菊池都姫探偵が容疑者を特定する方法とは?
コロン様主催企画「菊池祭り」参加作品です。
最終更新:2024-08-05 13:00:00
986文字
会話率:41%
完璧な令嬢であれとヴェルセット公爵家令嬢クラリッサは期待を一身に受けて育ったが、婚約相手のイアムス王国デルバート王子はそんなクラリッサを嫌っていた。挙げ句の果てに、隣国の皇女を巻き込んで婚約破棄事件まで起こしてしまう。長年の王子からの嫌がら
せに、ついにクラリッサは心が折れて行方不明に——そして約十二年後、王城の古井戸でその白骨遺体が発見されたのだった。
一方、隣国の法医学者エルネスト・クロードはロロベスキ侯爵夫人ことマダム・マーガリーの要請でイアムス王国にやってきて、白骨死体のスケッチを見てクラリッサではないと看破する。クラリッサは行方不明になって、どこへ消えた? 今はどこにいる? 本当に死んだのか? イアムス王国の人々が彼女を惜しみ、探そうとしている中、クロードは情報収集を進めていくうちに重要参考人たちと話をして——?
※この作品は他小説投稿サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:00:00
73300文字
会話率:38%
北奥多摩警察署の交通課巡査・天音早紀と同期で生活安全課の井手口成美の元に陶芸家・椿翁の遺体が奥多摩湖で発見されたという情報が入る。が、駆け付けた早紀はその遺体に違和感を覚える。その謎を探る中で舞い込んだ7年前池袋で起きた未成年達の薬物死に関
わる重要参考人・新塚怜志の奥多摩での潜伏情報。早紀の中でそば居酒屋の店主・織部千代の一人息子三樹弥の7年前の死が池袋の事件と重なる。大病に侵されながら潜伏していた新塚は元妻の千代の元に訪れ三樹弥の死が自身が属していた薬物組織の手によるものだと告げた。そして椿翁の三日月村の異能力により姿形を変えて奥多摩湖の遺体と入れ替わる。早紀は警察官としての信念を持って追い付いた椿翁の背に真実を告げられ誇りを託された。家族を守れなかった男の意地。魂が込められた月夜見の器。絆が再び甦る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 16:39:36
20886文字
会話率:66%
昭和の世界に転生した由美さんはチノパンという名前の若い刑事として、この世界で生きている。
そんなある日、本庁の凄腕刑事が殺人事件の重要参考人として取り調べを受ける事となった。
取調室の中での刑事同士の闘いはいかに??
最終更新:2023-11-01 15:47:29
4970文字
会話率:57%
都内で続発する小型ドローンを使った爆破事件は、当初被害者に一貫性がない上に、個人的な怨恨、または模倣犯や愉快犯など「ローンオフェンダー」と呼ばれる特定のテロ組織などと関わりを持たない単独犯の犯行と考えられていた。
しかし、事件の重要参考
人と目されていた人物が次々と脳内出血で亡くなっていたことを疑問視した警視庁上層部は公安機動捜査隊遊撃捜査班に捜査を一任、事件の早期解決を目指した。
脳波でドローン操るテロ集団、ゲノム編集を施した人ー人感染する狂犬病ウィルス、事件の背後で暗躍するC国工作員、目の前に迫る脅威に立ち向かう遊撃捜査班の活躍を描く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 19:17:30
106627文字
会話率:51%
学生の金元椿は、「何者」かになりたくて、創作をしている。
あの夜、オフ会での帰り道何者かに刺される椿。
目を覚ますと、病室にいた。警察から事情聴取され、防犯カメラには自分自身を刺している映
像が残っていると言われて困惑する椿。警察からは薬を
やっているのではないかと疑われる。
検査の結果、何も出なかったがまた来ると言われる。
病室での夜は中々寝付けなく、目を閉じ考えているとベッドの下で音が聞こえる。友達の加奈
が椿に会いに来た。
加奈は、ここは何かの実験する場所だと椿に伝え、一緒にここから脱出する。頭が追いつかな
