悲劇のヒロインちゃんに辛苦はいらないよ?
最終更新:2025-06-09 17:09:18
428文字
会話率:0%
――遠距離恋愛をしている彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)に浮気をされた。
浮気相手は学校一のイケメンらしく、更に能力も文武両道の持ち主らしい。
―――ショックだった。
だが、未練がましいのが嫌だった俺は、あいつとの連絡手
段の全てを抹消する。
――それから数ヶ月が過ぎた。
しかし未だ、彼女の事を吹っ切る事も忘れる事も出来ない日々を過ごしていた。
時が経てば、あいつの事を忘れさせてくれると思っていたのに。
だけど俺の心の根っこには、まだあいつの事を諦めたくないという想いが
残っていたのだろう。
ハァ...なんてみっともなくて、未練がましいんだ。
そんな茫然自失の日々が続いた、とある日。
―――俺は暴走してきたトラックに跳ねられてしまう。
死ざまに、今度こそは良き女性と出逢いと願いながら、人生の幕が
下りるかの様に、俺の瞼はゆっくりと閉じていく。
そして瞼を閉じた次の瞬間、
俺は誰かの大きな声で無理矢理、叩き起こされてしまう。
その大きな声の主...女神メリアーナと名乗った女性が俺に言う。
勇者となって自分の管轄している世界で蔓延っている魔族達と、その親玉で
ある魔王を討伐して欲しいと。
最初は断ろうとした。
だがふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのではっ!?」
これは恵美の事を吹っ切るチャンスじゃんとばかり、女神メリアーナの
嘆願を快く受諾した俺は、異世界に勇者として召喚されていく。
―――それから五年と幾数ヶ月の月日が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越え、女神メリアーナの悲願だった魔王を見事
伐ち倒した俺は、メリアーナからの恩恵...『勇者』の力を報酬として
保持したまま、元いた世界に帰還するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:12:35
239471文字
会話率:32%
――それは罪。それは咎。あるいは病。
時を経て広がり、染み込み、累積した。
せざるべきをし、辛苦を生み出す愚行の果てに。
すべきをせず、怨嗟を広げる無法の果てに。
報い無き世には非ず、理を以て現出する――
世界に広がり、人々を苦しめ
る迷宮。
それが生まれた理由に迫る中で、葛藤する少女の物語。
――いつからか、迷宮が生まれるようになった世界。
そこから湧き出る魔物は人々を襲い、町を飲み込んでゆく。
人口が半減するまで押されたところで、ようやく均衡を保てるようになった――
無谷(なしたに)優香は、高校の定期測定で魔力の素養が確認され、協会の訓練施設へと連れていかれた。
そして魔法士として育てられ、迷宮に潜る羽目になる。
友達のため、家族のため。果ては国のため、世界のため。
その叩き込まれた理由を胸に、魔物を倒す。
だがある日、優香はブラックだと感じていた協会を抜け、野良の小隊と組むことに。
しかし彼らは、新米の若い女性を狙う最低な新米狩りだった。
そして、優香が来たことのない深さまで連れて行き、襲った。
それから優香の人生は、一変する。
その日、少女の「覚醒者」に出会ったがために。
人知を超えた力を持つとされる覚醒者。
味方であると断定しきれないその少女に、振り回されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 14:54:56
115229文字
会話率:37%
三大国を舞台とした異世界ファンタジー群像劇。
主人公たちの物語がリンクしていく、群像劇の気持ちいいところを味わいたい!という方にはしっかりお応えしていきます。
群像劇の良さがわからない、という方にもぜひ読み進めてほしいです。
異世界転
移らしい無双感、
国ごとに異なる景色を舞台とする冒険、
クラスメイトと辛苦を共にする学園生活。
こういった基本的な所はしっかり押さえていきます。
▼主な主人公たち
武御雷の加護を受ける男子高校生 … 空街 響
自称・美少女メカニック … 天道 花火
魔女の弟子、音の魔法使い … エミル・ハーミット
忌わしき獣人、巫女の守り手 … ハク 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 12:07:21
53815文字
会話率:31%
艱難辛苦を退け勇者はついに魔王の許にたどり着いた。そこで奇妙な問答を持ちかけられる
最終更新:2024-11-28 12:27:00
1515文字
会話率:35%
作家真的很辛苦 我寫完這篇才了解作家的苦啊!!!!
最終更新:2024-06-17 23:13:51
420文字
会話率:0%
仙界。
それは矛盾した理さえ許容する、仙人たちが暮らす世界である。
仙界には高い知性を備え、仙術さえ操る生き物――仙獣たちもいる。
劉剣は仙界で修行する道士である。
彼には頑なに守り続ける信念があった。
攻撃仙術を一切覚えようと
しなかったのだ。
腕を磨き続けた劉剣は、仙人の資格を手にする一歩手前まで成長する。
しかし、彼が仙人昇格のために言い渡された試練は通常のものとは難易度の桁が違った。
それは仙獣の中でも特別な、四柱の悪神『四凶』の捕獲であった。
死地ともいうべき艱難辛苦に劉剣は挑戦する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 16:34:22
21057文字
会話率:36%
マランドロはジェントルマンである!
