はるか昔シャーレ大陸でその名を轟かせた鬼族のカリュゲドゥス。
彼は遠雷の魔王と恐れられ、勇者セルト一行によって討ち倒された。
そして自身が打ち倒された500年後にカリュゲドゥスは自分が人間に転生してることに気づく。
これは遠雷の魔王と言われ
た鬼人が人として全力で生きる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 18:21:05
242348文字
会話率:56%
ヒューマンのフィリップとエルフのモリガンのと間に産まれた、ハーフエルフのスティーブ。
優しい両親と幼馴染の少女に囲まれて、幸福な少年期を過ごした。
だか彼は、揺り籠に背を向け、冒険者になる。
父の反対を押し切って隣国で冒険者になった彼
が再び故郷に帰って来ると、
幼馴染の少女の隣りには、ライオスという青年がいた。
三人は夢へ向かって走り出す。
スティーブは『今、あるがままの姿を、永遠に描き留める方法』を探し出すために、
ライオスは『俺が俺であるために』…
全ては、あの雷の日に始まった。
『僕はほんの少し魔法が使える』の主人公とヒロインの息子による、『スクリーンショット』復元秘話。
『ライトニング』という名のパーティーの、友情と、その崩壊に至る物語。
第一部、第二部(以降、前作)の約20年後の話で、前作のキャラクターも引き続き登場しますが、
物語のテーマ等が異なるため、別作品とさせていただきます。
また、前作をお読みにならなくても楽しめます。
本編終了、appendix連載中。
母親になったモリガンが主人公の外伝、『マダム・モリガン』連載中。
雷鳴遠のきて…最終章、『遠雷』連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 12:00:00
172972文字
会話率:44%
艦橋から見えたガダルカナル島は水平線に薄く盛られた青い土のようであった。薄く煙りかかり、遠雷のように戦争の音がした。夜明けのさざなみ、旋回する海鳥の鳴き声が未だ出発した長崎港より進んでいないのではないかと思わせるが、ガダルカナルより私たちの
体を押し戻そうとする風は日本の匂いはしないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 13:50:31
11308文字
会話率:21%
「フローラ、すまない……。エミリーは戦地でずっと俺を支えてくれたんだ。俺はそんな彼女を愛してしまった......」
戦地から戻り、聖騎士として英雄になった夫エリオットから、帰還早々に妻であるフローラに突き付けられた離縁状。エリオットの傍ら
には、可憐な容姿の女性が立っている。
周囲の者達も一様に、エリオットと共に数多の死地をくぐり抜け聖女と呼ばれるようになった女性エミリーを称え、安全な王都に暮らし日々祈るばかりだったフローラを庇う者はごく僅かだった。
「……わかりました、旦那様」
反論も無く粛々と離縁を受け入れ、フローラは王都から姿を消した。
その日を境に、エリオットの周囲では異変が起こり始める。
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※他サイト(アルファポリス)で掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 02:50:00
217592文字
会話率:37%
宝島には、輝く宝石と親しみやすい石が共存しています。冒険心をくすぐるこの島は、吹奏楽の定番曲としても知られ、多くの人々に愛されています。
最終更新:2024-09-07 12:10:00
591文字
会話率:0%
魔法がもたらす豊かな生活を享受する田舎町に、遙か西方から逃れてきた魔術師の父子がある警告をもたらした。魔法を悪とする勢力が西方の国々を支配して、東方に勢力を広げつつある。どこかで押し止どめなければ、世界から魔法が失われてしまう。
その警告を
受け取った魔法職人組合長が、警告を伝えた魔術師の父子、隣町で魔法屋を営む初老の女性魔術師、お調子者の一人娘などの力を結集して、その勢力に対抗する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 11:49:00
256986文字
会話率:52%
ここでは無いどこか、アインリッツとダリアンツという隣接する国家が戦争を行っていた。
魔導小銃と呼ばれる原理不明の不思議な火器と共に主人公トーリャ・アウラルディアは既に戦争の惨禍に巻き込まれ崩壊した都市で叔父と、孤児と、苦しくも生き延びてい
た。
死と隣り合わせながらも日々を過ごしていたある日、全てが崩壊する。
家族同然の仲間を失ったトーリャはこれからどうしていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:48:52
6083文字
会話率:57%
姿質風流 眉目秀麗と称される 東呉の英雄 周瑜の手紙が届く。
時は、後漢末。
動乱の中原に戦雲たれこめ、天下、乱麻のごとく絡まる。
諸侯 群雄割拠の興亡の中、その主役が出揃った時代。
天を覆わんばかりは、漢の丞相 曹操。
しかし、
赤壁の戦いで 南下する曹操軍を破り、その勢いで荊州の争奪に成功したのは東呉の周瑜であった。
蛟龍風雨を得た まさにその時、病邪に倒る。
その年、36歳。
夢破れ、遠き巴丘の地に運命を悲嘆する若き友からの手紙の封を切り、魯粛は、野心に燃える虎狼の牙を折る謀に思いを巡らす。