い椿だったが、不思議と加奈のことだけは信じられた。そのままネットカフェまで逃走し、眠
りにつく椿。疲れが身体に出て、ぐっすりと眠っていた椿を叩き起こす加奈。椿が病室から抜
け出した件がネットニュースになっている。さらに椿択から魂変換機のレポートが残っていた
ことから金元椿を株式会社ユートピアと繋がっているものと警察は判断し、重要参考人として
行方を追っているという内容が書かれていた。レポートは大学で指定されたものを書いただけ
で、自分は何の関係もない。無実を証明するためにもユートピアに潜入して、データを渡せ
ば、警察も納得するのではないかと提案する加奈。それに乗り、翌日の深夜にユートピアに忍
び込む二人。警備員に追われながらも、なんとかデータ保管庫に辿り着く。金庫の中には大き
めの腕時計が入っていた。刹那、警察が部屋に入ってきて二人を取り押さえる。椿は急激な絵
眠気に襲われる。目が覚めた椿は廃ホテルにいた。謎の男と出会い、ここは元いた世界とは違
う世界で、加奈はここにはいないと言われる。
加奈はどこに行ったのか、それを知るために椿は、この世界を探索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 17:24:16
76773文字
会話率:43%
出戸巡査は担当するこの事件が嫌だった。それはどんな事件かというと女子大生の下着が盗まれた事件――つまり下着泥棒という猥褻犯の事件だった。
しかし彼は警察官。それが理由で事件が嫌になった訳では無い。これは仕方がないことだが何度も下着が盗ま
れるにつれ、被害者の女子女性への盗まれた下着の特徴をあれこれ来ている内に、どういう訳か女子大生達から自分が猜疑の目で見られるようになってしまた。
それはつまり
――自分をエロ警官と思っている。
で、ある。
それは全くの誤解であり、自分はあくまで法の下の正義を実行す警察官である。そんな地団駄を踏む様な思いで事件が連続して起きる最中、ある人物が不審者として出戸巡査の心中で重要参考人として浮かぶ上がる。
ではその人物は特徴はと言うともじゃもじゃ頭をしており、遠目に見ればマッチ棒の様に見えるとのことだった。
果たして出戸巡査はその不審者を見つけ出し、見事自分の潔白を示すことができるだろうか?
これはある若者を追ったミステリー短篇作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 00:00:00
13319文字
会話率:23%
ルツィ伯爵が主催する晩餐会に、父の代わりに参加したギリスは、そこで首無し死体が絡む事件に巻き込まれてしまう。
死体を発見したのだ。
あろうことか、その事件の重要参考人としてギリスは連行されてしまうのだった。
最終更新:2023-01-23 10:14:21
18190文字
会話率:21%
伯爵令嬢のアキエーサ・イカゾノスは日ごろから、義妹のワカマリナと義妹を溺愛する両親に虐げられていた。屋敷では使用人のように扱われ、ドレスやアクセサリーなども奪われるばかりか、アキエーサの婚約者までもが妹にばかり優先する。義妹を溺愛する両親の
決定で、いずれ婚約破棄されることも決まっていた。だが、肝心のワカマリナが突如として行方不明となり、両親も婚約者も大騒ぎ。義妹を溺愛する人たちの身勝手な証言で行方不明事件の重要参考人にされそうになったアキエーサは、そしてワカマリナは一体どうなるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 11:00:00
323779文字
会話率:56%
【ようやく見つけた行方不明の重要参考人が歩いて行く先は・・・。刑事ものミステリー!】
■あらすじ
羽田警察署捜査一係の長田は、管内で起きた連続オヤジ狩り事件の捜査本部で捜査に当たっていた。最初は無差別に行われていた犯行だったが、あるときか
