となり、三銃士と近衛騎士団の戦いとなる。
シャルルは三銃士の仲間として護衛士と戦う事を選び、騎士団の女副団長ジュサを打ち倒し、三銃士側を勝利させる。
この事件がきっかけで、シャルルは三銃士の家に住まわせてもらうことになるのだが――。
大きな夢を胸に抱いて、少女シャルル·ダルタニャンの冒険がここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 20:11:37
110091文字
会話率:28%
22世紀。
車は空を飛んでいるか? → ごく一部では、Yes。
人々は体にチップを入れ、デバイス化しているか? → ごく一部を除き、No。
テクノロジーの発展と人間の許容に格差が生まれ、先進国であればあるほど自然への回帰傾向が強い時代と
なっている。
各国の自然が「世界資源遺産」となり、木製品のような自然の恵みへの憧れが強く、手仕事が再評価される時代だ。
ジェンダーは、どうだろう?
多様化の波はますます世界に広がり、それにまつわる犯罪や不正も増加した。
その結果、今や多くの国ではジェンダーの確定と公開を余儀なくされている。
所属によってはセクシュアリティ(SOGI)の身分証明示を義務付ける国も多い。
南半球に位置するゼィロビークは、南アメリカ大陸の共同体国家。各国の文化・言語を維持しつつも、経済的・法秩序的に統一し、大統領制を敷く。
その統一初期には、統一の立役者となったヴィクトワール家を象徴王家に戴いていた。
フランス出身のルイ・ヴィクトワールは全土に熱狂的な支持者が存在した。そのためか、当人がそう望んでいたわけではないのに王にと担がれ、半ば強制的な戴冠となったのだ。
だが、その経緯はごく一部の者しか知らない。
ゼィロビークでは各地の言語がそのまま話されているが、官公庁の公用語はフランス語にポルトガル語が混在する「ポルト・フランセーズ」である。
現大統領は、国祖ルイの孫であり王太子であったゴードン・アルード・ヴィクトワールだ。
彼はかつて自ら象徴王家の廃止を訴え、大統領選に出馬し、見事当選を果たしたのだ。当選後は国力が増大し、今や先進国入りを果たしていることもあって、絶大な支持を得ている。
しかしその私生活は不幸だ。
バイセクシュアルのゴードンには悲しく苦い過去があり、現在は不遇の結婚生活を送っている。
一方、冷淡さと頭の良さで有名な美貌の青年、エドワード・カオル・カガは、ゼィロビーク空軍所属の情報士官、少尉である。孤独なこの青年の過去は、深い謎に包まれている。
この物語は、22世紀という、そう遠くではない未来を生きる、ゴードンとエドワードという二人の男の運命を描いて行く。
※この作品はPixivに掲載中のものを推敲した加筆修正版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 13:15:25
26978文字
会話率:27%
パッとしない冒険者『ソーマ』は、依頼の最中に新しいダンジョンを発見し、その独占攻略権を手に入れた。
意気揚々とダンジョン攻略に乗りだすソーマだったが、何故かモンスターと遭遇しない。
何も無いままダンジョンの最奥に辿り着いたが、その先は異世界
の村『ポルト』だった!!
そこでは、お爺さんがドラゴンを石で叩き落とす。
使う農具は神具級。
さらに、帰ろうとしても、何もいなかったダンジョンには何故かモンスターが湧いていて帰れない!
ソーマは思う。
「ここで強くなれれば帰れるかもしれない!」
ソーマはお爺さんに弟子入りを頼み込む。
「ん〜、お前さん新規就農者か? そんなら歓迎じゃ〜 」
シンキシュウノウシャ? よく分からないが強くなれるのなら! 帰れるのなら! 僕はそれになる!