サンバといえば、華やかな羽飾りのついたビキニのような露出度の高い衣装の女性ダンサーのイメージが一般的だろう。
サンバには男性のダンサーもいる。
男性ダンサーの中でも、パナマハットを粋に被り、
白いスーツとシューズでキメた伊達男スタイルのダンサーを『マランドロ』と言う。
サンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』には、三人のマランドロがいた。
マランドロのフィロソフィーを体現すべく、ダンスだけでなく、マランドロのイズムをその身に宿して日常を送る三人は、一人の少年と出会う。
少年が抱えているもの。
放課後子供教室を運営する女性の過去。
暗躍する裏社会の住人。
マランドロたちは、マランドラージェンを駆使して艱難辛苦に立ち向かう。
その時、彼らは何を得て何を失うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:21:52
40791文字
会話率:16%
19世紀初め、スペインの植民地支配下でヌエバ・グラナダ副王領(現在のコロンビア共和国)の民衆は重税と抑圧に苦しめられていた。解放者シモン・ボリーバルは300年近くにも及ぶスペインの圧政に抗し、自由を求める人々とともに壮絶な戦いを始める。艱難
辛苦の末に彼らを待ち受けていたものとは?感動の歴史ロマン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 22:55:33
26840文字
会話率:13%
ピノとせばすてぃあんの愛の逃避行。
艱難辛苦を乗り越え行きつく先は・・・。
のんすとっぷ世代間異世界バトルコメディー。
最終更新:2024-03-08 22:32:07
6167文字
会話率:54%
横浜の機械メーカーに勤務する吉岡昇平は、会社勤めをしながら、貿易商への道や作家への道を模索しながら行動するが,中々、その道が見つからない。同期入社の三浦は2年足らずで会社を辞め、新会社を設立し、華々しくスタートを切る。昇平が参加していた同人
誌『新生』は主幹の森秋穂が自殺したことにより、廃刊。同人会も解散となる。昇平が頼るのは脚本家、木下徹先生の校正の手伝いと、貿易商社の営業マンとの交流が重要になる。限られた時間の中での2足の草鞋は辛苦そのものであるが、未来の為に、歯を食いしばり頑張るしかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 18:45:52
67925文字
会話率:77%
ある日、日本は地震と奇病により本州が世界から隔絶された。
ナガトは何も知らないまま、東北の山間でひっそりと暮らしていた。
誰もいない世界で淡々とサバイバルをしているある日、一人の少女アイリと出会った。
ナガトとアイリはまだ生き残りがいるかも
しれないシルバーベルという場所を目指し、旅が始まった。
そしてナガトは知ることになる。
奇病の正体を――。
SF×バトル×ウイルス×ポストアポカリプスが織りなす連撃怒濤の艱難辛苦が今始まる。
生き残れ、己の全てを賭けて――ッ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 00:04:16
245949文字
会話率:64%
勇者とその仲間は艱難辛苦の度の末、ついに魔王城へとたどり着いた。そして魔王の部屋へと入る最後の試練、副魔王との激烈な死闘。仲間は次々と倒れるが、勇者はついに魔王の部屋へと突入した。
しかし魔王は、勇者に対して意外な提案を持ちかける。
最終更新:2023-09-26 12:38:20
3484文字
会話率:49%
ある日父親に呼び出されたシグリア=クアンタール。自らを男と偽ってかの侯爵家子息であるルイシアーノ=フェルディーンに仕えるようにという父の無茶振りで前世を思い出す。
このゲームがヤンデレだらけの乙女ゲームであること。
……更には今後名乗れと言
われた名、シグルト=クアンタールもまた兄へ多大なるコンプレックスを背負っていたヤンデレ、つまりは攻略対象であることを!
彼女は決意した。
ゲームのヒロインが味わったような辛苦を彼女に味合わせてはいけないと。ゲームに出てくるヤンデレ男たちは私がこの手で矯正してみせると……!!
チートの兄は、はい。私にはもうお手上げです。
*この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330650120375330 )にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 10:02:19
413775文字
会話率:44%
形だけの王様となって悠々自適にスローライフ!!
……というのは、見通しが甘過ぎた。
思うがままの生活を目論むおっさん勇者のギントは、大臣たちの操り人形と化していた無能の王様を騙し、その肉体を入れ替えることに成功した。
金も権力も財
宝も若さも手に入れたギントだが、ヨッシャー!と喜ぶヒマもなく王様が実は、女の子だったりアサシンに常日頃から命を狙われていたりと、艱難辛苦に見舞われる。
果たしてギントは望み通りのスローライフを送れるのだろうか?
そして男になってしまった王様はどのように生きていくのだろうか?
これは犠牲の物語。
勇者と王様の入れ替わり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 18:00:00
192882文字
会話率:52%
かつてプレイしていたオンラインゲームにそっくりな異世界に召喚された主人公。
召喚された時の身体は、なんとゲームで育てていたキャラクター、エルフの少女『セルビィ』だった! 数々の艱難辛苦を乗り越えて、ゲームのラスボスである魔神マガラツォを倒し
、元の世界に戻ることができるのか!? ちょいゆる王道冒険アクションファンタジー!