らある銀行員のみが狙われるようになった。またそれとは別に同じ警察署管内で殺人事件も起きていた。そんなとき、大阪府警から殺人事件担当の刑事がやってきた。被害者は同じ銀行の行員であった。そこから管内で起きるオヤジ狩りと連続殺人事件、そして大阪の殺人の三つの事件が繋がった。しかし犯人がまだ特定できていなかった。連続殺人で次に狙われる人物の行方を追うことになった。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:23枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ステキブンゲイ、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。
■所感
・タイトルの「交差点」は「クロスロード」と読んで下さい、中二病みたいですが・・・(苦笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 12:00:00
7361文字
会話率:38%
元新聞記者で出版社に勤める私(山沢)はうつ病により休職中だ。唯一の生き甲斐は離婚により母親に引き取られた娘との二週間に一度の面会。時代はちょうど昭和から平成に変わっていた。
山沢は自宅アパートで引き籠りの生活を送っていたが、編集を担当し
た作家の最上由春からしばらく匿ってくれと頼まれ受け入れる。由春は、山形の別荘で自殺に見せかけ殺害された経団連副会長で総合商社最上産業社長最上慶太郎の息子で、殺害現場にいた重要参考人となっていた。由春は「父親を殺してはいない」とは言うものの、警察に事情を話すことを頑なに拒否した。その事情とは最上家や最上産業が根底から覆るようなことだという。山沢は事件に関わるのを避けるためあえて事情を聞かなかった。
山沢が娘との面会の関係で仕事に復帰する必要に迫られて出社した日、由春は警察の訪問を受けて仕方なく事情聴取に応じた。聴取から戻った由春は、知り得る事情は話さなかったと言うも、昔いたフランスに逃げたいと弱音を吐く。
翌日も出社した山沢は東京地検特捜部への出頭を要請される。そこで、朝まで一緒に居た由春が行方をくらましたことを伝えら、由春が話した内容を聞かれた。由春は殺人事件だけでなく地検が捜査している大物政治家への違法献金事件にも深く関わっていた。山沢は由春の唯一の友人として検察と警察から捜査への協力を要請され、事情が分からないまま二つの事件に関わらざるを得なくなった。
意を決した山沢は、この事件に関わる事を決意し、自ら真相に迫っていく。
次第に明らかになるのは、戦後のドサクサで業績を伸ばした新興商社の闇、その商社との政権与党の大物政治家の関係、そして、時代と運命に翻弄されて踠き苦しむ人の悲しいサガだった。
昭和が終わり平成が始まる時期を舞台にした、ハードボイルド小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 11:34:00
80019文字
会話率:72%
「君は、天使だ!きっと俺達は前世で恋人同士だったんだ。絶対にそうだ、俺には分かる」
「……はあ?」
「ノエルの運命の人は、この俺だ」
私を毒親から救ってくれたブライアンが経営するバーに来たキャムレンさんは、そう言って私の手を握ってきた。
美人じゃないし、愛嬌はないし、頭も良くない私に、なんでそんなに熱心に口説いてくるの?
デート商法ならお断りですよ。
確かにキャムレンさんは、黙ってたらカッコいいけど……付き合う気なんて、全くありません!
だって私はお母さんから『幸せになっちゃいけない』と言われ続けていたし……。
それに、キャムレンさんって変人だし。
キャムレンさんから正式に告白される前にお断りしようと思っていたら、私たちは殺人事件の第一発見者になってしまった。
重要参考人となり警察に連れて行かれたブライアンを救うため、私はキャムレンさんと『仮交際』を契約した。
誰かに命を狙われてしまうし、変な夢を見るようになるし……。
キャムレンさんは、瞳の色と人格が変化する頻度が上がっていくし……!
これって、キャムレンさんの言うとおり、『前世』が関係してるの!?