彼は、呟いた。
毒を以て毒を制す。
歴史の舞台から消え去ろうとする周瑜に替えて、劉備を大駒として配し、遠き未来を見据える魯粛の前で、その手紙は、煙となって天高く流れてゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 09:00:00
3984文字
会話率:6%
離婚を決意した夜の出来事。
最終更新:2022-08-21 09:29:49
1251文字
会話率:3%
遠雷、熱を冷ます水の匂い。
それはいつまでも囚われ続ける記憶を消してくれるのではないかと。
紫陽花の花言葉は移り気。
それはきっと雨に熱を奪われるから。
空を見上げ、熱を消して、と天に乞う。
それでも、熱はまだ消えない。
だからわたしは、見ないふり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 01:19:45
309文字
会話率:0%
辺境貴族であるダリア家のミレディは15歳になり、王都の魔法学院に入学することとなった。だが目的は魔法を学ぶことではない。ダリア家に有益な貴族とパイプをつなぐことが目的であった。
そんなミレディは入学初日にアザレア家のクーロンと知り合う。
最終更新:2022-03-27 00:21:26
3467文字
会話率:33%
低く頭の芯へと響き渡る音に目を覚ました。
最終更新:2021-11-19 06:00:00
1000文字
会話率:0%
泥酔しなければならなかった男の話。
最終更新:2021-11-05 21:28:04
1114文字
会話率:10%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。こちらは、過去作になります。
はてさて、今回は、雨の迫る
山での“彼”の物語――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 18:00:00
372文字
会話率:0%
三題噺、お題は『雷』、『トマト』、『最高の関係』。ジャンルは『指定なし』です。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、よろしくお願いします。
最終更新:2020-05-02 10:53:33
2175文字
会話率:80%
夏の雨、響く遠雷。僕は雨宿りをしていて彼女と出会う。続く三分の音とともに、ずぶ濡れの彼女の真意を解く。
最終更新:2020-04-15 12:24:42
3734文字
会話率:21%
それは、とある魔導師の立てた、壮大な計画だった――――
嵐の夜、最愛の母を奪われ、失意に底にあったナユタは、引取先で虐げられた恨みを糧に、養母を殺害する。そこにナユタが殺人を犯すことは事前に予言されていたことだと、性別不詳の青年、ユーリが
現れ手を差し伸べられる。
ナユタがユーリに聞かされた自らの出自と存在理由は、驚愕に値するものだった。
一方、宿屋の息子として忙しくも幸せに育ったユジュンは、気の置けない仲間たちと都市伝説について調査する冒険に夢中になっていた。
少年たちの都市伝説を巡る冒険譚。
それは都市全体を巻き込む凶事へとなっていく。それを知らずに今日も少年たちは冒険する。
2020/04/29追記
「1遠雷」にナユタの母が死ぬまでのいきさつを書き足しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 09:45:12
165894文字
会話率:44%
オレ、間柴弘は幼なじみの悠衣子と拓海の関係がどうなっているのかやきもきするだけのヘタレな高校三年生。オレはそんな関係を断ち切らんと東京の大学への進学に向けて受験中であったが、本当なら今年も三人で繰り出すはずだった市主催の花火大会に悠衣子は用
事が出来たと言ってキャンセル。
仕方なく三人それぞれ別に過ごす事になるはずだったが、夕方オレの家に、悠衣子が現れたんだ。それも艶やかな浴衣姿で。そして「行こでぇ、弘」と手を差しのべて来たんだ。
この作品は『小説家になろうラジオ』での特別企画ゆいこのトライアングルレッスンに触発された、オマージュ的作品となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 03:35:33
20748文字
会話率:12%
十二歳になったばかりの由美は来年には中学生。クラブ活動や勉強そして素敵な恋を夢見る活発な女の子。そこに幼い時に東京に引っ越していった親せき筋の弘おじさんが社会人になって病気療養のために夏の間、由美の家に戻ってくることになった。由美の記憶にか
すかに残っていた素敵なお兄さんの面影がよみがえる。どぎまぎする由美のまえにすっかり大人になったその人がにこやかに現れた。「やぁー、すっかり大きくなったねぇー。お久しぶりー、僕のこと覚えてる」そう言ってやさしく由美の顔を覗き込んでくる。由美はただただかたくなって下を向くばかりだった。
誰しもが一度だけ経験し、甘酸っぱくそしてほろ苦く思い出すあの初恋の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 16:03:54
11420文字
会話率:21%
失恋のお話です。
小説ではなく詩に近いかもです。
最終更新:2019-06-10 12:30:26
711文字
会話率:0%