現実世界に居場所を無くした男子高校生の俺が、ある時異世界に転生、魔王の四天王の1人としての生活が始まる。元々の正義感と優しさは持ったまま、魔神エボニアムとしての魔法の力と身体能力を駆使し、"魔大陸"の各所を巡って弱い者
が一方的に虐げられる場面を打開して来た。
成り行きで道連れとなった元敵対するスパイの少女ミントと共にやって来たダイダンにて、ミントがこの国の王、ジン・レオンの溺愛する妹と間違えられるという事態に。かの妹本人、クリムとも知り合い、彼女が政略結婚から逃げて居たと言う事情を知り、結婚話をぶち壊すべくミントがクリムの替え玉となり、結婚相手でありジン・レオンの政敵、マゼンティアの領主、エンジャンの元へ。嫁いびりや身の危険を伴う謀略を跳ね除け、政治の腐敗、虐げられた人々の恨みの蓄積を抱えたここ領を、最終的にはジン・レオンと協力して再構築しようとする。そこに絡む、魔族と人族の対立、魔王軍の横槍、そしてエンジャンの"切り札"。俺はこの事態を軟着陸させられるのか、ミントとクリムに安寧を与えられるのか、守るべき人を守り切れるのか? そして、今度こそ俺に居場所は出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 05:40:04
36341文字
会話率:51%
異世界の魔王の側近、四天王の1人、魔神エボニアムとして転生した俺。元々有った高校生なりの正義感と、それを成せる実力を得たが、既に凶悪な魔神として認知されきったこの世界では生きづらく、自分の居場所すら作れない。何故か道連れとなった元敵のスパ
イの少女ミントとやって来たのは新天地、武の国、ダイダン。そこで普通の生活基盤を構築するのに盛大に失敗する中、出会ったのはミントそっくりの少女、クリム。彼女の驚きの正体は? そして彼女が強要されている政略結婚をぶち壊す計画を面白がって始める俺達。その裏には国家的な陰謀や思惑が絡んでいたのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 09:39:10
27667文字
会話率:51%
優しいだけが取り柄の一男子高校生だった俺が異世界に転生した。今の俺は何と魔王の四天王! 正義感は有ってもそれを行使する実力の無かった俺が、実力は手にしたが正義とはかけ離れた見た目と立場で過ごす羽目になった。
生贄として食われる運命だった
人間のおじさんを救おうとして失敗した俺。その償いのつもりでおじさんの一人娘の様子を見に人間街にやって来た。彼女の境遇を改善し、ついでに一度ぶっ壊してしまった俺の国の体制を立て直すべく奔走するが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 10:05:22
28418文字
会話率:46%
いじめられっ子の俺は、“弱い者を守ろうとした”その正義感のせいで命を落とした。
目覚めれば、異世界の貴族の子息。剣も魔法も影の力さえ手に入れた俺は、もう誰も見捨てないと誓った――。
しかし、最愛の許嫁が“異種族”という理由だけで辱められ
たとき、俺の影が動き出した。
これは、接吻で契約を結ぶ七人の“呪われた者たち”と、かつて世界に否定された少年たち《シャドウ・レギオン》が暗闇から裁きを下す、静かなる革命の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:06:22
27744文字
会話率:31%
魔法と神話の存在が支配するこの世界では、「レベル」が強さを示す指標となっている。戦いと努力によってのみ成長し、それとともに得られる「アビリティポイント」を割り振ることで、個々の能力を向上させることができる。
遥か昔、この世界は三つの至高な
る存在によって統治されていた――「神々」「魔族」、そして最も神秘的かつ強大な「アビサル」。彼らは戦争を繰り広げ、それによって世界の在り方すら塗り替えられた。結果として、「アビサル」は魔族を完全に滅ぼし、「地獄」の門を封じた。そして最後に、「神々」との壮絶な戦いの果てに両者は相打ちとなり、世界には彼らの残滓だけが散らばることとなった。
しかし、「アビサル」の力だけは未だ封印されたままであり、それが眠る場所こそが 《大深淵》――畏怖と畏敬の対象となり、時には 《深淵の淵》 とも呼ばれる禁忌の領域だった。
神々と魔族が消え去った後、人々は彼らの力を求めるようになった。
野望と血が渦巻くこの世界で、一人の少女 カルヴァ・オヴァリンは過酷な運命に巻き込まれる。
家族を殺され、村を焼き払われた孤児の少女。彼女を拾い、育てたのは老鍛冶師 オリン・オヴァリンだった。
彼の導きのもと、カルヴァは鍛冶、冒険、そして戦いの技を磨き上げ、「史上最強の鍛冶師、そして伝説の冒険者になる」と心に誓うのだった。