ノリと勢いで書いておりますので、ご注意ください。
のんびりやります。
金髪エルフ美少女の百面相を想像できる方におススメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 06:00:00
194601文字
会話率:37%
日本でささやかな人生を送っていた、会社員、佐藤詩織。座右の銘は「艱難辛苦を我に与えよ」。困っている人間がいたら一緒に困るぐらいはお手のもの。そんな彼女がある日突然異世界に転移した。転移先の身体は国中から愛されていた第一王女。この召喚は国土の
魔力供給の源を生み出す者を呼び出すための転移召喚だった。必要な召喚とはいえ、王女を失った悲しみは詩織にむけられる。誰からも歓迎されない愛されない王女となった詩織。
そして詩織はシェラとして2つのことを求められる。「息災であれ」と王宮で生涯穏やかに生きること。そして強い魔力を持つ子を産むこと。子作りなんてごめんだと、シェラの婚約者である公爵子息とともに王女の魂を戻す方法を画策していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 16:45:33
3343文字
会話率:25%
忍便--その名の通り便意を耐え忍ぶ競技--はその年の豊作を祈る神聖な儀式として、毎年欠かさず行われる。
便意を耐え忍ぶという、人として生を受けたのならば一度は経験した事のあるであろう状況。
競技としての忍便は、食物を鱈腹食べて起きた健
全且つ猛烈な便意を神様の前で耐え忍ぶ事を求められる。
豊作への祈り、艱難辛苦を乗り越えるという姿勢。そうした意義の元で紀元前より忍便が行われてきた事は、日本人であるのならばDNAに刻み込まれている程の常識である。
また、忍便をする競技者は毎年の春を迎える時期に、そのような苦難を耐え忍ぶ事により矜持を伴うような位の高い人間の中から無作為に選出される。
そして私の父はその競技に参加する事となり、公衆の面前で早々に脱糞して憤死した。
失敗した父は国恥として、弔われる事もなく。私は親族を含めて、名前を変え、隠れて生きる事を強要されたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 19:23:12
3820文字
会話率:3%
父親の急逝により愛人持ちの伯爵に嫁いで5年。クロエは白い結婚のままの夫に朝食ついでに離婚を切り出される。幼くして嫁いだ辛苦の日々は、代わりにクロエに貴婦人としての教養を身につけさせていた。その後クロエは執事の提案により実父旧知のスノパルド辺
境伯の元に身を寄せ、養子の子供たちの女家庭教師として働くことに。あくまで仕事として働くクロエだったが、辺境伯はクロエを一人の女性として、紳士的且つ熱心に愛してくるのだったーー
※アルファポリスHOTランキング4/24-4/26 1位。pixivにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 12:00:00
50372文字
会話率:45%
「リシェル・ゼーマン辺境伯令嬢!
貴様は婚約者である僕の看病をそっちのけで、新米の兵士でも一週間あれば余裕で取れる不死鳥の葉を、一か月もかけてのろのろと取ってきたそうだな!
しかもキマイラやグリフォンやケルベロスの出る山を五つ越え、バジ
リスクの住む死の荒野を越え、|毒蠍《どくさそり》の出現する砂漠を越え、アンデットモンスターが|闊歩《かっぽ》する毒の沼地を越え、不死鳥の山を半日ほどロッククライミングして山頂にいる不死鳥とバトルして、|艱難辛苦《かんなんしんく》の末に不死鳥の葉を手に入れ来たなどと嘘をついているそうじゃないか!
そんな薄情で嘘つきでずる賢い女は僕の婚約者に相応しくない!
よって今日限りで貴様との婚約を破棄する!
僕は、病に犯された僕の手をずっと握っていてくれた優しいクラーラと結婚する!」
苦労して不死鳥の葉を取ってきて王太子の病を治してやったのに、彼から言われた言葉はこれだった。
こんなアホでも一応幼馴染、十八歳の若さで死なせるのは可哀相だと思い、不死鳥の葉を取ってきたのが間違いだった。
こんな愚か者とはさっさと別れて、故郷に帰ってのんびり暮らしましょう。
「婚約破棄、承知いたしました」
私は淑女の礼をして部屋を出た。
王太子は病が完治したと思い込み私を切り捨てた。
しかし数か月後、王太子の病が再発して……。
不死鳥の葉を取りに行けるのは勇者の血を引く私と父のみ。
王太子殿下、私たち親子をあれだけ罵っておきながら今さら泣きついてきたりしませんよね?
※小説家になろう先行投稿です。
※前・中・後編(+おまけ)でお届けします。
【こんな人におすすめ】
・強いヒロインが好き
・愚か者共が落ちぶれて行くのを見るのが好き
・ざまぁは徹底的に
・ハッピーエンドが好き
・スパダリから溺愛されたい
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※ペンネーム変更しました。
「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 12:08:02
62503文字
会話率:32%