素人の処女作です。感想を頂けたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 16:00:00
149835文字
会話率:46%
なろうラジオ大賞3 応募作品
無類の探偵好きな刑事〈本願寺・リッキー・優太〉はどんな事故でも事件と疑う。相棒の和戸村芳雄は、そんな本願寺のお目付け役。鑑識の邪魔をさせないように、事情聴取で失礼な事を言わせないように、苦労が耐えない。しかし
、本願寺の探偵ごっこのお陰で、誰もが事故だと思った現場で事件として解決した事も。
ホームズやポワロの物真似が呼ぶのは鑑識も驚く事件解決か、重要参考人からの名誉毀損か折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 19:45:53
1000文字
会話率:39%
嵌められたのか否かも誰にかも、スマホ頼りに雪山登山の危険も知らず、組織犯罪の重要参考人を追った本意も知れず、見付けて迎えるものは何なのか……
キーワードを語らずして想起させる事に、決起する男達を渋めのストーリーに綴りました。
最終更新:2021-12-17 02:14:03
1000文字
会話率:21%
時は王位継承戦の中盤も過ぎた頃。
急に本気を出した弟にびっくりしながらも、職務をこなしていた私。
そんな時、事件は起きた。
最高重要参考人は、私だ。
‥‥なんでやねん
昨晩までずっと徹夜やったわ。そんなんするぐらいなら寝てますぅ~。
最終更新:2021-09-10 08:28:40
53622文字
会話率:54%
高校一年の隼(しゅん)は、五月の連休明け、ズル休みを続けていた。
なぜなら、生きている意味がないと気付いてしまったから……。
死に場所を求めて、地下に広がる混沌の街・【迷路街】をさまよっていたとき、ハイソサエティ都市・【蒸気街】の爆破テロ
犯の重要参考人に出会う。
それはなんと、世界を牛耳る香煙家・当主候補『香煙 朱(こうえん あや)』だった!
彼女との出会いが、隼の運命を大きく変えていく……!
隼の右腕が義手となり、さらには世界手配犯である暗殺者に狙われるのだが、それを企てたのは、朱の側近であるシラカバ。
上級隠密クラスの戦闘能力がある彼の前に、仲間の世界手配犯の暗殺者たちが次々に立ちふさがる。
戦闘能力が異常に高い彼らに、隼はどう挑んでいくのか。
彼の『守りたいもの』と、『強さ』は比例する──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 12:03:12
116243文字
会話率:34%
怪事件が発生した。場所は廃墟の病院だ。手足が切り離された状態だが、死因は失血死だ。
第一発見者は僕の親友の熊坂だが、同時に重要参考人だ。
そんな事をするはずがない。
信じているが、また、怪事件が……
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エブリスタにも配信中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 18:45:43
21644文字
会話率:40%
會田美姫殺害事件の解決からおよそ三ヶ月。
修学旅行で広島を訪れていた池月祥太朗だったが、宿泊先のホテルで、一般の宿泊客・瀧田要が何者かに殺害される事件が発生。
部屋はホテル錠によって完全に閉ざされており、瀧田は鋭利な刃物で腹部を数カ所刺さ
れて絶命していた。
何よりも不可解だったのは、瀧田の遺体が見つかった部屋の中に、なぜか祥太朗と同じ男子バレー部に所属する同級生・中井陽太が昏睡状態で倒れていて――?
「頼む、百瀬! このままじゃ中井が殺人犯にされちまうんだよ!」
最重要参考人として警察に目をつけられた中井の無実を晴らすべく、祥太朗は体調不良で修学旅行を欠席していた百瀬龍輝に一縷の望みをかける。
瀧田を殺したのは誰か?
なぜ中井は瀧田の部屋にいたのか?
現場に来られない百瀬に真実は見抜けるのか?