しかし、その歩みは次第に世界を揺るがす争いへと巻き込まれていく。
仲間との出会い、数多の敵との対峙、幾多の試練――その全てを乗り越える中で、カルヴァはこの世界の根幹をなす「神聖」「魔性」「深淵」の真実へと迫っていく。
彼女が見出した「可能性」は、やがて世界の命運すら変えることになる。
だが―― カルヴァは伝説を紡ぐ者となるのか──それとも、名もなき神として滅びし世界に君臨するのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:24:28
100068文字
会話率:36%
ベースは病み系で悪役のように倫理がちょっとズレた、童話要素有りの19世紀風ゴシックなダークファンタジー。
『呪術師』と称される異能力者である十三歳の少女メロは、『兄』と共に『祓魔師』の登録のための試験を受けた。祓魔師とは、人の心の闇から
生まれる『悪魔』を祓う者のことである。
無事に合格した二人は、さっそく依頼を受け始める。他のチームと組んで悪魔を討伐していく中、己の欲に負けて悪魔につけ込まれる人間もいれば、悪魔がいなくとも自ら一線を越える人間がいるのをただ見ていった。悪魔と関わるからには、見慣れた光景だった。
とはいえ、メロ達も組んだ相手のチームも、どこか仄暗い部分やズレた部分の鱗片が見え隠れしており――――。
※感想欄での考察や展開予想は禁止です。また、特定のページは出来る限り手を加えません。
※主人公からして病み気質。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:00:00
249103文字
会話率:37%
真島三太は普段はお人好しで心優しい大人しい青年なのだが、ゲームの世界では有名なPKプレイヤーだった。 ゲームは普通出来ないことが可能になる、それならば悪に振り切ってやっちゃえ的な?極端思考の厨二病患者。 そんな彼が転生したもんだからそりゃね
え……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 15:41:30
353007文字
会話率:64%
勇者パーティーに裏切られ殺されかけた神官カイン。
死の淵で闇の力を得て影使い『ノア』となり、復讐を誓う。
元仲間たちを次々と社会的に破滅させていく。
闇に染まった元聖職者の、壮絶な復讐劇が今、始まる――!
最終更新:2025-04-23 12:20:00
5919文字
会話率:17%
語部慎。語るだけで、誰かが壊れる。
それでも彼は、語る。
命を削ってでも、言葉を届けるために。
「言葉は、正しく使えば誰かを救う。
だが、間違えれば――誰かを殺す」
今日もひとつ、静かに壊される正しさがある。
最終更新:2025-04-22 18:04:00
2787文字
会話率:26%
「お前は、ここで生きていけない──わかってるだろ?」
優しく告げるその声に、人は泣き崩れる。
漆黒の着物を纏う未来人──その名はゼロ。
感情の“制御不能性”を見抜く力を持ち、
この世界に住むべき人間と、そうでない者を“仕分ける”存在。
正義の味方でもなければ、裁きの執行者でもない。
静かに、優しく、ただ「本来あるべき場所」へと導くだけ。
「あぁ、この世界は……仕分けがいがありそうだな」
心の揺らぎを映す漆黒の眼差しが、
今、世界を仕分け直していく──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 16:08:06
3203文字
会話率:18%
【警告】
●現実と小説の区別がつかない方
●才能がなくて生きているのが辛い方
●主義思想が固まっている方
●主人公に感情移入したい方
●下ネタやメタ発言を受け入られない方
※この小説は精神的嫌悪感を与
える内容が含まれています。
上記に該当する方はご遠慮いただくよう予め申し上げます。
主人公はとある高校に通う高校生。彼はギフトと呼ばれる異能力がある世界で、クラスメイトと一悶着起こしながらも学生生活を謳歌していた。
ある日、彼は美しい鬼(クラスメイト)が異形の怪物に蹂躙される姿を目撃する。 誰にも相談できず、せめて彼女だけは助けたいと己の身を顧みず割って入る。 その時の彼は、助けようとした鬼(少女)の姿に酷似していた‥・。
以下テーマ
第1章 王道的邪道物語
第2章 堕
第3章 蛇が暴く真実
第4章 理不尽が始まる
第5章 選択する者、される者
第6章 地獄より這出る黒白の悪魔
第7章 悪意の矛先
第8章 人間様と神
第9章 たとえどれだけ頑張っても
第10章 盛者必衰(仮) ←今ここ
第11章 神の一手、悪魔の一手
最終章 『 』
勝手に創作最強キャラを目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 20:04:45