僕は、シンキシュウノウシャになってやる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 17:00:00
17272文字
会話率:33%
1974年4月25日。ポルトガルで独裁政権を倒すべく革命が勃こった。
※これは柴野いずみさん主催「カーネーション企画」参加作品です。
最終更新:2022-05-06 08:17:07
408文字
会話率:20%
夏の北海道のペンションにポルトガルから女が尋ねてくる。
女の目的は、スペインの侵攻からポルトガルを救うことだった。もうすぐスペインのポルトガルへの侵攻が始まる。スペインの力は巨大で、攻め込まれれば一気に征服されてしまう。だから、ある蛇に会
いに来た。この北海道に生息している特殊な蛇には、人の願いを叶えられるという不思議な力があると言い伝えられてきた。その蛇を探し出しポルトガルを救うという願いを叶えてもらうために、はるばるポルトガルから女はやってきた。
様々な人の助けを借りて、女は蛇に会うことができる。だがその蛇は女に教える。「君の願いを叶えてあげるためには、赤い宝石が必要だ」女は赤い宝石のことは知らなかった。だから途方に暮れる。
「ついさっき赤い星が落ちていくのが見えた。誰かが赤い宝石を手に入れた証拠だ。きっとすぐ近くに赤い宝石を手に入れた人物がいる。それを見つけるんだ」と蛇は女に教える。
赤い宝石を手に入れた人物に女は出会うことができる。その人物も不思議な伝説に導かれて赤い宝石を手に入れた。ポルトガルの女は、その人物と一緒に再び蛇のところへ行く。蛇は赤い宝石を見て嬉しそうに語る。「これで舞踏会に行くことができる。舞踏会に行けば願いを叶えてもらえるよ」
赤い宝石の力で、蛇と共に天上の世界に向かう。天上の世界では舞踏会が開かれていた。その舞踏会の幕が開いたとき、ポルトガルから来た女の前に画家が現れる。画家は女をモデルに絵を描いている。そして「この絵は何か足りないような気がするんだ。何が足りないか教えてくれないかな」と女に問いかけてくる。女はポルトガルでの日々を思い出し、その足りない何かを導き出す。それを画家に教えると、画家は満足そうにする。そして画家は女の願いを叶えてあげる。
再びポルトガルは救われる。日本の北海道に生息する不思議な蛇の力によって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 14:06:41
104732文字
会話率:25%
(本小説の原本は自分がポルトガル語で書き、現在自分で和訳しております。文法や方言に問題がありましたら、指摘を大歓迎いたします。なお、小説自体が完全に書いているため、内容については対応できない場合がございます)
エリザ=トンプソンは、北大西
洋の真ん中あたりに浮かぶ島にある国際的寄宿学校、ワールド・アカデミーに招かれた若者の一人。まさか、授業が始まる直前に、この寄宿学校が焼き払われるとは誰も思っていなかっただろう。
そのため、10代の子どもたちは、近くにある同じような全寮制のメジャー・インターナショナル・アカデミーに移された。しかし、その学生は普通の人ではなく、世界各国のの要人の子息・子女である。
高校を卒業するのは大変なことです。自宅から何千マイルも離れた場所にいて、自分が知っているすべてのもの、すべての人から遠く離れ、国籍も性格もまったく異なる、共通点のほとんどない人々に囲まれているのであれば、さらに大変になるだろう。
その上、さらに大変なことに、エリザは学校全体に普通ではないことが多いことにすぐ気がつく...。
(ポルトガル語・英語でお読みになりたい場合はAmazonにてお求めください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 05:29:19
8658文字
会話率:40%
西暦1610年。南蛮貿易の玄関口、長崎の沖合い。ポルトガル船が爆沈したノサ・セニョーラ・ダ・グラサ号事件が発生。同船にて劣悪な境遇に置かれていたある黒人は、辛くもこの惨事から生き延び、現地の漁師たちの厚い手当てを受けながら、少しずつ心を開い
ていく。
一方で、死んだと目されたアンドレ・ペソアも人知れず生存しており……。
野望、打算、悲願、恩讐、求めるところを異にする者たちの意志が入り乱れた先に戦火が上がり、戦場に烏天狗が舞い降りる。
史実を元に、今日まで残る伝承を絡めた時代劇アクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 23:39:27
164126文字
会話率:36%