『Liar』の百瀬と祥太朗――水と油の男子高校生コンビが密室の謎とアリバイトリックの解明に挑む、シリーズ第二弾・修学旅行編。
【第一弾】
『Liar』
https://ncode.syosetu.com/n3068fz/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 09:00:00
85091文字
会話率:50%
※本編は既に完結しています
※ゆえに番外編を書くにいたって連載中に設定し、番外を上げた後に完結を押しています
完結新着に載せる為ではないのでご了承ください
・一章
小さな村で村長宅で暮らす、元賊の少年ヴェル。
自称執事兼任召使いと
して、ヴェル本人は一線をひくように過ごそうとするが村長夫妻とその一人娘フローレンスは家族同様にヴェルと暮らしていた。
その村で十年に一度、祭具を奉るという祭り前夜、村に起こる悲劇。
突然現れた賊に村の住民が殺されていく。
一人、また一人と。
偶然居合わせた女性ばかりの聖騎士部隊隊長のマリエルと共に奮闘するも、なすすべも無く力を見せつけられる。
絶望の中『汝、力を望む者か?』と祭具である黒篭手から聞こえる声、ヴェルは漆黒の篭手の世界へと導かれオオヒナと言う女性と出合った。
オオヒナの力を借り篭手の力を解放する。
祭具である漆黒の篭手に導かれ、ヴェルは一夜にして状況が一変した。
命も助かり一夜明け重要参考人として王都へと行く事に。
理由は、その黒篭手にあった。
聖騎士が身につける篭手、それは身体能力を爆発的に上げる白銀の篭手、ヴェルが身につけた黒篭手はそれと似ていたからだ。
ヴェルはマリエルにかつての思い人フローレンスを重ねつつ共に行動をする。
生きる意味を失うヴェルに、聖騎士達は必要以上に彼と戯れる、自然に心を通じ合って行くも、聖騎士と自称一般人別れる運命。
さらには散っていく仲間を見て、そして、離れヴェルに三度目の転機が訪れようとしていた。
再度聞こえる『汝、力を望む者か?』篭手から聞こえる声、ヴェルはオオヒナの力を借りて、本当の力を解放する。漆黒の黒篭手、その力は全てをやり直す力だった。
※旧封印されし黒篭手に選ばれた少年のリメイクですが、大幅改変二章中盤から新作・ラスト変更のため新規での投稿とさせて貰いました。(旧15万文字・新30万文字以上)
それに伴い、旧版は検索除外対称にさせて頂きたいと思います。
※他・ノベルアッププラスに投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 07:00:00
318200文字
会話率:34%
盲目だが聴力やその他の感覚が鋭い元大手新聞記者で今はフリー女性記者の須依と、元同僚の新聞記者烏森が警視庁の記者クラブに出入りして事件を追っていた。その中で生活安全部総務課所属刑事の本木巡査部長や、須依の大学時代の同期でキャリアでもある生活全
全部サイバー対策課課長の斎藤警視から、非公式な形で情報を得たりしていた。そんなある日、国会で野党から証人喚問を要求されていた山戸という官僚が失踪したという事件が起こる。捜査が進む中で、ハッキング能力の高い人物を含んだ複数犯によって拉致されたらしいとの情報が入る。その中で連れ去る際に使ったと思われるレンタカーを借りた手塚という人物が捜査線上に上がるが、行方が分からないとのことだった。烏森と共に事件を追う須依だったが、斎藤が口にしたことで気になることがあったため、並行して取材を進めている内に、山戸が監禁、拷問を受けた状態でいる動画が配信された。そこでは国会で問題となっていた件の隠された真相を話していた為、世間は大騒ぎとなりマスコミも山戸の証言の裏取りで忙しく走り回ることになる。その後地検も動き、政治家だけでなく官僚や財界のトップ達までもが逮捕されたり辞職に追い込まれたりし始めたのだ。しかし当の山戸自身は見つからないまま、次なる犠牲者が出る。そんな中で須依は烏森の協力を得て別件についても追いかけていた。すると事態は大きく動き、犯人と思しき重要参考人が絞り込まれ、警察は追い始めた。ここで須依が別件として追いかけていたものが、今回の事件と繋がっていたことが判る。そこで疑問を持った須江はジャーナリストとしての力を利用し、真相を追求する。そこには意外な結末が待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 09:00:00
178406文字
会話率:47%