1475602文字
会話率:42%
金木亮は人間として壊れていた。理性を持った怪物である彼は、ある日とうとう逮捕され、死刑判決を受けていた。そこから紆余曲折を経て、現在、魔法学校で教師をしている。巧みに証拠を消し、学生を監禁しては、拷問をしていた彼だったが、教師になってから三
年目の春、その国の天才皇女様が学園に入学してから、彼の学園生活が変わり始める。
従来の学園教師モノを真っ向から否定するアクションホラー、開幕。
※第二部開始しました。
※残酷描写等注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 11:19:23
1507269文字
会話率:53%
――そうして20XX年、忘れられない一日が始まった――
突如異世界へとつながった日本のある一都市。異世界へと続く穴からは、この世界を侵略すべく軍勢が押し寄せてきた。
ゴブリンやオーガなどの亜人から、勇者に魔法使いまで、おとぎ話出てくるよう
なものばかりで編成された異世界軍により、街は瞬く間に蹂躙されていく。
主人公は異世界軍の脅威にさらされながらも、仲間たちと共にこの町からの脱出を試みるが――
そして舞台は異世界ーーファンタゴズマへ。
復讐から始まる異世界ファンタジー。
※第一部、完結しました! 第二部の有無はスラムダ○クばりに未定ですので、感想や意見募集中です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-24 16:15:00
187651文字
会話率:52%
――少年は、ただ護りたいだけだった――
空が割れた日、突然異世界から、侵略軍が押し寄せてきた。
亜人に勇者、魔法使いまで、物語に出てくるような異世界軍は、立花集の全てを奪っていく。
単身、異世界へと飛ばされた集は赤い月が見下ろす荒野で、
この世界への復讐を誓う。
※FANTAGZMA――空が割れた日――を、応募用に清書したものに当たります。そのため、前述の作品とは、一部違う描写などもございますのであしからず。あまり長くは掲載しません。御意見御感想お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-14 22:40:02
130510文字
会話率:53%
スター流の渋いダークヒーロー、ジャドウ=グレイは気づいたら美少女になっていた。
動揺と困惑、絶望する彼だったが師であるスターに「しばらくその姿で暮らすように」と指示される。美少女として仲間と生活する間に己の感情に気づいたジャドウはスターに告
白を決意するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 18:23:19
3369文字
会話率:34%
直人は、殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を最年少で継承した。殺しの師は「お前は、誰かを守ることを覚えろ」という矛盾した遺言を残す。
暗躍と暗殺の日々を送る直人の前に、天女のような美少女・紅が現れた。紅もまた、亡き母の遺言の為に必死に生きて
いた。
「腹違いの兄妹かも知れない。でも違うかもしれない」と言う紅は「私を守って」と直人に依頼する。
美しい紅を巡って一夫多妻の一族の策謀と愛憎が渦巻き、惹かれ合うふたりは30年前の殺人疑惑事件に辿り付く。
☆ヒロインは第5話登場です
<登場人物>
☆ 覚える必要はありません。確認用です
高天原 直人(たかまがはら なおと/16):《高天原の漆/しち》。高天原家当主の第七子で、正妻の次男。殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を引き継ぐ
高天原 紅(くれない/15):《高天原の玖/きゅう》。本来は庶子。旧称は八坂紅(やさか くれない)
高天原 識(しき/48):高天原本家の当主。先代の《高天原の肆/し》
高天原 淑子(よしこ/45):正妻。直人と継人の母
高天原 宗寿(かずとし/23):《高天原の壱》。第一子で長男。側室・多喜子の息子
高天原 継人(つぐと/22):《高天原の弐》。第二子で次男。正妻の長男。直人の実母兄
唐橘 蜜花(からたちばな みつか/21):元《高天原の参》。側室・多喜子の長女。既婚
高天原 忍(しのぶ/20):《高天原の肆》。第四子。側室・梓の長男
高天原 伊織(いおり/17):《高天原の伍》第五子。側室・沙也香の長男
高天原 睦(むつみ/16):《高天原の陸》第六子。側室・梓の長女
高天原 柳子(やなこ/15):《高天原の捌/はち》第八子。側室・沙也香の長女
高天原 了(あきら/10):《高天原の末/すえ》第十子。側室・沙也香の次男
藤川 多喜子(ふじかわ たきこ/46):側室。宗寿・蜜花の母
早乙女 梓(さおとめ あずさ/44):側室。忍・睦の母。当主の秘書
井崎 沙也香(いさき さやか/37):側室。伊織・柳子・了の母
八坂 蘭(やさか らん):紅の母。故人。享年45
高天原 永人(ひさと):先代の《壱》。30年前に死亡。享年20
高天原 功(いさお/46):主人公・直人の師匠。先代の《伍》
高天原 心人(むねと/43):先代の《陸》。永人の同母弟
※ 年齢は直人の誕生日4/6時点折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 21:10:00
198856文字
会話率:42%
侍女としてエリディス王国のエンディミオン宮殿に現れた、少女・ルナ。
だが実は彼女は、『英雄裁判』により不当に裁かれた兄の仇を討つために、エリディス王国の王族全てを暗殺することを目的にしている暗殺者だった。
エリディス王家の姫、アイリス
を含め王族は徐々にルナと親しくなっていく。
……しかしルナの持つ毒針は着実に王家の首に迫っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 07:50:00
91518文字
会話率:32%
4年前に父親を魔族に殺され、そして自分も同じように殺されてしまった堕落天使メビウス・デルラルト。
しかし彼が目を覚ますと、そこは神様と……そして神の力を持つ『聖女』を何よりも信仰する人間界だった。
殺される直前に転移した代わりに翼も光輪も
失ったメビウスは、瀕死の所を助けてもらった『聖女』セリシアが暮らす教会孤児院で自分が天使だということを隠して生活することになったが、そこでは聖女を狙う非教徒や罪人ばかりが現れてしまう。
そこで彼は自分の信念を思い出した。
――平和や平穏を壊す罪人は【断罪】しなければならないと。
これは神サマ嫌いの堕落天使が平和な日常を守るために、無理矢理にでも大っ嫌いな神様と向き合う物語。
※pixivにて二次創作シリーズ【風太郎「二乃と別れた」】という570ブクマ以上の作品も掲載しています。是非そちらもよろしくお願いします!
※現在第四章執筆中。
詳細は月末の活動報告にて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 20:07:04
1080202文字
会話率:31%
昔々?あるところに、お爺さんとお婆さんが人気無い山に住んでいました。
2人子宝に恵まれず、2人間に会話も無くなっていきました。
そんな、ある日…2人が山で採れた桃を食べていると、戸から大きな物音が聞こえ見に行くと…。
刀を持った男に立ち向か
う少年。
「その桃…くれよ。」
この少年は喧嘩・盗みで飯にありつく生活を送っているという。そう、彼がこそ物語主人公…桃太郎。
ひょんなことから3人は共に生活をすることとなるが…。
爺さんも婆さんも2人で生きていくのでやっとであった。
そのため金稼ぐ旅へと桃太郎は出ていってしまう。
そして、そこで出会う仲間達・次々と襲い掛かる敵。
「邪魔する奴…全員、ぶっ殺す!」
立ちはだかる奴は許さない!今ここに…ダークヒーロー「桃太郎」爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 18:05:16
24669文字
会話率:52%
主人公は、地球とは違う魔法のある世界で生まれ、モンスターと戦う冒険者の集まりギルドで裏方として働いていた。
仕事はダンジョンやモンスターの調査が専門で、たまに素行の悪い貴族や冒険者の身辺調査。
ある時、ダンジョンの調査中にダンジョ
ンの崩壊に巻き込まれてしまい、気がついたら何も知らない地球に転移してしまった。
日本という国で運命の出会いを果たし、隠しきれてない暗躍をする男の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 07:33:29
41399文字
会話率:39%
四ヶ郷棗は、何をしてみても満たされることのない、心の渇きを感じていた。
ある日の帰り道、棗は謎の少女に襲われている一匹の子犬を救いだす。
子犬は魔獣の王と名乗り《私と契約し、狙われている同胞を魔法少女から救って下さい》と、契約を持ちか
ける。
紆余曲折の末、棗は魔獣の王と契約を交わし、魔法少女討伐という、魔の付く闘争の渦へと巻き込まれていく。
なんてことのない田舎町から繰り広げられる裏世界活劇、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 19:56:04
736055文字
会話率:46%
俺……聖剣(それ)抜くために十年努力したんだけどーーーー?
時代は現代。場所は近未来の地球。東京湾の沖合にできた人工島、勇者島。
そこには勇者が使っていた聖剣シロキシがささっており、主人公の黒木夜人は十年もの間聖剣を抜こうと努力を重ねてきた
。
けれど聖剣を抜いたのはまさかの幼馴染である霧崎雪乃だった。
彼女は異世界から襲ってくる魔物たちを倒す宿命を背負わされ、世界の渦中に巻き込まれていく……。
その裏で夜人は謎の科学者である吉沢ルチアと出会い人工聖剣クロキシの存在を知る。
彼は戦いに身を投じることになった雪乃を案じ、クロキシの所有者となって影から彼女を助ける道を選んだ。
これは英雄の影でそれはもう頑張るダークヒーローの物語ーーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 06:10:00
72174文字
会話率:39%
まみえる事のない力を遣いなる無数の世界から一角、魔力が満ちる魔術世界第一章
魔術学校に通う主人公は、魔術師を志し勉学と鍛錬を積み、魔術師の称号を獲得する為日々勤しんでいるはずだった。
実は魔術に遣う魔力が極少量という、魔術師に向かない日
常を送っていた主人公は、嫌々と約二年に渡る月日の末、異世界に行ける本を手にする転機が訪れる。
だが、故郷であるアルタイルから転移をする為、魔術世界を離れる主人公の元に憑かれる同級生が現れる事となり、助けを求められる。
憑かれる同級生は魔力を吸われる瀕死に追い詰められ、御祓という名目から悪魔を探しているところ、最も近しいだろう主人公に行き着いたらしく、巻き添えを喰らう。
無事悪魔に会う同級生だが、憑いているモノに対し代弁する悪魔から「好きらしいよ」と告げられる同時期、何者かが主人公の前に立ちはだかる。
第二章 魔王に継ぐ継承と異なる遣い力を知る
魂を喰らう影の対峙を見届けたシオンは、シイナと共に異世界に辿り着く。
念願となる新たな門出を切り揚々としているはずだったが、道中に意識を失い目を覚ますと「魔王城に行きましょう」と口にするシイナに困惑するシオン。
この世界に来た理由を聞かされ宿屋から出る向かい様、シオンとシイナを取り巻く馬車に囲まれる。
馭者に向けられる重圧感に怯む中、中央にある藍色馬車から凛とした女性が現れシオンに歩み〝魔王〟と名乗った。
シイナから勇者により壊滅状態にある魔王軍だった事を知りつつも、自分には力も無く護衛をする事は無理というはずが、抵抗虚しく馬車に乗る。
魔王城に搬送される間、高圧の魔力に当てられ続け意識を失ってしまうシオンは、魔王城で目を開け魔王と名乗った女性と二人きりになり、魔術と異なる術を遣う魔王。
魔力制御で発動するスキルと詠唱系の魔法と説く魔王は、自身の魔力を変換しシオンに分け与え魔力を回復した。
感激しうるシオンは魔王城に留まる事を決め魔王軍となり、切磋琢磨し護衛を担い役目を果たす順風な日々を送るはずだった。
以下省略
第三章 復活する通り名 最重要危険人物の最年少
第四章 日本編 幻想位の使い人は魔力位を滅ぼす決戦を宣言し開幕する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 22:35:16
256411文字
会話率:41%
監視社会に支配された巨大都市。そこでは企業が法律であり、個人の自由など存在しない。都市のあらゆるデータは監視され、都合の悪い情報は即座に抹消される。そんな世界で、かつて治安警察に属していた探偵・真島レイジは、消された真実を追っていた。
父
の死には不審な点が多すぎた。公式には事故死とされていたが、企業のデータにわずかな改ざんの痕跡を見つけたレイジは、父が意図的に消された可能性を疑い始める。それをきっかけに、彼は治安警察を追放された。
謎めいたジャーナリストからの依頼により、企業の極秘データ「エグゼクティブアーカイブ」の存在を知る。それは企業の闇を暴く鍵となるものだった。
手掛かりを求めて、レイジはカジノに潜む元企業技術者・ジェイクに接触する。企業のマネーロンダリングに関わるジェイクは、エグゼクティブアーカイブへの潜入に必要な情報を持っている可能性があった。しかし、企業の監視網はすでに彼にも及んでいた。
エグゼクティブアーカイブを追うことは、単なる復讐ではない。それは都市全体の未来を左右する情報戦の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 17:12:46
29288文字
会話率:34%